JP2658518B2 - 多方向多重通信システム - Google Patents

多方向多重通信システム

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JP2658518B2 JP2183003A JP18300390A JP2658518B2 JP 2658518 B2 JP2658518 B2 JP 2658518B2 JP 2183003 A JP2183003 A JP 2183003A JP 18300390 A JP18300390 A JP 18300390A JP 2658518 B2 JP2658518 B2 JP 2658518B2
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典雄 伊藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多方向多重通信システムに関し、特に親局か
らローカル交換機の加入者線を複数の無線チャンネルを
使用して複数の子局に多方向に拡張する時分割多方向多
重通信システムにおいて、親局装置が、無線回線障害時
に子局との通話路復旧の動作を改良した多方向多重通信
システムに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の多方向多重通信システムを第2図のブ
ロック図により説明する。親局11から複数の無線チャン
ネルを利用して例えば図に示す複数の子局である子局21
−1から子局21−Nまでに加入者線を拡張する場合に、
まず親局11は子局21の送信部22Aと受信部23Aとの間で無
線チャンネルを設定するために対向する受信部12Aと送
信部13Aを備えている。なお、ここでは時分割多重通信
なので多重配列された各タイムスロットを子局21−1〜
21−Nにそれぞれ割当てている。したがって、一つの無
線周波数信号により複数の子局と無線接続している。こ
の無線チャンネルが接続され、正常に回線として動作し
ている確認手段の一例としては各子局の送受信部に付属
している子局21−1〜Nに割当てられたパイロット送出
部22B,パイロット検出部23Bと親局11のそれぞれパイロ
ット検出部12B,パイロット送出部13Bとの間でパイロッ
ト信号の授受を行って確認するのが一般的である〔電子
通信学会編電子通信ハンドブック(昭和54年3月30日発
行)の第16編4.1回線自動切替方式(1072〜1073ペー
ジ)参照〕。なお時分割ディジタル伝送方式では図示し
ないが、誤りビットを監視して回線正常又は異常を確認
する方式も上記ハンドブックに記載されている。このパ
イロット信号の送出および検出の情報は回線監視部14に
集約される。多方向多重通信なので前述した親局11と子
局21−1との無線チャネルと同じ構成と作用で親局11と
対向する他の子局21−2〜21−Nに備えられた受信部送
信部(図示せず)とも回線が設定されて回線の正常又は
異常の確認が行われる。このような親局と複数の子局そ
れぞれとの間の無線チャンネルの回線ループ設定情報を
以降ループ情報と呼ぶ。今、子局21−1の加入者端末24
を発呼側として親局11にローカル交換機700を介して加
入者701中の一つの加入者を被呼者として呼を設定する
場合を説明する。親局装置は、第2図のブロック図に示
すように、各子局から受信される受信データ10より発呼
オーダを検出する発呼オーダ検出部100と受信データ10
より各加入者端末のループ情報を検出するループ情報検
出部300と、ループ情報検出部300により検出されたルー
プ情報40と発呼オーダ検出部100とにより検出された発
呼オーダ有無情報30とにより無線チャンネルが設定され
ている第2図に示す子局21−1に対応する入線と出線60
1−1をローカル交換機700に接続すべく切替を行うスイ
ッチ制御部500により制御されたスイッチ600とから構成
されている〔電子情報通信学会編電子情報通信ハンドブ
ック(昭和63年3月30日発行)の第32編5.4アナログマ
ルチアクセス無線電話装置(2403〜2404ページ参照〕 ここで親局の動作として発呼オーダ検出部10は受信デ
ータ10に含まれる第2図に示す子局21−1に付属する加
入者端末24のオフフックにより送信部22Aから無線チャ
ンネルによるループAを介して受信部12Aで復号された
オフフックによる発呼信号と発呼側の自局番号(ループ
情報に対応する)とが検出される。またループ情報検出
部300は受信データ10に含まれるループAに相当する情
報、具体的には子局21−1のパイロット検出部22Bに割
当てられたパイロット信号をパイロット検出部12Bで検
出してループAが設定されたことを示すループ情報を検
出する。スイッチ制御部500は発呼オーダ検出部100およ
ループ情報検出部300から出力されるそれぞれ発呼オー
ダ有無情報30とループ情報40(ここではループA情報40
−1)とを入力してスイッチ600に入力される入線出線6
01−1〜601−Nのラインをローカル交換機700に接続す
べく制御する。なお、入線出線601−1〜601−Nはそれ
ぞれ子局21−1〜21−Nに対応するループA〜Nにより
伝送される発呼から終話に至るまでの加入者情報を転達
する。以上述べたようにローカル交換機700と加入者端
末24との回線ループが完成した後に加入者端末24は希望
する加入者701の1つをダイアルすることにより交換接
続が完成し通話を開始させる。次に、子局の通話期間
中、親局においては、子局のループ情報のみを監視して
おり、このループ情報が断となると子局の終話と判定し
てスイッチ600を解除していた。したがって、子局が通
話中に無線回線が障害で断となると一方的に終話処理を
開始し、通話中の子局がオンフックして新たに発呼オー
ダを出さない限り、親局では回線再接続の動作に入らな
かった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の時分割多方向多重通信システムにおけ
る親局装置は、無線回線に障害が生じると各子局に接続
されている加入者端末のループ情報をすべて終話と判定
し、このループ情報のみにより今まで使用してきた通話
路を全て切断してしまう。従って無線回線が瞬断の後復
旧する様な障害の場合でも親局と子局との間の通話路は
復旧せず、各加入者端末は一旦終話した後、再度発呼し
なければならないという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の多方向多重通信システムは、多方向多重無線
