JP3085501B2 - 圧延制御方法および装置 - Google Patents
圧延制御方法および装置Info
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- JP3085501B2 JP3085501B2 JP05249551A JP24955193A JP3085501B2 JP 3085501 B2 JP3085501 B2 JP 3085501B2 JP 05249551 A JP05249551 A JP 05249551A JP 24955193 A JP24955193 A JP 24955193A JP 3085501 B2 JP3085501 B2 JP 3085501B2
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Description
に、板厚精度を向上するフィードフォワード制御方式に
関する。
各スタンドの入側板厚の変動を検出し、この板厚外乱が
ロール直下に達するタイミングで、圧下装置及びロール
駆動装置にこの外乱を打ち消す制御指令を加え、フィー
ドフォワード圧下制御及び速度制御を行っている。
チュエータは、応答の無駄時間をもつため、フィードフ
ォワード指令のタイミングに問題があった。たとえば、
特開平3−165914号公報には、圧下制御系の遅れ
に対し圧延動作中、制御量である出側の板厚偏差を数点
サンプリングし、これら出側板厚偏差の平均値を前回の
平均偏差値と比較して、最小の偏差となるように制御タ
イミングを変更する方法が提案されている。
延動作中常に、出側板厚偏差の平均値を求めては、制御
タイミングを修正しているので、タイミングが安定する
までの期間は十分な制御結果を得ることができず、処理
のオーバーヘッドも大きい。そのうえ、アクチュエータ
は各々異なる無駄時間をもって動作するため、圧下装置
やロール駆動装置に、異なる応答遅れ時間に対する考慮
なしに、ある点の板厚変動にたいし同一タイミングで指
令を出したのでは、フィードフォワード制御の十分な効
果が得られない。
点を克服し、異なる応答遅れ時間をもつアクチュエータ
毎に、フィードフォワード指令を演算する板厚データを
変更し、制御の効果が上がる圧延制御方法および装置を
提供することにある。
をもつ圧下装置とロール駆動装置を、板厚変動による生
じる板厚と張力の外乱を打ち消すように協調動作させ、
板厚制御精度を向上する圧延制御方法および装置を提供
することにある。
ール駆動装置をフィードフォワード制御して、圧延材の
板厚および張力を制御する複数のスタンドからなる圧延
機の制御方法において、各スタンドの圧下位置、ロール
周速、出側の板厚及び次スタンドとの間の板速を所定周
期で検出し、検出した前記出側の板厚をその検出位置か
ら次スタンドまで検出した前記板速に応じてトラッキン
グして履歴データ列を生成する板厚トラッキングを行な
い、前記圧下装置および前記ロール駆動装置各々の応答
遅れ時間に移動する圧延材の移動距離だけ前記次スタン
ドのロール直下から上流側に戻った位置に相当する板厚
データを前記履歴データ列からそれぞれ選択し、圧下応
答遅れ時間に応じて選択された板厚データを基に圧下フ
ィードフォワード指令を求めて前記圧下装置を制御し、
速度応答遅れ時間に応じて選択された板厚データを基に
速度フィードフォワード指令を求めて前記ロール駆動装
置を制御する。なお、前記圧下フィードフォワード指令
と前記速度フィードフォワード指令は同じ制御タイミン
グで出力される。また、本発明は、前記圧下装置とロー
ル駆動装置の各々をフィードバック及びフィードフォワ
ード制御して、圧延材の板厚および張力を制御する複数
のスタンドからなる圧延機の制御方法において、前記圧
下位置、ロール周速および張力をフィードバックして、
第1の圧下指令と第1の速度指令をスタンド毎に演算
し、前記出側の板厚の検出位置から次スタンドのロール
直下までの圧延材の移動距離に対応して、検出した板厚
データを前記所定周期毎にシフトしながら履歴データ列
を生成する板厚トラッキングを行ない、前記圧下装置お
よび前記ロール駆動装置各々の応答遅れ時間に移動する
圧延材の移動距離だけ次スタンドのロール直下から上流
側に戻った位置に相当する板厚データを前記履歴データ
列から選択し、圧下応答遅れ時間に応じて選択された板
厚を基に圧下フィードフォワードするための第2の圧下
指令(圧下フィードフォワード指令)を求め、速度応答
遅れ時間に応じて選択された板厚を基に速度フィードフ
ォワードするための第2の速度指令(速度フィードフォ
