JPS6017581B2 - マスキング装置 - Google Patents
マスキング装置Info
- Publication number
- JPS6017581B2 JPS6017581B2 JP55039092A JP3909280A JPS6017581B2 JP S6017581 B2 JPS6017581 B2 JP S6017581B2 JP 55039092 A JP55039092 A JP 55039092A JP 3909280 A JP3909280 A JP 3909280A JP S6017581 B2 JPS6017581 B2 JP S6017581B2
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- Japan
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- air
- masking device
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Links
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Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両等に防錆材又は塗料等の表面処理材を塗
布する場合に塗布不要部分を覆うために用いるマスキン
グ装置に関する。
布する場合に塗布不要部分を覆うために用いるマスキン
グ装置に関する。
従釆、例えば車両に防錆材を塗布する場合に使用するマ
スキング装置は車窓等の塗布不要部を覆う板状の覆板に
フック状の止め具を取付けるとし、う構成をとり、防錆
材塗布時にはこの止め具を車両の凸部等に係合すること
によりマスキングを行い、塗布完了後は作業者が覆板を
手で取外している。
スキング装置は車窓等の塗布不要部を覆う板状の覆板に
フック状の止め具を取付けるとし、う構成をとり、防錆
材塗布時にはこの止め具を車両の凸部等に係合すること
によりマスキングを行い、塗布完了後は作業者が覆板を
手で取外している。
しかし、人が覆板の着脱作業を行うことは作業能率が悪
く、覆板に付着した防錆材で作業者が汚染されるという
欠陥がある。しかも板状の覆板による被覆では車両形状
が異なった場合、あるいは自動塗布の場合に車両の停止
位置のバラッキ等によりマスキングが不完全になるため
、補足マスキングを行ったり塗布後防銭材の除去作業を
強いられる場合もある。また、車種、仕様等が変って窓
部の寸法が多少異なっても一種類の覆板で済ませるのが
生産能率上好ましいのでこのようにすると、覆板が塗布
不要部を完全に覆うことができなくなる場合があり、こ
の場合には覆板の外方の塗布不要部にまで塗布が施され
てしまうため、塗布後これを拭取る等の余分な工数を必
要としていた。本発明は上述の諸欠陥を除去するために
なされたもので塗布不要部の略々全域を覆う覆板と、空
気通路を備えかつ覆板の外周縁部に取付けられた仕切壁
とを設け、前記覆板と仕切壁と塗布不要部との間に空気
を送給することにより前記仕切壁の空気通路から空気を
噴出させ、これによって外方の塗布不要部に塗布が施さ
れないようにしたマスキング装置を提供するものである
。
く、覆板に付着した防錆材で作業者が汚染されるという
欠陥がある。しかも板状の覆板による被覆では車両形状
が異なった場合、あるいは自動塗布の場合に車両の停止
位置のバラッキ等によりマスキングが不完全になるため
、補足マスキングを行ったり塗布後防銭材の除去作業を
強いられる場合もある。また、車種、仕様等が変って窓
部の寸法が多少異なっても一種類の覆板で済ませるのが
生産能率上好ましいのでこのようにすると、覆板が塗布
不要部を完全に覆うことができなくなる場合があり、こ
の場合には覆板の外方の塗布不要部にまで塗布が施され
てしまうため、塗布後これを拭取る等の余分な工数を必
要としていた。本発明は上述の諸欠陥を除去するために
なされたもので塗布不要部の略々全域を覆う覆板と、空
気通路を備えかつ覆板の外周縁部に取付けられた仕切壁
とを設け、前記覆板と仕切壁と塗布不要部との間に空気
を送給することにより前記仕切壁の空気通路から空気を
噴出させ、これによって外方の塗布不要部に塗布が施さ
れないようにしたマスキング装置を提供するものである
。
以下本発明の−実施例を図面に付き説明する。
