JPS58204117A - 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法 - Google Patents

微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法

Info

Publication number
JPS58204117A
JPS58204117A JP8679482A JP8679482A JPS58204117A JP S58204117 A JPS58204117 A JP S58204117A JP 8679482 A JP8679482 A JP 8679482A JP 8679482 A JP8679482 A JP 8679482A JP S58204117 A JPS58204117 A JP S58204117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
steel
deoxidizing
ppm
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8679482A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Suzuki
健一郎 鈴木
Suketsugu Mishiro
三代 祐嗣
Junichi Matsuno
松野 淳一
Kenji Murata
村田 賢治
Shuzo Ueda
上田 修三
Noriaki Koshizuka
腰塚 典明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP8679482A priority Critical patent/JPS58204117A/ja
Publication of JPS58204117A publication Critical patent/JPS58204117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21CPROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
    • C21C7/00Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
    • C21C7/04Removing impurities by adding a treating agent
    • C21C7/06Deoxidising, e.g. killing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、微細介在物が均−分散した鋼材の製造方法
に関するものである。
構造用鋼を典型例として、その他各種の用途に供される
鋼材類のうち、 大入熱溶接用鋼は、溶接後にかなりに速い冷却効果を受
け、これに対し希土類元素(以下R,E・と□ 略す)を主体とする析出物が鋼中に均一分散した組織と
するとき、該冷却中にR,E・析出物を核として鋼マト
リックスより多量のフェライトが析出し−5すぐれた溶
接性能を呈し、このことKついてはすでに特公昭55−
81819.81820号各公報において開示されてい
るとおりである。
ところで、一般に鋼中の介在物は百害あって一利なしと
の考え方が在来の通説であって、わずか2.。
に結晶粒の成長抑制や鋼中水素の吸蔵サイトとし1て例
外的に用いられた実例があるKすぎなかった。
そこで鋼中介在物は酸化物、硫化物の別なく製鋼一連続
鋳造あるいは、製鋼−造塊の工程においてこれを徹底し
て低下すべく、従来多大の技術的へ努力が傾けられてき
た。具体的には、酸素濃度を下げる方法としてhtなど
強力な脱酸剤を添加し、R,H・やり、H,Kよる攪拌
あるいは取鍋内での不活性ガス吹き込みによる鋼浴攪拌
により、大半が介在物として存在する酸素を、介在物の
凝集・浮上10分離によって鋼浴から分離する方法が採
用されている□。
これに対し、いおうは、強力な脱硫剤を用いても鋼浴中
の溶解いおう濃度が酸素はどには下げ得ないため、一般
には溶銑の段階で可及的に低下さ15せ、製錬過程で増
加しないよう注意することによって、硫化物を低レベル
にする方法がとられてきた。
ちなみに、いわゆる硫化物の形態制御は、強力な脱硫剤
により鋼め凝固過程で鋼中の固溶いおう23゜を低減し
、硫化物を分散、析出させる方法であつ1て、とくに耐
HIC鋼などにつき広く用いられている。
このように、従来技術は、鋼中酸化物系介在物について
は極力その量を減らすことに主眼が置か・・れ、そのた
めとくに大型介在物の量が注目され、ここに連続鋳造鋳
片内や鋼塊内の大型介在物の量の低減法については、か
なりの技術的蓄積がすでに深められ、必要に応じて利用
されている。
しかし、以上に述べたような方法では何れも鋼!・・中
介在物を微細かつ均一に分散させることは不可能であっ
た。
すなわち、強膜酸条件下では酸素は大部分酸化物となっ
て溶鋼中に分散し、このため、凝固にいたる過程で分散
した介在物が互いに衝突・凝集を1゜繰り返すことにな
り、浮上分離に至り、また凝固中の溶鋼に残存した介在
