JPS60235542A - 無線チヤネルの接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）発明の技術分野 本発明は無線チャネルの接続方式に係り、特にチャネル
空き表示信号及びチャネルに電波が存在していないこと
を無線チャネルの接続に有効に活用した無線チャネルの
接続方式に関する。

（（７＞技術の背景 無線通信システムの中には、複数の無線チャネルを有す
る無線基地局と複数の無線端末局とが上記複数の無線チ
ャネルを介して無線信号の送受を行なう形式のものがあ
る。このようなシステムにおいて、無線基地局と無線端
末局とで無線チャネルを有効に活用することが呼処理時
間を短時間にし障害発生時の呼処理を可能な限り正常に
行なう上で重要なことである。

しかしながら、従来この種システムにおける無線チャネ
ルの利用態様には一長一短があって上述のような要求へ
の対応は片寄らざるを得なかった。

（ハ）従来技術と問題点 従来のこの種無線チャネルの接続方式の例としては、循
環不定位無空線信号方式及び循環定位空線信号方式等が
ある。前者は無線基地局が空いている全チャネルから端
末局を選択呼出しを行なう一方、端末局は受信チャネル
に電波の無いことを確認して発呼信号を基地局に送り、
基地局側から応答があればそのチャネルが両者間の通信
路とされるが、上記応答が無い場合には無線チャネルを
切り替えて再発呼する方式のものである。この方式は任
意のチャネルに障害が発生しても他のチャネルで呼の接
続処理ができ発生した障害によってシステムの稼動中断
が発生しにくいという長所を有する反面、空きチャネル
が少なくなると、呼の接続時間が長くなるという短所を
有する。

又、後者は無線基地局が空きチャネル表示信号を空いて
いる任意のチャネルに送出してそのチャネルを用いて無
線端末局の選択を行ない、応答がない場合には空きチャ
ネル表示信号を次のチャネルに切り替えて再呼出しを行
なう一方、無線端末局は受信チャネルに空きチャネル表
示信号が有ることを判別して発呼信号を送出し、無線基
地局から応答があればそのチャネルが両者間の通信路と
されるが、上記応答がない場合には受信チャネルを切り
替えて空きチャネル表示信号の有るチャネルを探索し、
そのチャネルで再発呼する方式のものである。この方式
は空きチャネル表示信号の有るチャネルで無線端末局が
待機するので初期の発着呼の接続処理が速く、空きチャ
ネルが少なくても接続時間は変わらないという長所を有
する反面、空き状態表示チャネルに障害が生じた場合に
は呼の接続処理ができなくなるという無線チャネルの接
続上重大な欠点を有するほか、初回の呼接続を逃がすと
、接続処理時間に長い時間を要するという弱点もある。

仁）発明の目的 本発明は上述した従来方式の有する欠点に鑑みて為され
たもので、その目的は呼処理時間が短くて済み、然もい
ずれのチャネルに障害が発生しようとも呼処理を正常に
遂行し得る無線チャネルの接続方式に関する。

（ホ）発明の構成 そして、この目的達成のため、本発明方式は複数の無線
チャネルを有する無線基地局が任意の空きチャネルに空
きチャネル表示信号を送出するように構成する一方、無
線端末局に空きチャネル表示信号検出手段及び電波有無
検出手段を設け、上記空きチャネル表示信号検出手段の
出力に応答して空きチャネル表示信号の有るチャネルを
介して上記無線基地局への接続をなし得るようにすると
共に、上記空きチャネル表示信号検出手段が成るチャネ
ルに空きチャネル表示信号の無いことを検出し、且つ練
成るチャネルに電波が送出されていないことを上記電波
有無検出手段が検出することに応答して上記成るチャネ
ルを介して上記無線基地局への接続をなし得るようにし
たものである。

（へ）発明の実施例 以下、添付図面を参照しながら本発明の詳細な説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示し、第２図はその無線端
末局の細部構成を示す。第１図において、１１　・・・
１．ｒｌは無線端末局で、２は無線基地局である。無線
基地局２は複数の無線チャネルを有するもので、これら
チャネルを介して無線端末局１１　・・・１　＋ｎの各
々は後述するような態様で無線基地局２に接続し得るよ
うになっている。無線基地局２は回線３、制御局４、回
線５、交換局６、そして回線７を介して一般加入局８へ
接続される。

第２図に示す無線端末局において、１０は制御部で、こ
れには電話機１１に接続される発呼検出回路１２、空き
チャネル表示信号検出回路１３、受信機１４内に設けら
れている電波有無検出回路１５、並びに送信信号線１６
及び送信制御信号線１７が接続され、線１６，１７は送
信機１８に接続されている。

