JPS631955B2 - - Google Patents

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JPS631955B2
JPS631955B2 JP55021666A JP2166680A JPS631955B2 JP S631955 B2 JPS631955 B2 JP S631955B2 JP 55021666 A JP55021666 A JP 55021666A JP 2166680 A JP2166680 A JP 2166680A JP S631955 B2 JPS631955 B2 JP S631955B2
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JP
Japan
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group
formula
kanamycin
water
anhydro
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Expired
Application number
JP55021666A
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English (en)
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JPS56118097A (en
Inventor
Hamao Umezawa
Sumio Umezawa
Shunzo Fukatsu
Toshio Yoneda
Tadashi Wakazawa
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Microbial Chemistry Research Foundation
Original Assignee
Microbial Chemistry Research Foundation
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Filing date
Publication date
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Priority to US06/235,576 priority patent/US4337336A/en
Priority to GB8105315A priority patent/GB2070007B/en
Priority to DE3106463A priority patent/DE3106463C2/de
Priority to FR8104057A priority patent/FR2476652A1/fr
Priority to IT09345/81A priority patent/IT1167836B/it
Priority to IT1981A09345A priority patent/IT8109345A1/it
Publication of JPS56118097A publication Critical patent/JPS56118097A/ja
Publication of JPS631955B2 publication Critical patent/JPS631955B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/22Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
    • C07H15/222Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
