JPS5820538A - 自動車の走行情報表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 こめ発明は自動車の走行情報表示装置に関するものであ
る。

従来の自動車の走行情報表示装置としては、自動車の走
行に伴って変化する走行距離、燃料消費量等の計測量を
演算処理装置により演算処理して上記、走１行距離、燃
料消費量の他、平均車速、平均燃費、ｍ時燃費等の走行
情報を算出し、これらの走行情報のうちキーボードのキ
ースイッチによって選択された走行情報のみを単一の表
示部に切替表示できるようにしたものがあり、該装置に
よれば運転者は自分の仰りたい情報を直ちにしかも荏易
に得ることができ、大変便利である。ところでこのよう
な走行情報表示装置では、例えば長距離ドライブ等をす
る場合において走行距離、平均車速、燃料消費量、平均
燃費といった相互に関連する走行情報の同時計測ができ
れは、即ちある同一時点から現在までのこれらの走行情
報の１１ｕを得ることができればより一層便利である。

しかるに従来のこの種の表示装置では、走行情報をリセ
ットする、即ち該時点までに演算し表示していも走行情
報をクリアして以後新しく該走行情報を演算表示する場
合には、例えば各走行情報を表示部に表示させたのちク
リアキーを押すことにより各走行情報をリセットしてい
るので、複数の走行情報を同時にリセットしようとして
も各走行情報のリセット時間にずれが生じて正確な同時
リセットができず、そのため正確な同時計測を行なうこ
とができないという間甥があった。またこの問題を解決
するためには同時リセットキーを別途設ければよいこと
になるが、この場合はキー数が増大することになって好
ましくない。

この発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので
、クリア信号の時間長、即ちクリアスイッチの操作時間
を判別して１つの走行情報を単一リセットするかあるい
は所定の複数の走行情報を同時リセットすることにより
、キーボードのキー数を増加することなく同時１！セッ
トによる同時計測を行なえるようにした自動車の走行情
報表示装置を提供することを目的としている。

以下杢発明の一実施例を図について説明する。

第１図は本発明の一実施例による自動車の走行情報表示
装置を示し、図において、ｌａ、ｌｂは自動車の走行に
伴って変化する走行距離及び燃料消費量をそれぞれ検出
する検出部、２は上記検出部１ａ、ｌｂで求めた計測量
を演算処理して平均車速、１平均燃費、走行距離、燃料
消費量及び瞬時燃費の□各走行情報を算出する演算処理
装＃（以下ＣＰＵと称す）であり、このＣＰＵ２は後述
するクリア信号が入力されたとき該クリア信号の時間長
を判別して１つの走行情報を単一リセットするかあるい
は所定の後送の走行情報を同時リセットするようになっ
ている。３はインストルメントパネル（図示せず）に設
けられ、ＣＰＵ２から出力される走行情報又は時刻情報
を表示する表示装置、４は３個のコント四−ルキーＫ（
ＭＳ）、Ｋ（ＧＥ）ＩＫ（Ｒ／Ｄ）と１０個のファンク
ションキーＫ（０）〜Ｋ（９）とを有する操作部として
のキーボードであり、Ｋ（ＭＳ）は走行情報を表示する
ファンクションモードと時刻を表示するクロックモード
とを切、替えるモードセレクトスイッチ、Ｋ（ＧＥ）は
ｃ’ｐｕ２にクリア信号を加えるクリアスイッチ（以下
ＣＥキーとも言う）、Ｋ　（Ｒ／Ｄ　）は表示装置３を
オン、オフするＲ／Ｄスイッチ、Ｋ（Ｏ）〜Ｋ（９）は
ＣＰＬ］２にアラーム時刻を入力する時等に数値データ
を入力するための数字キーであり、とのうちＫ（１）〜
Ｋ（５）はそれぞれ平・均車速、燃料消費ｆ：瞬時燃費
、走行距離、平均ａ費を表示装置Ｎ３に表示するようＣ
ＰＵ２に対して走行情報選択信号を加えるセレクトスイ
ッチとして使用できるようになっている。また図中、Ｎ
Ｇはイグニッションスイッチ、５はバッテリ、＋■はバ
ッテリ重圧である。

