JPH05254691A - 画像形成装置の用紙搬送路開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙搬送路内でジャムが発生した際に、用紙
を引き出すだけの動作により、ガイド板を揺動させて用
紙搬送路を解放し、同時に搬送ローラ装置におけるニッ
プを解除させるようにする。 【構成】 給紙路を構成する２つのガイド板のうち、外
側ガイド板２１は本体フレームに固定して設け、内側ガ
イド板２２はローラ軸３３に支持させて、該軸３３を中
心にして揺動可能に設ける。また、前記内側ガイド板２
２の開放側の端部に対応させてストッパー部材２６を配
置し、スプリング２７により外側ガイド板の側に付勢
し、２つのガイド板の間に用紙を案内する。前記ピンチ
ローラ３２を支持する軸には、カム部材２５を設けてお
り、用紙Ｐを引き出すことにより、内側ガイド板２２を
揺動させると、カム部材２５が外側ガイド板２１の内側
に当接して、軸３３を駆動ローラ３１から離間させる方
向に揺動させ、両ローラの間のニップを解除し、用紙の
引き出しを容易に行い得るようにする。そして、用紙の
引き出しが終了すると、内側ガイド板は元の位置に自動
的に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子複写機等の画像形
成装置において、給紙路内でのジャム処理を容易に行い
得るように、給紙路を構成するガイド板の開閉機構を設
けた装置に関し、特に、給紙路内で停止した用紙を引き
出すことにより、ガイド板を開くとともに、搬送ローラ
装置のニップも解除させ得るようにする画像形成装置の
用紙搬送路開閉装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子複写機やプリンタ等のような画像形
成装置、または、カット紙を用いる印刷装置等において
は、給紙部から送り出される用紙を、画像転写位置や、
印字位置の直前部で一旦停止させて、用紙の先端部の位
置決めを行い、その後で、画像転写部等に向けて送り出
すような機構が設けられている。前記用紙搬送機構は、
一般の電子複写機等の装置に用いられるように、用紙搬
送路を２つのガイド板により規制し、その用紙搬送路に
対して所定の間隔で搬送ローラ装置を配置して、該搬送
ローラ装置により用紙の搬送作用を行わせるようにして
いる。そして、それ等の搬送ローラ装置に対して、それ
ぞれ駆動手段を配置し、用紙を給紙部から印字部に向け
て搬送させるようにしている。

【０００３】前述したような装置としては、例えば、図
６に示されるような搬送装置を構成することができる。
前記図６に示される画像形成装置１は、カラー電子複写
機の一部を示しているもので、用紙を転写ドラム２に保
持させた状態で、感光体ドラム３に形成したカラートナ
ー画像を、用紙に転写する装置を構成している。前記転
写ドラム２に対応して配置される感光体ドラム３には、
一般の電子複写機の場合と同様に、電子写真方式を用い
るトナー画像の形成手段を配置しており、該感光体ドラ
ムに対応させて複数の現像装置を配置し、複数の現像装
置を用いて形成したカラートナー画像を用紙に重ねて転
写し、その用紙を定着装置に通してカラーコピーを作成
するようにしている。

【０００４】前記画像形成装置１においては、給紙トレ
イ１０や手差しトレイ１７から用紙を送り出す機構を設
けており、それ等の給紙部材に設けた給紙ローラ１１、
１８を用いて、用紙を１枚ずつ用紙搬送路１３に向けて
送り出すようにする。前記用紙搬送路１３には、所定の
間隔で搬送ローラ装置１２、１４、１５を配置してお
り、前記搬送ローラ装置１５の下流部に給紙路２０を設
けて、該給紙路２０の下流部にレジストローラ装置３０
を配置している。前記給紙路２０は下方に大きく湾曲さ
せて構成しており、用紙の先端部をレジストローラ装置
３０にニップさせた状態で、用紙を搬送ローラ装置１５
により送り込むことにより、用紙を湾曲させる。そし
て、その用紙の湾曲による押圧力を用いて、レジストロ
ーラ装置３０を駆動して用紙を転写ドラム２に向けて送
り出す際に、送り出し作用を良好に発揮させることがで
きるようにされる。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したよ
うに給紙路を構成した場合に、該給紙路内でジャムが生
じると、その用紙の取り出しが面倒であるという問題が
発生する。そこで、前記湾曲した給紙路のガイド板を、
例えば、実開平２−５２８６５号公報等に示されるよう
に、一方の端部に配置した支軸を介して開閉する機構を
設けて、該ガイド板を揺動させて給紙路を解放し、用紙
の除去を行う機構を設けることが考えられる。しかしな
がら、前記従来例の機構を用いる場合には、用紙の先端
部が搬送ローラ装置にニップされた状態にあると、その
用紙の引き出しに際して、用紙が破れたりするという問
題が残る。