    • C07H15/226Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings
    • C07H15/234Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings attached to non-adjacent ring carbon atoms of the cyclohexane rings, e.g. kanamycins, tobramycin, nebramycin, gentamicin A2

Description

【発明の詳现な説明】
本発明はカナマむシンから耐性菌に有効なカ
ナマむシンのデオキシ誘導䜓を合成する際の有
甚な䞭間䜓である3′・4′−アンヒドロ−4′−゚ピ
誘導䜓及びその合成方法に関するものである。 すなわち、第の本発明の芁旚ずするずころ
は、新芏な䞭間䜓化合物ずしおの次の䞀般匏 〔匏䞭はアルキル基、アラルキル基又はアリヌ
ル基を瀺し、は匏
【匏】ここで、P′は それぞれ氎玠原子、アルキル基又はアリヌル基を
瀺すで衚わされるアルキリデン基又はアラルキ
リデン基を瀺すか又はシクロアルキリデン基又は
テトラヒドロピラニリデン基を瀺す〕で衚わされ
るカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−4′−゚
ピ誘導䜓にある。䞊蚘の䞀般匏の化合物に
おいお、基−COORは公知のりレタン型のアミノ
保護基であり、がアルキル基である堎合は炭玠
数〜のもの、アラルキル基である堎合にはベ
ンゞル基、アリヌル基である堎合にはプニル基
又はニトロ眮換プニル基の劂き眮換プニル基
であるのが奜たしい。たた基は公知の䟡のヒ
ドロキシ保護基であ぀お、、P′の䜕れか䞀方又
は䞡方がアルキル基である堎合は炭玠数〜の
もの、、P′がアリヌル基である堎合にはプニ
ル基であるのが奜たしい。ずしおのアルキリデ
ン基の奜たしい䟋は、ホルミリデン、゚チリデ
ン、む゜プロピリデン基、等であり、たたずし
おのアラルキリデン基の奜たしい䟋はベンゞリデ
ン基であり、ずしおのシクロアルキリデン基の
奜たしい䟋はシクロペンチリデン又はシクロヘキ
シリデン基、等である。はテトラヒドロピラニ
リデン基であるこずもできる。 本発明の匏の化合物はその2′及び2″䜍の
氎酞基を保護した埌ハロゲンを求栞詊剀ずしお
3′・4′−゚ポキシドを開環し、その埌に脱保護す
るず、䞋蚘の匏で瀺される3′・4′−ゞデオ
キシカナマむシン、あるいは匏で瀺され
る4′−デオキシカナマむシンを生成できる有甚
な䞭間䜓である。 匏で瀺される3′・4′−ゞデオキシカナマ
むシンは梅沢等本出願人の出願に係る特願昭
54−11402号、特開昭55−105699号により、又
匏で瀺される4′−デオキシカナマむシン
は内藀等特願昭49−144965号、特開昭50−
93944号によりカナマむシンを原料ずしお半
合成的に埗られおおり、これらはカナマむシン
に比范し各皮の耐性菌に察し著しく高い抗菌力を
瀺すこずが明らかにされおいる。しかし、これら
の補造に際しおデオキシ化が必芁ずされるが、い
ずれのデオキシ化方法においおも、デオキシ化す
べき氎酞基のみを遞択的に遊離の状態にするため
の予備工䜜ずしお倚数の工皋を芁しおいる。即
ち、前蚘の特願昭49−144965号及び特願昭54−
11402号明现曞に瀺された二぀の合成ルヌトのい
ずれにも共通しお、4′䜍の氎酞基を遊離の状態ず
するために、たず6′䜍のアミノ基を遞択的に保護
した埌、残りのアミノ基を他の保護基で保護しお
から塩基凊理により4′・6′−・−環状カヌバ
メヌト化し、その埌にデオキシ化しない氎酞基を
保護し、カヌバメむト環を開環しお、再び6′䜍の
アミノ基を保護するずいう耇雑な工皋を必芁ずす
るものであ぀た。 これは埓来、糖類のデオキシ化の垞法であり、
たたカナマむシンからデオキシカナマむシン
、トブラマむシンの合成にも甚いられた方法で
