JPS5822100B2 - O−フエニレンジアミンの製造方法 - Google Patents
O−フエニレンジアミンの製造方法Info
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- JPS5822100B2 JPS5822100B2 JP53098124A JP9812478A JPS5822100B2 JP S5822100 B2 JPS5822100 B2 JP S5822100B2 JP 53098124 A JP53098124 A JP 53098124A JP 9812478 A JP9812478 A JP 9812478A JP S5822100 B2 JPS5822100 B2 JP S5822100B2
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- Japan
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- phenylenediamine
- carried out
- chloro
- nitroaniline
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C209/00—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
- C07C209/30—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds
- C07C209/32—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds by reduction of nitro groups
- C07C209/36—Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of nitrogen-to-oxygen or nitrogen-to-nitrogen bonds by reduction of nitro groups by reduction of nitro groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings in presence of hydrogen-containing gases and a catalyst
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Catalysts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は旦−フェニレンジアミンの製造方法に関する。
本発明によれば1,4−ジクロロベンゼンはニトロ化さ
れ、第2の反応工程で水酸化アンモニウム水溶液と反応
する2、5−ジクロロニトロベンゼンを与える。
れ、第2の反応工程で水酸化アンモニウム水溶液と反応
する2、5−ジクロロニトロベンゼンを与える。
得た4−クロロ−2−ニトロアニリルは次に触媒の存在
下に水素添加され、それ自体既知方法で分離することの
できる所望の6−フェニレンジアミンを供スる。
下に水素添加され、それ自体既知方法で分離することの
できる所望の6−フェニレンジアミンを供スる。
δ−フェニレンジアミンはたとえばプラント保護剤およ
び耐熱性ポリマー製造の重要な中間体である。
び耐熱性ポリマー製造の重要な中間体である。
当業者に既知の方法によればp−フェニレンジアミンは
芳香族アミン製造に既知の通例の方法により製造される
。
芳香族アミン製造に既知の通例の方法により製造される
。
芳香族アミンは相当するニトロ化合物を還元し、もしく
は相当する・・口誘導体をアンモノリシスさせてもつと
も頻繁に得られる。
は相当する・・口誘導体をアンモノリシスさせてもつと
も頻繁に得られる。
たとえば0−ジニトロベンゼンを還元することにより。
−フェニレンジアミンは単一反応工程で製造することが
できる( Bull、Soc、Chim。
できる( Bull、Soc、Chim。
France 4.7.956 )。
しかし、その方法は0−ジニトロベンゼンが直接ニトロ
化により製造することができないので工業的規模で行な
うことができない。
化により製造することができないので工業的規模で行な
うことができない。
