JPS5820311A - タンデム圧延機における張力制御方法 - Google Patents

タンデム圧延機における張力制御方法

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JPS5820311A
JPS5820311A JP56119078A JP11907881A JPS5820311A JP S5820311 A JPS5820311 A JP S5820311A JP 56119078 A JP56119078 A JP 56119078A JP 11907881 A JP11907881 A JP 11907881A JP S5820311 A JPS5820311 A JP S5820311A
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Japan
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tension
output
stand
period
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Application number
JP56119078A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tashiro
和幸 田代
Seiji Konishi
小西 政治
Yoshihiro Uekane
上金 良博
Takakazu Sakurai
桜井 孝員
Shinya Tanifuji
真也 谷藤
Yasuo Morooka
泰男 諸岡
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Hitachi Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPS5820311A publication Critical patent/JPS5820311A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/48Tension control; Compression control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タンデム圧延機における張力制御方法の改良
に関する。
タンデム圧延機によって圧延材を圧延する場合、スタン
ド間に存在する圧延中のその圧延材にかかる張力は、予
め定められた一定値に保たれることが望ましい。
これは、張力変動による寸法の誤差、つまり板厚、板幅
の所定値からの変動をなくするために重要である。また
、型鋼などのタンデム圧延機においては、その寸法と共
和、製品の形状の不均一さをなくすために重要である。
かつて、本発明者のうちの何人かは、機械的なルーパ装
置を用いない張力制御方法およびシステムを提案した。
くれは、例えば、°米国特許第3940960号、米国
特許第4137742号などである。この米国特許にお
いては、圧延中の張力以外の物理量から間接的に張力を
検出(すなわち演算で求める6)シ、その検出された張
力を目標の張力と比較し、その差をなくすように対応す
る圧延ロールの速度を制御することによって、張カ一定
制御を一実現している。つまシ、圧延荷重Pと圧延トル
クG・とを用いて張力を間接的に検出し、それを用いて
張力を目標値に制御するものでらる。
このシステムは、基本的には、タンデム圧延機の張力制
御としては十分な精度が得られてお〕、実用できるもの
である。
しかしながら、このシステムを実用、つまり実際のタン
デム圧延機に適用しようとしたとき、次のような問題が
生じた。
すなわち、各圧延材の終期において、張力制御システム
が非常に大きい張力変動を検出(但し間接的に検出)し
てしまい、この大きな変動をなくそうと制御システムが
動作するのでハンチング現象を起こし、安定な制御が出
来ないという問題が”シ二=、。、。41.6゜4゜7
、bfl*b!Jiv高精度の張カ一定制御を実現でき
るタンデム圧延、機の張力制御方法を提供することでお
る。
この発明の目的は、安定な張力制御を実現できる張力制
御方法を提供することである。
この発明は、複数の圧延スタンドからなるタンデム圧延
機の各スタイドにおけるプロセスデータを検出し、この
検出デー夛をフィルタリングし、そのフィルタリングさ
れたプロセスデータを用いて張力を演算し、その演算張
力を目標張力に制御するタンデム圧延機の張力制御シス
テムにおいて、張力の演算はタンデム圧延機の前段に設
けられた切断機の動作中はその動作直前のプロセスデー
