JPS5831352A - 複写機の複写紙搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、転写形静電式複写機などの複写機における複
写紙を搬送するためのローラを支持する装置に関する。

複写機内で複写紙の紙詰まりが生じたときに１よ、その
複写紙を挟圧して搬送する対を成すローラを相互に離間
し、紙詰まりを生じている複写紙を複写機内から容易に
取り出すことが望まれる。

本発明の目的は、複写紙を搬送するだめの対を成すロー
ラを容易な操作で離間することができる複写機のローラ
支持装置を提供することである。

ｖＪ１図は本発明の一実施例の転写形静電式複写機の斜
視図である。支持体としての機体１の上部には原稿抑え
カバー２が設けられる。この機体１の上部にはまた複写
動作を行なうために操作される複数の操作スイッチを含
む操作部３が設けられる。前側板４＃−ｉヒンジ５によ
りて機体１に枢支されており、この前側板４を手前に開
くことができる。前側板４は鉄などの強磁性材料から成
り、樋体１に固着されている永久磁石片６に磁気吸着し
、それによって前側板４は閉じられた状態とされること
ができる。前側板４を囲いた状態で移動体７を保守のた
めに機体ｌから手前に引き出すことができる。

第２図は移動体７を機体１がら手前に引き出した状態を
示す斜視図である。この移動体７ＫＶｉ、原稿抑えカバ
ー２によって抑えられている原稿の静電像が形ｒｉｉ、
される感光ドラム１０と、この感光ドラムｌＯｋ、の静
電像をトナーによって現像化する現像装置１１とが側板
８，９間にわたって備えられる。移動体７はレール１２
によって案内支持される。手前側の側板８には、移動体
７の移動操作をするための把手１３が設けられている。

現像装置１１によって現像化されたトナー像は放電器１
４（第１図参照）によって複写紙に転写され、定着装置
１５によって定着される。

第３図を参照すると複写紙を感光ドラム１ｏおよび放電
器１４に向けて搬送するだめの対を成すローラ１６，１
７の一部が示されている。このような対を改すローラ１
６，１７ｔｉ搬送方向１８に沿って間隔をあけて複数組
設けられ、これによって複写紙搬送路が形成される。

第４図はローラ１６，１７とその付近の簡略化した断面
図である。ローラ１６の回転軸２５Ｖｉ、機体１の側板
２０，２１に滑り軸受け２３．２４によってその側板２
０．２１の固定位置で回転自在に支承される。この回転
軸２５の一方端（第４図の右万端）には、スプロケット
７０が設けられ、このスプロケット７０を介して図示し
ない駆動手段からの回転部助力がローラ１６に伝達され
る。

ローラ１６に従動するもう１つのローラ１７はローラ１
６と平行な軸線を有し、その回転軸２６の一方端は滑り
軸受け２７に支承されている。

＠５図は回転軸２６を支承する滑り軸受け２７とその付
近の第４図における右側面図である。側板２１にはロー
ラ１７の回転軸２６の半径方向延長上に延びる案内長孔
２８が形成されている。滑り軸受け２７の小径部２７ａ
はこの案内長孔２８に嵌合する。滑り軸受け２７のフラ
ンジ部２７ｂは側板２１の外側面に当接する。回転軸２
６に係合された止め輪２９Ｆｉ、滑り軸受け２７が回転
軸２６の遊端側に抜は出すことを阻止する。滑り軸受け
２７０７ランジ部２７ｂの外周には、約半円周に沿って
コイルばね３０が巻き掛けられている。

コイルばね３０の端部３１，３２Ｆｉ側板゛２１に形成
された保合孔３３．３４に係合している。コイルばね３
０Ｆｉ７ランジ２７ｂの外周を囲み、これＫよって滑り
軸受け２７および回転軸２６は回転軸２５に向けてばね
付勢される。ロー２１６は金属性であり、もう１らのロ
ーラ１７けネオプレンゴムなどの弾性材料から収る。ロ
ーラ１６　、１７間には参照符３５で示される複写紙が
挟圧される。

こうしてローラ１７は、その回転軸２６の軸線方向の一
方端（第４図の右方端）がその回転軸２６の軸線方向に
垂直な軸線、すなわち第４図の紙面に垂直な軸線のまわ
りに角変位自在にして側板２１Ｋ支承されている。また
ばね３０によってローラ１７の他方端は、ローラ１６の
他方端から離反する方向の力が付勢されている。

回転軸２６の他方端にもまた小径部３６ａおよびフラン
ジ部３６ｂから成る滑り軸受け３６が、止め輪３７によ
ってその回転軸２６の遊端側に抜は出すことが阻止され
て設けられる。側板２０には回転軸２５０半径方向延長
上に延びる案内長孔３８が形成されている。この案内長
孔３ｓＦｉ長孔２８と平行に延びる。案内長孔３８には
滑り軸受け３６の小径部３６１ｋが係合する。こうして
滑り軸受ゆ３６および回転軸２６の変位が案内長孔３８
に沿って許容される。滑り軸受け２７．３６の小径部２
７ｍ、３６ａの外周は、その軸直角断面が小判形に形成
されておシ、シたがって滑り軸受け２７．３６が機体１
の水平方向（＠４図において紙面の垂直方向）に移動す
ることが阻止されておシ、このことはもう１りのローラ
１６に設けられた滑シ軸受け２３．２４に関しても同様
である。

