JPS58192834A - 炭化水素の製造方法 - Google Patents

炭化水素の製造方法

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JPS58192834A
JPS58192834A JP57073456A JP7345682A JPS58192834A JP S58192834 A JPS58192834 A JP S58192834A JP 57073456 A JP57073456 A JP 57073456A JP 7345682 A JP7345682 A JP 7345682A JP S58192834 A JPS58192834 A JP S58192834A
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manganese oxide
mixture
ruthenium
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哲也 今井
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浩 藤田
Minoru Koikeda
小池田 稔
Takashi Suzuki
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−酸化炭素と水素との混合ガス(以下合成ガ
スという)から品質の優れたガンリ、ン沸点範囲の炭化
水素を高収率で得る方法に関し、特に該方法に使用する
に適した触媒を提供せんとするものである。
現在、エネルギーの中心を占めている石油をめぐる環境
は非常に不安定であシ、1980年代後半から1990
年代にかけては石油不足からエネルギーの谷間が来るこ
と、が憂慮されている。このため石油の消費θ節約をす
すめるとともに、石炭、原子力、LNGなどの石油代替
エネルギーで対応することが考えられている。このため
、わが国では、今後相対的に高い需要の伸びを示すと予
想されているガンリン、灯油、軽油、A重油等の供給不
足を、石油以外の炭素源、例えば石炭又は天然ガス等か
ら製造する新技術の開発に関心が向けられている。この
うち石炭から炭化水素油を製造する方法としては、直接
法である石炭の液化及び間接法である合成ガスを経由す
る製造方法が知られておシ、前者は未だ研究開発過程に
あり、現状では製品の質が劣るとともに経済性も劣る。
一方後者はすでに南アフリカ1sASOL社で石炭のガ
ス化プロセスとフィッシャー−トロプシュプロ′セスを
組合せた5ASOL法の実用運転がなされている。
このように石炭、天然ガス又はアスファルト等のガンリ
ン(灯油、軽油への直接転化が困雛な炭素含有物もガス
化によって一酸化炭素と水素との混合ガスに容易に転化
できることは公知である。またこの混合ガスを適当な触
媒の存在下で接触させることにより炭化水素混合物へ転
化できることも公知である。
例えば、フィッシャ・トロプシュ法は鉄、コバルト、ニ
ッケル、ルテニウム、トリウム及ヒロジウムに基づく触
媒の存在下で合成ガスから炭化水素混合物を製造するこ
とで知られているが、この方法では、反応生成物がメタ
ンからワックスに至る幅広い炭化水素混合物(パラフィ
ン、布レフイ/)と各種の含酸素化合物(アルコール゛
、エーテル等)であり、価値のある特定沸点範囲の生成
物を選択的に得ることはできず、したがって、最も価値
の高いガンリン留分の収率は充分でなく、またこのガン
リン留分中には゛芳香族や高度に枝分れしたパラフィン
又はオレフィンをほとんど含有しないため、オクタン価
が低く、自動車ガンリンとしては価値が低い。
一方合成ガスを一酸化炭素還元触媒と接触させ、次いで
生成物を別の又は同一反応器で特定のタイプのゼオライ
ト触媒と接触させることにより、合成ガスを高オクタン
価のガソリン留分されている4、ここで用いられる一酸
化炭素還元触媒は、メタノール合成触媒又はフィッシャ
ー・トロプシュ合成触媒であり、メタノール合成触媒で
は合成ガスを一度アルコール等の含酸素化合物に転化し
た後、またフィッシャ・トロプシュ合成触媒では合成ガ
スをメタンからワックスまでの巾広い炭化水素混合物及
び含酸素化合物とに転化した後、これらの生成物を次に
特定の細孔径を有するゼオライト触媒と接触させ、高オ
クタン価のガンリン留分を収率よく製造する2段転化方
法である。