タを用いて行なうよらに構成したことを特徴とする。
この発明を以下図面に従って、詳細に説明する。
まず、この発明の基本的な概念を述べる。本発明者がタ
ンデム圧延機における張力制御システムを実際のタンデ
ム圧延機に適用しようとしたことは、上述した通シであ
る。そして、このとき、圧延の終期において、著しい張
力変動が生じることを見出した。これは、多くの実験結
果によるデータを整理して発見したものである。この原
因がどこにあるのかについて、種々の検討を加えた結果
、張力変動の発生する時期とタンデム圧延機の前段に設
けられる切断機の動作時期とが一致していることが判っ
た。これは、更にその後実験によって確認された。この
結果、切断機の動作が張力変動の原因であることが確認
された訳である。
このことは、第1&図〜第1d図を用いて定性的に説明
することができる。これらや図において、1は圧延材、
2aと2bは夫々の圧延スタンドにおけるワークロール
を示す。100はタンデム圧延機200前段に設けられ
る切断機である。この切断機100は、主として、圧延
材先端部IAと後端部IBを切断除去するために設けら
れている。
300はテーブルローラであシ、圧延材を移送するため
のものである。
第1a図は、圧延材1の先端部1人が切断機100によ
り切断されている状態を示す。このとき、タンデム圧延
機の後方張力T、=0であシ、もちろんスタンド間張力
Tr=0である。
第1b図は、圧延材先端が切断機100を通過し、ワー
クロール2aと2bの間におる状態を示す。このときも
、Tm=Oであり、’rr=0である。
第1C図は、圧延材1の先端がタンデム圧延機、200
を通過し、通常の圧延が行なわれている状態を示す。こ
のとき、後方張力T s = 0で6D、スタンド間張
力Tr!I;0である。つまF)、Tvは張力制御シス
テム(図示せず)により、目標の張力Twoに制御され
ている。
第1d図は、圧延材1の後端部IBが切断機゛100に
より切断されている状態を示す。このとき、厳密には°
その直前までスタンド間張力T1は(その目標値Two
に制御されている訳である。しかし、切断機100の切
断動作によシ後方張力T。
が発生(Tm’=O)し、この影響によってTy’tT
、。となる。このときの後方張力Tmは、瞬間的に大き
な値となり、この影響によりスタンド間張力Trを演算
するためのプロセスデータ(具体−には、圧延荷重、圧
延トルク)が大きく変動する。
したがって、この大きく変動したプロセスデータによっ
て演算される(つまり間接的に検出される)スタンド間
張力T1は大きく寒動してしまう。
このようなスタンド間張力の変動は、瞬時的なものと考
えられ、この瞬時的な変動に対しても従来の張力制御シ
ステムは忠実に張カ一定制御を実行しようとしていた。
しかし、実際には、張力制御システムが、必要なデータ
を収集し、それに基づいてスタンド間張力を演算し1、
更にこの結果を目標の張力と比較することによって張力
偏差を認識し、この張力偏差を零とするような各スタン
ドの速度変更量を求め、この速度変更量をそれまでの速
度指令値と加算したものを新たな速度指令値としてモー
タ速度制御装置に出力することを必要とする。また、こ
の新たな速度指令に基づき実際に速度が変更されるまで
には、速度制御系の遅れやモータの慣性による遅れが考
えられる。つまり、瞬間的な大きな張力変動に対して、
忠実にその張力制御を実行しようとする場合、張力制御
システムの動作遅れ等により、現実にはそれに追随でき
ず、その制御がかえって制御系を不安定にし、ノ・ンチ
ング現象を引き起こす。また、瞬間的な張力変動を演算
するプロセスデータ自体が、瞬間的に急激に変化するた
め、正確なデータとは考えられず、演算された張力自体
が不正確なものとなっている可能性が高い。不正確な張
力に基づく制御は、必然的に不正確なものとなシ、上述
した張力制御システムの動作遅れと相乗した場合、全体
としての制御システムが不安定になることは容易に想像
できるであろう。制御系の不安定をなくすには、制御系
のゲインを小さくすれば良いことは周却であるけれども
、そうすることは張力制御を精度良く行なうことにはな
らない。
したがって、この神明は、上述した如き実用上の諸問題
をなくシ、安定で精度の高い張力制御システムを提供す
る。
以下、本発明の実施例について詳細に説明する。
第2a図は、本発明の一実施例のシステム構成図である
。また、第2b図は、第2a図の演算部1000の全体
構成図である。
まず、第2a図において、1.1’は圧延材である。2
00はタンデム圧延機でアシ、こ\では3スタンドの熱
間タンデム仕上圧延機を示している。通常は、4〜6ス
