JPS58220139A - 感光紙 - Google Patents

感光紙

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JPS58220139A
JPS58220139A JP10437582A JP10437582A JPS58220139A JP S58220139 A JPS58220139 A JP S58220139A JP 10437582 A JP10437582 A JP 10437582A JP 10437582 A JP10437582 A JP 10437582A JP S58220139 A JPS58220139 A JP S58220139A
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resin film
ultraviolet
density
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Takashi Toyoda
豊田 ▲たかし▼
Yozo Oba
大庭 洋三
Masatsuki Yamanaka
昌月 山中
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/76Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers
    • G03C1/795Photosensitive materials characterised by the base or auxiliary layers the base being of macromolecular substances

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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は鮮明な画像の得られる印画紙、写真製版用感光
紙等の紫外線硬化型感光紙用基材に関するものである。
紫外線硬化型感光紙は印刷用刷版を作製する製版におい
て、暗室の明室化という作業環境の飛躍的改善が図れる
ため近時大きく利用されている。
また、現像、定着が臭気のない弱アルカリ水のみで可能
で安全であり、作業環境の改善に大きく寄与している、 この紫外線硬化型樹脂を、バリタ紙に塗布した感光紙は
、バリタ紙が現像時に吸水して寸法が不安定となるため
、寸法精度を要求される製版用感光紙としては不適当で
ある。
寸法精度を要求される用途には、感光剤層の支持体とし
て耐水性のある樹脂フィルムの使用が考えられるが、支
持体が単なる透明樹脂フィルムでは紫外線が11とんど
吸収されず、内部度いは表面で散乱・反射され画像が不
鮮明になる(いわゆるハレーション)欠点nる。
また、この透明フィルムを基体とする感光紙の画像は肉
眼で識別が困難である・ 肉眼の識別を容易とするため、炭酸バリウム、酸化チタ
ン等の白色無機充填剤を均一に分散した接紙化樹脂フィ
ルムを基材と一部し、これに銀塩感光材、ジアゾ感光材
層を設けた印画紙は公知である(実開昭48−6521
6号、特公昭46−31032号、英国特許第1237
475号各公報参照)。
この基材層に含有される白色無機充填剤のある種のもの
は紫外線を吸収し、散乱、反射を一部防ぐが、必ずしも
ハレーションを防ぐには十分でなく、これを精度を要求
される製版用感光紙の基体フィルムとして用いるには、
更にハレーションが少なくなることを要求される。
本発明はこれら従来の感光紙基材の欠点を解決すること
を目的に完成されたものである。すなわち、本発明は感
光紙用基材として、耐水性があり、湿度に対する寸法安
定性が良好で、感光剤の接着性が良好で、かつ、従来の
バリタ紙に類似の風合をもつ感光紙用支持体として有用
な熱可塑性樹脂フィルム、即ち、波長4600〜780
0オングストローム(A)における可視光線域の反射光
学密度が0.2以下であり、かつ、波長3000〜38
00^における紫外線域の反射光学密度が0.6以上で
あって、)為り、その最大値が0.8以上であることを
特徴とする熱可塑性樹脂フィルムを提供するものである
ここで反射光学密度(1))とはIn の強さの入わ 射光を試料フィルムの測定面に垂直に当て、履ゆる方向
に反射される九を積分球で集めた強度をIとしたとき、 1)=tog (Io/ I ) で定義されるものである。
本発明の実施例では反射光学密度(1))の測定に、日
立製作断裂の自記分光光度計F;Ps−3型を用いた・ かかる条件を満たす熱可塑性樹脂フィルムは熱可塑性樹
脂フィルムが、ポリオレフィンを35〜87屯−%、無
機充填剤を13〜65重量%(但し、無機充填剤中の3
〜40重量%は酸化チタンまたは/及び酸化I拒鉛)、
紫外線吸収剤を0.05〜2重@πの割合で含む組成物
から成膜されたものであり、少々くとも一軸方向に3倍
以上延伸されている方が強度面から好ましい。
かかる熱可塑性樹脂としては、低密度ポリエチレ/、高
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン−1な
どのポリオレフィン;ポリアミド、ポリエステル、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリカーボネート、
ポリスチレン、ポリ酢酸ビニャなどが挙げられる。
これらの中でも耐薬品性、成形性、強度コストの面から
、プロピレンホモ重合体、エチレンモジくは炭素数4〜
8のα−オレフィンより選ばれた1種以上のオレフィン
とプロピレンとを共重合して得られるプロピレン系共重
合体が好ましい。
また、無機充填剤は粒径が15μ以下、好ましくは0.
