JPS5829465A - 血小板貯蔵容器 - Google Patents

血小板貯蔵容器

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JPS5829465A
JPS5829465A JP57135837A JP13583782A JPS5829465A JP S5829465 A JPS5829465 A JP S5829465A JP 57135837 A JP57135837 A JP 57135837A JP 13583782 A JP13583782 A JP 13583782A JP S5829465 A JPS5829465 A JP S5829465A
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container
platelet
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EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血小板は生存状態で保存できる期間が比較的短いので、
アメリカ合衆国の法規では血小板は使用前22℃で3日
より長く貯蔵してはならないことになっている。血小板
を22℃で貯蔵している間に2通常、pHは低下するこ
とが知られている。−が4OK達すると、血小板には形
態的な変化が起り生存能力が失われる。
Marphy  and  Chrdner:  @B
lood”  +  46e  209−218(19
75)は、血小板濃縮物(platelet conc
entrate’)を貯蔵するのにポリ塩化ビニルで構
成された容器を用いた場合、22℃で、pHはしばしば
このような低水準(pti<&0 )tで低下するため
生存能力が失われることを開示している。彼等は、ポリ
エチレンで構成された袋中では一低下が、ずっと少く観
察されたことを開示している。彼等は6日間の貯蔵期間
中生存能力を維持するのに必要な条件を研1究した結果
、(1)血小板の解糖作用による乳酸の発生、およびあ
る環境の下でのCO7の残留に基因して−は低下する:
(211dlの低下速度は血小板の数にほぼ逆比例する
;(3)ポリエチレンは気体をよりよく透過させるが、
その際貯蔵された血小板濃縮物からCoyを逃げ出させ
そ9中へ01を入り易くさせる:0宜の分圧が高くなる
とバストウール効果により解糖作用が抑制される:(4
)ポリエチレンで有利な効果を得るためには、十分な攪
拌と容器の寸法が決定的に重要である:(5)一般に、
ポリエチレン容器中に貯蔵された血小板は、CO3の逸
出により有害な一上昇を起すことになるが、生体内で優
れた生存能力を有する:(6) 10 ’qb cot
雰囲気中で貯蔵すると、さもなければそこなわれるであ
ろう血小板の生存能力をそこなうことなく、これらの有
害な一上昇が防止される;そして(7)ポリエチレンに
ついて判ったこれらのことと類似の結果がポリ塩化ビニ
ルについても、それを薄くして気体が透過しやすいよう
にすれば当てはまること;を結論づけている。
1979年2月20日に発行されたGajewskiら
の米国特許4,140.162は、2つもしくは任意的
に3つの成分系であって、(1)第1成分としてプロピ
レン単位からなるポリオレフィン、(2)エチレン−ブ
タジェン・コポリマーの中心ブロックとポリスチレンの
末端ブロックをもった熱可塑性ゴムの特性を有するブロ
ック−・コポリマー、および(3)ポリエチレンもしく
はポリ(エチレン−酢酸ビニル)の軟化剤からなる任意
的な第3成分を含むもの。
からなる透明な、圧力釜で加熱し得る。ブロー成形可能
な、医療および他の用途向けのプラスチック組成物を開
示している。この組成物で作られ九血液用袋もまた開示
されている。米国特許4,222.379はこの組成物
が良好な二酸化炭素移動特性を示し血小板を貯蔵するた
めトランスファー袋として用いるのに適当であることを
指摘している。
1980年9月16日に発行された8m1thの米国特
許4,222.579は多重の血液用袋系であって、第
1の袋、第2の袋およびそれらの間に密封された流体通
路を与える導管手段からなるものを開示している。第1
の袋は第2の袋のポリマーの実質と異るポリマーの実質
