JPS5823783B2 - 移動無線局相互間の通信制御方法 - Google Patents

移動無線局相互間の通信制御方法

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JPS5823783B2
JPS5823783B2 JP54000586A JP58679A JPS5823783B2 JP S5823783 B2 JPS5823783 B2 JP S5823783B2 JP 54000586 A JP54000586 A JP 54000586A JP 58679 A JP58679 A JP 58679A JP S5823783 B2 JPS5823783 B2 JP S5823783B2
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communication channel
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森山和
発生川孝男
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Kokusai Electric Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多数の移動無線局(端末局)を含んで構成され
たグループ内の通信チャネルの割当てに関し、特に無線
回線においてグループ内で共用する特定数の通信チャネ
ルを端末局からの回線設定要求に応じて保留チャネルの
甲から随時割当を行う方法に関するものである。
従来は上記のようなグループにおいて複数のチャネルを
各無線局が共用する場合には、各局はその待受時に他局
からの呼出しを検知するためにあきチャネルを判断可能
な走査時間でモニタ(監視]するか、共用チャネル数に
等しい複数の受信部を有する受信機にて各チャネルの連
続モニタを行っている。
またグループ内の他局との通信では上記のモニタからあ
きチャネルを判定しそのあきチャネルを用いて相手局を
呼出すと、相手局は上記の待受はモニタで呼出しを検知
して応答し通信回線の設定が成立するのであるが、これ
らはすべて運用者の人為的な判断操作によっている。
また別な手法では呼出し専用チャネルと通信専用チャネ
ルとを予め別々に設定しておき、相手局呼出しには呼出
し専用チャネルを用いて相手局を呼出し、待受局は呼出
し専用チャネルをモニタして呼出しを知って応答し相互
に使用する通信チャネルを打合わせた後その通信チャネ
ルを用いて通信を行うものがある。
しかしこれらはいずれも運用者の判断操作によっている
ため通信の疎通が悪く、かつ通信中の他のチャネルを妨
害することが少くなかった。
またモニタおよびそれによる判断および操作は熟練を要
するため不特定多数の通信者、すなわち通話やデータ伝
送を行う利用者が運用するには適当でなかった。
そして上記のように人為的な待受け、チャネル選択と回
線設定などには専任者が必要で経済上高価につくという
欠点があった。
本発明は上記従来の方法の欠点を除くために行ったもの
であるが、多数の無線局にて構成されたグループ内の通
信において、前記の待受監視、通信チャネル選定および
相手局捕捉の自動化を行い、通信中のチャネルへの妨害
、相手局選択および応答の誤りを排除し、かつ割当てら
れたまたは使用可能なチャネル数が少いときでもその有
効活用を行うことが特長で、船団内の相互通信や操車場
(ヤード)内の移動体の相互通信を、従来の複雑高度な
運用技術を必要とすることなく、不特定多数の通信をし
ようとする人が随時容易に運用できるという実用上の効
果が著しい。
以下図面を用いて本発明をさらに具体的に説明する。
第1図は従来の通信グループの構成側図で、図中の■〜
■はグループを構成する無線局すなわち移動体で、これ
らの局相互間に最大保有チャネル数の回線設定が行われ
る。
たとえば保有(割当)チャネルが2の場合には0〜0局
のうち2局ずつ2組が同時に通信回線を設定することが
できる。
第2図は第1図の回線設定を自動化した本発明実施例回
路である。
同図中の■〜■は第1図と同じ無線局であり、■は回線
設定統制局(以下統制局という)で移動体無線局に併設
するか専用局とする。
第2図の例では統制局■は回線設定統制の専用チャネル
