JPS5832364B2 - シキンキヨリサツエイノ カノウナズ−ムレンズケイ - Google Patents

シキンキヨリサツエイノ カノウナズ−ムレンズケイ

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JPS5832364B2
JPS5832364B2 JP49142241A JP14224174A JPS5832364B2 JP S5832364 B2 JPS5832364 B2 JP S5832364B2 JP 49142241 A JP49142241 A JP 49142241A JP 14224174 A JP14224174 A JP 14224174A JP S5832364 B2 JPS5832364 B2 JP S5832364B2
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JP
Japan
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lens
lens group
group
distance
close
Prior art date
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JP49142241A
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English (en)
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JPS5168244A (en
Inventor
治男 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
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Publication of JPS5168244A publication Critical patent/JPS5168244A/ja
Publication of JPS5832364B2 publication Critical patent/JPS5832364B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は至近距離撮影の可能なズームレンズ系に関する
従来、至近距離撮影のために数種の方式が提案されてい
る。
しかしいずれの方式も、ズームレンズ系の中の変倍部あ
るいは補正部等のレンズ群を分割してその一方を固定し
、他方を移動させたり、または変倍部あるいは補正部等
のレンズ群を分割しない場合でもレンズ系にズーム時と
は異なる移動を与えたりするため、機構的にも複雑にな
るものが多かった。
そこで本発明は変倍レンズ群あるいは補正レンズ群を分
離せずに、しかもズーム系と同じ経路に沿ってレンズ系
の一部を移動することにより機構的にも容易な至近距離
撮影の可能なズームレンズ系を提供することを目的とす
るものである。
本発明は上記目的を物体側より第1、第2、第3群の3
つのレンズ群よりなり、前記第2群は全体として負のパ
ワーを有する変倍レンズ群、第3群はリレーレンズを兼
ねた補正レンズ群であるズームレンズ系において、dl
を前記第ルンズ群と第2レンズ群との主点間距離、f
2を第2レンズ群の焦点距離、Cを第1、第2レンズ群
による物体の像と第ルンズ群の主点との間の距離とした
とき、長焦点距離において近距離にフォーカスした状態
で第1、第3レンズ群を固定して、dlが−c < d
1 < −c −2f 2の範囲内で変化するよう第
2レンズ群を移動させることにより至近距離へのフォー
カシングを行うことを特徴とする至近距離撮影の可能な
ズームレンズ系により達成したものである。
以下本発明の原理を図面に従って説明する。
第1図は物体側より第ルンズ群L1、第2レンズ群L2
、第3レンズ群L3よりなり、Ll の移動によりフォ
ーカシングを行うとともにL2が変倍レンズ群、L3が
リレーレンズを兼ねた補正レンズ群であるズームレンズ
系を示す。
第1図のa、b。Cは通常の近距離にフォーカスされた
状態におけるズーミングであり、aは短焦点距離、bは
中焦点距離、Cは長焦点距離の状態を示している。
ズーミングに伴い変倍レンズ群L2 、及びリレーレン
ズを兼ねた補正レンズ群L3は破線に示したような動き
をする。
dは最至近距離フォーカスの状態を示し、Cの状態にお
いてり、 、 L3を固定し、L2 を上記の条件を満
足するよう移動させることによってCの状態からdの状
態の間における至近距離フォーカシングが可能となる。
L2 の動きは通常のズーミングと同じ経路に沿って達
せられる。
第2図は物体側より第ルンズ群L4 、第2レンズ群L
2、第3レンズ群L3よりなり、L2が変倍レンズ群、
L3がリレーレンズを兼ねた補正レンズ群であるズーム
レンズ系を示す。
本図は、フォーカシングがレンズ系全体の繰出しによっ
て行われる場合を示している。
本図のa、b、eは第1図と同様通常の近距離にフォー
カスされた状態におけるズーミングであり、a、b、c
はそれぞれ短、中、長焦点距離の状態を示している。
全体繰出では焦点距離が異るとき同一の被写体に対する
フォーカシング繰出量も異るので、Llはズーミングに
伴う全体繰出量の差の分だけ移動させて図示している。
すなわちLl は相対的にはレンズ系全体に対して固定
されている。
L2.L3はレンズ系全体に対するズーミングのための
相対的移動量と、全体繰出量の差の分とが加算された状
態で図示されている。
dは第1図と同様最至近距離フォーカスの状態を示す。
次に至近距離フォーカスのためのL2 の移動量を与え
る上記条件、すなわちdl を−c<d、<−c −2
f 2 の範囲内で変化させること、の導出について第
3図を参照して説明する。
第3図は各レンズ群による結像関係により、至近距離フ
ォーカシングの状態を示したものである。
本図中の記号はそれぞれ以下の値を示すものとする。
