JPS5832887A - ケイ素イソシアネ−トの製造法 - Google Patents
ケイ素イソシアネ−トの製造法Info
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- JPS5832887A JPS5832887A JP56128734A JP12873481A JPS5832887A JP S5832887 A JPS5832887 A JP S5832887A JP 56128734 A JP56128734 A JP 56128734A JP 12873481 A JP12873481 A JP 12873481A JP S5832887 A JPS5832887 A JP S5832887A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/025—Silicon compounds without C-silicon linkages
-
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/10—Compounds having one or more C—Si linkages containing nitrogen having a Si-N linkage
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- C07F—ACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
- C07F7/00—Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic System
- C07F7/02—Silicon compounds
- C07F7/08—Compounds having one or more C—Si linkages
- C07F7/18—Compounds having one or more C—Si linkages as well as one or more C—O—Si linkages
- C07F7/1804—Compounds having Si-O-C linkages
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はケイ素イソシアネートの新規な製造法、特にハ
ロゲン含有ケイ素化合物とイソシアン酸又はシアン酸の
アルカリ塩を特定の反応促進剤の存在下で反応させる新
規な製造法に係るものである。
ロゲン含有ケイ素化合物とイソシアン酸又はシアン酸の
アルカリ塩を特定の反応促進剤の存在下で反応させる新
規な製造法に係るものである。
ケイ素イソシアネートは水酸基やアミノ基を含有する化
合物と容易に反応してシリルウレア結合やシロキサン結
合等を生成する為、各種有機ケイ素化合物中間体や原料
酸(・は各lfi組成物の素材として有用である。
合物と容易に反応してシリルウレア結合やシロキサン結
合等を生成する為、各種有機ケイ素化合物中間体や原料
酸(・は各lfi組成物の素材として有用である。
ここにケイ素イソシアネートと称するはSi −NCO
結合を有する化合物でありその化合物の製造方法として
は、従来Si −X (Xは〕・ロゲンを示す)結合を
有するケイ素化合物とイソシアン酸銀もしくはシアン酸
鉛とを反応させる方法が知られている。しかしこれらの
方法は収率があまり高くなく、高価な銀や鉛の塩を使用
するため経済性の而でも有利な方法とはいえない。その
ため銀や鉛塩に代って、ナトリウムやカリウム、ノ々リ
ウムといった入手の比較的容易なアルカリ金属やアルカ
リ土類金属もしくはアンモニウム等の塩が使えれば好都
合である。しかしこれらの金属塩については、反応が十
分でな(、これ迄ケイ素イソシアネート化合物の製造に
用いるには適していないと考えられて来た。
結合を有する化合物でありその化合物の製造方法として
は、従来Si −X (Xは〕・ロゲンを示す)結合を
有するケイ素化合物とイソシアン酸銀もしくはシアン酸
鉛とを反応させる方法が知られている。しかしこれらの
方法は収率があまり高くなく、高価な銀や鉛の塩を使用
するため経済性の而でも有利な方法とはいえない。その
ため銀や鉛塩に代って、ナトリウムやカリウム、ノ々リ
ウムといった入手の比較的容易なアルカリ金属やアルカ
リ土類金属もしくはアンモニウム等の塩が使えれば好都