(これをChCとする)を用い、各移動局を一定のフォ
ーマット(様式)で順に呼び出し回線設定要求の有無を
収集する。
この収集方法には1つの無線局を呼出す毎に回線設定要
求の有無を検知して要求があれば回線設定処理を行う逐
次処理と、各無線局の回線設定要求の有無のみを各無線
局毎に収集して要求のある局のみを抽出した後回線設定
処理を行う一括処理とがある。
以下の説明では便宜上前者について説明する。
割当てられたチャネル中の1つを専用チャネル、他は通
信用チャネルとした後、まず専用チャネルChCを用い
て0局と各無線局間の呼び出し、応答を同一周波数の片
方向通信形態で行う。
いま仮に各無線局には通信中のものがないとすれば0局
から■局の選択符号および回線設定要求有無の情報収集
区分符号(なお符号とはトーン信号の単一から複数の周
波数の組合わせやパルス方式による符号化信号のことで
あって、信頼性、効率、経済性などから選定される)を
ChCで連続送出すると、■局はこれを受信して自局の
呼出しと回線設定要求間合せ(回線設定要求間合せ区分
符号)であると判断して、0局の上記連続符号の送出終
了後一定余裕(待受)時間Tw内に要求が無ければ無要
求符号を同一チャネルで送出する。
0局では上記一定の待受時間内の■からの応答信号を検
査しこの場合は無要求の情報符号を検知する。
もし一定時間Tw内に応答信号の受信がないときは後記
通信中(とみなした)処理を行う。
以上で■局の回線設定要求が無いことが確認されれば次
の局の情報収集に移行し、■局に■局と同じく■局の選
択符号および回線設定要求の有無情報収集区分符号(以
下有無区分符号という)を連続してChCで送出する。
■局はこれを受信し自局の呼出しと回線設定要求の有無
区分符号を検知し、0局の上記送出終了後の一定余裕時
間Tw内に要求が無なら無要求符号を■局の吉きと同様
に出力する。
0局は一定時限内に■局からの応答信号の到着を検査し
無要求符号を検知する。
このように0局はチャネルCを用いて順に無線局を選択
し回線設定要求の有無の情報を循環繰返して収集する。
次に各無線局中のいずれかが(通信)回線設定要求符号
を送信した場合について説明する。
いま→1として■局が0局と交信したい場合には、■局
は0局を選択して0局からの自局の呼出しと有無区分符
号を待つ、なお各無線局の構成については第5図にて後
述するが、たとえば操作盤には交信相手局の選択設定装
置が設けてあって、設定された相手局番は自動的に符号
化出力できるものとする。
さて0局は各局の回線設定要求問合わせを順番に、たと
えば■局から0局までを一連番号順に繰返し行うが■の
番になったとき■局の選択符号および回線設定要求の有
無区分符号をChCで送出し、この送出終了後0局は一
定余裕時間Twの間0局からの応答を待受ける。
■局は0局の0局呼出しと有無区分符号を検知すると■
の待受時間内に回線設定要求符号と相手局■の番号をチ
ャネルCで送信する。
0局はこの応答符号を受信して■局からの回線設定要求
の発呼と相手局番号を検知する。
ここで0局と各無線局間の選択呼出しおよび0局内の処
理について説明する。
なお統制局■の構成については第4図によって後述する
第3図は0局すなわち統制局における信号処理の流れ図
(フロー図)の一例で、簡単な規約によるものである。
第3図において1は各無線局の状態を検知するための情
報収集局番の指定で、これにより各無線局の選択呼出情
報収集が行われる。
2は各無線局からの応答のうち回線設定要求の発呼を検
知する。
3は前回までの発呼が相手局話中あるいは通信チャネル
にあきチャネルがなく待ち登録(接続不能で接続要求の
み記憶)されたもの\発呼取消を検知する。
なお登録とは0局に設けであるメモリに入力の種類に応
じてそれぞれ記憶させることを意味する。
4は通信中からの復旧の検知、すなわち通信中は通信チ
ャネルが設定されるから無応答になり、復旧すれば回線
設定要求符号かまたは無符号の応答があるので検知でき
る。
5は復旧に伴う使用通信チャネルと両無線局番の通信中
との登録を取消済かどうかの検知、6は5の未取消しに
対する取消し処理、7は3の発呼取消し検知による待ち
登録の取消し、8は5の登録取消直後知が登録取消直後
の検知か2回目以後であるかを検知する。
