JPS58209809A - 透明導電膜の形成方法 - Google Patents
透明導電膜の形成方法Info
- Publication number
- JPS58209809A JPS58209809A JP57092877A JP9287782A JPS58209809A JP S58209809 A JPS58209809 A JP S58209809A JP 57092877 A JP57092877 A JP 57092877A JP 9287782 A JP9287782 A JP 9287782A JP S58209809 A JPS58209809 A JP S58209809A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transparent conductive
- conductive film
- pinholes
- heat treatment
- forming
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は各種半導体装置等において透明電極として用
いられる透明導電膜の形成方法に関する。
いられる透明導電膜の形成方法に関する。
透明導電膜の形成方法としては、従来より、酸化インジ
ウム錫を電子ビーム加熱法により真空蒸着する方法、イ
ンジウム錫合金を酸素雰囲気中で活性蒸着する方法、酸
化インジウム錫をターゲットとしてスパッタリングする
方法、インジウム錫合金をターゲットとして酸素を含む
ガス中で活性スパッタリングする方法などがある。
ウム錫を電子ビーム加熱法により真空蒸着する方法、イ
ンジウム錫合金を酸素雰囲気中で活性蒸着する方法、酸
化インジウム錫をターゲットとしてスパッタリングする
方法、インジウム錫合金をターゲットとして酸素を含む
ガス中で活性スパッタリングする方法などがある。
ところが、これらの真空蒸着、スパッタリング法で形成
した透明導電膜は、ピンホール(あるいは化学的に弱い
部分)が多数存在する。そのため、COD、TPT 等
の素子に応用する場合ピンホールの存在により、素子の
特性を非常に劣化させる恐れがある。
した透明導電膜は、ピンホール(あるいは化学的に弱い
部分)が多数存在する。そのため、COD、TPT 等
の素子に応用する場合ピンホールの存在により、素子の
特性を非常に劣化させる恐れがある。
また、得られた透明導電膜の熱処理の方法としては、空
気中、水素気流中、フォーミングガス(10%H!、9
0%Nt)中、Ar気流中等での熱処理があるが、これ
らの熱処理では、透明導電膜内の金属元素がガスにより
酸化、還元されるか、あるいはガス内のAr等の元素が
透明導電膜内に入り込む事などがあるため、これらの熱
処理によるピンホールの消滅は見られない。
気中、水素気流中、フォーミングガス(10%H!、9
0%Nt)中、Ar気流中等での熱処理があるが、これ
らの熱処理では、透明導電膜内の金属元素がガスにより
酸化、還元されるか、あるいはガス内のAr等の元素が
透明導電膜内に入り込む事などがあるため、これらの熱
処理によるピンホールの消滅は見られない。
この発明は上述した従来方法の欠点を改良し、透明導電
膜内のピンホールを消滅せしめる方法を提供することを
目的とする。
膜内のピンホールを消滅せしめる方法を提供することを
目的とする。
スパッタリングあるいは真空蒸着法等により基板上に形
成した透明導電膜を真空容器に導入し、容器内をI X
10 ”Torr以下に排気して、所定温度で熱処理
を行う。透明導電膜が酸化インジウム錫のとき、好まし
い熱処理温度範囲は200〜aOO℃である。
成した透明導電膜を真空容器に導入し、容器内をI X
10 ”Torr以下に排気して、所定温度で熱処理
を行う。透明導電膜が酸化インジウム錫のとき、好まし
い熱処理温度範囲は200〜aOO℃である。
8Iウエーハー上に810.膜を形成した基板にスパッ
タリングあるいは真空蒸着法により透明導電膜を形成す
る。これをフッ化アンモン中に浸すと透明導電膜にピン
ホールが存在する場合、810.膜がエツチングされ透
明導電膜のピンホールが観察できる。この方法により、
従来の製造法で形成した透明導電膜のピンホールを観察
すると、多数存在するパととがわかる。
タリングあるいは真空蒸着法により透明導電膜を形成す
る。これをフッ化アンモン中に浸すと透明導電膜にピン
ホールが存在する場合、810.膜がエツチングされ透
明導電膜のピンホールが観察できる。この方法により、
従来の製造法で形成した透明導電膜のピンホールを観察
すると、多数存在するパととがわかる。
ところが、8i0.膜上に透明導電膜を形成したのち、
真空中で熱処理を行うと、フッ化アンモン中に浸しても
Sin、膜のエツチングが観察されない。つまり、この
発明の方法によれば、透明導電膜のピンホールを効果的
に消滅せしめることができる。
真空中で熱処理を行うと、フッ化アンモン中に浸しても
Sin、膜のエツチングが観察されない。つまり、この
発明の方法によれば、透明導電膜のピンホールを効果的
に消滅せしめることができる。
数%のS n O,を含むI n 10sをターゲット
とし、Arと0.の混合気体中でDCスパッタリングを
行い、第1図に示すようにガラス基板11−ヒに酸化イ
ンジウム錫透明導電膜12を形成する。
とし、Arと0.の混合気体中でDCスパッタリングを
行い、第1図に示すようにガラス基板11−ヒに酸化イ
ンジウム錫透明導電膜12を形成する。
この透明導電膜を真空容器内に導入し、容器内の真空度
がI X 10 ”Torr以下になるまで排気する。
