JPS58198497A - 新規アミノ配糖体及びその製法 - Google Patents
新規アミノ配糖体及びその製法Info
- Publication number
- JPS58198497A JPS58198497A JP57080066A JP8006682A JPS58198497A JP S58198497 A JPS58198497 A JP S58198497A JP 57080066 A JP57080066 A JP 57080066A JP 8006682 A JP8006682 A JP 8006682A JP S58198497 A JPS58198497 A JP S58198497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- formula
- group
- acid
- protected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/20—Carbocyclic rings
- C07H15/22—Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
- C07H15/222—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
- C07H15/224—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with only one saccharide radical directly attached to the cyclohexyl radical, e.g. destomycin, fortimicin, neamine
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oncology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式
(式中R1、Rs及びR3は水素原子又はメチル基を示
し、ただしR1とR1は同時にメチル基を示すことはな
い)で表わされる新規なアミノ配糖体及びその酸付加塩
並びにその製法に関する。
し、ただしR1とR1は同時にメチル基を示すことはな
い)で表わされる新規なアミノ配糖体及びその酸付加塩
並びにその製法に関する。
本発明者らは先に、サツカロポリスボラ・ヒルスターK
C−6606株ならびにストレプトミセス5l)−KC
−7038株の代謝産物として、それぞれ抗生物質とし
て有用な数種の化合物(KA−6606物質群ならびに
KA−7038物質群)を見出した。これに続(・て更
に研究を進めた結果1本発明者らは式1で表わされる新
規化合物が優れた抗菌作用を有することを見出した。
C−6606株ならびにストレプトミセス5l)−KC
−7038株の代謝産物として、それぞれ抗生物質とし
て有用な数種の化合物(KA−6606物質群ならびに
KA−7038物質群)を見出した。これに続(・て更
に研究を進めた結果1本発明者らは式1で表わされる新
規化合物が優れた抗菌作用を有することを見出した。
式1の化合物は、一般式
1
(式中II、、R1及びR1は前記の意味を有する)で
表わされる化合物又はその1位、4位及び/又は6′位
のアミノ基を保護した化合物に、アミン基が保護されて
いてもよいβ−リジン又はその反応性誘導体を作用させ
ることにより得られる。
表わされる化合物又はその1位、4位及び/又は6′位
のアミノ基を保護した化合物に、アミン基が保護されて
いてもよいβ−リジン又はその反応性誘導体を作用させ
ることにより得られる。
R1がメチル基である式■の化合物としては、下記のも
のがあげられる。これら化合物は、特開昭57−215
135号、同55−162795号及び特願昭57−4
3719号明細書記載の方法により製造することができ
る。
のがあげられる。これら化合物は、特開昭57−215
135号、同55−162795号及び特願昭57−4
3719号明細書記載の方法により製造することができ
る。
Rs R= Rs
KA−6606■ ;CH1HCH3
KA−7038Vl : HCH,CH。
KA−7038D(; H’ HCH3またR1が
水素原子である式lの化合物は、前記の6化合物に強酸