これは直後すなわち1回目の検知であれば後述するフロ
ーが必要となるため区別するものである。
9は4の復旧の検知がないとき相手局が復旧検知されす
でに登録取消済みかを検知する。
これは各無線局を循環検定を行うものであるから相手局
の復旧の方が先に検知処理されることがあるからである
これがNOなら話中である。10は9で相手局の復旧、
登録取消が済んでいるのでその時点の収集無線局の未復
旧を強制復旧させる。
11はその該当局が復旧したかの検査、12は用済みあ
きチャネルの登録、13はあきチャネルがないとき回線
設定要求があって回線のあきを待つ登録が行われている
かを検査する。
これはあきチャネルを有効に使用するためあき発生に引
続いて割当てを処理するものである。
14は2の発呼を検知したとき相手局がすでに他局と通
信中かを検査する。
15は未割当てのあきチャネルがあるかの検査をする。
16は14の相手局が話中または15のあきチャネル無
しが検知されたときその発呼側に待ち合わせを通報する
17は同一無線局からの重複発呼かを検査する。
18は待ち合わせ登録を行う。
19は割当可能なとき通信すべきチャネルを両無線局に
通報する。
20は通信チャネル番号および両無線局番号の通信中の
登録をする。
以上1〜20の処理機能をもつように統制局■は構成さ
れる。
再び0局と■局の関連に戻り0局では第3図の1により
■局の情報収集が行われて■局から0局への発呼を第3
図の2で検知される(Yes)と、14(以下1〜20
はすべて第3図中のボックスの番号とする)において0
局が話中か否かを0局の通信中登録記憶で検査し、いま
0局があきと仮定すれば話中でない(NO)ことを検知
する。
次に15であきチャネルがあるかをチャネル番号登録記
憶で検査し、あきチャネルNあること(Yes)を検知
すると19によって通話 フ趙ル番号を■。
■両局に通報する。
それには0局 両局に■局と0局それぞれの選択符号
、チャネル割当(であることを示す)区分符号、指定通
信チャネル番号の順に送信すると、■、■両局のみはそ
れぞれ自局の選択符号を検知し、さらに区分符号と指定
チャネル番号(これを仮りにChlとする)を検出する
ここで■、■両局は指定チャネルに通信チヤネルを設定
し、Chlによる2局間通信が行われる。
0局は19の通報後は20により割当チャネル番号(C
hl)とこのチャネル使用の■、■両局が通信中の登録
記憶が行われる。
(またあきチャネル登録メモリからはChlを抹消する
)20の登録処理後は0局は最初の■に戻り続いて■局
の情報収集を1によって行う。
■局は仮に回線設定の要求が無いとすれば0局からの情
報収集に応答して回路設定要求無しの符号をある一定時
限内に送出する。
これによって0局では2の発呼?はNo、3の発呼取消
?はNo、4の復旧?はYe s 、 5の登録取消済
?はYes、8の登録取消直後?はNo(5と8は情報
収集2回以前に復旧しているものと仮定する)とそれぞ
れ検知され■に戻って1の次局■の情報収集に移行する
0局はすてに0局と通信中であるからこ\では復旧検知
を行うことになる。
すなわち0局から0局の選択呼出し符号および回線設定
要求有無情報の区分符号が送出され一定時限で0局から
の応答を待つ、この場合上記のように■と■両局が通信
続行中なら0局からの情報収集の専用チャネル(ch
c )は待受けされていないから専用チャネルには無応
答信号で一定時限内に所要の信号検出が行われない。
このため4の復旧?はNOと判定され、さらに9では相
手局■の復旧、登録取消済?を検査して、この例では前
記のように■局選択で回線設定が行われたので復旧して
いないことを通信中登録の検査で判定されるのでNO(
話中)と検知される。
そこでコネクタ■を経て1に戻り次の■局の情報収集に
移行する。
■局は■局への回線設定をするものとすれば、■局は情
報収集時点以前に交信相手局の選択設定済であるから、
0局からの情報収集受信入力に応答して一定時限内に交
信相手0局の選択符号をChCで送出する。
0局ではこの応答符号を受信して■局からの回線設定要
求の発呼を2で検知する(Yes 出力)から、14で
相手局の■局が話中かどうかを通信中登録記憶で検査し
、話中でない(NO)ことを検知したとする。
次に15で割当可能なあきチャネルがあるかをあきチャ
