JPS58195200A - 放射性廃棄物の固化に際して放射性核種の留保性を改善する方法 - Google Patents

放射性廃棄物の固化に際して放射性核種の留保性を改善する方法

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JPS58195200A
JPS58195200A JP58071323A JP7132383A JPS58195200A JP S58195200 A JPS58195200 A JP S58195200A JP 58071323 A JP58071323 A JP 58071323A JP 7132383 A JP7132383 A JP 7132383A JP S58195200 A JPS58195200 A JP S58195200A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は固体、水溶液、流動体等の形の放射性廃棄物
を有機結合剤、無機結合剤又は各種の結合剤の混合物と
少くとも一種類の補m1PJで包むかそれと混合した後
硬化させるこぐにより放射性核種の留保性を改善する方
法に関するものである。
放射性廃棄物はその起源と種類にかかわり無く、かつ多
くの場合にはその中間貯蔵に先立って固化させ、放射性
核種が主循環(バイオサイクル)中に無制御に侵入しな
いようにするか少くともこの侵入をできるだけ減少させ
なければならない。最近25年間に多数の固化法と固化
マトリックスに対する提案が行なわれた。低放射性乃至
中程度放射性の水性放廃物例えば水溶液又は水性濃縮物
、沈泥、可燃性の放射性廃棄物および汚染された固体部
品の燃焼灰は補助剤と共にあるいは補助剤無しにセメン
ト泥に混合するかそれで包み、硬化させて岩石状のブロ
ック又は成形体とする。放射性物質を含む使用済の無機
あるいは有機イオン交換体も同様に処理される。硬化性
の有機樹脂又は重合性の有機物質を放射性廃棄物に対す
るマトリックスとすることも提案されている。例えば西
独国特許第1082993号明細書には放射性の水溶液
が例えば重晶石粒子の等分散性混合物中に例え□ ′f1°−) 5 > )″ゞ′、葦1.:、゛7ki
−j−kl> )N ’/レルセメント等の硬  結合
物と共に、あるいは鋳造樹脂を加えて固化させられるこ
とが記載されている。この特許明細書中には更にとり込
まれた放射性核種の浸出を防ぐ手段として固化した成形
ことが提案されている。20年以上前がら専門家の間で
は放射性廃棄物の固化に際して放射性核種の留保性を改
善する努力が払われて来た。特にセメントによる固化の
場合セメント石又はコンクリート製品に似たものとする
添加物の有無に拘ゎらずこれまでは手数のかがる高価な
手段を採らない限り充分な効果を収めることはできなが
った。特にバイオサイクルに関して妨害となる放射性核
種に対してはセメント等を使用した放射性廃棄物の固化
製品から水又は水溶液への浸出速度はなお相当高い。今
迄にも多数の文献中に各種のセメント:1 に対して一部は液体吸収材例えば粘土、岩石粉と11 混合して放射性廃棄物の固化マトリックスとしての使用
可能性を−!、 ’lた結果が報告されている。
゛ ゝ11□。
この種の固定法とそれによって作られた廃棄物    
    ・λ成形体に対しては国によって異る条件が課
せられているが、これらの条件は必ずしも厳格に定義さ
れているものではない。例えば放射性物質の輸送に関し
て国際的の取り決めがある。できるだけ一様に分布した
廃棄物を含む混合結合剤の固化成形体に対する要求は次
のものであるニ ー耐水性(水又は水溶液に不溶性であり形状安定性があ
ること) 一耐硫酸塩性 一耐放射分解性 一固体マトリックスにとじ込められた放射性核種の浸出
速度又は拡散係数ができるだけ低いこと 一化学的ならびに物理的の長時間安定性。