を作用させて5位のメチルエーテルを開裂する方法(特
開昭55−55198号及び同56−2997号明細書
参照)、成田に対応する5位のメトキシ基が4位のメチ
ルアミノ基に対してトランスに配位した化合物の5位の
メチルエーテルを、前記のように開裂して5−ヒドロキ
シ化合物としたのち、このヒドロキ7基をエビ化する方
法(特願昭56−160115号明細書参照)などによ
って製造できる。
水素原子である式lの化合物は、前記の6化合物に強酸
を作用させて5位のメチルエーテルを開裂する方法(特
開昭55−55198号及び同56−2997号明細書
参照)、成田に対応する5位のメトキシ基が4位のメチ
ルアミノ基に対してトランスに配位した化合物の5位の
メチルエーテルを、前記のように開裂して5−ヒドロキ
シ化合物としたのち、このヒドロキ7基をエビ化する方
法(特願昭56−160115号明細書参照)などによ
って製造できる。
式1の化合物を製造するためには、弐皿の化合物にβ−
リジン又はその反応性誘導体を作用させる。このリジル
化の前に、式Hの化合物の1位、4位及び/又は6′位
のアミノ基は保護しておいてもよい。またβ−リジンの
2個のアミン基を反応前に保護しておくことが好ましい
。
リジン又はその反応性誘導体を作用させる。このリジル
化の前に、式Hの化合物の1位、4位及び/又は6′位
のアミノ基は保護しておいてもよい。またβ−リジンの
2個のアミン基を反応前に保護しておくことが好ましい
。
アミノ基の保護基としては、従来ペプチド合成において
常用されている公知のアミン保護基を利用することがで
きる。これらの保護基としては5例えば次のものがあげ
られる。エチルオキシカルボニル基、三級ブチルオキシ
カルボニル基、三級アミルオキシカルボニル基等のアル
ギルオキ7カルポニル基、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等のシクロアルキルオキシカルボニル基、フェノ
キシカルボニル基等のアリールオキシカルボニル基、ベ
ンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキ
シカルボニル基等のアルアルキルオキシカルボニル基。
常用されている公知のアミン保護基を利用することがで
きる。これらの保護基としては5例えば次のものがあげ
られる。エチルオキシカルボニル基、三級ブチルオキシ
カルボニル基、三級アミルオキシカルボニル基等のアル
ギルオキ7カルポニル基、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル基等のシクロアルキルオキシカルボニル基、フェノ
キシカルボニル基等のアリールオキシカルボニル基、ベ
ンジルオキシカルボニル基、p−メトキシベンジルオキ
シカルボニル基等のアルアルキルオキシカルボニル基。
保護基の導入は通常の方法で行うことができる。
β−リジンの反応性誘導体としては、例えば酸ハロゲニ
ド、酸アジド化合物、酸無水物、活性エステルなどがあ
げられる。活性エステル、例えば置換フェニルエステル
、N−オキシスクシンイミドエステル、N−オキシフタ
ルイミドエステルなどを使用することが特に好ましい。
ド、酸アジド化合物、酸無水物、活性エステルなどがあ
げられる。活性エステル、例えば置換フェニルエステル
、N−オキシスクシンイミドエステル、N−オキシフタ
ルイミドエステルなどを使用することが特に好ましい。
式■の化合物とβ−リジン又はその反応性誘導体との反
応は、固化合物を溶媒中で二価金属塩の存在下又は不在
下に一10〜+60℃で1〜30時間攪拌することによ
って達成される。
応は、固化合物を溶媒中で二価金属塩の存在下又は不在
下に一10〜+60℃で1〜30時間攪拌することによ
って達成される。
溶媒としては、メタノール、エタノール等のアルコール
鳳、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
水、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジクロロ
メタン、クロロホルムなど又は己れらの混合物などが挙
げられる。
鳳、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、
水、ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、ジクロロ