物は固体と液体の界面から液体側にはじき出されるため
、これもまた凝集−浮上分離にあずかるということで、
通常の製鋼過程をへた、工業的生産物としての鋼材に酸
化物2.。
(7) を微細分散させた事例の報告はなく、そして流化1物に
ついてもほぼ同様であるが、とくにR)u −Sなどの
比重の大きい硫化物の場合には、凝固過程の樹間濃化に
より析出した硫化物が凝集して鋼中を沈降する現象が起
ってしまうため、鋼中における−・介在物の微細分散は
生じない。
さらに工業的妊微細介在物分散鋼を製造するには、製品
の内質に該介在物が悪影響を与えることのないように、
具体的には大型介在物が混在しないことの要件を満足さ
せる必要があることは言う1・)までもない。
この発明は、このような要請に対し十分に応えることが
できる新規な方途を開発したことに由来するものである
さてR,E、を含む酸硫化物などでは、これを核と15
してr温度域から冷却する時フェライトが容易に析出す
ることから、例えば最近とくに需要の増加している大入
熱溶接用厚板などの分野で有効に用いられ、溶接後の熱
影響部の靭性確保のために活用され得る。しかし、当然
ではあるが、この種の2.。
(8) 核生成サイトはできるだけ多いほうが望ましく、lこの
ためには、核生成サイトを可及的小さいものにとどめ、
多量に分散させることが好ましい。発明者らはこれを定
量的に検討すべく、直径1μmφ以下の介在物およびフ
ェライトの単位面積当りの−・数、すなわち最終的には
靭性の関係を求め、実質的に1−の被検面積当りの微細
介在物が500個以上、望むろくは700個以上を確保
することにより、熱影響部の靭性を著しく改善しうろこ
とを認めている。
この発明はかような要請をも有利に満足することができ
る解決手段を以下のべるように見出したものである。
この発明の課題解決のための手段は、 L 酸素濃度(150±b O) ppm +いおう濃
I。
度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴の攪
拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ。を
基準として、該工程終了に至るまでの間に、(0・5〜
0.8)T0の時間間隔をおいて、Mn 。
81とT1もしくはkl 、あるいはさらにR,E−!
たは−・、1・Caを、脱酸力の弱い順で、上記工程終
了後に、 IMnは0.80〜1.60重量%(以下単
に%にて示す。)Siは0.05〜0.80%でかつT
i 、 AtおよびREについては何れも0.01%以
上で、それぞれ0.05 。
0.06および0.05%まで、CaKあっては0.0
005−〜0.005%の濃度範囲となる量につき、分
割投入を行うこと。
λ 酸素濃度(150±50 ) ppm eいおう濃
度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴の攪
拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間l・・
τ。を基準として、該工程終了に至るまでの間に、(0
,5〜o、s )τ。の時間間隔をおいて、Mn * 
SiとT1もしくはA/= 、あるいはさらにREまた
はCaを、脱酸力の弱い順で、上記工程終了後に、Mn
は0.80〜1.60%、 Siは0.05〜0.80
%でかつ15Ti 、 A7および’REについては何
れも0.015以上で、それぞれ0.05 、0.06
および0.05%まで、Caにあっては0.0005〜
0.005%の濃度範囲となる量で分割投入を行い、つ
いでB : 0.001〜0・008%の範囲の成分調
整を行うこと。
& 酸素濃度(15θ±ry o ) ppm#いおう
濃1度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴
の攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ
。を基準として、該工程終了に至るまでの間に、(0,
5〜0.8)τ。の時間間隔をおいて、  11n、S
iとT1もしくはA/ 、あるいはさらにREまたはa
aを、脱酸力 の弱い順で、上記工程終了後に、Mnは0.80〜1.
60%、81は0.05〜0.80%でかつTi 、 
Atお0.0005〜0.005%の濃度範囲となる量
につき分割□投入な行い、ついでNb : 0.080
%以下の範囲の成分調整を行うこと。
表 酸素濃度(150−1= 50 ’j ppm 、
いおう濃度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その
鋼浴の攪拌下に脱酸する工程において、系の均−混合時
1・・間τ。を基準として、該工程終了に至るまでの間
vc、 (0,5〜o、s)r。の時間間隔をおいて、
Mn 。
SlとT1もしくはAl、あるいはさらにREまたはC
aを、脱酸力の弱い順で、上記工程終了後に、励は0.
80〜1.60%、 81は0.05〜0.80%でか
1−・つTi 、 A/、および部については何れも0
,015以上で、それぞれ0.05 、0.Offおよ
び0.05%まで、CaKあっては0.0005〜0.
