JPS58192835A - 炭化水素の製造方法 - Google Patents

炭化水素の製造方法

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JPS58192835A
JPS58192835A JP57073457A JP7345782A JPS58192835A JP S58192835 A JPS58192835 A JP S58192835A JP 57073457 A JP57073457 A JP 57073457A JP 7345782 A JP7345782 A JP 7345782A JP S58192835 A JPS58192835 A JP S58192835A
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JP
Japan
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catalyst
zeolite
ruthenium
mixture
vanadium oxide
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JP57073457A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Imai
哲也 今井
Hiroshi Fujita
浩 藤田
Minoru Koikeda
小池田 稔
Takashi Suzuki
隆史 鈴木
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Research Association for Petroleum Alternatives Development
Original Assignee
Research Association for Petroleum Alternatives Development
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−酸化炭素と水素との混合ガス(以下合成ガ
スという)から炭化水素、例えば品質の優れたガソリン
沸点範囲の炭化水素、を高収率で得る方法に関し、特に
該方法に使用するに“適した触媒を提供せんとするもの
である。
現在、エネルギーの中心を占めている石油をめぐる環境
は非常に不安定であり、1980年代後半から1990
年代にかけては石油不足からエネルギーの谷間が来るこ
とが憂慮されている。このため石油の消費を節約をすす
めるとともに、石炭、原子力、LNGなどの石油代替エ
ネルギーで対応することが考えられている。このため、
わが国では、今後相対的に高い需要の伸びを示すと予想
されている、ガソリン、灯油、軽油、A重油等の供給不
足を石油以外の炭素源、例えば、石炭又は天然ガス等か
ら製造する新技術の開発に関心が向けられている。この
うち、石炭から炭化水素油を製造する方法としては、直
接法である石炭の液化、及び間接法である合成ガスを経
由する製造方法が知られており、前者は未だ研究開発過
程にあり、現状では製品8實が劣るとともに経済性も劣
る。一方後者はすでに南アフリカ5ASOL社で石炭の
ガス化プロセスとフィッシャー・トロプシュプロセスヲ
組合せた5ASOL法の実用運転がなされている。
このように石炭、天然ガス又はアスファルト等のガンリ
ン、灯油、軽油への直接転化が困難な炭素含有物もガス
化によって一酸化炭素と水素との混合ガスに容易に転化
できることは公知である。またこの混合ガスを適当な触
媒の存在下で接触させることにより炭化水素混合物へ転
化できることも公知である。
例えば、フィッシャー・トロプシュ法ハ鉄、コバルト、
ニッケル、ルテニウム、トリウム及びロジウムに基づく
触媒の存在下で合成ガスから炭化水素混合物を製造する
ことで知られているが、この方法では、反応生成物がメ
タンからワックスに至る幅広い炭化水素混合物(パラフ
ィン、オレフィン)と各種の含酸素化合物(アルコール
、エーテル等)であり、価値のある特定沸点範囲の生成
物を選択的に得ることはできず、したがって、最も価値