メタン、クロロホルムなど又は己れらの混合物などが挙
げられる。
二価金属塩としては、例えば酢酸ニッケル、酢酸コバル
ト、酢酸銅、酢酸亜鉛などが用いられる。
ト、酢酸銅、酢酸亜鉛などが用いられる。
こうして得られる1〜5個のアミノ基が保護された式■
の化合物の保護基を脱離すると、式■の遊離化合物が得
られる。保護基の脱離には通常の方法を適用することが
できるが、接触還元法及び酸加水分解法を利用すること
が好ましい。接触還元用の触媒としては、例えばパラジ
ウム、白金、ラネーニッケル、ロジウム、ルテニウム、
ニッケルなどが用いられ、溶媒としては前記の反応で用
いられるものと同様な溶媒を用いることができる。この
反応は、通常は水素圧力1〜5気圧及び温度0〜100
℃で0.1〜10時間で終了する。
の化合物の保護基を脱離すると、式■の遊離化合物が得
られる。保護基の脱離には通常の方法を適用することが
できるが、接触還元法及び酸加水分解法を利用すること
が好ましい。接触還元用の触媒としては、例えばパラジ
ウム、白金、ラネーニッケル、ロジウム、ルテニウム、
ニッケルなどが用いられ、溶媒としては前記の反応で用
いられるものと同様な溶媒を用いることができる。この
反応は、通常は水素圧力1〜5気圧及び温度0〜100
℃で0.1〜10時間で終了する。
目的物質である式■の化合物ならびにそのアミン基が保
護された化合物の単離精製は常法により行われるが、カ
ラムクロマトグラフィーな利用することが特に好ましい
。吸着剤としては、例えばC,M−セファデックス、ア
ンバーライト1f(C−50、同IRC’−84、同C
G−50,カルボキ7メチルセルロース等の陽イオン交
換樹脂を用いることが好ましい。展開は、アルカリ性水
溶液、例えばアンモニア水、義酸アンモニウム水溶液な
どを展開溶媒として用い、濃度勾配法又は濃度段階法に
より行うことができる。溶出液より活性画分を集め、凍
結乾燥すると、目的化合物の純品を得ることができる。
護された化合物の単離精製は常法により行われるが、カ
ラムクロマトグラフィーな利用することが特に好ましい
。吸着剤としては、例えばC,M−セファデックス、ア
ンバーライト1f(C−50、同IRC’−84、同C
G−50,カルボキ7メチルセルロース等の陽イオン交
換樹脂を用いることが好ましい。展開は、アルカリ性水
溶液、例えばアンモニア水、義酸アンモニウム水溶液な
どを展開溶媒として用い、濃度勾配法又は濃度段階法に
より行うことができる。溶出液より活性画分を集め、凍
結乾燥すると、目的化合物の純品を得ることができる。
式1の化合物は常法に従って酸付加塩に導くことができ
る。酸としては、例えば硫酸、塩酸、臭化水素酸、沃化
水素酸、燐酸、炭酸、硝酸等の無機酸、酢酸、フマル酸
、リンゴ酸、クエン酸、マンデル酸、コノ・り酸等の有
機酸が用いられる。
る。酸としては、例えば硫酸、塩酸、臭化水素酸、沃化
水素酸、燐酸、炭酸、硝酸等の無機酸、酢酸、フマル酸
、リンゴ酸、クエン酸、マンデル酸、コノ・り酸等の有
機酸が用いられる。
実施例1
2’−N−(L−β−リジル)−KA−7038VIの
製造 (a) KA−7038■72rvをメタノール2.
211!lニ溶解し、酢酸ニッケル・四水塩86■を加
え、室温で1時間攪拌したのち氷冷し、ビス−N −ベ
ンジルオキシカルボニル−L−β−リシーンのN−、ヒ
ドロキシコハク酸イミドエステル96〜を加えて一夜攪
拌する。反応液に濃アンモニア水0.6 mlを加え、
1時間攪拌したのち濃縮乾固する。残査をクロロホルム
20m1及び水20 mlに溶解し、水層を分取する。
製造 (a) KA−7038■72rvをメタノール2.
211!lニ溶解し、酢酸ニッケル・四水塩86■を加
え、室温で1時間攪拌したのち氷冷し、ビス−N −ベ
ンジルオキシカルボニル−L−β−リシーンのN−、ヒ
ドロキシコハク酸イミドエステル96〜を加えて一夜攪
拌する。反応液に濃アンモニア水0.6 mlを加え、
1時間攪拌したのち濃縮乾固する。残査をクロロホルム
20m1及び水20 mlに溶解し、水層を分取する。
水層な50mA!に希釈し、アンバーライトCG−50
(NH4型)のカラムに吸着させ、1Nアンモニア水で
溶出する。溶出液を濃縮乾固し、CM−セファデックス
c −25(NH4型)のカラムに吸着させ、水と0.