合である。しかしこれらの金属塩については、反応が十
分でな(、これ迄ケイ素イソシアネート化合物の製造に
用いるには適していないと考えられて来た。
わずかに西ドイツ特許公開第1,965,741号(1
971年7月8日公開)において、ある種の反応促進剤
を用いればシアン酸アルカリ金属塩もしくはイソシアン
酸アンモニウム塩とケイ素のハロゲン化物とを反応させ
ることによりケイ素イソシアネート化合物を合成できる
ことが開示されている。しかし反応促進剤として酸アミ
ド、N−メチルピロリドン等の比誘電率が10以上の特
殊な化合物の添加を必要とし、シクロヘキサノンやベン
ジエ) IJル等の高沸点の有機溶剤を使用するため、
反応操作」二不都合が多く、これまた有利な方法とはい
えない。
971年7月8日公開)において、ある種の反応促進剤
を用いればシアン酸アルカリ金属塩もしくはイソシアン
酸アンモニウム塩とケイ素のハロゲン化物とを反応させ
ることによりケイ素イソシアネート化合物を合成できる
ことが開示されている。しかし反応促進剤として酸アミ
ド、N−メチルピロリドン等の比誘電率が10以上の特
殊な化合物の添加を必要とし、シクロヘキサノンやベン
ジエ) IJル等の高沸点の有機溶剤を使用するため、
反応操作」二不都合が多く、これまた有利な方法とはい
えない。
そこで、本発明者らは、さきに入手の容易なアルカリ金
属やアルカリ土類金属、アンモニウム等のシアン酸もし
くはイソシアン酸塩とノ・ロゲン化ケイ素化合物との反
応から、従来の方法よりも収率よく、より経済的に5i
−NGO結合を有するケイ素イソシアネート化合物を得
るべく鋭章研究を重ねた末、反応促進剤としてアルキル
アミン、ニトロアルカンあるいはクラウンエーテルを用
いると、収率よくケイ素イソシアネート化合物を製造す
ることが出来、反応促進剤の添加−:も少畦にとどめる
ことが出来ることを見出し1、特♂臼111如した(特
願昭54−101647号)。
属やアルカリ土類金属、アンモニウム等のシアン酸もし
くはイソシアン酸塩とノ・ロゲン化ケイ素化合物との反
応から、従来の方法よりも収率よく、より経済的に5i
−NGO結合を有するケイ素イソシアネート化合物を得
るべく鋭章研究を重ねた末、反応促進剤としてアルキル
アミン、ニトロアルカンあるいはクラウンエーテルを用
いると、収率よくケイ素イソシアネート化合物を製造す
ることが出来、反応促進剤の添加−:も少畦にとどめる
ことが出来ることを見出し1、特♂臼111如した(特
願昭54−101647号)。
この方法は安価で毒性の少ない安全な塩を用いて反応が
行えるので工梨的に従来法よりは有利である。しかし、
反応促進剤として用いているアルキルアミン、ニトロア
ルカン、クラウンエーテル等取扱いに際し、特別な配慮
を必要とする材料を用い又、生成物との分離精製が難し
いと君う様な欠点もあり工業的に実施するには更に改良
が要慴されていた。
行えるので工梨的に従来法よりは有利である。しかし、
反応促進剤として用いているアルキルアミン、ニトロア
ルカン、クラウンエーテル等取扱いに際し、特別な配慮
を必要とする材料を用い又、生成物との分離精製が難し
いと君う様な欠点もあり工業的に実施するには更に改良
が要慴されていた。
かくて本発明は、し・ロゲン含有ケイ素化合物とイソシ
アン酸塩又はシアン酸塩を、反応促進作用が大きく取扱
いが簡単で安全であり、生成物との分隨作業が容易な反
応促進剤の存在下に反応させて、ケイ素イソシアネート
化合物を有利に製造する方法を提供することを目的とす
るものであって、本発明者らの研究、実験によれば、ア
ルキレングリコール、ポリアルキレングリコール又はそ
のエーテル或はエステル(及びそれらのハロゲン置換体
な含む)がかかる反応促進剤として有効であることが見
出されたのである。
アン酸塩又はシアン酸塩を、反応促進作用が大きく取扱
いが簡単で安全であり、生成物との分隨作業が容易な反
応促進剤の存在下に反応させて、ケイ素イソシアネート
化合物を有利に製造する方法を提供することを目的とす
るものであって、本発明者らの研究、実験によれば、ア
ルキレングリコール、ポリアルキレングリコール又はそ
のエーテル或はエステル(及びそれらのハロゲン置換体
な含む)がかかる反応促進剤として有効であることが見
出されたのである。
従って、本発明は式(I)RnSiX4−n (式中R
は1価炭化水素基、Xはフッ素を除くハロゲン、nは0
〜3の整数)で示されるハロゲン含有ケイ素化合物と式