の高いガソリン留分の収率は充分でなくまた、このガソ
リン留分中には芳香族や高度に枝分れし友パラフィン又
はオレフィン全はとんど含有しないため、オクタン価が
低く、自動車ガソリンとしては価値が低い〇 一方合成ガスを一酸化炭素還元触媒と接触させ、次いで
生成物を別の又は、同一反応器で特定のタイプのゼオラ
イト触媒と接触させることにより、合成ガスを高オクタ
ン価のガソリン留分を主体とする生成物に転化する方法
が明らかにされている。ここで用いられる一酸化炭素還
元金属は、メタノール合成触媒又はフィッシャー・トロ
1フ1合成触媒であり、メタノール合成触媒では合成ガ
スを一度アルコール等の含酸素化合物に転化した後、捷
たフィッシャー・トロプンユ合成触媒では合成ガスをメ
タンからワックス1での巾広い炭化水素混合物及び含酸
素化合物とに転化した後、これらの生成物を次に特定の
細孔径を有するゼオライト触媒を接触させ、高オクタン
価のガソリン留分を収率よ〈製造する2段転化方法であ
る。
最近、合成ガスから1段法で特定の沸点範囲の炭化水素
を選択的に製造する方法が見出された。この方法の1つ
は2段法で用いた一酸化炭素還元触媒と特定なゼオライ
トとを機械的に混合した触媒を用いる方法であり、他の
1つは特定のゼオライトに一酸化炭素還元金属(又は金
属酸化物)を担持させた触媒を用いる方法である。
いずれの方法においても生成物は触媒を構成する特定の
細孔を有するゼオライトの形状的制約を受け、細孔径よ
り大きな分子サイズの生成物はほとんど生成せず、ガソ
リン沸点範囲以下の分子サイズの小さな炭化水素が選択
的に製造できるという改善がなされた。
1段法は2段法にくらベニ程が簡略化される゛  ため
、より経済的なプロセスと成りうるが、前記の機械的混
合触媒音用いる1段法は、2段法に比較し、−酸化炭素
の転化率は低くなるとともに、ガソリン収率が低下する
一方燃料ガスとしてしか評価できないメタンが多く生成
するという触媒性能上の大きな欠点がある。また特定の
ゼオライトにフィッシャー・トロプシュ活性を示す金属
を担持した触媒を用いる一段法があり、この方法は合成
ガスを触媒組成物中の金属成分でフィッシャー・トロプ
シュ反応を行わせ、メタンからワックスに至る巾広い炭
化水素混合物を中間体として製造した後、次にワックス
の分解に有効であることが知られている形状選択性ゼオ
ライトすなわちzsM4ゼオライト成分で、これら炭化
水素をガソリン以下の炭化水素に転化することを意図し
たものである。この種の触媒としては特開昭5Q〜14
2502号公報で示されるように、ZSM−5ゼオライ
トに秩父(1ルテニウムを含浸し調製したものがある。
しかし、前者では転化率は比較的高いが、−酸化炭素に
二酸化炭素に転化する割合が多いとともに、生成する炭
化水素にメタンが主でC!+ ガソリン留分の収率は劣
る。また後者の触媒は、前者よりC5+ガンリン留分の
収率は高い75:、経時的に9速に活性は低下する実用
上の欠点があり、力0えて50 Kp/m2以上の高い
反応圧力を必要とする。
トL酸化雰囲気で加麩することにより活性全欠うため、
触媒再生が困難である。
そこで本発明らは、これらの欠点を解決するため、前記
形状選択性を有する結晶性ゼオライトと一酸化炭素全水
素化する活性金属との組合せについて鋭意実験検討を重
ねた結果、結晶性ゼオライトとバナジウムの酸化物から
なる混合物にルテニウムを担持した触媒が、合成ガスう
・ら高オクタン価ガソリン留分を得るに極めて有効なこ
とを見出し、本発明全完成するに至った。
すなわち、本発明は、この骨子にもとづき完成されたも
ので、その要旨は合成ガス、特に−酸化炭素と水素との
混合ガスから高オクタン価ガソリン留分を高収率で得る
ための方法に関し、形状選択性を有する結晶性ゼオライ
トとバナジウム酸化物からなる混合物、好ましくはこの
混合物を予め水素などのような還元性雰囲気中で加熱処
理した担体にルテニウムを担持させた触媒を用いること
を特徴としている。
次に本発明による触媒の製造方法及びこれを触媒として
使用する転化方法について説明する。
ここで用いる結晶性ゼオライトとは、結晶性アルミノン
リケード又は結晶性アルミノシリケートのアルミニウム