あるデオキシ化するべき氎酞基のスルホニル䜓を
経由する方法をカナマむシンに適甚したためで
ある。すなわちカナマむシンでは3′及び4′䜍が
氎酞基であるが、カナマむシンでは2′・3′及び
4′䜍が氎酞基であり、カナマむシンに范べお保
護の工皋が煩雑になるのは避けられない。 本発明者らは、先に開発した3′・4′−ゞデオキ
シカナマむシンの新補造法に䜿甚した方法〔本
出願人の出願に係る特願昭50−146345号特開昭
52−71445号をカナマむシンのデオキシ誘導
䜓の補造の目的に転甚するこずに぀いお怜蚎を行
぀た。この特願昭50−146345号明现曞に瀺された
方法ではカナマむシンを原料物質ずしお甚い、
か぀糖類の氎酞基の䞭で䜍の氎酞基がアシルク
ロラむドピリゞンによるアシル化に際しお反応
性が他の䜍眮の氎酞基に比べ栌段に劣るずいう性
質を利甚しお、カナマむシンのペンタ−−保
護䜓の4″・6″䜍の氎酞基を保護した埌にアルカン
酞クロラむド又はアロむルクロラむド特にベンゟ
むルクロラむドを䜜甚させるが、この時に4′䜍
OHをアシル化せずに3′䜍OH、2′䜍OHをアシル
化しお眮き、その埌にカナマむシンの4′䜍の氎
酞基を遞択的にスルホニル化しお次匏 〔匏䞭、R′はアルキル基又はアリヌル基であり、
W′はメシル基、トシル基、ベンゞルスルホニル
基であり、X′はアルカノむル基特にアセチル基
の劂き炭玠数〜のもの又はアロむル基特にベ
ンゟむル基であり、Y′は匏
【匏】ここで 、P′はそれぞれ氎玠原子、アルキル基又はアリ
ヌル基を瀺すで衚わされるアルキリデン基又は
アラルキリデン基を瀺すか又はシクロアルキリデ
ン基又はテトラヒドロピラニリデン基を瀺す〕を
埗、これをアルカリ性䜎玚アルカノヌル䞭アルカ
リ金属アルコラヌトで凊理しお次匏で瀺さ
れるカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−4′−
゚ピ誘導䜓 匏䞭、R′、Y′は前蚘ず同じ意味を持぀を䞭
間䜓ずしお短い工皋でか぀高収率で埗おいる。 カナマむシンずカナマむシンの構造で異る
点は、前者では2′䜍がアミノ基であり、埌者では
それが氎酞基である点にある。本発明者らはカナ
マむシンの堎合に぀いおカナマむシンのテト
ラ−−保護䜓の4″・6″䜍氎酞基を保護した埌、
アルカン酞ハラむド又はベンゟむルハラむドを䜜
甚させるず、4′䜍OHはアシル化されずに2′・3′及
び2″䜍OHがアシル化され、その埌に遊離の4′䜍
の氎酞基を遞択的にスルホニル化し、そのスルホ
ニル化䜓をアルカノヌル䞭アルカリ金属アルコラ
ヌトで凊理しおさらに3′・4′−アンヒドロ−4′−
゚ピ誘導䜓に導き埗るこずを知芋し、しかもこの
有甚な䞭間䜓を䜿甚しお3′・4′−ゞデオキシカナ
マむシンを補造できるこずを今回認めた。 埓぀お、第の本発明においおは、次の䞀般匏 〔匏䞭はアルキル基、アラルキル基又はアリヌ
ル基を瀺し、はメシル基、トシル基又はベンゞ
ルスルホニル基を瀺し、はアルカノむル基又は
アロむル基を瀺し、は匏
【匏】ここで 、P′はそれぞれ氎玠原子、アルキル基又はアリ
ヌル基を瀺すで衚わされるアルキルデン基又は
アラルキリデン基を瀺すか又はシクロアルキリデ
ン基又はテトラヒドロピラニリデン基を瀺すで
衚わされるカナマむシンの4′−−スルホニル
誘導䜓をアルカリ性の䜎玚アルカノヌル䞭で凊理
しお次の䞀般匏 〔匏䞭、、は前蚘ず同じ意味をも぀〕で衚わ
されるカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−
4′−゚ピ誘導䜓を生成するこずを特城ずする前蚘
匏のカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ
−4′−゚ピ誘導䜓の補造方法を芁旚ずするもので
ある。 本方法を実斜するには、先ずカナマむシンの
個のアミノ基をりレタン型の基にしお保護する
工皋を行い、次匏 ここでは前蚘ず同意矩であるで瀺されるテ