タンドで構成される。100は切断機であり、よく知ら
れているフライングクロップシャ−などが設置される。
400は粗圧延機の最終スタンドを1.示している。圧
延材は、粗圧延機で圧延され、その最終スタンド400
を通過し、テーブルローラ300によって、仕上圧延機
200に導かれ、熱間仕上げ圧延される。110は圧延
材の先端及び後端の到来をその設置位置で検出するため
の鋼片検出器(こ\ではHOT METALDITEC
TER:HMDを用いる。)である。120は、HMD
IIOの信号を用いてシャー100を起動するためのシ
ャー制御装置である。21〜23は各スタンドのバック
アップロール、31〜33はワークロールを示す。41
.42は圧延機駆動用のモータを示す。51.52は圧
延荷重検出器、61.62はロール開度検出器である。
411.412は交流電源を直流電源に変換してモータ
に供給するサイリスタを用いた電力変換器である。41
2,422は電流検出器、413゜423は電圧検出器
を示す。414,424は速度検出器である。7は第1
スタンド入側に設けられた厚み計(Xレイ)、11は遅
延回路で、厚み計7設置位置から第1スタンドに材料が
到達するまでの移送遅れを補償するためのものである。
12は第1スタン上°出側厚h1を求めるための厚み演
算回路、11′はhlをスタンド間移送時間だけ遅延さ
せ第2スタンド入側厚H2を出力する遅延回路である。
13a、13bは厚み制御装置(AGC)、14a、1
4bは油圧圧下装置テする。なお、第3スタンドについ
ては、モータ、圧下装置等の記載を省略している。81
,82はモータ速度制御装置であり、図示しない速度指
令回路から与えられる速度指令信号ωPltωP2 に
応じてモータ速度を制御する。810,820は加算器
であシ、速度指令ωP1.ωPgをスタンド間暉カ一定
となるような速度指令にするためのものである。
こ\で、Δωp1.ΔωP2は、スタンド間張力を目標
値に制御するために必要な速度指令変更量である。
このΔωP1.Δ、ωp2の求め方については後述する
1000は、−算部であシ、必要なプロセスデータを入
力し、スタンド間張力を演算し、その演算された張力が
目標張力と一致しない場合には、張力を目標値になるよ
うに制御するための信号Δωp1゜ΔωP2を出力する
。この1000は、第2b図に示すような構成で実現で
きるが、この演算部の一部またはすべてはディジタル計
算機に必要な制御プログラムを覚え込ませることによシ
実現できる。
次に、第2b図において、40傾ホ一ルドタイミング回
路であ)、シャー100が圧延材尾端部を切断するため
に動作開始してから終゛了するまでの期間、入力される
張力演電のためのプロセスデータを、その動作開始直前
の値に保持゛するためのホールドタイミング信号HTを
出力する。50は、フィルターで、Sり、張力演算に必
、要なプロセスデ′  −夕を入力し、そのデータに含
まれる高調波成分を除去するものである。そして、ホー
ルドタイミング回路40からのホールドタイミング信号
HTを入力してシャー動作期間中はその動作直前のプロ
セスデータを出力する。このホールドタイミング回路と
、フィルター50の詳細は、後述する。
20は、張力演算に必要な圧延トルクGs(iはスタン
ド番号を示す。)を演算し、出力するためのトルク演算
部である。圧延トルクG、は、演算゛によらなくても直
接検出しても良いが、この例では演算によって求めてい
る。3oは、トルクアーム演算部であり、張力演算に必
要゛なトルクアームを量を出力する。9は、圧延トフク
Gs、)ルクアームを量、圧延荷重PIを入力し、スタ
ンド間張力らを演算する。この例では演算されるスタン
ド間張力は、単位断面積当シの張力、すなわち単位張力
である。10は、演算された張力「、゛と、to、との
差に応じて、その差をなくすような速度指令変更量Δω
Plを演算し出力するための制御補償部を示す。張力は
、この1oの出力信号をモータ速度制御部81.82に
出力することによって制御される。この実施例で示され
たような張力演算の原理、およびその演算張力を用いて
目標の張力に制御するためにモータ速度を調整すること
自体は、公知の発明(例えば米国特許第U8P4137
742号)を利用できる。なお、第2b図における係数
メモリ60は、各演算に必要なプロセスデータ以外のデ
ータ、すなわち各種定数を記憶しておくためのものであ
る。
第2b図の各演算部が演算するための基本となる関係式
はζ1次の通シである。
a)  )ルク演算部20     ゛ 、このユニッ
トでは、入力されるデータを用いて、例えば次の関係式
によシ圧延トルクGIを演算する。
G I= (電動機トルク)−(加減速トルク)−(損