3Nアンモニア水の間で濃度勾配法により溶出する。目
的物を含む画分を集めて濃縮乾固スルト、無色粉末の2
’−N−(ビス−N−ベンジルオキシカルボニル−L−
β−リジル) −KA−7038147,4ダが得られ
る。
(NH4型)のカラムに吸着させ、1Nアンモニア水で
溶出する。溶出液を濃縮乾固し、CM−セファデックス
c −25(NH4型)のカラムに吸着させ、水と0.
3Nアンモニア水の間で濃度勾配法により溶出する。目
的物を含む画分を集めて濃縮乾固スルト、無色粉末の2
’−N−(ビス−N−ベンジルオキシカルボニル−L−
β−リジル) −KA−7038147,4ダが得られ
る。
比旋光度:〔α)”+54°(cO,56、H30)2
J 1 (3H,s%N ’ CHs )2.45 (
5HlslN CHa )5.57 (5H,s、 0
−CH3)5.10 (4H,s 、 Ci@ )7.
42(1[IH,s1芳香核H) 元素分析値: C37H56N609とシテ計算値(%
) 60.97 7.74 11.55実測値(%
l 60.64 7.62 11.27(b)
(a)で得られるN−保護化合物7.41n9を0.2
Nメタノール性塩酸0.46 mlに溶解し、5%パラ
ジウム炭素8mgを加えて常温常圧で接触還元する。反
応液から触媒を1去し、F液を減圧下で濃縮乾固し、残
査をCM−セファデックスC−250カラムに吸着させ
、INアンモニア水で溶出する。目的物を含む画分な集
めて凍結乾燥すると、無色固体の下記構造式を有する2
′−II−(L−β−リジル) −KA−7058VI
4.0m9が得られる。
J 1 (3H,s%N ’ CHs )2.45 (
5HlslN CHa )5.57 (5H,s、 0
−CH3)5.10 (4H,s 、 Ci@ )7.
42(1[IH,s1芳香核H) 元素分析値: C37H56N609とシテ計算値(%
) 60.97 7.74 11.55実測値(%
l 60.64 7.62 11.27(b)
(a)で得られるN−保護化合物7.41n9を0.2
Nメタノール性塩酸0.46 mlに溶解し、5%パラ
ジウム炭素8mgを加えて常温常圧で接触還元する。反
応液から触媒を1去し、F液を減圧下で濃縮乾固し、残
査をCM−セファデックスC−250カラムに吸着させ
、INアンモニア水で溶出する。目的物を含む画分な集
めて凍結乾燥すると、無色固体の下記構造式を有する2
′−II−(L−β−リジル) −KA−7058VI
4.0m9が得られる。
比旋光度:〔α〕E+57°(cO,4、H20)2.
24 (I HSaa、 J=8.0.13.5Hz。
24 (I HSaa、 J=8.0.13.5Hz。
−NH−Co −C−)
払
2.59 (I H,dd、 J=4.9.13.5.