の一部又は全部が他の金属例えば、鉄、クロム、バナジ
ウム、ビスマス、ランタン、セリウム、チタン等の三価
の金属で置換され合成されたものも含む0これらの結晶
性ゼオライトハ通常天然に数多く存在するが、合成によ
っても製造できる。一般に転化反応に用いる結晶性ゼオ
ライトは細孔径が約5Aのエリオナイト、オフレタイト
、フェリエライト細孔径が約9Aのフォージャサイト型
のX又Hyゼオライトとかモルデナイトのほか細孔径が
5〜9Aの中間的細孔を有し、かつシリカ対アルミナ比
が12以上のZ!5M−5ノリーズのゼオライトが知ら
れているが、本発明においては、いずれのゼオライトも
使用できる。
細孔径が約5Aのゼオライトでは生成する炭化水素は分
子サイズが、約5A以下の直鎖のパラフィン、オレフィ
ン又は炭素数が5以下の軽質炭化水素となるため、石油
化学原料として有用な、エチレン、プロピレン、ブチレ
ン等の低級オレフィンを得る場合好ましいゼオライトと
なる。しかしガソリン留分の収率を高めるためには、こ
れらの生成物はガソリンに転化するため、リサイクルを
行うか又は公知のアルキル化反応等の処理に供せられる
。細孔径が9八以上のゼオライトでは生成物がガソリン
留分以下の炭化水素ばかりでなく灯油、軽油留分をも生
成するので灯油、軽油を併産する必要のある場合選択さ
れる。
細孔径が5〜9久のゼオライトはガソリン留分を高収率
で得る場合最も好ましいゼオライトであり、この種のゼ
オライトとしては、シリカ対アルミナモル比が12以上
のZSM −5、ZSM−11、ZSM −12、ZS
M −21、ZSM −55、ZSM −58などの、
モーピルオイル社の開発した28Mシーリーズのゼオラ
イトのほか、シェル・インターナショナル・リサーチ社
の開発したシリカ−鉄−アルミナから成るZSM −5
と類似のX線回折パターン全部える結晶性ゼオライト、
さらには、製造方法が異なるがX線回折パターンがZS
M −5と同じである、ZSM −5タイプの結晶性ゼ
オライト、ま友上記ゼオライトのアルミナの一部又は全
部が他の三価の金属で代替された結晶性ゼオライトが含
まれる。この種類では、ゼオライト合成時にシリカ源、
アルミナ源、アルカリ源のほかに有機試薬として、テト
ラプロピルアンモニウム塩、有機アミン、アルコールア
ミ 前.駆物質の存在下で、水凱合成反応を行って得られた
ゼオライトが好ましく使用できる。
結晶性ゼオライトハ通常陽イオンとしてナトリウム、カ
リウム又は有機窒素陽イオンを含むが、本発明の転化反
応に使用するには、これらの陽イオンの少なくとも50
%以上を水素イオン、アンモニウムイオン、アルカリ土
類イオン、希土類イオン、遷移金属イオン等で交換し酸
性点を発現したものが好1しく、通常その陽イオン交換
処理は交換する陽イオンを含む水溶液で処理する公知の
イオン交換技術で達成できる。
又有機窒素陽イオンを含むものでは空気中で4QO〜7
00℃の範囲で加熱し有機窒素陽イオンを分解、焼成す
ることにより容易に水素イオン型になり活性化される。
次に結晶性ゼオライトとバナジウム酸化物との混合方法
であるが、この方法は重要な操作であり、両者が均一な
混合物を作るように調製しなければならない。方法とし
ては含浸、ゲル混合、又は乾式混合などが利用できる。
含浸法ではバナジウムの水溶性の塩、例えば塩化バナジ
ウム全含有する水溶液に結晶性ゼオライトに浸漬する通
常の含浸法が利用でき、又ゲル混合法では予め調製した
水酸化バナジウムのゲルを結晶性ゼオライトの粉末と混
合する方法、又前記バナジウムの水溶性の塩を含有する
°水溶液に結晶性ゼオライトの粉末を懸濁させ、ここに
アンモニア水等のアルカリを加えバナジウムをゲル化し
、両者の均一混合物を得る方法が、又乾式混合では微粉
末状のバナジウム酸化物、例えば通常安定に存在する五
酸化バナジウムあるいは三酸化バナジウムとゼオライト
とをすりつぶしながら混合する方法が使用できる。
その後含浸、ゲル混合法では500〜500℃で焼成す
る。
このようにして得られた混合物は、その−1ま触媒担体
組成物として適用しうるが、最も好適には、この混合物
を予め水素などの還元性雰囲気中で加凱処理したものが