【０００６】そこで、例えば、実開昭６０−２４４７３
６号公報等に示されるように、ガイド板を解放した際
に、搬送ローラ装置によるニップを解除し、ジャム紙の
取り出しの動作を容易に行い得るようにすることが提案
されている。しかしながら、用紙搬送路でのガイド板の
移動と、搬送ローラ装置のニップ解除の動作を手動で行
うこと、および、ジャム紙の除去を行った後に、それ等
の各部材を元の位置に戻すことは、オペレータが面倒な
操作を行う必要があり、作業能率が悪化するという問題
がある。

【０００７】

【発明の目的】本発明は、前述したような従来の装置の
欠点を解消するもので、ジャム紙を引き出す動作によ
り、ガイド板の揺動と、搬送ローラ装置のニップの解除
とを同時に行い得て、その後で各部材を搬送状態に自動
的に復帰させ得るようにする装置を提供することを目的
としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段および作用】本発明は、電
子複写機等の装置の用紙搬送路において、２つのガイド
板を所定の間隔を介して対向させて配置し、該ガイド板
の間に用紙を通すとともに、前記給紙路に搬送ローラ装
置を配置し、用紙の搬送を行う装置に関する。本発明に
おいては、前記搬送ローラ装置を構成する一方のローラ
部材の軸を、揺動側のガイド板に支持させ、該ガイド板
を前記ローラ部材の支軸を介して揺動可能に設け、前記
揺動側のガイド板には、固定側のガイド板に対向させて
カム部材を配置し、前記揺動側のガイド板の揺動の動作
により、前記カム部材を固定側のガイド板に押圧して、
２つのガイド板の間隔と、２つのローラ部材の間隔を拡
げる動作を行うように構成している。

【０００９】また、本発明においては、前記揺動側のガ
イド板に対して、その開放側の端部の位置決めを行う手
段を配置するとともに、該ガイド板を固定側のガイド板
に向けて付勢する手段を配置し、前記ガイド板を付勢す
る手段は、給紙路から用紙を引き出す作用により、揺動
側のガイド板を固定側のガイド板から離間させ得るよう
に、弱い押圧力を発揮するものとして構成することがで
きる。

【００１０】前述したように、ジャム紙を引き出すのみ
で、用紙搬送路の解放と、搬送ローラ装置でのニップの
解除とを行い得るように構成することにより、用紙搬送
路内でジャムが生じた場合でも、そのジャム紙の除去の
動作を容易に行うことができる。また、本発明の用紙搬
送路の開閉機構は、比較的簡単な機構を用いることがで
きるものであり、ジャム紙の除去後に、各部材は自動的
に元の位置に戻り、用紙搬送装置の動作を継続すること
ができるので、オペレータの負担を軽減することができ
る。

【００１１】

【実施例】図示される例にしたがって、本発明の画像形
成装置の用紙搬送路開閉装置を説明する。図１に示され
る例は、前記図６に示されたように、カラー電子複写機
の給紙路に対して、ガイド板の揺動と、搬送ローラ装置
のニップの解除機構を設ける場合を示しており、用紙等
を転写ドラム２に供給するために、給紙路２０を配置し
ている。前記給紙路２０は、大きく湾曲した形状のもの
として構成し、該給紙路２０の入口の部分には、搬送ロ
ーラ装置１５を配置し、用紙を転写ドラム２に向けて送
り出す部分にレジストローラ装置３０を配置している。