ワード指令)を求め、前記第1の圧下指令と前記第2の
圧下指令を加算して前記圧下装置を制御し、前記第1の
速度指令と前記第2の速度指令を加算して前記ロール駆
動装置を制御する。
答遅れ時間が、アクチュエータ毎に異なることに配慮
し、フィードフォワード指令を演算する板厚データを、
板速と応答遅れ時間に対応してトラッキングして選択す
る。この結果、各アクチュエータの応答遅れ時間や板速
に依存せずに、板厚変動の位相タイミングに合ったフィ
ードフォワード制御が行なえる。
を打ち消すように、ロール駆動装置をフィードフォワー
ド制御するので、両アクチュエータの協調制御が可能に
なり、制御の安定性と板厚精度の向上がはかれる。
する。
である。制御対象である圧延機1は制御装置2からの制
御指令9を受けて動作する。制御装置2は圧延機1の動
作状態を検出装置3で検出した状態量を用いて、アクチ
ュエータ8に対する指令を生成する。圧延機1は非線形
性が強く、線形制御方式を適用することができない。そ
こで、制御装置2は動作点を決定するセットアップ制御
系4、前記セットアップ制御系4より目標値を受けて目
標値からの偏差をゼロにするように動作するDDC制御
系5、およびセットアップ制御系4が動作点を決定する
ために利用する圧延モデル6、および検出装置3からの
出力を用い、制御に必要だが直接計測できない状態量を
推定する観測装置7から構成される。
機1のスタンドは対向する1対のワークロール10、中
間ロール11、バックアップロール12から構成され
る。バックアップロール12には圧下装置13が接続さ
れ、圧下装置13の位置を制御することで、中間ロール
11、ワークロール10の間隔が変化して、圧延材14
の板厚が変化させることができる。ワークロール10の
軸には歯車装置15を介してロール駆動装置16が接続
されている。これら油圧圧下装置13、およびロール駆
動装置16からアクチュエータ8が構成される。
の関係を示す。圧延材14は同図の左側から右側に移動
する。圧延材14の入側板厚H、出側板厚h、ワークロ
ールの間隔S、ワークロール10にかかる荷重Pとす
る。これらの量のうち、圧延荷重の物理的関係を表した
のが、(数1)に示すHillの近似式である。下付き
添え字iは多段圧延機システムにおいてiスタンドの物
理量を表す。なお、(数1)式の摩擦補正項は(数2)
式である。
すことができる。
グラフで、縦軸には圧延荷重、横軸は圧下位置及び板厚
をとっている。(数1)と横軸の交点が入側板厚Hとな
る。(数1)と(数3)の交点が動作点で、その横軸の
位置が出側板厚h、縦軸の位置が荷重Pとなる。
H1に変化した場合、圧延荷重式とゲージメータ式の交
点である動作点が変化してしまい、板厚はh0 からh1
に、荷重はP0からP1に変化する。その結果、板厚
が目標値hからづれてしまう。 そこで、圧延機の圧下
位置を移動させて板厚を所定の精度にするための板厚制
御を実施する。その時の指令の変化分はΔSとなり、図
7に示すように圧下制御装置の位置をS1からSへ制御
する。その結果、ゲージメータ式が点線の位置から実線
の位置に平行移動して、荷重式との交点が板厚h1から
板厚h、荷重P1から荷重Pに移動する。
式とゲージメータ式の交点である動作点を求めるのがセ
ットアップ制御系4である。セットアップ計算の具体的
な方法として、繰り返しの数値解を求めるニュートン・
ラプソン(Newton-Raphson)の方法などがある。また、
動作点の周りの線形近似できる範囲で、動作点からのず
れをなくするように制御するのがDDC制御系5であ
る。
を示す構成図である。
延状態量は、板厚検出器3−1により圧延材14の板厚
が検出され、板速検出器3−2で板速が検出され、張力
検出器3−3により圧延材14に働く張力が検出され、
圧延荷重検出器3−4により圧延荷重が検出され、ロー
ル速度検出器3−5によりロール周速が検出され、圧下
位置検出器3−6により圧下位置が検出される。また、
多段スタンド圧延機1の圧延状態は、アクチュエータ8
である圧下装置13とロール駆動装置16により変化さ
せられる。
2−1とフィードバック制御部2−2から構成される。
フィードバック制御部2−2は、張力検出器3−3など
によって検出された圧延状態量から制御指令を演算す
る。フィードバック制御2−2の例としては、圧延荷重
と圧下位置を利用したビスラ(Bisra)−AGCが
ある。
トラッキング部100、圧下無駄時間補正板厚トラッキ
ング部101、速度無駄時間補正板厚トラッキング部1
02、圧下フィードフォワード演算部103および速度