放射性物質を含む使用済イオン交換樹脂およびホウ醗又
はホウ酸塩を含む水溶液又は濃縮物トJセメントで固化
する際支障が生ずることが多い。これらは充分な耐圧性
を持つ繊密なブロックにはならず、亀裂があって砕は易
い塊になるかあるいは放射性溶液を完全に閉じ込めてお
けない。ホウ酸塩を含む溶液の固化に対しては水ガラス
の使用が推漿されているが、ホウ酸塩含有量が5%以上
の溶液および固体物質含有量が50%以上のサスペンシ
ョンに対しては所期の効果を示さない。これらの製品に
よってはいかなる場合にも充分な浸出防止は達成されな
い。ホウ醗又はホウ酸塩を5%以上含み固形分が5%以
上であるホウ素含有放射性溶液およびサスペンションの
固化法が西独国特許出願公開第2603116号公報に
記載されている。それによれば放射性溶液100重量分
に対してまず添加物として消石灰5乃至30重量分が加
えられ、次いでセメントが30乃至80重量分加えられ
る。これによって作られた固形ブロックについて行った
浸出実験の結果によれば多くの放射性核種特にセシウム
−137の場合浸出速度がなお高過ぎる。
この発明の目的は再処理設備、原子力発電所、病院、工
場、研究所等から出る放射性廃棄物を固化し、最終貯蔵
固化体である固化ブロック又は成形体が高い閉じ込め性
能、特にセシウム−137に対して高い閉じ込め性能を
持つようにする方法を提供することである。
この目的はこの発明によりCa O+ M g Oの全
量が最大65重量%までであり、無機酸に不溶性の残留
物が50重量%以下である火成岩の自然風化生成物を補
助剤として廃棄物溶液又は結合剤又はその双方に使用さ
れた結合剤に対して1重量%から60重量%の間の分量
で混合することによって達成される。
この発明の有利な実施態様においては火成岩の風化生成
物としてライン産のトラス類が使用される。ホウ醗又は
ホウ酸塩を含む溶液又は濃縮物又はイオン交換体の固化
を目的とする実施例においては、火成岩の自然風化生成
物の外にCa(OH)。
1 サスペンションが結合剤4対してCa (OH)s重量
として3乃至25重量共りは別の補助剤として□゛1:
1 加えられる。
研究の結果補助剤の種類特にその産地から来る特性がこ
の発明の目的の達成を決定するものであることが判明し
た。火成岩の自然風化生成物の総てが所望の効果をもた
らすものではなく、無機酸に不溶性の残留物が類似材料
に比べて少くて50重量%以下であり、CaOとMgO
の全量が最高65重量%までである風化生成物だけがこ
の発明の目的に適したものであることが確められた。こ
の条件はライン産のトラス種では満たされるが、バイエ
ルン産のトラス例えばスエビット(5uevit )で
は満たされない。スエビットの場合不溶性の残留物は5
0乃至70重量%に達し、CaOとMgOの全量は11
重量%以下である。ドイツ工業規格ではトラスは調整さ
れた酸性の凝灰岩であり、鉱物学的には火山性のガラス
と結晶相から成り、化学的にはSingとAt、Osが
主で少量のアルカリ土類、酸化鉄、アルカリおよび物理
的ならびに化学的に結合された水を含1戦。トラスは自
然に硬化する結合剤ではなく、その水特性は石灰又はセ
メントを加えることによって始めて発揮される。従って
土木建築の分量では常に石灰又は水階化カルシウムと水
との混合物としであるいはセメントと砂との混合物とし
て使用される。
固体又は水溶液状、あるいは流動性の放射性廃棄物とし
ては有機イオン交換樹脂(球又は粉末)、照射済核燃料
又は親物質の再処理設備の溶解装置からのスラリー廃棄
物の水溶液、濃縮物の水溶液(濃縮された塩溶液)、燃
焼装置からの灰、大形の固体部品又は断片、ならびにこ
れらの廃棄物の混合物が考えられる。
この発明の方法において無機結合剤としては例えばボー
トラシトセメント、高炉セメント、アルミナセメンF1