用いられる。この加熱処理を行う還元工程は、合成ガス
から炭化水素への転化1反応が還元性雰囲気中で行われ
る還元効果とは異なり、ルテニウムなどの一酸化炭素活
性化金属を担持する前に担体に含まれるバナジウム酸化
物、すなわち通常安定な酸化物で存在する五酸化バナジ
ウムを三酸化バナジウムに予め還元するものであり前記
転化反応での還元とは別工程のものである。
次に、本発明に使用するルテニウムについてであるが通
常、水溶性のハロゲン化物又はアンミン錯塩として容易
に入手できるものが使用でき、例えば塩化ルテニウムや
ヘキサアンミンルテニウム・トリクロライドなどが使用
できる。
又、担持の方法も通常の含浸技術が利用できる。例えば
、結晶性ゼオライトとバナジウム酸化物との混合物を粉
末のまま、あるいは一旦、成形し、これを水素雰囲気中
で還元処理した後に、ルテニウム化合物の水溶液又はア
セトンなどの溶剤に溶かした非水溶液中に浸漬し、含浸
、担持する方法が利用できる。
この場合、触媒を成形する際に、シリカ、アルミナおよ
び天然粘土鉱物などを添加することは触媒の性能を損な
わないかぎりの量であればさしつかえない。
触媒組成中の結晶性ゼオライトとバナジウム酸化物との
割合は重要であり、バナジウム酸化物としての割合は結
晶性ゼオライトとバナジウム酸化物の合計に対し、10
〜90重量%、好適には40〜60重量%であり、これ
に担持するルテニウムは金属として、同じく結晶性ゼオ
ライトとバナジウム酸化物の合計に対して0.1〜10
重量%、好ましくはα5〜5重量係である。この場合、
結晶性ゼオライトの割合が少ないと所望するガソリン沸
点範囲の炭化水素を選択的に得ることが困難となるばか
りでなく、オクタン価の高い品質の優れたガソリンが得
にくくなる。一方パナジウムが少ないと、合成ガスの炭
化水素への転化率が低下する。
又、本発明の触媒は結晶性ゼオライトとバナジウム酸化
物及びルテニウムからなることを、特徴としているが、
バナジウムのほかに鉄、ニッケル、コバルト、マンガン
などの遷移金属酸化物を一種又は2種以上−緒に含有さ
せてもよい0 この場合、遷移金属酸化物を含有させる方法は結晶性ゼ
オライトにバナジウム酸化物を含有させる前述の方法が
利用でき、例えば遷移金属酸化物として酸化鉄を機械混
合法により含有させる場合は、結晶性ゼオライト粉末と
バナジウム酸化物の粉末及び酸化鉄の粉末?−緒に混合
し、乳鉢ですりつぶしながら均一に混合する方法が使用
できる。
この発明の方法において原料ガスとなる合成ガスは、石
炭、天然ガス、石油コークス、頁岩油、タールサンド又
は石油蒸留からの残渣油などの化石燃料を公知のガス化
反応、例えば部分酸化反応又はスチームリフオーミング
反応などにより任意に製造される○又合成ガスの前、駆
物質である一酸化炭素とスチームとの混合物、或いは二
酸化炭素と水素との混合物も使用することができる。更
には生成物中の液状炭化水素留分を除去した未反応ガス
混合物も又原料ガスとして使用できる。合成ガス中の水
素と一酸化炭素との比率はガス化される炭素源により変
化するが、本転化反応のためには、その比率Fi11.
2〜60の範囲ヂすることが好適である。
合成ガスは触媒と200〜500℃、好ましくは250
〜450℃の温度、5〜200 Kg/crI?X好ま
しくは10〜+ OOKg/−の圧力及び触媒体積当り
1時間、標準温度、圧力で約100−10000の合成
ガス体積のGHSV (ガス基準空塔速度)で接触反応
全行う。
また、本発明は固定床タイプだけでなく、流動床、液相
スラリータイプのりアクタ−で行うことができる。
次に本発明を実施例により具体的に説明するが本発明は
その要旨を越えないかぎり、限定されるものではない。
〔実施例1〕 高シリカゼオライ)4次のようにして合成したO コロイダルシリカ、アルミン酸ソーダ、苛性ソーダ及び
水を10 Na2o HAt203 ・805i02 
・1500H20のモル比になるように調合1〜、ここ
に有機試薬としてジグリコールアミンをアルミナのモル
数の18倍加え、よく混合したのち、ステンレス製51
オートクレーブに張込んだ。電気ヒータで徐々に温度全
土げ、自生圧力下160℃の温度に達したら、3日間加