からなり、第1の袋のポリマーの実質は、長期貯蔵時に
血液細胞の溶血現象を抑制する特性を呈する。この特許
はさらに第1の(ドナー)袋は透明な、屈曲性の、殺菌
可能な物質であって、血液で抽出され得る可塑剤を含む
もので作ればよいが、一方第2の(トランスファー)袋
は半透明の、屈曲性の、殺菌可能な物質であって、血液
で抽出され得る可塑剤を含まず。
血小板の貯蔵中の二酸化炭素の拡散速度を増加させて貯
蔵中の血小板の一低下を減少させる物質で作ればよいこ
とを開示している。
生存能力の維持が可能な貯蔵期間を増加させる血小板貯
蔵容器は医業に明白な利益をもたらすであろう。病院は
需要対供給のばらつきになやまされることがより少くな
り、従来は、法規の故に。
血小板の供給が週末期間の終る前に殆んど枯渇してしま
うことがよくあったが、このような長い週末期間中の不
都合も少くなるであろう。容易な加工技術により比較的
薄い材料から作られるこのような容器を提供することは
2機能的および商業的利益を望ましい目標としてかなえ
るものである。
本発明は、低い温度でヒート・シールするとと−が可能
であり。
酸素透過度が少くとも約1−8Xlosμm”(STP
)/(m”秒・Pa) (100cc (8TP)/(
24時間−気圧−645(X”) )であり。
二酸化炭素透過度が約4.4X10’ないし約a、。
x 10’ Ilm” (f9TP)/(m”秒・Pa
X 2501にイし約450 CC(87P)/(24
時間−気圧−645c++t”))であり。
引張り強度が少くとも約8 mPaであり。
封緘(シール)強度が少くとも約100011/csx
であシ。
ステイフネス(硬直性)が十分低くてその容器が液体に
よって約275s11の容量まで拡げられることができ
耐久性は少くとも約100のダート・ドロップ値(da
rt drop value )を与える程度であり、
そして 厚さ拡約a、080ないし約α231EIIであるコポ
9−r−・フィルム材料から作られた血小板貯蔵容器を
提供する。
先行技術の血小板貯蔵容器と比較して、増加された酸素
透過度が望ましく、過剰に高い二酸化炭素透過度は有害
であるのみならず、22℃で少くとも5日間、そして多
くの場合7日間生存能力を維持するためには、その容器
が構成されている材料の酸素透過度はある最小限界値を
有し、二酸化炭素透過度は特定の範囲内になければなら
ないことが発見された。さらに、容器もしくはその構成
材料もまた。その他の物理的性質のある値をもっていな
ければならない。
本発明は現在市販されている血小板貯蔵容器における改
良である。し九がって2本発明の容器は現在市販されて
いるものと同じ寸法、形状および表面積を有する(以下
゛標準寸法、形状、および表面積”という)。これらの
容器は、液体を容器中へ導入するために空気が排出され
てはならず。
そして液体を容器から除去するために空気が導入されて
はならないように拡張され得なければならないことが判
っている。実際には275dの血漿を容器中へ入れ友後
、血葉と血小板を遠心分離する。その後で、大部分の血
漿を除去して容器中に−の容量まで拡張され得るのに十
分な程tに低いステイフネスを有するポリマー材料で作
られなければならない。前記した新規の性質に加えて2
本発明の容器はまなこの拡張性の要求にも適合する。
本発明の容器を構成するOK適したコポリマー・フィル
ム材料は少くとも約1.8 X 10’、am” (8
TP)/(m”秒・Pa)(100CC(STP)/(
24時間−気圧〜645cd)、好ましくは少くとも約
2.7 x 1 0’μha” (8T P ) /r
m” ・秒−Pa)(1500C(87P)/(24一
時間一気圧−64511F))の酸素透過度を有する。
前記のように、血小板は通常的2−の血小板と約48ゴ
の血漿からなる約50dの流体の単位で貯蔵される。こ
の50dの流体(以下血小板濃縮物という)に対して存
在する血小板の全数は約5 X 10”から12X10
”を超える。少くとも2.7 X 10’ Am’ (
8TP )/(rn”秒・Pa)(150CC(8TP
)A24時間−・気圧−645cj))という好ましい
酸素透過度は、捕集および貯蔵中(遭遇する全血小板数
(totalplat@1@t eot+mts en
count@r@d)の約92−に対し、胛ち12X1
