JPS6141393Y2 - - Google Patents

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JPS6141393Y2
JPS6141393Y2 JP14178479U JP14178479U JPS6141393Y2 JP S6141393 Y2 JPS6141393 Y2 JP S6141393Y2 JP 14178479 U JP14178479 U JP 14178479U JP 14178479 U JP14178479 U JP 14178479U JP S6141393 Y2 JPS6141393 Y2 JP S6141393Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
stator
frames
inner periphery
cylindrical part
Prior art date
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JP14178479U
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JPS5657654U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、車両用交流発電機に関し、より詳細
にはこれにおける一対のフレームおよびステータ
の固定構造の改良に関する。
従来周知の車両用交流発電機では、ステータの
外縁両端部に皿状をなした一対のフレームの開口
端をそれぞれ嵌合することにより、ステータを一
対のフレーム間に挾持し、かつ一対のフレームに
打込まれたベアリングの芯出しを行なつていた。
そして一対のフレームをビスにより相互に固定し
ていた。しかしながら、この構造では、両ベアリ
ングをそれぞれ有する両フレームの間にステータ
が介在するので、両ベアリングの芯を高精度で一
致させることが困難で、このため両ベアリングに
支持されたロータが回転時に異常振動することが
あり、特に高速回転時にその恐れが著しかつた。
また、ステータは数本のビスによる一対のフレー
ムの固定でこの一対のフレーム間に挾持されるだ
けで、かつフレームとの嵌合部の面積も少ないの
で、固定強度が弱く、振動により嵌合部が容易に
摩耗したり、大きな磁気音を発生したりしてい
た。その他、上述の如くフレームとステータとの
嵌合部の面積が少ないので、ステータコイルの発
熱をフレームに良好に伝導することができず、ス
テータコイルの冷却性が悪かつた。
そこで本考案は、回転軸を支持する2つのベア
リングの芯出しを容易にし、かつステータの強固
な固定を可能にすることを目的としたものであ
る。
本考案の一実施例を示す第1図および第2図に
おいて、第1および第2のフレーム10,20は
いずれも概略皿状で、底部11,21および円筒
部12,22を有し、底部の中心にベアリング嵌
合部13,23を有している。第2のフレーム2
0の筒部22は第1のフレーム10の筒部12の
内周にすき間なく嵌合され、この状態で第1およ
び第2のフレーム10,20は互いに固定されて
いる。第2のフレーム20の筒部22の外周には
3個のステー部24が、これに対応して第1のフ
レーム10の筒部12の開口端外周にも3つのス
テー部14が設けられており、上記両フレーム1
0,20の固定は、ビス30にてステー部24と
14とを締付けることにより行なわれている。な
お、この固定には後述のステータも関係する。
ステータ40は環状のステータコア41および
ステータコイル42から構成されている。ステー
タコア41は第1のフレーム10の筒部12の内
周にすき間なく嵌装され、一端では第1のフレー
ム筒部12の内周に設けられたステータ当接面を
なす段状の位置決め部15で位置決めされてい
る。そして、ステータコア41の他端には第2の
フレーム20の筒部22の端面(ステータ当接面
をなす)25が当接しており、ステータコア41
すなわちステータ40は、第1および第2フレー
ム10,20相互の締付けによつて、位置決め部
15と端面25との間に挾まれて固定されてい
る。このステータ40の挾持を確実なものとする
ため、両フレーム10,20のステー部14,2
4の間にはギヤツプが存在するよう構成されて
いる。
ロータ50は周知のもので、その回転軸51
が、第1、第2のフレーム10,20のベアリン
グ嵌合部13,23に圧入固定されたベアリング
52,53により回転自在に支持され、図示しな
いエンジンにより回転されるようになつている。
なお、ステータ40を両フレーム10,20で
強固に挾持する方法としては、ビス30とギヤツ
プとを利用する他、皿バネの利用、あるいは両
フレームのまき締めによる固定によつてもよい。
上記した本考案によれば、回転軸51を支持す
る2つのベアリング52,53の芯出しが、ステ
ータを介することなく、両フレーム10,20の
直接の嵌合により行なわれるので、従来のものに
比べて嵌合部が一箇所少なくなり、この分だけ芯
出しが容易となり、芯出し精度が向上する。従つ
て、ロータ回転時の異常振動が防止され、ロータ
の高速回転による発電機の出力アツプが可能とな
る。また、ステータ40の外周部の全面がフレー
ムの筒部内周に接していてステータの受け面積が
広いので、ステータの固定強度が向上し、この結
果、外部からの振動によつてもステータおよびフ
レームの異常摩耗を防止し、磁気音の発生を防止
することができる。その上、フレームとステータ
間の熱伝導がよくなり、ステータコイルの十分な
冷却が可能となる。さらに両フレームを締付ける
だけでステータの軸方向の十分なる固定ができ、
従来と全く同じ部品点数で強固な固定ができ、外
部よりの高振動に耐えることが可能になり、又、
プーリP側の第1のフレーム10と取付ステーS
とを一体に構成しているのでプーリPに強いベル
ト張力が作用しても第1フレームと第2フレーム
とステータとの間の寸法関係に変化がなく、この
点から特に高速駆動型の車両用交流発電機に適す
る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる交流発電機の断面正面
図、第2図は第1図に示した第2のフレーム20
の側面図である。 10,20…第1,第2のフレーム、11,2
1…底部、12,22…筒部、13,23…ベア
リング嵌合部、15,25…ステータ当接面、4
0…ステータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底部および筒部を有し底部中心にベアリング嵌
    合部を持つた概略皿状の第1のフレーム10およ
    び第2のフレーム20を有し、第1のフレーム1
    0の筒部12内周に第2のフレームの筒部22を
    嵌装しており、かつ前記第1のフレーム10の内
    周に環状のステータ40の外周部を接触させて前
    記第1のフレーム10と第2のフレーム20との
    間に前記ステータ40を配設しており、前記第1
    のフレーム10と第2のフレーム20とが締めつ
    けられて前記第1のフレーム10の内周側に段状
    の位置決め部15と前記ステータ40の外周側の
    一端面とが密着されており、かつ前記ステータ4
    0の外周側の他端面と前記第2のフレームの端面
    25とが密着されており、前記第1のフレーム1
    0と一体的に取付ステーSが設けられており、前
    記ステータ40の内周に前記第1のフレーム10
    と第2のフレーム20の夫々のベアリング嵌合部
    に軸支されロータ50と共に回転する回転軸51
    が設けられており、該回転軸51には前記第1の
    フレーム10の外側において該第1のフレーム1
    0に近接してプーリPが固着されていることを特
    徴とする車両用交流発電機。
JP14178479U 1979-10-12 1979-10-12 Expired JPS6141393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14178479U JPS6141393Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

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JP14178479U JPS6141393Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5657654U JPS5657654U (ja) 1981-05-18
JPS6141393Y2 true JPS6141393Y2 (ja) 1986-11-25

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ID=29373100

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JP14178479U Expired JPS6141393Y2 (ja) 1979-10-12 1979-10-12

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JP5718391B2 (ja) * 2013-02-22 2015-05-13 三菱電機株式会社 回転電機

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JPS5657654U (ja) 1981-05-18

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