1〜5μの微細粉末で、酸化チタン、酸化渾鉛の他に、
クレー、炭酸カルシウム、珪藻土、タルク等を配合して
もよい。
そして、紫外線吸収剤としては次の(1)〜(6)の化
合物が挙げられる。これらの中でも、熱可塑性樹脂がポ
リオレフィンのときは、(6)のビス(2,2゜6.6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セパケートが最適で
ある。
(1)ベンゾフェノン系 2−ヒドロキシ−4−n−オクチルベンゾフェノ゛ン、 2−ヒドロキシ−喀−メトキシ−2′−カルボキシベン
ゾフェノン、 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、その他
・ (2)ベンゾトリアゾール系 2−(2’−ヒドロキシ−3’−tert −ブチル−
5′−メチル−フェニル)−5−りtJ Oベンゾトリ
アゾール(TINLJVIN 326 )、2−(2’
−ヒドロキシ−3’、5’−ジー tert−−ブチル
−フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(TIN
UVIN327)  、2−(2’〜ヒドロキシ−4′
−オクチル−フェニル)ペンツトリアゾール、ソノ他。
(3)  サリチル酸系 4−t−プチルフェニルザリチレート 、p−オクチル
フェニルサリチレート、その他。
(4)  ベンゾエート系 2.4−ジーt−プヂルフェニルー3,5−ジーt−ブ
チル−4−ヒドロキシベンゾエート、その他。
(5)  ニッケルフェルレート系 ニッケルービス−オクチルフェニルサルファイド、その
他。
(6)  セバケート系 ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル
)セバケート。
これら熱可塑性樹脂、無機充填剤および紫外線吸収剤は
、それぞれ単独でまたは2種以上混合して使用できる@ これら、3成分を、必要により熱安定剤、有機充填剤、
帯電防止剤、抗酸化剤等を配合し、得られる熱可塑性樹
脂フィルムの反射光学密度が4600〜7800Aの領
域で0.2以下、好ましくは0.1以下、3000〜3
800λの領域で0.6以上で、かつ、最大値が0.8
1d上となるように各成分の組成軸合を調合する。
反射光学密度が小さいということは、その波長の入射光
線がフィルムによりほとんど反射されることを意味する
。例えば、反射光学密度が0.3といりことは、その波
長の入射光線の約半分が反射されることを、0.7は入
射光線の約μが反射されることを意味する。
本発明の熱可塑性樹脂フィルムは人が肉眼で識別できる
oJ視光線の6〜8割以上が反射されるので、このフィ
ルムが感光紙基材として使用された際に現像された後の
画像部上非画像部のコントラストが大きく、イ樟られた
画像が見易い利点を有するO また、基材フィルム上に塗布される紫外線硬化性樹脂は
、一般に2800A〜4200A、とυわけ3 fl 
OOA〜38 (10Aの域に感光基を有するものであ
る。
従って、基Hフィルムとしての熱可塑性樹脂フィルムが
300 (1〜3800Aの紫外線域の波長の光線の大
半を吸収し、その反射率が低ければ低いほど基材フィル
ム上で反射される紫外線の量が少なく、現像された画像
はIi’il縁部の“はけ”ないシフ′ハレーション“
のない鮮明な画像が得られる。
本発明において、かかる見通しのもとに■1々の基材フ
ィルムを製作し、極めて精密な画像が得られる実用的な
面から、300 (1〜3800Aにおける熱可塑性樹
脂フィルムの反射光学密度を0.6以上で、かつ、その
最大値が0.8以上と設定した。
本発明の熱可塑性樹脂フィルムは耐水性を崩し、湿度に
対する寸法安定性は良好であり印画紙用基材として用い