第1図は本発明に係るマスキング装置1を自動車の防錆
材塗布ラインに組み込んだ例を示す正面図であり、この
マスキング装置1は塗布不要部2としての自動車Aの窓
部を覆うものである。このマスキング装置1は主として
第2図に見られるように塗布不要部2の略々全域を覆い
、かつ外周綾部に発泡スチロール、合成樹脂、あるいは
ゴム等から成る仕切壁3を取付けた覆板4を有している
。この覆板4は全体を車窓の形状に合致するように形成
したもので、覆板作動機構5を介して、天井レール6上
に走行可能に戦層した走行装置本例では走行台車7と連
結している。
材塗布ラインに組み込んだ例を示す正面図であり、この
マスキング装置1は塗布不要部2としての自動車Aの窓
部を覆うものである。このマスキング装置1は主として
第2図に見られるように塗布不要部2の略々全域を覆い
、かつ外周綾部に発泡スチロール、合成樹脂、あるいは
ゴム等から成る仕切壁3を取付けた覆板4を有している
。この覆板4は全体を車窓の形状に合致するように形成
したもので、覆板作動機構5を介して、天井レール6上
に走行可能に戦層した走行装置本例では走行台車7と連
結している。
この覆板作動機構5は第1図に示すように、各覆板4を
織部がピン連結されたトグルリンク8を有し、このトグ
ルリンク8を、走行台車7上に搭載したエアーシリンダ
9により動作するようにしたものである。
織部がピン連結されたトグルリンク8を有し、このトグ
ルリンク8を、走行台車7上に搭載したエアーシリンダ
9により動作するようにしたものである。
一方走行台車7は塗布ラインの上方に設けた天井レール
6に案内されて移行するもので、塗布ブース1川こ向っ
て往動する場合は搬送ベルト11から上下方向に突出、
退出可能な突片12により搬送される自動車Aに附随し
、復動時は駆動チェーン13により同レール6上に案内
されて元の位置に戻るようになっている。
6に案内されて移行するもので、塗布ブース1川こ向っ
て往動する場合は搬送ベルト11から上下方向に突出、
退出可能な突片12により搬送される自動車Aに附随し
、復動時は駆動チェーン13により同レール6上に案内
されて元の位置に戻るようになっている。
付随走行手段としては第3図に示すように覆板4のうち
の一に吸着ヘッド14を取付け、この吸着ヘッド14内
を負圧にし、走行台車7と自動車Aの連結を行うように
するのが良い。
の一に吸着ヘッド14を取付け、この吸着ヘッド14内
を負圧にし、走行台車7と自動車Aの連結を行うように
するのが良い。
この吸着ヘッド14は窓ガラス15を覆う覆板41こ取
付け、この吸着ヘッド14の下端には吸着カップ16を
取付け、この吸着カップ16とエアー配管17の回路中
に設けたベンチュリ部18とを蓬通し、ベンチュリ効果
を利用して窓ガラス15に吸着するための前記負圧を生
ぜしめている。なお、符号21は覆板の外周緑部より外
側の塗布不要部を示す。このエアー配管17は覆板4と
仕切壁3とにより形成された空間19内に空気を吹込み
、ここに吹込まれた空気は仕切壁3の覆部と接する端面
側に形成した空気通路20より外方に噴出され、元来防
錆材が付着してはならないにもかかわらず防鰭材が付着
し易し、覆板4の外周縁より外方部分21のマスキング
効果を高めている。
付け、この吸着ヘッド14の下端には吸着カップ16を
取付け、この吸着カップ16とエアー配管17の回路中
に設けたベンチュリ部18とを蓬通し、ベンチュリ効果
を利用して窓ガラス15に吸着するための前記負圧を生
ぜしめている。なお、符号21は覆板の外周緑部より外
側の塗布不要部を示す。このエアー配管17は覆板4と
仕切壁3とにより形成された空間19内に空気を吹込み
、ここに吹込まれた空気は仕切壁3の覆部と接する端面
側に形成した空気通路20より外方に噴出され、元来防
錆材が付着してはならないにもかかわらず防鰭材が付着
し易し、覆板4の外周縁より外方部分21のマスキング
効果を高めている。
次に上記実施例中主として第1図及び第3図を参照して
作用を説明する。
作用を説明する。
例えば塗布ライン上を自走して来た自動車Aが所定の位
置に停止すると、突片12が前輪の後方に突出するとと
もに、走行台車7上のエアーシリンダ9が動作し、各覆
板4が自動車Aの塗布不要部2を覆う。
置に停止すると、突片12が前輪の後方に突出するとと
もに、走行台車7上のエアーシリンダ9が動作し、各覆
板4が自動車Aの塗布不要部2を覆う。