ブツゾラナセメントその他のセメント類が使用される。
有機結合剤としては硬化性の高い有機結合剤例えばエポ
キシ樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂等が使用され
る。無機結合剤と有機結合剤との混合物もこの発明の方
法において使用可能である。更に未硬化の廃棄物−結合
剤−トラス混合物に収着性を示す物質例えばバーミキュ
ライトを加えるか、硬化した成形体の多孔性あるいは耐
圧性に対して有利に作用する物質例えばセメント硬化用
の飛灰又は高分散性の無機充填材(例えば珪藻土)を加
えてもよい。
この発明による方法は次の長所を持つ。すなわちセメン
トを結合剤として作られた同化生成物は気孔が少く、水
の透過がわずかであり、硫rIk塩に対する耐性が高く
、風化の傾向が低く、固化させる前のまだ液状である混
合物はチクソFローブ現象に暴く凝結に対して安定度が
高い。セメントの硬化に伴ってトラスも水力的に硬化し
、含んでいた水着化カルシウムを解放する。従ってセメ
ントとの相性が良く多量のセメントを加えても最終製品
の強度はそれ程低下しない。硬化性の有機化合物に対し
てもトラスは相性が良く中性の充填材として作用する。
上記の一般に肯定的なセメントに対する影響と並んで放
射性廃棄物の固化に際してトラスを加えることの主な長
所は多種類の放射性核種を収着によって固持することで
ある。これによって固化の主要目的の達成が改善され、
浸出速度および拡散係数が著しく低下する。文献には浸
出特性を改善するためセメント固化に使用する種々の補
助剤が挙げられている。その主なものは粘土、泥灰土、
沸石、凝灰岩等であるが、これらはセメントとの相性が
悪いかあるいは高価であるため添加量が限定される。例
えば粘土と泥灰土は強度を著しく低下させるためセメン
ト100重量分に対して最高10重量分にとどめなけれ
ばならない。
トラス添加はセメントとの相性による浸出特性の改善の
外に製造技術的にもトラス無しの混合物に比べて有利で
ある。例えばイオン交換樹脂をセメントで固めるとこの
混合物は各成分の容積重が異るため硬化する前に誉離す
る傾向がある。適当な攪拌とトラス添加量によってこの
混合物は攪拌又は脱気用の振動の終i′l後数秒たつと
チクソトロープ的に凝固する。これによって軽い成分(
樹脂)の上方への移動が阻止され、全体が均質の凝固体
となる。
次に多くの実施例によってこの発明を更に詳細に限定さ
れるものではない。
実施例1ニ スイスのベラナラ原子力発電所からの実際の(シミュレ
ーションではない)放射性廃棄物である1Bへ含有量1
5重量%の濃縮物水溶液を各種のセメントを使用し同一
操作条件で固化した。その際火成岩の自然風化生成物を
加えない従来の方法を処方1として実施し、この発明の
方法と比較した。
処方1:比較対照法 添加物 100部 ベラナラ濃縮−溶液 40部 この場合固化物2’00 !Jフットル中濃縮物溶液5
63#が含ま!:そいた。
1・:′( 添加物はホウ酸塩を含む濃縮物に対する乾燥     
    覧セメント混合物の既製品として推せんされた
ハイデルベルグセメント工場製品である0、添加物には
トラスは加えられていない。
処方2 = Sulfazem (スイス製の硫酸塩に
耐えるボートランドセメント)100部 シラス(ライン産トラスNette*al)30部 水酸化flkシウA (Ca (OH)1 ) 200
部ペラナラ縮物溶液 78部 この場合固化物200リツトル中に濃縮物溶液65,0
鱈が含まれていた。
処方3 :HT8(Lafar−ge社の多量の8i0
1を含むセメント)100部 )うX(Nattetal)30部 水酸化カルシウム(qa(α()s ) 20部ベツナ
ウ濃縮物溶液 72部 この場合固化物20.0リツトル中に濃縮物溶液61.