最近、合成ガスから1段法で特定の沸点範囲の炭化水素
を選択的に製造する方法が見出された−この方法の1つ
は2段法で用いた一酸化炭素還元触媒と特定なゼオライ
トとを機械的に混合した触媒を用いる方法であり、他の
1つは特定のゼオライトに一酸化炭素還元触媒(又は金
檎酸化物)を担持させた触媒を用いる方法である。
いずれの方法においても生成物は触媒を構成する特定の
細孔を有するゼオライトの形状的制約を受け、細孔径よ
り大きな分子サイズの1成物はほとんど生成せず、ガン
リン沸点範囲以下の分子サイズの小さな炭化水素が選択
的に製造できるという改善がなされた。
1段法は2段法にくらベニ程が簡略化されるため、より
経済的なプロセスと成りうるが、前記の機械的混合触媒
を用いる1段法は2段法に比較し、−酸化炭素の転化率
は低くなるとともに、ガンリン収率が低下する一方燃料
ガスとしてしか評価できないメタンが多く生成するとい
う触媒性能上の大きな欠点がある。また特定のゼオライ
トにフィッシャートロプシュ活性を示す金属を担持した
触媒を用いる1段法があり、この方法は合成ガスを触媒
組成物中の金属成分でフィツシャートロプツシュ反応を
行わせ、メタンからワックスに至る巾広い炭化水素混合
物を中間体として製造した後、次にワックスの分解に有
効であることが知られている形状選択性ゼオライト、す
なわちZSM −5ゼオライト成分で、これら炭化水素
をガンリン以下の炭化水素に転化することを意図したも
のである。この種の触媒としては特開昭50−1425
02で示されるように、ZBM −5ゼオライトに鉄又
はルテニウムを含浸し調製したものである。しかし前者
のZSM −5+鉄触媒では転化率は比較的高いが、−
酸化炭素は二酸化炭素に転化する割合が多いとともに、
生成する炭化水素はメタンが主で05+ガンリン留分の
収率は劣る。また後者のZSM −5+ルテニウム触媒
は、前者よシC5+ガンリン留分の収率は高いが、経時
的に急速に活性が低下する実用上の欠点があり、加えて
50 k’4/cm”以上の高い反応圧力を必要とする
また酸化雰囲気で加熱することにより活性を失うため、
触媒再生が困難である− そこで本発明者らは、これらの欠点を解決するため、前
記形状選択性を有するゼオライトと一酸化炭素を水素化
する活性金属又は金属化合物との組合せについて鋭意実
験検討を重ねた結果、ゼオライトとマンガンの酸化物か
らなる混合物にルテニウムを担持した触媒組成物又はル
テニウムを担持したマンガン酸化物と結晶性ゼオライト
との混合物からなる触媒組成物が、合成ガスから高オク
タン価ガソリン留分を得るのに極めて有効なことを見出
し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、この骨子に基づき完成されたもの
で、その要旨は合成ガス特に−酸化炭素と水素との混合
ガスから高オクタン価ガンリン留分を高収率で得るため
の方法に関し、形状選択性を有するゼオライトと′マン
ガンの酸化物からなる混合物にルテニウムを担持させた
触媒組成物又はルテニウムを担持したマンガン酸化物と
上記ゼオライトとの混合物からなる触媒組成物を用いる
ことを特徴としている。
次に本発明による触媒の製造方法及びこれを触媒として
使用する転化方法について説明する。
ここで用いるゼオライトとは結晶性アルミノシリケート
又は結晶性アルミノシリケートのアルミニウムの一部又
は全部を他の金属、例えば鉄、クロム、バナジウム、ビ
スマス、ランタン、セリウム、チタン等の三価の金属に
替えて合成されたもの、また、アルミナを殆んど含有せ
ず90チ以上がシリカからなる物質も含む。これらのゼ
オライトは通常天然に数多く存在するが、合成によって
も製造できる。一般に転化反応に用いるゼオライトは細
孔径が約5Aのエリオナイト、オフレタイト、フェリエ
ライト、細孔径が約9Aのフォージャサイト型のX又は
Yゼオライトとかモルデナイトのほか細孔径が5〜9λ
の中間的細孔を有し、かつシリカ対アルミナ比が12以
上のZEIM −5シリーズのゼオライトが知られてい
るが、本発明においては、いずれのゼオライトも使用で
きる。
細孔径が約5Aのゼオライトでは生成する炭化水素は分
子サイズが約5A以下の直鎖のパラフィン、オレフィン
又は炭素数が5以下の軽質炭化水素どなるため、石油化
学原料として有用な、エチl/ン、プロピレン、ブチレ
ン等の低級オレフィンを得る場合好ましいゼオライトと
なる。しかしガンリン留分の収率を高めるためには、こ