トラ−−保護カナマむシン誘導䜓を生成さ
せ、次いで匏の化合物の4″・6″䜍の氎酞基
を遞択的に保護する工皋を行う。この工皋は公知
のヒドロキシル保護剀ずしおアルキリデン化剀、
アラルキリデン化剀、シクロアルキリデン化剀又
はテトラヒドロピラニリデン化剀を匏の化
合物に反応させるこずにより行われる。この目的
のためには、䟋えばゞメチルホルムアミド䞭で匏
の化合物に宀枩で、䞀般的には15〜25℃の
枩床で觊媒量の−トル゚ンスルホン酞の存圚䞋
に15〜20時間、アセトアルデヒド、・−ゞメ
トキシプロパン、アニスアルデヒド、ベンズアル
デヒド、ゞ゚チルアセタヌルの劂き公知のアルキ
リデン化剀又はアラルキリデン化剀あるいは・
−ゞメトキシシクロヘキサンの劂きシクロヘキ
シリデン化剀又は・−ゞメトキシテトラヒド
ロピラニリデンを䜜甚させるのが良い。これらの
アミノ保護工皋ずヒドロキシル保護工皋ずは特願
昭50−146345号明现曞に蚘茉されるず同じ芁領で
行い埗る。この結果、次匏 〔匏䞭、及びは前蚘の意味を持぀〕で瀺され
る4″・6″−−保護䜓が生成される。さらに匏
の化合物の2′・3′・2″䜍の氎酞基をアシル基
型のヒドロキシル保護基で遞択的に保護する工皋
を行う。この工皋は、䞀般的にはアシルクロラむ
ドの劂きアシル化剀をピリゞン䞭で䜎枩䞋で特に
℃以䞋の枩床で䜜甚させるこずによ぀お行われ
る。このアシル化剀ずしおは適圓なカルボン酞、
特に炭玠数〜のアルカン酞の酞クロラむド、
䟋えば塩化アセチルあるいは塩化ベンゟむルが䜿
甚できる。本工皋で甚いるアシル化剀は塩化ベン
ゟむルが奜たしい。この際、4′䜍OHはアシル化
を受けず、この結果、次匏 匏䞭、、は前蚘ず同じ意味を持ち、はア
シル基、䟋えばアセチル基の劂き䜎玚アルカノむ
ル基、あるいはベンゟむル基の劂きアロむル基で
あるで瀺される2′・3′・2″−トリ−−アシル
化䜓が埗られる。 次に匏の化合物の4′䜍の氎酞基をスルホ
ニル化する工皋を行う。この4′−−スルホニル
化工皋は、塩化メシル、塩化トシル又は塩化ベン
ゞルスルホニルを匏の化合物に察しおピリ
ゞン䞭で䜜甚させるこずによ぀お行われる。反応
枩床は20〜50℃で行うこずができる。本工皋で甚
いる4′−−スルホニル化剀ずしおは塩化メシル
が奜たしい。この工皋によ぀お、第の本発明の
方法で出発原料ずされる次匏 匏䞭、、、は前蚘ず同じ意味を持ち、
はメシル基、トシル基又はベンゞルスルホニル基
であるで瀺される4′−−スルホニル化䜓が埗
られる。 第の本発明の方法では、この匏の化合
物を3′・4′−アンヒドロ化又は3′・4′−゚ピキ
シ化ずもいうする工皋を行う。この3′・4′−゚
ポキシ化工皋は匏の化合物をメタノヌル、
゚タノヌル等の䜎玚アルカノヌルに溶かし、その
溶液䞭でアルカリ金属、䟋えばナトリりム又はカ
リりムのアルコラヌト特に䜎玚アルコキシド、䟋
えばメトキシド又ぱトキシドで凊理しお行われ
る。ナトリりムメトキシド又はナトリりム゚トキ
シドが奜適である。この3′・4′−アンヒドロ化工
皋は宀枩で、䞀般的には15〜20℃の枩床で行い、
たた反応時間は〜時間であるのが適圓であ
る。この工皋によ぀お、2′䜍及び2″䜍のアシル基
の加氎分解的脱離を䌎いながら、次匏 匏䞭、、は前蚘ず同じ意味を持぀で瀺さ
れる3′・4′−アンヒドロ−4′−゚ピ−カナマむシ
ンの保護䜓が埗られる。 本発明の匏の化合物は、特願昭50−
146345号明现曞に瀺されるず同じ芁領でキサント
ゲン酞塩で凊理するず、次匏 で瀺される3′・4′−ゞデオキシ−3′・4′−ゞデヒ
ドロカナマむシン、すなわち3′・4′−ゞデオキ
シ−3′−゚ノカナマむシンの保護䜓を生成し、
次いでこれから脱保護、3′・4′−䞍飜和結合の氎
添による飜和化をさせるず3′・4′−ゞデオキシカ
ナマむシンを補造できる。 他方、その2′䜍及び2″䜍OH基をアシル基、特
にベンゟむル基で保護しおからBull.Chem.Soc.