他方、旦−ジクロロベンゼンは旦−フェニレンジアミン
製造の可能性のある出発材料である。
製造の可能性のある出発材料である。
それはベンゼンの塩素化により倍量の■−ジクロロベン
ゼンを伴って容易に形成されるからである。
ゼンを伴って容易に形成されるからである。
0−フェニレンジアミンを形成させるアンモノリシスは
高温および高圧化でさえ、はんの低収量で行なうことが
できるのみである。
高温および高圧化でさえ、はんの低収量で行なうことが
できるのみである。
この方法の実施化の報告される唯一の先行技術刊行物か
らは、反応に必要な銅塩触媒の分離が技術的困難を惹起
することも明かである(ドイツ特許第654394号明
細書参照斥 0−フェニレンジアミンはo−クロロ−ニトロベンゼン
から出発しアンモノリシス次いで還元して製造すること
ができる。
らは、反応に必要な銅塩触媒の分離が技術的困難を惹起
することも明かである(ドイツ特許第654394号明
細書参照斥 0−フェニレンジアミンはo−クロロ−ニトロベンゼン
から出発しアンモノリシス次いで還元して製造すること
ができる。
この合成で出発材料として使用される0−クロロ−ニト
ロベンゼンはクロロベンゼンからニトロ化して製造され
、その時には又乃−クロローニトロベンゼンが相当する
0−化合物の3倍量で得られる。
ロベンゼンはクロロベンゼンからニトロ化して製造され
、その時には又乃−クロローニトロベンゼンが相当する
0−化合物の3倍量で得られる。
従って0−クロロ−ニトロヘンセンから出発する。
−フェニレンジアミンの経済的製造はp−クロロ−ニト
ロベンゼンを同時に利用することを必要とする。
ロベンゼンを同時に利用することを必要とする。
既知方法に関する主な問題は出発材料の確保であること
がわかる。
がわかる。
オルソ−2官能性誘導体はベンゼン、クロロベンゼンモ
ジくハニトロベンゼンのような容易に入手しうる原料か
ら厄介な分離工程後にきわめて低収量でのみ得ることが
できる。
ジくハニトロベンゼンのような容易に入手しうる原料か
ら厄介な分離工程後にきわめて低収量でのみ得ることが
できる。
p−フェニレンジアミンの製造に対し当業者に既知のそ
れ以上の方法では、アニリンもしくはアニリン誘導体が
出発材料として使用される。
れ以上の方法では、アニリンもしくはアニリン誘導体が
出発材料として使用される。
アニリンから出発し、反応剤としてアンモニアを使用す
る時には反応が350℃の温度および300〜400気
圧の圧力下で行なわれる時でさえ最終生成物は20〜2
5係の収量でのみ得られる(DO82114170参照
斥アニリンの直接ニトロ化は許容しうる収量でq−ニト
ロアニリンを得ることの所望の結果にはならないので、
アニリンのアミン基は最初にアセトアニリドにアセチル
化されるべきである。
る時には反応が350℃の温度および300〜400気
圧の圧力下で行なわれる時でさえ最終生成物は20〜2
5係の収量でのみ得られる(DO82114170参照
斥アニリンの直接ニトロ化は許容しうる収量でq−ニト
ロアニリンを得ることの所望の結果にはならないので、
アニリンのアミン基は最初にアセトアニリドにアセチル
化されるべきである。
安全なニトロ化条存下では旦−異性体はかなりの量の■
−異性体を随伴し、他方、実質的に〇−異性体のみが得
られる方法は爆発性である(J、Prakt、Chem
、102 171)。
−異性体を随伴し、他方、実質的に〇−異性体のみが得
られる方法は爆発性である(J、Prakt、Chem
、102 171)。
0−ニトロアニリンはそれ自体既知の方法で仝−フェニ
レンジアミンに還元することができる。
レンジアミンに還元することができる。
アセトアニリンをスルフォン化することによって乃−ア
セトアミド−ベンゼンスルフォン酸は製造することがで
き、それはニトロ化して3−ニトロ−4−アセトアミノ
−ベンゼンスルフォン酸ニ変換させることができる。
セトアミド−ベンゼンスルフォン酸は製造することがで
き、それはニトロ化して3−ニトロ−4−アセトアミノ
−ベンゼンスルフォン酸ニ変換させることができる。
後者化合物の脱スルフォン化および加水分解は実質量の
副生物なしに旦−=Mff7ニリンを与える。
副生物なしに旦−=Mff7ニリンを与える。
その後旦−ニトロアニリンは還元されて0−フェニレン
ジアミンヲ与える。
ジアミンヲ与える。
この多工程合成の重要な欠点は廃酸の形成および大量の
他の副生物の形成にある。