また、同時にエアー配管17には圧縮ェアを供給する。
このマスキングに当り各覆板4とトグルリンク8とはピ
ン連結しているため被覆部2と覆板4との密着性は十分
確保される。また、エアーがエアー配管17中を流通す
るため、吸着カップ16内はベンチュリ効果により負圧
となり、吸着ヘッド14は窓ガラス15に吸着する。次
いで、搬送ベルト11が駆動され、搬送ベルト11と回
動する突片12に係合された自動車Aが塗布ブース1川
こ向って搬送され始めると、吸着カップ16、覆板4、
トグルリンク8等を介して走行台車7も自動車に追随し
、レール6に案内されて自動車とともに移行する。塗布
ブース10に自動車Aが入ると塗布ガン(図示せず)よ
り防錆材が頃霧され、防錆村塗布が行われるが前記マス
キングにより各被覆部2には防錆村は付着しない。
このマスキングに当り各覆板4とトグルリンク8とはピ
ン連結しているため被覆部2と覆板4との密着性は十分
確保される。また、エアーがエアー配管17中を流通す
るため、吸着カップ16内はベンチュリ効果により負圧
となり、吸着ヘッド14は窓ガラス15に吸着する。次
いで、搬送ベルト11が駆動され、搬送ベルト11と回
動する突片12に係合された自動車Aが塗布ブース1川
こ向って搬送され始めると、吸着カップ16、覆板4、
トグルリンク8等を介して走行台車7も自動車に追随し
、レール6に案内されて自動車とともに移行する。塗布
ブース10に自動車Aが入ると塗布ガン(図示せず)よ
り防錆材が頃霧され、防錆村塗布が行われるが前記マス
キングにより各被覆部2には防錆村は付着しない。
特に本発明では第2,3図に示すように仕切壁3、覆板
4及び塗布不要部2により区画形成された空間19内に
エアー配管17よりエアーが供給され、このエアーがこ
の空間19内を流れ仕切壁3の空気通路20より外方に
向って噴出するようにしてあるため、覆板4の周緑近傍
の塗布不要部分21に向う防錆材等の粘性流体は吹き飛
ばされることになる。したがって実質的にマスキング効
果を発揮する区域は覆板の外周縁外方域にまで拡大され
ることになり、塗布不要部を完全に覆板により覆わなく
ても該塗布不要部のマスキング効果が蓑せられる。上記
実施例では表面処理材として防錆材を塗布する場合につ
き説明したが、本発明は他の表面処理材である塗料、脱
錦材、前処理剤等を塗布する場合にも適用できることは
云うまでもない。
4及び塗布不要部2により区画形成された空間19内に
エアー配管17よりエアーが供給され、このエアーがこ
の空間19内を流れ仕切壁3の空気通路20より外方に
向って噴出するようにしてあるため、覆板4の周緑近傍
の塗布不要部分21に向う防錆材等の粘性流体は吹き飛
ばされることになる。したがって実質的にマスキング効
果を発揮する区域は覆板の外周縁外方域にまで拡大され
ることになり、塗布不要部を完全に覆板により覆わなく
ても該塗布不要部のマスキング効果が蓑せられる。上記
実施例では表面処理材として防錆材を塗布する場合につ
き説明したが、本発明は他の表面処理材である塗料、脱
錦材、前処理剤等を塗布する場合にも適用できることは
云うまでもない。
以上の説明より明らかなように本発明によれば覆板の仕
切壁より外方に向って空気を噴出するようにしたため、
マスキングし得る範囲が覆板により覆った範囲のみでな
くその周辺にまで拡大され、後に面倒な防錆材や塗料の
拭取り作業が不要となり、またこの覆板を覆板作動機構
を介して走行台車に取付け、マスキングを自動的に行う
ようにした場合には作業者は防錆材や塗料に汚染される
こともない。また、吸着部材を設けた場合には台車を搬
送される自動車等に確実に追随せしめることができるた
め、搬送中に覆板がずれ、塗布不要な部分に防錆材や塗
料が付着することもないという極めて優れた効果を奏す
る。
切壁より外方に向って空気を噴出するようにしたため、
マスキングし得る範囲が覆板により覆った範囲のみでな
くその周辺にまで拡大され、後に面倒な防錆材や塗料の
拭取り作業が不要となり、またこの覆板を覆板作動機構
を介して走行台車に取付け、マスキングを自動的に行う
ようにした場合には作業者は防錆材や塗料に汚染される
こともない。また、吸着部材を設けた場合には台車を搬
送される自動車等に確実に追随せしめることができるた
め、搬送中に覆板がずれ、塗布不要な部分に防錆材や塗
料が付着することもないという極めて優れた効果を奏す
る。
第1図は本発明に係るマスキング装置の一実施例を示す