られるとき、水又は現像液、定着液で処理されても寸法
変化がほとんどなく、精度の要求される印刷用刷版作製
に使用する感光紙としては優れた性質のものである。
さらK、この熱可塑性樹脂フィルムが一軸あるいは2軸
方向に延伸されている場合には、強度、腰が無延伸のも
のと比較して強く、印画紙用基材として使用する場合の
作業、取扱いが容易である。
そして、2軸方向に延伸されているものは一軸方向に延
伸されているものに対し、強度、腰1.伸縮に方向性が
少く一層良好な基材である。
また、−軸方向に延伸されたフィルムである場合は、こ
れを表面層とし、2軸延伸フイルムを基材層として含有
する積#4 f’/=¥造休とする体が好ましい。即ち
、感光紙基材として最も好凍(7い構造は、2輔延伸フ
イルムを基層として含有するフィルムに、−’lt1方
向に延伸された本発明の熱可塑性樹脂フィルムが一体に
積層された構造の複層フィルムである。
この際、−軸延伸フィルムの肉厚は3〜20μ、好まし
くtよ5〜10μの肉厚となる様に、1だ基層の2輔々
1「、伸フイルノ・が複層フィルムの肉厚全体に占める
卵1合が30〜70%となる様にする。
複層フイルノ・の肉厚は60〜300μが好ましく、構
造は2層構造であってもよいが、更に1軸々;η伸フィ
ルムの反対1111の最外層側に筆記可能な樹脂フィル
ムが一体に積層された3層以上の構造であっても良い。
この様な積層構造の印画紙用県側は、2輔延伸フイルム
を単層で用いる基材と比較して次の利点を有する。
(a)、紫外線吸収剤、高価な1旨化チタン、酸化亜鉛
の使用は、表層のみの使用で充分であり、単層フィルム
の様にフィルム全体に分散させる方法に比較してその使
用量が少くて済み、より経済的である。
そして感光紙基材の複層フィルムとしては、いずれの各
層も無機充填剤を含有していた方が紙的風合を持たする
に好ましく、延伸条件を適切に選ぶことにより各層の無
機充填剤を核とする微細な空隙を多数発生させることが
でき、より紙的風合を向上させることができる。特に、
次の式で算出した空隙率が5〜40%となるように設定
すれば、紙的側合および強度バランスのとれた支持体と
なるう ρo−p 空隙率(%) =−−X 100 O そして、紫外線硬化性樹脂が塗布される基材の本発明の
フィルムは、その表面に、幅0.5μ〜10μ、長さ5
μ〜40μの大きさの亀裂が10個/−以上存在してい
るものがより好ましい。
この亀裂内に塗布された紫外線硬化性樹脂が流れ込み、
現像、定着処理によって得られた画像(硬化した紫外線
硬化性樹脂)の基材に対する接着がアンカー効果により
強固となる。
この亀裂を延゛伸により本発明のフィルムに効果的に生
成させるため、本発明のフィルムを構成する無機充填剤
として、酸化チタン、酸化亜鉛の他に、粒径0.1〜3
μのクレイ、ホワイトカーボン、タルクを無機充填剤中
の30〜60重量%となる様に併用して用いる。
そして、印画紙基材として最も好ましい複合フィルムは
、例えば予じめ一方向に3〜10倍延伸された樹脂フィ
ルムの少なくとも片面に、ポリオレフィン、無機充填剤
および紫外線吸収剤を含有する組成物を押出機を用いて
フィルム上に°押出して積層し、ついで、前記延伸フィ
ルムの延伸方向とは直角の方向に積層したフィルムを3
〜10倍、縦と横の延伸倍率の1゛6が5〜50倍とな
る様に延伸し、ついでアニーリングすることにより製造
される。
本発明の熱可塑性樹脂フィルムは、写真製版、一般大衆
写真の印画紙等の感光材の基体フィルムとして、紫外線
硬化性樹脂をそのフィルム表面に塗布して利用で趣る。
かかる紫外線硬化性樹脂としては、例えば次に示す感光
基を有する化合物が挙げられる。
感光基ニ オレフィン、シンナモイル、シンナミリデンアセチル、
ベンザルアセトフェノン、スチリルピリジン、α−フェ
