JPS5820404Y2 - 自動車のドア取付装置 - Google Patents
自動車のドア取付装置Info
- Publication number
- JPS5820404Y2 JPS5820404Y2 JP1977010264U JP1026477U JPS5820404Y2 JP S5820404 Y2 JPS5820404 Y2 JP S5820404Y2 JP 1977010264 U JP1977010264 U JP 1977010264U JP 1026477 U JP1026477 U JP 1026477U JP S5820404 Y2 JPS5820404 Y2 JP S5820404Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- mounting device
- door panel
- door mounting
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のドア取付装置の改良に関し、特に、取
付装置における材料歩留りの改善と組付作業の簡略化を
図ったものである。
付装置における材料歩留りの改善と組付作業の簡略化を
図ったものである。
従来のドア取付装置は第１図及び第２図に示すように、
車体１に取付けたヒンジ２，２に接続するリテーナ３，
３を一個の独立した形状のリテーナケース４によってド
アパネル５に固定したものであったため、リテーナケー
ス４の材料歩留りが悪く非経済的となっていた他、リテ
ーナケース４をパネル５に固着させるには少なくとも数
箇所のスポット溶接（図中ａｔａ、ａ）が必要となるた
め、組付作業に手間がかかることとなっていた。
車体１に取付けたヒンジ２，２に接続するリテーナ３，
３を一個の独立した形状のリテーナケース４によってド
アパネル５に固定したものであったため、リテーナケー
ス４の材料歩留りが悪く非経済的となっていた他、リテ
ーナケース４をパネル５に固着させるには少なくとも数
箇所のスポット溶接（図中ａｔａ、ａ）が必要となるた
め、組付作業に手間がかかることとなっていた。
本考案は上記問題点を解消するもので、リテーナケース
の一部を、ドアパネルの一部を切り起して形成した係止
爪により構成したことにより、ドア取付装置の材料歩留
りを改善すると共に、組付作業を簡略化したことを特徴
とするものである。
の一部を、ドアパネルの一部を切り起して形成した係止
爪により構成したことにより、ドア取付装置の材料歩留
りを改善すると共に、組付作業を簡略化したことを特徴
とするものである。
以下本考案の実施例を第３図及び第４図によって説明す
ると、これら図において６はドアパネル、Ｉは第１図図
示と同様のヒンジに接続するリテーナである。
ると、これら図において６はドアパネル、Ｉは第１図図
示と同様のヒンジに接続するリテーナである。
該リテーナＴにはヒンジを貫通した固定ボルト（図示せ
ず）を螺着させるためのねじ孔７ａ、７ｂ、７ｃが形成
されている。
ず）を螺着させるためのねじ孔７ａ、７ｂ、７ｃが形成
されている。
８はリテーナケースで、該ケース８はリテーナγの縦方
向移動を規制する上下２つの係止爪９゜１０と、リテー
ナ１の横方向移動を規制する左右２つの係止爪１１．１
２とからなっており、これら係止爪のうち上下の係止爪
９，１０と一横側（図中左側）の係止爪１１とはドアパ
ネル６の一部を切り起して形成されている。
向移動を規制する上下２つの係止爪９゜１０と、リテー
ナ１の横方向移動を規制する左右２つの係止爪１１．１
２とからなっており、これら係止爪のうち上下の係止爪
９，１０と一横側（図中左側）の係止爪１１とはドアパ
ネル６の一部を切り起して形成されている。
また、上下の係止爪９，１０は夫々先端が直角に折り曲
げられており、これら折り曲げ部９ａ。
げられており、これら折り曲げ部９ａ。
１０ａにより、パネル６に対し垂直な方向のりテーナＴ
の移動が規制されている。
の移動が規制されている。
ドアパネル６には上言印じ孔７ａ、７ｂ、７ｃに螺着さ
せる固定ボルトを貫通させるための貫通孔６ａ、６ｂ、
６ｃが形成されており、こ＋１ら貫通孔のうち上下２つ
の貫通孔６ａ、６ｂは上下の係止爪９，１０の切り起し
によって形成された欠損部で構成されている。
せる固定ボルトを貫通させるための貫通孔６ａ、６ｂ、
６ｃが形成されており、こ＋１ら貫通孔のうち上下２つ
の貫通孔６ａ、６ｂは上下の係止爪９，１０の切り起し
によって形成された欠損部で構成されている。
このため、実際には貫通孔の穿設作業は一つの貫通孔６
ｃのみでよいこととなっている。
ｃのみでよいこととなっている。
上記構成装置において、リテーナＴをドアパネル６に取
付は固定するとぎは、係止爪９，１０゜１１の間にリテ
ーナＴを挿入した後、リテーナＴの図中右側端部に係止
爪１２を宛て７５馴、該係止爪１２をドアパネル６にス
ポット溶接（図中す点）して固着される。
付は固定するとぎは、係止爪９，１０゜１１の間にリテ
ーナＴを挿入した後、リテーナＴの図中右側端部に係止
爪１２を宛て７５馴、該係止爪１２をドアパネル６にス
ポット溶接（図中す点）して固着される。
なお、各係止爪の形状、数及び取付位置は上記実施例に
限定されるものではなく、他のどんな形態のものであっ
てもよい。
限定されるものではなく、他のどんな形態のものであっ
てもよい。
本考案は以上説明したように、リテーナケースの一部を
、ドアパネルの一部を切り起して形成した係止爪により
形成したものであるから、従来のようにリテーナケース
全体を一個の独立した部品により構成していたのに比べ
て、部品の材料を節減することができるようになり、材
料の法留りを改善することができるようになる。
、ドアパネルの一部を切り起して形成した係止爪により