移動体７の側板８には、滑り軸受け３６すなわち回転軸
２６をローラ１６に近接する方向にまたは離反する方向
に変位させるための変位手段４０が設けられて−る。変
位手段４０ｉｊ、抑え片４１とこの抑え片４１を案内支
持するためのねじ４２とを含む。抑え片４１には滑り軸
受け３６に臨む抑え面４３が形成される。この抑え面４
３は滑り軸受け３６側に開放しており、７ランジ部３６
ｂに沿う円弧状に形ＩＸｔされる。抑え面４３における
側板２０側の咽部は、滑り軸受け３６から離反する方向
に傾斜した傾斜面４４に連なる。抑え片４１に形成され
た突起４５は側板８に形成された案内長孔４６に嵌合す
る。この案内長孔４６は回転軸２５．２６の軸線に直角
に延びる。抑え片４１ＫＦｉまたねじ４２が緩挿する案
内長孔４８が形成されており、とのねじ４２ｔＩ′ｉ側
板８に刻設されたねじ孔４７に螺着され、これによりて
抑え片４１が側板８に固定される。ねじ４２を緩めて、
抑え片４１の案内長孔４８および側板８の案内長孔４６
に沿って変位し、微１１！ｌて再び抑え片４１を側板８
にねじ４２によりて締め付は固定することによって、ロ
ー２１６，１７間の圧力の調整を行なうことができ、こ
れによって斜め給紙を確実に防ぐことが可能になる。移
動体７が機体ｌ内に装着されて複写可能な状態にあると
き、抑え面４３は滑り軸受け３６０７ランジ部３６ｂＫ
当接し、ローラ１６とローラ１７との軸線が平行になり
これによってロー２１６，１７間に挟圧された複写紙３
５が回転軸２５．２６の軸線に直角な方向に搬送されつ
るように回転軸２６が押し下げられる。

移動体７を第２図のように引き出すときには、第６図に
示されるように、抑え片４１の抑え面４３と滑９軸受け
３６のフランジ部３６ｂとの接触が解除される。そのた
め回転軸２６の他方端（第６図において左方端）はばね
３０のばね力およびローラ１７がローラ１６に接触する
ことによって生じる弾発力によって、回転軸２５から離
反する方向に変位する。移動体７を再び機体１内に装着
するときには、７ラシジ部３６ｂはｌｊ［ｍ４４により
て案内されながら円滑に抑え面４３に当接され、それに
よって第４図示のように回転軸２６およびローラ１７の
他方端が回転軸２５およびローラ１６に近接する方向゛
に変位される。

第７図を参照すると本発明の他の実施例の一部の断面が
示される。第７図において第１図〜第６關の実施例に対
応する部分には同一の参照符を付す。この実施例では抑
え片４１は前側板４の内面４ｍＫ固着された前記移動体
７の側板８Ｖｃ代わる取り付は板５０に同定されている
。このような構成によれば、前側板４を開くことによっ
て、ローラ１７の他方端はローラ１６から離反する方向
の変位を行なうことができるとともに、前側板４を閉じ
ることＫよって第７図示のようにローラ１６゜１７の挟
圧状態を達成することができる。

第８図は本発明の他の実施例の抑え片４１と反対側にお
ける回転軸２６の斜視図である。回転軸２６にはすべり
軸受け５１が装着されており、この軸受け５１には回転
軸２６の一直径線延長方回に延びる支持部５２．５３が
固定される。この支持部５２．５３は機体１の側板２１
に枢支される。

支持部５２．５３の軸線は回転軸２５．２６の軸線を通
る平面に垂直である。この実施例ではばね３０Ｖｉ用い
なくともよい。

本発明は転写形静電式複写機だけでなく、その他の構成
を有する複写機に関連しても広範囲に実施されることが
できる。

以上のように本発明によれば、ローラが支持されている
支持体から移動体が離反することによって複写紙を搬送
するためのローラが離反すること、が許容されるので、
紙詰まりなどが生じたときにおいてローラ間に挟圧され
ている複写紙を取り出す操作を容易に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の転写形静電式複写機の前側
板４を開−た状態を示す斜視図、第２図は移動体７を機
体ｌから引き出した状態を示す転写形静電式複写機の一
部の斜視図、第３図は対を成すローラ１６．１７とその
付近の一部の簡略化した斜視図、第４図はローラ１６，
１７とその付近の断面図、第５図けｗＪ４図に示された
滑り軸受け２７とその付近の第４図の右方から見た正面
図、第６図は移動体７が機体ｌから引き出されることに
よりてローラ１６からローラ１７が離反変位し良状態を
示す断面図、４！Ｊ７図は本発明の他の実施例の断面図
、第８図は本発明のさらに他の実施例の一部の斜視図で
るる。 ｌ・・・機体、７・・・移動体、１６，１７・・・ロー
ラ、２５．２６・・・回転軸、２３，２４，２７，３６
゜５１・・・滑り軸受け、２８．３８・・・茶内擾孔、
４０・・・変位子ＪＮ、４１・・・抑え片、４３・・・
抑え面代理人　　弁理士　曲教圭一部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複写紙が搬送方向に沿って間隔をあけて設けられた対を
   収すローラによりて形成された複写紙搬送路を搬送され
   る複写機の複写紙搬送装置において、 対を成すローラのうち一方のローラの軸線方向の一方端
   は、その軸線方向に垂直な軸線のまわりに角変位自在に
   支持体に支承され、他方のローラは支持体の固定位置に
   支承され、支持体に近接、離反変位可能な移動体が支持
   体から離反したとき、一方のローラの他方端の変位が解
   除され、移動体が支持体に近接したとき一方のローラの
   他方端が、他方のローラに近接する方向に変位して、一
   方のローラと他方のローラとの軸線が平行になって複写
   紙の搬送が可能になる変位手段を設け、対を成すローラ
   のいずれか少なくとも一方のローラの表面は弾性材料か
   ら成ることを特徴とする複写機の複写紙搬送装置。