025%の濃度範囲とな   ]る量につき、分割投入
を行い、ついでB : 0.001〜0.008%およ
びNb : o、oao%以下の範囲の成2(1分調整
を行うこと。
翫 酸素濃度(150±50 ) ppm 、 イおう
濃度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴の
攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ。
を基準として、該工程終了に至るまでの間に、′後に、
Mnは0.80〜1.flO%、 81は0.05〜0
.80%でかつT1およびklについては何れも0.0
1%以上で、それぞれ0.05 、0.06および0.
05%の10濃度範囲となる量につき、分割投入を行い
、ついでタンプッシュ、モールドのうち少くとも一方で
溶鋼中に0.O1〜0.05%のR]11 、または0
.0005〜0.005%のCaのいずれかを添加する
ことにある。
さて発明者らは、大入熱溶接用鋼の製造実験にI)おい
て、 ■ REを含む合金の添加直後と、 ■ 即脱ガスなど攪拌脱酸工程での脱酸剤の添加直後と には、微細介在物の溶鋼中における多量な存布を−・、
認めた。
そして実験をさらに進めたところ、即脱ガスやAr攪拌
などの強攪拌条件下においても多量の微細介在物を保持
する方法として下記の条件が不可欠なことを見いだした
ものである。
(1)  攪拌条件に応じて与えられる系の均一混合時
間なτ。とするとき、(0・5〜0.8)τ。時間毎に
脱酸剤添加を行えば直径1μmφ以下の微細介在物を被
検面積1尻1当り500個以上保持しうる。
(8)  ただし、脱酸剤の添加順序と、初期酸素濃度
1・)の管理が重要であ2て、前者は、脱酸力の弱い順
に、後者は、(150±50 ) ppmに管理する必
要がある。
(8)  また、複合脱酸現象が生じるのは、この発明
では好しくないので、同一時期の脱酸剤添加銘柄151
1種類に限定する必要がある。
以上の要件を尊守すれば、脱酸、成分調整後鋼浴の被む
る攪拌の影響はわずかであって、直径1μmφ程度の微
細介在物は、介在物の凝集、浮上がほとんど起らないた
め、実質的に変らないこと2.。
が判明したものである。
なお鋼浴中の微細介在物は、その後のより強力な脱酸剤
の添加後、新しく添加された脱酸剤により新しい脱酸生
成物が形成される際の核となる役割を果すものである。
また脱酸、脱硫により溶鋼中に生成する析出物のうち融
点が高く、密度が溶鋼のそれに近い■およびCaの析出
物の場合には、析出物相互間の凝集肥大が進まず、析出
物の浮上刃も極めて弱いため、鮒脱ガスや連続鋳造材の
クレータ−内な (□ど攪拌が強い状況でも微細介在物
の数はほとんど減少しないことがわかった。
しかし、実際の製造工程を経て鋼材を得る際にはしばし
ば微細介在物の数が所定の数値より低くなる場合があっ
た。その原因について詳細な検討I)を加えたすえ、発
明者らは、その原因が■長時間に及ぶ鋳造工程における
微細介在物の凝集分離 ■攪拌浴中での複合脱酸効果による微細介在物の浮上分
離               2・・にあることを
見い出した。
これはすでに述べたREおよびCa析出物の特徴にも拘
らず、金部合金添加後鋳造完了までの時間が2 Hrに
及ぶこともあってその故に、含RE析出物が凝集するた
め、微細析出物数が不足するこ“・とと、とくにキルド
状態で添加されたR、E、は、R,E、添加時に溶鋼中
に存在する微細な酸化物を核として、あるいはこれらを
還元して含R,L化合物を形成するが、該酸化物がR,
E、添加時に少なくまた存在したとしても巨大であれば
微細なRE化1・1介在物を多量に含む鋼材を製造する
場合には、連続鋳造設備のうちタンディツシュやモール
ドにおいて、R,E、やCa合金を添加すれば溶鋼が完
全凝i・固するまでの時間内でのみ、含R,E、化合物
の凝集肥大が許容される程度にとどまるため、取鍋内□ K @ R,E、合金を添加する場合よりも著しく有利
となる。
さらには、モールド内添加については、連続@j(1造
条件により定まるクレータ−深部の攪拌のや〜1弱い領
域で完全に溶解するように設計された含R,E・および
Ca合金線として連続鋳造材に供給すれば、含匪析出物
の凝集時間は、一層短縮され、微細析出物を均一に多数