次に、上述構成システムにおける無線チャネルの接続態
様を説明する。

システムが動作状態に入り、その無線端末局１１（１，
・・・１．８のうちの任意の１つ）において無線基地局
２から着呼受信の有無が調べられ（第３図のステップＳ
１）、着呼受信が「有り」ならば着呼処理に入る（ステ
ップ３２）。逆に、着呼受信が「無し」ならば発呼（そ
の発呼は発呼検出回路１２にて検出され、制御部１０へ
伝えられる。）の有無が制御部ｌＯで調べられる（ステ
ップＳ３）。もし発呼「無し」ならば待機中のチャネル
に空きチャネル表示信号（フリーマーク信号）（この信
号は空きチャネル表示信号検出回路１３にて検出され、
制御部１０へ伝えられる。）の有無が制御部１０で繻べ
られる（ステップＳ４）。

空きチャネル表示信号が「有り」ならば直ちにステップ
Ｓ１へ戻って待機し、又空きチャネル表示信号が「無し
」ならば制御部２にあるインターバルタイマーが示す経
過時間後に（ステップＳ５）チャネルを切り替えて（ス
テップＳ６）ステップＳ１へ戻る。

ステップＳ３に右いて発呼「有り」の検出が判定される
と、空きチャネル表示信号の有無が調べられる（ステッ
プ３７）。もし「有り」ならば、直ちに、そのチャネル
を介して発呼信号を無線基地局２へ送出する、即ち制御
部１０は線１７を経て送信機１８へ送信制御信号を送っ
てそこから発呼信号を上述チャネルを介して無線基地局
２へ送出する（ステップ３８）。この発呼信号に対し無
線基地局２から応答がある、即ち無線チャネルの通話路
としての機能が確立される（ステップＳ９の無線リンク
確立判定がＯＫである）ならば、通話をオンにして（ス
テップ３１０）回線３、制御局４、回線５、交換局６、
回線７及び一般用入局８を介して一般加入局８に所属す
る相手加入者との通話に入り、そして通話終了に応答し
てステツプＳ１へ戻る。しかし、無線基地局２からの応
答がない（ステップＳ９の判定ＮＧ）ならば、チャネル
を切り替えて（ステップＳ６）ステップＳ１へ戻る。

上述ステップＳ７での判定が「無し」ならば、電波の有
無（その表示信号は電波有無検出回路１５から制御部２
へ伝えられる。）が制御部２で凋べられる（ステップ５
１１）。もし「有り」ならばチャネルを切り替えて（ス
テップＳ６）ステップＳ１へ戻る。

逆に、ステップＳｌｌでの判定が「無し」であるならば
、ステップＳ７での判定が「有り」であった場合と同様
に、そのチャネルを通話路とじて用い得るか否かの処理
を経て、もしＯＫならば通話状態に入り、その終了後ス
テップＳ１へ戻る。

上述のような無線チャネルの接続処理を行なうことによ
り、上述した両方式の長所を活かした無線通話路形成方
式を提供し得ることになる。

なお、上記実施例では通話の場合について述べたが、本
発明の趣旨からしてデータ伝送の場合が排除されるもの
ではない。

（ト）発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、 ■呼処理時間を短くし得ると共に、 ■任意の無線チャネルに障害が発生しても呼接続処理に
支障を来すことはない、等の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す図、第２図は第１図実
施例要部の細部構成を示す図、第３図は本発明実施例の
動作説明に用い為フローチャーｉ・である。 図中、１．・・・１ｍは無線端末局、２は無線基地局、
１０は制御部、１２は発呼検出回路、１３は空きチャネ
ル表示信号検出回路、１４は受信機、１５は電波有無検
出回路、１６は送信機である。 ＠１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の無線チャネルを有する無線基地局が任意の空きチ
   ャネルに空きチャネル表示信号を送出するように構成す
   る一方、無線端末局に空きチャネル表示信号検出手段及
   び電波有無検出手段を設け、上記空きチャネル表示信号
   検出手段の出力に応答して空きチャネル表示信号の有る
   チャネルを介して上記無線基地局への接続をなし得るよ
   うにすると共に、上記空きチャネル表示信号検出手段が
   成るチャネルに空きチャネル表示信号の無いことを検出
   し、且つ核酸るチャネルに電波が送出されないことを上
   記電波有無検出手段が検出することに応答して上記成る
   チャネルを介して上記無線基地局への接続をなし得るよ
   うにしたことを特徴とする無線チャネルの接続方式。