JPS581994B2 - 自動車車体インストルメントパネルの粉体塗装方法 - Google Patents
自動車車体インストルメントパネルの粉体塗装方法Info
- Publication number
- JPS581994B2 JPS581994B2 JP4180380A JP4180380A JPS581994B2 JP S581994 B2 JPS581994 B2 JP S581994B2 JP 4180380 A JP4180380 A JP 4180380A JP 4180380 A JP4180380 A JP 4180380A JP S581994 B2 JPS581994 B2 JP S581994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- instrument panel
- powder coating
- booth
- interior
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボンネツト型自動車車体の粉体塗装方法に関す
るものである。
るものである。
従来、ボンネット型自動車車体に粉体塗装を施す場合、
上方より清浄な空気を導入し、下方より排気するように
した塗装用ブース内で、エンジンルーム内に内板用粉体
塗料を吹き付け、その後インストルメントパネルに内板
用塗料とは異なる粉体塗料を吹き付け、同時に焼付け乾
燥する方法が取られる場合がある。
上方より清浄な空気を導入し、下方より排気するように
した塗装用ブース内で、エンジンルーム内に内板用粉体
塗料を吹き付け、その後インストルメントパネルに内板
用塗料とは異なる粉体塗料を吹き付け、同時に焼付け乾
燥する方法が取られる場合がある。
車体内のエンジンルームやトランクルーム内等の塗装に
は、通常自動車車体の外板上塗り用塗色と同系色または
同一色の粉体塗利でアクリル樹脂、エボキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂等を主成分とした内板用粉体塗料が用いら
れる。
は、通常自動車車体の外板上塗り用塗色と同系色または
同一色の粉体塗利でアクリル樹脂、エボキシ樹脂、ポリ
エステル樹脂等を主成分とした内板用粉体塗料が用いら
れる。
エンジンルームの塗装後にインストルメントパネルの塗
装が施されるが、通常インストルメントパネルの上方フ
ロントガラス裏側部分は黒色またはグレー、青色系、茶
色糸などの暗色で塗装される。
装が施されるが、通常インストルメントパネルの上方フ
ロントガラス裏側部分は黒色またはグレー、青色系、茶
色糸などの暗色で塗装される。
インストルメントパネル用粉体塗料としてもアクリル樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などを主成分とし
たものが用いられる。
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂などを主成分とし
たものが用いられる。
しかし、インストルメントパネルに塗料を吹き付ける際
、オーバースプレーしたインストルメントパネル用粉体
塗料がボンネットとインストルメントパネルとの間隙か
らエンジンルーム内に入り込み、そのためエンジンルー
ム内の見栄えを悪くするという問題があった。
、オーバースプレーしたインストルメントパネル用粉体
塗料がボンネットとインストルメントパネルとの間隙か
らエンジンルーム内に入り込み、そのためエンジンルー
ム内の見栄えを悪くするという問題があった。
本発明は、自動車車体がブース内のインストルメント塗
装ゾーンを通過するとき、該ゾーンのブースの排気を遮
蔽し、前述の問題点を解消した自動東車体インストルメ
ントパネルの粉体塗装方法を提供することを目的とする
ものである。
装ゾーンを通過するとき、該ゾーンのブースの排気を遮
蔽し、前述の問題点を解消した自動東車体インストルメ
ントパネルの粉体塗装方法を提供することを目的とする
ものである。
以下、本発明の一実施例を図に従って説明する。
第1図および第2図において、1は下方に乾式のホツバ
2を配置したブースであり、3は一般的な乗用車、バン
、小型1へラック等の運転席よりも前方にエンジンルー
ムを有する所謂ボンネット型自動車の車体である。
2を配置したブースであり、3は一般的な乗用車、バン
、小型1へラック等の運転席よりも前方にエンジンルー
ムを有する所謂ボンネット型自動車の車体である。
4はインストルメントパネル塗装ゾーンであり、5はブ
ース1の側壁である。
ース1の側壁である。
6は簀の子からなる床でブース1内のエアをホッパ2に
通過さぜることができる。
通過さぜることができる。
7は作業者、8は車体3を運ぶコンベアであり、9は車
体3が沿って移動するためのレールである。
体3が沿って移動するためのレールである。
ブース1内のインストルメンI〜パネル塗装ゾーン4に
は、上方からの清浄な空気が下方に排気されるのを遮蔽
する鉄板10が敷設されている。
は、上方からの清浄な空気が下方に排気されるのを遮蔽
する鉄板10が敷設されている。
この鉄板10は、清浄な空気の排気が遮蔽できるのであ
れば、特に鉄板に限らず遮蔽板として非鉄金属製、樹脂
製等のものでもよい。
れば、特に鉄板に限らず遮蔽板として非鉄金属製、樹脂
製等のものでもよい。
11はブース1上方の塵埃がブース1内に流入するのを
防止するブースマットであり、12は塗料を車体3に吹
き付け塗装をする吹き付けガンであり、13は塗料チュ
ーブおよび高圧ケーブルである。
防止するブースマットであり、12は塗料を車体3に吹
き付け塗装をする吹き付けガンであり、13は塗料チュ
ーブおよび高圧ケーブルである。
また、14は車体3のボンネットである。上記装置を用
いて本発明の方法は次のように達成される。
いて本発明の方法は次のように達成される。
ブースマット11により濾された上方よりの清浄な空気
が簀の子6を通過して下方に排気される自動車車体連続
塗装用のブース1内を、車体3はレール9に沿ってコン
ベア8によって移動されてくる。
が簀の子6を通過して下方に排気される自動車車体連続
塗装用のブース1内を、車体3はレール9に沿ってコン
ベア8によって移動されてくる。
エンジンルーム内を内板川粉体塗料を用いて吹き付けた
後は、車体3はインストルメントパネル塗装ゾーン4に
運ばれる。
後は、車体3はインストルメントパネル塗装ゾーン4に
