JPH0842668A - 車両変速機および変速機用ファスナ部材 - Google Patents

車両変速機および変速機用ファスナ部材

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JPH0842668A
JPH0842668A JP7140790A JP14079095A JPH0842668A JP H0842668 A JPH0842668 A JP H0842668A JP 7140790 A JP7140790 A JP 7140790A JP 14079095 A JP14079095 A JP 14079095A JP H0842668 A JPH0842668 A JP H0842668A
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JP
Japan
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vehicle transmission
gearbox
stator
groove
fastener
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Application number
JP7140790A
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English (en)
Inventor
Jean-Claude Courtois
− クロード クールトワ ジャン
Jean-Yves Disson
− イブ ディソン ジャン
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Labavia SGE SARL
Original Assignee
Labavia SGE SARL
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K49/00Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes
    • H02K49/02Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type
    • H02K49/04Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type
    • H02K49/046Dynamo-electric clutches; Dynamo-electric brakes of the asynchronous induction type of the eddy-current hysteresis type with an axial airgap
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
    • H02K1/18Means for mounting or fastening magnetic stationary parts on to, or to, the stator structures
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/2186Gear casings

Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関内の連続点火によって生じるねじり
振動によって車両変速機の歯車箱ハウジングのためのフ
ァスナ部材に生じる疲労を、その寸法の過大化に依存す
ることなしに減じさせる改良された機構のファスナ手段
を提供する。 【構成】 変速機は歯車箱3と渦電流リターダ4とを有
し、該リターダの固定子5は歯車箱のハウジング31
ファスナ部材7によって結合され、回転子6は歯車箱出
口軸32 に結合されている。ファスナ部材7は少なくと
も2つの剛性金属部分11、12を有し、前者は固定子
に、後者は回転子に結合されている。各剛性金属部分は
支え面13、14を有し、該支え面はエラストマの薄層
15によって分離されている。薄層15は剛性金属部分
11、12の若干量の相対角変位を許すように支え面1
3、14に接着されている。2つの剛性部分は回転子と
固定子の間の空気ギャップ10の幅に平行の方向に互い
に相対して運動し得ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両特に大型トラックの
ための変速機であってそれぞれ渦電流リターダを有する
変速機に関するものである。また、本発明はそのような
変速機のためのファスナ部材に関するものである。
【0002】さらに明細に述べると、本発明は内燃機関
と結合され得かつハウジングおよび出口軸を有する歯車
箱と、固定子および回転子を備えた渦電流リターダとを
有する車両変速機であって、前記固定子が少なくとも1
つのファスナ部材を有するファスナ手段によって歯車箱
ハウジングに固定されており、かつ、前記回転子が歯車
箱出口軸に結合されており、前記固定子と回転子の一方
が歯車箱出口軸に中心を合せて配置された電磁極のリン
グを有し他方がやはり歯車箱出口軸に中心を合せて配置
