JPH01168259A - 着色加工食品の製法 - Google Patents

着色加工食品の製法

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JPH01168259A
JPH01168259A JP62328727A JP32872787A JPH01168259A JP H01168259 A JPH01168259 A JP H01168259A JP 62328727 A JP62328727 A JP 62328727A JP 32872787 A JP32872787 A JP 32872787A JP H01168259 A JPH01168259 A JP H01168259A
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JP
Japan
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processed food
yamakawa
sweet potato
food
add
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JP62328727A
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Inventor
Takeo Tabata
田畑 武夫
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、山川紫イモの紫系色素又はこれを含有する部
分をpHの低い食品の製造に用い食品を赤系に着色させ
る着色加工食品の製法に関するものである。
食品の着色は嗜好性や食欲を増進させ、更に購買欲をそ
そることにより、食品の価値を高める上で重要な要素で
ある。従来、各種食品の着色剤として、合成着色料、特
にタール系着色料が主に用いられてきたが、食品添加物
としての使用基準が定められ、規制が強化されている。
近年、食品の安全性の見地から天然着色料への要望が高
まっている。しかし、天然着色料には現在40種以上の
ものが知られているが、物理化学的安定性、及び経済性
、利用性において何らかの欠点を有するものが多い1.
特に着色と同時に加工原料としても用いることのできる
ものは、はとんど見当たらない。そこで本発明者は加工
食品、特にp)1の低い食品の着色および原料の一部と
して用い、仕上がりの色調のよい、しかも人体に何ら影
響を及ぼさない天然物について、種々研究を重ねたとこ
ろ、素糸の色素層を有する山川紫サツマイモがpH7,
0以下の酸性領域で非常に美しい赤桃色〜赤色に変わる
との知見に着目した。
この色素層を加工食品の着色に用いたところ、極めて優
れた赤色系の色調を加工食品に付与することを見いだし
、本発明を完成した。
本発明は素糸の色素層を有するサツマイモの紫系色層又
はこれを有する部分を、加工食品原料に配合することに
よって、食品に適した赤系色調を帯色した加工食品を得
る方法である。
本発明に使用する紫系色素層を有するサツマイモの品種
は山川紫である。主に鹿児島県揖宿郡山用町付近が栽培
の発祥の地である。
本発明において、このサツマイモを使用するには、水洗
し蒸煮して用いるか、水洗したものを裁断機で薄く裁断
し、続いて50〜70℃で5〜8時間熱風乾燥する。続
いてこれをロールミルや高速度粉砕機等で90〜120
メツシュ程度に粉砕したものを用いるか、あるいは、サ
ツマイモから紫系色素を抽出して用いるか、何れかの形
態で使用する。
本発明により製造される醸造加工食品としてヨーグルト
、プレーンヨーグルト、ドリンクヨーグルト、乳酸菌飲
料1.チーズ、ケフィア、清酒、焼酎、酢等の製造の際
、種々の割合で配合するかあるいは漬物類、例えば、し
ば浦、福神漬、ピクルス、さくら漬、ジュース飲料、ゼ
リー、ジャム、マーマレード等の製造の際、一部着色料
として加えることが出来る。低いp■領領域美しい色を
安定に発現しその利用価値が高(、これらの食品の4色
を行う上で、極めて有効な着色方法である。以下実施例
について説明する。
実施例1゜ 寒天2.09に脱脂乳1緑を加え加熱溶解する。続いて
脱脂粉乳309を加え撹拌溶解する。次にこれをミキサ
ーの中に入れ、剥皮した山川紫イモ50gを蒸煮したも
のを加え混合する。あらかじめ乾熱殺菌しておいた容器
に上記した混合孔を加え湯浴中で95〜100℃で30
分間殺菌する。約40℃に冷却したら香料l−とスター
ター25yを無菌的に添加する。紙ぶたをして37〜4
0℃の定温器中で7時間培養する。発酵が終了したら0
〜5℃で冷蔵する。赤色の天然感のあるソフトな色調の
プレーンヨーグルトである。
実施例2゜ 脱脂乳      10009 脱脂粉乳      30g 砂糖       110g サツマイモ(山川紫)50g スターター     259 寒天        2.09 製法は実施例1の方法に準じる。
赤色の天然感のあるソフトな色調のヨーグルトである。
実施例3゜ 脱脂乳        100G9 脱脂粉乳        25y 砂糖         100g フルーツベース     409 リンゴ果汁       509 サツマイモ粉末(山川紫)  6.59スターター  
     25g 香料          1d 製法は実施例1に準じる。
赤いリンゴ様の色調をしたプレーンヨーグルトである。
実施例4゜ 脱脂乳      1000g 砂糖       10Qy サツマイモ(山川紫)25g スターター     25tF 香料        1− 製法は実施例1に準じるが、発酵終了後、香料を添加し
カードをミキサーで破砕し、均質化する。
赤色のソフトな色調のドリンクヨーグルトである。
実施例5゜ 11%脱脂乳9209と山川紫イモ20yを蒸煮したも
のをミキサーの中に入れ混合する。次に、これをあらか