ニルマレイミド、フェニルアジド、フリルアクリロイル
、スチルベン、ジチオカルバメート、シクロプロペン等
具体的には、次の化合物が挙げられる。
(1)  ポリビニルアルコールを桂皮酸クロリドでエ
ステル化したポリビニルアルコ−ル。
(2)  ポリビニル−p−アジドベンゾエート。
(3)  グリシジルシンナマート〇 (4)  ジヒドロキシカルコン、− (5)  ジバラニルアセトン〇 (6)グリブタル樹脂の桂皮酸エステル〇(7)  ポ
リビニルシンナミリデンアセタート。
(8)  クマリン誘導体をエポキシ和1脂と反応させ
たもの。
(9)3−(4−アジドフェノキシ)エタノールのスチ
レン・マレイン酸エステル。
0(車  ポリ(ビニルアセーートー4−アジドフタラ
 − ト ) 。
(114〜メタクロイルアミノフエニルスルボニルアジ
ドとメチルメタクリレートの共重合体〇0→ エポキシ
樹脂を1.2.3−チアゾール誘導体でエステル化した
化合物。
θ1 多価アルコールのアクリル酸エステル〇〇◆ ウ
レタン型アクリル酸エステル。
0→ 多価カルボン酸と多価アルコールとアクリル酸と
を共エステル化反応して得られるポリエーテル・ポリエ
ステルオリゴマー。
O→ ジメチルボリシロキプンと!!−メタクリル□: オキシブロビルトリメトギシシランとの縮合物。
等々。
これら化合物および他の紫外線硬化樹脂にっいては、水
松、軟着「感光性高分子」(講談社ザイエンティフィク
、1978年9月1日刊)の第155貞〜253頁に記
載されている。
とれら紫外線硬化性樹脂は、それ自身、光照射を受けて
単独で硬化するものもあるが、必要に応じて光増感剤、
増感助剤を樹脂成分100重相部に対し、0.1〜3重
量部の割合で配合する。
かかる光増感剤としては、例えばベンゾイン、ベンゾイ
ンメチルエーテル、ベンゾインメチルエーテルへペンゾ
インイソグロビルエーテル、ベンゾインインブチルエー
テル、α−メチルベンゾイン、α−フェニルベンゾイン
等のベンゾイン、% 化1;アントラギノン、メチルア
ントラキノン等のアントラキノン系化合物;ベンジル;
ジアセチル;アセトフェノン、ベンゾフェノン等の7工
ニルケトン化合物ニジフェニルジスルフィド、テトラメ
チルチウラウ冬ルフィド等のスルフィド化合物;α−ク
ロルメチルナフタリン;アントラセンおよびヘキサクロ
ロブタジェン、ペンタクロロブタジエンナトノハロゲン
化炭化水素;ジベンゾスペロン、メチルオルソベンゾイ
ルベンゾエート、エチルオルソベンゾイルベンゾエート
等が誉げられる。
また、増感助剤としてはトリエタノールアミン等のアシ
ン類が挙げられる。
印画紙作製において、紫外線硬化樹脂は0.005〜0
.05咽、好ましくは0.01〜0.03鰭の肉厚とな
る様に塗布される。
支持体への紫外線硬化性樹脂の塗布は、ロールコータ−
1刷毛塗り、スプレー塗装等により行なわれる〇 本発明の熱可塑性樹脂フィルム(1)を感光材の基体と
し、この表面に紫外線硬化性樹脂層(2)を設けた構造
の感九紙(第1図0)のA)は、第1図←)に示す様に
紫外線硬化性樹脂層+21側にネガフィルムr5)f;
cおき、紫外線(h門)を照射することにより、紫外線
が照射された樹脂(2)部分が硬化して画像(6)を形
成し、紫外線が届かなかった樹脂部分はウォッシュアウ
トされて基体に残らない。なお、第1図中の(3)は2
@IA坤フイルムである。
上記紫外線の電源としては、日丸、紫外線帯ゲC灯、低
圧水銀灯、高王水釧灯、キ七ノン灯、アーク灯等が挙げ
られる・ 以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明する。な
お、例中の部および%は、特に1+11記しない限り重
量基準である。
実施例1 メルトインデックス(MI ) 1 f/10分のポリ
