JPS5821918B2 - 1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)−3′−デオキシリ ボスタマイシンの新規な製造 - Google Patents

1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)−3′−デオキシリ ボスタマイシンの新規な製造

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JPS5821918B2
JPS5821918B2 JP50049106A JP4910675A JPS5821918B2 JP S5821918 B2 JPS5821918 B2 JP S5821918B2 JP 50049106 A JP50049106 A JP 50049106A JP 4910675 A JP4910675 A JP 4910675A JP S5821918 B2 JPS5821918 B2 JP S5821918B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/22Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
    • C07H15/222Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
    • C07H15/226Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings
    • C07H15/228Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings attached to adjacent ring-carbon atoms of the cyclohexane rings
    • C07H15/23Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings attached to adjacent ring-carbon atoms of the cyclohexane rings with only two saccharide radicals in the molecule, e.g. ambutyrosin, butyrosin, xylostatin, ribostamycin

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は1−N−(α一置換−ω−アミノアシル)−3
7−ゾオキシリボスタマイシンの新規な製造法に関する
本発明者は、従来から緑膿菌を含む各種薬剤に耐性を示
す病原菌に対して有効な抗生物質の開発に従事して来た
先に本発明者らによって明らかにされた患者から分離さ
れた耐性菌の種々の耐性機構に基づき得られた知見を基
礎にして研究を進めた結果、3′・4′−ジデオキシリ
ボスタマイシン(特願昭45−104043号参照)、
3/−デオキシカナマイシンA(特開昭47−2795
7号公報参照)、3′・4′−ジデオキシカナマイシン
B(特願昭45−65760号及び同46−30871
号参照)、3/−デオキシリボスタマイシン(特願昭4
7−122436号参照)等の化合物が合成された。
他方、天然から培養法で得られたブチロシンすなわち1
−N−((s)−α−ヒドロキシ−r−アミノ−n−ブ
チリル) −5−0−β−D−キシロフラノシルまたは
リボフラノシルネアミン〔テトラヘドロンレターズ(T
etrahedron Letters )28巻2
617〜2620頁(1971年)、ドイツ公開公報1
914527)の発見以来この抗生物質の1位アミノ基
を経て結合している側鎖をなす一例の(S)−α−ヒド
ロキシ−γ−アミノ酪酸は、これが一般に塩基性抗生物
質に結合された場合にその結合体物質が各種の耐性菌に
有効な抗菌性を獲取することを可能にすることが推定さ
れるに到った。
本発明者らはこれらの知見に基づき先に1−N−(α−
ヒドロキシ−ω−アミノブチリル) a/−デオキシ
リボスタマイシン(3′−デオキシブチロジンB)を合
成した(特開昭49−80039号公報参照)。
本発明の目的は上記特開昭49−80039号の方法と
は異なる方法によってリボスタマイシンから1−N−(
α−ヒドロキシ−ω−アミノアシル)−3′−デオキシ
リボスタマイシンを短縮された工程で且つ高収率で製造
する方法を提供するものである。
特開昭49−80039号の方法によれば、3′−デオ
キシリボスタマイシンを出発物質として用い、これに炭
酸ベンジルバラニトロフェニルを反応させて、6′位の
アミン基を保護した後、(S′)−α−ヒドロキシ−r
−N−フタロイルアミノ酪酸を反応させてアシル化しさ
らに保護基を脱離せしめて1−N−((s)−α−ヒド
ロキシ−γ−アミノブチリル) a/−デオキシリボ
スタマイシンを製造している。
この方法は3′−デオキシリボスタマイシンを出発物質
にしており、リボスタマイシンから上記1−N−((S
)−α−ヒドロキシ−γ−アミノブチリル) 3/−
デオキシリボスタマイシンを製造する方法としては必ず
しも有利な方法とは言えない。
なぜなら3′−デオキシリボスタマイシンを単離する工
程を必要とするからである。
また、所望の1位アミン基以外の3位、2′位のアミン
基もアシル化を受は得るので、所望でない混成のアシル
化生成物が生成し、効率は必らずしも満足できるもので
はないからである。
本発明者らは、リボズタマイシンのデオキシストレプタ
ミン部分の1位のアミン基と6位の水酸基が1・6−カ
ルバメート結合を生成する新反応を発見した(ザ、ジャ
ーナル、オブ、アンチビオチツクス第25巻12号74
1−742頁(1972)参照)。
この反応を利用して、リボスタマイシンの反応性に富む
1位のアミン基と6位の水酸基を、これらからカルバメ
ート体の形に転化して保護し且つ残厚のアミン基をすべ
て保護した後、先づ31位をデオキシ化し、次に脱カル
バメート(カルバメート環の開環)シて1位のアミン基
のみを選択的に遊離な状態にし、そして後に1位のアミ
ン基をアシル化するか、若しくは、脱カルバメート(カ
ルバメート環の開環)を先づ行い、遊離(脱保護)した
1位アミン基をアシル化しその後、3′−デオキシ化す
るか、若しくは3′コデオキシ化操作の途中に脱カルバ
メート及び1−N−アシル化の工程を適宜に間挿するこ
とによって1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)
a/−デオキシリボスタマイシンを従来法に比べて短
かい工程で且つ高収率で製造できることを認めたもので
ある。
本発明の方法は、上述の如(,1位のアミノ基を選択的
にアシル化するために、3′−デオキシリボスタマイシ
ンを通過しないために収率よく工程も短いために工業的
に有利な方法である。
すなわち、第1の本発明においては、次の一般式 〔式中Zは式−C(1)R4(但しR4はアルキル基、
アリール基又はアラルキル基を示す)で示されるアミン
保護基を表わし、R1、R2は同じでも異ってもよ(水
素原子、アルキル基又はアリール基をデン基又はテトラ
ヒドロピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル
基、ヘミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカ
ルボニル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で
表わされる化合物に次の一般式 %式%() (式中R5は、アルキル基、アリール基又はアラルキル
基を表わし、Xは)・ロゲン原子又はO8O□R5を表
わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させて
一般式 (式中Z、R1、R2、R3、R5は上記と同様な意義
を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、次
いで該スルホニル化合物にハロゲン化合物を反応させて
3′位をハロゲン化し、さらに3′−ハロ基を還元して
3′位をデオキシ化し、次いで加水分解を行って次の一
般式 (式中Z、R1、R2は上記と同様な意義を有し、R3
′は水素原子またはR3と同様な意義を有する)で表わ
される化合物を製造し、次いで次の一般式%式%) 〔但しR6は−OH1−NH2または−NHR,。
(但しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3お
よび4を表わし、R7、R8はそれぞれH1アシル基、
アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボ
ニル基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R
9はH、アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わ
されるアシル化Ml)lヒ合物又はこのカルボキシル基
における反応性誘導体を作用させて式(IV)の化合物
の1位アミン基をアシル化し、その後にそのアシル化生
成物から残留するアミノ保護基及びヒドロキシル保護基
を常法で脱離させることを特徴とする、次の一般式(式
中R6、nは上記と同様な意義を有する)で表わさせる
1−N−(α一置換−ふ−アミノアシル)−3′−デオ
キシリボスタマイシンの製造法を要旨とする。
第2の本発明においては、次の一般式 〔式中Zは式−COOR4(但しR4はアルキル基、ア
リール基又はアラルキル基を示す)で示されるアミン保
護基を表わしR1、R2は同じでも異っオもよく水素原
子、アルキル基又はアリール基を表ン基又はテトラヒド
ロピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基、
ヘミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカルボ
ニル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす〕で表わ
される化合物に次の一般式 %式%() (式中R5は、アルキル基、アリール基又はアラルキル
基を表わし、Xはハロゲン原子又は−08O□R3を表
わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させ、
一般式 (式中Z、 R1、R2、R3、R5は上記と同様な意
義を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、
次いで該スルホニル化合物にハロゲン化合物を反応させ
て3′位をハロゲン化し、次いで加水分解を行って、次
の一般式 (式中Xはハロゲン原子を表わし、Z、R,、R2は上
記と同様な意義を有し、R3′は水素原子またはR3と
同様な意義を有する)で表わされる化合物を製造し、次
いで次の一般式 %式%) (但しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3お
よび鴫を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、
アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボ
ニル基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R
9、はH1アルキル基またはアリール基を表わす〕で表
わされるアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基にお
ける反応性誘導体を作用させて式(■′)の化合物の1
位アミン基をアシル化し、その後に、アシル生成物から
残留するアミン保護基及びヒドロキシル保護基を脱離さ
せて次の一般式 (式中X、R6、nは上記と同様な意義を有するで表わ
される化合物を製造し次に式(■つの化合物から3′位
・・四基(X)を還元により脱離することを特徴とする
、次の一般式 (式中R6、nは上記と同様な意義を有する)で表わさ
せる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル) 3/
−デオキシリボスタマイシンの製造法を要旨とする。
第3の本発明において、次の一般式 〔式中zは式−COOR4(R4はアルキル基、アリー
ル基又はアラルキル基を示す)で示されるアミン保護基
を表わしR1、R2は同じでも異なってもよ(水素原子
、アルキル基又はアリール基を表革又はテトラヒドロピ
ラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基、ヘミ
アセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカルボニル
基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で表わされ
る化合物に、次の一般式 (式中R5は、アルキル基、アリール基又はアラルキル
基)を表わし、Xはハロゲン原子又はO8O□R6を表
わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させ一
般式 (式中Z、、R1、R2、R3、R6は上記と同様な意
義を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、
次いで該スルホニル化合物をアルカリ性の条件で脱カル
バメート化処理して、次の一般式(式中Z、R,、R2
、R5は上記と同様な意義を有し、R3′は水素原子又
はR3と同様な意義を有する)で表わされる化合物を製
造し、次いで一般式 %式%() 〔但しR6は一0H1−NF2または−NHR1o(但
しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3および
4を表わし、R7、R8はそれぞれH1アシル基、アル
キルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル
基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R9は
H、アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わされ
るアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基における反
応性誘導体を作用させて式(■つの化合物の1位アミン
基をアシル化し、その後に、そのアシル化生成物にハロ
ゲン化合物を反応させて3′位を)・ロゲン化し、さら
に3′位ハロ基を還元して3′位をデオキシ化し、次い
でそのデオキシ化生成物から残留するアミン保護基及び
ヒドロキシル保護基を脱離させることを特徴とする、次
の一般式 (式中R6、nは上記と同様な意義を有する)で表わさ
せる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル) a/
−デオキシリボスタマイシンの製造法を要旨とする。
第4の本発明は次の一般式 〔式中2は式−COOR4(R4はアルキル基、アリー
ル基、又はアラルキル基を示す)で示されるアミン保護
基を表わし、R1、R2は同じでも異なってもよく水素
原子、アルキル基又はアリール基デン基又はテトラヒド
ロピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基、
ヘミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカルボ
ニル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で表わ
される化合物に、次の一般式 (式中R6は、アルキル基、アラルキル基、又はアリー
ル基を表わし、Xはハロゲン原子又は0802R5を表
わす)で表わされるスルホモル化剤化合物を反応させ、
一般式 (式中Z、R,、R2、R3、R3は上記と同様な意義
を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、こ
のスルホニル化合物をアルカリ性の条件テ脱カルバメー
ト化処理して、次の一般式(式中Z、R1、R2、R3
は、上記の同様な意義を有し、R1は水素原子またはR
3と同様な意義を有する)で表わされる化合物を製造し
、次いで一般式 %式%) 〔但しR6は一0H1−NH2または−NHR1o(但
しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3および
4を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、アル
キルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル
基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、Roは
H1アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わされ
るアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基における反
応性誘導体を作用させて式(■つの化合物の1位アミン
基をアシル化し、その後に、このアシル化生成にハロゲ
ン化合物を反応させて3′位をハロゲン化し、つぎに残
留するアミノ保護基及びヒドロキシル保護基を脱離させ
次の一般式 (式中Xはハロゲン原子を表わし、R6、nは上記と同
様な意義を有する)で表わされる化合物な製造し、つい
で3′位ハロ基(X)を還元により脱離することを特徴
とする、次の一般式 (式中R6、nは上記と同様な意義を有する)で表わさ
せる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル) 3/
−デオキシリボスタマイシンの製造法を要旨とする。
以下に本発明の方法を工程順にさらに詳細に述べる。
すなわち第一の本発明の方法ではまず、次の一般式(I
)の表わされるリボスタマイシン−1・6−カルバメー
ト化合物の保護誘導体に次の一般式(II)のスルホニ
ル止剤化合物を反応させて3′位OH基をスルホニル化
し式(III)のスルホニル化合物を生成する。
この時のスルホニル化反応に当って用いる反応溶媒はピ
リジン、ジオキサン、塩化メチレン等、反応に不活性の
溶媒はすべて使用可能であるが、なかでも無水ピリジン
が好ましい。
なお温度は10〜50℃が適当である。
また一般式(I)で示さ、れる出発化合物のR1、R2
の具体的な例としては、R1、R2は同一でも異なって
もよ(水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基があげられ、アリール基の適当な例はフェニル基、
メチルフェニル基、クロアルキリデン基を表わす時の適
当な例は炭素数5〜7のシクロアルキリデン基、例えば
シクロペンチリチン基、シクロヘキシリチン基、シクロ
アルキリデン基である。
またR3の具体的な例として、アシル基としてはアセチ
ル基、グロピオニル基、ブチリル基があげられ、アロイ
ル基としてはベンゾイル基、パラクロロベンゾイル基、
バラニトロベンゾイル基があげられ、ヘミアセタール基
又はヘミケタール基としてはテトラヒドロピラニル基又
は1−メトキシシクロヘキシル基があげられ、アルコキ
シカルボニル基としてはエトキシカルボニル基、t−ブ
トキシカルボニル基、t−アミルオキシカルボニル基が
あげられ、アラルコキシカルボニル基としてはベンジル
オキシカルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカル
ボニル基、パラエトキシベンジルオキシカルボニル基、
パラクロロベンジルオキシカルボニル基などの化合物を
あげることが出来る。
さらにZの具体的な例としては、アルコキシカルボニル
基特に炭素数1〜4のアルコキシカルボニル基、例えば
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポ
キシカルボニル基、インプロポキシカルボニル基、ブト
キシカルボニル基があげられ、アリールオキシカルボニ
ル基の例としては、フェノキシカルボニル基、バラニト
ロフェノキシカルボニル基があげられる。
アラルコキシカルボニル基の例としては、ベンジルオキ
シカルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカルボニ
ル基、ハラエトキシベンジルオキシカルボニル基、パラ
クロロベンジルオキシカルボニル基、パラニトロベンジ
ルオキシカルボニル基などがあげられる。
さらに、一般式(n)で示されるスルホニル止剤化合物
の具体的な例としては、アルキルスルホニルハロゲニド
、例エバメチル、スルホニルクロライド、メチルスルホ
ニルブロマイド、エチルスルホニルクロライド、フロビ
ルスルホニルクロライド、ブチルスルホニルクロライド
、などがあげられ、アラルキルスルホニルハロゲニドと
してはベンジルスルホニルクロライドがあげられ、アリ
ールスルホニルハロゲニドとしてはパラトルエンスル*
= /1/ クロライド、オルトニトロベンゼンスル
ホニルクロライド、ハラニトロベンゼンスルホニルクロ
ライド、2−ナフタレンスルホニルクロライドなどの化
合物が使用出来る。
またスルホン酸無水物の例としてはメチルスルホン酸無
水物、トルエンスルホン酸無水物が使用出来る。
かくして得られた一般式(III)で示される3′−ス
ルホニル化合物は、第1の本発明では、・・ロゲン化合
物を反応させて3′位のハロゲン化体を製造する。
この時使用出来る溶媒はジメチルホルムアミド、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジメチルアセトアミド、プロピレングリコ
ールジメチルエーテル、アセトニトリルなどであり、ハ
ロゲン化合物としてはヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウ
ム、臭化リチウム、塩化リチウムなどの化合物が使用出
来る3かくして得られた3/−ハロゲン化体を還元に付
し3′−デオキシ化合物に導(。
この時の還元反応で使用出来る溶媒としてはジオキサン
、テトラヒドロフラン、塩化メチレン、ジメチルホルム
アミド、アセトン、メタノール、エタノール、イソプロ
パツールなど及びその含水溶媒が使用出来る。
この還元は、触媒としてはラネーニッケル、パラジウム
−炭素、パラジウム−炭酸バリウム、鉄、銅、酸化白金
、ロジウムコバルトを単独又は併用して使用し水素ガス
を作用させることにより行う。
この水素還元反応は一20〜120℃の温度で行われる
が室温〜100’Cが好ましい。
また反応は常圧でも行われるが、1〜50kg/c4の
加圧下に行うことが出来る。
この時トリエチルアミン又は水酸化カリウム等の塩基を
加えることにより反応を促進することが出来る。
上記の如くして生成された3′−デオキシ化生成物は、
ついで塩基性試薬、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化