【００１２】前記搬送ローラ装置１５と、レジストロー
ラ装置３０は、一般の複写機の用紙搬送路等に配置され
る搬送ローラ装置と同様に、駆動ローラとピンチローラ
とを対向させて配置し、ピンチローラを駆動ローラに向
けて押圧させることにより、両ローラの間で所定のニッ
プ圧力を設定できるように構成している。また、前記レ
ジストローラ装置３０においては、固定位置に配置する
駆動ローラ３１に対して、ピンチローラ３２を離接可能
に設けているが、そのピンチローラ３２に対する離接機
構と保持機構とは、後で詳細に説明する。

【００１３】前記給紙路の部分では、搬送ローラ装置１
５により送り込まれた用紙の先端部を、レジストローラ
装置３０により係止した状態で、搬送ローラ装置１５に
よりなおも送り作用を加えることにより、用紙にループ
を形成させるようにする。つまり、給紙路に送り込んだ
用紙の先端部を、レジストローラのニップ部分に少しだ
け差し込んで、その用紙の先端部を規制した状態で、そ
の用紙にループ部分を形成することにより、その用紙の
ループが戻ろうとする押圧力を用いて、用紙の先端部の
位置決めを行うようにする。そして、レジストローラ装
置３０を駆動した際に、前記用紙のループ部分の押圧力
により、用紙をレジストローラ装置３０に向けて押出す
ような作用を加え、用紙のニップの作用を良好に発揮さ
せ得るようにする。

【００１４】前記給紙路２０の下流部には押圧ローラ５
を配置し、該押圧ローラ５は、ローラ支持ブラケット６
を介して転写ドラム２に対して離接させ得るように設け
ている。前記転写ドラム２においては、用紙を付着させ
る際にのみ、押圧ローラ５を転写ドラム２に接触させ
て、用紙を送り出す作用を行い、図示を省略した帯電部
材により、一様な帯電が行われている転写ドラム２の表
面に対して、その用紙を静電気により保持させるように
している。そして、前記転写ドラム２は、その表面に用
紙を保持した状態で、用紙に対してカラートナー画像を
重ねて転写し、カラーコピーを作成するために用いられ
る。

【００１５】前記給紙路２０は、外側ガイド板２１と内
側ガイド板２２とを所定の間隔を介して配置し、２つの
ガイド板の間に、用紙を案内する機構を構成し、外側ガ
イド板２１は揺動不能な状態で本体フレーム等に固定保
持される。これに対して、内側ガイド板２２は、レジス
トローラ装置３０のピンチローラ３２の軸に支持され、
該軸を中心にして揺動可能に設けられる。前記給紙路２
０と、該給紙路２０に配置される各部材は、図２および
図３に示されるように構成されるもので、外側ガイド板
２１は本体フレームに固定した状態で支持される。

【００１６】前記内側ガイド板２２は、その両側のブラ
ケット２３を介して、ピンチローラ３２の軸３３に支持
され、前記軸３３を中心にして揺動可能に設けられてい
る。また、前記内側ガイド板２２に対しては、スプリン
グ２７により外側ガイド板側に向けて付勢する手段を設
け、該内側ガイド板２２の上流側の端部をストッパー部
材２６に係止して、２つのガイド板の間隔を保持させる
ようにしている。

【００１７】前記内側ガイド板２２を支持するブラケッ
ト２３には、カム部材２５を一体に設けており、内側ガ
イド板２２を閉じて用紙を案内する状態では、前記図２
に示されるように、スプリング２７によりガイド板２２
の上流部の端部をストッパー部材２６に押圧する状態に
している。そして、給紙路２０では、両側のガイド板２
１、２２の間隔を一定に維持させた状態で、用紙に対す
る位置決めの作用を行うようにする。

