JPS58205468A - 低塩化みその製造方法 - Google Patents
低塩化みその製造方法Info
- Publication number
- JPS58205468A JPS58205468A JP57087771A JP8777182A JPS58205468A JP S58205468 A JPS58205468 A JP S58205468A JP 57087771 A JP57087771 A JP 57087771A JP 8777182 A JP8777182 A JP 8777182A JP S58205468 A JPS58205468 A JP S58205468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- miso
- koji
- salt
- salt concentration
- production
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は低食塩化みその製造法に関し、一層詳細には
、一定期間一通の原料配合で醗酵させた後、麹を追加し
て適度な熟成を行わせる、変質の危険性の少ない低食塩
化みその製造法に関するものである。
、一定期間一通の原料配合で醗酵させた後、麹を追加し
て適度な熟成を行わせる、変質の危険性の少ない低食塩
化みその製造法に関するものである。
食塩の摂取量の人体に与える影響と一層の大豆タンパク
の摂取の必要性および旨味成分の濃厚化を考慮して低食
塩化みその製造が種々試みられ、その方法としては原料
の仕込時に酵母の生菌やアルコール等を添加するごとに
よって乳酸菌及び好気性腐敗バクテリアによる酸敗現象
を阻止する方法が提案されている。
の摂取の必要性および旨味成分の濃厚化を考慮して低食
塩化みその製造が種々試みられ、その方法としては原料
の仕込時に酵母の生菌やアルコール等を添加するごとに
よって乳酸菌及び好気性腐敗バクテリアによる酸敗現象
を阻止する方法が提案されている。
しかるに、例えば温醸の場合には仕込後5〜10日間程
度の仕込時に混入した食塩がなじむ迄の期間、処理大豆
や麹から持込まれる種々の微41−物が生育して酸敗等
変質の原因となる。
度の仕込時に混入した食塩がなじむ迄の期間、処理大豆
や麹から持込まれる種々の微41−物が生育して酸敗等
変質の原因となる。
発明者らは、仕込時の含塩濃度が低いほど弯凸の危険性
が大きく、普通のみそ、すなわち含塩濃度12%以上の
みそにあっては、温醸の場合、第1図のグラフに示すよ
うに、一般生菌数は仕込後15日目位までに急激に減少
し、それ以後は徐々に低下することに着目し、鋭意研究
の結果仕込時の食塩濃度を低下させずに適冗時期に麹を
添加してさらに熟成させることによって低介塩化みそを
安全かつ優れた品質に製造する方法を兄成した。
が大きく、普通のみそ、すなわち含塩濃度12%以上の
みそにあっては、温醸の場合、第1図のグラフに示すよ
うに、一般生菌数は仕込後15日目位までに急激に減少
し、それ以後は徐々に低下することに着目し、鋭意研究
の結果仕込時の食塩濃度を低下させずに適冗時期に麹を
添加してさらに熟成させることによって低介塩化みそを
安全かつ優れた品質に製造する方法を兄成した。
すなわち、この発明の目的は、仕込後の種々微生物の生
育期間においてはその生育を抑制し、その期間後は塩分
濃度を低くして香味が優れかつ安定した低itそを得る
、一般的配合率で伺込んだみそ中の生菌数が減少して安
定した時期に、適宜量の麹を再度追加して醗酵させる低
塩化みその製造方法を提供するにある。以下実施例につ
き説明する。
育期間においてはその生育を抑制し、その期間後は塩分
濃度を低くして香味が優れかつ安定した低itそを得る
、一般的配合率で伺込んだみそ中の生菌数が減少して安
定した時期に、適宜量の麹を再度追加して醗酵させる低
塩化みその製造方法を提供するにある。以下実施例につ
き説明する。
(実施例1)
麹歩合5割、食塩―度13%で仕込み熟成温度30°C
で(9)日間熟成させたみそに次の割合で米麹を混合し
、更に30°Cで20日間熟成させた。
で(9)日間熟成させたみそに次の割合で米麹を混合し
、更に30°Cで20日間熟成させた。
これらの製品みその官能検査の結果は第2表の通りであ
る。
る。
第2表
評点付けは 1:良い、2:普通、3:悪い酸味があり
評点は普通であったが、組成が軟かいという点を考えて
種水をもう少し減らせはI71[難といえる。
評点は普通であったが、組成が軟かいという点を考えて
種水をもう少し減らせはI71[難といえる。
(実施例2)
実施例1では米麹の添加による低食塩化みその例を示し
たが、今回は米麹、大豆麹およびこイ1ら両者の添加に
よる低食塩化みそについてである。
たが、今回は米麹、大豆麹およびこイ1ら両者の添加に
よる低食塩化みそについてである。
使用した元のみそは仕込後30°Cで約20口間醗酵熟
成させたもので、麹歩合は約5割、水分43.6%。
成させたもので、麹歩合は約5割、水分43.6%。
食塩13.9%のものである。
各種麹の配合割合は次の第3表の通りである。
第3表
各種麹を添加した低食塩化みそはNo、 1〜3は30