プロピレン80部、平均粒径1.5μの炭酸カルシウム
19部、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート1部、抗酸化剤0.5部、熱安定
剤0.5部及び分散剤0.5部の組成物(a)k押出機
を用いて240℃に混練し、シート状に押出し、冷却後
、145℃に加熱し、縦方向に4倍延伸した。
仁の延伸シー)(a)の片面に、MI8f/10分のポ
リプロピレン100部、ルチル型酸化チタン16部、粒
径1.5μの炭酸カルシウム4oWS、ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート1
部および抗酸化剤1部よりなる組成物(c)と;MII
OIF/10分のポリブロビレ7100部、平均粒径1
゜51gの炭酸カルシウム80部および抗酸化剤1部よ
りなる組成物(b);の各々を共押出ダイスを用い、[
有])の組成物よりなるフィルム側がシート(a)側と
なるように共押出1〜て積層するとともに、シート(a
)の他方の面側に、(b)と同じ組成物的を別の押出機
を用いてフィルム状に押出して4M構造の積層物を得た
(第2図参照)。
この積層物を160℃に加熱し、横方向に10倍伸して
白色不透明のシートを得た。
この4層m造の不透明シート(熾2図参照)の肉厚は1
25μであり、各1侍の肉厚は、上側よシcM6p、b
@25 It%al偕59 /7.61層35μであっ
た。
また、C層のJIS  P−8t42に、する表面)1
;沢度は20%であシ、不透明シートの見掛密度は0 
、8.f/c!Iであった。
この不透明シートの反射光学密度を第3図に(1)とし
て示す。
実施例2 C層を構成するルチル型酸化チタンの代りに酸化岨鉛を
用いる他は、実施例1と同様にして、第3図に(2)と
して示される反射光学密度を有する不透明シートを得た
実施例3〜6 C層を構成するポリプロピレン、酸化チタン、炭酸カル
シウム、ビス(2,2,6,6−チトラメヂルー4−ピ
ペリジル)セパケートの配合量を種々変える他は、実施
例1と同様にして第3図(3)〜(6)に示す反射光学
密度を有する4)4構造の不透明シートを得た。
比較例I MI 1 f/10分のポリプロピレン8o部、平均粒
径1 、5 /jの炭酸カルシウム15部及び安定へI
Jo、5部の混合物を押出機で熔融混練しシート状に押
出したのち冷却、1尋られたシートを140℃に加熱後
縦方向に4倍に延伸したフィルムを得た(A層)。
次にMI”lOf/10分のポリプロピレン5゜部、粒
径1,5μの炭酸カルシウム50部および安定剤0.5
部の混合物を押出機で熔融混練し、シート(C)状に押
出したのち、直ちに前記A層の両1111に貼り合わせ
、ロールでニップしながら冷却し、三層構造シートを得
た。
この三層積層シートを160℃に加熱後、横方向に約1
0倍延伸し、厚さ135μのフィルムを得た。得られた
フィルムの各層の厚さは、A層75μ、表裏C層は、各
々30μであった。またフィルム全体の見掛密度1d 
0 、8 f /l・イであった。
このフィルムの反射光学密度を第3図(7)として示す
応用例ニ アクリル系紫外線硬化性樹脂の調製 ビスフェノールAジオキシジエチレンクリコールエーテ
ル(ビスフェノール八にエチレンオキザイドを4モル付
加した二価アルコール)2モルとへキサメチレンジイソ
シアネート1モルを反応容器内に仕込み、窒素ガス気流
下で4時間反応させてウレタン結合を有する多価アルコ
ールを得た。
尚、ウレタン化触媒としてジオクチルスズジウラウレー
トを系に対し200ppm用いた。このウレタン結合を
有する多価アルコール1モルとアクリル酸2モルとを重
合防止剤フェノチアジン(アクリル酸に対し0.03重
量%)の存在下に、パラトルエンスルホン酸(アクリル