されている磁性体から成る少なくとも1つの環状要素を
有し、前記電磁極と環状要素が小さい幅の空気ギャップ
によって互いに離されている車両変速機に関する。
【0003】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】この
形式の車両変速機においては、歯車箱ハウジングは車両
の内燃機関によって発生される振動を渦電流リターダの
固定子に伝達する。特に、この振動は機関内部で生じる
連続点火によって発生される、歯車箱出口軸のまわりの
ねじり振動を含んでいる。
【0004】このねじり振動はファスナ部材に疲労を生
じさせ、先行技術においては、ファスナ部材の寸法を過
大化することによって補正されている。
【0005】しかし、そのような寸法過大化は車両重量
の望ましくない増加を招くにいたる。また、寸法過大化
の程度が内燃機関の増し続ける設計出力の観点から十分
であるかどうか確かでない。
【0006】本発明の特別の目的はこのような問題を解
決することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的のため、本発明
によれば、上記したタイプの車両変速機は、本質的に、
前記ファスナ部材が前記渦電流リターダの前記固定子と
前記歯車箱ハウジングとにそれぞれ固定的に結合された
2つの剛性部分を有し、これら2つの剛性部分のおのお
のが前記歯車箱出口軸のまわりに中心を合せて配置され
た回転面の少なくとも一部分に一致する支え面を有し、
これら2つの支え面が互いに対向して配置されており、
かつ、エラストマ材料から成る層によって分離されてお
り、エラストマ材料から成る前記層が前記歯車箱出口軸
のまわりにおける回転時に前記2つの剛性部分の相対的
な若干量の角変位を許すように前記2つの支え面に接着
されており、前記2つの剛性部分が空気ギャップの幅に
平行の方向に互いに対して実質的に運動し得ないことを
特徴とする。
【0008】いくつかの好ましい実施例において、下記
構成の1つまたはそれ以上が使用され得る:
【0009】・ 前記2つの支え面の1つが半径方向に
開いた溝の形状にされており、一方、他の1つが前記溝
の形状に対して実質的に相補形である突出部分であり、
該突出部分が前記溝のなかに半径方向に突入しており、
前記ファスナ手段が前記歯車箱出口軸のまわりに角方向
に分散配置されており、前記溝と前記突出部分との間に
配置されたエラストマ材料から成る前記層が、少なくと
も前記空気ギャップの幅に平行の方向において、前記空
気ギャップの幅に平行の前記方向における前記2つの剛
性部分の互いに対する実質的にいかなる相対変位をも防
ぐのに十分に小さい厚さにされている。
【0010】・ エラストマ材料から成る前記層の厚さ
が1mmから3mmの範囲内に含まれている。
【0011】・ 前記空気ギャップの幅が軸方向に延び
ており、前記エラストマ材料が、前記溝内に突入してい
る突出部分の両側において、少なくとも軸方向に配置さ
れている。
【0012】・ 前記溝が基面を備えた実質的にチャン
ネル形状の横断面を有し、前記エラストマ材料がまた前
記突出部分と前記チャンネル横断面の溝の基面との間に
半径方向に配置されており、かくして、所定の取付けこ
わさ若しくは取付け剛性が軸方向、半径方向および円周
方向のおのおのにおいて選択され得る。
【0013】・ 前記エラストマ材料がシリコーンであ
る。
【0014】・ 前記ファスナ手段が前記歯車箱出口の
まわりに角方向に分散配置された複数のファスナ部材を
有し、各ファスナ部材の前記支え面が50mmから10
0mmの範囲内に含まれる曲線長さ(L)にわたってお
のおの角方向に延びている。
【0015】・ 前記ファスナ手段が複数のファスナ部
材を有し、少なくとも1つのファスナ部材がその2つの
剛性部分の1つと一体であるストッパであって第1の角
方向における前記歯車箱ハウジングに対する前記固定子
の角変位を制限するためその2つの剛性部分の他の1つ
と当接するように意図されているものを有し、かつ、少
なくとも1つのファスナ部材がその2つの剛性部分の1
つと一体であるストッパであって第2の角方向における
前記歯車箱ハウジングに対する固定子の角変位を制限す
るためその2つの剛性部分の他の1つと当接するように
意図されているものを有する。
【0016】・ エラストマ材料から成る前記層の一部
分が、前記ストッパと該ストッパと協働する前記剛性部
分との間に若干の隙間を画成して配置されている。
【0017】さらに、本発明はまた上記の如き車両変速
機内の歯車箱ハウジングに渦電流リターダの固定子を取
付けるためのファスナ部材であって、2つの剛性部分を
有し、各剛性部分が該部分を渦電流リターダの固定子お
よび歯車箱ハウジングにそれぞれ固定的に結合するため
の取付手段を有し、これら2つの剛性部分のおのおの
が、前記固定子が前記ファスナ部材によって歯車箱ハウ
ジングに取付けられるとき歯車箱ハウジングのまわりに
中心を合せて配置された回転面の少なくとも一部分に一
致する支え面を有し、前記2つの支え面が互いに対向し
て配置されており、かつ、エラストマ材料から成る層に
よって分離されており、前記2つの支え面の1つが半径
方向内方へ開いた溝の形状にされており、一方、他の1
つが前記溝の形状に対して実質的に相補形である突出部