バリウム、炭酸ナトリウムなどを用いて加水分解に附し
て、選択的に1位のアミン基を遊離し、(他のアミン基
を保護している保護基は残留する)次の一般式(IV)
で表わされる化合物を製造する。
この際5“位OH基の保護基R3は脱離されることもあ
るが、脱離されてもあるいはされなくても、次後に行う
反応にさしつかえることは全(ない。
かくして得られた一般式(IV)で示される化合物に一
般式(V)又は(VI)で表わされるアシル化剤化合物
又はこの均等的な官能誘導体、すなわちカルボキシル基
における反応性誘導体を反応させて1位のアミン基をα
−置換−ω−アミノアシル化する。
この時のアシル化反応の反応溶媒は、水、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエー
テル、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
プロピレングリコールジメチルエーテル又はそれらの混
合溶媒が使用できるが、なかでも水とテトラヒドロフラ
ンの混合溶媒が好ましい。
反応温度は50℃以下、好ましくは25℃以下が最適で
ある。
さらにこの時使用出来るアシル化剤化合物(V)又は(
VI)の反応性誘導体としては酸ハロゲニド、酸アジド
、活性エステル、混合酸無水物があげられる。
また本発明で使用される一般式(V)、(VI)で表わ
されるα−置換−ω−アミノアシル化合物はラセミ体で
も光学活性体であってもよいが、例えばα−ヒドロキシ
−γ−アミ酪酸(n−2の場合)およびα−ヒドロキシ
−δ−アミノ吉草酸の場合には目的物の抗菌性から考慮
して5体が好ましい。
かくして得られた式(■)のアシル化生成R0を脱離さ
せるが例えばZは酸性試薬たとえば酢酸により、または
塩基性試薬たとえば、水酸化ナトリウム、水酸化バリウ
ム、炭酸ナトリウム、ナトリウムアミド、液体アンモニ
アなどにより、またはパラジウム、白金、ラネーニッケ
ル、ロジウム、ルテニウム、およびニッケル等から選ば
れた触媒を用いて還元分解することにより常法で離脱さ
せることが出来る。
この時使用する溶媒としては水、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン、エチレンクリコールジメチルエーテル、フ
ロピレンゲリコールジメチルエーテルから選ばれた水−
水混和性溶媒が使用出来る。
この時の条件としては水素圧、1〜5気圧、反応温度0
〜100℃、反応時間0.5〜48時間である。
物を塩酸、硫酸等の無機酸、酢酸、プロピオン酸等の有
機酸の0.5〜2頬定の溶液に溶解して室温〜100℃
に加熱することにより、または上述の触媒による還元分
解により効率よく行われる。
また保護基R3は酸又は塩基試薬により離脱され本さら
にR7、R8、R9は上述の何れかの反応で同時に離脱
される。
かくして本発明の目的物質である一般式(■)(式中R
6、nは上記と同様な意義を有する。
)で表わさせる1−N〜(α−尋裸−ω−アミノアシル
)−3′−デオキシリボスタマイシンを製造することが
出来る。
さらに第2の本発明では、第1の本発明で得られた一般
式(m)の3′−ノ・ロゲン化体を塩基性試薬たとえば
水酸化ナトリウム、水酸化バリウム、炭酸ナトリウムな
どを用いて加水分解を行って1位のアミン基を遊離し、
一般式(■′)で示される化合物に導く、次いで以下箱
1の本発明と同一の条件で1位のアミン基を一般q(V
)又は(VI)で示される化合物又はこのカルボキシル
基における反応性誘導体を作用させた後、さらに同一の
条件で保護基を脱離させ一般式(■つで示される化合物
を製造し、さらに同一の条件で3′位のハロ基を還元に
より脱離させて一般式(■)で示される目的化合物を製
造する。
さらに第3の本発明では一般式(m)で示される化合物
を水酸化バリウム、炭酸ナトリウムメタノール性アンモ
ニアなどの溶液に溶解して脱カルバメート(1・6−カ
ルバメート環の開裂)を行って次の一般式 (式中、Z、R1、R2、R6は上記と同様な意義を有
しR3′は水素原子またはR3と同様な意義を有する)
で表わされる化合物を製造し、次いで以下箱1の本発明
と同一の反応条件によりこの式(■′)の化合物に次の
一般式(V)又は(VI)のアシル止剤化合物又はこの
カルボキシル基における反応性誘導体を作用させた後、
ハロゲン化合物を反応させて3′位を・・ロゲン化し、
さらに還元して3′位をデオキシ化し次いで保護基を脱
離させることによって、次の一般式(■)で表わされる
目的物質、すなわち1−N−(α一置換−ω−アミノア
シル)−3′−デオキシリボスタマイシンを製造するこ
とが出来る。
さらに第4の本発明では、第3の本発明で得られた3′
−ハロゲン化体を第3の本発明と同一の条件で残余の保
護基を脱離せしめ、次いで同一の条件でS位のハロゲン
を還元脱離させて目的物質である一般式(■)で得られ
る化合物を製造することが出来る。
か(して得られた本発明の目的物質である一般式(■)
で示される化合物はアンバーライトIRC50、CMセ
ファデックスカラムなどのカラムクロマトグラムによっ
て精製することが出来る。
本発明で得られた一般式(■)の化合物は副作用少なく
、緑膿菌を含む各種薬剤耐性菌に有効な物質である。
次に本発明によって得られた1−N−((S−α−ヒド
ロキシ−ω−アミノブチリル) ’ 3/−テオキシ
リボスタマイシン(3’−チオキシブチロシンB )
1−N −((S)−β−アミ)−α−ヒドロキシプロ
ピオニル) a/−デオキシリボスタマイシン、1−
N−((R8)−β−アミノ−α−ヒドロキシプロピオ
ニル) a/−テオキシリボスタマイシン)と、ブチ
ロシンBの抗菌試験(MIC)(mcg/ml)の結果
を表1に示す。
表1かられかるように、本発明で得られた3′−デオキ
シブチロシンB、■−N−((S)−β−アミノ−α−
ヒドロキシプロピオニル)−3’−テオキシリボスタマ
イシン、−N−((R8)−β−アミノーα−ヒドロキ
シグロピオニル) 3/−デオキシリボスタマイシン
はブチロシン耐性菌を初め客種のダラム陽性、陰性菌に
有効な抗生物質である。
なお、本発明の第1から第4の発明で使用する一般式(
I)で示される化合物はいずれも新規化合物であって、
その製造法の1例を示すと次の如くである。
テトラ−N−ベンジルオキシカルボニル−3′・4′・
2“・3“−ジー0−シクロへキシリデン−5“−O−
(1−77)キシシクロヘキシル)リボスタマイシン〔
池田、銘木、土星、梅沢、B ul l。
Chem 、 S oc、J apan ±6 32
10(1973の方法により製造〕を酢酸−アセトンの
混液に溶解し5“位の1−メトキシシクロヘキシル基を
除去する。
反応生成物を無水のジメチルホルムアミドに溶解し、ジ
メチルホルムアミド沖50%水素化ナトリウムを反応さ
せるとトリーN−ベンジルオキシカルボニル−3′・4
′;2“・3“−0−シクロヘキシリデンリボスタマイ
シント6−カルバメートが得られる(ザ、ジャーナル、
オブ、アンチビオチツクス第25巻12号741頁(1
972)参照)。
これを無水ピリジン中無水酢酸でアセチル化後、酢酸で
31・4′一位のシクロヘキシリデン基を選択的に脱離
すると、一般式(I)で示される化合物の1例である5
“−0−アセチル−)1,1−N−ベンジルオキシカル
ボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリテンリボスタ
マイシント6−カルバメートが得られる。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。
なお、本発明の出発物質である一般式(I)で示される
化合物の製造法を参考例として掲げた実施例 1 (−1’) 5“−〇−アセチルートリーN−ベンジ
ルオキシカルボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリ
デンー3’−0−)シルリボスタマイシン、1・6−カ
ルバメートの製造 5“−0−アセチル−トリーN−ベンジルオキシカルボ
ニル−2“・3“−0−シクロヘキシリデンリボスタマ
イシン1.77?を無水ピリジンに溶解し、塩化p−)
ルエンスルホニル1.91を加え、37℃で一夜放置し
た。
溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーによりベンゼン−酢酸エチル(1:1)を展開剤と
して精製し固体t55f(76%)を得た。
(a ) p + 13°(cl、7、クロロホルム)
分析値:C59,30、H5,78、H4,72、S2
.66% 言慣イ直C57■66 H4020S として:C5
9,06、H5,74、H4,83、S2.77% (ロ)5“−〇−アセチルートリーN−ベンジルオキシ
カルボニル−2“・3“−0−シクロヘキシリフ”:/
−3’−〇−(0−二トロベンゼンスルホニル)リボス
タマイシン、l・6−カルバメートの製造 実m例1(ロ)の塩化p−トルエンスルホニルに代工て
塩化O−ニトロベンゼンスルホニルを使用すると上記の
化合物を55%の収率で得た。
Ca ) p +6.5°(c2−3、クロロホルム)
、mp 114〜116℃ 分析値:C56,25、H5,40、H5,75、S2
.88% 計算値C56H63H5o2□Sとして:C56,51
、H5,34、H5,88、S2.69% C→ 5“−〇−アセチルートリーN−ベンジルオキシ
カルボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリデンー3
′−ヨードボスタマイシン、■・6−カルバメートの製
造 実施例1(ロ)で得た物質0.95Pをジメチルホルム
アミド20m1に溶解しヨウ化ナトリウム9.51を加
え100℃にて1.5時間加熱した。
反応液に大量のクロロホルムを加え、溶液を沢過し食塩
水で洗滌した。
クロロホルム溶液から溶媒を留去後得られた固体をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィーによりベンゼン−酢酸
エチル(1:1)を展開剤として精製した。
収量o、49Lf?(s5%)、〔α、11)+4.6
゜(c2.7、クロロホルム)、 分析値:C54,23、H5,49、H5,02,11
1,05% 計算値C30H59N4017 I として:C53
,86、H5,34、H5,03、Ill、38% なお実施例1(イ)で得た化合物を上町Iと同様に処理
すると上記の化合物が47%の収率で得られた。
(:)5“−〇−アセチルートリーN−ベンジルオキシ
カルボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリデンー3
7−クロロリホスタマイシント6−カルバメートの製造 実施例1(ロ)で得た物質1.01をジメチルホルムア
ミド25m1に溶解し、塩化リチウムIOPを加え10
0℃にて1.5時間加熱した。
以下実施例10→と同様に処理し、目的物質0.45
Pを得た。
〔α〕。+4.3°(cl、クロロポルム分析値:C5
8,59、H5,72、H5,30、C10,34% 言慎イ直C50H59N4017 Clとして:C58
,67、H5,81、N547、 C10,47% (イ) 5“−〇−アセチルートリーN−ベンジルオキ
シルカルボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリデン
ー3′−デオキシリボスタマイシント6−カルバメート
の製造 実施例10うで得られたヨード体310〜をジオキサン
9rrLlに溶解し、トリエチルアミン50〜を加え、
水素を通じつつ、ラネーニッケルで還元した。
後、常法にしたがい処理した。収量170772&(6
2%)、〔α〕D+5 (cl、クロロホルム)、mp
97〜99℃ 分析値:C60,35、H6,20,H5,52%計算
値C5’0H6ON4017 として:C60,72H
6,11、H5,66% (へ) 3・2′・6′−トリーN−ベンジルオキシカ
ルボニル、2“:3“−〇−シクロヘキシリチンー3′
−デオキシリボスタマイシンの製造 実施例1((1)で得た物質156〜をジオキサン3r
rLlに溶解し、0.2規定水酸化バリウム溶液2.4
麻を加え、60℃にて1時間加温した。
炭酸ガスをふきこみ濾過後、溶媒を留去し151〜の固
体を得た。
〔α)D+12°(C1、クロロホルム) (ト) 3・2′・6′−トリーN−ベンジルオキシカ
ルボニル−1−N−((S)−γ−ベンジルオキシカル
ボニルアミノ−2−ヒドロキシブチリル)−2“・3“
−〇−シクロヘキシリデンーイーデオキシリボスタマイ
シンの製造 実施例1(ハ)で得た物質370mI?をテトラヒドロ
フラン81rLlに溶解し、40■のトリエチルアミン
を加えた後水冷した。
これに(S)−γ−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
α−ヒドロキシ酪酸のN−ヒドロキシサクシミドエステ
ル0、17 fを加え、水冷下1時間放置した。
溶液を減圧で濃縮し、残渣を酢酸エチルに溶解し、濾過
後、減圧で溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりクロ
ロホルム−イソプロピルアルコール(10:1)を展開
剤として精製した。
収量2o21r19、〔α)D+2.5°(cl、りo
oホルム)、mp102〜106℃、 分析値:C61−11、H6,39、H6,33%言慎
イ直C3oH73N、019として:C61,29、H
6,36、H6,06%、 (チ 1−N−((S)−γ−アミノーα−ヒドロキシ
ブチリル)−3′−デオキシリボスタマイシン(すなわ
ち3′−デオキシブチロシンB)の製造実施例1(ト)
で得られた化合物178〜をジオキサン4.3TrLl
に溶解し、水1.,4mlを加えパラジウム黒を触媒と
して還元した。
溶液を濾過し、減圧で濃縮した。
得られた固体を1規定塩酸に溶解し、60℃で1時間反
応せしめた(脱シクロヘキシリデン化)、得られた組物
質をCM−セファデックスC−250カラムによりアン
モニアの濃度をOより0.4規定まで次第に濃度を増大
しつつ溶離した。
目的を含む部分を集め濃縮した。
収量34■(37%)、〔α、] ■+27°(c2、
水) 分析値:C43,44、H7,26、N11.45% 計算値C21H41H50□1・H2CO3として:C
43,92、H7,20、N11.64% 実施例 2 (イ) 3・2′・6’−)IJ−N−ベンジルオキシ
カルボニル−37−クロロ−2“・3!′−0−シクロ
へキシリデンリボスタマイシンの製造。
実施例1に)で得た物質140rn9をジオキサン3T
Itlに溶解し、0.2規定水酸化バリウム溶液2.5
mlを加え、60℃にて1時間加温した。
炭酸ガスをふきこみ沢過後、溶媒を留去し、固体123
〜を得た。
〔α〕D+12°(cl、クロロホルム) (ロ) 3・2′・6′−トリーN−ベンジルオキシ
カルボニル−1−N−((s)−γ−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−α−ヒドロキシブチリル)−37−ク
ロロ−2“・3“−〇−シクロへキシリデンリボスタマ
イシンの製造 実姉例2(イ)で得た物質340rn9をテトラヒドロ
クラン8mlに溶解し、40〜のトリエチルアミンを加
えた後水冷した。
これに(S)−γ−ベンジルオキシカルボニルアミノ−
α−ヒドロキシ酪酸のN−ヒドロキシサクシミドエステ
ル0.18fを加え、水冷下1時間放置した。
以下実施例1(ハ)と全く同様に精製し、固体190〜
を得た。
〔α)D+3.2°(cl、クロロホルム)。