(IT) M(NCO)m、式(■すM(OCN)m
(式中Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、
rn=1又は2を示す)のイソシアン酸塩又はシアン酸
塩を必要があればこれらの原料及び反応生成物と実質的
に反応する事がない化合物を溶媒にし、アルキレングリ
コール、ポリアルキレングリコール又はこれらのエーテ
ル又エステル訪導体(これらのハロゲン誘導体を含む)
の1種又は数種を反応促進剤として用いて反応させ、式
(ru) RnS i (NCO) 4−n(R1nは
前記と同じ)で示されるケイ素イソシアネート化合物を
製造する新規な方法を提供せんとするものである。
は1価炭化水素基、Xはフッ素を除くハロゲン、nは0
〜3の整数)で示されるハロゲン含有ケイ素化合物と式
(IT) M(NCO)m、式(■すM(OCN)m
(式中Mはアルカリ金属又はアルカリ土類金属を示し、
rn=1又は2を示す)のイソシアン酸塩又はシアン酸
塩を必要があればこれらの原料及び反応生成物と実質的
に反応する事がない化合物を溶媒にし、アルキレングリ
コール、ポリアルキレングリコール又はこれらのエーテ
ル又エステル訪導体(これらのハロゲン誘導体を含む)
の1種又は数種を反応促進剤として用いて反応させ、式
(ru) RnS i (NCO) 4−n(R1nは
前記と同じ)で示されるケイ素イソシアネート化合物を
製造する新規な方法を提供せんとするものである。
本発明を更に詳しく説明すれば、本発明に用いられるハ
ロゲン化ケイ素化合物は上述のように前記式(I)にお
ける基Rは1価の炭化水素基であり、前記の炭化水素基
の例としてはメチル、エチル等炭素数が1ないし8のア
ルキル基;フェニル、ナフチル、トリル等のアリール基
;ベンジル等のアラアルキル基;アルケニル、アルキニ
ル等の不飽和炭化水素基があげられる。また、Xで示さ
れるハロゲンについては塩素もしくは臭素が特に適して
いる。
ロゲン化ケイ素化合物は上述のように前記式(I)にお
ける基Rは1価の炭化水素基であり、前記の炭化水素基
の例としてはメチル、エチル等炭素数が1ないし8のア
ルキル基;フェニル、ナフチル、トリル等のアリール基
;ベンジル等のアラアルキル基;アルケニル、アルキニ
ル等の不飽和炭化水素基があげられる。また、Xで示さ
れるハロゲンについては塩素もしくは臭素が特に適して
いる。
前記式(II)、(■りにおけるMは、リチウム、ナト
リウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カ
ルシウム、)々リウム等のアルカリ土類金;萬、もしく
はアンモニウムを示し、式(11)、(Uりで示される
化合物としては実用性の而からとりわけシアン酸ナトリ
ウムが適している。なお、シアン酸(H−0−C二N)
とイソシアン酸(H−N=C=O)とは互変異性体であ
るが、銀やアンモニウム等の塩はイソシアン酸塩として
、またアルカリ金属や鉛の塩はシアン酸塩の形で存在す
ることが知られており、相当するケイ素化合物について
は殆んどが5t−N=C=Oのイソシアン酸塩の形をと
るとされている。
リウム、カリウム等のアルカリ金属、マグネシウム、カ
ルシウム、)々リウム等のアルカリ土類金;萬、もしく
はアンモニウムを示し、式(11)、(Uりで示される
化合物としては実用性の而からとりわけシアン酸ナトリ
ウムが適している。なお、シアン酸(H−0−C二N)
とイソシアン酸(H−N=C=O)とは互変異性体であ
るが、銀やアンモニウム等の塩はイソシアン酸塩として
、またアルカリ金属や鉛の塩はシアン酸塩の形で存在す
ることが知られており、相当するケイ素化合物について
は殆んどが5t−N=C=Oのイソシアン酸塩の形をと
るとされている。
本発明の特徴をなす反応促進剤としてはエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、オ
クチレングリコール等のアルキレングリコール類やその
ハロゲン置換体、ポリエチレングリコール、ポリゾロピ
レンクリコール、ポリブチレングリコール等のポリアル
キレングリコール類やそのハロゲン置換体やアルキレン
グリコール類、ポリアルキレングリコール類のメチル、
エチル、ゾロビル、ブチル、オレイル、ステアリル、ペ
ンデル、フェニル等の炭化水素基よりなるモノ又はジエ
ーテル誘導体やフルフリル基、グリセリル基、ソルビト
ール、サツカロ:−ス等の環状多価ヒドロキシ基のモノ