じめ乾熱殺菌しておいた容器に入れ湯浴中で95〜10
0℃で30分間殺菌する。約40℃に冷却後、スタータ
ー309を無菌的に加え、37〜40℃で24〜48時
間発酵させる。生じたカードをミキサーで2分間破砕し
、均質化する。撹拌しながら80℃で5分間加熱殺菌す
る。次に、720gの上白糖を加え、溶かす。口過し5
0℃以下に冷却、1.5+dの香料を添加する。続いて
ビン詰め密封する。65°Cで30分間殺菌する。淡い
赤色のソフトな色調の乳酸菌飲料である。
実施例6゜ 全乳5.5kgおよび脱脂乳1.5kgを混合し30°
Cに保持、KNO,1,3g、次いでCaCIt・2H
−00,859を加え、スターター1009を添加して
10分後、凝乳酵素0.5gを加え撹拌静置して25分
後、生成した弾力に富むカードのカッティングを行った
。クツキングは33℃、36℃、38℃の3段階を行い
、38℃のクツキング1時間20分後、食塩129と山
川紫イモの粉末139を添加し均一に混合し、型詰めを
行った。生チーズの表面を乾燥後、パラフィン塗布を行
い温度10℃、湿度70〜80%の熟成室に入れ、8ケ
月間熟成させた。淡紅色の香味のおだやかなチェダーチ
ーズが得られた。
実施例7゜ 先ず、蒸米1.2kg、米麹6009、蒸煮した山川紫
サツマイモ10G?、吸み水2.4Qをよく混合し、5
0〜60℃で12時間糖化する。続いて、これに乳酸菌
を加え42℃で15時間発酵させる。次にこれを25℃
までに冷やし、清酒酵母を添加する。20〜25℃で3
日間発酵させる。これを酒母として3ONの仕込みタン
クに入れる。次にこのタンクに米麹10809と吸み水
3Qを入れ、最後に放冷した蒸米55209を加え全体
をよ(かきまぜる。仕込み終了後の品温は25℃に3日
間保つ。
次に、米Jel 16Hgと吸み水7.2Qをタンクに
入れ、続いて放冷した蒸米55209を加えてよくかき
まぜる。品温を20℃に一昼夜保持する。
次に米麹26409と吸み水13.412をタンクに入
れ、続いて放冷した蒸米8760yを加えてよくかきま
ぜる。
品温を15〜20℃に保持し、約1ケ月間発酵させる。
圧搾、オリ引き、口過、殺菌を行った。淡紅色に着色し
た赤酒を得た。
実施例8゜ 米1kgに水412を加え煮沸し、かゆ状炊飯米とする
。これに米麹3909、蒸煮した山川紫イモ50yを加
えミキサーで混合する。これを60℃で12時間糖化す
る。この糖化液に酵母を加え、22〜23℃で6日間ア
ルコール発酵させる。次にこのもろみを、口重で口過し
、口演を70’Cに加熱し、カメに入れる。40℃に冷
えたら種酢210Il12を加え酢酸発酵を2ケ月間行
った。最後に口重で口過し、口演を75℃で30分間殺
菌し製品とした。淡紅色の醸造赤酢を得た。
実施例9゜ 大根、キュウリ、ナス、レンニン、サヤインゲン豆、シ
ョウガの塩蔵野菜をそれぞれ、いちょう切り、輪切り、
斜め切り、千切り、半月切りにして成型し、−夜流水中
に浸して塩抜きした。続いてこれを圧搾し脱水した。次
にこれに調味液(味液300wdl 、醤油2DOd、
砂糖4009、みりん1oOef。
板コンブ30g、山川紫サツマイモ抽出濃縮液159、
食塩67g、クエン酸49、リンゴ酸49、ソルビン酸
カリウム0.24g)を加える。
調味液は圧搾野菜原料5009に対し700gの割合で
添加する。2日経過後、調味液とともに野菜を小袋詰め
にし75〜78℃で15分間加熱殺菌する。
淡紅色のソフトな色調の調味しば清を得た。
実施例10゜ ペクチン20g、砂糖100g、クエン酸ナトリウム1
9、クエン酸19を、よく混合しておく。400−の温
水をこれに加えよく混合し、加熱沸騰させる。これに水
あめ400gと砂糖300g、山川紫イモ抽出濃縮液1
09を順次加え106℃まで煮つめる。次にクエン酸2
g、ブランデー3072、ストロベリー香料を添加し手
早く撹拌する。次に型入れして冷却凝固させる。きれい
なピンク色のストロベリーゼリーを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 紫色の色素層を有する山川紫サツマイモの紫系色素又は
    これを含有する部分を、pHの低い加工食品の製造に用
    い、食品を赤系に着色させることを特徴とする着色加工
    食品の製法
JP62328727A 1987-12-24 1987-12-24 着色加工食品の製法 Pending JPH01168259A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62328727A JPH01168259A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 着色加工食品の製法

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JP62328727A Pending JPH01168259A (ja) 1987-12-24 1987-12-24 着色加工食品の製法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100362965B1 (ko) * 2000-01-14 2002-11-30 전승호 자색고구마를 첨가한 요구르트의 제조방법
JP2012095623A (ja) * 2010-11-05 2012-05-24 Fujiko Omoto 色素抽出方法、着色塩の製造方法および色素
JP2019071877A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 鹿児島県 イモ加工食品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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