分析値:C59,43、H6,00、H5,811CI
2.77% 計算値C59H7□N3019C1として:C59,5
1、H6,10、H5,88、CI2.98% (/→ 1−N−((S)−γ−アミノーα−ヒドロキ
シブチリル) a/−クロロリボスタマイシンの製造
実施例2(ロ)で得られた物質160ダをジオキサン5
mlに溶解し、水1.5mlを加え、パラジウム黒を触
媒として還元した。
以下実施例1(f′Jと全く同様に処理し、目的物質5
2■を得た。
〔α)D+24°(cl、水)。
分析値:C41,30、H6,77、N10.86、C
I5.45% 計算値C21H49N50.1C1・H2CO3として
C41,54、H6,66、N11.01、CI5.5
8% に) 1−N−((S)−γ−アミノーα−ヒドロキシ
ビチリル)−J−デオキシリボスタマイシンの製造。
実施例2(/→で得られた物質20rvを水1 mlに
溶解し、水酸化カリウム31rI9を加え、水素を通じ
つつラネーニッケルで還元した。
炭酸ガスをふきこんで後濃縮し、得られた粗物質をCM
−セファデックスC−250カラムによりアンモニアの
濃度を0より0.4規定まで次第に濃度を増大しつつ展
開し、目的物質を含む部分を集め濃縮し、実施例1(イ
)で得たと同一の目的物質13m9を得た。
実施例 3 (イ) 3・2′・6’−) ソーN−ベンジルオキ
シカルボニル−2“・3“−0−シクロヘキシリチン−
3’−0−)シルリボスタマイシンの製造。
実施例1(イ)で得た物質303〜をジオキサン6ml
に溶解し、0.2規定水酸化バリウム6rulを加え6
0℃にて1時間加温した。
炭酸ガスをふきこんで後混合液を沢過し、涙液を濃縮し
固体を得た。
これを熱ジオキサンに溶解し、r過後濃縮し、固体24
51n9を得た。
〔α〕D+7(c11クロロホルム)。
分析値: C59,31,H6,23、H5,00、H
2,76% 計算値C54H56H4o、8 S として:C59,
44、H6,10、H5,13、H2,94% (ロ) 3・2′・6’ −) !J −N−ベンジル
オキシカルボニル−1−N−((R8)−β−ベンジル
オキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシグロピオニル
)−2“・3“−〇−シクロヘキシリチンー3’−〇−
トシルリボスタマイシンの製造実施例3(イ)で得た物
質250ダをテトラヒドロフラン5mlに溶解し、25
m9のトリエチルアミンを加えた後水冷した。
これに(R8)−β−ベンジルオキシカルボニルアミノ
−α−ヒドロキシプロピオン酸のN−ヒドロキシサクシ
ミドエステル0.12Pを加え、水冷下1時間放置した
溶液を減圧で濃縮後、その残渣を酢酸エチルに溶解し、
沢過後、溶媒を留去した。
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによりクロ
ロホルム−インプロピルアルコール(10:1)を展開
剤として精製した。
収量185Tn9、〔α〕。
+4 (cl、クロロホルム)。分析値:C59,83
、H6,05、H4,13、H2,22% 計算値C65H7□N50□2Sとして:C60,13
、H5,98、H4,32、H2,47% ()→ 3・2′−6フートリーN−ベンジルオキシカ
ルボニル−1−N−((R8)−β−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−α−ヒドロキシプロピオニル)−2“
・3“−〇−シクロヘキシリチンー37−ヨードリボス
タマイシンの製造。
実施例3(ロ)で得た物質0.11をジメチルホルムア
ミド2mlに溶解し、ヨウ化ナトリウム1グを加え10
0℃に1時間加熱した。
反応液に大量のクロロホルムを加え、溶液を沢過しこの
P液を飽和食塩水で洗滌した。
クロロホルム溶液を濃縮乾固し得られた固体をカラムク
ロマトグラフィーによりベンゼン−酢酸エチル(1:
1)を展開剤として精製した。
収量0.06P、〔α)D+5 (cl、クロロホル
ム)。
分析値:C55,11、H5,71、H5,38、I9
.96% 計算値c68 H70H5o19 I として:C5
4,93、H556、H5,52, 110,01% に) 3・2′・6’−) ソーN−ベンジルオキシカ
ルボニル−1−N−((R8)−β−ベンジルオキシカ
ルボニルアミノ−α−ヒドロキシプロピオニル)−3′
−クロロ−2“・3“−0−シクロ4ヘキシリデンリボ
スタマイシンの製造。
実施例3(ロ)で得た物質105ηをジメチルホルムア
ミド2rulに溶解し、塩化リチウム1.2 mgを加
え100℃にて1時間加熱した。
以下実施例3←]と全く同様に処理した。
収量71rn&、〔α)D+4.2°(cl、クロロホ
ルム)(ホ) 3・2′・6’ −) IJ −N−ベ
ンジルオキシカルボニル−1−N−((R8)−β−ベ
ンジルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロ阜フシプロ
ピオニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリチン3/−
テオキシリボスタマイシンの製造。
実施例3e→で得られたヨード体507711pをジオ
キサン2mlに溶解しトリエチルアミン107Qを加え
、水素を通じつつ、ラネーニッケルで還元した。
その後、常法にしたがい処理した。収量39Tn9、〔
α〕D+3 (CI、クロロホルム:分析値:C60,
87、H6,29、H6,03%計算値C58H71N
50□、として:C60,99、H6,27、H6,1
3% (へ) ■−N−((R8)−β−アミノ−α−ヒドロ
キシプロピオニル)−3′−デオキシリボスタマイシン
の製造 実施例3(力で得た物質10■を1mA’のジオキサン
に溶解し、水0.3 mlを加え、パラジウム黒を触媒
として還元し、以下実施例8と全く同様に処理し目的物
質を得た。
収量2.31ng〔α〕D+38°(cl、水) 分析値:C43,23、H7,15、N11.98% 計算値C20H39H5o、1 ” H2co3として
:C42,92、H7,03、N11.92%。
実施例 4 l−N−((S)−β−アミノ−α−ヒドロキシプロピ
オニル)−3’−fオキシリボスタマイシンの製造。
実施例3(イ)で得た物質300ダを出発物質とし、こ
れに実施例3(ロ)に述べたと全(同一の手法によりく
R8)−β−ベンジルオキシカルボニルアミノ−α−ヒ
ドロキシプロピオン酸の代りに(S)−β−ベンジルオ
キシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシプロピオン酸を
作用せしめた。
以下同側の如く精製し得られた3・2′・6′−トリー
N−ベンジルオキシカルボニル−1−N−((S)−β
−ベンジルオキシカルボニルアミノ−α−ヒドロキシプ
ロピオニル)−2“・3“−0−シクロへキシリチン−
3’−0−)シルリボスタマイシンシ順次実施例3C/
→、(に)、(川と全く同様に処理し、目的物質26即
を得た。
〔α〕1δ+25° (cl、水)。分析値:C43,
19、H6,88、N11.68%計算値C26H39
H5oll ” H2Co 3として:C42,92、
H7,03、N11.92%。
実施例 5 l−N−((R8)−β−アミノ−α−ヒドロキシプロ
ピオニル) −3/−クロロリボスタマイシンの製造 実施例3に)で得た物質521n9をジオキサン2ru
lに溶解し、水0.6mlを加え、パラジウム黒を触媒
として還元した。
以下実施例1(力・と全く同様に処理し、目的物質18
〜を得た。
〔α)D+35゜(cl、水)。
分析値:C41,58、H6,19、N10.92、C
I5.41% 計算値C2oH38N、01.C1−H2C03として
:C41,67、H6,36、N11.05、CI5.
