JPS58220897A - 製紙用サイズ剤 - Google Patents

製紙用サイズ剤

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JPS58220897A
JPS58220897A JP10097482A JP10097482A JPS58220897A JP S58220897 A JPS58220897 A JP S58220897A JP 10097482 A JP10097482 A JP 10097482A JP 10097482 A JP10097482 A JP 10097482A JP S58220897 A JPS58220897 A JP S58220897A
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JP
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acid
alkaline earth
earth metal
paper
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JP10097482A
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昌 岡田
西垣内 靖
陽一 富永
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製紙用サイズ剤に関する。さらに詳しくは、
簡単な操作で、水性エマルジョン化できかつサイズ効果
も良好な製紙用サイズ剤に関するものでちる。
近年、炭酸カルシウムの安価さと、その美大な存在量に
着目して、これを紙の填料として活用しようとする動き
が高まっている。
填料として、炭酸力lレシウムを使用する中性抄紙は通
常の酸性抄紙に比べて製紙の生産性の向上、排水の水質
め・改善1紙の品質の向−り等にもたらす新しい抄紙方
法として期待されている。
この中性抄紙で使用するサイズ剤としては、酸性抄紙で
用いられるロジン、石油樹脂等に替って、セルロース繊
維中のヒドロキシル基と共有睦合する反応型サイズ剤(
たとえばアルキルケテンニ量体、アμケニル無水コハク
酸、ジアルキル酸無水物等)が有望視されている。これ
ら反応型サイズ剤は通常′水性エマルジョンの形で紙料
に添加され、カチオン化澱粉、カチオン化ポリアクリル
アミド。
ポリアミンボリア、ミドとエビクロヒドリンの縮合物等
のカチオン性ポリマーによって、セルロース繊維に定着
され、ドライヤ一部の熱によってセルロース繊維と反応
して紙に優れたサイズ効果を付与する。特にア〜ケ二〜
無水コハク酸、シアlレキル酸無水物等の酸無水物はセ
ルロース繊維との反応が速く、このためサイズ効果の発
現が速い優れたサイズ剤である。
酸無水物の水性エマルジョン化方法は、公知の技術によ
るとカチ・オン化澱粉、酸化澱粉、力lレボキシメチル
七μロース、PVA等の水溶性ポリマーするいはポリオ
キシエチレンソルビタントリオVエート、ポリオキシエ
チレンソ7レビトールラウレート等の界面活性剤を乳化
剤としているが乳化剤だけでは良好な乳化物が得られな
いため、高速ホモミキサー、高圧ホモジナイザーあるい
は超音波ホモジナイザー等の乳化装置を用いて行なわれ
ている。したがって非常に高価な装置を必要とし操作も
繁雑である。
本発明者等ケよ、この欠点を解決することを目的に、鋭
意研究した結果、下記一般式(1)および(乃の。
酸無水物に特定の乳化剤を用いることによってこれが達
成されることを見い出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は、一般式 %式% (式中R1,R,は炭素数6以上のアノレキIし基、ア
ルケニル ル基y R3はアルキル基,ア・ルケニル基,アラルキ
ル基またはアラlレケニ)v基’s n’n2〜3の整
数□である.)で示される化合物^と特定の乳化剤とし
てスルホン酸アルカリ土類金属塩および硫酸エステルシ
アルカリ土類金瞑塩からなる群より選ばれるアニオン界
面活性剤B)とポリオキシアルキレン系非イオン界面活
性剤および多価アlレコールエステル系扉イオン界面活
性剤からなる群より選ばれる非イオン界面活性剤0とを
用いることを特徴とする製紙用サイズ剤である。