【００１８】前記図２に示される状態で、用紙に対する
位置決めと送り出しの作用を行っている途中で、該給紙
路２０内で用紙のジャムが生じた場合には、図３に示さ
れるように、その用紙Ｐの後端部を矢印方向に引き出す
ようにする。そして、用紙Ｐを上流側に引き出すことに
より、その用紙に加えられる力はスプリング２７の保持
力に打ち勝って、前記内側ガイド板２２を、軸３３を中
心にして反時計方向に揺動させるようにされる。

【００１９】前記図３に示されるように、内側ガイド板
２２が反時計方向に揺動されることにより、ブラケット
２３に設けられたカム部材２５は、外側ガイド板２１の
内側に押圧され、そのカム部材２５によりピンチローラ
３２が駆動ローラ３１から離間されて、両ローラの間に
若干の隙間が形成される。したがって、前記レジストロ
ーラ装置３０にニップされていた用紙は、ローラ装置に
よるニップが解除される状態で、自由に引き出すことが
できるようになる。

【００２０】また、前記図３の状態で、用紙により内側
ガイド板２２を揺動させる力がなくなる。したがって、
給紙路２０から用紙が引き出されると、前記内側ガイド
板２２はスプリング２７の力により、軸３３を中心にし
て時計方向に揺動され、端部がストッパー部材２６に係
止される状態にまで自動的に戻され、給紙路での用紙に
対するレジスト作用を行い、用紙に対する案内を行う状
態が設定される。

【００２１】前述したように、給紙路でジャムが発生し
た場合に、用紙を引き出すのみの作用を加えることによ
り、内側ガイド板を揺動させ、レジストローラ装置３０
でのニップを解除するための機構は、図４および図５に
示されるように構成される。前記図４に示される例は、
レジストローラ装置３０を構成する駆動ローラ３１とピ
ンチローラ３２、および、内側ガイド板２２に設けるカ
ム部材２５との関係を示している。

【００２２】図示されるように、外側ガイド板２１に対
応して配置される内側ガイド板２２は、その側部にブラ
ケット２３を形成しており、該ブラケット２３に対して
カム部材２５を一体に設けている。前記カム部材２５
は、図２に示される状態では、外側ガイド板２１に接し
ない状態にあるが、図３に示される状態では、外側ガイ
ド板２１に押圧されて、軸３３を駆動ローラから離間さ
せる方向に作用する。

【００２３】したがって、前記図３に示されるように、
用紙を引き出すことによって、内側ガイド板２２を揺動
させると、カム部材２５が外側ガイド板２１に押圧され
るので、そのカムの作用により、レジストローラ装置３
０でのニップを解除し、両ローラの間に若干の隙間を形
成させるようにする。前述したように、レジストローラ
装置３０でのニップを解除させる際に、ピンチローラ３
２の揺動を許容させるために、本発明においては、図４
および図５に示されるように、支持フレーム２８に対し
て長孔２９を設けており、前記長孔２９を介してピンチ
ローラ３２の軸３３を支持させている。

【００２４】また、前記軸３３に対して、スプリング３
４による付勢手段を配置し、ピンチローラを駆動ローラ
に向けて押圧させるようにしている。そして、固定位置
に配置される駆動ローラ３１と、ピンチローラ３２との
間で、スプリング２７、３４により押圧する手段を設け
ることにより、両ローラの間でのニップ圧力を設定し、
用紙に対する搬送作用を良好な状態で維持させることが
できる。前述したように構成される本発明の給紙路２０
では、該給紙路内でジャムが発生しても、その用紙を引
き出す操作を行うのみで、内側ガイド板の揺動と、レジ
ストローラ装置でのニップ圧力の解除の動作を行い、ジ
ャム紙を引き出すことができる。

【００２５】そして、給紙路内で停止している用紙が除
去され、内側ガイド板を揺動させる力が加えられなくな
ると、内側ガイド板に対して配置したスプリングの力に
より、内側ガイド板を元の位置に自動的に戻すことがで
きる。したがって、オペレータは、用紙搬送路を解放し
たり、搬送ローラ装置のニップの解除の動作を行わなく
とも、単にジャム紙を取り出すのみの動作を行うのみ
で、ジャム処理を行うことができるものとなる。