失トルク) ・ −Gbosi (”t 、 P L)       ”
・(1)ここで、rl ;主回路抵抗、V1gブラシ電
圧降下(モータによって決まる定数)、Jj;モGs、
oss(町、P+);モータの損失トルク(モーター回
転速度・・、圧延門型P・にょって決まる゛  量であ
る。) b)  )ルクアーム演算部3゜ このユニットでは、トルクアーム1.を次の関係式を用
いて演算する。
t!=L t o+Δt。
と\で、tl(11基iトルクアーム(圧延材が第iス
タンドに噛み込まれてから第i+1スタンドに噛込まれ
るまでの間に次の(3)、 (4)式によって演算され
る。) Δt1基準基準トルクアーム4演o演算後けるトルクア
ームの変動量(入側板厚変化量ΔHI。
荷重変化量ΔPI、ロール開度変化量ΔSHのうちの少
なくとも1つのものを用いて演算できる。) ζ\に、添字のBは、各基準トルクアームを計算するタ
イミングにおける夫々の値であること示す。したがって
、 Gtmifスタンドの基準トルクアーム計算時点の圧延
トルク Pliifスタンドの基準トルクアーム計算時点の圧延
荷重 R舊 ;i゛スタンドロール 伍、、、i iスタンドの基準トルクアーム計算時点の
jスタンドのトルクアーム PJIg第iス第1スタンドトルクアーム計算時点のj
スタンドの圧延荷重 G I B :第1スタンドの基準トルクアーム計算時
点のjスタンドの圧延トルク 一対する偏微分係数を示す。
ΔH1,ΔPt、ΔSMは、基準トルクアーム演算時点
の入側板厚HIm 、圧延荷重P1m、ロール開度81
mを基準として、その後の変化量を示す。
C)張力演算部9 このユニットは、圧延トルクG2、圧延荷重P+、)ル
クアームtIを用いてスタンド間単位張力を量を演算す
る。
まず1単位張力t Fは、スタンド間全張力TMから次
式にて求められる。
t s=T、t/ (h I−b量)=TI/M   
  ・・・ω)こ\に 31 、  Hiスタンド出側
板厚す、Biスタンド出側板幅 M  iiスタンド出側断面積 そして、例えば第1スタンド、第2スタンド間の全張力
T1は、次のような関係式で求められる d)制御補償部10 このユニットでは、スタンド間張力、偏差Δ1゜を入力
し、これを零にするための速度指令変更量ΔωPIを演
算する。
まず、 〜 Δ1.=1.−1□          −(8)こ\
に%  tptiスタンド間目標張力次に、制御特性を
安定させるために必要なゲインをΔt1に乗じる。っま
シ、 こ\に K 、 ;比例ゲイン、T1蓄積分時定数 する。
ΔCd”;+ = g s−”・d、        
・・・(10)こ\に、Δωtt Sモータ速度の単位
に変換さ゛れた速度変更量、gI″−変換ゲイン この(10)式で得られたΔωp、を用いて、速度修正
を行なっても、張力t1はtPsに近づく。
しかし、第iスタンドの速度変更は、第1スタンド上流
の張力制御と無関係に変化するので、上流側のスタンド
間張力1.−.が乱される。これを防ぐためには、第i
スタンドの速度修正制御を行なうに際し、第iスタンド
よシ上流側のスタンドのモシタ速度を同じ割合だけ制御
する必要がある。
さて、第2b図に示すホールドタイミング回路40およ
びフィルター50について次に詳細に説明する。
まス、11g5 a図は、ホールドタイミング回路40
の詳細ブロック図であり、第3b図はその動作タイムチ
ャートである。第3a図において、401は圧延材の尾
端を検出する尾端検出器であシ、鋼片検出器110の出
力によって尾端を検出する。402はホールド開始タイ
ミング演算部であシ、尾端検出信号MEおよび圧延材の
移送速度によってそのタイミングを決定する。403は
ホールド信号の解除を指示するホールド解除判定部であ
る。404は、ホールドタイミング信号出力部であり、
演算部402の出力でセットされてから判定部403の
出力でリセットされるまでの期間、ホールドタイミング
信号HTを出力する。この出力部404は、具体的には
セット・リセットタイプの7リツプフロツプ(F、F、
)で良い、。さτ、尾端検出器401゛が圧延材尾端の
到来を検出するCMsb図の■、@を参照)と、ホール
ド開始タイミング演算部4o・・2は、ホールドR始タ
イミングパルスPL1を演算する。この演算は、次のよ
うな演算である。
まず、圧延材尾端が、鋼片検出器110の設置位置から
シャー100の設置位置まで走行するに要する平均時間
T、(第3b図の′0を参照)を求める。すなわち、 と\に、X、;鋼片検出器110の設置位置とシャー1
00の設置位置間の距離(定数)ω1 ;第1スタンド
のモータ回転速度(変数)R1;第1スタンドロール径