ネル番号登録記憶で検査しあり(Yes)を検知する。
14.15の検査から19によって通信チャネル番号を
■と■両局に上記同様0局から選択符号、チャネル割当
区分符号、指定チャネル番号(このときはch2とす)
として通報する。
これによって■、■両局は選択呼出し符号を検知し、さ
らに区分符号と指定通信チャネルがch2であることを
これら2局のみが検出し、指定のチャネルch2を用い
た通信が設定される。
他方19の通報後は20へ割当通信チャネル番号と両局
番号の通信中の登録記憶およびあきチャネル番号登録か
ら割当てチャネル番号の抹消が行われ、■から1の処理
に戻る。
以上で■と■、■と■の回線設定が成立した。
次には相手局が話中あるいはあきチャネルが無い場合に
ついて説明する。
例として次の■局が■局に回線設定要求を行った場合と
する。
このときは0局は1の収集処理によって■局に対し情報
収集を行い、これにより■局からは■局への回線設定要
求を応答すると■局ではこの応答を検出し、2で発呼を
検知(Yes)すると14で相手局■が話中かを通信中
登録の検査で判定し話中(Yes)であることがわかる
この14のYes 出力によって待ち合わせが必要であ
るため16によって■局に待ち合わせ通報符号が送出さ
れ、■局では待ち合わせを検知する。
0局では17で同一局からの発呼重複かを検査して(こ
のときは第1回でNOである)■局から■局への回線設
定要求の待ち合わせ登録が18で行われる。
これで■局からの0局の情報収集処理を終了し■から1
に戻り次の0局の情報収集に移行する。
次に0局から■局への回線設定要求に対しあきチャネル
が無い場合を説明する。
この場合には0局は1の情報収集処理、2の発呼検知→
Yes。
14の相手局話中検知→NO?u−”)T15ては通信
チャネルのあきチャネル力ちる力塔アきチャネル番号登
録記憶テ灸査し無しくNO)を検知する。
従って次の16では前記同様に待ち合わせ通報を0局に
送出すると共に17の発呼重複を検査して18で待ち合
わせ登録を行う。
これで0局は待ち合わせ通報を検知し待機する。
0局は18の登録終了により■から1に戻り次局の情報
収集に移行する。
次に発呼取消について説明する。
たとえば上記の例のように0局から■局までは話中検知
が各局の情報収集毎に0局では2のNO,3のNO,4
のNOおよび9のNOで行われるものとし、そして■局
から■局への回線設定要求は相手局■の話中により待ち
合わせ登録および待機の処理が行われたが、その後0局
は0局への回線設定要求を取消す場合には、0局側の設
定を取消す(これは前記各局の操作盤に設定しである相
手局コードを消失することで行われる)と0局か0局の
情報収集時に2の発呼はNO,3は発呼取消で検知(Y
es:し、7で待ち合わせ登録を取り消す。
これによって0局の情報収集時に先の待ち登録が取り消
される。
次に回線設定の復旧後の処理を説明する。
例として先に回線設定されて通信中であった0局と■局
間が復旧(通信終了)した場合には、0局の情報収集は
0局から0局までを終了して0局の情報収集時に0局側
が復旧して通信チャネルから専用CChにチャネルが変
換されているから、0局から0局の選択呼出に伴う情報
収集が成立し回線復旧符号に相当するこの場合無符号波
が送出される。
0局は一定時限内の応答と無符号を検出し2はN093
はN024の復旧?はYes(一定時眼内の応答検出に
より)で復旧応答が検知される。
次に5の通信中登録が取消済かを検査する。
この場合0局と■局間の復旧検知がまず0局の情報収集
時に検知され、前回の0局の情報収集時には未検知であ
ったと仮定すれば5では未取消済のNOを検知し、6に
て先の通信中の通信チャネルch1と両局番との登録記
録を取消し、■から1に戻って次の局の情報収集に移行
する。
なお通信チャネルにあきが発生したが相手局■の復旧は
未確認のため割当は保留となる。
そして次の局■の情報収集では通信中を検知し、続いて
0局の情報収集では回線復旧の応答が0局から送出され
、上記と同様に4の復旧?はYe s 、 5の登録取
消済?は0局の応答によって先に6の登録取消しが終っ
ているからYesを検知する。
これによって8では■、■局間通信中登録の取消直後か
を検査するが、上記の経過から直後すなわち初回口であ
ることを検知し、12においてあき通信チャネルch1