れらの生成物をガンリンに転化するため、リサイクルを
行うか又は公知のアルキル化反応等の処理に供せられる
。細孔径が9A以上のゼオライトでは生成物がガンリン
留分以下の炭化水素ばかりでなく灯油、軽油留分をも生
成するので灯油、軽油を併産する必要のある場合選択さ
れる。
細孔径が5〜9Aのゼオライトはガンリン留分を高収率
で得る場合最も好ましいゼオライトであり、この種のゼ
オライトとしてはシリカ対アルミナモル比が12以上の
ZSM−5,ZSM−11、ZSM−12,ZSM−2
,,1、ZSM −35。
ZSM −38などのモーピルオイル社の開発したZS
Mシリーズのゼオライトのほか、シェルのインターナシ
ョナル・リサーチ社の開発したシリカ−鉄−アルミナか
ら成るZSM −5と類似のX線回折パターンを与える
ゼオライト、さらには製造方法が異なるがX#回折パタ
ーンがZSM −5と同じであるZSM −5タイプの
結晶性ゼオライト、また上記ゼオライトのアルミナの一
部又は全部が他の三価の金属で代替されたゼオライトが
含まれる。この種類では、ゼオライト合成時にシリカ源
、アルミナ源、アルカリ源のほかに有機試薬としてテト
ラプロピルアンモニウム塩、有機アミン、アルコールア
ミン又はジグリコールアミン及びそれらの前駆物質の存
在下で水熱合成反応を行って得られたゼオライトが好ま
しく使用できる。
結晶性ゼオライトは通常、陽イオンとしてナトリウム、
カリウム、又は有機窒素陽イオンを含むが、本発明の転
化反応に使用するには、これらの陽イオンの少々くとも
50チ以上を水素イオン、アンモニウムイオン、アルカ
リ土類イオン、希土類イオン、遷移金属イオン等で交換
し酸性点を発現したものが好ましく、通常その陽イオン
交換処理は交換する陽イオンを含む水浴液で処理する公
知のイオン交換技術で達成できる一又有慢望素陽イオン
を含むものでは空気中で400〜700℃の範囲で加熱
し有機窒素陽イオンを分解、焼成することにより容易に
水素イオン型に々り活性化される。
次にゼオライトとマンガン酸化物との混合方法であるが
、この方法は重要な操作であり、両者が均一な混合物を
作るように調製しなければならない。方法としては含浸
、ゲル混合又は乾式混合などが利用できる。
■含浸法ではマンガンの水溶性の塩、例えば硝酸マンガ
ンを含有する水溶液にゼオライトを浸漬する通常の含浸
法が利用でき、又■ゲル混合法では予め調製した水酸化
マンガンのゲルをゼオライトの粉末と混合する方法、又
■前記マンガンの水溶性の塩を含有する水溶液にゼオラ
イトの粉末をけんだくさせ、ここにアンモニア水等のア
ルカリを加えマンガンをゲル化し、両者の均一混合物を
得る方法が、又■乾式混合では微粉末状のマンガン酸化
物とゼオライトとをすりつぶしながら混合する方法が使
用できる。
なお、以上のようにして作ったゼオライトと〜600℃
で焼成される。■のものは必しも焼成を要しないし、焼
成しても悪影響はない。
以上の方法で得られたゼオライトとマンガン酸化物との
混合物に組み合わせるルテニウムについてであるが、通
常水溶性の・・ロゲン化物又はアンミン錯塩として容易
に入手できるものが使用でき、例えば、塩化ルテニウム
やヘキサアンミンルテニウム−トリクロライドなどが使
用できる。
又、相持の方法も通常の含浸技術が利用できろう例えば
、ゼオライトとマンガン酸化物との混合物を粉末のまま
、あるいは、一旦成形し、こねをルテニウム化合物の水
溶液又はアセト/などの溶剤に溶かした非水溶液中に浸
漬し、含浸、担持する方法が利用できる。
この場合、触媒を成形する際に、シリカ、アルミナおよ
び天然粘土鉱物などを添加することは触媒の性能を損な
わないかぎりの量であればさしつかえない。
まだルテニウムを担持したマンガン酸化物にゼオライト
を混合、する触媒を調製する場合には、先ず微粉末状の
マンガン酸化物をルテニウム化合物の溶液、例えば塩化
ルテニウムやヘキサアンミンルテニウムクロライドなど
を含有する水溶液に浸漬し、乾燥、担持した後、ゼオラ
イト粉末と物理的に、例えば機械的すりつぶして、混合
する方法が利用できる。
触媒組成中のゼオライトとマンガン酸化物との割合は重
要であり、マンガン酸化物としての割合は、ゼオライト
とマンガン酸化物の合計に対し、5〜95重量%、好適
には50〜70重量%であり、これに担持するルテニウ
ムは金属として、同じくゼオライトとマンガン酸化物の
合計に対して0.05〜10重量%、好ましくは0.5