また第２図は本装置のＣＰＵ２の演算処理手順の７０−
チャートを示し、図において、６はイグニッションスイ
ッチＩＧのオン、オフを判定する判定ステップ、７はそ
の時点が計測タイミングが否かを判定する判定ステップ
、８は走行距離（以下トリップともいう）を計測する処
理ステップ、９は平均車速を演算する処理ステップ、１
ｏは平均燃費を演算する処理ステップ、１１はクロック
モードか否かを判定する判定ステップ、１２はクロック
を表示する処理ステップ、１３　Ｂ　ファンクションモ
ードのときにファンクション処理を行なうだめのファン
クション処理フローで、その詳細は第３図に示している
。なお図中の■、■は第２図の７０−と第３図のフロー
との接続関係を示すための符号である。また１４は上記
６と同じ判定ステップ、１５は上記７と同じ判定ステッ
プ、１６は燃料消費量を計測する処理ステップ、１７は
瞬時燃費を演算する処理ステップ、１８はＲ／Ｄスイッ
チＫ　（Ｒ／Ｄ　）がオンがオフかを判定する判定ステ
ップ、１９は１２と同じくクロックを表示する処理ステ
ップである。

また第３図に示すファンクション処理フロー１３におい
て、２０は表示項目メモリの表示項目を読み取る処理ス
テップ、２１〜２５はそれぞれの走行情報の表示準備を
する処理ステップ、２″６はデータを表示する処理ステ
ップ、２７は現在表示中の走行情報以外の走行情報に対
応するファンクションキーカ声オンされたか、あるいは
オフ又はオンのままで・あるかを判定する判定ステップ
、２８はＧＥキーＫ（ＧＥ）がオンかオフかを判定する
判定ステップ、２９はタイマーのカウントを行なう処理
ステップ、３０はタイマーのカウント値が２秒以上にな
ったか否かを判定する判定ステップ、３１は燃料消費量
を表示中か否かを判定する判定Ｘ　＋　７７’　、’　
３２　ｕ　＊　ｌ）　ｒｇｆｌｔ　＊　？！：　［！ｊ
　ｆＩ　＊１ｆｉｎ　Ｂ＠　９セツトする処理ステップ
、３３は平均車速、走行距離、平均燃費を同時リセット
する処理ステップ、３４は表示データを単一リセットす
る処理ステップ、３５はブザーを吹鳴させる処理ステッ
プ、３６はタイマーをリセットする処理ステップ、３８
はリセットしてから２・分経過したか否かを判定する判
定ステップ、３９は表示装置３に「おまちください」の
表示（以下これをＷＡＩＴ表示という）をする処理ステ
ップ、４０はリセットしてから燃料を１を消費したか否
かを判定する判定ステップ−４１はリセットしてから燃
料を１／１６を消費したか否かを判定する判定ステップ
、４２はデータを表示する処理ステップ、４３は上記２
７と同じ判定ステップ、４４は上記３′９と同じ処理ス
テップである。

次にまず本装置の大まかな動作について説明する。

本装置のｃｐｕ２には絶えずバッテリ電圧＋■が供絢、
されており、ＣＰＵ２はこれにより駆動されて第２図お
よび第３図の７０−チャートに示す信号処理を１サイク
ル１０ｍ（８）程度のスピードで繰り返している。そし
てイグニッションスイッチＩＧがオンの１合には、該信
号処理において、１分ごとの計測タイミングに検出ｉｌ
ａ、ｉｂから走行距離および燃料消費量のデータを得、
このデータから各種走行情報を演算するとともに、キー
ボード４から入力される信号から表示！１１３にどの走
行情報あるいは時刻情報を表示すべきかを判定し、該情
報の表示を行なっている。

即ちモード切替スイッチＫ（ＭＳ）がクロックモードで
あるときは表示装置３は時刻表示を行ない、ファンクシ
ョンモードであるときは５つの走行情報やうちいずれか
１つを表示する。このファンクションキート―において
表示装置３に表示される走行情報はセレクトスイッチと
して機能するファンクションキーＫ（１）〜ｋ（５）を
押すことによって選択でき、該キーと走行情報の対応関
係は上述した通りである。