3#が含まれていた。
ISO標準仕様ISO/DI86961/TC85゜2
0.12.1977による20℃1年間の浸出試験によ
るCs−137とCo−60の浸出速度を次表に示す。
浸出速度表 表の数値からCs−137に対してはこの発明による製
品の浸出阻止性は従来の方法によるものに比べて勝れて
いるがCo−60に対しては同程度の値になっている。
実施例2ニ スイス国ミューレペルグ原子力発電所から出た実際の放
射性廃棄物をイオン交換樹脂粉末を使用してセメント固
化する際Fラス量の増加による影響を肩べた。
処方1axd:比較対照処決 8ulfazem(スイス製の耐硫酸塩性ポートランド
セメン))100部 樹脂粉末(商品名Powde)cのイオン交換樹脂、水
分50襲)20部 外にライン・トラスと付加水を次の分量で加える: a) )ラス20部、水45部 b) )ラス30部、水49部 c) )ラス40部、水54部 d) )ラス60部、水62部 処決2awd:セメントとしてLafarge社のSi
n、含有セメントHT8を使用するだけで他は処法1a
〜dと同じ 、・:1) □1− 1□ 樹脂粉末固化の場合にも固化物の浸出阻止性の改善が認
められる。   ′ 111し       ゛・ スイス国ベツナウ原子力発電所から出た実際の放射性廃
棄物のLewa t’i t”’1イオン交換樹脂(B
ayerAG社のスルホン酸基又はアミノ基を含むポリ
スチロール樹脂)を使用してセメント固化する際トラス
分量の増大の彫響を調べた。
L土、上:比較対照処決 Sulfazem  100部 Lewatit樹脂(含有水分50%)33部液化剤(
商品名Sfkamentのスルホン化ナフタリン争ホル
ムアルデヒド濃縮 物)3部 この外に次のトラスと付加水を含む: a)  ライン・トラス30部、付加水26部b)  
ライン・シラス60部、付加水35部処方2a、b:セ
メント成分として8ulfazemの代りにHTSを使
用するだけでその他の点ではla、bと同じ 3 axd : Sulfazem  100部Lew
a目を樹脂(含有水分50%)66部液化剤(Sfka
ment ) 3部 この外に a)ライン・トラス20部、付加水23部b)  ライ
ン@シラス30部、付加水30部C)  ライン・トラ
ス40部、付加水31部d)  ライン・トラス60部
、付加水37部処法4a−d:セメント成分としてSu
lfazemの代りにHTSt−使用するだけでその池
の点では処法3a−dと同じ。
半年間f)浸出実験によるCs−137と5r−90の
浸出速度(f /r:A ・日)を次表に示す。
実施例4: 粉末1111 指混合物と球状樹脂混合物のセメント固
化に際してトラスの有無による比較実験。
(a)  粉末樹脂混合物: C8−137を加えた粉末樹脂混合物を水で飽和させ、
高炉セメントHOZ−35L/H8−NW(35は35
N/mjを意味し、Lは初期価「ヒが遅いこと、H8は
硫酸塩耐性が高いこと、NWは水和熱が低いことを表わ
す)および調合水と混合し、最終製品において各成分の
重量%がHOZは525又は65.6、)ラスは131
又は0、粉末樹脂は乾燥重電で66、全水分(調合水と
樹脂の飽和水の全量)は278となるようにする。閉鎖
g器に入れて28日間室温に755“″−′1.□□、
1−″−′v@$ (NaC1O,2%、K Ct Q
、 6%、gclg 34.0%、Mg5O。
20%、水632%を含む)と飽和塩化ナトリウム溶液
中で365日間の浸出実験を実施した。
浸出はISO試験法に従ったが、浸出媒体の取り換えは
行なわなかった。水を飽和した粉末樹脂は約60重量%
の水を含むが、この水は計算上は全水分中に含ませた。
山) 球状樹脂混合物 C8137を加えた球゛b(樹脂混合物に水を飽和させ
高炉セメントHOZ−35L/H8−NWおよび調合水
と混合し、最終製品において成分の重量%がHOZは3
88又は48.6、)ラスは98又はO1球状樹脂は(
乾燥重量に対して)156、全水分(調合水と樹脂飽和
水の全量)は358となるようにする。閉鎖容器に入れ
28日間室湛テ保った後蒸溜水中で365日間の浸出実
験を実施した。浸出はISO試験法に従っだが、蒸溜水