を登録する。
なおたとえば上記■と■局間の復旧において先に0局が
復旧しこれを0局が情報収集処理をしないうちに0局が
直ちに次の回線設定要求をたとえば[相]局に設定した
ため0局の情報収集では無符号応答ではなく回線設定要
求の発呼を0局が検知した場合には、2のYes検知に
より14.15以後の処理と同時に発呼があるのに局番
が登録されていることから4の復旧?もYes検知さべ
このとき0局が未復旧なら5はNOとなり6の処理が行
われる。
さて前記の■と■両局が正常に復したことが0局で確認
されてchlがあきチャネルとなったことにより先に0
局から0局への回線設定要求時に待ち合わせ登録された
回線設定要求に割当てることが可能になる。
従って12の処理終了後13の待ち合わせ登録の有無を
検査し、この場合には有り(Yes)が検知されるから
19では割当て通信チャネル番号を待ち合わせ登録され
た順に従って2つの無線局を取出して両局に通報する。
かくして■と■局間は割当てられたchlで回線が設定
され通信が成立する。
これと同時に20の処理で通信チャネル番号と2つの局
番号が通信中登録のメモリに記憶される。
このように回線設定復旧時点で待ち合わせ登録がある場
合は復旧確認後引続きチャネル割当を実行する。
また上記の例では0局の復旧が検知された後相手局■が
まだ復旧操作すなわち具体的には0局の操作盤の設定の
復旧を行っていないときは、0局からの情報収集時に通
信中で応答がなく、これは4の復旧かがNOとなるが次
の9ではすてに0局の応答によって復旧し通信中登録は
取消されていてこの検査によって取消済(Yes)と検
知される。
この場合0局の強制復旧制御が必要であるので10で0
局に先の通信チャネルch1を用いて復旧指令符号を送
出する。
なお0局はChCのほか通信用チャネル中の任意の周波
を発信できる設備を持ち0局は復旧以前は回線設定時の
割当通信チャネルを維持しているからである。
そして第3図11では再度0局を専用チャネルで確認し
復旧したかを検査する。
この11がNOのときは数回強制復旧を行うが、相手局
■の故障など異状発生によることもあるので回数限度を
設定しておき異状検出が行われる。
11のNO比出力らの破線は上記異状検出を含むがその
説明は本発明外なので省略する。
さて11の復旧検査がYesのときは使用済の通信チャ
ネルをあきチャネル番号登録に書き込み記憶する。
12以後の通信チャネルの再割当は前記の通りである。
以上は0局が専用チャネルChCを用(、N7各無線局
の回線設定要求、復旧、取消し、通話中を各無線局毎に
順に選択呼出し検査して通信チャネルCh1〜Chn
の割当てを要求があるつと処理するという基本動作を示
したが、このほかに回線設定要求の優先区分については
優先区分符号を用いて0局では優先度を検知し、優先度
の低い回線への強制中断割込み制御を付加することも容
易である。
また1つの局を親局とし他の複数局を子局とする一斉放
送や、グループ内の任意の相互通信では親局となる特定
無線局から一斉放送の回線設定要求を発呼し、統制局■
ではこれに応じて現在通信中の子局に通信チャネルを通
じた強制復旧を行い、さらに一斉放送の通信チャネルを
各子局に一斉通報し各無線局を指定の放送チャネルで動
作させ、以後は上記親局からの一斉放送あるいはグルー
プ内の任意相互通信を行わせるようにすることも可能で
ある。
なお通信中のチャネルに0局からの強制割込みを各無線
局に明瞭に検知させるには、たとえば1秒当り数10
ms饅烙無線局の通信チャネルの送出をサイクリックに
停止させる手段を用いればよく、0局からのそのチャネ
ルの連続波の送出は容易に確認できる。
これは周知の手法であるからこれ以上の説明は省く。
また以上の説明では専用チャネルおよび通信チャネルを
それぞれ同一周波数による片方向通信(送信局と受信局
が一定)にて使用するものとしたが、それぞれのチャネ
ルを異層波による一方通信または同時通信としても動作
内容は同じでよいことは明らかである。
次に回線設定統制局■の回路構成の一例を示すと第4図
のようで、この図中101は送、受信兼用アンテナ、1
02はアンテナと送信出力あるいは受信入力との接続切
替器、103は送信機、104はエンコーダ、105は
回線設定制御器、106は受信機、107はデコーダで