正面図、第2,3図はそれぞれ第1図の姿部縦断面図の
二例を示すものである。 1・・・・・・マスキング装置、2・・・・・・塗布不
要部、3・・・・・・仕切盛、4・・・・・・覆板、5
・・・・・・覆板作動機構、6・・・・・・天井レール
、7…・・・走行台車、14・・・・・・吸着ヘッド、
17・・・・・・エアー配管、18・・・・・・ベンチ
ュリ部、19・・…・空間、20・・・・・・空気通路
、A・・・・・・自動車。 第1図 第2図 第3図
正面図、第2,3図はそれぞれ第1図の姿部縦断面図の
二例を示すものである。 1・・・・・・マスキング装置、2・・・・・・塗布不
要部、3・・・・・・仕切盛、4・・・・・・覆板、5
・・・・・・覆板作動機構、6・・・・・・天井レール
、7…・・・走行台車、14・・・・・・吸着ヘッド、
17・・・・・・エアー配管、18・・・・・・ベンチ
ュリ部、19・・…・空間、20・・・・・・空気通路
、A・・・・・・自動車。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塗料、防錆材等の表面処理材を塗布するときに塗布
不要部を被覆するマスキング装置において、前記塗布不
要部のほぼ全域を覆う覆板と、空気通路を備えかつ前記
覆板の外周縁部に取付けた仕切壁とを設け、前記覆板を
塗布不要部に押付けたときに該塗布不要部と前記覆板の
内面と前記仕切壁の内側とにより画成される空間に空気
を送給することにより前記仕切壁の前記空気通路を通し
て前記覆板の外周縁部より外側の塗布不要部に向けて空
気を噴出するようにしたことを特徴とするマスキング装
置。 2 覆板が覆板作動機構を介して走行装置に取付けてな
る特許請求の範囲第1項に記載のマスキング装置。 3 覆板が塗布不要部に吸着する吸着部材を備えてなる
特許請求の範囲第1項または第2項に記載のマスキング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55039092A JPS6017581B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | マスキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55039092A JPS6017581B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | マスキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56136678A JPS56136678A (en) | 1981-10-26 |
JPS6017581B2 true JPS6017581B2 (ja) | 1985-05-04 |
Family
ID=12543427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55039092A Expired JPS6017581B2 (ja) | 1980-03-28 | 1980-03-28 | マスキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017581B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS583664A (ja) * | 1981-06-30 | 1983-01-10 | Mazda Motor Corp | 自動車のウインドマスキング装置 |
JPS5884077A (ja) * | 1981-11-14 | 1983-05-20 | Asahi Okuma Ind Co Ltd | 塗装方法 |
JPH01199675A (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-11 | Toyota Auto Body Co Ltd | 高明度模様塗装方法 |
-
1980
- 1980-03-28 JP JP55039092A patent/JPS6017581B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56136678A (en) | 1981-10-26 |
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