フィードフォワード演算部104から構成される。この
フィードフォワード制御部2−1には、応答の無駄時間
入力部105から圧下装置13及びロール駆動装置16
の応答の無駄時間が入力される。
である第i−1スタンド出側における板厚検出器3−1
(i−1)によって検出された板厚データの履歴を、第
i−1スタンドから第iスタンドまでの位置に対応さ
せ、板速検出器3−2(i−1)で検出された現在の板
速で移動制御しながら記憶しておく。
1は、応答の無駄時間入力部105から入力された圧下
装置13の応答の無駄時間と板速検出器3−2(i−
1)で検出された現在の板速から、圧下装置13の応答
の無駄時間に流れる圧延材14の移動距離を推定し、板
厚トラッキング部100の板厚履歴データの中から、第
iスタンドロール直下までの距離がその移動距離に対応
している板厚データを選択する。なお、無駄時間入力部
105からは、応答の無駄時間に1次遅れなどの遅れ時
間を加えた応答遅れ時間を与えるようにしてもよい。
グ部102は、応答の無駄時間入力部105から入力さ
れたロール駆動装置16の応答の無駄時間または応答遅
れ時間と板速検出器3−2(i−1)で検出された現在
の板速から、ロール駆動装置16の応答の無駄時間に流
れる圧延材14の移動距離を推定し、板厚トラッキング
部100の板厚履歴データの中から、第iスタンドロー
ル直下までの距離がその移動距離に対応している板厚デ
ータを選択する。
圧下無駄時間補正板厚トラッキング部101によって選
択された板厚データと予め設定したフィードフォワード
ゲインを用いて圧下装置に入力するフィードフォワード
制御指令を算出する。このとき、圧下フィードフォワー
ド演算部103は、圧下装置13の遅れ時間を考慮して
いる板厚データを元に、その板厚データと目標値との偏
差である板厚変動が第iスタンドのロール直下に到達し
たとき、その板厚変動分を打ち消すように圧下装置13
を動作させる、フィードフォワード圧下指令を演算し出
力する。
速度無駄時間補正板厚トラッキング部102によって選
択された板厚データと予め設定したフィードフォワード
ゲインを用いてロール駆動装置に入力するフィードフォ
ワード制御指令を算出する。このとき、速度フィードフ
ォワード演算部104は、ロール駆動装置16の遅れ時
間を考慮している板厚データを元にフィードフォワード
速度指令を演算するため、その板厚データに対応した板
厚変動が第iスタンドのロール直下に到達したとき、ロ
ール駆動装置16はその板厚変動分による圧延現象変動
を打ち消すようにフィードフォワード制御される。
ドバック制御部2−2から出力される圧下装置13への
各操作量とロール駆動装置16への各操作量は、加算部
20で各々圧下指令及び速度指令として加えられて出力
される。
説明する模式図で、板厚記憶テーブル100−1と、板
厚データ移動制御部100−2から構成される。板厚記
憶テーブル100−1は、(i−1)スタンド出側の板
厚検出器3−1(i−1)から次の(i)スタンドのロ
ール直下までの距離(L)をn分割し、各分割区分から
(i)スタンドロール直下までの距離と対応して、その
スタンド間位置における圧延材の被サンプリング点の現
在位置をトラッキングして、板厚の履歴データ列を記憶
する。
キングは次のように行われる。まず、板厚検出器3−1
(i−1)からその直下の板厚データ及び、(i−1)
と(i)のスタンド間における板速検出器3−2(i−
1)からの板速値が、一定周期のサンプリング間隔で板
厚トラッキング部100に取り込まれる。この板速値は
板厚データ移動制御部100−2に送られる。
回の検出サンプリング時点から圧延材14が移動したと
推定される移動距離を計算する。そして、この移動距離
に対応した分割区分だけ、スタンド間の各位置に対応し
て板厚記憶テーブル100−1に記憶している板厚の履
歴データ列を(i)スタンド方向に先送りする。
る場合を考える。このとき、先ず、第iスタンド直下の
位置から距離lの位置に対応した板厚データは消去され
る。そして、第iスタンドから距離lの次に記憶されて
いる板厚データを、第iスタンド直下の位置に対応する
板厚データとして更新される。このようにして板厚記憶
テーブル100−1のデータは順々に更新されていく。
最終的に履歴データ列の各板厚は、圧延材の被サンプリ
ング点の現在位置に対応するように、板厚記憶テーブル
100−1の各記憶区分に移動される。また、現時点出
検出された板厚データは、板厚検出器3−1(i−1)
の位置に対応する記憶区分に記憶される。