’CN()、 1’ 、 3’は40°Cでそれぞれ2
1日間熟成させた。
’CN()、 1’ 、 3’は40°Cでそれぞれ2
1日間熟成させた。
これらの製品みその成分分析結果は第4表の通りである
。
。
第4表
以上のように米麹添加に比較して大豆麹添加では窒素成
分が多く pHは高いが酸度Iの生成も多く、味は非常
に濃厚となるが着色の進行が早い。
分が多く pHは高いが酸度Iの生成も多く、味は非常
に濃厚となるが着色の進行が早い。
また30°Cと40°Cの熟成温度では温度が高い粗分
解熟成は準いが、容色の進行も非常に早い。
解熟成は準いが、容色の進行も非常に早い。
これらのうちNo、 1’ 、2 、3をみそ汁にした
時の評価は第5表の通りである。
時の評価は第5表の通りである。
第5表
[
1
以上のように、この発朗による低食塩化みその製造法に
よれば仕込直後の最も雑菌の生育しやすい期間、その生
育を抑制し、その期間を経過した後に低食塩状態で熟成
を行うことができ、香味か優れかつ安定した低食塩化み
そを得ることができる。
よれば仕込直後の最も雑菌の生育しやすい期間、その生
育を抑制し、その期間を経過した後に低食塩状態で熟成
を行うことができ、香味か優れかつ安定した低食塩化み
そを得ることができる。
なおこの発明はある程度まで醗酵・熟成したみそに米麹
、大豆麹その他の麹を添加して、更に若干熟成させて製
品とする低塩化みその製造法であるが、この場合中間で
添加するものは麹であることが必要であり、蒸米、蒸煮
大豆等では良好な結果を得ることができなかった。
、大豆麹その他の麹を添加して、更に若干熟成させて製
品とする低塩化みその製造法であるが、この場合中間で
添加するものは麹であることが必要であり、蒸米、蒸煮
大豆等では良好な結果を得ることができなかった。
以上、本発明につき好適な実施例を挙げて種々説明して
きたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく
、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施しう
るのはもちろんのことである。
きたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく
、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施しう
るのはもちろんのことである。
第1図はみそ熟成経過における一般生菌数の消長を示す
グラフである。 特許出願人 長野県味噌工N協同組合連合会 代表者青木佐太部 第1図 fl 15 ’I(115+・fl ”’熟
成1.1数
グラフである。 特許出願人 長野県味噌工N協同組合連合会 代表者青木佐太部 第1図 fl 15 ’I(115+・fl ”’熟
成1.1数
Claims (1)
- 1、一般的配合率で仕込んだみそ中の生菌数が減少して
安定した時期に、適宜量の麹を再度追加して、醗酵させ
る低塩化みその製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57087771A JPS58205468A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 低塩化みその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57087771A JPS58205468A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 低塩化みその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58205468A true JPS58205468A (ja) | 1983-11-30 |
Family
ID=13924230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57087771A Pending JPS58205468A (ja) | 1982-05-24 | 1982-05-24 | 低塩化みその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58205468A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10196843B2 (en) | 2012-10-05 | 2019-02-05 | Dormakaba Usa Inc. | Anti-friction latchbolt |
-
1982
- 1982-05-24 JP JP57087771A patent/JPS58205468A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10196843B2 (en) | 2012-10-05 | 2019-02-05 | Dormakaba Usa Inc. | Anti-friction latchbolt |
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