0’e程度の高い数の全血小板く対して十分の酸素を提
供する。
零発I!j10容器を構成するのに適当なコポリマー−
フィルム材料は、iた約44X10’ないし約8.0×
10”firn” (STP)/(a++”秒”Pe)
(250ないし約450CC(87P)/(24時間−
気圧−645al> )、好ましくは約5.3X10’
な匹し約7.3×10”Jm”(STP)/(m” ・
秒・Pa )(300ないL約415CC(STP)/
C24時間−気圧−645数の75−1即ち約5〜10
X10”の血小板に対して十分のco、 t−逸出させ
るが、一方好ましい範囲は、遭遇する全血小板数の92
1.、即ち約3〜12×101@の血小板に応じるに十
分なco!のトランスファーを与える。約4.4X10
’J1m”(8T?)/(−・秒−Pa)(250CC
(STP)/(24時間−気圧−645m”))より低
いCO,透過度でFi容器から十分のco、に逃亡させ
ることができず、し九がうて血小板を含む流体のpIf
は減少する。 CO。
透過度の前記の水準は前記のa!素透過度とともに。
容器に全数的3〜12X10”の血小板を入れて空気中
、22℃で貯蔵したとき、血小板濃縮物の−を、少くと
も5日間および時として7日間までの貯1!に対して、
約6〜7.5の範囲に維持することを確実にするであろ
う。もしC02透過度が8×10”μm” (8Ti’
 )/ (rl ・秒” Pa > (450CC(8
’rP)/(24時間−気圧−645aa”))より著
しく過大であれば血小板を含む流体の−は入5より大き
くなり、それにつれて生存能力が失われる。ここで用い
られ念透過&は、そのコポリマー・フィルム材料を使用
するとき選ばれる厚さでの透過度であり2周囲の9気中
で測定して得られた値であることを理解すべきである。
本発明の容器を構成するのに用いたコポリマー・フィル
ム材料は二酸化炭素透過度対酸累透過寂の比が約4.5
 : 1 tでである。前記した透過度の好宜しい範囲
は、2:1ないし3:1もしくはそれより小さい透過度
比を有する。むしろ異常なポリマー・フィルムに対応す
る。これと対照的に、血小板貯蔵容器の構成に現在商業
的に使用きれているポリ塩化ビニル・フィルムは約6の
透過度比を有する。
前記の透過度にりいての要件に加えて9本発明の容器の
構成に用いられるコポリマー拳フィルム材料は少くとも
約9mPm、好ましくは少くとも約9mPaの引張り強
度、および少くとも約1000g/lの封緘強fを有す
る必要がある。tた。コポリマー材料は低い温習、即ち
約125℃ないし140℃でヒート・シールして前記の
封緘強I11に与えることが出来なければならない。こ
の要件を満足する材料によや容器を作ることは容易であ
る。
本発明の容器を構成するのに用いるため(選ばれるコポ
リマー・フィルム材料の厚さは、そのポリマー材料の単
位厚さ当りの透過度および機械的耐久性に依存するであ
ろう。例えば、もしその材料のiII票および二酸化炭
素透過度が比較的高ければ、相対的に厚いものを用いる
ことが出来る。反対に、もし特定の厚さにおけるその材
料の酸素透過度が限界一杯に低く、その厚さにおける二
酸化炭素透過度は前記の範囲の最低附近にある程低いが
1機械的耐久性が比較的高いならば、より薄い厚さのも
のを用いることができる。一般に、材料の厚さは約[1
08簡ないし約Q、25■であろう。
0.915 ナイl、0−9259kx?O密度を有す
るエチレンおよび1−ブテンもしくは1−オクテンのコ
ポリマーについて社、フィルム材料の厚さは約α10g
m1ないし約0.14日であろう。
コポリマー・フィルム材料は機械的に耐久性でなければ
ならない、即ち選ばれた厚さにおいて手荒い取扱いに抵
抗できなければならない。一般的にいって適当な材料で
は、それらの選ばれる厚さにおいて、A8TM 17り
qの方法で測定して少くとも約100のダート・ドロッ
プ値を有するであろう。
構成材料はまた血漿蛋白質に適合性(caeapati
ble)でなければならない。“適合性”とは、′材料
が血漿と相互作用を起したりもしくは血漿物質中へ醪解
したりしないことを意味し、これらは血漿、血小板もし
くは受血者に有害である。ポリマー材料の水蒸気透過度
は40℃(100”F)および90チの相対湿度で、k
sTM−B96試験により測定して約259724時間