スタンド間位置と、その位置における板厚データは、圧
下無駄時間補正板厚トラッキング部101と速度無駄時
間補正板厚トラッキング部102に送られる。
グ部101の構成を示す機能ブロック図で、圧下装置無
駄時間設定部101−1、無駄時間距離演算部101−
2、板厚データ選定部101−3及び補正板厚記憶部1
01−4からなる。
力された圧下装置13の無駄時間が圧下装置無駄時間設
定部101−1に記憶される。板速検出器3−2(i−
1)で検出された板速値は、圧下無駄時間補正板厚トラ
ッキング部101の無駄時間距離演算部101−2に、
圧下装置13の無駄時間と共に入力される。
の圧下装置無駄時間と現在の板速値から圧下装置の無駄
時間内に移動する圧延材14の移動距離を求め、板厚デ
ータ選定部101−3に送る。
ッキング部100から入力される板厚履歴データと圧下
装置13の無駄時間内の移動距離を元に、補正のトラッ
キングを行う。すなわち、第iスタンドロール直下から
上流側の板厚履歴データ列の中から、圧下装置無駄時間
の移動距離に相当するロール直下からの距離に対応した
板厚データ(ΔH(n)など)を除去し、残ったデータ列
の下流側先頭が第iスタンドロール直下に対応するよう
に移動して、補正板厚記憶部101−4に記憶する。こ
の補正、記憶された板厚データの中から、第iスタンド
ロール直下に対応する新たなΔH(n)が、圧下フィー
ドフォワード演算部103に送られる。
(数4)〜(数6)の関係を用いて圧下指令となる圧下
変更量ΔSを演算する。圧下変更量ΔS、入側板厚変動
外乱ΔH、圧延内部の状態量である張力変動量Δτb 及
び制御量である出側板厚変動Δhの関係は、(数4)で
表現される。
τb =0)と仮定して(数5)を得る。
h=0)ようにすることであるから、圧下変更量ΔSは
(数6)のように求まる。
駄時間補正板厚トラッキング部101により、無駄時間
分を補正したロール直下に対応する入側板厚変動外乱Δ
H(n)である。
ング部102の構成を示す機能ブロック図で、速度装置
無駄時間設定部102−1、無駄時間距離演算部102
−2、板厚データ選定部102−3と補正板厚記憶部1
02−4からなる。
力されたロール駆動装置16の無駄時間は、速度装置無
駄時間設定部102−1に記憶される。板速検出器3−
2(i−1)で検出された板速値は、ロール駆動装置の
無駄時間と共に、距離演算部102−2に入力される。
の速度装置無駄時間と現在の板速値からロール駆動装置
の無駄時間内に移動する圧延材14の移動距離を求め、
板厚データ選定部102−3に送る。
ッキング部100からの板厚履歴データと無駄時間距離
演算部102−2からの移動距離を元に、補正のトラッ
キングを行う。すなわち、第iスタンドのロール直下か
ら上流の板厚履歴データ列の中から、ロール駆動装置無
駄時間の間の移動距離に相当するロール直下からの距離
に対応した板厚データ(ΔH(n)など)を除去し、残っ
たデータ列の下流側の先頭が第iスタンドのロール直下
に対応するように移動して、補正板厚記憶部102−4
に記憶する。この補正、記憶された板厚データの中か
ら、第iスタンドロール直下に対応する新たなΔH
(n)が、速度フィードフォワード演算部104に送ら
れる。
(数7)〜(数9)の関係を用いて速度指令となる速度
変更量ΔVR を演算する。速度変更量ΔVR 、圧下変更
量ΔS、入側板厚変動外乱ΔH及び圧延内部の状態量で
ある張力変動量Δτb の関係は、(数7)で表現され
る。
フィードフォワードの圧下指令となる。従って、速度無
駄時間補正板厚トラッング部102から送られてくる無
駄時間分を補正した入側板厚変動(ΔH)を用いて、
(数6)により圧下指令を推定する。この推定結果を
(数7)に代入すると(数8)のようになる。
いと仮定して(数5)を得ている。そこで、フィードフ
ォワード速度指令は、入側板厚変動外乱による圧延現象
の変動を抑えるように指令する。つまり、(数8)にお
いてΔτb=0となるように、(数9)により速度指令
を演算する。
トラッング部102から送られてくる無駄時間分を補正
した、第iスタンド直下に対応する入側板厚変動外乱Δ
H(n)である。
圧延制御装置(図1)の動作を説明するフローチャート
である。
期で(通常、20msていど)各スタンドの入側の板厚
を計測し、同時に板速も計測するし、板速データテーブ
ルD1に記憶する。i−1スタンド出側の板厚検出計3
−1(i−)からiスタンドロール直下までの圧延中の
圧延材に対応する板厚データは、履歴データ列として板
厚トラッキングテーブル上に計測順に記憶されている。