他の副生物の形成にある。
従ってこの方法は実験目的にのみ使用されてきた(Ch
em。
em。
Ber、58.2286.2288.1925)。
アセトアニリドを塩素化する時に旦−フェニレンジアミ
ンの製造に使用することのできる旦−クロロ−アセトア
ニリンの他に約50係の相当する只−異性体が形成され
る( J、 Chem、 Soc。
ンの製造に使用することのできる旦−クロロ−アセトア
ニリンの他に約50係の相当する只−異性体が形成され
る( J、 Chem、 Soc。
95.1057)。
既知方法の特徴を要約すれば、q−フェニレンジアミン
の直接製造に適する化合物の製造中に所望の生成物は大
量の不所望副生物を随伴するという結論を抽き出すこと
ができる。
の直接製造に適する化合物の製造中に所望の生成物は大
量の不所望副生物を随伴するという結論を抽き出すこと
ができる。
適切な収量でオルソ−異性体を得るために複雑で多工程
、そして時々危険な方法が使用されねばならない。
、そして時々危険な方法が使用されねばならない。
0−フェニレンジアミン製造の可能性を研究している時
に、われわれは0−フェニレンジアミンは3反応工程:
ニトロ化、選択的アンモノリシスおよび接触水素添加で
1,4−ジクロロベンゼンから好収量で製造できること
を発見した。
に、われわれは0−フェニレンジアミンは3反応工程:
ニトロ化、選択的アンモノリシスおよび接触水素添加で
1,4−ジクロロベンゼンから好収量で製造できること
を発見した。
この方法は次の図で説明する。
方程式(1)によれば1,4−ジクロロベンゼンのニト
ロ化は2,5−ジクロロ−ニトロベンゼンを形成させる
。
ロ化は2,5−ジクロロ−ニトロベンゼンを形成させる
。
2,5−ジクロロ−ニトロベンゼンはその後アンモニア
と選択的に反応して方程式(2)で説明されるように4
−クロロ−2−ニトロアニリンを供する。
と選択的に反応して方程式(2)で説明されるように4
−クロロ−2−ニトロアニリンを供する。
4−クロロ−2−ニトロアニリンの接触水素添加および
同時の脱・・ロゲン化は方程式(3)で示すように旦−
フェニレンジアミンを供する。
同時の脱・・ロゲン化は方程式(3)で示すように旦−
フェニレンジアミンを供する。
上記反応径路による0−フェニレンジアミンの製造は今
まで文献に記載されていなかった。
まで文献に記載されていなかった。
更に、任意の他の方法で1,4−ジクロロベンゼンカラ
0−フェニレンジアミンを製造することに対する教示も
しくは示唆は全くない。
0−フェニレンジアミンを製造することに対する教示も
しくは示唆は全くない。
驚くべきことに旦−フェニレンジアミンは方程式(1)
〜(3)により約85〜90チの総収量で、かなりの量
の副生物を形成することなく、■、4−ジクロロベンゼ
ンから製造できることがわかった。
〜(3)により約85〜90チの総収量で、かなりの量
の副生物を形成することなく、■、4−ジクロロベンゼ
ンから製造できることがわかった。
1.4−ジクロロベンゼンはベンゼンの塩素化により得
られる通例の生成物である。
られる通例の生成物である。
このジクロロ化合物は容易に単離することができ、反応
の適切な管理によってこの化合物を主生成物として得る
ことが達成できる。
の適切な管理によってこの化合物を主生成物として得る
ことが達成できる。
このように本発明方法の出発材料は容易に製造すること
ができる。
ができる。
出発材料およびそれらから製造される中間体の化学的性
質のために。
質のために。
−フェニレンジアミンの製造中異性体副生物の形成は不
可能である。
可能である。
従ってこの場合には種々の副生物の分離および利用の必
要は全くなく、この方法は他の影響を受けない。
要は全くなく、この方法は他の影響を受けない。
第1のニトロ化反応工程は当業者に既知の方法で達成す
ることができる( F 1erz −David 。
ることができる( F 1erz −David 。
Blangey :Farbenchemie 10
4 、 SpringerVerl、、 1947
)。
4 、 SpringerVerl、、 1947
)。
混合酸による濃硫酸サスペンションで、30〜40°C
の温度で、97〜98°Cの収得温度で行なわれる。
の温度で、97〜98°Cの収得温度で行なわれる。
生成物は硫酸サスペンションを氷水で稀釈しその後濾過
して単離される。
して単離される。