一般式(1)において、R1としては炭素数6以上の(
好ましくはC1□〜25)の直鎖又は分岐のアルキル基
,アルケニル基,ベンジル基および、スチリル基があげ
られる。これらのうち好ましいのはアルケ=1し基で二
重結合が2〜8の位置にあるC工2〜2。
のアルケニルIし基(たトエば、l−10ピル−2−ト
リガ セ ニ ル 、  1 − 工 t ルー 2 
−テ ト ラ クーヒ  ニ μm−メチ/l/−2−
ペンタデセニ/L’,1ーエチルー一般式(1)で示さ
れる化合物として好ましいのは物性面,本発明の乳化剤
による乳化性,サイズ性能および経済的見地から、二重
結合が2〜8の位置にある炭素数12〜25の内部オレ
フィンと無水マレイン酸との反応生成物である。具体的
には1−メf IV−2−ペンタデセニルコ/1りMm
 水物*1ーエチ/I/=− 2−テトラデセニルコノ
1り酸無水物。
1−プロピ/l/ − 2 7 hリゾセニルコノ1り
酸無水物。
ドデシIレコハク酸無水物,nーヘキサデシpコノ\り
酸無水物,オクタデセニルコノ1り酸無水物,イソオク
タデセニルコハク酸無水物,n−へキサデセニルコハク
酸無水物,ドデシルグルりtv e 無水物,n−ヘキ
サデシルグルりIし酸無水物なども使用できる。
一般式(乃において、R2としてはR7であげたものと
C1〜9のアルキ/L’基およびアルケニル基があげら
れる。
一般式(2)で示される化合物の例としてはジステアリ
ン酸無水物シバlシミチン酸無水物、酢酸ステ/ アリン酸無水物などがあげられる。
本発明におけるアルカリ土類金属塩型アニオン界面活性
剤■(アニオン界面活性剤中アルカリ土類金属塩のもの
をいう)において塩を形成するアルカリ土類金属として
Ca、Mg、Be、StおよびBaがあげられ、好まし
くはCaおよびMgである。アルカリ土類金属塩型アニ
オン界面活性剤としては下記化合物があげられる。
(B −r :)スルホン・酸アルカリ土類金属塩型ア
ニオン界面活性剤    ゛ (1)7/レキlレベンゼンスルホン酸アルカリ土類金
属塩 炭素数が通常8〜20(好ましくは10〜18)の分岐
または直鎖の1個または複数個リア/Vキlし基を存す
るアルギルベンゼンスlレホン酸、アルカリ土類金属塩
たとえばドデシルベンゼンスlレホン1dca[、ウン
デシルベンゼンスルホン (2)  α−オレフィンスルホン酸アルカリ土類金属
塩 炭素数が通常8〜20(好ましくはlO〜1 8 ’)
(Dα−オレフィンのスルホン酸Ca塩。
噸塩など。
(3)  スルホコハク酸エステルアルカリ土1[[塩 シアlレキ7レスルホ“コハク酸エステル塩(ア/L’
 キ/L’ 基の炭素数は通常6〜20,シクロアルキ
ル基も含む)たとえば2−エチlレヘキシ7レスIレホ
コハク酸エステyv Ca−W y ジシクロI\キシ
pス7レホコハク酸エステ/I/Ca塩(4)(アルキ
/L/’ )す゛レタリンスIレホン酸塩およヒ(アノ
レキlし)ナフタリンスルホン酸塩のの1個または複数
個のアルキ)v基を有するナフタリンスフレホン酸塩お
よびこのホルマリン縮合物(縮合度は通常1〜20,好
ましくは1〜8);たとえばジイソプロピルナフタ、リ
ンスルホン酸Ca塩 +51  アルカンスlレホン酸塩 炭素数が通常8〜20のアノレキ7し裁ヲ有するアルキ
カンスルホン酸塩:たとえばテトラfシルスルホン酸C
a塩 +61  脂肪telアミトスpホン酸アルカリ土類金
属塩,石油スルホン酸アルカリ土類金属塩。
リクニンスルホン酸アルカリ土類金属塩[B−2]硫酸
工ステルアルカリ土類金属塩型アニオン界面活性剤 α) アルキ/し硫酸エステ7レアルカリ土類金属塩炭
素数が通常6〜20(好ましくは12〜18)の直鎖ま
たは分岐の飽和アルコールまたは不飽和アlレコーμの
硫酸エステμ塩;タトエハテシルアルコール硫酸エステ
ルCa塩,ラウリ/レア!レコー7し硫酸エステIvC
a塩オギソアルコール(C11〜17,側鎖率50%以
」二)硫酸エステIV Mg塩 (2)  ポリオギシアIレキレンア〜キlし硫酸エス
テルアルカリ土類金属塩 炭素数が6〜20(好ましくは12〜18)の直鎖また
は分岐の飽和アルコ−lしまたは不飽和アルコ−μのA
O付加物硫酸エステIレアルカリ土類金属塩,AO付付
加モレ数は通常2〜50、好ましくは2〜20;たとえ
