JPS5821954Y2 - 耐圧シ−ル - Google Patents
耐圧シ−ルInfo
- Publication number
- JPS5821954Y2 JPS5821954Y2 JP1979012318U JP1231879U JPS5821954Y2 JP S5821954 Y2 JPS5821954 Y2 JP S5821954Y2 JP 1979012318 U JP1979012318 U JP 1979012318U JP 1231879 U JP1231879 U JP 1231879U JP S5821954 Y2 JPS5821954 Y2 JP S5821954Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- pressure
- case
- seal
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐圧シールに関し、更に詳しくは内部圧力の上
昇に伴なって軸に対する圧接力を強め、シール性能を向
上させることのできる耐圧シールを提供するものである
。
昇に伴なって軸に対する圧接力を強め、シール性能を向
上させることのできる耐圧シールを提供するものである
。
シリンダ内に導かれた流体圧力によって軸方向に往復運
動をなすピストンの運動をシリンダ外へ増り出すための
棒状体がシリンダ外へ突出する部位、或いは内部に圧力
を保有するケース内に支承されて回転運動をなす軸がケ
ース外へ突出する部位等においては、シリンダ或いはケ
ースの開口部において内部の圧力流体を密封するために
特別の手段が必要である。
動をなすピストンの運動をシリンダ外へ増り出すための
棒状体がシリンダ外へ突出する部位、或いは内部に圧力
を保有するケース内に支承されて回転運動をなす軸がケ
ース外へ突出する部位等においては、シリンダ或いはケ
ースの開口部において内部の圧力流体を密封するために
特別の手段が必要である。
第１図は往復動をなすシリンダ装置に用いられるシール
装置の一例を示すもので、往復運動をなす軸１に貫通さ
れるケース２の開口部に、例えば焼結合金による摺動材
料を用いて製せられ、内周に設けられた環状溝内に０１
Ｊング６及び断面Ｖ字形のバッキング７を収容する支持
リング５がケース２との結合部において密封性を保つ如
くなして装着され、支持リンク５により軸１の運動を案
内するとともにＯリング６により流体圧を減圧させ、更
にバッキング７によってケース内流体の外部への漏洩を
防止する如くなされているが、この耐圧シールはシール
性において必らずしも十分で無く、特にケース内の圧力
が高くなったときのシール性に問題点を残している。
装置の一例を示すもので、往復運動をなす軸１に貫通さ
れるケース２の開口部に、例えば焼結合金による摺動材
料を用いて製せられ、内周に設けられた環状溝内に０１
Ｊング６及び断面Ｖ字形のバッキング７を収容する支持
リング５がケース２との結合部において密封性を保つ如
くなして装着され、支持リンク５により軸１の運動を案
内するとともにＯリング６により流体圧を減圧させ、更
にバッキング７によってケース内流体の外部への漏洩を
防止する如くなされているが、この耐圧シールはシール
性において必らずしも十分で無く、特にケース内の圧力
が高くなったときのシール性に問題点を残している。
本考案は上記した従来技術における問題点に鑑み、ケー
スの開口端部に軸の運動を案内するとともに下記する密
封手段を支える支持リングを固着させ、ゴム状弾性材料
を用いて製せられ、径方向内方に軸周面と密封摺動する
シールリップを付され、かつ軸方向一方の側面に環状の
凹溝を備えるシールリングを、環状凹溝を付された側の
反対側の端面が前記支持リングに支承される如くに位置
させ、更に、ゴム状弾性材料又は合成樹脂材料を用いて
製せられ、一方の軸方向端面に前記シールリングの環状
凹溝に対応する環状突出部を付され径方向内方に軸周面
と摺動接触するリップ部を備える受圧リングを、環状突
出部が前記したシールリングの環状凹溝に組合される如
くなしてケースへ嵌挿させ、受圧リングがケース内流体
の圧力を端面に受けて、環状突出部によりシールリング
の環状凹溝を圧して支持リングに支えられたシールリン
グを内外両方向に向って拡張させてケース内流体の外部
への漏出を阻止する如くなすものである。
スの開口端部に軸の運動を案内するとともに下記する密
封手段を支える支持リングを固着させ、ゴム状弾性材料
を用いて製せられ、径方向内方に軸周面と密封摺動する
シールリップを付され、かつ軸方向一方の側面に環状の