/mlより小さくなければならない。
ここに用いる1コポリマー・フィルム材料”という表現
は、各層が単一のコポリマーもしくはホモポリマーから
作られており、少くとも一層は単一のコポリマーから作
られているフィルム材料を意味する。本発明の容器の構
成に使用する適当なポリマー材料は少くとも半透明であ
り2次のものを含む: エチレンと4〜10個の炭素原子のα−オレフィンのコ
ポリマーであって、α915〜α925νiの密度を有
するもの(いわゆる線状低密度ポリエチレン)で、典型
的なα−オレフィンとしては1−ブテン、ヘキセン、1
−オクテンおよび1−デセンが含まれる: イオノマーにonomer) +例えばナトリウムもし
くは亜鉛で中和された。エチレンとアクリル酸もしくは
メタクリル酸またはそれらの誘導体のコポリマー:なら
びに イオノマー/ポリエステル・エラストマーと線状低密度
ポリエチレン・エラストマーのラミネートもしくは共押
出物(coextrudates) 。
好ましい構成要件は、エチレンおよび4〜10個の炭素
原子のα−オレフィンのコポリマーであって、1915
〜0.92597−の密度を有するものである。エチレ
ンと4〜10個の炭素原子のα−オレフィンからなるこ
れらのコポリマーは後者の成分を約3〜5モルチ含む。
好ましくは、α−オレフィンは1−ブテンもしくは1−
オクテンであるが、1−オクテンの方がより好ましい。
これらの好ましい材料を用いると透明性の改良された容
器が得られる。これらの材料は12〜15チの曇り率(
haze )を示す〇 血小板濃縮物を本発明の容器中に貯蔵するときは、当業
界で慣用的に行われているように十分の攪拌を行う。攪
拌は当業界に周知の方法によシ。
例えば前後に動く平板床攪拌機を約70 cpm (サ
イクル7分)で作動させるか、もしくは”回転車式(f
erris−wheel )”攪拌機を約5rpmで作
動させるかして行うことができる。
現在市販に供されている血小板貯蔵容器の表面積は約2
77 am” (45平方インチ)である。容器には普
通、約77cm%(12平方インチ)の面積を有するラ
ベルが貼付され、それは容器の表面積の約28%を覆う
。このラベルはこの面積分だけ容器の透過度を低下させ
る。前記の透過度の要件はラベルを貼付しない容器に対
するものである。現在、商業的用途に対してラベルは容
器の表面に完全に付着されているが、ラベルはまたその
一端部のみで取付けること、容器上に特別に作られたフ
ラップ(副翼)に取付けること、もしくは容器の有効表
面積を少しも遮蔽しないよう外方法で取付けることも可
能であろう。もしラベルを容器の表面に完全に付着する
ならば、容器の構成に用いられたポリマー材料の透過度
は、ラベルに起因する透過度の減少分を補償するような
ものでなければならない。
本発明は理論によって限定されるものではないが、前記
の透過度の要件は、この血小板貯蔵容器に、血小板の生
存能力を少くとも5日間、多くの場合7日間まで維持す
るために、使用中十分の酸素を取9人れ十分の二酸化炭
素を排出させるべく十分な有効透過度、V を保証する
のに十分であdす ると考えられる。有効透過度は次の逆数の和(inve
rse addition)  により与えられる:こ
こでV  はラベルの面積内でのみ作用し。
m1m1 V は液体抵抗透過変である。本発明では酸素に1、Y
+ 対するt  、t  、otは少くとも約t2X10’
off    @fず μm” (STP)/(m”秒・Pm) (66cc/
 (24時間−気圧−645Bm”))でなければなら
ず、好ましくは少くとも約t3X10s(74)  で
おる。0.透過度が前記のt8 X 10” p−(S
TP)/(m”秒・Pa)CI 00 cc/ (24
時間−気圧−645”cmり )であれば、t、o、は
少くとも約12 X 1011μs”f (sTP)/(m”−秒・Pa) [66cc/ (2
4時間−気圧−645cII?)〕であることが保証さ
れる。
血液銀行では予期すべき血小板の数がいくらであるか前
もって判らないことが多いので2本発明の容器は、遭遇
する全血小板数の約75〜80g6に対して、22℃で
貯蔵されたとき血小板の生存能力が少くとも5日間、多
くの場合7日間まで維持されるように保証を与える。実
に、前記の好ましい透過度は、遭遇する全血小板数の約