分散せしめた鋼材を得る□上でとくに好ましいわけであ
る。
ところで例えば鉗脱ガス設備など溶鋼の攪拌脱酸に一般
に用いられる設備の場合、とくに多種の脱酸元素を含む
脱酸剤を用いたときには、生成される脱酸生成物が液状
となり、凝集、浮上、分10離しやすいため微細な脱酸
生成物が著しく少くなる。
いわゆる複合脱酸効果である。
これを避けるため、発明者らは攪拌脱酸処理工程を通じ
て、系の均一混合時間τ。を基本として、1)(0・5
〜0・8)τ。の時間毎に所定量の脱酸剤を脱酸力の弱
い順に投入時期を異にして分割投入し、その後にタンデ
ィツシュまたはモールド内におけるR、E、合金又はC
a合金を添加させることが微細析出物を均一にかつ多量
分散させた鋼を得る上で2・・とくに有利なことを見い
出したものである。
こ〜にて。は一般に数分以内、通常8.2公租度である
分割添加の時間間隔が0.5τ。に満だないと、異種の
合金の添加に際しては複合脱酸効果を生じ・る危険性が
ある一方、同一の合金を添加する場合でも溶鋼中の介在
物分速が過多なために介在物間の凝集9分離が進み、結
果的に介在物数が減少する。一方0.8.Toを超える
と、新しく添加される脱酸元素による脱酸反応の反応サ
イトが失なわれ溶鋼1・・中の介在物が減少する不利が
ある。
唸だこの発明の脱酸剤を添加する場合には、脱酸力の弱
い順すなわち、Mn 、 B 、 8i h Nb 、
 TiあるいはAl、ついでREあるいはCaの順とな
る。
これらの脱酸剤を脱酸力の弱い順に分割投入し4)攪拌
脱酸工程終了後に、Mn : 0.80〜1.60%。
B : 0.001〜o、oos%、 si : 0.
05〜0.80%。
Nb : <0.080%、 ’rt : o・01〜
0.05%lAt:0.01〜0.06%、RE : 
0.01〜0.05%* Ca :0.0005〜0.
005%になるように分割脱酸を行う。!11次にその
成分組成範囲の限定理由を記載する。IMn  :  
0.80〜1.60  %Mnは、母材に強度と靭性な
付与させるために、0・80%以上含有することが必要
であり、一方1・60%を超えて、Slおよびklなど
と一諸に添・。
加すると複合脱酸効果を招き、微細介在物数を減少させ
るため、0.80〜1.60%の範囲にした。
sl: 0.05〜0.80% Slは微細介在物を攪拌処理中に析出させるために0.
05%以上必要であるとともに、Mn 、 All+1
などとともに0.8θ%を超えて添加すると複合脱酸現
象を招き、微細介在物数を減少させるため0.05〜0
.80%の範囲にした。
Ti : 0.01〜0.05%、 At : 0.0
1〜0.06%これらは、それぞれ脱酸生成物’ri、
o、および lXAt、O,がその後添加されるR、E
、やCaにより還元され、RE 20 gSを形成する
際の反応サイトとして同一な作用効果を有する同効成分
であり、それぞれ少くとも0.01%含有することが必
要である一方、それぞれT1が0.05%、Atが0.
06%を超え、j。
ると、BおよびR1・との共存下で大入熱溶接用鋼1溶
接ボンド部の靭性を改善する効果の飽和点に達するとと
もにしばしばノズル詰りや鋼塊、鋳片の割れを誘起する
ことになるため、T1は0.01〜0.05%、 Al
は、0.O2N2.06%の範囲にした。)RE: o
、O1N0.05%、 Ca : 0.0005〜0.
005%これらは、BおよびT1との共存下で入熱10
万ジユ一ル以上の大入熱溶接用鋼ボンド部の靭性を著し
く改善する作用効果が同一である同効元素であり、それ
ぞれ0・01%、0・0005%以上含有す1((る必
要がある一方、それぞれ0.05%、 0.005%を
超えると匪系、Ca系の介在物がクラスター状になり、
固溶すると母材靭性を劣化させるなどの難点が生ずるの
で肚は0.O2N2.05%、 Caは0.0005〜
0.005%の範囲にする。
B : 0.001〜0 、008% BはR,E、およびT1のうちから選ばれる少くとも1
種との共存下で、BNとしてオーステナイト粒内にて微
細フェライトの析出ならびにオーステナイト粒界に固溶
Bとして偏析し、粒界に巨大な:3・フェライトが晶出
するのを防止する作用を有するlために、0.001%
以上を必要とし、一方o、ooa%を超えて多量の存在
下では、溶接割れの原因となるので、0.001〜0.