熱を続け、その後自然冷却する。生成した白色微細結晶
物w濾過し、洗浄水のpHが約8になるまで充分水洗し
、次に150℃で5時間乾燥する。この結晶物質は化学
分析の結果、ナトリウム18重量係、窒素08重量%を
含有し、シリカ対アルミナ比は65であった。
また、X線回折分析によれば回折パターンはZSM −
5ゼオライトに類似していた。
この高シリカゼオライトは次に酸型ゼオライトとするた
め以下のイオン交換処理を行った。
ゼオライト300f−i4Nの塩化アンモニウム水浴液
5tとともに5時間沸とうさせ、r過、水洗後新しい塩
化アンモニウム水溶液を使用して、再び同じ処理を5回
繰返し、ゼオライト中の大部分をアンモニウムイオンに
交換した。これf:150℃で5時間乾燥し、550℃
で5時間焼成するとアンモニウムイオンに水素イオンに
、また有機窒素陽イオンは燃焼除去され、水素イオンに
それぞれ変換され、結果としてナトリウム量は0.0+
重量%まで減少した。
このH型窩シリカゼオライトと五酸化ノ(ナジウム(試
薬特級)粉末を1:1の重量比で混合し、乳鉢ですりつ
ぶして、両者の均一混合組成物1を得、更に、この組成
物1の一部を水素(窒素中40 % ) 気流中600
℃、GHSV 500h−’で5時間還元処理し、v2
03(三酸化)(ナジウム)と結晶性ゼオライトとの混
食組成物2を得た0この組成物2はX線回折で分析した
ところv2o3とゼオライト(ZSM −5類似)が確
認された。
次にこの混合組成物1.2はそれぞれ約2+a厚に圧縮
成形(+ 000 Kg/cm2) L、10メンシュ
程度に破砕したのちこれをルテニウム含有量が10重量
優になる量の塩化ルテニウム水溶液中に浸漬してルテニ
ウムを含浸させ、その後、+00℃で5時間乾燥して、
触媒1および2を得た。
これらのそれぞれ10−を流通式マイクロリアクター(
固定床〕に充填し、転化反応に供する前に水素を用いて
温度45 D ’C,圧力20に9/rn”G 、 G
HSV  + 000 h−’ テ5時間、予め還元処
理し、引続き、H2/COモル比10の合成ガスf用い
て290℃の温度、40に9/crIr2G  の圧力
、 GHSV  500 h”の条件で反応させ表1の
ような結果を得た。
第    1    表 し実施例21 実施例1で得たH型窩シリカゼオライトとV2O3の均
一混合組成物2の粉末に実施例1と同様の方法で010
5及び5%(いずれも重量%)のルテニウムを・担持し
、100℃で乾燥して、触媒5〜6を調製した。この触
媒を流通式マイクロリアクターで実施例1と同じ方法、
条件により、合成ガスの転化反応を行わせたところ、表
2のような結果が得られた。
第   2   表 〔実施例5〕 実施例1で得たH型窩シリカゼオライトの微粉末20t
f、水500−に塩化バナジウム拌しながら5Nのアン
モニア水を溶液のpHが9.0になるまで加えバナジウ
ムをゲル化させた。
この混合ゲルは沢過後、洗浄水に塩素イオンがなくなる
1で充分、水洗し、その後150℃で6時間乾燥、続い
て、500℃で5時間焼成した。この組成物は、分析の
結果60重量%のゼオライトと40重量%のバナジウム
酸化物を含有していた。次にこの組成物を、実施例1と
同じ方法で、1ず還元処理し、次いでこの組成物を、圧
縮成形して、10メツシュ程度に破砕したのち、ルテニ
ウム含有量が、10重量%になる量のアセトン溶剤に溶
かした液中に浸漬し、ルテニウムを含浸担持させた○ その後100℃で、5時間乾燥させ触媒6を調製した0
この触媒について実施例1と同じ方法条件で合成ガスの
転化反応を行わせたところ、次のような結果が得られた
〔実施例41 H型窩シリカゼオライトとバナジウム酸化物との適正な
混合割合をみるため、実施例1で得たゼオライト粉末と
五酸化バナジウム粉末(試薬特級9とを表5の割合で混
合し乳鉢ですりつぶした。これらの混合物を実施例1と
同じ方法で、予め、還元処理し、ゼオライトとV2O3
かもなる混合組成物を得た。
これらの混合組成物に10重量%のルテニウムを含浸担
持させ、100々℃で乾燥させて、触媒7〜12を調製
した。その後実施例1と同じ方法で圧縮成形し、10メ
ツシュ程度に破砕したのち、流達式マイクロリアクター