92%に対しこのような生存能力を与える。
本発明の血小板貯蔵容器は通常1袋の形をしているであ
ろう。多重袋系が望まれるときは2本発明の血小板貯蔵
容器を別の袋に、欧州特許公告第0.044.204号
に記載され請求されている無菌のドツキング・システム
を用いて無菌的に結合することができる。本発明の血小
板貯蔵容器は、ポリマー混合物ではなくコポリマー・フ
ィルムから作られているので、フィルムは均質であり、
比較的一定の透過度を与える。さらに、プロー成形技術
を用いるのてはなく、フィルムから容器を製造するので
、壁の厚さがより均一になり、したがって容器の種々の
場所での透過度のばらつきがより少ない。
本発明の前記の性質は下記により測定される。
を透過度  −A8’rM D−14542引張り強度
−A8TM D−882 五封緘強度 − フィルム試料を慣用の方法により封緘部分の流れ出しを
最少にして浴接封緘されるようにと一ト・シールする。
最初に、二枚の同じ材料からなるシートを、ある線に沿
ってホット・パーによりヒート・シールしてシールされ
た対を形成する。
2.54cst巾の試料をこのシールされた対の中心部
付近から切り取り、シール線がその試料の一端付近にあ
るようにする。得られた。試料の自由になった末端部を
剥離試験機のグリップに取付けるこの試験機はシール部
に実質的に衝撃試験を与え。
シール部の強さをシール中当りのグラム数で測定する。
4、生存能力 本文中、”生存能力”とは血小板の生体内循環能力を意
味する。生存能力の生体内測定は、血小板にIIIcr
でラベルすることおよびそれをもとの正常の志願検体(
volunteer)に再注入するととKより行うこと
ができる。本文中に用いる生存能力は形状変化、形態値
(mo・      re)+血小板の寸法の分布の分
散およ      rcent aggre″″gst
ioa)の測定により決定される。形状変化は。
血小板の通常の形である円盤状の形状からの偏りを測る
ものであり、 Holme and Murphy: 
Journalof Laboratory and 
C11nical Medicine+ 92+53〜
64バージ (1978)に記載されているものに類似
の技術による光透過分析により測定される。
分散試験は血小板の崩壊の程度の尺度であり。
Holmesら、 Blood、 52.425〜43
5 (197B)の記載と似た方法を用いてCoult
erカウンターにより測定される。形態値は円盤状の形
状のものの百分率を与えるもので2位相差顕微鏡により
測定される。凝集率は血小板が止血機能を果す能力を示
すもので、これもまた光透過により測定される。形態値
および凝集に用いられた試験法は前記の、[olme 
 らの論文中に記載されている方法に類似であった。
Murphyは、1980年11月9〜12日のモント
リオールにおけるA A B B Meetingで、
形状変化および分散は % ICrでラベル付けをした
血小板をもとの正常な志願生体に再注入することにより
測定された生体内生存(in vivo 5urviv
al)(”Crの生体内回収S)と定量的な関係がある
ことを示した。形状変化は意図される回収の生体外尺度
として用いられた。Murphyは、形態値が、同じよ
うに、血小板の生存の良好な尺度として認められること
を報告した。形態値が良好であるが血小板が循環しなか
った例は少ししかなく、形態的測定結果が形状変化の様
子か目視による計数かの何れかにおいて貧弱であるにも
拘らず生体内での結果が良好である例は全く知られなか
った。Mu r ph yの知見によれば、形状変化が
107ということは〜60嘔の生体内回収に対応し:形
状変化は・生体内回収嘔に比例し、そして1.21の形
状変化は65嗟の回収に対応する。
1ないし800のスケールでの形態値500は最小限の
許容値であり、25〜3016の回収に対応する。血小
板を採取した直後では形態値は約650〜700の範囲
であり9回収(S l cr )は65〜751に対応
する。したがって、600〜700の範囲内では生体内
回収チは形態値/10により推算されると考えられる。
不発−はさらに次の実施例によって説明される。
実施例中、別記しない限り、温度はすべて℃であり、生
体内回収を除いてすべてのチは重量%である。生体内回
