JPS582144Y2 - 発電子外付型フライホイルマグネトのロ−タ - Google Patents

発電子外付型フライホイルマグネトのロ−タ

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Publication number
JPS582144Y2
JPS582144Y2 JP1969077U JP1969077U JPS582144Y2 JP S582144 Y2 JPS582144 Y2 JP S582144Y2 JP 1969077 U JP1969077 U JP 1969077U JP 1969077 U JP1969077 U JP 1969077U JP S582144 Y2 JPS582144 Y2 JP S582144Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
magnetic pole
rotor
pole piece
external generator
Prior art date
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Expired
Application number
JP1969077U
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English (en)
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JPS53114008U (ja
Inventor
石原勉
渡辺良一
Original Assignee
澤藤電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 澤藤電機株式会社 filed Critical 澤藤電機株式会社
Priority to JP1969077U priority Critical patent/JPS582144Y2/ja
Publication of JPS53114008U publication Critical patent/JPS53114008U/ja
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 周知の通り、一般の小型エンジンに装着されるフライホ
イルマグネトは碗状のロータ内部に発電子を設けた発電
子外付型のものと、ロータ外部に発電子を設けた発電子
外付型のものとがある。
そして、その両者のロータ本体はアルミ合金などの非磁
性材で磁石およびその磁極片を鋳くるんで形成したもの
と、鉄板または鋳鉄などの磁性材で形成されこれに一蛍
石およびその磁石片を固着したものとがある。
本考案は上記のうちで、碗状のロータ外部に発電子を設
けた発電子外付型フライホイルマグネトで、そのロータ
本体を鋳鉄などの磁性材で碗状に形成し、これに半径方
向に着磁した磁石およびその磁極片を外向きに固着した
ロータの改良tこ関するものである。
従来、発電子外付型フライホイルマグネトのこの種ロー
タは第1図および第2図に示すようなものが提案されて
いる。
まず、第1図に示すものは鋳鉄などの磁性材で碗状に形
成したロータ本体11の筒状部12の一部にU字形の凹
部13を形成し、この凹部13の中央に半径方向に着磁
した磁石14匂よびその磁石片15を、これらの間に接
着剤を介在させて重積し、取付ネジ16で締めつけると
共に、加熱することにより前記接着剤を硬化させて固着
したものである。
しかしながら、この第1図に示すロータは安価で特性の
良好なフェライト磁石を用いると、そのフェライト磁石
は非常に硬く、脆い性質を有するものであるから、前記
取付ネジ16の締付機械による締めつけ時に電熱が生じ
破損するものがある。
また、その時破損に致らなくとも、その時に内部ひずみ
が発生しているものがあり、これがエンジンに装着され
てからの使用中における温度変化による熱ひずみなどが
加算されて電熱が生じ破損に致るものもあるのである。
そこで、上記第1図に示すロータの欠点を防止するため
、第2図に示すロータは鋳鉄などの磁性材で碗状に形成
したロータ本体21の筒状部22の一部外周面に内側に
向けて幅が広くなる凹部23を形成し、この凹部23内
に半径方向に着磁したフェライト磁石24およびこれに
当接した磁極片25を合成樹脂またはアルミ合金などの
非磁性材26でその外周を包囲して圧入固着するように
している。
しかしながら、この第2図に示すロータはロータ本体2
1の筒状部22の一部外周面に内側に向けて幅が広くな
る凹部23を形成し、この煩雑な形状をした凹部23に
磁石24と磁石片25の外周を非磁性材26で包囲して
圧入固着するものであるから、その煩雑な形状の凹部2
3と非磁性材26の嵌合部は綿密で、かつ高精度の仕上
加工をしなければならない。
したがってその加工は著るしく面倒で量産には不向であ
り、結局製造コストが高価となる重大な欠点がある。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、その加工
の簡単容易化を計ることにより量産に適した構成とし、
製造コストを安価とすることのできる発電子外付型フラ
イホイルマグネトのロータを提供することをその目的と
するものである。
以下本考案−実施例を示す第3図乃至第5図を参照して