00B%の範囲にした。
Nb : <0.080% Nbは析出硬化作用により、母材に強度上昇をもたらす
ため0・080%まで必要に応じて添加される。
前記脱酸工程終了後の成分組成範囲の指定は、タンディ
ツシュ中の溶鋼より採取した試料によるものであり、モ
ールドにてRE 、 Caをモールド添1噸1平均値で
ある。
以下実施例についてのべる。
LD転炉にて約250トンの溶鋼を吹錬し、C: 0.
04〜0.06%、1640〜1655℃で吹15階 止めた。この溶鋼の出鋼に際し、0.1〜0.5  /
lのdのほか必要な合金元素を添加、即脱ガス処理開始
時の酸素5 (1−200ppm 、 81 : LO
5〜0.80%、 Mn : 0−80〜li%、温度
1610〜1620’CK調整した。        
    !、1この脱ガス設備における溶鋼の均一混合
時間 1τ。は2.9〜8.1 minであり、前述の
溶鋼について、この工程における脱酸剤銘柄(Mn、8
1.’rilAl)の脱酸剤を表1に示す脱酸剤の添加
要領に示すとおり脱酸力の弱い順番に分割添加後、タン
−ディツシュにて含■合金の添加を経て連続鋳造で15
1111厚の厚板を製造した。
なお脱酸剤の投入順序や投入量、投入銘柄の数1などを
変更して微細介在物1μmφ以下の数を調べた。
実験結果を表21表8に示す。
表2 表8 無印:比較方法 表2は、脱酸剤銘柄をMn 、 Si * Atとし、
溶鋼攪拌脱酸工程前の酸素量と、脱酸剤投入方法の影響
を調査したものであり、この発明方法による場合が、こ
の方法を逸脱する場合に比して、被・(24) 横面1−当りの微細介在物数の個数が多く6101〜7
00個に達した。
表8は、鉗脱酸前の溶鋼の酸素濃度を112〜145 
ppmとし、脱酸剤銘柄をMn + Si * klの
8種類; Mn 、 Si 、 Ti 、 Atの4種
類;Mn、”Si l Ti I Atl caの5種
類ならびKその脱酸力の弱い順に脱酸剤の投入方法の影
響を調査したものであり、前記脱酸剤銘柄を8種類から
4種類、5種類と増す根囲処理終了時の被検面1關2当
りの微細介在物数は、それぞれ560〜670.  l
・−740,870と上昇することが判明した。
かくして、この発明方法による溶接入熱が10万J/C
IIL以上の大入熱溶接用鋼において、ボンド部、熱影
響部の靭性劣化を防止することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 酸素濃度(150±50 ) ppm 、いおう濃
    ・度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴の
    攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ。 を基準として、該工程終了に至るまでの間に、(0,5
    〜0.8)τ。の時間間隔をおいて、Mn + 84と
    T1もしくはd、あIllるいはさらにREまたはCa
    を、脱酸力の弱い順で、上記工程終了後に、Mnは0・
    80〜1.60重量%、81は0.05〜0.80重量
    %でかつTi 、 klおよび部については何れも0・
    O1重量%以上で、それぞれ0.05 、0.06およ
    び1)0・05重量%まで、Caにあっては0.000
    5〜0・005重量%の濃度範囲となる量につき、分割
    投入を行うことからなる微細介在物が均一に分散した鋼
    の製造方法。 乳 酸gs度(150±50 ) ppm 、 イおう
    濃1.。 度10〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼1浴の
    攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ。 を基準として、該工程終了に至るまでの間に、(0・5
    〜0・8)τ の時間間隔をおいて、Mn 、 Siと
    T1もしくはAl、あ・るいはさらK REまたはCa
    を、脱酸力の□弱い順で、上記工程終了後に、Mnは0
    ・80〜1.60重量%、 Siは0.05〜o、go
    重量%でかつT1.AlおよびREについては何れも0
    .01重量%以上で、それぞれ0.05 、0.06お
    よび1・・0.05重量%まで、Caにあっては0.0
    005〜0・005重量哨の濃度範囲となる量で分割投
    入を行い、ついでB : 0.001〜0・θ′OB重
    景%の範−の成分調整を行うことからなる微細介在物が
    □均一に分散した鋼材の製造方法。      1・&
     酸素濃度(150±50 ) ppm 、いおう濃度
    lO〜50 ppmに調整した溶鋼を、その鋼浴の攪拌
    下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ を基
    準として、該工程終了に至るまでの間に、(0・5〜0
    .8)τ の時間間−・、。 隔をおいて、Mn 、 SiとTiもしくはd、あ(る
    いはさらにREまたはCaを、脱酸力の弱い順で、上記
    工程終了後に、Mnは0.80〜1.60重量%、 S
    iは0.05〜0・80重量%でかつTi 、 ktお
    よびREについては何れも0.01 ’・重量%以上で
    、それぞれ0.05 、0.06および0.05重量%
    まで、CaKあっては、0.0005〜0.005重量