ニトロ化用酸が35〜40℃の温度で烈しい冷却下で添
加された時に99%の収量が達成された。
加された時に99%の収量が達成された。
ニトロ化用酸は完全に使い切るまで反応させ、生成物は
硫酸から冷却し次いで濾過して単離され、最後に水洗そ
して乾燥した。
硫酸から冷却し次いで濾過して単離され、最後に水洗そ
して乾燥した。
F液中に含まれる廃酸は発煙硫酸補充後に反覆利用する
ことができる。
ことができる。
方程式(2)による2、5−ジクロロ−ニトロベンゼン
は何ら精製することなく4−クロロ−2−ニトロアニリ
ンに変換させることができる。
は何ら精製することなく4−クロロ−2−ニトロアニリ
ンに変換させることができる。
当業者に既知の方法によればこの反応は170〜200
℃で更に時間をかけて10倍モル過剰の水性もしくはア
ルコール性アンモニア溶液で行なうこトカできる。
℃で更に時間をかけて10倍モル過剰の水性もしくはア
ルコール性アンモニア溶液で行なうこトカできる。
40〜50%のアンモニア溶液が使用される時は、20
0℃以上で反応時間は35分に減少させることができる
(Winnacker −Kffchler :Kem
iai technologia I、 7390
M1iszakiKinyvkiado s Buda
pest、’ 1961 ) 。
0℃以上で反応時間は35分に減少させることができる
(Winnacker −Kffchler :Kem
iai technologia I、 7390
M1iszakiKinyvkiado s Buda
pest、’ 1961 ) 。
副生物として塩化アンモンがこの反応で形成され、水で
洗滌して主生成物から分離することができる。
洗滌して主生成物から分離することができる。
本発明方法を行なう時に60〜90饅の水酸化アンモニ
ウム水溶液が10〜25倍過剰で使用される。
ウム水溶液が10〜25倍過剰で使用される。
これらの条件下で均質反応混合物が得られ、同じ温度で
先行技術方法の場合よりもかなり短かい反応時間が2−
ニトロアニリンの同収量を得るのに必要である。
先行技術方法の場合よりもかなり短かい反応時間が2−
ニトロアニリンの同収量を得るのに必要である。
反応混合物から過剰のアンモニア溶液去され、3−クロ
ロ−2−ニトロアニリンは結晶させることができ、副生
物として形成された塩化アンモンは濃水溶液の形で分離
することができる。
ロ−2−ニトロアニリンは結晶させることができ、副生
物として形成された塩化アンモンは濃水溶液の形で分離
することができる。
本発明方法に従って4−クロロ−2−ニトロアニリンは
方程式(3)により同時に還元および脱ノ・ロゲン化す
ることにより水素添加触媒、好ましくはラネーニッケル
もしくは基質上のパラジウムの存在下に水性アルコール
溶液で旦−フェニレンジアミンに変えることができる。
方程式(3)により同時に還元および脱ノ・ロゲン化す
ることにより水素添加触媒、好ましくはラネーニッケル
もしくは基質上のパラジウムの存在下に水性アルコール
溶液で旦−フェニレンジアミンに変えることができる。
4−クロロ−2−ニトロアニリンは溶液もしくはサスペ
ンションの形で水素添加に使用される。
ンションの形で水素添加に使用される。
溶媒として水混和性低級アルコール好ましくはメタノー
ル、エタノールもしくはイソプロパノールを使用するこ
とができる。
ル、エタノールもしくはイソプロパノールを使用するこ
とができる。
好ましい触媒はラネーニッケルも゛しくけ基質に適用さ
れたパラジウムである。
れたパラジウムである。
水素添加は20〜80℃、好ましくは35〜50°Cの
温度で、1〜20気圧の圧力下に行なわれる。
温度で、1〜20気圧の圧力下に行なわれる。
脱ハロゲン化を完了させるために塩基性添加剤有利には
アルカリ金属水酸化物もしくは水酸化アンモニウムが添
加される。
アルカリ金属水酸化物もしくは水酸化アンモニウムが添
加される。
従って接触水素添加中に形成される副生物はアルカリ金
属もしくはアンモニウム塩化物であり、0−フェニレン
ジアミンと形成された無機塩の分離は異る物理的特性に
基づいて容易に達成することができる。
属もしくはアンモニウム塩化物であり、0−フェニレン
ジアミンと形成された無機塩の分離は異る物理的特性に
基づいて容易に達成することができる。
たとえば水に対する溶解度の差に基づいて旦−フェニレ
ンジアミンは溶液を一部蒸発させ次いで沢過して分離す
ることができる。