そして今、ある時点からの走行情報、′例えば走行距離
を求めたいという場合には、キーＫ（４）を押して表示
装置３に走行距離データを表示させたのち、ＣＥキーを
２秒以内の短時間だけ押せばよく（この４汗ＣＥキーを
押すと２秒間は「ピピビ」と廿がするので音がでている
うちにＧＥキーを離せばよい）、これによりＣＰＵ２内
の走行距離だけが羊−リセットされ、これに伴い表示装
置３の表示は〇−となる。そして以後は、上述のように
１分ごとに計測される走行距離が順次累加され表示され
ることとなる。

次に平均車速、平均燃費、燃料消費量を単一リセットす
る場合も上記と同様これらを表示させたのちＣＥキーを
２秒以内押せばよいが、これらの走行情報についてはリ
セット直後に表示を行なうと”０“を表示してしまい意
味がないので、しばらくの間ＷＡＩＴ表示をするように
なっている。

即ち平均車速と平均燃費については２分経過するまでＷ
ＡＩＴ表示をし、２分経過後該２分以内に計測し求めた
演算データを表示し、以後は１分ごとに累１加平均され
た値を表示する。また燃料消費量についてはリセットし
てから燃料を１を消費するまでＷＡ、ＩＴ表示をし、１
を消費時に゛まず１ｔと表示し、以後１分ごとに累加さ
れた値を表示する。

また瞬時燃費についても勿論キーＫ（３）を１１セずこ
とによりこれを表示できるが、この瞬時燃費は元々瞬間
的な計測量であるので、これについてはＣＥキーを押し
ても単一リセットできないようになっている。従ってＣ
Ｅキーを何秒押しても瞬時燃費の表示には影響はなく、
また「ビビピ」という音も発生しない。なおこの瞬時燃
費としては実際には燃料を１／１６を消費するととの燃
費を演算し表示している。従ってこの表示データは１／
１６を燃料前消費するごとに値が更新されることになる
。

次に本装置は上記５つの走行情報のうちいくつかを同時
リセットすることもできるようＫなっており、平均車速
、走行距離、平均燃費のいずれかを表示中にＧＥキーを
２秒以上押すと（「ピピピ」という音が鳴りやむまでＧ
Ｅキーを押せばよい）、ＣＰＵ２のメモリ内のこの３つ
の走行情報が同時リセットされ、また燃料消費量を表示
中にＧＥキー“を２秒以上押すと上記５つの走行情報全
部が同時リセットされるようになっている。即ち上述の
ように瞬時燃費だけの単一リセット機能はないが、燃料
消費量の同時リセット時にはこの瞬時燃費もリセットさ
れ、この場合１／１６　ｔの燃料消費の計測開始時間が
他の量の計測開始時間と同一となる。

次にこのような動作を行なうためのｃｐｕ２の信号処理
の手順について第２図および第３図のフローチャートを
用いて詳細に説明する。

まず自動車を運転していない（イグニッションスイッチ
ＩＧをオンして諭ない）ときはＲ／ＤスイッチＫ　（Ｒ
／Ｄ　）がオフであれば、ｃｐｕ２は第２図のステップ
６．１４．１８の経路を循環して信号処理をしており、
表示装置３には何ら表示が行なわれない。

また自動車を運転していないときでＲ／　Ｄスイッチに
、（Ｒ／１３　）をオンしているときは、ＣＰＵ２は第
２図のステップ６．１４，１８．１９の経路を循環して
おり、表示装置３は時刻表示をしている。

そして自動車の運転中にモードセレクトスイッチＫ（Ｍ
Ｓ）をクロックモードにしているときは、ｃｐｕ２は通
常第２図のステップ６．７，１１゜１２．１４．１５の
経路を循環し、１分ごとの計測タイミングにはステップ
’６．７，８，９，１０゜１１．１２，１４，１５，１
６．１７の経路を循環しており、そのうちステップ８で
走行距離を計測し、ステップ９でこの走行距離と前回の
平均車速とから平均車速を累加計算し、ステップ１０で
上記走行距離と以前のステップ１６で計測した燃料消費
量および前回の平均燃費とから平均燃費を累加計、′寞
し、かつメチツブ１６で上記のように燃料消費量を計測
し、ステップ１７で１／１６ｚごとの燃料消費量とこれ
に対応する走行距離とから燃費を演算し、これら５つの
走行情報をＣＰＵ２内のメモリに格納し、表示装置３に
は時計表示をしている。