分であり、該突出部分が前記溝のなかに半径方向に突入
しており、エラストマ材料から成る前記層が軸方向に突
出部分の両側に配置されており、かつ、半径方向に突出
部分と溝との間に配置されていることと、前記層が1m
mから3mmまでの範囲内の厚さを有することとを特徴
とするファスナ部材を提供する。
【0018】本発明のその他の特徴および利点は、添付
図面を参照して非制限的例として提供される本発明の一
実施例に関する下記説明から明らかになるであろう。
【0019】
【実施例】図1に概略的に示されている原動力装置は、
単一組立体において、機関1、クラッチ2、歯車箱3お
よび渦電流リターダ4を有する。歯車箱3はクラッチ2
を介して機関1と連結され、渦電流リターダ4は歯車箱
3の出口軸に永久連結されている。
【0020】渦電流リターダ4の歯車箱3に対する取付
けは、より詳細に図2に示されている。渦電流リターダ
4は歯車箱ハウジング31 に結合された固定子5、およ
び歯車箱出口軸32 に固定された回転子6であって回転
軸線33 を中心として前記出口軸と一緒に回転するもの
を有する。
【0021】示された例において、回転子6は2つの半
径方向に延びた円板8を有し、これら円板8は互いに軸
方向に離されており、かつ、それらは冷却フィンを形成
しているブレード30の2つのリングおよび中間板32
にねじ留めされた2つの環31を介して半径方向内方に
歯車箱出口軸32 と結合されている。
【0022】各円板8に対面して、固定子5は電磁極9
のリングを有する。各リング内において、電磁極9は交
互に北極と南極であり、それらはリングと対面する円板
8から極めて小さい軸方向幅、すなわち概ね1mmか
ら3mmまでの範囲でありしばしば約1.5mm、の半
径方向に延びた空気ギャップ10によって分離されてい
る。空気ギャップ10の幅は、渦電流リターダ4の動作
間、歯車箱出口軸32の取付けにおける遊びおよび熱膨
張によって、変化することがある。
【0023】前記2つの電磁極リングの電磁極9は対に
して接続されており、各対の電磁極は、コイル18が電
流によって付勢されるときコイル18によって磁化され
る。
【0024】各コイル18は対の電磁極9の間において
軸方向に延びている強磁性体から成る鉄心19を包囲し
ている。また、電磁極9は鉄心19の軸方向端部によっ
て簡単に構成され得る。
【0025】固定子5の電磁極9、コイル18および鉄
心19は一般的に非磁性体から成るフランジ20と一体
にされており、該フランジ20自体は渦電流リターダ4
のまわりに角度方向に分散配置されたファスナ部材7に
よって歯車箱ハウジング31に結合されている。
【0026】図3において見られるように、固定子5が
実質的に方形である場合、4個のそのようなファスナ部
材7が固定子5のフランジ20の4つのコーナに配置さ
れている。
【0027】図4においてさらに詳細に示されるよう
に、各ファスナ部材7は2つの剛性金属部分11、12
を有し、これら剛性金属部分はそれぞれ歯車箱ハウジン
グおよび渦電流リターダ4の固定子5のフランジ20に
固定結合されている。
【0028】第1の剛性金属部分11はそれが歯車箱ハ
ウジングに結合されるのを可能にするねじ21を受容す
るねじ穴111 を有する。
【0029】また、第1の金属部分11は半径方向内方
へ開いている溝13であって回転軸線33 を中心とする
回転面の一部に一致するものを有する。示された例にお
いて、溝13は実質的に直線で囲まれた基面とやはり実
質的に直線で囲まれた2つの側面とを有する溝形の横断
面を有する。
【0030】第2の剛性金属部分12は、やはり、該金
属部分12が中間部分22によって固定子5のフランジ
20に結合されることを可能にするねじ穴121 を貫設
されており、該ねじ穴121 に係合しているねじ23が
前記中間部分22を通って延びている。さらに、剛性調
整シム24が前記中間部分22と剛性金属部分12との
概ね中間に配置されている。
【0031】剛性金属部分12は半径方向外方に指向さ
れた突出部分14であって溝13に対して実質的に相補
的に形づくられているものを有する。しかし、該突出部
分14はエラストマ材料、好ましくはシリコーン、の薄
層15を詰められた空間によって溝13の基面および2
つの側面から離されている。前記薄層15は連続してい
ることが好ましいが、不連続であってもおそらくさしつ
かえない。
【0032】エラストマ材料の薄層15は1mmから3
mmまでのオーダー、例えば約2mm、の小さい厚さ
を有する。この厚さは、軸方向および半径方向における
取付こわさを制御するために溝13の基面および側面に
沿って異なり得る。さらにまた、円周方向における取付
こわさも溝13の曲線長さによって制御され得る。
【0033】図5に示されているように、溝13は最も
普通の場合において50mmから100mmの範囲、例
えば約80mm、の曲線長さLに亙って、第1の剛性金
属部分11の角範囲全体にわたって延びている。
【0034】したがって、第2の剛性金属部分12は、
軸線33 を中心とする回転において、第1の剛性金属部
分11に相対して角変位を生じ、エラストマの薄層15
は剪断作用を受けしめられる。
【0035】例えば、厚さ1mmから3mmのシリコー
ンから成るエラストマ層の場合、約0.5mmから1.