又はジエーテル誘導体、酢r炭、醋酸、オクタン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸、フマル酸、マレイン酸、アジ
ピン酸、安息香酸、乳酸、グリコール酸、レブリン1賃
、フタル酸、トリメリット酸、ペンゾフエノンジカルゼ
ン酸、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等のカル列?ン酸
のモノ、ジ又はトリエステルを用いる事が出来る。
ール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、オ
クチレングリコール等のアルキレングリコール類やその
ハロゲン置換体、ポリエチレングリコール、ポリゾロピ
レンクリコール、ポリブチレングリコール等のポリアル
キレングリコール類やそのハロゲン置換体やアルキレン
グリコール類、ポリアルキレングリコール類のメチル、
エチル、ゾロビル、ブチル、オレイル、ステアリル、ペ
ンデル、フェニル等の炭化水素基よりなるモノ又はジエ
ーテル誘導体やフルフリル基、グリセリル基、ソルビト
ール、サツカロ:−ス等の環状多価ヒドロキシ基のモノ
又はジエーテル誘導体、酢r炭、醋酸、オクタン酸、ラ
ウリン酸、ステアリン酸、フマル酸、マレイン酸、アジ
ピン酸、安息香酸、乳酸、グリコール酸、レブリン1賃
、フタル酸、トリメリット酸、ペンゾフエノンジカルゼ
ン酸、クエン酸、酒石酸、グルコン酸等のカル列?ン酸
のモノ、ジ又はトリエステルを用いる事が出来る。
これらの反応促進剤は希望する反応性に対応させて1種
又は2種を混合して使用出来るが、エチレングリコール
やポリエチレングリコールやその各種誘導体は特に反応
性が良好であり使用し易い。
又は2種を混合して使用出来るが、エチレングリコール
やポリエチレングリコールやその各種誘導体は特に反応
性が良好であり使用し易い。
これらの化合物を界面活性剤の定法に従いHLB計算を
した時、少くとも10.5以上特に13.5以上のHL
Bを計算上示す構造の化合物は一般的に良好な結果を与
えている。
した時、少くとも10.5以上特に13.5以上のHL
Bを計算上示す構造の化合物は一般的に良好な結果を与
えている。
反応は有機溶剤中で行なうと都合がよい。すなわち、少
量の反応促進剤を加えたシアン酸もしくはイソシアン酸
金属塩の有機溶剤懸濁液に、ハロゲン化ケイ素化合物を
有機溶剤にとかした溶液をかくはんしながら滴下した後
、隋流下に加熱反応させ、沈殿をP別後、P液から有機
溶剤を留去すると目的物が得られる。かなり高い収率で
7・ロゲン化ケイ素化合物から相当するインシアネート
化合物が得られ、生成物は蒸留により精製することが出
来る。
量の反応促進剤を加えたシアン酸もしくはイソシアン酸
金属塩の有機溶剤懸濁液に、ハロゲン化ケイ素化合物を
有機溶剤にとかした溶液をかくはんしながら滴下した後
、隋流下に加熱反応させ、沈殿をP別後、P液から有機
溶剤を留去すると目的物が得られる。かなり高い収率で
7・ロゲン化ケイ素化合物から相当するインシアネート
化合物が得られ、生成物は蒸留により精製することが出
来る。
もう少し詳しく云えば、本発明では反応は無溶剤で行な
うこともできるが、通常原料、反応生成物を変質させる
ことの無い化合物を溶剤として反応させることが望まし
い。この様な溶剤として用いられる化合物は炭化水素、
ハロゲン化炭化水素等が望ましく、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、クロ
ロホルム、トリクロロエチレン、1,1,2.2−テ)
ラクロロエタン、クロロベンゼン等が例示できる。
うこともできるが、通常原料、反応生成物を変質させる
ことの無い化合物を溶剤として反応させることが望まし
い。この様な溶剤として用いられる化合物は炭化水素、
ハロゲン化炭化水素等が望ましく、n−ヘキサン、シク
ロヘキサン、石油エーテル、ベンゼン、トルエン、クロ
ロホルム、トリクロロエチレン、1,1,2.2−テ)
ラクロロエタン、クロロベンゼン等が例示できる。
これらの溶剤は、イソシアン酸塩又はシアン酸塩を攪拌
により十分分散させるに必要な量を用いるのが好ましい
。イソシアン酸塩やシアン酸塩は置換させようとするハ
ロゲンと当モル又はそれ以上1鉋用するのが通常である
。当モルよりも少ないときには生成物中にハロゲン含有
の未反応物を含むことになり好ましくない。多すぎる場
合は経済的に不利である。通常0.1〜2当量過剰にし