そしてこのように時計表示をしている状態において、モ
ードセレクトスイッチＫ（〜ＩＳ）をファンクションモ
ードに切侯えたとし、かつ以前のファンクションモード
で最後に表示されていたものが走行距離であったとする
と・、ｃｐｕ２は第２図でステップ１１ののちファンク
ション処理フロー１３に入り、該ファ／り／ヨン処理フ
ロー１３においては、走行距離が表示項目メモリーに記
憶されているため、まずステップ２０においてその表示
項目を読取ってステップ２１に進与、ステップ２６で走
行距離のデータを表示装置３に表示する。

そしてステップ２７でセレクトスイッチとなっているフ
ァンクションキーＫ（１）〜Ｋ（５）のうち該表示デー
タに対応するスイッチＫ（４）以外のスイッチがオンさ
れたか否かを判断し、今そういうことはないため、ステ
ップ２８に通んでＧＥキーがオンか、オフかを判定し、
今ＧＥキーはオフであるためステップ３６でタイマーを
リセットし、ファンクション処理フロー１３を出る。こ
のように走行距離を表示しているときはファンクション
処理フロー１３においてはｃｐｕ２はステップ２０　、
２１　。

２６．２７．２８．３６の経路を循環することとなる。

次にこのように走行距離を表示している状態で平゛均車
速のセレクトスイッチＫ（１）を押したときはＣＰＵ２
はステップ２７においてそのことを検出してステップ３
７で平均車速を表示項目メモリに記憶し、次のサイクル
からはステップ２０，２２゜３８．２６，２７，２８．
３６の経路を通り、平均車速を表示するようになる。ま
た平均車速のセレクトスイッチの代わりに平均燃費、燃
料消費量のセレクトスイッチを押した場合もほぼ同様に
動作し、それぞれステップ２０．２３．３８ののち、あ
るいはステップ２０．２４．４０ののち、ステップ２６
，２７，２８，３６の同一経路を通って平均燃費あるい
は燃料消費量を表示するようになる。さらに瞬時燃費の
セレクトスイッチを押した場合もほぼ同様であるが、こ
の場合はステップ２０゜２５，４１．４２．４３の経路
を通って瞬時燃費を表示す仝ようになる。

次に単一リセットの場合の動作について説明する。

平均車速、走行距離、平均燃費又は燃料消電量のいずれ
かを表示している状態において、該表示データを単一リ
セットしたい場合はＣＥキーを２秒以内だけ押せばよく
、この場合ｃｐｕ２はファンクション処理フロー′１３
を循環している際にステップ２８においてＧＥキーのオ
ンを検出し、ステップ２９でタイマーによるカウントを
開始する。

そして最初のうちはステップ３０からステップ３４に進
んで表示データを単一リセットし、ステップ３５でブザ
ーを「ビピビ」と鳴らし、ファンクション処理フロー１
３を出る。そして表示項目が平均車速か平均燃費の場合
には次のサイクル７゛ステツプ３８の判断においてリセ
ットか６２分経過していないためステップ３９に進み、
ＷＡＩＴ表示を行なう。以後はしばらくこのステップ２
０．２２あるいは２３，３８，３９，２７，２８，２９
゜３０．３４．３５の経路を循環し、スイッチを押して
か゛ら２秒たたないうちに手を離したときにステップ２
′８からステップ３６に進む経路に変わり、以後ＧＥキ
ーから手を離してから２分経過すれば、ステップ３８か
らステップ２６に進むようになり、新しく演算し求めた
データが表示されるようになる二また表示項目が燃料消
費量の場合も、ステップ４０におけるリセットしてから
１を消費したか否かの判定結果に応じてＷＡＩＴ表示又
はデータ表示を行なう点が異なるだけで、あとは全く同
様である。