収チは数によるチである。血小板数の値および透過度は
それぞれ約±20チの精度である。実施例中に記載され
たーの値は22℃で測定されたものである。
実施例 1〜5 標準の寸法、形状および表面積の血小板貯蔵袋を2次の
コポリマー・フィルム材料のフィルムから作る。
(a)密度α919 g/d (D、xfv/(約97
モルチ)と1−ブテンのコポリマー(LLDPB)。
(b) 20 %のポリブチレン(ポリテトラメチレン
グリコール)テレフタレート(10〜30チボリ工−テ
ル)と80%のLLDPEの共押出物、および (c)密度α918g/’;蕩3の、エチレンと1−オ
クテンのコポリマー(LLDPI)。
得られた血小板貯蔵袋の性質を表に示す。何れの袋もス
テイフネスが十分低くて液体によって約275dの容量
まで拡張出来る。
実施例 6 実施例3に記載したものと同様の4袋を用い。
約50#tlの血小板濃縮物を平板床攪拌機で攪拌しな
がら、22°で、それぞれ7日間貯蔵する。袋中の血小
板の濃度は約t2〜t7x10μCの範囲であつ九。1
.3および7日間のそれぞれに6袋から1〜4−の試料
を採取し、各期間における血小板の形状変化を測定する
。初日の最大−は′156であり7日目の最小−は7.
12である。7日間の平均の形状変化はt16であり、
これは意図された生体内血小板回収55チに対応する。
実施例 7 実施例5に記載されたものと同様の10個の袋を用い、
約50mの血小板濃縮物を、観覧車(perria w
heel)式攪拌機で攪拌しなから22°で7日間づつ
貯賊する。袋中の血小板の#度範囲は(L96〜2.7
7 x 10’/ccで−あり、全血小板数の範囲は!
5.7〜13 X 10”/ ccである。5日目およ
び7日目のそれぞれに6袋から1〜4dの試料を採取し
2これらの期間における形態値を測定する。1日目の形
態値の10袋の平均値は約490で、これは意図された
生体内血小板回収49襲に対応する。血小板濃縮物の平
均…は3日目に7.2であり、7日目で7.07である
対照試験 標準の寸法、形状および表面積をもった。先行技術の血
小板貯蔵袋10個の各々に、約5Djdの血小板濃縮物
を22°で7日間貯蔵する。これらの袋は、厚さ0.3
8tll(15ミル)を有するポリ塩化ビニル・フィル
ムで構成されている。このフィルムの酸素および二酸化
炭素透過度は、それぞれ7.lX10’および4.2 
X 10’μm’(STP)/(m”秒・P鳳)〔40
および240 cc (STP)/ (24時間−fi
圧−645CIL”))である。フィルムの引張り強度
は約20 mPaであり、封緘強度は約1200F−で
ある。6袋のステイフネスは十分低くて液体により約2
751の容量まで拡張され得る。袋中の血小板濃度は0
.86〜2.50x10・/CCの範囲にあり、全血小
板数は4.64〜1t5x1Q”である。10袋の平均
の、7日間の形態値は249で、意図された生体内血小
板回収25チに対応する。血小板濃縮物の平均…は3日
間で66であり。
7日間で61である。
実施例 8 実施例5に記載されたものと同様の9袋を用い。
約50ILlの血小板濃縮物を、平板床攪拌機で攪拌し
ながら、22°で7日間貯蔵する。袋中の血小板の濃度
範囲は122〜2.49 X 10’/ccであり。
全血小板数の範囲は5.9〜12.6 X 10′。で
ある。
0.3.5および7日目のそれぞれに6袋から1〜6d
の試料を採取し、それぞれの期間における形態値を測定
する。7日間における形態値の、9袋についての平均値
は517で、これは意図された生体内血小板回収52俤
に対応する。血小板濃縮物の平均…は0.5.5および
7日においてそれぞれ7.18,7.27,7.18お
よび&97である。
実施例 9 実施例5に記載されたものと同様の7袋を用い。
約50−の血小板濃縮物を各袋中に入れ、楕円形に動揺
させなから22°で7日間貯蔵する。袋中の血小板濃度
は110−455X10’ の範囲にあり、全血小板数
の範囲は5.6〜12.9X10”である。6袋から0
.5.5および7日間のそれぞれに1〜3Mlの試料を
採取しそれぞれの期間における形態値を測定する。7日
目の形態値の、7袋についての平均値は515で、これ
は意図された生体内血小板回収529bK対応する。o
、5゜5および7日間における血小板濃縮物の平均−は