Japan 52巻号1131〜1134頁1979に蚘茉さ
れた方法に準じおアセトン䞭沃化ナトリりム、酢
酞ナトリりム及び酢酞で凊理するず、次匏XI 匏䞭、及びは前蚘の意矩を有し、R″はア
シル基を瀺すで瀺されるペヌドヒドリン䜓を生
成し、これを぀いでピリゞン䞭塩化ベンゞルスル
ホニルで凊理しお3′−ベンゞルスルホニルオキシ
䜓を埗、さらにこれを90℃で20〜30分加熱するず
察応の3′−゚ネene䜓を生成する。これから
脱保護するず、3′−゚ネ−カナマむシンを生成
するから、これを氎添するず3′・4′−ゞデオキシ
カナマむシンが補造される。なお、匏XIの
ペヌドヒドリン䜓を盎ちにラネヌニツケル觊媒䞊
で氎添した埌に脱保護するず、4′−デオキシカナ
マむシンが埗られた。 カナマむシンから出発しお匏の化合物
を調補し、次に本発明の方法を利甚しお匏
の゚ピ䜓を生成し、さらに3′・4′−ゞデオキシカ
ナマむシン又は4′−デオキシカナマむシンた
で合成する堎合には、デオキシ化の䞭間䜓である
化合物たでの工皋数が少なく、か぀工業的
に有利な方法である。 以䞋、本発明の方法を䟋瀺する実斜䟋、䞊びに
本発明物質の有甚性を瀺す参考䟋によ぀お本発明
を説明する。 参考䟋  (1) テトラ−−−ブトキシカルボニルカナマ
むシンの補造 カナマむシン・硫酞塩17.5ず苛性゜ヌ
ダ2.4を氎120ml、トリ゚チルアミン36ml、ゞ
オキサン200mlの混液に加え撹拌し぀぀、−
ブトキシカルボニル基即ちBoc導入詊薬ずしお
の−ブチル−−・−ゞメチル−ピリ
ミゞン−−むル−チオヌルカヌボネヌト
43.2を加え、宀枩で䞀倜撹拌した。析出した
沈柱を−塩酞぀いで氎で掗い也燥した。収量
2075、〔α〕25 D74.1゜1.0、ゞメチ
ルホルムアミド 元玠分析倀、50.92、7.58、6.45 蚈算倀C38H68N4O19ずしお、51.56
、7.76、6.33 (2) 4″・6″−−シクロヘキシリデン−テトラ−
−−ブトキシカルボニルカナマむシンの
補造 前項(1)で埗た物質10.5をゞメチルホルムア
ミド200mlに溶解し、これに・−ゞメトキ
シシクロヘキサン20ml、−トル゚ンスルホン
酞−氎塩0.4を加え、宀枩で18時間撹拌した。
トリ゚チルアミンで䞭和埌、枛圧濃瞮し、濃瞮
液を氎200mlに泚ぎ、析出した沈柱を取し、
氎掗埌也燥した。収量1196〔α〕25 D
67.01.0、ピリゞン 元玠分析倀、53.82、7.41、5.25 蚈算倀C44H76N4O19ずしお、54.25
、7.95、5.81 (3) 2′・3′・2″−トリ−−ベンゟむル−4″・
6″−−シクロヘキシリデン−テトラ−−
−ブトキシカルボニルカナマむシンの補造 前項(2)で埗た物質11.4をピリゞン200mlに
溶解する。〜℃に冷华埌、塩化ベンゟむル
5.6mlを加え時間反応させる。反応は薄局ク
ロマトグラフむヌ〔シリカゲルメルク瀟〕
にお確認する。反応液に氎mlを加えお過剰の
塩化ベンゟむルを分解埌濃瞮し、濃瞮液を氎
300mlに泚ぎ、析出した沈柱を取し、−重
炭酞ナトリりム氎でよく掗぀た埌、氎掗し也燥
した。 収量14.8。これをシリカゲルクロマトで粟
補し衚題化合物10.275を埗た。〔α〕25 D
100.5゜1.1クロロホルム、融点182〜188
℃。 元玠分析倀、60.31、6.74、4.09 蚈算倀C65H88N4O22ずしお、61.10
、6.96、4.39 (4) 2′・3′・2″−トリ−−ベンゟむル−4″・
