JPS5824687Y2 - ガス器具せん - Google Patents

ガス器具せん

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Publication number
JPS5824687Y2
JPS5824687Y2 JP1978063265U JP6326578U JPS5824687Y2 JP S5824687 Y2 JPS5824687 Y2 JP S5824687Y2 JP 1978063265 U JP1978063265 U JP 1978063265U JP 6326578 U JP6326578 U JP 6326578U JP S5824687 Y2 JPS5824687 Y2 JP S5824687Y2
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JP
Japan
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orifice
gas
slit
closure
fine adjustment
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978063265U
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English (en)
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JPS54164130U (ja
Inventor
浩 古田
Original Assignee
シャープ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガス器具せんの微調整領域において生ずるグリ
スづまりによる不安定な動作を解消したガス器具せんに
関するものである。
従来、微調整用ガス器具せんは、第6図に示すように閉
子9の閉子孔10の側部にスリット11を設けて、この
スリット11の移動により、面積の微小な変化を作って
遵調整を行なっていた。
すなわち、第7図に示すように閉子9はガス器具せん本
体12に嵌め込まれ、矢符方向に回転するものであるか
ら、閉子9が矢符イ方向に回転して閉子孔10が本体孔
13と対応する位置からずれると、スリット11が孔1
0と13fX一連通する唯一の通路となる。
従って、スリット11の断面積がガス流量を決定し、第
7図の如く、スリット11に傾斜を設けてかくと、閉子
9の矢符イ方向への回転に従って、ガス流量を小さくす
ることができる。
しかしながら、このような構成であると閉子90回転を
スムーズにするためと、ガスもれ防止のために閉子9と
本体12との間に介在されるグリスが、上記スリット1
1にたまりやすく、スリット11の断面積を小さくしつ
いには閉塞して、所定の微調整ができなくなるという欠
点があった。
すなわち第7図において、閉子9が矢符口方向に回転す
る場合はスリット11の終端部14が本体12の15部
分に対応する際、この部分15のグリスがスリット11
に侵入し、逆に閉子9が矢符イ方向へ回転する場合もス
リット11の終端部14が本体12の16部分に対応す
る際この部分16のグリスがスリット11に侵入するの
でスリット11にはグリスがたまるわけである。
このように従来のガス器具せんではスリット11の終端
部にグリスがたまりやすく、所定の微調整ができなくな
り、このグリスづまりを防止する有効な手段を見出すこ
とができなかった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので閉子孔の径よ
りも小径なるオリフィス(小孔)を有するオリフィス体
をガス器具せんのガス通路中に設け、微調整領域で自動
的にオリフィス体が降下して通路を塞ぎ、オリフィス体
の小孔のみにガスが通るようにし、スリットのグリスづ
まりによる微調整への彰響をなくし安定な小流量のガス
を得ようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面の簡単な説明する。
第1図は本考案の実施例を示すガス器具せんの断面図、
第2図はオリフィス本体の詳細断面図、第3図は閉子の
横断面図、第4図はカム板の平面図、□第5図は閉子回
転角度とガス流量との関係を示すガス流量特性図である
図に督いて、1は閉子、2はガス器具せん本体、3は閉
子カバー、4は閉子スプリング、5は上記閉子1に連動
して回動するカム板でオリフィス体6の先端部6′を押
圧するために段差を設けてなるオリフィス当接部5′を
有する。
上記オリフィス体6はガス器具せん本体2のガス流出側
にOリング7とオリフィススプリング8によって上下方
向に移動自在となっている。
グは上記オリフィス本体に穿設されるオリフィス(小孔
)であって、第1□図に示すようにカム板5のオリフィ
ス当接部5′によってオリフィス体6が押し上げられて
オリフィス(小孔)〆のみを介してガスが流出するよう
になっている。
Aはガス器具せん本体2のガス流入側通路、Bは閉子孔
道路、C及びEはガス器具せん本体2のガス流出側通路
である。
又、閉子1の入口側にはスリン)Sが、出口側はスリッ
トPが穿設されており、スリン)Sは同−深さであるが
スリットPは963の範囲で従来より深く大きく形成さ
れ先端になるにつれて浅くなって督りスリットSより長
く形成されている。
従って小量のガスを制限するのは出ロ側スリヅト部Pで
徐々に行われ、最終には入口側のスリット部Sで行われ
る。
そして出口側スリット部Pで制限される段階で閉子1に
連動して回動するカム板5の回転によりオリフィス当接
部5′がオリフィス体6の先端部6′に当り、オリフィ
ス体6が降下し、第1図に示すようにオリフィス体6の
略中央部に穿設されるオリフィス(小孔)グを通ってガ
ス器具せん本体2のガス流出側通路C及びEが連通状態
となる。
第3図及び第5図において、〆、(KF区間)はガス流