Hz。
Hz。
2.41 (5H,s、 N CHs )2.46
(5H%S、 N−CH,)5.39 (AH,s、
0−CH3)5.09 (I H,d、 J =5.6
Hz、 H−1’ )元素分析値: C41H44N
605・H,OとしてCHN 計算値(9る) 52.70 9.69 17.5
6実測値(%) 52.31 9.70 17.4
2実施例2 グーN−(L−β−リジル)−KA−6606■の製造 (a) KA−6606■32■をメタノール1゜o
meに溶解し、酢酸ニッケル・四水塩42m9を加え
、室温で1時間攪拌したのち水冷し、ビス−N−ペンジ
ルオキシカルボニル−L−β−リジンのN−ヒドロキシ
コハク酸イミドエステル44.6■を加えて一夜攪拌す
る。反応液に硫化水素ガスを吹き込み、生じた沈殿を7
t=i去し、e液を濃縮乾固する。残査にクロロホルム
50 meと水60m1を加えて溶解し、水層を分取す
る。水層をアンバーライトCG 50 (NH4型)
のカラムに通し、1Nアンモニア水で溶出する。溶出液
を濃縮乾固し、CM−セファデックスC−25(IJH
,型)に吸着させ、水と0.3Nアンモニア水の間で濃
度勾配法により溶出し、目的物を含む画分を集めて濃縮
乾固する。残査をプレパラテイプ薄層クロマトグラフィ
ー〔シリカlル”254 (メルク社製)、展開溶媒:
クロロホルム−メタノール−17%アンモニア水(2:
1:1)の下層〕で精製すると、白色固体の2’−N−
(ヒス−N−ヘンシルオキシカルボニル−L−β−リジ
ル)−KA−6606■9■が得られる。
(5H%S、 N−CH,)5.39 (AH,s、
0−CH3)5.09 (I H,d、 J =5.6
Hz、 H−1’ )元素分析値: C41H44N
605・H,OとしてCHN 計算値(9る) 52.70 9.69 17.5
6実測値(%) 52.31 9.70 17.4
2実施例2 グーN−(L−β−リジル)−KA−6606■の製造 (a) KA−6606■32■をメタノール1゜o
meに溶解し、酢酸ニッケル・四水塩42m9を加え
、室温で1時間攪拌したのち水冷し、ビス−N−ペンジ
ルオキシカルボニル−L−β−リジンのN−ヒドロキシ
コハク酸イミドエステル44.6■を加えて一夜攪拌す
る。反応液に硫化水素ガスを吹き込み、生じた沈殿を7
t=i去し、e液を濃縮乾固する。残査にクロロホルム
50 meと水60m1を加えて溶解し、水層を分取す
る。水層をアンバーライトCG 50 (NH4型)
のカラムに通し、1Nアンモニア水で溶出する。溶出液
を濃縮乾固し、CM−セファデックスC−25(IJH
,型)に吸着させ、水と0.3Nアンモニア水の間で濃
度勾配法により溶出し、目的物を含む画分を集めて濃縮
乾固する。残査をプレパラテイプ薄層クロマトグラフィ
ー〔シリカlル”254 (メルク社製)、展開溶媒:
クロロホルム−メタノール−17%アンモニア水(2:
1:1)の下層〕で精製すると、白色固体の2’−N−
(ヒス−N−ヘンシルオキシカルボニル−L−β−リジ
ル)−KA−6606■9■が得られる。
比旋光度:〔α]”+44°(C0,41、H30)1
.14 (3H,d、 J=6.8Hz、 C−CHl
)2.44 (5H,s、 N−CH3)5.57
(5H,8%0−CH3) 4.98(IH,d1J=4.0Hz、H−1’)5.
10(4H,s、−噛(沖 7.40 (10H1s1芳香核H) 元素分析値: C5tH56NaOs+としてCHN 計算値(%) 60.97 7.74 11.55
実測値c%) 60.49 7.41 11.54
(b) ’ (a)で得られるN−保護化合物9.6
=9を0.2Nメタノール性塩酸0.78 Illに溶
解し、5 % )’Zラジウム炭素101n9を加えて
常温常圧で接触還元する。触媒をe去し、P液を減圧下
で濃縮乾固する。残有をCM−セファデックスのカラム
に吸着させ、1Nアンモニア水で溶出する。目的物を含
む画分な集めて凍結乾燥すると、無色固体の下記構造式
を有する2’−N−(t、−β−!J ジル)−KA−
6606■51n9が得られる。
.14 (3H,d、 J=6.8Hz、 C−CHl
)2.44 (5H,s、 N−CH3)5.57
(5H,8%0−CH3) 4.98(IH,d1J=4.0Hz、H−1’)5.