ップS2の板厚トラッキングによって、それまでテーブ
ルに記憶されていたデータ列を下流方向に移動し、空い
た記憶区分に格納される。この移動は今回計測された板
速データを元に、前回から今回のサンプリング間隔の間
に圧延材が移動した距離に対応して、テーブルの各区分
のデータを順次シフトしていく。なお、ロール直下より
下流となるデータはテーブルから棄てられる。
間を補正するために、予め記憶されている圧下装置の送
れ時間(D2)と現在の板速データ(D1)に基づい
て、フィードフォワード制御に必要な板厚データを板厚
トラッキングデータから選択する。この選択された入側
板厚データを用い、ステップS5で圧下指令を求める。
圧下指令は、セットアップ時に計算された影響係数(D
4)を参照し、(数6)に基づいて計算される。
16の無駄時間を補正するために、予め記憶されている
ロール駆動装置の送れ時間(D3)と現在の板速データ
(D1)に基づいて、フィードフォワード制御に必要な
板厚データを板厚トラッキングデータから選択する。
の影響を推定する。これは、圧下指令と速度指令が競合
するためで、圧下の変更により圧延状態である張力が変
化し、板厚を乱すのでその影響を速度指令で補正するた
めである。圧下操作による張力への影響は、影響係数
(D4)と入側板厚データから(数6)により圧下位置
変更を推定し、(数7)の右辺第1項のモデルから推定
する。この圧下位置変化による影響の推定値と、ステッ
プS4で選択された入側板厚データ及びセットアップ時
に計算された影響係数(D4)を用いて、(数9)より
速度指令を求める。
指令は、S3で時間補正された板厚変動値がロール直下
に対応する時刻(実際より無駄時間だけ早い)の制御タ
イミング時に、圧下装置に出力される。同様に、S7で
求められた速度指令は、S3で時間補正された板厚変動
値がロール直下に対応する時刻(実際より無駄時間だけ
早い)の制御タイミング時に、ロール駆動装置に出力さ
れる。
の出力タイミングは、サンプリング周期に同期して同時
刻に取られている。しかし、本実施例によれば、圧延材
の同一点に対応する圧下指令と速度指令の制御タイミン
グは、上述のように各々の無駄時間によって変更され
る。これによって、板厚変動やそれによる張力変動がロ
ール直下に表れると同時に、圧下装置とロール駆動装置
を動作させて、この影響を確実に打ち消すことができ
る。
れ、図11のデータテーブルD4に設定される影響係数
を、セットアップ制御系4によって計算する手順を説明
するフローチャートである。
変更の度に、圧延機の各スタンドおけるロールギャップ
の初期設定値、定常部のロール速度設定値、出側板厚設
定値、荷重設定値、スタンド間の張力等を計算する(S
S1)。
れたセットアップ値の中で入側板厚、圧下位置、ロール
速度の微少変動幅を決定する(SS2)。これは、例え
ば、微少変動をセットアップ値の±5%にする等が考え
られる。SS2で決定された各微少変動幅を各セットア
ップ値(入側板厚、圧下位置、ロール速度)から引いた
負の方向のセットアップ変更量を計算する(SC1-
1)。
を各セットアップ値(入側板厚、圧下位置、ロール速
度)に加えた正の方向のセットアップ変更量を計算する
(SC1-2)。SC1-1及びSC1-2において微少
変動を加えた各セットアップ変更量(入側板厚、圧下位
置、ロール速度)とセットアップ制御で用いる圧延理論
式から圧延状態量である出側板厚、後方張力を計算する
(SC2)。
変更量(入側板厚、圧下位置、ロール速度)から計算さ
れた圧延状態量の出側板厚、後方張力と、SC2で計算
した微少変動を加えた各セットアップ変更量(入側板
厚、圧下位置、ロール速度)に対する圧延状態量の出側
板厚、後方張力の差を計算して、SS2で決定した入側
板厚、圧下位置、ロール速度の微少変動幅に対する各圧
延状態量の出側板厚と後方張力の変化の割合を計算する
(SC3)。このSC3で計算された変化の割合が影響
係数となる。
1のS6,S7に関する詳細なフローチャートである。
図12において説明した手順で影響係数が計算される
(SV1)。また、速度制御装置16のもつ無駄時間を
補正した板厚トラッキングデータを作成する(SV
2)。次に、SV1で計算された影響係数と速度制御部
の無駄時間を補正した板厚データから、張力変動△τb
の推定を行なう(SV3)。
乱△Hを打ち消すために行なうフィードフォワード圧下
指令により生じる張力変動△τb'と入側板厚変動が圧延
現象に影響を与えて起こる張力変動△τb"を含んでお
り、圧延理論式を線形化した関係式(数7)に基づいて