出域、θ2(GH区間)はスリット部域、θ3(JK区
間)は上記オリフィス体6の降下範囲である。
又、FK区間の破線部りはガスの流入側の流量特性を示
して釦り、Gからガス流量零までの略直線状の破線部M
はスリットのない場合の流量特性を示している。
次に上記構成によるガス器具せんの動作を説明する。
閉子1が「閉」方向に戻ると即ち右の方向へ回転すると
閉子1の出口側スリン)Pとガス器具せん本体2の流出
側通路Cとが重なりガス量はこの断面積の変化量により
変化する。
そして更に「閉」に進むと、カム板5の少し低く形成さ
れているオリフィス当接部5′がオリフィス体6の先端
部6′に当接してオリフィス(小孔)グがガス流出側通
路CとEとを連通ずる程度にオリフィス体6を降下させ
る。
従って、微調整領域に督けるガス流量はこのオリフィス
(小孔)グの断面積によって設定することができる。
そして、更に「閉」位置方向に閉子を回動していくとガ
ス流入側の閉子1のスリン)Sとガス流入側通路Aとの
重なりが完全になくなりガス流量は零になる。
同、上記オリフィス体6のオリフィス(小孔)グの径を
変えることによっていわゆる1トロ火」のガス量をガス
の種類に関係なく一定の値に保つこともできる。
又、本考案の実施例ではガス流入側の閉子にスリットを
設けているが、このスリットは特に設けなくとも良い。
そして上記オリフィス本体6のオリフィス(小孔)の数
は複数個であっても良い。
以上に説明したように本考案によれば、少くとも閉子の
微調整域で閉子に連動して回動するカム板によって、ガ
ス器具せん本体のガス通路内に設けられたオリフィス体
を押圧して、当該ガス通路を閉塞し、この移動するオリ
フィス体に穿設されたオリフィス(小孔)を通ってのみ
ガスが流出するようにしたから、スリットのみによって
微調整状態を得ていた従来のガス器具せんに釦いてしば
しば生じていたスリットのグリスづまりによる不安定な
動作を解消することができる。
又、スリット部のグリスづまりは通常スリットの終端部
周辺に起り易いものであるが、スリット先端部にグリス
がつまった場合にち−いてもオリフィス(小孔)による
調整範囲を適当に設定しておけば、オリフィス(小孔)
によって確実に所望のガス量を保持することができるの
で所望の1トロ火1状態を容易に得ることができる実用
価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すガス器具せんの断面図、
第2図1dオリフイス本体の詳細断面図、第3図は閉子
の横断面図、第4図はカム板の平面図、第5図は閉子回
転角度とガス流量との関係を示すガス流量特性図、第6
図は従来の閉子の斜視図、第7図は従来のガス器具せん
の断面図であって、1は閉子、2はガス器具せん本体、
5はカム板、 6はオリフィス本体、 S、Pはスリット、 グ は小孔である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 閉子の閉子孔に微調整用のスリットを連設しこのスリッ
    トによりガス流量の微調整域を設定したガス器具せんに
    釦いて、 ガス器具せん本体のガス通路中に当該ガス通路を開閉す
    るオリフィス体を移動自在に設けると共に、このオリフ
    ィス体にガス通路を連通ずる小径のオリフィスを穿設し
    、このオリフィス体を開位置に常時附勢してその先端部
    を上記ガス器具せん本体へ臨出させるオリフィススプリ
    ングを設け、上記閉子には少くとも微調整域にむいて当
    該閉子に連動して回動し、上記オリフィス体の先端部を
    押圧して当該オリフィス体を閉位置に移動させるカム板
    を設けたことを特徴とするガス器具せん。
JP1978063265U 1978-05-10 1978-05-10 ガス器具せん Expired JPS5824687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978063265U JPS5824687Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 ガス器具せん

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JP1978063265U JPS5824687Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 ガス器具せん

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Publication Number Publication Date
JPS54164130U JPS54164130U (ja) 1979-11-17
JPS5824687Y2 true JPS5824687Y2 (ja) 1983-05-27

Family

ID=28966287

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JP1978063265U Expired JPS5824687Y2 (ja) 1978-05-10 1978-05-10 ガス器具せん

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4571261B2 (ja) * 2000-01-17 2010-10-27 株式会社ハーマンプロ ガス用開閉具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5437070Y2 (ja) * 1974-08-03 1979-11-07

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JPS54164130U (ja) 1979-11-17

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