、これらの塩を十分分散する様に攪拌しつつ行なうのが
望ましい。
により十分分散させるに必要な量を用いるのが好ましい
。イソシアン酸塩やシアン酸塩は置換させようとするハ
ロゲンと当モル又はそれ以上1鉋用するのが通常である
。当モルよりも少ないときには生成物中にハロゲン含有
の未反応物を含むことになり好ましくない。多すぎる場
合は経済的に不利である。通常0.1〜2当量過剰にし
、これらの塩を十分分散する様に攪拌しつつ行なうのが
望ましい。
反応温度は室温以下で行なうこともできるが5時間から
それ以上の長時間を要することが多く、又200℃以上
では反応は速いが、生成物であるケイ素インシアナート
の副反応を起こすことがあるので室温から150℃で行
なう事が望ましい。この様な温度で加分から2時間反応
させることにより実質的に反応を終了させることができ
る。
それ以上の長時間を要することが多く、又200℃以上
では反応は速いが、生成物であるケイ素インシアナート
の副反応を起こすことがあるので室温から150℃で行
なう事が望ましい。この様な温度で加分から2時間反応
させることにより実質的に反応を終了させることができ
る。
反応促進剤の量はハロゲン含有ケイ素化合物に対し0.
01%以下の量では反応を完結するに要する時間が5時
間以上に及ぶことがあり、又20%以上の添加では反応
速度が速い反面、反応(IJ!、、鴫削がOH基を持つ
ときケイ素化合物がこれと反応するために収率が低下す
る事があるので通常0.05〜10%程度用いられる。
01%以下の量では反応を完結するに要する時間が5時
間以上に及ぶことがあり、又20%以上の添加では反応
速度が速い反面、反応(IJ!、、鴫削がOH基を持つ
ときケイ素化合物がこれと反応するために収率が低下す
る事があるので通常0.05〜10%程度用いられる。
かくして、本発明においては反応促伍剤としてアルキレ
ングリコール、ポリアルキレングリコール又はそのエー
テル或はエステル(及びハロゲンIU換体な含む)を用
いることにより、ハロゲン化ケイ素化合物とシアン酸ナ
トリウムのような入手の容易なシアン酸もしくはイソシ
アン酸塩とから、高収率にケイ素イソシアネート化合物
を得ることが出来るため、イソシアン酸銀やシアン酸鉛
を原料とする従来の方法と(らべ有利なばかりでな(、
本発明において用いられる反応促進剤はごく少量ですむ
ため、前記西ドイツ特許公開第1,965,741号の
方法と(らべても経済性ならびに反応操作上非常に有利
である。
ングリコール、ポリアルキレングリコール又はそのエー
テル或はエステル(及びハロゲンIU換体な含む)を用
いることにより、ハロゲン化ケイ素化合物とシアン酸ナ
トリウムのような入手の容易なシアン酸もしくはイソシ
アン酸塩とから、高収率にケイ素イソシアネート化合物
を得ることが出来るため、イソシアン酸銀やシアン酸鉛
を原料とする従来の方法と(らべ有利なばかりでな(、
本発明において用いられる反応促進剤はごく少量ですむ
ため、前記西ドイツ特許公開第1,965,741号の
方法と(らべても経済性ならびに反応操作上非常に有利
である。
本発明により得られる5i−NGO結合を有するケイ素
イソシアネート化合物は例えばアルコールや第一、第二
アミン、カルゼン酸等の活性水系を分子中に含む化合物
と容易に反応するため、ポリマーの改Iホ材として、あ
るいは重合物の成分として容易に導入でき、ケイ素の特
性を工業材料に付加することが出来る。
イソシアネート化合物は例えばアルコールや第一、第二
アミン、カルゼン酸等の活性水系を分子中に含む化合物
と容易に反応するため、ポリマーの改Iホ材として、あ
るいは重合物の成分として容易に導入でき、ケイ素の特
性を工業材料に付加することが出来る。
以下に実施例を示す。勿論これは本発明を何ら−
限定するものではない。例中部は電縫部を示す。
(実施例−1)
60部のトルエンに77部のジメチルジクロロシランを
加えて溶解し、これに脱水したシアン酸ナトリウム86
部とエチレングリコール1部を加えて(゛1シ拌しつつ
ω℃に加温し、1時間反応させた。
加えて溶解し、これに脱水したシアン酸ナトリウム86
部とエチレングリコール1部を加えて(゛1シ拌しつつ
ω℃に加温し、1時間反応させた。
反応液を20°Cに冷却して1過しlj液からトルエン
を除去し、残留物を蒸留して138〜b7601111
H,9の無色液体79部(クロロシラン換′i’):
92%)を得た。
を除去し、残留物を蒸留して138〜b7601111