ばデシフレアフレコールE O (1) 硫酸エステル
Ca塩jラウリlレア/レコーtv E O kl硫酸
エステIVCa塩,セチIレアlレコ−71/ E O
 (i11硫酸エステルCa塩上記および以下において
AOはアルキレンオキサイド、EOはエチレンオキサイ
ド、POはプロピレンオキサイドを示す。また0内は七
μ数を示す。
(3)  ポリオキンアlレキレンアルキルアリーμエ
ーテμ硫酸エステルアルカリ土類金属塩炭素数8〜12
のアルキル基を少なくとも1 個有する′7ルキルフエ
ノールまたはアlレキルナフトールのAO付加物(AO
の付加モIし数は通常2〜50好まし°くは2〜20)
硫酸エステ/レアルカリ土類金属塩;たとえば、ノニル
フェノ−tv E O(2)硫酸エステIしCa塩(4
)  高級脂肪酸エステIしの硫酸エステIレアルカリ
土類金属塩 炭素数10〜20の飽和まfcは不飽和脂肪酸モノグリ
セリド硫酸エステルアルカリ土類金属塩:たとえばヤシ
油脂肪酸モノグリセリド硫酸エステ/l/ca塩 (51高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステルアル
カリ土類金属塩 炭素数10〜20の飽和または不飽和脂肪酸アμキロー
μアミド硫酸エステル塩;たとえばヤシ油脂肪酸モノエ
タノールアミド硫酸エステルCa塩 (6)硫酸化油、高度硫酸化)油、硫酸化脂肪酸エステ
lしおよび硫酸化脂肪酸のアルカリ土類金属塩 ロート油、オレイン酸メチルの硫酸化Ca塩。
オレイン酸の硫酸化Ca塩など (7)  硫酸化オレフィン 炭素数12〜18のα=ニオレフイン硫酸塩およびα−
オレフィンスlレホン酸アルカリ土類金属塩である。
非イオン界面活性剤0としては、ポリオキシアルキレン
系または多価アルコール系非イオン界面活性剤が用いら
れる。
具体的には、下記のとおりである。
(C−1)ポリオキシアルキレン系非イオン界面活性剤 (1)ポリオキシアルキレンアルキルアリールエーテp 炭素数通常8〜12のアルキlし基を少なくと411固
有するアルキルフェノール ルキμナフト−μのAO付加物(AOの付加七μ数は通
常2〜50,好ましくは2〜20);たとエハノニ7レ
フエノールE O t81 、オクチ/レフエノールE
 0 1101 、ドデシlレフエノー/L’ E O
iIQl 、ノニ7レフエノ−1しE O tl(11
(2)ポリオキシアルキレンスチレン化アリール工 −
 テ ル 単環フェノ−/1/(炭素数8〜12のアルキル基を1
個または複数個有するフェノールなど)もしくは多環フ
ェノ−/L/(芳香環を二個以上有スルフェノ−lした
とエバフェニルフェノ−p,グミlレフエノール、アル
キフレナフト−wなど)とスチレン1〜20モルとの反
応生成物(スチレン化フェノール類という)のAO付加
物(AOの付加モアし数は通常2〜50、好ましくはl
O〜40);たとえばスチレン(シ化フェノ−/l/ 
P O +iol E O H P O (a)スチレ
ン翫 (乃化フェノ−/l’ E 0 1101、など(注:
スチレン(2)化フェノ−tv P O ltol E
 O(ハ)PO(■はフェノ−lしとスチレンとをモル
比1:2で反応させて得られたスチレン化フェノ−/し
IcPO 1 0モ/1/EO25モIVPO3モルを
順に、付加した構造を有する化合物である。) (3)  ポリオキンアIレキレン多価アルコ−lし脂
肪酸エステル 多価アルコーノVまたはその分子−内焦水物(クリセリ
ン、トリメチロ−pプロパン、ペンタエリスリト−lし
,ソIレビタン,ソルビトール、しよ糖など)と脂肪酸
(炭素数10〜20の脂肪酸)とのエステ7しのAO付
加物(AOの付加モμ数は通常2〜50、好ましくはl
O〜40);たとえば、ソlレビトールラウレー) E
 O nol 、ヒマシ油IEO((至)(4)ホリオ
キンアμキレンアルギルエーテル脂肪族アルコ−/I/
(炭素数6〜20、好まし″くは炭素数12〜18で、
直鎖または分岐の天然または合成アルコール)のAO伺
加物(AOの付加モlし数は通常2〜50、好ましくは
2〜20];たとえばC6〜2oチーグラーアルコ−7
しE O t81 、オクチルアルコ−/L/EO11
01 、ヤシ油還元アルコ−/l/EO(5)(6) 
 ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオ−p プルロニックタイプの非イオン系界面活性剤たとえば、