に10+11/充填し、実施例1と同様に先ず還元処理
してから、反応温度290℃、圧力40 Kp/crn
2G で合成ガスの転化反応を行わせたところ、表5の
ような結果が得られた0 1実施例5〕 実施例1及び4において合成ガスの転化反応を行わせた
試験後の触媒2と触媒7を、それぞれ空気流中550℃
で5時間加柩処理した。この触媒を再度、実施例1と同
じ方法で、水素還元し、下記条件で合成ガスの転化反U
E、 k行わせたところ、表4のような結果が得られた
第    4    表 このことからも、ゼオライトとバナジウム酸化物を混合
して、これに、ルテニウムを担持した触媒は酸化雰囲気
で加熱処理しても、性能劣化の少ない触媒であることが
伺える。
〔実施例6〕 この例は、別のゼオライトラ用いた場合の実施例である
。1丁結晶性シリケートを次の方法で合成した。
水ガラス、塩化ランタン、水f 56 Na2o・La
、O,・80Si02・+600H20のモル比になる
ように調合し、これに塩酸を適当量添加し、上記混合物
のp)(が9前後になるようにした後、有機化合物とし
てプロピルアミン、臭化プロピルt La2O3のモル
類の20倍加え、よく混・合し、500ccのステンレ
ス製オートクレーブに張込んだ。
上記混合物を約500 ypmにて攪拌しながら160
℃で3日間、反応させ次。冷却後、固形分’に2F’過
し、洗浄水のpHが約8になる1で充分水洗し、110
℃で12時間乾燥し、550℃で5時間焼成し之。この
生成物の結晶粒径は1μ前後であり、有機化合物を除外
した組成は脱水の形態で表わして(14Na20−La
2O3・80SiO2(以下結晶性シリケートと略称す
る)であった。
この結晶性シリケートは、次に酸型とするため、以下の
イオン交換処理を行った。
結晶性シリケート502を1Nの塩酸溶液500 cc
  とともに80℃で1週間処理し、結晶性シリケート
中のナトリウムイオンの大部分を水素イオンに交換した
。これを一旦p過水洗し、130℃で5時間乾燥後、5
00℃で5時間焼成して、H型の結晶性シリケートを得
た。
この結晶性シリケートと予め、五酸化バナジウムを水素
(窒素中40チ)気流中、600℃、L)H8V  5
00 h”で還元処理された、三酸化バナジウム(”2
”3 )粉末を1:1の重量比で混合し一1乳鉢ですり
つぶして、両者の均一混合組成物を得た。
この混合組成物に実施例1と同様の方法で、10重量係
のルテニウムを担持し、触媒15、を・調製した。この
触媒全流通式マイクロリアクターで実施例1と同じ方法
、条件により、合成ガスの転化反応を行わせ友ところ、
次のような結果が得られた。
以上、実施例で示した如く、本発明におけるゼオライト
とバナジウム酸化物の混合組成物にルテニウムを担持し
た触媒を用いることにより、合成−ガスからそのままガ
ソリンとして、利用できる芳香族炭化水素混合物が高選
択率で得られる。
代理人  内 1)  明 代理人  萩 原 亮 − 一千 続 補 正 書(方式) %式% ■、事件の表示 昭和57年特許願第75457号 2・8″Ay> 名称  炭イ、。。□方よ3、補正を
する者 事f’lとの関係  特許出願人 11:、  +ili   東京都千代田区内神田1丁
巨4番2号4、代理人 1il+li  東京都港区虎ノ門何−目24番11号
第−6岡111ヒル ゛・lL話+504+ ] 89
4番5 、  Filial−σ17令の日イ十 ・ 
 ハ′。
直 補正によシ増加する発明の数  な しl補正の対
象 明細書 a補正の内容 (1)明細書の第18頁・19頁・21頁・2s頁・2
4頁・26頁を別紙の通9補正する。
(内容に変更なし) 厚に圧縮成形(1000Kg151り L、10メツシ
工程度に破砕したのちとれをルテニウム含有量がto重
量嘔になる量の塩化ルテニウム水溶液中に浸漬してルテ
ニウムを含浸させ、その後、100℃でS時間乾燥して
、触媒1および2を得た。
これらのそれぞれ10−を流通式マイクロリアクター(
固定床)K充填し、転化反応に供する前に水素を用いて
温f450℃、圧力20に4/at”G、 GH8V 
 1000 h−’で5時間、予め還元処理し、引続き