それぞし7.18. 7.30. 7.12オ!ヒフ、
 02テある。
特許出願人  イー・アイ・デュ・ボン・ドウ・ヌムー
ル・アンド・カンパニー 代理人 弁理士松井政広 (外1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 t 低い温度でヒート・シールされることが可能であり
    。 少くとも約t 8 X 10’ am” (8TP)/
    (n”秒・Pa)の酸素透過度。 約44 X 10’ナイL約aOx 10!i#m”(
    8TP)/(m”秒・Pa)の二酸化炭素透過度。 少くとも約85IPaの引張り強度。 少くとも約1000g/aILの封緘強度(seals
    treagth  )。 その容器が液体によって約275dの容量まで拡張せら
    れ得る程度の低いステイフネス。 少くとも約100のダート・ドロップ値(dart d
    rop vals*e )を与える程度の耐久性、およ
    び 約a、08ないし約0.231Ellの厚さを有するコ
    ポリマー・フィルム材料から作られた血小板貯蔵容器。 2、特許請求の範囲第1項記載の容器であって。 前記コポリマー・フィルム材料が少くとも2.7×10
     am” (8TP)/(sz’秒・Pa)の酸素透過
    度を有するもの。 五 特許請求の範囲第2項記載の容器であって。 前記コポリマー・フィルム材料が約5.5X10’ない
    し約7.5 X 10’ am” (8TP)/(m’
    秒fa)の二酸化炭素透過度を有するもの。 4.4G許請求の範囲第3項記載の容器であって。 前記コポリマー・フィルム材料が少くとも約9mPaの
    引張り強度を有するもの。 5、特許請求の範囲第1もしくは4項記載の容器であっ
    て、前記コポリマー・フィルム材料が。 α915〜0.9259/cm”の密度を有する。エチ
    レンおよび4〜10個の炭素原子のα−オレフィンのコ
    ポリマー;イオノマー(ioflomer ) ;なら
    びにイオノマー/ポリエステル・エラストマーおよび線
    状低密度ポリエチレン・エラストマーのラミネートもし
    くは共押出物(coextrudate )からなる群
    から選ばれるもの。 & 特許請求の範囲第4項記載の容器であって。 前記コポリマー・フィルム材料が、α915〜α925
    11/cm”の密度を有する。エチレンおよび4〜10
    個の炭素原子のα−オレフィンのコポリマーであるもの
    。 l 特許請求の範囲第6項記載の容器であって。 前記4〜10個の炭素原子のα−オレフィンが1−ブテ
    ンもしくは1−オクテ/であり、前記コポリマー・フィ
    ルム材料が約(L10簡ないし約cL14■の厚みを有
    するもの。 8.4I許請求の範囲第7項記載の容器であって。 前記α−オレフィンが1−オクテンであるもの。 9 α915ないし[L925νiの密度を有する。エ
    チレンおよび1−ブテンもしくは1−オクテ/のコポリ
    マーのフィルムであって、該フィルムは約α10■ない
    し約(L141Ellの厚さを有するものから作られた
    血小板貯蔵容器。 1α血小板濃縮物を貯蔵する方法であって、4I許請求
    の範囲第1.7.8もしくは9項記載の容器中に該濃縮
    物を入れること、該容器を封緘すること、22℃の温度
    を維持すること、および該容器を動揺させることからな
    る方法。
JP57135837A 1981-08-05 1982-08-05 血小板貯蔵容器 Granted JPS5829465A (ja)

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US29032881A 1981-08-05 1981-08-05
US290328 1981-08-05
US392295 1982-06-29

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JPH0362427B2 JPH0362427B2 (ja) 1991-09-25

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