60% 本物質はその後、実施例2(・→と全く同様に処理する
ことにより実施例3(ハ)で得られたのと同一の1−N
−((R3)−β−アミノ−α−ヒドロキシグロピオニ
ル) a/−デオキシリボスタマイシンを得た。
参考例 1 5“−0−アセチル−)!J−N−ベンジルオキシカル
ボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリテンリボスタ
マイシン、1・6−カルバメートの製造 (イ)テトラ−N−ベンジルオキシカルボニル−3′・
4′:2“・3“−ジー0−シクロヘキシリテンリボス
タマイシンの調製 テトラ−N−ベンジルオキシカルボニル−3′・4′・
2“・3“−ジー0−シクロヘキシリチン−5“−〇−
(1−メトキシシクロヘキシル)リボスタマイシン(池
田、銘木、土星、悔涙、Bull、Chem、 Soc
、 Tapan、 46.3210(1973))を4
0%酢酸−アセトン(1:5)の混液に溶解し、37℃
7時間放置した。
反応液を飽和炭酸水素ナトリウムとクロロホルムの混液
に流入し、クロロホルム層をとり、減圧で溶媒を留去し
た。
得られた固体をシリカゲル力ジムクロマトグラフにより
ベンゼン・酢酸エチル(5:3)を展開剤として精製し
た。
収率63%、〔α) D+23°(c2、クロロホルム
;分析値:C63,51、H6,47、H4,85%計
算値C6,H74N40□8として:C63,64、H
6,48、H4,87%。
(ロ) トリーN−ベンジルオキシカルボニル−3′・
4′;2“・3“−ジー0−シクロへキシリデンリボス
タマイシント6−カルバメートの製造。
前言αイ)で得た物質1.01を無水ジメチルホルムア
ミド11m1に溶解し氷冷した。
この溶液に50%油性水素化ナトリウム86mgを加え
攪拌した。
1時間後酢酸を加え水〜クロロホルム混液に注入し、ク
ロロホルム液をとり無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を
留去し、固体0.59′i!′(65%)を得た。
〔α)D+26°(c2、クロロホルム):赤外吸収ス
ペクトル:1770cm ’ (環状カルバメート
)。
分析値:C62,07、H6,44、N550%計算値
C54H36H401□として:C62,18、H6,
38、H5,37% ≧95“−〇−アセチルートリーN−ベンジルオキシカ
ルボニル−2“・3“−〇−シクロヘキシリデンリボス
タマイシント6−カルバメートの製造 前記(ロ)で得た物質、2.92を無水ピリジン501
rLlに溶解し、無水酢酸を加え、常法に従いアセチル
化した(5“−0−アセチル化)。
得られたアセチル誘導体を60%酢酸−アセトン(1:
1)の混液120m1に溶解し、60℃に1時間加熱し
た。
溶媒を留去後得られた固体をクロロホルムで抽出し、こ
の溶液を水洗、無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶媒
を留去した。
収量2.6f(93%) (a :] p + 11°
(cl、9、クロロホルム)、mp、109〜112℃
分析値:C59,59、H6,04、H5,33%。
計算値C50H60H4o18として:C59,75、
)I6.02、N557%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次の一般式 〔式中Zは式−COOR4(但しR4はアルキル基、ア
    リール基又はアラルキル基を示す)で示されるアミン保
    護基を表わし、R1、R2は同じでも異ってもよく水素
    原子、アルキル基又はアリール基をデン基又はテトラヒ
    ドロピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基
    、ヘミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカル
    ボニル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で表
    わされる化合物に次の一般式 (式中R5は、アルキル基、アリール基又はアラルキル
    基を表わし、Xはハロゲン原子又は−〇502R5を表
    わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させて
    一般式 (式中Z、R1、R2、R3、R5は上記と同様な意義
    を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し次い
    で該スルホニル化合物にハロゲン化合物を反応させて3
    ′位をハロゲン化し、さらに3′−ハロ基を還元して3
    ′位をデオキシ化し、次いで加水分解を行って次の一般
    式 (式中Z、R1、R2は上記と同様な意義を有しRAは
    水素原子またはR3と同様な意義を有する)で表わされ
    る化合物を製造し、次いで次の一般式〔但しR6は−C
    H1−NH2または−NHR,。 (但しRIOはアシル基)を表わし、nは1.2.3お
    よび4を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、
    アルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボ
    ニル基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R
    9はHl アルキル基またはアリール基を表わす〕で表
    わされるアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基にお
    ける反応性誘導体を作用させて式(IV)の化合物の1
    位アミン基なアシル化し、その後にそのアシル化生成物
    から残留するアミン保護基及びヒドロキシル保護基を常
    法で脱離させることを特徴とする、次の一般式(式中R
    6、nは上記と同様な意義を有する。 )で表わさせる1−N(α一置換−ω−アミノアシル)
    −37−ゾオキシリボスタマイシンの製造法。 2 次の一般式 〔式中Zは式−COOR4(但しR4はアルキル基、ア
    リール基又はアラルキル基を示す)で示されるアミン保
    護基を表わしR1、R2は同じでも異ってもよく水素原
    子、アルキル基又はアリール基を表革又はテトラヒドロ
    ピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基、ヘ
    ミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカルボニ
    ル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で表わさ
    れる化合物に次の一般式 (式中R5は、アルキル基、アリール基又はアラルキル
    基を表わし、Xはハロゲン原子又は−08O□R5を表
    わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させ一
    般式 (式中Z、 R,、R2、R3、R5は上記と同様な意
    義を有する。 )で表わされるスルホニル化合物に誘導し、次いで該ス
    ルホニル化合物にハロゲン化合物を反応させて3′位を
    ハロゲン化し次いで加水分解を行って、次の一般式 (式中Xはハロゲン原子を表わし、Z、 R1、R2、
    は上記と同様な意義を有し、R,7は水素原子またはR