10(4H,s、−噛(沖 7.40 (10H1s1芳香核H) 元素分析値: C5tH56NaOs+としてCHN 計算値(%) 60.97 7.74 11.55
実測値c%) 60.49 7.41 11.54
(b) ’ (a)で得られるN−保護化合物9.6
=9を0.2Nメタノール性塩酸0.78 Illに溶
解し、5 % )’Zラジウム炭素101n9を加えて
常温常圧で接触還元する。触媒をe去し、P液を減圧下
で濃縮乾固する。残有をCM−セファデックスのカラム
に吸着させ、1Nアンモニア水で溶出する。目的物を含
む画分な集めて凍結乾燥すると、無色固体の下記構造式
を有する2’−N−(t、−β−!J ジル)−KA−
6606■51n9が得られる。
比旋光度:〔α);+7o°(co、25、Hgo)1
.06(5H,d、 J =6,5)(z、 C−CH
3)2.20 (I H%aa、J=8.0.14.O
Hz。
.06(5H,d、 J =6,5)(z、 C−CH
3)2.20 (I H%aa、J=8.0.14.O
Hz。
口
旦
2.56 (I H,aa、 、T =5.8.14.
0Hz12.47(3H,s%N−CH5) 5.38(5H,s、O−CH3) 5.06(IH,d、J=3.6Hz、H−1’)元素
分析値: C21H44N605・2H30としてCH
N 計算値(%) 50.79 9.74 16.92
実測値(%) 51.07 9.50 17.11
実施例6 2’−N−(L−β−リジル)−5−デー0−メチル−
KA−6606■の製造 (a)5−デー0−メチル−KA−6606■15〜を
メタノール0.6 mlに溶解し、ビス−N−ベンジル
オキシカルボニル−L−β−リジンのN−ヒドロキシコ
ハク酸イミドエステル21m9を水冷下に加え、−夜攪
拌する。反応液にベンジルオキシカルボニルオキシス2
フフ44120mノを加えて室温に3時間静置する。反
応液を濃縮乾固し、残有をクロロホルムに溶解して水洗
後乾燥する。溶媒を留去し、残有をプレバラテイブ薄層
クロマトグラフィー〔シリカゲルPFIS4、溶媒:ク
ロロホルム−メタノール(10:1)’]で精製すると
、白色固体の1.416’ −ト’)スーN−ベンジル
オキシカルボニル−2’−N−(ビス−N−ベンジルオ
キシカルボニル−L−β−リジル)−5−デーO−メチ
ル−KA−6606■10mgが得られる。
0Hz12.47(3H,s%N−CH5) 5.38(5H,s、O−CH3) 5.06(IH,d、J=3.6Hz、H−1’)元素
分析値: C21H44N605・2H30としてCH
N 計算値(%) 50.79 9.74 16.92
実測値(%) 51.07 9.50 17.11
実施例6 2’−N−(L−β−リジル)−5−デー0−メチル−
KA−6606■の製造 (a)5−デー0−メチル−KA−6606■15〜を
メタノール0.6 mlに溶解し、ビス−N−ベンジル
オキシカルボニル−L−β−リジンのN−ヒドロキシコ
ハク酸イミドエステル21m9を水冷下に加え、−夜攪
拌する。反応液にベンジルオキシカルボニルオキシス2
フフ44120mノを加えて室温に3時間静置する。反
応液を濃縮乾固し、残有をクロロホルムに溶解して水洗
後乾燥する。溶媒を留去し、残有をプレバラテイブ薄層
クロマトグラフィー〔シリカゲルPFIS4、溶媒:ク
ロロホルム−メタノール(10:1)’]で精製すると
、白色固体の1.416’ −ト’)スーN−ベンジル
オキシカルボニル−2’−N−(ビス−N−ベンジルオ
キシカルボニル−L−β−リジル)−5−デーO−メチ
ル−KA−6606■10mgが得られる。
比旋光度:〔α)23+40° (co、5、CHCl
、 )’H−NMR値:δCDC1,、ppm5.28
(5H,s 1N CH3)元素分析値: C&lH
?1N60.、としてHN 計算値(%) 64.50 6.50 7.52実
測値(%) 64.04 6.66 7.28(b
) (alで得られるN−保護化合物9■を0.2N
メタノール性塩酸0.54 mlに溶解し、実施例2(
b)と同様に接触還元、処理及び精製すると、無色固体
の下記構造式を有する2’−N−(L−β−リジル)−
5−デーO−メチル−KA−6606■3〜が得られる
。
、 )’H−NMR値:δCDC1,、ppm5.28
(5H,s 1N CH3)元素分析値: C&lH
?1N60.、としてHN 計算値(%) 64.50 6.50 7.52実
測値(%) 64.04 6.66 7.28(b
) (alで得られるN−保護化合物9■を0.2N
メタノール性塩酸0.54 mlに溶解し、実施例2(
b)と同様に接触還元、処理及び精製すると、無色固体
の下記構造式を有する2’−N−(L−β−リジル)−
5−デーO−メチル−KA−6606■3〜が得られる
。
CH3
I
比旋光度:〔α〕L+76°(c”0.2、H20)1
゜04(3H,d、J=’6.7Hz、C−CH3)2
.21 (I HS aa、y=8.14 Hz。
゜04(3H,d、J=’6.7Hz、C−CH3)2
.21 (I HS aa、y=8.14 Hz。
■
−NHCO−C−)
五
2、、S 7 (I Hldd、J=5.5、L4)(
z。
z。
旦
−NHCO−C−)
占
2.48 (3H,s、 N C’Hs )5.08
(I H,a、J=5.5Hz、H−1’)元素分析