〜5重量%である。この場合、ゼオライトの割合が少な
いと、オクタン価の高い品質の優れたガンリン、あるい
は低級オレフィン、灯軽油など、所望する炭化水素を得
ることが困難になる。一方マンガン酸化物が少ないと、
合成ガスの炭化水素への転化率が低下する。
又、本発明の触媒は、ゼオライトとマンガン酸(ヒ物及
びルテニウムからなることを特徴としているが、マンガ
ン酸化物のほかに鉄、コノ(ルト、バナジウム、チタン
などの遷移金属酸化物を一種又は二種以上−緒に含有さ
せてもよい。
この場合、遷移金属酸化物を含有させる方法はゼオライ
トにマンガン酸化物を含有させる前述の方法が利用でき
、例えば遷移金属酸化物として酸化鉄を乾式混合法によ
り含有させる場合はゼオライト粉末とマンガン酸化物の
粉末及び酸化鉄の粉末を一緒に混合し、乳鉢ですシつぶ
しながら均一に混合する方法が使用できる。
この発明の方法において原料ガスとなる合成ガスは石炭
、天然ガス、石油コークス、頁岩油、タールサンド又は
石油蒸留からの残渣油などの化石燃料を公知のガス化反
応、例えば部分酸化反応又はスチームリフオーミング反
応などにより任意に製造される。又合成ガスの前駆物質
である一酸化炭素とスチームとの混合物、或いは二酸化
炭素と水素との混合物も使用することができる。更には
生成物中の液状炭化水素留分を除去した未反応ガス混合
物も又原料ガスとして使用できる。合成ガス中の水素と
一酸化炭素との比率はガス化される炭素源により変化す
るが、本転化反応のためには、その比率は0.2〜6.
0の範囲にすることが好適である。
合成ガスは触媒と150〜450℃、好ましくは200
〜400℃の温度、5〜200Kg/crn2、好まし
く f、110〜10 ’OKg/ cm”の圧力及び
触媒体積当り1時間標準温度、圧力で約100−10.
0”O’Oノ合成ガス体積のGH8V(ガス基準空塔速
度)で接触反応を行う。
また、本発明は固定床タイプだけでなく、流動床、液相
スラリータイプのりアクタ−で行うことができる。
次に本発明を実施例により具体的に説明するが本発明は
その要旨を越えないかぎり限定されるものではない。
〔実施例1〕 高シリカゼ、オライドを次のようにして合成した。
コロイダルシリカ、アルミン酸ソーダ、苛性ソーダ及び
水を10 Na2O’ At203 ” 805i02
 @1300H20のモル比になるように調合し、ここ
に有機試薬としてジグリコールアミンをアルミナのモル
数の18倍加えよく混合したのち、ステンレス製3tオ
ートクレーブに張込んだ。電気ヒータで徐々に温度を上
げ、自生圧力下160℃の温度に達したら3日間加熱を
続け、その後自然冷却する。生成した白色微細結晶物を
涙過し、洗浄水のpHが約8になるまで充分水洗し、次
に130℃で5時間乾燥する。この結晶物質は化学分析
の結果、ナ) IJウム1.8重量%、窒素08重量%
を含有し、シリカ対アルミナ比は66であった。
またX線回析分析によれば回折パターンはZSM −5
ゼオライトに類似していた。
この高シリカゼオライトは、次に酸型ゼオライトとする
ため以下のイオン交換処理を行った。
ゼオライ)500fを4Nの塩化アンモニウム水溶液3
tとともに3時間沸とうさせ、涙過、水洗後、新しい塩
化アンモニウム水溶液を使用して、再び同じ処理を3回
繰返しゼオライト中の大部分をアンモニウムイオンに交
換した。これを130℃で3時間乾燥し550℃で5時
間焼成するとアンモニウムイオンは水素イオンに、また
有機窒素陽イオンは燃焼除去され、水素イオンにそれぞ
れ変換され、結果としてナトリウム量は0.01重量%
まで減少した。
このH型高シリカゼオライ)20fを硝酸マンガン80
82を含有する水溶液中に添加し、よく攪拌しながら3
Nのアンモニア水を溶液のpHが90になるまで加え水
酸化マンガンのゲルを形成させた。この混合ゲルはテ過
後充分水洗し、その後、130℃3時間乾燥続いて50
0℃で3時間焼成した。ここで得られたものは分析の結
果50重量%のゼオライトと50重量%のマンガン酸化
物を含有していた。これを混合物1とよぶ。
また、混合物1と同じ方法で20重量%のゼオライトと
80重量パーセントのマンガン酸化物の混合物2、また
、80重量%のゼオライトと20重量パーセントのマン
ガン酸化物の混合物6を調製した。
次に、上記混合物1,2.3をそれぞれルテニウム含有
量が1重量%になる量の塩化ルテニウム水溶液に浸漬し
た後、130℃で6時間乾燥してそれぞれ触媒1.2.