がI X 10 ”Torr以下になるまで排気する。
そこでガラス基板を400℃ に加熱し、30分間熱処
理を行う。
理を行う。
また、ピンホールの有無を判断するための参照用試料と
して、第2図のように、81基板21上にSin、膜2
2を形成し、上記と同様の条件でDCスパッタリングに
より、酸化インジウム錫透明導電膜23を形成し熱処理
を行った。
して、第2図のように、81基板21上にSin、膜2
2を形成し、上記と同様の条件でDCスパッタリングに
より、酸化インジウム錫透明導電膜23を形成し熱処理
を行った。
この参照試料について、酸化インジウム錫透明導電膜2
3を形成後、熱処理前にフッ化アンモンに浸すとピンホ
ールを介して8 i 0.膜22がエツチングされ、透
明導電膜23のピンホールが多数観察されたが、熱処理
後のものはピンホールが観察されなかった。
3を形成後、熱処理前にフッ化アンモンに浸すとピンホ
ールを介して8 i 0.膜22がエツチングされ、透
明導電膜23のピンホールが多数観察されたが、熱処理
後のものはピンホールが観察されなかった。
こうしてこの実施例によれば、真空中での熱処理を行う
ことで、透明導電膜のピンホールを効果的に解消できる
ことが明らかになった。
ことで、透明導電膜のピンホールを効果的に解消できる
ことが明らかになった。
第1図はこの発明の一実施例の透明導電膜形成基板を示
す図、第2図は上記実施例の効果を確認するための参照
用試料を示す図である。 11・・・ガラス基板 12・・・酸化インジウム透明導電膜 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 2 第2図 3
す図、第2図は上記実施例の効果を確認するための参照
用試料を示す図である。 11・・・ガラス基板 12・・・酸化インジウム透明導電膜 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図 2 第2図 3
Claims (2)
- (1)基板上に透明導電膜な被着した後、これを真空中
で熱処理することを特徴とする透明導電膜の形成方法。 - (2)透明導電膜は酸化インジウム錫であり、熱処理温
度は200〜600℃である特許請求の範囲第1項記載
の透明導電膜の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57092877A JPS58209809A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 透明導電膜の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57092877A JPS58209809A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 透明導電膜の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58209809A true JPS58209809A (ja) | 1983-12-06 |
Family
ID=14066672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57092877A Pending JPS58209809A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 透明導電膜の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58209809A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01206514A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-08-18 | Nitto Denko Corp | 透明導電性積層体の製造方法 |
JP2003239069A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Ulvac Japan Ltd | 薄膜の製造方法及び装置 |
US8568621B2 (en) | 2009-06-30 | 2013-10-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Transparent conductive film |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP57092877A patent/JPS58209809A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01206514A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-08-18 | Nitto Denko Corp | 透明導電性積層体の製造方法 |
JP2003239069A (ja) * | 2002-02-15 | 2003-08-27 | Ulvac Japan Ltd | 薄膜の製造方法及び装置 |
US8568621B2 (en) | 2009-06-30 | 2013-10-29 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Transparent conductive film |
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