ンジアミンは溶液を一部蒸発させ次いで沢過して分離す
ることができる。
本発明方法は以下の非限定例により説明する。
例1
588gの1,4−ジクロロベンゼンを720gの96
係硫酸水溶液にサスペンドし、次いでサスペンションは
272gの96係硫酸および272gの100係硝酸の
混合液でニトロ化する。
係硫酸水溶液にサスペンドし、次いでサスペンションは
272gの96係硫酸および272gの100係硝酸の
混合液でニトロ化する。
混合液は1.5時間放置し、そこで沈澱した2、5−ジ
クロロ−ニトロベンゼンを戸別し、水で洗滌して760
gの2,5−ジクロロ−ニトロベンゼンを得ル。
クロロ−ニトロベンゼンを戸別し、水で洗滌して760
gの2,5−ジクロロ−ニトロベンゼンを得ル。
1200g(7)2.5−ジクロロ−ニトロベンセンを
71の実験用振盪オートクレーブに満たし、200〜2
20℃で77係の水酸化アンモニウム水溶液の16倍モ
ル過剰でアミン化した。
71の実験用振盪オートクレーブに満たし、200〜2
20℃で77係の水酸化アンモニウム水溶液の16倍モ
ル過剰でアミン化した。
過剰のアンモニアは放散させその後混合物を冷却し塩化
アンセンは水洗分離して純度98係の4−クロロ−2−
ニトロアニリン1062 gヲ’4り。
アンセンは水洗分離して純度98係の4−クロロ−2−
ニトロアニリン1062 gヲ’4り。
81(7)4−クロロ−2−ニトロアニリンニ5倍量の
エタノールおよび50gのラネー−ニッケル触媒を加え
る。
エタノールおよび50gのラネー−ニッケル触媒を加え
る。
還元および脱・・ロゲン化は40〜50℃で、100g
の20%苛性ソータ溶液を添加し実験用オートクレーブ
中で16気圧の水素により行なう。
の20%苛性ソータ溶液を添加し実験用オートクレーブ
中で16気圧の水素により行なう。
水素を使い切ると触媒を反応混合物から沢去し、泥液は
旦−フェニレンジアミンが晶出し始めるまで蒸発する。
旦−フェニレンジアミンが晶出し始めるまで蒸発する。
このようにして49gの旦−フェニレンジアミンを98
係の純度で得だ。
係の純度で得だ。
例2
例1により製造した2、5−ジクロロ−ニトロベンゼン
0.1モルを190℃で水酸化アンモニウム66係水溶
液の36倍モル過剰でアミン化する。
0.1モルを190℃で水酸化アンモニウム66係水溶
液の36倍モル過剰でアミン化する。
4−クロロ−2−ニトロアニリンを96係の収量で得だ
。
。
水素添加は大気圧でガス分配器を備えた実験用ガラス装
置で行なう。
置で行なう。
触媒としてラネー−ニッケルば4−クロロ−2−ニトロ
アニリン量の40係量を使用する。
アニリン量の40係量を使用する。
4−クロロ−2−ニトロアニリンを12係メタノール溶
液として加える。
液として加える。
同じ割合で、同時に苛性ソーダ30係水溶液の等量を反
応混合物に滴下する。
応混合物に滴下する。
触媒を泥去、溶液を蒸発後車−フエニレンジアミンを8
8係の収量で得た。
8係の収量で得た。
触媒は反覆して使い切ることができる。
例3
例1により製造した0、1モルの2,5−ジクロロ−ニ
トロベンゼンを160℃テ水酸化アンモニウム86係溶
液の20倍モル過剰でアミノ化する。
トロベンゼンを160℃テ水酸化アンモニウム86係溶
液の20倍モル過剰でアミノ化する。
4−クロロ−2−ニトロアニリンを97条の収量で得だ
。
。
水素添加は例2記載の実験用ガラス装置で4−クロロ−
2−ニトロアニリンに対し計算した触媒の50係の存在
下に行なう。
2−ニトロアニリンに対し計算した触媒の50係の存在
下に行なう。
4−クロロ−2−ニトロアニリンの添加は10%イソプ
ロパツール溶液の形で行なう。
ロパツール溶液の形で行なう。
触媒として木炭上の9係パラジウム触媒を使用する。
水素添加は大気圧下に行ない、水素は装置に入れる前に
25%水酸化アンモニウム水溶液を通す。
25%水酸化アンモニウム水溶液を通す。
反応温度は35℃である。触媒を炉去後溶媒は旦−フェ
ニレンジアミンの晶出が見られるまでP液から溜去する
。
ニレンジアミンの晶出が見られるまでP液から溜去する
。
冷却および濾過により旦−フェニレンジアミンを86係
の収量で得る。
の収量で得る。
触媒は反覆使い切ることができる。本発明方法の主な利
点は次のとおりである。
点は次のとおりである。
(1)ベンゼンの塩素化の主要副生物であり、且他の異
性体副生物から容易に分離できる1、4−ジクロロベン