H,9の無色液体79部(クロロシラン換′i’):
92%)を得た。
この液体は塩素を含まず、赤外吸収スペクトルは227
0(:IrL にνNCOの強い吸収を示し、元素分
析値はf3119.45%、C33,16%、H4,1
5%、N18.69%であり、ジメチルケイ素ジインシ
アネートの理論値(Si 19.72%、C33,81
%、H4゜22%、N19.71%)とよく一致した。
0(:IrL にνNCOの強い吸収を示し、元素分
析値はf3119.45%、C33,16%、H4,1
5%、N18.69%であり、ジメチルケイ素ジインシ
アネートの理論値(Si 19.72%、C33,81
%、H4゜22%、N19.71%)とよく一致した。
(実施例−2)
50部のベンゼンに17.3部の四頃化ケイ素と脱水し
たイソシアン酸ナトリウム33.1部とポリエfし7グ
リコール(7EG)ノニルフェニルエーテル1部を加え
て攪拌しつつ50℃に加温し、1時間半反応したのち反
応液を2f)℃に冷却した。
たイソシアン酸ナトリウム33.1部とポリエfし7グ
リコール(7EG)ノニルフェニルエーテル1部を加え
て攪拌しつつ50℃に加温し、1時間半反応したのち反
応液を2f)℃に冷却した。
これをf過して得たP液からベンゼンを除去して残留物
を蒸留し105〜106℃/35ffmH,9の無色液
体15部を得た(収率73%)。
を蒸留し105〜106℃/35ffmH,9の無色液
体15部を得た(収率73%)。
この液体は塩素を含まず、赤外分析で2270儂にνN
COの吸収を示し、Si分析値は14.21%でイソシ
アン1酸ケイ素S + (NCO) 4の理論値14.
28%と良く一致した。
COの吸収を示し、Si分析値は14.21%でイソシ
アン1酸ケイ素S + (NCO) 4の理論値14.
28%と良く一致した。
(実施例3−15 )
実施例−1と同様にして次の表のように各種イソシアネ
ート化合物を合成した。
ート化合物を合成した。
何れの生成・吻も沸点並びに赤外分析より目的のケイ素
インシアネートである事が埴められた。
インシアネートである事が埴められた。
例中ゾチルセロソルブはエチレングリコールのモノブチ
ルエーテル、ツイーン加はソルビタンモノラウレートの
エチレンオキシド縮合物である。
ルエーテル、ツイーン加はソルビタンモノラウレートの
エチレンオキシド縮合物である。
Claims (1)
- 式(I) Rns 1X4−n(式中Rは1価の炭化水
素基、XはFを除くハロゲン、n = O〜3の整数を
示す)のハロゲン含有ケイ素化合物と式(II) M(
NGO)m 又は、(■つM(OCN)m (式中M
はアルカリ金属又はアルカリ土類金属元素、1n=1又
は2を示す)のイソシアン酸塩又はシアン酸塩をアルキ
レングリコール、ポリアルキレングリコール又は、その
エーテル或いはエステル誘導体(ハロゲン置換体を含む
)の1種又は2種以上を反応促進剤として用いて反応さ
せ、式Qn) RnS i (NCO) 4−n (R
、−1は上述のとおり)で示されるケイ素インシアネー
トを製造することからなるケイ素イソシアネートの製造
法。
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JP56128734A JPS5832887A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | ケイ素イソシアネ−トの製造法 |
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JP56128734A JPS5832887A (ja) | 1981-08-19 | 1981-08-19 | ケイ素イソシアネ−トの製造法 |
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- 1982-08-18 DE DE19823230740 patent/DE3230740A1/de active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61173437A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-05 | Ngk Insulators Ltd | 高圧金属蒸気放電灯用発光管の製造方法 |
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