3を得た。
また、混合物1を所定濃度の塩化ルテニウム水溶液に浸
漬した後、130℃で5時間乾燥してルテニウム含有量
が0,5重量%の触媒4及びルテニウム含有量が6重量
%の触媒5を得た。
上記触媒1〜5をそれぞれ1〜2■の大きさに成形した
ものを10−リアクターに充填し、あらかじめ400℃
で5時間水素還元した後、H2/Co モル比1の合成
ガスを用いて290℃の温度、40 K17cm2Gの
圧力、GH8V 500 h−’の条件で反応させ表1
のような結果を得だ。
表   1 〔実施例2〕 硝酸マンガンを含有する水溶液のpHが9.0になるま
でアンモニア水を加えて水酸化マンガンのゲルを作った
後、これを濾過洗浄し、150℃で3時間乾燥、続いて
500℃で6時間焼成してマンガン酸化物の微粉末を得
た。
このマンガン酸化物と実施例1で得たH型窩シリカゼオ
ライトとの1:1の重量比の混合物にルテニウム含有量
が1重量%になる量の塩化ルテニウム水溶液に浸漬した
後、130℃で3時間乾燥して触媒6を得た。これを実
施例1と同じ方法、条件で合成ガスの転化反応を行わせ
たところ、表2のような結果が得られた。
表   2 〔比較例〕 実施例1で得たH型窩シリカゼオライトにルテニウム含
有量が1重量%になる量の塩化ルテニウム水溶液に浸漬
した後、13mCで3時間乾燥して触媒7を得た。これ
を実施例1と同じ方法、条件で合成ガスの転化反応を行
わせたところ、表3のような結果が得られた。
表   3 〔実施例6〕 実施例1及び比較例において合成ガスの転化反応を行わ
せた。試験後の触媒1と触媒7をそれぞれ空気流中55
0℃で、5時間加熱処理した。この触媒を再度実施例1
と同じ方法で、水素還元し下記条件で合成ガスの転化反
応を行わせたところ、表4のような結果が得られた。
表   4 このことからもゼオライトとマンガン酸化物を混合して
、これにルテニウムを担持した触媒は酸化雰囲気で加熱
処理しても性能劣化の少ない触媒であることが伺える。
〔実施例4〕 この例は別のゼオライトを用いた場合の実施例である。
まず結晶性シリフートを次の方法で合成した。
水ガラス、塩化ランタン、水を36Na20・La2O
3@ 805i02 * 1600 H2Oのモル比に
なるように調合し、これに塩酸を適当量添加し、上記混
合物のpHが9前後になるようにした後、有機化合物と
してプロピルアミン、臭化プロピルをLa2O3のモル
数の20倍加え、よく混合し、500CCのステンレス
製オートクレーブに張込んだ。
上記混合物を約50 Orpmにて攪拌しながら160
℃で3日間、反応させた。冷却後、固形分を濾過し、洗
浄水のpHが約8になるまで充分水洗し110℃で12
時間乾燥し、550℃で3時間焼成した。この生成物の
結晶粒径は1μ前後であり、有機化合物を除外した組成
は脱水の形態で表わして0.4 Na2Om La2O
3@ 805i02(以下、結晶性シリケートと略称す
る)であった。
この結晶性シリケートは次に酸型とするため以下のイオ
ン交換処理を行った。
結晶性シリケー)50fを1Nの塩酸溶液500CCと
ともに80℃で1週間処理し結晶性シリゲート中のナト
リウムイオンの大部分を水素イオンに交換した。これを
一旦濾過、水洗し、130℃で3時間乾燥後500℃で
3時間焼成してH型の結晶性シリケートを得た。
このH型結晶性シリケートと実施例2で作ったマンガン
酸化物との1:1の重量比の混合物にルテニウム含有量
が1重量%になる量の塩化ルテニウム水溶液に浸漬した
後、150℃で3時間乾燥して触媒8を得た。
次に、まず実施例2で作ったマンガン酸化物にルテニウ
ム含有量が1重量%になる量の塩化ルテニウム水溶液に