値:CゎH41Neo、・H80としてCHN 計算値(%1 51.i 9.15 18.17実
測値ト) 51.44 9.01 17.59出願
人興和株式会社 代理人 弁理士 小 林 正 雄
(I H,a、J=5.5Hz、H−1’)元素分析
値:CゎH41Neo、・H80としてCHN 計算値(%1 51.i 9.15 18.17実
測値ト) 51.44 9.01 17.59出願
人興和株式会社 代理人 弁理士 小 林 正 雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式 %式% (式中R1,R2及びR8は水素原子又はメチル基を示
し、ただしR1とR2は同時にメチル基を示すことはな
い)で表わされる化合物及びその酸付加塩。 2、一般式 (式中”’I 、R2及びR3は水素原子又はメチル基
を示し、ただしR7とR,は同時にメチル基を示すこと
はない)で表わされる化合物又はその1位、4位及び/
又は6′位のアミノ基を保護した化合物に、アミノ基が
保護されていてもよいβ−リジン又はその反応性誘導体
を作用させることを特徴とする、一般式 (式中の各記号は前記の意味を有する)で表わされる化
合物及びその酸付加塩の製法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57080066A JPS58198497A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 新規アミノ配糖体及びその製法 |
DE8383104679T DE3361683D1 (en) | 1982-05-14 | 1983-05-11 | Novel aminoglycosides and process for production thereof |
EP83104679A EP0094625B1 (en) | 1982-05-14 | 1983-05-11 | Novel aminoglycosides and process for production thereof |
US06/494,556 US4487924A (en) | 1982-05-14 | 1983-05-13 | 2'-N-β-Lysyl) aminoglycosides |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57080066A JPS58198497A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 新規アミノ配糖体及びその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58198497A true JPS58198497A (ja) | 1983-11-18 |
Family
ID=13707851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57080066A Pending JPS58198497A (ja) | 1982-05-14 | 1982-05-14 | 新規アミノ配糖体及びその製法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4487924A (ja) |
EP (1) | EP0094625B1 (ja) |
JP (1) | JPS58198497A (ja) |
DE (1) | DE3361683D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6042394A (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-06 | Kowa Co | 新規なアミノグリコシド及びその製法 |
BE1005720A3 (fr) * | 1992-03-20 | 1993-12-28 | Solvay | Procede de synthese peptidique et nouveaux intermediaires de synthese. |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4176178A (en) * | 1977-12-21 | 1979-11-27 | Abbott Laboratories | 2-Deoxy-2'-N-acyl and alkyl fortimicins A and B |
US4216210A (en) * | 1979-03-29 | 1980-08-05 | Abbott Laboratories | Fortimicins AM and AP derivatives |
US4330673A (en) * | 1979-03-29 | 1982-05-18 | Abbott Laboratories | Process for producing 3-O-demethylaminoglycoside and novel 3-O-demethylfortimicin derivatives |