形成したものであるから、従来のようにリテーナケース
全体を一個の独立した部品により構成していたのに比べ
て、部品の材料を節減することができるようになり、材
料の法留りを改善することができるようになる。
また、リテーナケースの一部を、ドアパネルの一部の切
り起しによって構成したから、リテーナをドアパネルに
固定させるには残りの一部の係止爪のみをドアパネルに
スポット溶接すれば足りることとなり、従来に比べてス
ポット溶接箇所を減少させることができるようになる。
り起しによって構成したから、リテーナをドアパネルに
固定させるには残りの一部の係止爪のみをドアパネルに
スポット溶接すれば足りることとなり、従来に比べてス
ポット溶接箇所を減少させることができるようになる。
従って、組付作業の能率を高めることができるようにな
る。
る。
また、ドアパネルより切り起した係止爪によってリテー
ナを確実に位置めすることができるから、従来のように
リテーナケースを溶接する際に位置ずれを起すような虞
れはなくなる。
ナを確実に位置めすることができるから、従来のように
リテーナケースを溶接する際に位置ずれを起すような虞
れはなくなる。
更に、本考案はドアパネルの切り起しによって形成され
る欠損部を固定ボルトの貫通孔としているから、ドアパ
ネルに貫通孔を設ける手間を一部省略することができる
ようになり、組付作業をより一層簡略化することができ
るようになり、またドアパネルの強度を維持することも
できる。
る欠損部を固定ボルトの貫通孔としているから、ドアパ
ネルに貫通孔を設ける手間を一部省略することができる
ようになり、組付作業をより一層簡略化することができ
るようになり、またドアパネルの強度を維持することも
できる。
第１図は従来装置を示すドア要部の斜視図、第２図は第
１図におけるドア取付装置の要部を分解した拡大斜視図
、第３図は本考案の一実施例を示すドア取付装置の分解
斜視類、第４図は第３図におけるドア取付装置の組付状
態を示す斜視図。 １・・・・・・車体、２・・・・・・ヒンジ、６・・・
・・・ドアパネル、Ｔ・・・・・・リテーナ、８・・・
・・・リテーナケース、９゜１０．１１・・・・・・係
止爪。
１図におけるドア取付装置の要部を分解した拡大斜視図
、第３図は本考案の一実施例を示すドア取付装置の分解
斜視類、第４図は第３図におけるドア取付装置の組付状
態を示す斜視図。 １・・・・・・車体、２・・・・・・ヒンジ、６・・・
・・・ドアパネル、Ｔ・・・・・・リテーナ、８・・・
・・・リテーナケース、９゜１０．１１・・・・・・係
止爪。
Claims (1)
- 車体に取付けたヒンジに接続する７リテーナをリテーナ
ケースによりドアパネルに固定してなる自動車のドア取
付装置において、前記リテーナケースの一部を、前記ド
アパネルの一部を切り起して形成した係止爪により構成
し、さらに前記リテーナに設けるヒンジ取付用ボルトａ
合用のわじ孔の少なくとも一部の位置を、前記リテーナ
ケースを構成するため切り起した係止爪の切り起しによ
って形成される欠損部に合致′させ、これによって該欠
損部をヒンジ用ボルトの貫通孔として使用するようにし
たことを特徴とする自動車のドア取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977010264U JPS5820404Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 自動車のドア取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977010264U JPS5820404Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 自動車のドア取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53105223U JPS53105223U (ja) | 1978-08-24 |
| JPS5820404Y2 true JPS5820404Y2 (ja) | 1983-04-27 |
Family
ID=28822535
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977010264U Expired JPS5820404Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 自動車のドア取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820404Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119944A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Torasuteii:Kk | ナット固定構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5319530Y2 (ja) * | 1972-11-06 | 1978-05-24 | ||
| JPS49113323U (ja) * | 1973-01-25 | 1974-09-27 |
-
1977
- 1977-01-31 JP JP1977010264U patent/JPS5820404Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53105223U (ja) | 1978-08-24 |
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