浸漬した後、上記のH型結晶性シリケート又はY型ゼオ
ライト(ユニオン・カーバイド社製の5k−41と呼ば
れるNH4−Y型ゼオライトを30.0℃で焼成したも
の)を等重量混合し、各々触媒9.10を得た。
これらの触媒8,9.10を実施例1と同じ方法、条件
で合成ガスの転化反応を行わせたところ表のような結果
が得られた。
表   5 以上実施例で示したごとく、本発明におけるゼオライト
とマンガン酸化物の混合物にルテニウムを担持した触媒
を用いることにょシ、合成ガスからそのままガンリンと
して利用できる妙化水素が高選択率で得られる。
代理人  内 1)  明 代理人  萩 原 亮 − 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名狛、 炭化水素の製造方法 3、補正をする者  ゛ 11f’l 、!:の関係  特許出願人11i+i 
  東京都千代田区内神田1丁目4番2号、4、代理1
5 注 fili  東京都港区虎ノ門−r目24番11号
゛′\、   ・ & 補正によシ増加する発明の詳細な説明Z補正の対象 明  細  書 a補正の内容 明細書の第19頁〜21頁・24頁を別紙の通り訂正す
る。
(内容に変更なし) 表    1 〔実施例2〕 硝蹟マンガンを含有する水浴敵のpHiが9.0になる
までアンモニア水を加えて水酸化マンガンのゲルを作っ
た俵、これtvi通抗浄し、150℃で5時間転銖、続
いて500℃で3時間焼成してマンガン酸化物の41粉
末′に@Iた。
こりマンカン酸化物と実Jll1例1で得たH型烏シリ
カセオライトとの1=10重菫比の混合物にルテニウム
含胸量が1重量%になる量の塩化ルテニウム水沼液に浸
漬し友後、130℃でS時間乾燥して触媒6を得九。こ
れを実施例1と同じ方法、条件で合成カスの転化反応を
行わせたところ、表2のような結果が得られた。
表  2 □ 〔比較例〕 実施例1で物たH型高シリカゼオライトにルテニウム含
有量が1重量−になる量の塩化ルテニウム水浴PK浸漬
した沙、130℃でS時間乾燥して触*7に得た。これ
を実施例1と同じ方法、条件で合成カスの転化反応を行
わ4tiところ、表5のような結果が得られ喪。
表    5 〔実施1ll) 夾施セリ1及び比較例において1合成ガスの転化反応を
行わせた。F酬恢V触諌1と触媒7をそれぞれ空気流中
55Ω℃で、5時間加熱処理した。この触媒を再度実施
例1と同じ方法で、水本題元し下記条件で合成ガスの転
化反応を行わせたところ、表4のような結果が得られた
表    4 ルテニウム水浴液に浸漬し1F上記のH型結晶性シリク
ート又flYIJゼオシイト(ユニオン・カーバイド社
級の8に−41とF?ばれるm1ii。
−Y型セオライト虻SΩ0℃で勢威したもの)を等隻菫
混台し、各々ら紐9.10(初た。
これらの暫奴8.9,10(実り秒1,1と10・し方
法、微性で合成カスの転化反応を行わせたところ表のよ
うな結果か祷られた。
表  5 以上*h例で示したごとく、本発明fCおりるゼオライ
トとマン刀ン酸化物の混合111!lにルナニウムを担
持した触媒を用いることにより、合敗253−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結晶性ゼオライトとマンガン酸化物とからなる混合物に
    ルテニウムを担持した触媒組成物又はルテニウムを担持
    したマンガン酸化物と結晶性ゼオライトとの混合物から
    なる触媒組成物の存在下で、合成ガスを炭化水素に転化
    することを特徴とする炭化水素の製造方法。
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