a:Ll と被写体との距離 bt:Lt による像距離 b2 :L2 による像距離 b3 :L3による像距離 dl:Ll とL2 の間隔 d2 :L2とL3 の間隔 c :L2による像点とLlとの間隔 但し、各位は、各レンズ群の主点から測った値とする。
また、fl t f2 ? f3 は各レンズ群の焦点
距離を示すものとする。
前記したように、通常の近距離までフォーカシングを行
なった後、変倍レンズ群を移動させて至近距離撮影を行
なう場合、L3 による像点は常に一定の所に出来なげ
ればならないから、至近距離撮影の状態においては、b
3は一定でなげればならない。
従って、L3 に対しては、物点と像の共役関係から、
L3に対する物体距離d2+b2もまた一定である。
従って、変倍レンズ群L2 を移動させることによって
、至近距離撮影を行なうためには被写体の像を常にL3
に対する物点位置に結像させなからLl と被写体
との距離aを短縮させなげればならない。
以下、その条件を求める。
まずL3 に対する結像関係から、(I)式を得る。
ここで、前記したようにb3、d2+b2は常に一定で
あるので、(I)式はdI 、d2に関係なく成立する
従って、以下の説明からは除いて考えることが出来る。
(n)式、(III)式より、以下の(IV)、(V)
式を得る。
ここで、第3図かられかるようにb2=dl+cである
から、これを(IV)式に代入しbl を求めると(”
II)式となる。
至近距離撮影のためには、L2 を移動させることによ
り、aは減少しなげればならない。
従って、(■)式で、d4の変化によるaの状態を見る
た※※めに、(■)式をdl で微分しda / d
d 1 を求めると(■)式となる。
(■)式からd、−−c、dl−−c−2f2 のと
きaは極値を持つことがわかる。
従って第3図のようにL2の焦点距離f2が負の値を持
つズームレンズ系であればdl が の範囲で(■)式の符号は正となることがわかる。
このことはdl をこの範囲内で増加させればaすなわ
ち、被写体とLl との距離が増加することを意味す
る。
従って至近距離撮影のためには、aを減少しなげればな
らないから、dl を減少させる方向にL2を移動すれ
ば良いことがわかる。
次に本発明が使用可能な実施例を表1及び第4図にて示
す。
本実施例に示したごときズームレンズ系において、全体
繰出によりフォーカシングを行う場合を例にとって考え
ると、最長焦点側でa−860mmまで全体繰出しを行
なった後、Cを求めればc=40.4mmになる。
また、本実施例ではf1=104.2mm、f2−−3
9.2mrn、 f3=43.411tmであるからc
−2f2=38關である。
故にdlが−40,4朋<dl<38朋の範囲なら至近
距離フォーカシングが可能となる。
−吉事実施例ではdl が6.0〜30.0mm、
d2 が51.9〜23.8mmの間で短焦点側から長
焦点側へのズーミングが行われる。
以上から、レンズ群L3を固定して変倍レンズ群L2
を最長焦点距離の位置から最短焦点距離の位置まで移動
させることにより至近距離フォーカシングが可能である
ことがわかる。
第5図は、縦軸にa、横軸にdlをとって、このことを
示したものであり、図中A点は最長焦点距離において全
体繰出により近距離フォーカシングを行った時のdl
及びal、B点はこの状態から変倍レンズのみを最短焦
点距離の位置に移動させた時のdl、a である。
本図から明かなようにd、 を減少させることにより
aが減少する。
なお、第6図a、b、cは本実施例の収差図であり、第
6図aは短焦点時、第6図すは長焦点時、第6図Cは至
近距離フォーカス時の各収差をそれぞれ示している。
以上から明らかなごとく、本発明によればレンズ群を分
割することなく、レンズ群の一つをズーム時と同じ経路
で移動させることによって至近距離撮影が可能となり、
機構的にも簡単な、至近距離撮影の可能なズームレンズ
系を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の基本構成レンズ配置図、第
3図は本発明の原理説明のための結像関係を示す図、第
4図は本発明が使用されるズームレンズ系の実施例図、
第5図は上記実施例に本発明を使用した場合の作用効果
説明図、第6図a。 b、cは上記実施例の収差図である。 Ll・・・・・・第ルンズ群、L2・・・・・・変倍レ
ンズ群、L3・・・・・・リレーレンズを兼ねた補正レ
ンズ群。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 物体側より第1、第2、第3群の3つのレンズ群よ
    りなり、前記第2群は全体として負のパワーを有する変
    倍レンズ群、第3群はりレーリンズを兼ねた補正レンズ
    群であり、3群を全体繰出させることによってフォーカ
    シングを第2群を第1.3群に対して相対移動させるこ
    とによってズーミングを行うズームレンズ系において、
    dl を前記第ルンズ群と第2レンズ群との主点間距
    離、f2 を第2レンズ群の焦点距離、Cを第1、第
    2レンズ群による物体の像と第ルンズ群の主点との間の
    距離としたとき、長焦点距離において近距離にフォーカ
    スした状態で第1、第3レンズ群を固定して、dl が
    −c<dl< c−2f2の範囲内で変化するよう第
    2レンズ群をズーミング時の経路に沿って移動させるこ
    とにより至近距離へのフォーカシングを行うことを特徴
    とする至近距離撮影の可能なズームレンズ系。
JP49142241A 1974-12-10 1974-12-10 シキンキヨリサツエイノ カノウナズ−ムレンズケイ Expired JPS5832364B2 (ja)

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JPS5168244A JPS5168244A (en) 1976-06-12
JPS5832364B2 true JPS5832364B2 (ja) 1983-07-12

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