ポリプロ6レングリコー/L/(以下PPGという。)
(平均分子量(MW)900〜2900 )のEO付加
物(EOが分子中に、通常10〜80重量%、好ましく
は40〜80重量%を占める。);たとえばP I) 
G(MW 1200 )のE040重量%付加物、PP
 G (MW 1750 )のEO50重量%付加物な
ど (6)ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル脂肪酸(炭
素数10〜20の脂肪酸)とポリアルキレングリコール
とのエステル化物、あるいは脂肪酸のAO付加物(アル
キレングリコ−pの縮合度、AOの付加モル数は通常2
〜50、好ましくは10〜40)たとえばオレイン酸と
ポリエチレングリコ−μ(分子1600)とのモノまた
Jyエステlし、ステアリン酸EOθ荀、ラウリン酸E
 Ono+など(7)ホリオキシアμキレンアルキルア
ミン炭素tlxo〜20のアルキルアミンのA0付ノル
物(AOの付加モル数は通常2〜50゜好ましくは10
〜4o);たとえば、ステアリ  ル ア  ミ  ン
 (10) (8)ポリオキシアlレキルメル力ブタン炭素数10〜
20のアルキル基を有するアルキルメlレカプタンのA
O付加物(AOの付加モlし数は通常2〜50.好まし
くは10〜40);たとえばセチμメpカプタンE O
+l01(9)  アルキロ−Iレアミド系非イオン界
面活性剤下記一般式 (式中、R4は炭素数5〜24のアシル基残基、R6は
一+AO)nHまたは炭化水素基である。mは1以上の
整数、nは0または1以上の整数、m +’fi = 
1〜109である)で示される化合物で具体的にd炭素
数が通常6〜25の脂肪酸とアルカノールアミンとの反
応生成物およびそのアルキレンオキシド(Cp4)付加
物;りとえばラウリン酸ジェタノールアミドE 011
(C−2)エステル系非イオン界面活性剤(1)  多
価アフレコ−μ脂肪酸エステル多価アμコールまたはそ
の分子内無水物(グリセリン、ペンタエリスリトーμ、
ツルピトーIし、ソIレビタンなど)と炭素数lO〜2
0脂肪酸とのエステル;たとえば、ラウリン酸モノグリ
セライド、ソルビタンステアリン酸(モノ、セスキ、ま
たはトリ)エステル。
ソルビタンオレイン酸(モノ、セスキ、マたU)!J)
エステル、ショ糖ステアリン酸(モノまたはジ)エステ
ル [C−3]上記非イオン活性剤の末端ヒドロキシ/し基
が、炭素数1〜6の7pコキシ基(メトキン、エトキシ
、プロピオキシなど)炭素数2〜6のアシルオキシ基(
アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシなど
)、炭素数2〜6のアルキpカルバモイルオキシ基(エ
チルカルバモイルオキシ、エチルカルバモイルオキシな
ど)によって置換されたヒドロキンp基を含まない非イ
オン界面活性剤。
具体的な化合物としては、スチレン(2)化フェノ−t
v E O翰P O(3)アセチμ化物、ノニ〜フェノ
ールE O1101アセチル化物、ステアリル酸E O
(1511アセチル化物、ソルビタンモノオレエー) 
E O(3[i1アセチp化物、スチレン(り化フェノ
−tv P Ouol E 0(2)メトキシ化物、ノ
ニルフェノ−)V E O1101メトキン化物、ステ
アリン酸EO(151メチ7レカルバモイlし化物、オ
クチルフェノ−/I/E OQ51メチ〜カルバモイp
化物など 非イオン界面活性剤のなかでも、通常の場合HLB値と
しては5〜20で特に10〜20のものが好ましい。H
LB値が5未満では、安定なエマフレジョンを生成する
のが楓しい場合がある。
非イオン界面活性剤は一種類だけでなく、二種類以上を
併用することが好ましい。特に、スチレン化フェノール
P 01101 E 0(2)P O(3) 、ノニル
フェノールEO(l鶴P O(2)などのようにEOお
よびPOを付加した非イオン界面活性剤と併用すること
が好゛ましい。
マタ、(C−3,1に記載の非イオン界面活性剤は、酸
無水物■との反応性がなく、酸無水物と、これらの活性
剤との混合物を長時間放置していても乳化性を消失させ
ることない、したがってその好ましい。
乳化剤〔■、0〕の酸無水物Qに対する添加率は、Qに