(定数) GR,;ギアレシオ(定数) ψ1 ;後進率(定数) そして、このT1を用い、次式にょシシャーの切断開始
タイミング時間T、(第3b図の■を参照)を求める。
     ′          T、=T、−ε  
        ・・・(12)と\に、”g、H切断
される尾端部の長さだけ圧延材が移動するに要する時間 タイミング演算部402は、第3b図の0の立下り時点
よシ更に61だけ前の時点(つまシャ−切断動作開始タ
イミングより6.だけ前の時点)でホールド開始タイミ
ングパルスPL、を出力する。e、=0でも十分である
。また、シャー切断動作開始タイミングにてタイミング
パルスPL。
を出力する。PLl、PL、については、第3b図の[
F]、Oに示されている。
ホールドタイミング信号、出力部404は、PL。
によりセットされ、ホールドタイミング信号HTを出力
し始める(第3b図のに)を参照)。
一方、ホールド解除判定部403は、タイミングパルス
PL、(第3b図り)を入力し、ホールド解除タイミン
グパルスPL8  (第3b図の■を参照)を出力する
。このPL、は、第3b図のO〜α)に示すように、P
L、をある定まった時間ε、だけ遅延させることによシ
得られる。このe、は、シャー100が動作期間(第3
b図の■を参照)よりわずかに大きい値となる(第3b
図の0を参照)。
ホールドタイミング信号出力部404は、この解除信号
PL、により、リセットされ、HTの出力を停止する(
第3b図の(イ)を参照)。
このように、ホールドタイミング回路40は、圧延材の
尾端が予定位置に達したことを検出し、この検出信号と
圧延材移動速度とから、シャー100が動作中は第3b
図の■に示すようなホールドタイミング信号HTを出力
する。したがって、この信号HTによつソ、フィルター
50の出力データを保持すれば、シャー動作期間内のプ
ロセスデータは張力の演算に使用されないことになる。
例えば、この様子は、第3b図の輪とυに示されている
。こ\では、プロセスデータの1つでらるPlがロード
セル51によって検出され(第3b図匈のように)、こ
れがフィルター50に入力されていて、その出力として
Plが(ト)の如く得られることを示す。第3b図υに
おいて、HT出力期間中は、Plは一定に保たれる。こ
\で、HT出力期間中の破線のチャートは、データ保持
をしなかった場合のPlの出力値を示している。
では、続いて、フィルター50の詳細を説明する。第4
図は、フィルター50の詳細ブロック図である。この図
において、501,502.・・・50mはアナログフ
ィルターであり、511゜512、・・・51mはアナ
ログ−ディジタル変換器(A/D)である。521,5
22.・ 52mは信号ホールド部でアシ、ホールドタ
イミング信号HT出力期間中プロセスデータを保持する
。531゜532、・・・53mは、ディジタルフィル
ターである。信号ホールド部は、具体的にはメモリと簡
単な論理回路で構成できる。その−例を521に示して
いる。ブロック521内において、5211はNOT回
路、52.12と5213はAND回路、5214はメ
モリ、5215はOR回路である6HTの出力がない期
間AND回路5212のAND条件が成立するので、A
/D511の出力はディジタルフィルター531に与え
られる。また、このとき、メモ’J5214にもそのデ
ータが記憶される。このメモリの内容は、A/Dの出力
がある毎に更新される。HTの出力期間中は、こんどは
AND回路5213のAND条件が成立するので、メモ
リー   5214に記憶されていたHT出力直前のデ
ータがディジタルフィルター531に出力される。HT
の出力が解除されれば、再びAND回路5212のAN
D条件が成立し、A/D511の出力がディジタルフィ
ルター5311C与えラレる。
こ\で、再び第2b図に戻る。呈上説明したように、ホ
ールドタイミング回路40のHT比出力よシ、フィルタ
ー50がHT出力期間(シャー100の動作によシプロ
セスデータ変動が発生している可能性の高い期間)内の
データを無視し、そのHT出力直前のデータを出力する
。これにより、各ユニット20,30,9,10は、H
T出力期間中は、そのiT出力直前のデータに基づいた
演算を寒行する。すなわち、その制御は、事実上、HT
出力直前の張力演算結果に基づいたものになる。したが
って、シャー100の動作に起因するプロセスデータの
大幅な変動による影響を受けず、°安定な動作を実現で
きる。
なお、この発明は、事実上、シャー1000動作に起因
するプロセスデータ変動による影響を受けないようにシ
ステムを構成すれば十分であり、第2&、2b図に示し
た実施例に限定されるものではない。