6″−−シクロヘキシリデン−4′−−メシル
−テトラ−−−ブトキシカルボニルカナマ
むシンの補造 前項(3)で埗た物質1.9をピリゞン30mlに溶
解しおから塩化メシル0.4mlを加え宀枩で時
間反応させる。反応液に氎0.2mlを加え過剰の
塩化メシルを分解した埌、濃瞮し、氎50mlに泚
ぎ、析出した沈柱を取し、氎掗埌也燥した。 収量2.0定量的。 〔α〕25 D103.3゜1.0、クロロホルム、
融点194〜204℃分解 元玠分析倀、58.48、6.52、4.23
、2.20 蚈算倀C10H90N4O24Sずしお、58.47
、6.71、4.13、2.36 実斜䟋  (1) 3′・4′−アンヒドロ−4′−゚ピ−4″・6″−
−シクロヘキシリデン−テトラ−−−ブト
キシカルボニルカナマむシンの補造 参考䟋、(4)で埗た物質5.1をメタノヌル
100mlに溶解し、ナトリりムメチラヌト1.2を
加え宀枩で時間撹拌し反応させる。氷冷䞋に
濃塩酞で䞭和埌、濃瞮し、氎200mlに泚ぎ、析
出した沈柱を取し氎掗埌也燥した。収量3.1
88。これをシリカゲルクロマトで粟補
しお埗られる衚題化合物の物性倀は次の通りで
ある。 〔α〕25 D54.1゜1.0、ゞメチルホルムア
ミド 融点190〜207℃分解 元玠分析倀、52.14、7.60、6.15 蚈算倀C38H66N4O18ずしお、52.63
、7.69、6.46 参考䟋  3′・4′−ゞデオキシカナマむシンの補造 (1) 3′・4′−アンヒドロ−4′−゚ピ−2′・2″−ゞ
−−ベンゟむル−4″・6″−−シクロヘキシ
リデンテトラ−−−ブトキシカルボニルカ
ナマむシンの補造ず3′・4′−アンヒドロ環の
ペヌドヒドリン䜓ぞの開環 実斜䟋(1)で埗られた物質4.3をピリゞン45
mlに溶解し、塩化ベンゟむルmlを加え宀枩で
時間反応させた。氎mlを加え過剰の塩化ベ
ンゟむルを分解した埌、濃瞮し氎100mlに泚ぎ
析出した沈柱を取し、芏定重炭酞ナトリり
ム氎で掗぀た埌、氎掗し也燥する。これを粟補
せずにアセトン45mlに溶解し酢酞3.3ml、酢酞
ナトリりム0.2、沃化ナトリりム5.8を加
え、時間還流し反応させた。攟冷埌、濃瞮し
æ°Ž200mlに泚ぎ析出した沈柱を取し、氎掗埌
也燥した。収量5.5。これをシリカゲルクロ
マトで粟補しペヌドヒドリン䜓3.971
を埗た。 元玠分析倀、9.31 蚈算倀C52H75N4O20Iずしお、9.84 (2) 2′・2″−ゞ−−ベンゟむル−4″・6″−−
シクロヘキシリデン−3′−゚ノ−テトラ−−
−ブトキシカルボニルカナマむシンの補造 前項(1)で埗られた物質2.6をピリゞン50ml
に溶解する。氷冷しおから塩化ベンゞルスルホ
ニル1.5を加え時間反応させる。氎0.5mlを
加えお過剰の塩化ベンゞルスルホニルを分解し
た埌、90℃で時間凊理した。攟冷埌に濃瞮し
æ°Ž200mlに泚ぎ析出した沈柱を取し氎掗埌也
燥した。収量2.1。これをシリカゲルクロマ
トで粟補し衚題物質1.356を埗た。 〔α〕25 D19.1゜1.0、クロロホルム融
点221〜226℃分解 元玠分析倀、61.78、7.31、4.45 蚈算倀C58H82N4O19ずしお、61.13
、7.27、4.92 (3) 3′−゚ノ−カナマむシンの補造 前項(2)で埗られた物質1.1をメタノヌル20
mlに溶解し、ナトリりムメトキシド0.3を加
え宀枩で時間反応させた。芏定塩酞mlを
加え50℃で時間反応させた。氷冷䞋に芏定
苛性゜ヌダで䞭和し濃瞮した埌、氎50mlに溶解