運ばれる。
インストルメントパネル塗装ゾーン4に運ばれ:た車体
3は、作業者7により吹き付けガン12で、そのインス
l・−ルバネル部が塗装される。
3は、作業者7により吹き付けガン12で、そのインス
l・−ルバネル部が塗装される。
このとき、インス1・ルメントパネル塗装ゾーン4の排
気は遮蔽されているので、第3図に示す如くボンネット
14とインストルメントバネル15との間隙416より
エンジンルーム17内に塗料を流すことなく塗装できる
。
気は遮蔽されているので、第3図に示す如くボンネット
14とインストルメントバネル15との間隙416より
エンジンルーム17内に塗料を流すことなく塗装できる
。
即ち、従来においてはインストルメントパネル塗装ゾー
ン4においても排気が行なわれていたので、エンジンル
ーム17内からのエアの吸引力により塗料が矢印a,b
の如くに流れる他に間隙16より点線の矢印Cの如く流
れてしまっていたのである(第3図参照)。
ン4においても排気が行なわれていたので、エンジンル
ーム17内からのエアの吸引力により塗料が矢印a,b
の如くに流れる他に間隙16より点線の矢印Cの如く流
れてしまっていたのである(第3図参照)。
本発明の方法によれば、インストルメントパネル塗装ゾ
ーン4においては排気を遮蔽してあるので、排気の影響
がないためインストルメントパネル15にオーバスプレ
ーした塗料は、矢印a,bの方向のみに流れ、点線矢印
Cのような流れは生じないので、間隙16よりエンジン
ルーム17内に流れ込むことはない。
ーン4においては排気を遮蔽してあるので、排気の影響
がないためインストルメントパネル15にオーバスプレ
ーした塗料は、矢印a,bの方向のみに流れ、点線矢印
Cのような流れは生じないので、間隙16よりエンジン
ルーム17内に流れ込むことはない。
したがって、本発明によるときは、エンジンルーム内を
インストルメントパネル用の粉体塗料が汚染して、エン
ジンルーム内の見栄えを悪くするという従来の問題を解
決することができる。
インストルメントパネル用の粉体塗料が汚染して、エン
ジンルーム内の見栄えを悪くするという従来の問題を解
決することができる。
なお、本発明方法は排気を遮蔽するという簡単な方法に
よって達成できるので、極めて実用的でもある。
よって達成できるので、極めて実用的でもある。
第1図は、本発明に係る一実施例で自動車塗装用ブース
の概略である平面図、第2図は、本発明に係るインスト
ルメントパネル塗装ゾーンの断面図、第3図は、本発明
に係る車体のボンネットおよびインス1−ルメントパネ
ル近傍の断面図である。 1・・・・・・ブース、3・・・・・・車体、4・・・
・・・インス1・ルメントパネル塗装ゾーン、10・・
・・・・鉄板、14・・・・・・ボンネツl−,15・
・・・・・インストルメン1ヘパネル、17・・・・・
・エンジンルーム。
の概略である平面図、第2図は、本発明に係るインスト
ルメントパネル塗装ゾーンの断面図、第3図は、本発明
に係る車体のボンネットおよびインス1−ルメントパネ
ル近傍の断面図である。 1・・・・・・ブース、3・・・・・・車体、4・・・
・・・インス1・ルメントパネル塗装ゾーン、10・・
・・・・鉄板、14・・・・・・ボンネツl−,15・
・・・・・インストルメン1ヘパネル、17・・・・・
・エンジンルーム。
Claims (1)
- 1 上方より清浄な空気を導入し、下方より排気する自
動車車体連続塗装用ブース内で、ボンネット型自動車車
体のエンジンルーム内を内板用粉体塗料を用いて吹き付
けた後、前記車体のインストルメントパネルを前記内板
用塗料とは異なる粉体塗料で吹き付け、前記内板用粉体
塗料および前記インストルメントパネル用粉体塗料を同
時に溶融硬化する塗装方法において、前記車体の通過時
に、前記ブース内のインストルメントパネル塗装ゾーン
の排気を遮蔽することを特徴とする自動車車体インスト
ルメントパネルの粉体塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180380A JPS581994B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 自動車車体インストルメントパネルの粉体塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4180380A JPS581994B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 自動車車体インストルメントパネルの粉体塗装方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56139179A JPS56139179A (en) | 1981-10-30 |
JPS581994B2 true JPS581994B2 (ja) | 1983-01-13 |
Family
ID=12618486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4180380A Expired JPS581994B2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 自動車車体インストルメントパネルの粉体塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581994B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551066B2 (ja) * | 1987-12-24 | 1996-11-06 | ヤマハ株式会社 | 楽音発生制御装置 |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4180380A patent/JPS581994B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551066B2 (ja) * | 1987-12-24 | 1996-11-06 | ヤマハ株式会社 | 楽音発生制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56139179A (en) | 1981-10-30 |
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