推定される。次に、推定された張力変動△τb を用い、
この張力変動を打ち消すための速度指令Vpが演算され
る(SV4)。
を示すフローチャートである。まず、影響係数が計算さ
れる(SP1)。また、圧下制御装置13のもつ無駄時
間を補正した板厚トラッキングデータを作成する(SP
2)。次に、SP1で計算された影響係数と速度制御部
の無駄時間を補正した板厚データから、入側板厚変動外
乱△Hを打ち消すための圧下指令△Spが計算される
(SP3)。このときの圧下指令の計算は、圧延理論式
を線形化した(数5)に基づいている。
ード圧下指令による圧下装置13の応答を説明するタイ
ムチャートである。同図(a)のように、ロール直下に
おいて時刻t2 に、入側板厚がステップ状にΔH変化す
る。この入側板厚変動ΔHは前スタンドの出側で計測さ
れ、板速に応じたトラッキングでは時刻t2 でロール直
下に対応するが、圧下装置13の無駄時間Td分先送り
され、あたかも時刻t1 にロール直下に達するかのよう
に補正されている。
動ΔHが見かけ上ロール直下に対応する時刻t1 で、こ
のΔHが選択され、(数6)によるフィードフォワード
圧下指令ΔSpを演算して、圧下装置13に出力する。
この結果、同図(c)のように、圧下装置13は板厚変
動ΔHが実際にロール直下に達したときに、この変動を
打ち消すように動作する。この場合、板速をVe(m/s
ec)とするとロール直下から上流側へ、l=Ve×Tdの
距離に相当する圧延材の点の板厚変動を、時刻t1 で選
択している。
ード速度指令によるロール駆動装置16の応答を説明す
るタイムチャートである。同図(a)のように、ステッ
プ状の入側板厚変動ΔHが時刻t2 にロール直下に達す
るような場合、同図(b),(c)のように、圧下指令
は応答の無駄時間Td1だけ速い時刻t1 において指令を
出し時刻t2 において入側板厚変動を打ち消すように圧
下装置が動作する。
と、同図(d)に示すように、圧下位置変化と入側板厚
変動に伴う張力変化Δτb が生じる。この張力変化Δτ
b は出側板厚に影響を及ぼすため、この影響を打ち消す
ように(数9)により、圧下位置変化の推定量と入側板
厚変動からフィードフォワード速度指令ΔVpを演算す
る。
駄時間Td2 をもつので、圧下指令の場合と同様に、時
刻t2 に入側板厚がステップ状に変化する場合、同図
(e)のように、時刻t2 からTd2 早い時刻t3 に速
度指令ΔVpを演算し、出力する。この結果、同図
(f)のように、ロール駆動装置16は時刻t2 で、張
力変化Δτb を打ち消すように動作する。速度指令ΔV
pの演算に用いられる板厚変動ΔHは、前スタンド出側
で計測され板速によりトラッキングされている板厚の履
歴データを、Td2 だけ先送りしたデータ列の中から時
刻t2 にロール直下に対応すると推定される板厚データ
を選択する。
して、本実施例による圧下装置の別の動作を説明するタ
イムチャートである。この例では、圧下装置13は無駄
時間と遅れの加わった応答遅れ時間TL を持っている。
同図(a)のように、ロール直下において時刻t3 に入
側板厚がステップ状にΔH変化する場合、同図(b)の
ように、圧下指令ΔSpは応答遅れ時間TL 早い、時刻
t1 で指令を出し、同図(c)のように入側板厚変動を
打ち消すように圧下装置13が動作する。
答遅れ時間TL2を持つ場合の例で、ステップ状の入側板
厚変動に対して速度指令及びロール速度応答の時間関係
を説明するタイムチャートである。
装置の制御タイミング(指令出力)は、サンプリング周
期に同期して同時刻に取られているが、本実施例によれ
ば、圧延材の同一点に対応する圧下指令と速度指令の制
御指令の出力タイミングは、上述のように各々のアクチ
ュエータの無駄時間によって変更される。従って、板厚
変動やそれによる張力変動がロール直下に表れると同時
に、これら圧下装置とロール駆動装置を動作させること
ができ、入側板厚変動や張力変動の影響を確実に打ち消
すことができる。
圧延現象に影響を与えて起こる張力変動と共に、入側板
厚外乱を打ち消すために行なうフィードフォワード圧下
指令により生じる圧下装置の圧下動作による張力変動を
打ち消すように動作しているので、両アクチュエータの
動作は安定に協調制御される。
るまでの圧延材の板厚変動の履歴データを板速とアクチ
ュエータ毎の応答遅れ時間によりトラッキングし、板厚
変動の位相タイミングに合った圧下フィードフォワード
指令と速度フィードフォワード指令により制御するの
で、入側外乱の影響を確実に打ち消すことが可能にな