の取り換えはしなかった。水を飽和した球状樹脂は、1
瞥を約50重量%含んでいるが、これは計算上6分中に
含ませた。実験結果は次の表にまとめて示す。    
              λトラスを添加しない製
品に比べてこの発明の方法による製品の浸出阻止特性の
改善は明瞭に認められる。更に製品の耐圧性が次のよう
に増大することも確認された。無トラス製品(多湿室中
28日間保持後)〈含トラス製品(多湿室に28日間保
持)〈蒸溜水中に365日間貯蔵後くキナール塩水中に
365日間貯蔵後実施例5ニ ホウ酸を含む球状樹脂セメント固化製品に対してトラス
と水酸化木酢酸カルシウム(WKH)の有無による浸出
阻止特性の差を測定した。トレーサとしてはC8−13
7とCo−60を同程度の量だけ使用した。Co−5Q
の浸出速度RLは総ての実験において4×10−5〔1
・crn″″2 、 d−1)のオーダーであった。
実験結果を次の表に示す。
添加物無しにセメントで固めた製品とセメントの一部を
トラスあるいはトラスとWKHとで置き換えた製品とを
比較することにより、トラスを添加してイオン交換樹脂
のセメント固化を行なう際にはWKHを加えることが必
要であること、Cs−137の浸出阻止はトラスとWK
Hの添加によって改善されることが示される。イオン交
換樹脂固化製品の耐圧性を調べるとトラスとWKHを使
用しない製品の耐圧性は水中に貯蔵した後大きく低下し
て崩壊するブロックも生ずるが、トラスとWKHを使用
してこの発明の方法によって作った製品は耐圧性が高く
浸出前の値の数倍に達する。この事実はこの種の固化方
法の安全性の限界を更に拡げたものであることを意味し
ている。
実施例6: FKSと呼ばれている核燃料溶解残留物を添加物無しに
セメント固化した製品およびトラスとノルムサンドを加
えてセメント固化した製品の浸出実験の結果を次表に示
す。
Cs−137&q対してはトラスを含む固化製品の浸出
速度はノルムサンドの有無に拘わらすトラス無しの固化
製品に比べて一桁低い。Ru−106と5b−125に
対してはいずれも良好な耐浸出性を示す。
第1頁の続き 0発 明 者 ディートリッヒ・ラスケスイス国チュー
リッヒ・ロスベ ルク・シュトラーセ10 0発 明 者 ワルター・ヒユーブナ−スイス国バーデ
ン・レーマーシ ュトラーセ32a

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)固体、水溶液又は流動体の形の放射性廃棄物を無機
    結合剤又は有機結合剤又は各種結合剤の混合物および少
    くとも一種類の補助剤で包むかそれと混合した後硬化さ
    せる方法において、補助剤として、Ca O+ M g
     Oの全量が最大65重量%までであり無機酸に不溶性
    の残留物が50重量%以下である火成岩の自然風化生成
    物を廃棄物溶液又は結合剤又はその双方に、使用された
    結合剤に対して1重量%から60重置%の間の分量で混
    合して使用することを特徴とする放射性廃棄物の固化に
    際して放射性核種の留保性を改善する方法。 2)火成岩の風化生成物としてライン産トラス類を使用
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3)ホウ酸又はホウ醗塩を含む水溶液又は濃縮物とイオ
    ン交換樹脂のいずれか一方又はその双方から成る放射性
    廃棄物の同化に際して火成岩の自然風化生成物の外に別
    の補助剤としてCa(OH)2サスペンシヨンを結合剤
    に対してCa (OH)1量が3重量%から25重量%
    の間になる量だけ加えることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
JP58071323A 1982-04-26 1983-04-22 放射性廃棄物の固化に際して放射性核種の留保性を改善する方法 Granted JPS58195200A (ja)

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