ある。
また第5図は各無線局■〜■の構成側図で、図中の11
1は送、受信兼用アンテナ、112はアンテナ入出力切
替器、113は送信機、114は送信端末器、115は
エンコーダ、116は操作盤または設定盤、117は制
御器、118は受信機、119は受信端末器、120は
デコーダである。
これら第4図および第5図中の矢印実線は信号の流れ、
破線は制御の流れをそれぞれ示している。
まず第4図の統制局においては制御器105から前記の
各無線局の選択呼出しや各種区分指令をエンコーダ10
4に送入すると、エンコーダではこれらの信号をトーン
(Tone)信号方式あるいはパルス符号方式の符号と
して送信機103に送出する。
この送信機には制御信号が制御器105から入力されて
専用チャネルChCあるいは通信チャネルの送信チャネ
ルの制御および送出制御が行われ、その制御のもとにエ
ンコーダ104の出力を次段アンテナ接続切替器102
に出力する。
この切替器102には送信機103の出力制御と同期し
て制御器105から制御信号が入力し送信機の出力をア
ンテナ101から送信させる。
またこの統制局の受信信号はアンテナ101から切替器
102に入力して上記の制御信号により送信休止時に受
信機106へ導かれる。
必要があれば受信機106の動作と休止を上記送信制御
と同期して制御器105から制御する。
なお受信機106では専用チャネルのみ待受は受信する
ので送信機103のようなチャネル制御は必要としない
受信機106の出力は次段デコーダにおいて各無線局か
らの応答信号を復号して制御器105に送られるが、こ
の制御器では前記のように各無線局毎の情報収集、登録
および指令制御処理を実行する。
次に第5図のような各無線局においては、0局からの情
報収集のためアンテナ111に到達した専用チャネルの
受信信号はアンテナ切替器112で制御器117よりの
制御によって受信機118に入力される。
この受信機は制御器117のチャネル制御によって専用
チャネルに設定待ち受けを行い、受信増幅した出力はデ
コーダ120に送られる。
デコーダでは0局からの選択呼出しの復号検知その他各
種の制御指令を復号して制御器117に送入する。
制御器1.17は操作盤または設定盤116と接続され
ているが、設定盤には各種の応答が設定されていて0局
からの制御入力に対応して各種応答を次のエンコーダ1
15に出力する。
またこれと同時に制御器117から制御信号が送信機1
13に送られ、送出するチャネルの選別制御が行われて
エンコーダ115からの応答信号が送信機から切替器1
12に送られる。
そして送信機113からの信号出力は制御器117から
の切替器112の制御が送信機113の送信制御と同期
して行われ、アンテナ111から送信される。
さらに0局よりの指令による番号の通話チャネルへの切
替制御、通信チャネルによる強制割込指令についてもア
ンテナ111から制御器117への伝達および破線で示
す制御器117からの制御が行われる。
また無線局間の通信における送信端末器114および受
信端末器119は通信チャネルの設定指令、復旧に同期
して接、断制御され通信運用に供される。
最後に以上詳細に説明した本発明の効果は次のようであ
る。
(1)回線設定統制局がグループに属する各移動無線局
の回線設定要求と相手局指定の情報を順に従って収集し
、第3図のような処理を行って遂次移動無線局に指令を
与えて通信回線を自動的に開設するが、この所要時間は
短時間である。
すなわちこの時間は実際の無線送受信機のチャネル設定
を含めて小電力(50W以下)では10秒以内、中、大
電力(100W〜1 kW )では10〜30秒程度で
あって、従来のオペレータによる通信チャネルの捜索、
判定、操作を無人で確実、短時間に実行でき、従来と比
較にならぬ程通信効率が向上される。
(2)各移動無線局では従来は全通信チャネルを常時モ
ニタして呼出しに即応できることが必要であったが、本
発明の実施によれば常時のモニタは必要がなく着信アラ
ームなどを設けて自局の呼出を知ればよい。
(3)回線設定所要時間が従来より著しく減少するため
通信チャネルの使用実時間が増加する。
すなわち同一チャネル数なら呼量も著しく大きくするこ
とができ、また呼量を一定とすれば通話チャネル数を数
分の1とすることができる。