、H1/COモル比toの合成ガス管用いて290℃の
温度、40 K47cxlG  の圧力、 GH8V 
 500 h−1の条件で反応させ表1のような結果を
得た。
il1表 〔実施例21 実施例1で得たHaii4シリカゼオライトとV、Os
の均一・混合組成物2の粉末に実施例1と一様の方法で
ul α5及び5%(いずれも重量嘔)のルテニウムを
担持し、100℃で乾燥して、触媒5〜6kM製した。
この触媒【流通式マイクロリアクターで実施例1と同じ
方法、条件pcより、合成ガスの転化反応【行わせたと
ころ、表2の↓うな結果が得られた。
論  2  表 〔夾に例5〕 実施例1で得7jHW嵩シリカゼオライトの微粉末20
f’i、水5OU−に塩化バナジウム〔実施例4〕 H型高7リカゼオライトとバナジウム酸化物との適正な
混合割合14るため、実施例1で得たゼオライト粉末と
五酸化バナジウム粉末(試薬特級)とt表5の割合で混
合し乳鉢ですりつぶした。これらの混合物1実施例1と
同じ方法で、予め、還元処理し、ゼオライトとV、Os
からなる混合組成物を得几。
これらの混合組成物にto重量嘩のルテニウムを含浸担
持させ、100 ℃て乾燥させて、触媒7〜1’lt調
製した。その後実施例1と同じ方法で圧縮成形し、10
メツシュ程度に破砕したのち、Km式!イクロリアクタ
ーに10−充填し、実施例1と同様に先ず還元処理して
から、反応温度290℃、圧力40 K47−ch で
合成ガスの転化反応上行わせたとζろ、表5のよ【夷M
1例5 〕 実施例1及び4において合成ガスの転化反応を行わせ7
を試験後の触媒2と触媒7t、それぞれ空気流中550
℃で5時間加熱処理し友。この触m′に+1)V、実施
例1と同じ方法で、水素還几し、下記条件で合成ガスの
転化反応khわせ九ところ、表4のような結果が得られ
た。
嬉  4  表 このことからも、ゼオライトとバナジクム酸化4&lt
混合して、これに、ルテニウムを担持し罠触#&II′
i酸化′#囲気で加熱処理しても、性能劣1Lの少ない
触媒であることが伺える0(、実施?1I6J この例は、別のゼオライト管用い友場合の夾500 c
c  とともに80℃で1週間処理し、結晶性シリケー
ト中のナトリウムイオンの大hMt水素イオンに交換し
皮。これを一旦1過水洗し、150℃で5時間乾燥後、
500℃で5時間焼成E−(、H型の結晶性シリケート
會444友、。
この結晶性7・リケードと予め、五酸化パノ/ウム會水
木(窒素中40囁)気流中、600しGH8V  50
0 h−1で還元処理され皮、三酸化バナジウム(v宜
Os )粉禾會1:1の重量比で混甘し、乳鉢ですりつ
ぶし−CX−者の均−混酋組故物會得たG この混合組成物に実施例1と同様の方法でt O]1箪
%のルテニウJ−に担持し、MII+5、tgA製した
。この触媒′に流通式マイクロリアクターで実施例1と
同じ方法、条件により、合成ガスの転化反応を行わせ皮
ところ、次のような結果が得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 結晶性ゼオライトとバナジウムの酸化物からなる混合物
    にルテニウムを担持した触媒組成物の存在下で合成ガス
    全炭化水素に転化することを特徴とする炭化水素の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019103954A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 日鉄エンジニアリング株式会社 合成ガスから炭化水素を製造する触媒、その触媒の製造方法、及び合成ガスから炭化水素を製造する方法、並びに触媒担体

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JP2019103954A (ja) * 2017-12-08 2019-06-27 日鉄エンジニアリング株式会社 合成ガスから炭化水素を製造する触媒、その触媒の製造方法、及び合成ガスから炭化水素を製造する方法、並びに触媒担体

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