すなわち、何等かの手段により、シャーの動作期間を見
い出し、少なくてもその期間中はその期間中に得られる
プロセスデータを用いないで張力制御番実行するように
したものは、すべて本発明に含まれる。
例えば、第5a図のようKしても良い。第5a図におい
て、第2b図と同一の符号は同一の機器を表わす。この
図においてHT期間中は各ユニットの演算を一時停止さ
せる。停止させると同時に、HT期間中はHT出力直前
のプロセスデータによ゛る演算結果から得られた速度修
正出力を保持すれば良い。との図において4000はゲ
ート回路と記憶回路を組合せたものであり、HT出力期
間中は二二ツ)10の出力をHT出7カ直前の値に保持
させる。このゲートはどのようなものでも、良いが、−
この−例を第5b図に示す。第5b図において、400
1と4002はAND回路である。4009はNOT回
路である。4003と4004は記憶回路、4005と
4006はAND回路、4007と4008はOR回路
である。
また、ホールドタイミング回路40は、シャー動作期間
に対応した信号を出力するものであればどのようなもの
でも良いのであシ、第3a図に示したものには限定され
ない。例えば、シャー駆動用の一一夕に対する駆動指令
をホールドタイミング信号としても良く、また高応答の
検出器であるロードセルの出力が予定の変化を大きく越
えた期間をホールドタイミングとしても良い。また、こ
れらを組合せてホールドタイミングを作っても良いのは
当然である。
以上説明したように、本発明によれば、安定なタンデム
圧延機の張力制御システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1a図〜第1d図は圧延状態説明図である。 第2a図、第2b図は本発明の一実施例を示す図である
。第3a図はホールドタイミング回路の詳細を示す図で
あシ、第3b図はその動作説明図である。第4図はフィ
ルターの詳細を示す図である。 第5a図、第5b図は本発明の他の実施例を示す図であ
る。 100・・・シャー、110・・・鋼片検出器、31〜
33・・・ワークロール、41.42・・・駆動モータ
、51.52・・・圧延荷重検出器、81 、.82−
、−・モータ速度制御装置、810,820・・・加算
器、1000・・・演算部、40・・・ホールドタイミ
ング回路、50第!i改口 第5b図 第1頁の続き 0発 明 者 諸岡泰男 日立市幸町3丁目1番1号株式 %式% @出 願 人 株式会社日立製作所 東京都千代田区丸の内−丁目5 番1号 手続補正書(自発) 昭和−今 も 3J 特許片長 官 島田春樹 殿 事件の表示 昭和56年 特許願第119078  号発明の名称 タンデム圧延機にお妙る張力制御方法 補正をする者 哄rtとめ関係  特許出願人 住  所 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号名  
称+5101株式会社 日 立 製 作所名 称(aS
S)新日本製鐵株式会社 代表者 武 1) 豊 代   理   人 居  所 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号別紙の
通〕 !、明細書の発明の詳細な説明の@の記載につ−で、一
部次のように補正する。 (1)@細書第9頁疼10ff目に記載のl”412J
をl”4!IJK訂正する。 @ 明細書第24頁第6行目に記載の「少なくても」を
「少愈くとも」k訂正する。 @ 明細書第24頁第10行〜11128頁菖4行の記
載を削除する。 ■、@細書O図面の簡単な説明の欄の記載ksPV%′
  てV@細書第!!6頁aS行〜4行の記載を削除す
る。 厘0本願図藺のうち、第51図および第sb図を削除す
る。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、タンデム圧延機と、その前段に設けられる切断機と
    、張力を演算するに必要なプロセスデータを検出する検
    出器とを有する圧延設備における・前記タンデム圧延機
    のスタンド間張力を制御するタンデム圧延機の張力制御
    方法であって、前記切断機の動作期間を含むホールドタ
    イミング信号を定め、該信号出力期間中におけるプロセ
    スデータを用いての張力制御は行なわないようにしたこ
    とを特徴とするタンデム圧延機における張力制御方法。
JP56119078A 1981-07-31 1981-07-31 タンデム圧延機における張力制御方法 Pending JPS5820311A (ja)

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