凹溝を備えるシールリングを、環状凹溝を付された側の
反対側の端面が前記支持リングに支承される如くに位置
させ、更に、ゴム状弾性材料又は合成樹脂材料を用いて
製せられ、一方の軸方向端面に前記シールリングの環状
凹溝に対応する環状突出部を付され径方向内方に軸周面
と摺動接触するリップ部を備える受圧リングを、環状突
出部が前記したシールリングの環状凹溝に組合される如
くなしてケースへ嵌挿させ、受圧リングがケース内流体
の圧力を端面に受けて、環状突出部によりシールリング
の環状凹溝を圧して支持リングに支えられたシールリン
グを内外両方向に向って拡張させてケース内流体の外部
への漏出を阻止する如くなすものである。
圧力リングによるシールリングに対する押圧力はケース
内流体の圧力が高圧になる程強くなるのでシールリング
による密封能力も内部圧力の上昇に伴なって増加するこ
とが期待される。
内流体の圧力が高圧になる程強くなるのでシールリング
による密封能力も内部圧力の上昇に伴なって増加するこ
とが期待される。
以下、図面により本考案の実施例につして説明する。
第２図に示す実施例においては、焼結合金等の摺動材料
製の支持リング５がケース２の開口側端部に固着され、
ゴム状弾性材料を用いて製せられ、内方に軸１０周面と
密封摺動するシールリップ１２を付され、軸方向−側面
に環状凹溝１３を付されたシールリング１１が支持リン
グ５に支えられて釦す、更に断面り字状の補強環１６を
内包し、内方に軸１０局面と密側摺動する圧力側リップ
１７を付され、軸方向−側面に環状突出部１９を付され
たゴム状弾性材又は合成樹脂材製の受圧リング１５が環
状突出部１９がシールリング１１の環状凹溝１３内へ挿
入される如くなして嵌挿されている。
製の支持リング５がケース２の開口側端部に固着され、
ゴム状弾性材料を用いて製せられ、内方に軸１０周面と
密封摺動するシールリップ１２を付され、軸方向−側面
に環状凹溝１３を付されたシールリング１１が支持リン
グ５に支えられて釦す、更に断面り字状の補強環１６を
内包し、内方に軸１０局面と密側摺動する圧力側リップ
１７を付され、軸方向−側面に環状突出部１９を付され
たゴム状弾性材又は合成樹脂材製の受圧リング１５が環
状突出部１９がシールリング１１の環状凹溝１３内へ挿
入される如くなして嵌挿されている。
ケース２内の流体の圧力は受圧リング１５をシールリン
グ１１側へ圧し、受圧リング１５の環状突出部１９をシ
ールリング１１の環状凹溝１３内へ押し込む如くに作用
するので、シールリング１１は径方向内方及び外方へ押
され軸１の周面及びケース２の内周面に対する圧接力を
増加させ、各接触部における流体密封力を増大させろ。
グ１１側へ圧し、受圧リング１５の環状突出部１９をシ
ールリング１１の環状凹溝１３内へ押し込む如くに作用
するので、シールリング１１は径方向内方及び外方へ押
され軸１の周面及びケース２の内周面に対する圧接力を
増加させ、各接触部における流体密封力を増大させろ。
前述した如く、本考案の耐圧シールは前記した構成要件
を備えていることにより、ケースの開口端部を開基する
シールリング１１と軸１の外周面及びケース２の内周面
との圧接部における接触圧力カケース内流体の圧力によ
る受圧リング１５に対する押圧力によって保障されるの
でケース開口端部におけるシール性が十分に保たれ、本
考案は犬なる有用性を示すものである。
を備えていることにより、ケースの開口端部を開基する
シールリング１１と軸１の外周面及びケース２の内周面
との圧接部における接触圧力カケース内流体の圧力によ
る受圧リング１５に対する押圧力によって保障されるの
でケース開口端部におけるシール性が十分に保たれ、本
考案は犬なる有用性を示すものである。
尚本考案の耐圧シールは軸とケースとが軸方向の相対運
動をなすものだけでなく、相対回転運動をなすものにつ
いでも適用できるものである。
動をなすものだけでなく、相対回転運動をなすものにつ
いでも適用できるものである。
第１図は従来技術による耐圧シールの一例を示す断面図
、第２図は本考案による耐圧シールの実施例を示す断面
図である。 １・・・・・・軸、２・・・・・・ケース、５・・・・
・・支持リング、６・・・・・・Ｏリング、１・・・・
・・バッキング、１１・・・・・・シールリング、１２
・・・・・・シールリップ、１３・・・・・・環状凹溝
、１５・・・・・・受圧リング、１６・・・・・・補強
環、１１・・・・・・圧力側リップ、１９・・・・・・
環状突出部。
、第２図は本考案による耐圧シールの実施例を示す断面
図である。 １・・・・・・軸、２・・・・・・ケース、５・・・・
・・支持リング、６・・・・・・Ｏリング、１・・・・