(4)通常のユーザ(通話、データ伝送の利用者)は通
信相手局の呼出設定と通信終了操作のみで、通信装置の
操作と運用技術を必要としないから伝送路や無線機器操
作を意識せずに通信できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の通信グループの構成例図、第2図は本発
明を実施した通信グループの構成例図、第3図は回線設
定統制局の処理例のフロー図、第4図は回線設定統制局
の構成例図、第5図は各移動無線局(子局)の構成例図
である。 ■・・・・・・回線設定統制局、■〜■・・・・・・子
局(無線局)、101,111・・・・・・アンテナ、
102゜112・・・・・・切替器、103,113・
・・・・・送信機、104.115・・・・・・エンコ
ーダ、105,117・・・・・・回線設定制御器、1
06,118・・・・・・受信機、107.120・・
・・・・デコーダ、114・・・・・・送信端末機、1
16・・・・・・設定盤、119・・・・・・受信端末
機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数の移動無線局で構成したグループ内の相互間無
    線通信において、共用チャネルを専用チャネルと複数の
    通信用チャネルに分つと共に、移動無線局とは別に回線
    設定統制局を設け、回線設定統制局は各移動無線局の一
    定順の選択起呼、回線設定要求の有無および通信相手局
    局番の間合わせ、移動無線局よりの応答の待受け、通信
    中の移動無線局局番と割付は通信用チャネルの記憶、回
    線設定待ち記憶、あき通信用チャネル記憶、移動無線局
    からの回線設定要求処理を行う回線設定制御器を具備し
    て上記専用チャネルを用いて各移動局を順に選択起呼し
    回線設定の問合わせを送信し、各移動無線局は他局と通
    信中を除く時間には上記専用チャネルで上記選択起呼を
    待受け、自局の起呼受信後一定時間内に専用チャネルに
    て応答し、回線設定統制局は起呼した移動無線局が回線
    設定要求の発呼の場合には要求相手局番の通信中および
    割付は可能なあき通信チャネル番号の有無を上記記憶と
    照合し、無通信中であき通信チャネルがあるときは割付
    は通信用チャネルを両局に通報し、局番と割付はチャネ
    ル番号を記憶登録し、通信中とあき通信用チャネルが無
    いのいずれかのときはその移動無線局へ待ち合わせを通
    報すると共にその局番の回線設定待ちを記憶登録し、起
    呼した移動無線局が無応答の場合には通信中の移動無線
    局番と割付は通信用チャネルの記憶登録中その局の復旧
    、登録取消を照合し、未取消のときは通信中と判定し、
    取消済のときはその局を取消制御を行い、復旧検査で復
    旧のときはそのチャネルをあき通信用チャネルに記憶登
    録し、起呼した移動無線局が回線設定無要求の場合に゛
    はその局番と割付は通信チャネルの記憶を検査し未取消
    しならその両局番と割付は通信用チャネルの記憶を取消
    し、取消し済なら通信中登録の取消直後かを検査し直後
    であればあき通信用チャネルを記憶登録し、続いて回線
    設定待ち記憶からあき通信用チャネル待ちを検索し上記
    通信用チャネルを割付けし、起呼した移動無線局から待
    ち登録の取消し応答があったことを検出すればその局番
    の待ち登録を取消すことを各移動無線局の一定順の起呼
    毎に行って各移動無線局の通信用チャネルの割付けを統
    制して対象移動無線局番および割付は通信用チャネルの
    指令を行い、また各移動無線局では回線設定統制局の指
    令を受信してチャネルを割付は通信用チャネルに自動的
    に切替えて通信し、通信終了操作で移動無線局のチャネ
    ルは専用チャネルに復帰して待受状態になることを特徴
    とする移動無線局相互間の通信制御方法。
JP54000586A 1979-01-10 1979-01-10 移動無線局相互間の通信制御方法 Expired JPS5823783B2 (ja)

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