対してアルカリ土類金属塩型のアニオン界面活性剤(へ
)と、非イオン界面活性剤0との合計量で通常1〜30
重量%、好ましくは5〜20重量%である。
添加率は(へ)と(Qの種類、および比率によって種々
変えることができる。
添加率が1重量%未満で弗ると良好な乳化物が得られ難
い。また、30重量%を越えると乳化は良好であるが、
サイズ性能が大巾に低下する。
さらに■と0の重量比は80・:20から10:90で
あり、好ましくは50:50から20:80である。こ
の範囲外の比率では良好な乳化物が得難い。
アルカリ土類金属塩型アニオン界面活性剤■と非イオン
界面活性剤0とを用いて、酸無水物(ト)を水中で乳化
する方法としては ■ ■■、しよび(Qのすべてを均一混合し、その混合
物を水中に分散させて乳化物と得る方法■ ■と02水
中に分散させQを添加して乳化物を得る方法 ■ (へ)と■または0を均一混合し、水中に分散させ
次に0または(B)と添加し乳化物を得る方法などがあ
げられ、いずれの方法も可能である。
上記成分N■(Qと水との混合にインラインミキサー、
プロペラ型あるいはパドル型等の簡単な攪拌i幾を用い
てもよい。
これらの方法のうち、■の方法が最も簡便なエマルジョ
ン生成法でチリ、乳化剤の添加率が少なく生成する乳化
物の粒子径も小さいものが得られ、紙に対するサイズ効
果も高いので好ましい。
このようにして得られた本発明のサイズ剤は必要により
他の内添サイズ剤たとえばロジン、石油樹脂、アルキル
ケデンニ量体、パラフィンワックスなどと併用してもよ
い。
本発明のサイズ剤は、製紙用に用いられる。
ここで用いる紙としては天然および合成資源から誘導さ
れる繊維状セルロース物質から作られるシート状製品お
よび成形品があげられ印刷、筆記、用紙、包装用紙など
の一般洋紙、特殊紙、板紙などである。また、壁材、天
井材などの噛築利料も包含する。またセルロース性物質
および合成品(例えばポリアミド、ポリスチレン、ポリ
エステル。
ポリアクリル樹脂繊維およびアスベスト、ガラスなどか
ら誘導された鉱物質繊維)の組み合わせからつくられた
シート状製品、および成形品も包含される。また上記合
成品のみからつくられたシート状製品および成形品をも
包含する。
本発明のサイズ剤を使用して、製紙を行うに際μサイズ
剤をパルプ繊維に定着させるために種々の陽イオン剤が
用いられる。陽イオン剤として用いることのできる物質
には、ミョウバン、塩化アlレミニウム、アルミ酸ナト
リウムなどの多価金属型の無機化合物および種々のカチ
オン化澱粉、ポリアミンポリアミド−エビクロヒドリン
m IIs 、ジアリルハロゲン化物の環化重合体、ポ
リビニ/レピリジン2種々のカチオン化ポリアクリlレ
アミドなどのカチオン性ポリマーがあ(げられる。
製紙に際し、本発明のサイズ剤の使用量は、使用するパ
lレプの種類操作条件ならびに紙の最終使用目的に大部
分左右されるが、最終シートまたはウェブ中のパルプの
乾燥重量の約α05〜5.0%の範囲の量で用いること
ができる。
本サイズ剤は、パ7レプがヘッドボックス、ビータ−、
バイトロバμパーまたはストックチェスト中にあ−る間
にパlレプに加えること力°できる。
陽イオン剤はいずれもサイズ剤の添加と同時あるいは前
、あるいtよ後に原料、即ちパルプスラリに加えること
ができる。しかしながら最適の分布t−肖るためにはサ
イズ剤の次に加えるのがよい。
次いで、本発明のサイズ剤を内添する抄造後の湿紙は7
0〜150℃の通常の温度範囲で転線される。このよう
にして紙製品を得る。
なお、本発明のサイズ剤でサイズされる紙にはすべての
種類の顔料および充填剤を含有させることができる。た
とえば、炭酸力μシウム、fblレク。
クレー、チタン白、白土1石こうなどがあげられる。
本発明の乳化剤■および0を用いることによって、酸無
水物Qの水性エマ7レジヨンは、ホモミキサー、高圧ホ
モジナイザー、タービンミキサーなどの高価な装置を使
用することなく、簡単な攪拌操作で容易に得られる。こ
れによって生成されたエマルジョンの粒子径は、はとん
どが3μ以下と微細で紙へのサイズ付与、効果も優れて
いる。また本発明の乳化剤を含有する酸無水物(ト)を
、そのまま抄紙系におけるファンポンプの吸入側あるい
はスクリーン入口等の紙料に直接添加しても容易に乳化
し紙料に均一に分散するため従来のようにあらかじめ紙