ゼンを出発材料として使用する。
性体副生物から容易に分離できる1、4−ジクロロベン
ゼンを出発材料として使用する。
1.4−ジクロロベンゼンは非常に高価な材料ではなく
、反応の適切な管理によりこの化合物を主要生成物とし
て形成させることができる。
、反応の適切な管理によりこの化合物を主要生成物とし
て形成させることができる。
(2)1.4−ジクロロベンゼンのニトロ化は副生物の
形成なしに、すぐれた収量で実際に達成することができ
る。
形成なしに、すぐれた収量で実際に達成することができ
る。
生成物はそれ以上精製する必要はなく、形成された廃酸
は新しい酸の適当な補充後に再循環させることができる
。
は新しい酸の適当な補充後に再循環させることができる
。
(3)濃水酸化アンモニウム水溶液により2,5−ジク
ロロ−ニトロベンゼンは98係の収量で、実質量の有機
副生物の形成なしに4−クロロー2−ニトロアニリンに
変換させることができる。
ロロ−ニトロベンゼンは98係の収量で、実質量の有機
副生物の形成なしに4−クロロー2−ニトロアニリンに
変換させることができる。
濃水酸化アンモニウム水溶液の使用により反応時間を減
少させることができ、本方法による大規模生産は簡単な
装置で、より低い圧力で達成することができる。
少させることができ、本方法による大規模生産は簡単な
装置で、より低い圧力で達成することができる。
一般に相間のより良い接触を目的とする機械的攪拌は完
全に省略することができる。
全に省略することができる。
(4) 4−J’口0−2−ニトロアニリンのニトロ
基の還元および脱ハロゲン化は単一反応工程で行なうこ
とができる。
基の還元および脱ハロゲン化は単一反応工程で行なうこ
とができる。
有機副生物量は多くはない。(5)3工程合成の全収量
は1,4−ジクロロベンゼン出発材料の90係より多い
。
は1,4−ジクロロベンゼン出発材料の90係より多い
。
特別の原料は全く必要としない。
副生物として僅かにアルカリ金属および/もしくはアン
モニウム塩化物が実質量で形成されるが、それらの分離
は容易に行なうことができる。
モニウム塩化物が実質量で形成されるが、それらの分離
は容易に行なうことができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 11.4−ジクロロベンゼンをニトロ化シて2゜5−ジ
クロロ−ニトロベンゼンを得、後者の化合物を水酸化ア
ンモニウム水溶液でアミノ化し、得た4−クロロ−2−
ニトロアニリンを接触水素添加し、そして最後に立−フ
ェニレンジアミンをそれ自体既知方法で分離することを
特徴とする。 見フェニレンジアミンの製造方法。 2 前のニトロ化サイクルで形成され、発煙硫酸を補充
しだ廃酸を1,4−ジクロロベンゼンのニトロ化工程に
再循環することを特徴とする第1項記載の方法。 360〜90係の水酸化アンモニウム水溶液でアミン化
を行なうことを特徴とする第1項記載の方法。 4160〜220℃の温度でアミン化を行なうことを特
徴とする第1項もしくは第3項記載の方法。 5 水混和性の1官能性脂肪族アルコールもしくはアル
コール水溶液で、塩基性添加剤および水素添加触媒の存
在下に、1〜20気圧の圧力下で水素添加を行なうこと
を特徴とする第1項記載の方法。 6 塩基性添加剤としてアルカリ金属水酸化物および/
もしくは水酸化アンモニウムを使用することを特徴とす
る第5項記載の方法。 7 水素添加触媒として活性ラネー−ニッケル触媒もし
くは木炭上のパラジウム触媒を使用することを特徴とす
る第5項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
HU77MA2902A HU175397B (hu) | 1977-08-12 | 1977-08-12 | Sposob poluchenija o-fenilen-diamina |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452036A JPS5452036A (en) | 1979-04-24 |
JPS5822100B2 true JPS5822100B2 (ja) | 1983-05-06 |
Family
ID=10998934
Family Applications (1)
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