5mmの前記2つの金属部分間における相対角変位が容
易に得られる。
【0036】対照的に、エラストマ薄層の小さな厚さの
故に、軸方向および半径方向における金属部分11、1
2の間の変位は極めて小さい。例えば、約1mmから3
mmの厚さを有するシリコーンから成るエラストマの薄
層15の場合を検討すると、0.02mmに制限される
金属部分11、12間の相対軸方向および半径方向変位
を得ることが可能である。このようにして、固定子と回
転子との間の無接触をもはや保証しないリスクを冒す値
まで空気ギャップ10の1つの幅を減らす危険が無くさ
れる。
【0037】好ましいが必須的ではない改良によれば、
少なくとも1つのファスナ部材7の剛性金属部分11に
金属ストッパ16を固定することが可能である。該金属
ストッパは例えば第1の剛性金属部分11に溶接され得
る。この金属ストッパ16は、それに第2の剛性金属部
分12が接触するとき、規定された角方向への第1の剛
性金属部分11に対する第2の剛性金属部分12の相対
角変位を制限するように、溝13の角端部に配置され得
る。
【0038】エラストマの薄層15は、特にエラストマ
材料が摩耗した場合に、金属ストッパ16と第2の剛性
金属部分12との間の衝撃を吸収するように、金属スト
ッパ16に面する第2の剛性金属部分12の側面に沿っ
て延びていることが有利である。したがって、約0.5
mmの隙間がエラストマの薄層15の該延長部と金属
ストッパ16との間に設けられている。
【0039】全く同じ金属ストッパ16が、少なくとも
1つの他のファスナ部材7において、またはおそらく同
じファスナ部材7において、反対角方向に設けられる。
【0040】本発明は以上説明された実施例に限定され
ず、特に、空気ギャップの幅が軸方向でなく半径方向に
指向されている修正型、渦電流リターダの固定子が2次
磁気回路を構成し、一方、回転子が磁界誘導磁極を担持
する修正型、渦電流リターダの回転子が2つより多い複
数の強磁性体円板を有する修正型、異なるファスナ部材
7が単一の機能組立体を形成するために互いに結合され
ている修正型、ファスナ部材の溝13が半径方向外方へ
開いており、半径方向内方へは開いていない修正型、お
よび、溝13が固定子に取付けられた剛性金属部分に形
成されているが、突出部分14は歯車箱ハウジングに取
付けられた剛性金属部分に形成されている修正型を含む
すべての本発明の修正型を包含する。
【図面の簡単な説明】
【図1】大型トラックのための原動力装置の概略図。
【図2】図1の原動力装置の歯車箱ハウジングに取付け
られた渦電流リターダの部分軸方向断面図。
【図3】図2の矢印III の方向に見たときの概略正面
図。
【図4】図2の一部分の詳細図。
【図5】図4の線V−Vに沿った断面図。
【符号の説明】
1 内燃機関 3 歯車箱 4 渦電流リターダ 5 固定子 6 回転子 7 ファスナ部材 8 円板 9 電磁極 10 空気ギャップ 11 剛性金属部分 12 剛性金属部品 13 溝 15 薄層 16 金属ストッパ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関(1)と結合でき、かつ、ハウ
    ジング(31 )および出口軸(32 )を有する歯車箱
    (3)と、固定子(5)および回転子(6)を備えた渦
    電流リターダ(4)とを有する車両変速機であって、前
    記固定子が少なくとも1つのファスナ部材(7)を有す
    るファスナ手段によって歯車箱ハウジング(31 )に固
    定されており、かつ、前記回転子が歯車箱出口軸
    (32 )に結合されており、前記固定子と回転子の一方
    が歯車箱出口軸(32 )と中心を合せて配置された電磁
    極(9)のリングを有し他方がやはり歯車箱出口軸(3
    2 )と中心を合せて配置されている磁性体から成る少な
    くとも1つの環状要素(8)を有し、前記電磁極(9)
    と環状要素(8)が小さい幅(e)の空気ギャップ(1
    0)によって互いに離されている変速機において、ファ
    スナ部材(7)が渦電流リターダ(4)の固定子(5)
    と歯車箱ハウジング(31 )とにそれぞれ固定的に結合
    された2つの剛性部分(11、13)を有し、これら2
    つの剛性部分のおのおのが歯車箱出口軸(32 )のまわ
    りに中心を合せて配置された回転面の少なくとも一部分
    に一致する支え面(13、14)を有し、これら2つの
    支え面(13、14)が互いに対向して配置されてお
    り、かつ、エラストマ材料から成る層(15)によって
    分離されており、前記エラストマ材料から成る層(1
    5)が歯車箱出口軸(32 )のまわりにおける回転時に
    前記2つの剛性部分(11、12)の相対的な若干量の
    角変位を許すように2つの支え面(13、14)に接着
    されており、前記2つの剛性部分(11、12)が空気
    ギャップ(10)の幅(e)に平行の方向に互いに対し
    て実質的に運動し得ないことを特徴とする車両変速機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両変速機において、
    前記2つの支え面の1つが半径方向に開いた溝(13)
    の形状にされており、一方、他の1つが前記溝(13)
    の形状に対して実質的に相補形である突出部分(14)