・・バッキング、１１・・・・・・シールリング、１２
・・・・・・シールリップ、１３・・・・・・環状凹溝
、１５・・・・・・受圧リング、１６・・・・・・補強
環、１１・・・・・・圧力側リップ、１９・・・・・・
環状突出部。
Claims (1)
- 軸１に貫通され、前記軸１と互いに相対運動をなすケー
ス２の開口側端部に取付けられて前記軸１を支承する支
持リング５、ゴム状弾性材料を用いて製せられ、内方に
前記軸１０周面に摺動接触するシールリップ１２を付さ
れ、かつ一方の端面に環状凹溝１３を備え、前記支持リ
ング５に隣接して前記ケース２に嵌挿されたシールリン
グ１１、及びゴム状弾性材料又は合成樹脂材料を用いて
製せられ、軸方向−側面に、前記シールリング１１の環
状凹溝１３に対応する環状突出部１９を付され、内方に
前記軸１の局面に摺動接触する圧力側リップ１７を備え
る受圧リング１５から成る耐圧シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979012318U JPS5821954Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | 耐圧シ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979012318U JPS5821954Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | 耐圧シ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55112154U JPS55112154U (ja) | 1980-08-07 |
| JPS5821954Y2 true JPS5821954Y2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=28828363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979012318U Expired JPS5821954Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | 耐圧シ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5821954Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-01 JP JP1979012318U patent/JPS5821954Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55112154U (ja) | 1980-08-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5332235A (en) | Mechanical face seals | |
| US3588128A (en) | Rotary seal,for oil pumps | |
| JPS6143003Y2 (ja) | ||
| JPS5821954Y2 (ja) | 耐圧シ−ル | |
| GB2029913A (en) | Sealing ring assemblies | |
| JPH054616Y2 (ja) | ||
| JPH074364Y2 (ja) | 密封装置 | |
| JPS6332462Y2 (ja) | ||
| JPH0448366Y2 (ja) | ||
| GB996057A (en) | Sealing joints | |
| JPS6327181Y2 (ja) | ||
| JPH053817Y2 (ja) | ||
| JPS6133328Y2 (ja) | ||
| JPH053816Y2 (ja) | ||
| JPH055339Y2 (ja) | ||
| JPH0158865U (ja) | ||
| JPS6436764U (ja) | ||
| JPS6018690Y2 (ja) | パツキン | |
| JPS5814269Y2 (ja) | パツキング | |
| JPS6014055Y2 (ja) | 軸封装置 | |
| JPH0318032B2 (ja) | ||
| JPS6110053Y2 (ja) | ||
| JPS6321810Y2 (ja) | ||
| JPH0329619Y2 (ja) | ||
| JPH0649970Y2 (ja) | ハウジングとシール部材との組立体 |