り、板厚の制御精度を向上できる。
ィードフォワードによる張力変動を共に打ち消すように
速度フィードフォワードを行うので、板厚と張力の協調
制御による制御効果の向上が可能になる。
図である。
ある。
ある。
る模式図である。
する模式図である。
ローチャートである。
トである。
トである。
トである。
チャートである。
タイムチャートである。
イムチャートである。
するタイムチャートである。
ド制御部、2−2…フィードバック制御部、3…検出装
置、3−1…板厚検出計、3−2…板速検出計、4…ア
クチュエータ、5…DDCコントローラ、6…圧延モデ
ル、7…観測装置、13…圧下装置、16…ロール駆動
装置、20…加算部、100…板厚トラッキング部、1
01…圧下無駄時間補正板厚トラッキング部、102…
速度無駄時間補正板厚トラッキング部、103…圧下フ
ィードフォワード演算部、104…速度フィードフォワ
ード演算部。
Claims (6)
- 【請求項1】圧下装置とロール駆動装置の各々をフィー
ドフォワード制御して、圧延材の板厚および張力を制御
する複数のスタンドからなる圧延機の制御方法におい
て、 各スタンドの圧下位置、ロール周速、出側の板厚及び次
のスタンド間との張力と板速を所定周期で検出し、 検出した前記出側の板厚をその検出位置から次スタンド
まで検出した前記板速に応じてトラッキングして履歴デ
ータ列を生成する板厚トラッキングを行い、 前記圧下装置および前記ロール駆動装置各々の応答遅れ
時間に移動する圧延材の移動距離だけ前記次スタンドか
ら上流側に戻った位置に相当する板厚データを前記履歴
データ列からそれぞれ選択し、 圧下応答遅れ時間に応じて選択された板厚データを基に
圧下フィードフォワード指令を求めて前記圧下装置を制
御し、速度応答遅れ時間に応じて選択された板厚データ
を基に速度フィードフォワード指令を求めて前記ロール
駆動装置を制御することを特徴とする圧延制御方法。 - 【請求項2】圧下装置とロール駆動装置の各々をフィー
ドバック及びフィードフォワード制御して、圧延材の板
厚および張力を制御する複数のスタンドからなる圧延機
の制御方法において、 各スタンドの圧下位置、ロール周速、出側の板厚及び次
のスタンド間との張力と板速を所定周期で検出し、 前記圧下位置、ロール周速および張力をフィードバック
して、第1の圧下指令と第1の速度指令をスタンド毎に
演算し、 前記出側の板厚の検出位置から次スタンドのロール直下
までの圧延材の移動距離に対応して、検出した板厚デー
タを前記所定周期毎にシフトしながら履歴データ列を生
成する板厚トラッキングを行ない、 前記圧下装置および前記ロール駆動装置各々の応答遅れ
時間に移動する圧延材の移動距離だけ次スタンドのロー
ル直下から上流側に戻った位置に相当する板厚データを
前記履歴データ列から選択し、 圧下応答遅れ時間に応じて選択された板厚データを基に
圧下フィードフォワードするための第2の圧下指令を求
め、速度応答遅れ時間に応じて選択された板厚データを
基に速度フィードフォワードするための第2の速度指令
を求め、前記第1の圧下指令と前記第2の圧下指令を加
算して前記圧下装置を制御し、前記第1の速度指令と前
記第2の速度指令を加算して前記ロール駆動装置を制御
することを特徴とする圧延制御方法。 - 【請求項3】圧下装置とロール駆動装置の各々を所定周
期でフィードバック及びフィードフォワード制御して、
圧延材の板厚および張力を制御する複数のスタンドから
なる圧延機の制御方法において、 各スタンドの圧下位置、ロール周速、出側の板厚及び次
のスタンド間との張力と板速を前記所定周期で検出し、 前記出側の板厚の検出位置から次スタンドのロール直下
までを等分割した位置に対応する複数の記憶区分に前記
板厚の履歴データ列を格納するとともに、前記所定周期
毎に前記板速より計算した前記圧延材の移動距離に応じ
て前記履歴データ列を前記記憶区分上の次スタンド方向
にシフトし、かつ、今回検出された前記板厚を前記シフ
トにより空いた記憶区分に格納し、 前記圧下装置および前記ロール駆動装置各々の応答遅れ
時間に移動する圧延材の移動距離だけ次スタンドのロー
ル直下から上流側に戻った位置に相当する板厚データを
前記履歴データ列からそれぞれ選択し、 圧下応答遅れ時間に応じて選択した第1の板厚データを
基に圧下フィードフォワードする圧下指令を求め、速度
応答遅れ時間に応じて選択した第2の板厚データを基に
速度フィードフォワードする速度指令を求め、前記圧下
指令と前記速度指令を同一タイミングで出力することを