説明すると、1は鋳鉄などの磁性材よりなるロータ本体
で、このロータ本体1はエンジンの出力軸(図示せず)
に嵌合させるボス部1Aとエンジン冷却用のファン部1
Bと、椀形の筒状部1Cと、その筒状部1Cの1部を完
全に削除した切り込み1Dとが形成されている。
つぎに、2は磁石体で、この磁石体2は半径方向に着磁
されたフェライト磁石3と、このフェライト磁石3の外
側面を複うようにした磁極部4A。
該磁石の両側面部に穿設した漏洩磁束防止用の慣通孔4
Bおよび取付孔4Cを設けた両端部4Dとを有するよう
に折り曲げた外側磁極片4と、前記フェライト磁石3の
内側面に当接した中央部5Aおよび外側磁極片4の両端
部4Dに当接され取付ネジ孔5Cを設けた両端部5Bと
有するように断面円弧状に湾曲した内側磁極片5とが第
5図に示すように接着剤などにより一体に構成されてい
る。
そしてこの磁石体2は第3図および第4図に示すように
ロータ本体1の筒状部1Cに形成した切り込み1Dの中
央に位置するように、前記外側磁極片4つ両端部4Dの
外側面がロータ本体1の筒状1Cの内周面に当接され、
取付ネジ6で固着されている。
なお、外側磁極片4、フェライト磁石3および内側磁極
片5よりなる磁石体2を一体にする加工は、接着剤を用
いるのが普通であるが、両磁極片4.5の両端部4D、
5Bをカシメ固着、スポット溶接などの周知の方法によ
り固着することにより、その両磁極片4,5の間に両者
の弾性でフェライト磁石3を強固に挾持させるようにし
てもよいことはもちろんである。
本考案は上記のように、鋳鉄などの磁性材で碗状に形成
されたロータ本体1の筒状部1Cの一部を削除した切り
込み1Dを設け、この切り込み1Dの中央に、別途とく
に工夫をこらして一体に構成した磁石体2、すなわち、
半径方向に着磁したフェライト磁石3と、このフェライ
ト磁石の外側面を覆うようにすると共に、該磁石の両側
面部に慣通孔4Bを設けた外側磁極片4と、前記フェラ
イト磁石3の内側面および外側磁極片の両端部4D下面
に当接した外側磁極片5とを接着剤などで一体に構成し
た磁石体2を位置させると共に、前記外側磁極片4の両
端部4Dの外側面を前記ロータ本体1の筒状部1Cの内
周面に当接して固着するようにしたものであるから、第
2図に示す従来のロータのようにそのロータ本体と磁石
体とを嵌合する両者の嵌合面の綿密で、かつ高精度の仕
上加工は全く不要であり、その加工はきわめて簡単容易
であるから量産に適している。
そこで、ロータ全体の製造コストを大巾に安価とするこ
とができるので、その実用的顕著な効果大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来この種ロータの一部断面正面
図、第3は本考案−実施例ロータの一部断面正面図、第
4図は同ロータの側断面図、第5図は同ロータの磁石体
の斜視図である。 図中1はロータ本体、1Cは筒状部、1Dは切り込み、
2は磁石体、3はフェライト磁石、4は外側磁極片、4
Bは慣通孔、4Dは端部、5は内側磁極片、5Bは端部
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 半径方向に着磁したフェライト磁石と、該磁石の外側面
    に当接した磁極部と該磁極部の両側に慣通孔を設けると
    共に内径方向に折り曲げた両側面部および該両側面部に
    連らなり周方向に折り曲げた両端部とよりなる外側磁極
    片と、前記磁石の内側面および前記外側磁極片の両端部
    内面に当接した内側磁極片とを備え、前記フェライト磁
    石、外側磁極片および内側磁極片の三者を一体に固着し
    た磁石体を形成し、この磁石体を磁性材で碗状に形成し
    たロータ本体筒状部の一部を削除した切り込みの中央に
    位置させると共に、前記外側磁極片の端部外面を該ロー
    タ本体の筒状部内周面に当接して前記磁石体とロータ本
    体とを取付ネジで固着したことを特徴とする発電子外付
    型フライホイルマグネトのロータ。
JP1969077U 1977-02-18 1977-02-18 発電子外付型フライホイルマグネトのロ−タ Expired JPS582144Y2 (ja)

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JP1969077U JPS582144Y2 (ja) 1977-02-18 1977-02-18 発電子外付型フライホイルマグネトのロ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS53114008U JPS53114008U (ja) 1978-09-11
JPS582144Y2 true JPS582144Y2 (ja) 1983-01-14

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ID=28849265

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JP1969077U Expired JPS582144Y2 (ja) 1977-02-18 1977-02-18 発電子外付型フライホイルマグネトのロ−タ

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