    %の濃度範囲となる量につき分割投入を行い、ついでN
    b : o、oao重量%以下の範囲の成分調整を行う
    ことからなる微細10介在物が均一に分散した鋼材の製
    造方法。 へ 酸素濃度(150±50 ) ppm 、いおう濃
    度10〜50 ppm K調整した溶鋼を、その鋼浴の
    攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混合時間τ 
    を基準として、該工程終了に1−。 至るまでの間に、(0・5〜0・8)τ。の時間間隔を
    おいて、Mn 、 SiとT1もしくはA1.あるいは
    さらにREまたはCaを、脱酸力の弱い順で、上記工程
    終了後に、Mnは0・80〜1.60重量%、 Siは
    0.05〜0.80重量%でか2,1(8) つTl * AZおよび■については何れも0.01 
    ’重量%以上で、それぞれ0.05 、0.06および
    0.05重量%まで、CaKあっては0.0005〜0
    .025重量%の濃度範囲となる量につき、分割投入を
    行い、ライでB : 0.001〜0.008重−□量
    %およびNb : 0.080重景%以下の範囲の成分
    調整を行うことからなる微細介在物が均一に分散した鋼
    材の製造方法。 6、 酸素濃度(150±50 ) ppm #いおう
    濃度10〜50 ppm Ic調整した溶鋼を、その鋼
    j・・浴の攪拌下に脱酸する工程において、系の均一混
    合時間τ。を基準として、該工程終了に至るまでの間に
    、(0,5〜0・8)τ。の時間間隔をおいて、Mn 
    * SiとT1またはAlを、脱酸力の弱い順で、上記
    工程終了後にMnは0・80〜1・1960重量%、 
    81は0.05−0.80重葉%でかつT1およびUに
    ついては何れも0.01重量%以上で、それぞれ0.0
    5 、0.06および0・05重量%ま、での濃度範囲
    となる量につき、分割投入ヲ行い、ついでタンプッシュ
    、モール211(4) ドのうち少くとも一方で溶鋼中に0・01〜 10・0
    5重量%の部、または0.0.005〜0.005重量
    %のCaのいずれかを添加することからなる微細介在物
    が均一に分散した鋼材の製造方法。
JP8679482A 1982-05-22 1982-05-22 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法 Pending JPS58204117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8679482A JPS58204117A (ja) 1982-05-22 1982-05-22 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8679482A JPS58204117A (ja) 1982-05-22 1982-05-22 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS58204117A true JPS58204117A (ja) 1983-11-28

Family

ID=13896683

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8679482A Pending JPS58204117A (ja) 1982-05-22 1982-05-22 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58204117A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190313A (ja) * 1983-04-09 1984-10-29 Nippon Steel Corp 溶接性の優れた鋼材の製造法
FR2573439A1 (fr) * 1984-11-20 1986-05-23 Nippon Steel Corp Acier a haute tenacite
US4629504A (en) * 1984-09-28 1986-12-16 Nippon Steel Corporation Steel materials for welded structures
JPH02220735A (ja) * 1989-02-20 1990-09-03 Nippon Steel Corp チタン酸化物を含有する溶接・低温用高張力鋼の製造法
JPH0353044A (ja) * 1989-07-19 1991-03-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製法
JPH03100141A (ja) * 1989-09-13 1991-04-25 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製法
EP0906960A1 (en) * 1997-09-29 1999-04-07 Kawasaki Steel Corporation Titanium killed steel sheet and method
JP2004250749A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Nippon Steel Corp バーリング性高強度薄鋼板およびその製造方法