次に同時リセットの場合の動作について説明する。

平均車速、走行距離、平均燵費のいずれかを表示してい
る場合において、ＣＥキーを押すと上記単一リセットの
場合と同様に、ＣＰＵ２はファンクシヨシ処理フロー１
３の判定ステップ２７以後はステップ２８，２９，３０
，３４．３５の経路を循環することになるが、上記ＧＥ
キーをブザーが鳴りやんでもさらに押しつづけると、２
秒経過したことによってステップ３０ののちステップ３
１に進んで・率料消費量を表示中か否かの・判断をし、
そうではないので、ステップ３３に進んで平均車速、走
行距離、平均燃費の３つの走行情報を同時リセットする
。そのため以後は同一時点からの上記３つの走行情報を
同時計測することができる。

また燃料消費量を表示している場合においてＣＥキーを
２秒以上押すと、上記の場合とほとんど同様の動作をす
るが、この場合はステップ３１の判定においてＹＥＳで
あるため、ステップ３２において燃料消費量と瞬時燃費
とを同時リセットしたのら、ステップ３３において上記
３つの走行情報を同時リセットするため、以後５つの全
ての走行情報を同時計測することができる。

なお瞬時燃費の表示中はｃｉ’ｕ２は常にステップ２０
，２５，４１．４２．４３の経路を循環しているので、
ＧＥキーを押しても瞬時燃費は何らリセットされず、音
も発しない。だだ己燃料消憤瀘の表示中にＧＥキーを押
して５つの走行情報の同時リセットを行ない、直ちに表
示項目として瞬時燃費を選択したときはしばらくの間判
定ステップ４、■、からステップ４４に進んでＷＡＩＴ
表示を行なうこととなる。

以上のような構成および動作を有する本実施例装置によ
れば、ＣＥキーを２秒以内の短時間押して、表示中の走
行情報を単一リセットできるばかりでな（、ＧＥキーを
２秒以上押すことＫより表示中の走行情報およびこれと
関連する所定の走行情報　　゛　　　　　　　　　　　
′−を同時リセットして同時計測することができ、運転
者にとって非常に便利である。またこの際キーボードの
キー数を増加していないのでスペース的に有利である。

なお本発明は上記実施例に限定されるものではなく、走
行情報の同時リセットの組合せとしては他の輯合せを用
いてもよく、またｃｐｕ２の演算処理７・命−としては
同様の機能を達成するものでおれは第２図および第３図
の７０−と異なる他のフローを用いてもよい。

以上のようにこの発明に係る自動車の走行情報表示装置
によれは、ＣＥキーの操作時間の長さに９１；″″セ０
′Ｆ′行１０−９２２°１１１”・あるいは相互に関連
する複数の走行情報を同時リセットするようにしたので
、キー数を増加することなく、運転者の知りたい走行情
報を同時計測できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による自動車の走行情報表示
装置のα゛略４成図、第２図は上記装置のＣＰＵの電界
処理手順を示すフローチャート図、第３図は第２図のフ
ァンクション処理フローのフローチャート図である。 ２・・・演算処理装置　　３・・・表示装置ｔ（表示部
）４・・・キーボード（操作部）　　　Ｋ１１ｊ〜Ｋ（
５）・・・セレクトスイッチとしてのファンクションキ
ーＫ（Ｃｈ）・・・ＣＥキー（クリアスイッチ）を許出
願人　　東洋工業株式会社 代理人　弁理士　早瀬憲−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　自動車の走行に伴って変化する各種計測量を
   演算処理して複数の走行情報を算出するとともに後述す
   るクリア信号が入力されたとき該クリア信号の時間長を
   判別して１つの走行情報を単一リセットするかあるいは
   所定の複数の走行情報を同時リセットする演算処理装置
   と、この演算処理装置に各々の走行情報選択信号又はク
   リア信号をそれぞれ加える複数のセレクトスイッチ及び
   クリアスイツ誉を有する操作部と、上記走行情報選択信
   号に応じて上記演算処理装置から出力される走行情報を
   表示する表示部とを備えたことを特徴とする自動車の走
   行情報表示装置。