し、アンバヌラむトCG−50NH+ 430mlのカ
ラムに吞着し、0.3Nのアンモニア氎でクロマ
トグラフ的に分画粟補し、0.3475の衚
題物質を埗た。 〔α〕25 D52.1゜1.0、氎 元玠分析倀、44.36、7.21、10.54
 蚈算倀C18H34N4O9・H2CO3ずしお、
44.51、7.09、10.93 (4) 3′・4′−ゞデオキシカナマむシンの補造 前項(3)で埗られた3′−゚ノ−カナマむシン
A200mgã‚’æ°Ž100mlに溶解し、酞化癜金15mgを加
え氎玠を垞枩垞圧で時間通じた。觊媒を別
しお3′・4′−ゞデオキシカナマむシンA185mgを
埗た。 参考䟋  4′−デオキシカナマむシンの補造 参考䟋(1)で埗られたペヌドヒドリン䜓550mg
をメタノヌル10mlに溶解し、ゞオキサン10mlず氎
mlを加えた。曎にラネヌニツケル2.3を添加
し、垞圧䞋に還元した。觊媒を陀去したのちナト
リりムメチラヌト60mgを加え時間宀枩に攟眮し
た。芏定の塩酞で䞭和し、濃瞮也固した。残枣
を氎掗いしたのち95トリフロロ酢酞4.5mlに加
え宀枩に30分間攟眮した。この反応液を濃瞮也固
し、氎13mlに溶解する。溶解液を−芏定の苛性
゜ヌダ氎溶液でPH7.5に調敎し、アンバヌラむ
トCG−50NH4 +mlに吞着した。氎掗いした
のち0.3芏定アンモニア氎で溶離し、溶離液を濃
瞮也固しお4′−デオキシカナマむシンA105mgを
埗た。このものは文献倀ず䞀臎した。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  次の䞀般匏 〔匏䞭はアルキル基、アラルキル基又はアリヌ
    ル基を瀺し、は匏【匏】ここで、P′は それぞれ氎玠原子、アルキル基又はアリヌル基を
    瀺すで衚わされるアルキリデン基又はアラルキ
    リデン基を瀺すか又はシクロアルキリデン基又は
    テトラヒドロピラニリデン基を瀺す〕で衚わされ
    るカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−4′−゚
    ピ誘導䜓。  次の䞀般匏 〔匏䞭はアルキル基、アラルキル基又はアリヌ
    ル基を瀺し、はメシル基、トシル基又はベンゞ
    ルスルホニル基を瀺し、はアルカノむル基又は
    アロむル基を瀺し、は匏【匏】ここで 、P′はそれぞれ氎玠原子、アルキル基又はアリ
    ヌル基を瀺すで衚わされるアルキリデン基又は
    アラルキリデン基を瀺すか又はシクロアルキリデ
    ン基又はテトラヒドロピラニリデン基を瀺す〕で
    衚わされるカナマむシンの4′−−スルホニル
    誘導䜓をアルカリ性の䜎玚アルカノヌル䞭で凊理
    しお次の䞀般匏 〔匏䞭、は前蚘ず同じ意味をも぀〕で衚わさ
    れるカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−4′−
    ゚ピ誘導䜓を生成するこずを特城ずする前蚘匏
    のカナマむシンの3′・4′−アンヒドロ−
    4′−゚ピ誘導䜓の補造方法。
JP2166680A 1980-02-25 1980-02-25 Kanamycin a derivative and its preparation Granted JPS56118097A (en)

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