JP2012136748A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Kobe Steel Ltd 二次精錬方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190313A (ja) * 1983-04-09 1984-10-29 Nippon Steel Corp 溶接性の優れた鋼材の製造法
US4629504A (en) * 1984-09-28 1986-12-16 Nippon Steel Corporation Steel materials for welded structures
FR2573439A1 (fr) * 1984-11-20 1986-05-23 Nippon Steel Corp Acier a haute tenacite
DE3541075A1 (de) * 1984-11-20 1986-06-05 Nippon Steel Corp., Tokio/Tokyo Stahl mit hoher zaehigkeit
US4842816A (en) * 1984-11-20 1989-06-27 Nippon Steel Corporation High toughness steel
JPH02220735A (ja) * 1989-02-20 1990-09-03 Nippon Steel Corp チタン酸化物を含有する溶接・低温用高張力鋼の製造法
JPH0353044A (ja) * 1989-07-19 1991-03-07 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製法
JPH03100141A (ja) * 1989-09-13 1991-04-25 Sumitomo Metal Ind Ltd 溶接熱影響部靭性の優れた鋼材及びその製法
EP0906960A1 (en) * 1997-09-29 1999-04-07 Kawasaki Steel Corporation Titanium killed steel sheet and method
US6117389A (en) * 1997-09-29 2000-09-12 Kawasaki Steel Corporation Titanium killed steel sheet and method
JP2004250749A (ja) * 2003-02-20 2004-09-09 Nippon Steel Corp バーリング性高強度薄鋼板およびその製造方法
JP2012136748A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Kobe Steel Ltd 二次精錬方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3732304B1 (en) Cast iron inoculant and method for production of cast iron inoculant
JP2003521582A (ja) 鋼の細粒化方法、鋼の細粒化用合金及び細粒化用合金の製造方法
US11479828B2 (en) Cast iron inoculant and method for production of cast iron inoculant
KR102409324B1 (ko) 주철 접종제 및 주철 접종제의 생성 방법
US11708618B2 (en) Cast iron inoculant and method for production of cast iron inoculant
CN110184548B (zh) 一种高锰钢连铸坯凝固组织细化的方法
JPS58204117A (ja) 微細介在物が均一に分散した鋼材の製造方法
EP3732305B1 (en) Cast iron inoculant and method for production of cast iron inoculant
CN108950120A (zh) 一种铸铁用硅-镧-锶孕育剂及其制备方法
JP3896650B2 (ja) 含Ti極低炭素鋼の製造方法
JP4058809B2 (ja) 表面性状の良好なチタンキルド鋼材およびその製造方法
JP3870614B2 (ja) 表面性状および内質に優れる冷延鋼板並びにその製造方法
JP2008095201A (ja) 表面性状の良好なチタンキルド鋼材およびその製造方法
JP3215296B2 (ja) 溶接熱影響部靱性の優れた溶接構造用鋼材の製造方法
JP3036362B2 (ja) 酸化物分散鋼の製造法
JP2866147B2 (ja) 微細酸化物を分散させた鋼の製造方法
JPS58204115A (ja) 微細介在物が均一分散した鋼材の製造方法
JP2002105527A (ja) 高清浄度鋼の製造方法
JP3036361B2 (ja) Al−Mn系酸化物分散鋼の製造法
JPH03287711A (ja) 鋼中に微細な酸化物の均一分散方法
JPS58204118A (ja) 微細介在物が均一分散した鋼材の製造方法
JPH0763821B2 (ja) 鋼中介在物の微細化および均一分散方法
JP3537657B2 (ja) 鋼線用線材およびその製造方法
JP3843590B2 (ja) Ti脱酸極低炭素鋼の製造方法
JPS61229461A (ja) 2次脱酸生成物が均一分散した鋼の製造方法