特徴とする圧延制御方法。 - 【請求項4】圧下装置とロール駆動装置の各々をフィー
ドフォワード制御手段により制御して、圧延材の板厚お
よび張力を制御する複数のスタンドからなる圧延機の制
御装置において、 各スタンド毎に、圧延材の出側板厚を検出する板厚検出
手段、ロール圧下位置を検出する圧下位置検出手段、ロ
ール周速を検出するロール周速検出手段、次のスタンド
との間で圧延材の板速を検出する板速検出手段および張
力を検出する張力検出手段と、 前記出側の板厚の検出位置から次スタンドのロール直下
までの圧延材の移動距離に対応して、検出した板厚デー
タを前記所定周期毎にシフトしながら履歴データ列を生
成する板厚トラッキング手段と、前記圧下装置および前
記ロール駆動装置各々の応答の無駄時間を設定する入力
手段と、前記圧下装置無駄時間とロール駆動装置無駄時
間に基づいてそれぞれ前記履歴データ列から選択する板
厚データの選択位置を補正する圧下無駄時間補正手段お
よび速度無駄時間補正手段と、前記圧下無駄時間補正手
段から選択された板厚データを基に圧下指令を演算する
圧下フィードフォワード演算手段および前記速度無駄時
間補正手段から選択された板厚データを基に速度指令を
演算する速度フィードフォワード演算手段を、前記フィ
ードフォワード制御手段に備え、前記圧下指令を前記圧
下装置に出力し、前記速度指令を前記ロール駆動装置に 出力することを特徴とする圧延機制御装置。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記圧下無駄時間補正手段は、前記圧下装置無駄時間の
間に圧延材が移動する移動距離を前記板速から求め、次
スタンドまでの距離が前記移動距離に相当する板厚デー
タを前記履歴データ列から選択し、前記速度無駄時間補
正手段は、前記ロール駆動装置無駄時間の間に圧延材が
移動する移動距離を前記板速から求め、次スタンドまで
の距離が前記移動距離に相当する板厚データを前記履歴
データ列から選択することを特徴とする圧延制御装置。 - 【請求項6】 請求項4または5において、前記圧延機
の制御装置は、前記圧下位置検出手段からの圧下位置、
前記ロール周速検出手段からのロール周速および前記張
力検出手段からの張力を元に、前記圧下装置を操作する
圧下指令と前記ロール駆動装置を操作する速度指令をス
タンド毎に演算するフィードバック制御手段を備え、 前記フィードフォーワード制御手段と前記フィードバッ
ク制御手段の両圧下指令を加算して前記圧下装置に出力
し、かつ両速度指令を加算して前記ロール駆動装置に出
力することを特徴とする圧延機制御装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP05249551A JP3085501B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 圧延制御方法および装置 |
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CN94116217A CN1105296A (zh) | 1993-10-05 | 1994-10-05 | 辊轧机控制方法及装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05249551A JP3085501B2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 圧延制御方法および装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07100518A JPH07100518A (ja) | 1995-04-18 |
JP3085501B2 true JP3085501B2 (ja) | 2000-09-11 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7327332B2 (ja) * | 2020-09-18 | 2023-08-16 | 東芝三菱電機産業システム株式会社 | エッジドロップ制御装置 |
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1993
- 1993-10-05 JP JP05249551A patent/JP3085501B2/ja not_active Expired - Fee Related
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