【００２６】また、前述したように構成される本発明の
画像形成装置の用紙搬送路開閉装置は、実施例に示され
たように、湾曲搬送路でのジャム処理に対応させるのみ
でなく、直線路でのジャム処理にも適用することができ
る。その場合には、ジャム紙を引き出すのみで、内側ガ
イド板に対する揺動のための作用を加える必要があるの
で、用紙の引き出し方向を、内側ガイド板を解放する方
向に設定させ、用紙を引き出すことにより、内側ガイド
板の解放と、搬送ローラ装置でのニップ圧力の解除とを
行い得るようにすれば良い。

【００２７】

【発明の効果】本発明の画像形成装置の用紙搬送路開閉
装置においては、前述したように、内側ガイド板を比較
的弱いスプリングにより外側ガイド板に向けて付勢する
機構と、レジストローラ装置でのニップ圧力を内側ガイ
ド板の揺動に連動させる機構を配置しているので、ジャ
ム紙を引き出すのみで、用紙搬送路の解放と、搬送ロー
ラ装置でのニップの解除とを行わせることができる。そ
して、給紙路内で用紙のジャムが生じた場合でも、その
ジャム紙を引き出すのみで、その用紙の除去の動作を容
易に行うことができる。また、本発明の用紙搬送路の開
閉機構は、比較的簡単な機構を用いることができるもの
であり、ジャム紙の除去後に、各部材は自動的に元の位
置に戻り、用紙搬送装置の作用を継続することができる
ので、オペレータの負担を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明を適用可能な給紙路の構成を示す側面
図である。

【図２】 本発明の給紙路の構成を示す側面図である。

【図３】 ジャム紙の引き出しにより、内側ガイド板を
揺動させる状態の説明図である。

【図４】 本発明のカム部材によるレジストローラ装置
のニップ解除の作用を示す説明図である。

【図５】 レジストローラ装置部分での給紙路の側面図
である。

【図６】 従来の画像形成装置における用紙搬送装置の
説明図である。

【符号の説明】

１ 画像形成装置、 ２ 転写ドラム、 １０
給紙トレイ、１３ 用紙搬送路、 １５ 搬送ロー
ラ装置、 ２０ 給紙路、２１ 外側ガイド板、
２２ 内側ガイド板、 ２３ ブラケット、２５
カム部材、 ２６ ストッパー部材、 ２７ ス
プリング、３０ レジストローラ装置、 ３１ 駆
動ローラ、３２ ピンチローラ。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】片方のガイド板を揺動可能に設けた２つの
   ガイド板を、所定の間隔を介して対向させて配置し、該
   ガイド板の間に用紙を通すとともに、前記給紙路に搬送
   ローラ装置を配置し、用紙の搬送を行う装置において、 前記搬送ローラ装置を構成する一方のローラ部材の軸
   を、揺動側のガイド板に支持させ、該ガイド板を前記ロ
   ーラ部材の支軸を介して揺動可能に設け、 前記揺動側のガイド板には、固定側のガイド板に対向さ
   せてカム部材を配置し、前記揺動側のガイド板の揺動の
   動作により、前記カム部材が固定側のガイド板に押圧し
   て、２つのガイド板の間隔と、２つのローラ部材の間隔
   を拡げる動作を行うことを特徴とする画像形成装置の用
   紙搬送路開閉装置。
2. 【請求項２】 前記揺動側のガイド板に対して、その開
   放側の端部に位置決めを行う手段を配置するとともに、
   該ガイド板を固定側のガイド板に向けて付勢する手段を
   配置し、 前記ガイド板を付勢する手段は、給紙路から用紙を引き
   出す作用により、揺動側のガイド板を固定側のガイド板
   から離間させ得るように、弱い押圧力を発揮するものと
   して構成することを特徴とする請求項１に記載の画像形
   成装置の用紙搬送路開閉装置。