料に添加する前に強力な乳化装置を用いて水性エマフレ
ジョン化しなければならないという繁雑な操作を必要と
しない。;この方法を用いると、酸無水物(イ)と水と
の接触時間を極めて短時間にでき、有効な反応性基の減
少も少なく極めて高いサイズ効果をもたらす。
以下、実施例により本発明をさらに説明するが本発明は
、これに限定されるものではない。
実施例1〜6および比較例1〜2 炭素mi5〜20の直鎖インターナルオレフィンから誘
導されたアルケニIし無水コハク酸に、表−1に示すよ
うにアニオン界面活性剤0と非イオン界面活性剤0とを
一定量添加し、均一に混合1〜だ。
その混合物を所定量の水に添加し、実験用スターラーで
均一に分散させることによって05%濃度のアルケ二ル
ゴへり酸無水物の水性エマフレジョンを得た。
得られた水性エマルジョンの外観(目視)、および粒子
径(コールカウンター法)1−測定シた。また炭酸カル
シウムと填料とする紙の内添サイズ剤として添・加率対
乾燥ノータケグ当−911:! f 、(l’3%を供
し抄紙した。サイズ性能は紙のステキヒトサイズ度(J
 I’、、S  P −8,i・1.・、22)で比較
した。その結果と表−2に示す。
表−1 □□−−− 表−2 打紙条件 L  B K  P    1005 坪量   75f7’trr s灰分20%填料、、 
  重質炭酸カルシウム、定着剤、カチオン化澱粉抄紙
機   タビ−角型抄紙機 乾燥温  105℃、2分間 ′ 手続補正書(自発) 昭和57年特許願第100974号 2、発明の名称 製紙用サイズ剤 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 居所 京都市東山区−橋野本町11番地の15、補正に
より増加する発明の数 (1) 明細書第7頁第2行の「R2」を「R3」と訂
正し、同頁第3行のrc+”rのアルキル基およびアル
ケニル基」を「01〜Fのアルキル基および02〜5−
のアルケニル基」と訂正する。
(2) 同書第7頁第11行の「SL」をrsrJと訂
正する。
(3) 同書第8頁第1〜2行の「アルキルベンゼンス
ルホン酸、アルカリ土類金属塩」を「アルキルベンゼン
スルホン酸アルカリ土類金属塩」と訂正する。
(4) 同書第8頁第14〜15行の[2−エチルへキ
シルスルホコハク酸エステルCa塩を[ジー2−エチル
へキシルスルホコハク酸エステルCa塩」と訂正する。
 − (5) 同書第8頁下より1行の「ナフタリンスルホン
酸」を「ナフタリンスルホン酸塩」と訂正する。
(6) 同書第16’頁第2〜3行の「ステアリルアミ
ン(10)Jを「ステアリルアミンEO(10)Jと訂
正する。
(7) 同書第17頁第5〜6行の「炭素数10−〜2
0脂肪酸」を「炭素数10〜20の脂肪酸」と訂正する
(8) 同書第21頁第2行の「天然および合成」を「
天然」と訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 酸無水物と乳化剤からなる製紙用サイズ剤において
    、酸無水物として、 1 および/または (式中、R□s R2は炭素数6以上のアルキル基アル
    ケニル基、アラルケニル基またはアラルケニル基、R3
    ハ、アノレキ/14)アンルケニル基アラルキル 〜3の整数である。)で示される化合物Qと、乳化剤と
    してスフレホン酸アルカリ土類金属塩および硫酸エステ
    μアルカリ土類金属塩からなる群より選ばれるアニオン
    界面活性剤■とポリオキシアlレキノ7系非イオン界面
    活性剤およヒ多価アルコールエステIし系非イオン界面
    活性剤からなる群より選ばれる非イオン界面〆占性剤0
    とを用いることを特徴とする製紙用サイズ坤j。 2、、  (へ)および0の合計の使用量が(2)に対
    して1〜30重量%である特許請求の範囲第1項記載の
    サイズ剤。 a ■′および0の重量比が80 : 20から10=
    90である特許請求の範囲第1項または第2項記載のサ
    イズ剤。
JP10097482A 1982-06-11 1982-06-11 製紙用サイズ剤 Pending JPS58220897A (ja)

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