通信の親局(11)に無線接続される複数の子局(21−1
〜21−N)それぞれに含まれる加入者端末(24)と前記
親局に接続されるローカル交換機(700)を介して接続
される複数個の加入者(701)との間で通話回線を構成
すべく、前記親局が前記子局との間で無線信号の送受を
行う送信部(13A)および受信部(12A)と、前記受信部
で受信される前記加入者端末からの発呼情報を検出する
発呼オーダ検出部(100)と、前記受信部で受信される
各子局の加入者端末と前記親局との間で接続された無線
チャンネルの回線ループが正常か異常状態かを示すルー
プ情報を検出するループ情報検出部(300)と、前記発
呼オーダ検出部および前記ループ情報検出部の情報を基
にして前記受信部および前記送信部からの発呼が通話を
経て終話完了までの情報信号を伝達する入線および出線
を前記ローカル交換機に接続切替えを行うスイッチ(60
0)と、前記スイッチを制御するスイッチ制御部(500)
とを備えた多方向多重通信システムにおいて、 前記発呼オーダ検出部の少なくとも発呼を行った加入
者端末が属する子局の識別番号を記憶する手段(200)
と前記ループ情報検出部の前記ループ情報と前記発呼オ
ーダ検出部の発呼情報とを入力して少なくともフェージ
ング等による瞬断と判定した場合に前記スイッチ制御部
に再接続を行わせる回線瞬断判定手段(400)とを備え
ている。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図である。第1
図の各部の構成において、発呼オーダ検出部100は、各
子局から受信される受信データ10より発呼オーダを検出
する。加入者情報記憶部200は前述した発呼オーダ検出
部100の情報である発呼側の自局番号(ループ情報に対
応する)ここでは子局21−1の番号を記憶する。なお本
実施例の主題ではないが子局番号の記憶はローカル交換
機700に付帯する課金情報等に利用するための加入者端
末の発呼側番号および被呼側番号とに関連して記録され
る情報ともなる。これに対してループ情報検出部300の
情報はあくまで無線回線の正常か異常又は回線断等の状
態監視と多方向多重無線回線としての子局と回線ループ
の確認のループ情報40を得ることにあり必要に応じて回
線監視部14のS/N監視情報を入力することもある。回線
瞬断判定部400は前述のループ情報40に含まれる例えば
フエージング等による回線の瞬断を含め回線状態を判定
した結果として無線回線としての利用の可否を判定して
いる。スイッチ制御部500は、回線瞬断判定部400の出力
60と加入者情報記憶部200の出力50とにより無線チャン
ネルとローカル交換機の加入者線との切替を行うスイッ
チ600の制御を行う。
次に本実施例の動作について説明する。無線回線が瞬
断した場合には、親局では通話中の各加入者端末のルー
プ情報が無線回線の断により切れるので、終話と判定さ
れ、一旦は通常の終話処理が行われる。一方、子局で
は、終話処理時に親局から送られてくる終話メッセージ
を無線回線の断により受信することが出来ないために、
依然通話中のままになっている。その後無線回線が復旧
した時に、先ほどの加入者端末がオフフックのままであ
れば、親局の回線瞬断判定部400では、発呼オーダ検出
部100の出力30により発呼オーダ無し、すなわち子局の
発呼側がハングオフで通話中なので少なくとも再発呼等
の発呼信号がないと判定され、またループ情報検出部30
0の出力によりループ情報有りと判定される。すなわ
ち、本実施例では、子局が通話中に発呼オーダ検出部10
0により発呼オーダ無しの監視を行っているので、両条
件により無線回線に瞬断が発生した後回線が復旧したと
判定される。また、瞬断が発生するの直前の加入者情報
は加入者情報記憶手段200にて記憶されているため、ス
イッチ制御部500にてオンフックのままになっている加
入者端末が使用していた無線チャンネルを、瞬断前の接
続先に再接続する事が可能となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は回線瞬断判定部と、加
入者情報記憶部とを設けることにより、無線回線瞬断時
に各加入者端末は一旦終話した後再度発呼しなおす必要
がなく、通話を継続する事ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来の多方向多重通信方式のブロック図である。 100……発呼オーダ検出部、200……加入者情報記憶部、
300……ループ情報検出部、400……回線瞬断判定部、50
0……スイッチ制御部、600……スイッチ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多方向多重無線通信の親局(11)に無線接
    続される複数の子局(21−1〜21−N)それぞれに含ま
    れる加入者端末(24)と前記親局に接続されるローカル
    交換機(700)を介して接続される複数個の加入者(70
    1)との間で通話回線を構成すべく、前記親局が前記子
    局との間で無線信号の送受を行う送信部(13A)および
    受信部(12A)と、前記受信部で受信される前記加入者
    端末からの発呼情報を検出する発呼オーダ検出部(10
    0)と、前記受信部で受信される各子局の加入者端末と
    前記親局との間で接続された無線チャンネルの回線ルー
    プが正常か異常状態かを示すループ情報を検出するルー
    プ情報検出部(300)と、前記発呼オーダ検出部および
    前記ループ情報検出部の情報を基にして前記受信部およ
    び前記送信部からの発呼から通話を経て終話完了までの
    情報信号を伝達する入線および出線を前記ローカル交換
    機に接続切替えを行うスイッチ(600)と、前記スイッ
    チを制御するスイッチ制御部(500)とを備えた多方向
    多重通信システムにおいて、 前記発呼オータ検出部の少なくとも発呼を行った加入者
    端末が属する子局の識別番号を記憶する手段(200)と
    前記ループ情報検出部の前記ループ情報と前記発呼オー
    ダ検出部の発呼情報とを入力して少なくともフェージン
    グ等による瞬断と判定した場合に前記スイッチ制御部に
    再接続を行わせる回線瞬断判定手段(400)とを備えて
    いることを特徴とする多方向多重通信システム。
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