US4360666A (en) * | 1979-11-06 | 1982-11-23 | Abbott Laboratories | 2-Deoxyfortimicin A, 4-N-alkyl and 4-N-acyl-2-deoxyfortimicin B derivatives and intermediates therefor |
US4283529A (en) * | 1980-03-03 | 1981-08-11 | Abbott Laboratories | 3-O-Demethyl derivatives of Sannamycin C and antibiotic AX-127B-1 |
-
1982
- 1982-05-14 JP JP57080066A patent/JPS58198497A/ja active Pending
-
1983
- 1983-05-11 EP EP83104679A patent/EP0094625B1/en not_active Expired
- 1983-05-11 DE DE8383104679T patent/DE3361683D1/de not_active Expired
- 1983-05-13 US US06/494,556 patent/US4487924A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0094625B1 (en) | 1986-01-02 |
US4487924A (en) | 1984-12-11 |
DE3361683D1 (en) | 1986-02-13 |
EP0094625A1 (en) | 1983-11-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NO773256L (no) | 4-n-acylfortimycin-b-derivater og fremgangsmaate til kjemisk omdannelse av fortimycin-b til fortimycin-a og andre 4-n-acylfortimycin-b-derivater | |
US4424343A (en) | Preparation of 1-N- ω-amino-α-hydroxyalkanoyl!kanamycin polysilylates and products | |
US3860574A (en) | Derivatives of neomycin b and neomycin c | |
US3792037A (en) | Process for preparing ambutyrosin | |
US3872079A (en) | Semisynthetic derivatives of tobramycin | |
CS202570B2 (en) | Process for preparing aminoglycsidic antibiotics | |
EP0071251B1 (en) | Novel aminoglycosides and use thereof | |
JPS58198497A (ja) | 新規アミノ配糖体及びその製法 | |
EP0040764B1 (en) | Novel aminoglycosides, and antibiotic use thereof | |
SE461148B (sv) | Polysilylerat kanamycin a eller b derivat | |
JPS5821918B2 (ja) | 1−N−(α−置換−ω−アミノアシル)−3′−デオキシリ ボスタマイシンの新規な製造 | |
JPS6042394A (ja) | 新規なアミノグリコシド及びその製法 | |
JPS58213774A (ja) | 新規アミノ配糖体 | |
JPS631954B2 (ja) | ||
JPWO2004067544A1 (ja) | 新規化合物カプラゼンとカプラゼン誘導体、ならびに新規化合物カプラゾールとカプラゾール誘導体 | |
US4132846A (en) | 1-N-(α-Hydroxy-β-aminopropionyl) XK-62-2 and method of production thereof | |
US4497729A (en) | Peptide, process for preparation thereof and use thereof | |
IT8209478A1 (it) | Kanamicine 2'-modificate e produzione di queste | |
SE446005B (sv) | Forfarande for framstellning av 3',4'-dideoxikanamycin | |
JPS58993A (ja) | 新規アミノ配糖体及びその製法 | |
JPS632267B2 (ja) | ||
JPS59210098A (ja) | 新規なアミノ配糖体及びその製法 | |
US4216309A (en) | 1-N-Acyl-aminoglycoside-XK-88-5 | |
CA1152063A (en) | 3',4'-DIDEOXYKANAMYCIN A AND 1-N-((S)-.alpha.- HYDROXY-.omega.-AMINOALKANOLY) DERIVATIVES THEREOF | |
JPS631955B2 (ja) |