    であり、該突出部分が前記溝(13)のなかに半径方向
    に突入しており、前記ファスナ手段(7)が歯車箱出口
    軸(32 )のまわりに角方向に分散配置されており、溝
    (13)と突出部分(14)との間に配置されたエラス
    トマ材料から成る層(15)が、少なくとも空気ギャッ
    プ(10)の幅(e)に平行の方向において、空気ギャ
    ップ(10)の幅に平行の前記方向における前記2つの
    剛性部分の互いに対する実質的にいかなる相対変位をも
    防ぐのに十分に小さい厚さ(u)にされている車両変速
    機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両変速機において、
    エラストマ材料から成る層(15)の厚さが1mmから
    3mmの範囲内に含まれている車両変速機。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の車両変速機に
    おいて、空気ギャップ(10)の幅(e)が軸方向に延
    びており、前記エラストマ材料が溝(13)内に突入し
    ている突出部分(14)の両側において少なくとも軸方
    向に配置されている車両変速機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の車両変速機において、
    溝(13)が基面を備えた実質的にチャンネル形状の横
    断面を有し、前記エラストマ材料がまた突出部分(1
    4)と前記チャンネル状断面の溝の基面との間に半径方
    向に配置されている車両変速機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5の何れか一つの項に記載
    の車両変速機において、エラストマ材料がシリコーンで
    ある車両変速機。
  7. 【請求項7】 請求項1から6の何れか一つの項に記載
    の車両変速機において、ファスナ手段(7)が歯車箱出
    口軸(32 )のまわりに角方向に分散配置された複数の
    ファスナ部材を有し、各ファスナ部材の支え面(13、
    14)が50mmから100mmの範囲にある曲線長さ
    (L)にわたっておのおの角方向に延びている車両変速
    機。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れか一つの項に記載
    の車両変速機において、ファスナ手段(7)が複数のフ
    ァスナ部材を有し、少なくとも1つのファスナ部材
    (7)がその2つの剛性部分(11、12)の1つと一
    体であるストッパ(16)であって第1の角方向におけ
    る歯車箱ハウジング(31 )に対する固定子(5)の角
    変位を制限するためその2つの剛性部分の他の1つと当
    接するように意図されているものを有し、かつ、少なく
    とも1つのファスナ部材(7)がその2つの剛性部分
    (11、12)の1つと一体であるストッパ(16)で
    あって第2の角方向における歯車箱ハウジング(31
    に対する固定子(5)の角変位を制限するためその2つ
    の剛性部分の他の1つと当接するように意図されている
    ものを有する車両変速機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の車両変速機において、
    エラストマ材料から成る層(15)の一部分が、ストッ
    パ(16)と該ストッパと協働する前記剛性部分との間
    に若干の隙間(j)を隔てて配置されている車両変速
    機。
  10. 【請求項10】 請求項5による車両変速機内の歯車箱
    ハウジング(31 )に渦電流リターダ(4)の固定子
    (5)を取付けるためのファスナ部材(7)において、
    該ファスナ部材(7)が2つの剛性部分(11、12)
    を有し、各剛性部分が該部分を渦電流リターダ(4)の
    固定子(5)および歯車箱ハウジング(31 )にそれぞ
    れ固定的に結合するための取付手段(111 、121
    を有し、これら2つの剛性部分(11、12)のおのお
    のが、前記固定子(5)が前記ファスナ部材によって歯
    車箱ハウジング(31 )に取付けられるとき歯車箱出口
    軸(32 )のまわりに中心を合せて配置された回転面の
    少なくとも一部分に一致する支え面(13、14)を有
    し、前記2つの支え面(13、14)が互いに対向して
    配置されており、かつ、エラストマ材料から成る層(1
    5)によって分離されており、前記2つの支え面の1つ
    が半径方向内方へ開いた溝(13)の形状にされてお
    り、一方、他の1つが前記溝(13)の形状に対して実
    質的に相補形である突出部分(14)であり、該突出部
    分が前記溝のなかに半径方向に突入しており、エラスト
    マ材料から成る前記層(15)が軸方向に突出部分(1
    4)の両側に配置されており、かつ、半径方向に突出部
    分(14)と溝(13)との間に配置されており、前記
    層(15)が1mmから3mmまでの範囲内の厚さを有
    するファスナ部材。
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