酸に対し、3重量%)トルエン中でアクリル化反応させ
た。反応終了後、中和洗浄し、溶媒を除去し、酸化1の
淡黄色の生成物を得た。この生成物100重隼部に光増
感剤としてジベンゾスベロン3重量部を配合し、無臭性
、低抽出性の紫外線硬化性組成′11!lを調製した。
感  用基体としての評価 応用例1〜6、比較応用例1 前記実施例1〜6および比較例1で得たフィルムのC層
側に、」二記紫外線硬化性樹脂組成物を75/lのアプ
リケーターを用いて塗布し、感光紙を得た。次いでこの
塗布面にネガフィルムを買いだ後、2KWの高圧水銀灯
を用い、10cmの距離、6m/分のライン速度で光を
8回照射した。
照射後、苛性ソーダの5%溶液を用いて、未硬化部分の
樹脂を流し去った。
得られた画像を表1に示す。
表1 * いずれも鮮明な画像が選られたが、鮮明さの良い順
に基紙のフィルム番号を挙げれば(3)、(1)、(2
)、(4)、(6)、(5)の順である。
【図面の簡単な説明】
第1図の(イ)は本発明のフィルムを基体として用いた
感光紙の断面図、←)は該感光紙の無光、(ハ)は現像
の状態図であ、す、第2図は実施例1で得たフィルムの
断面図を、第3図は実施例および比較例で得たフィルム
の反射光学密度を示す。 図中、1は本発明の熱可塑性樹脂フィルムを、2は感光
層である紫外線硬イフ脂層を、Ald感光紙を、1は画
像を示す。 特許出願人:王子油化合成紙株式会社 代理人 弁理士 古 川 秀 利 同  長谷正久

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、波長4600〜7800オングストローム(A
    )における可視光線域の反射光学密度が0.2以下であ
    り、かつ、波長3000〜3800Aにおける紫外線域
    の反射光学密度が0.6以上であって、かつ、その最大
    値が0.8以上であることを特徴とする熱可塑性樹脂フ
    ィルム。
  2. (2)、熱可塑性樹脂フィルムが少なくとも一軸方向に
    延伸されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のフィルム。
  3. (3)、熱可塑性樹脂フィルムが、ポリオレフィンを3
    5〜87重量%、無機充填剤を13〜65重量%、紫外
    線吸収剤を0.05〜2重量%の割合で含む組成物から
    成膜されたものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のフィルム。
  4. (4)、ポリオレフィンがプロピレンホモ重合体または
    プロピレンとエチレンまたは炭素数4〜8のα−オレフ
    ィンより選ばれた1種以上のオレフイントの、プロピレ
    ン共重合体であることを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載のフィルム。
  5. (5)、無機充填剤が酸化チタンまたは/および酸化亜
    鉛であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    フィルム◎
  6. (6)、無機充填剤のうち、3〜40重竜%が酸化チタ
    ンまたは/及び酸化亜鉛であることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載のフィルム。
  7. (7)、紫外線吸収剤がビス(2,2,6,6−テトラ
    メチル−4−ピペリジル)セバケートであることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項記載のフィルム。
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