    3と同様な意義を有する)で表わされる化合物を製造し
    、次いで次の一般式 %式%() 〔但しR6は−CH1−NH2または−NHR1o(但
    ・しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3およ
    σ4を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、ア
    ルキルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニ
    ル基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R9
    はH、アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わさ
    れるアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基における
    反応性誘導体を作用させて式(■りの化合物の1位アミ
    ン基をアシル化し、その後に、アシル化生成物から残留
    するアミン保護基及びヒドロキシル保護基を脱離させて
    次の一般式 (式中X、R6、n1lh記と同様な意義を有するで表
    わされる化合物を製造し、次に式(■りの化合物から3
    ′位)・口塞(X)を還元により脱離することを特徴と
    する、次の一般式 (式中R6、nは上記と同様な意義を有する)で表わさ
    せる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル) −3/
    −デオキシリボスタマイシンの製造法。 3 次の一般式 〔式中zは式−COOR4(R4は7/L/ キ#基、
    アリール基、又はアラルキル基を示す)で示されるアミ
    ン保護基を表わしR1,R2は同じでも異なってもよく
    水素原子、アルキル基又はアリール基をン基又はテトラ
    ヒドロピラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル
    基、ヘミアセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカ
    ルボニル基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で
    表わされる化合物に、次の一般式 (式中R5は、アルキル基、アラルキル基、又はアリー
    ル基を表わし、Xはハロゲン原子又は−08O□R5を
    表わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させ
    、一般式 (式中Z、 R1、R2、R3、R5は上記と同様な意
    義を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、
    次いで該スルホニル化合物をアルカリ性の条件で脱カル
    バメート化処理して、次の一般式(式中Z、 R1、R
    2、R5は、上記と同様な意義を有し、R′3は水素原
    子またはR3と同様な意義を有する)で表わされる化合
    物を製造し、次いで一般式 %式%() 〔但しR6は一0H1−NH2または−NHR1o(但
    しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3および
    4を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、アル
    キルオキシカルボニル基、アラルオキシカルボニル基ま
    たはアリールオキシカルボニル基を表わし、R9はH1
    アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わされるア
    シル化剤化合物又はこのカルボキシ基における反応性誘
    導体を作用させて式(■′)の化合物の1位アミン基を
    アシル化し、その後に、そのアシル化生成物にハロゲン
    化合物を反応させて3′位をハロゲン化しさらに3′位
    ハロ基を還元して3′位をデオキシ化し次いでそのデオ
    キシ化生成物から残留するアミン保護基及びヒドロキシ
    ル保護基を脱離させることを特徴とする、次の一般式 (式中R6、nは上記と同様な意味を有する。 )で表わさせる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル
    )−37−ゾオキシリボスタマイシンの製造法。 4 次の一般式 〔式中Zは式−COOR4(R4はアルキル基、アリー
    ル基又はアラルキル基を示す)で示されるアミノ保護基
    を表わしR1、R2は同じでも異なってもよく水素原子
    、アルキル基又はアリール基を表革又はテトラヒドロピ
    ラニル基を表わし、R3はアシル基、アロイル基、ヘミ
    アセタール基、ヘミケタール基、アルコキシカルボニル
    基又はアラルコキシカルボニル基を表わす)で表わされ
    る化合物に、次の一般式 %式%() (式中R3は、アルキル基、アラルキル基又はアリール
    基を表わし、Xはハロゲン原子又は−0802R5を表
    わす)で表わされるスルホニル化剤化合物を反応させ一
    般式 (式中Z、 R,、R2、R3、R5ハ上記と同様な意
    義を有する)で表わされるスルホニル化合物に誘導し、
    次いでこのスルホニル化合物をアルカリ性の条件で脱カ
    ルバメート化処理して、次の一般式(式中Z、 R1、
    R2、R5は、上記と同様な意義を有し、R3′は水素
    原子またはR3と同様な意義を有する)で表わされる化
    合物を製造し、次いで一般式 %式%) 〔但しR6は一0H1−NF2または−NHR1゜(但
    しRloはアシル基)を表わし、nは1.2.3および
    4を表わし、R7、R8はそれぞれH、アシル基、アル
    キルオキシカルボニル基、アラルキルオキシカルボニル
    基またはアリールオキシカルボニル基を表わし、R9は
    H、アルキル基またはアリール基を表わす〕で表わされ
    るアシル化剤化合物又はこのカルボキシル基における反
    応性誘導体を作用させて式(ホ)の化合物の1位アミン
    基をアシル化し、その後に、このアシル化生成物にハロ
    ゲン化合物を反応させて3′位をハロゲン化し、つぎに
    残留するアミン保護基及びヒドロキシル保護基を脱離さ
    せ次の一般式 (式中Xはハロゲン原子を表わし、R6、nは上記と同
    様な意義を有する)で表わされる化合物を製造し、つい
    で3′位・・四基(X)を還元により脱離することを特
    徴とする、次の一般式 (式中R,、nは上記と同様な意義を有する)で表わさ
    せる1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)−37−
    テオキシリボスタマイシンの製造法。
JP50049106A 1975-04-24 1975-04-24 1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)−3′−デオキシリ ボスタマイシンの新規な製造 Expired JPS5821918B2 (ja)

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