JPS5818813B2 - 鋸歯状波分周装置 - Google Patents

鋸歯状波分周装置

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Publication number
JPS5818813B2
JPS5818813B2 JP51002125A JP212576A JPS5818813B2 JP S5818813 B2 JPS5818813 B2 JP S5818813B2 JP 51002125 A JP51002125 A JP 51002125A JP 212576 A JP212576 A JP 212576A JP S5818813 B2 JPS5818813 B2 JP S5818813B2
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JP
Japan
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sawtooth wave
frequency
circuit
sawtooth
input signal
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Expired
Application number
JP51002125A
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English (en)
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JPS5286048A (en
Inventor
井上道弘
佐藤政晴
竹本豊樹
木村武司
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子楽器等に用いられる鋸歯状波分周装置に関
する。
従来、電子楽器に用いられる音源としては、分周の容易
さなどの理由から主として矩形波が用いられていた。
しかし、矩形波は周波数成分が偶数倍の高調波を含んで
いない為に、楽音としては不充分であることから現在で
は全整数倍の高調波を含む鋸歯状波が用いられている。
このような鋸歯状波を分周する場合の従来例として、鋸
歯状波入力信号と、該鋸歯状波入力信号の周波数の1/
2の繰り返し周波数をもつ矩形波とを、振幅比率1対1
で加算することにより行なう方法がある。
第1図は上記従来例の具体的な回路構成を示したもので
、1は鋸歯状波入力端子、2は鋸歯状波分周出力端子、
3は1/2矩形波分周器、R1とR2は加算用の抵抗で
R,=R2となっている。
4はゲイン1のインピーダンス変換器である。
第2図は第1図の回路における各部の波形を示したもの
で、イは鋸歯状波入力端子、1に印加される鋸歯状波、
川ま1/2矩形波分局器3の出力波形、ハは鋸歯状波分
周出力端子2における出力波形である。
鋸歯状波入力信号イの振幅と矩形波口の振幅はいずれも
Vrefであり、出力端子2には振幅がVrefで繰り
返し周波数が入力の1/2となった鋸歯状波信号ハが得
られる。
このような回路を集積回路(以下ICと略す)化する場
合の最も大きな問題はピン数であり、第1図の回路では
ピン数を少なくする為に矩形波分局器3の入力も鋸歯状
波入力端子1から取り、出力も鋸歯状波出力端子2だけ
しか設けていない。
しかし、如上のごとき従来回路においては、矩形波分周
器3の入力信号、即ち鋸歯状波がアナログ信号である為
、矩形波分局器3の設計が困難であり、また電子楽器に
おいて使われる鋸歯状波信号は最低繰り返し周波数が1
00Hz以下であり、このような遅い立下りにおいて一
般の分周器は安定に動作しない。
−従って普通は矩形波分周器の前にインバータを1段以
上直列接続して用いられることが多い。
しかし、この場合でもインバータの反転レベル付近にノ
イズを含んだ入力信号に対しては、やはり誤動作をする
ことになる。
また、IC化された分周器は多くの分局出力を得る為に
縦続接続することが必要であるが、このような場合、第
1図の回路構成においては次のような致命的な欠点があ
る。
すなわち、鋸歯状波入力は、実際には立上りに時間を要
し、同様に矩形波分周出力もまた、立上り及び立下りに
時間を要すると共に全体的な遅れを生じ、その結果、鋸
歯状波分周出力端子2には、鋸歯状波の立下り部分の中
央にスパイクノイズが乗った波形が現われてしまう。
従って、第1図のような回路を縦続接続して電子楽器を
構成しようとする場合、安定した鋸歯状波分周ができな
いことは明らかである。
本発明は、これらの欠点を全て除去し、安定に動作する
鋸歯状波分周器を少ないピン数でIC化でき、各種性能
を持った全ての電子楽器に無駄なく利用できるIC化鋸
歯状波分周装置を提供することを目的とするものである
以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第3図は本発明の回路構成を示したもので、1は鋸歯状
波入力端子、2は鋸歯状波分周出力端子、3は矩形波分
周器、4はゲイン1のインピーダンス変換器、5はシュ
ミットトリガ−回路(以下シュミット回路と略す)、R
1とR2は加算用抵抗であり、R1=R2であるが、矩
形波分周出力の振幅を鋸歯状波入力信号振幅の2倍とし
てR1= 2 R2としてもよい。
第1図との違いは、矩形波分周器3の入力側にシュミッ
ト回路5が追加されていることである。
第4図は、第3図の回路における各点の波形を示したも
ので、イは鋸歯状波入力端子1に印加される鋸歯状波、
川ま矩形波分周器3の出力波形であり、いずれも立ち上
り時間あるいは立下り時間を考慮した実際の波形を示し
ている。
ハは鋸歯状波分周出力端子2の出力波形である。
ここで鋸歯状波入力波形八において、スパイクノイズの
出るレベルを見ると、ハイレベルより徐々に下ってきた
電圧は1/2Vrefで反射したように上がり、再び下
がり出した後再度上がりだし、1/2Vrefの電圧で
反射して下に下っていく。
つまり、このように2つの山ができるのが一般であるが
、少なくとも1/2Vrefのレベルを2度は通らない
ことがわかる。
従って、第3図に示した鋸歯状波分周装置におけるシュ
ミット回路5のオン電圧VON及びオフ電圧VOFFの
条件として次のことが言える。
オン電圧VONは1/2Vrefの電位より高く、オフ
電圧は1/2Vrefの電圧より低くなくてはならない
つまり鋸歯状波入力信号の半分である1/2Vrefの
電位がシュミット回路5のヒステリシスループ内にあれ
ば矩形波分周器3は正常に動作する。
(ただし、ここでは矩形波分周器3は立上りでトリガー
されるものとする。
)以上の説明は、鋸歯状波入力端子1に接続される前段
の分周器においても鋸歯状波入力信号と矩形波分周出力
が正確に1対1となっている場合であるが、実際には、
加算用抵抗R5及びR2のバラツキその他等により若干
ずれるのが普通である。
また、その他の外来ノイズも考えなければならない。
従って、前述のシュミット回路におけるトリガーレベル
の条件は1/2Vrefを中心に上下に広い程スパイク
ノイズに強いと言えるが、強いて最適条件を述べるなら
第5図に示すようにオン電圧VONをVrefと1/2
Vrefとの中点である3/4Vref、オフ電圧VO
FFを1/2VrefとOとの中点である1/4Vre
fとすべきである。
このような条件のときスパイクノイズのみならず、その
他の外来ノイズについても、非常に安定した鋸歯状波分
周が行なわれる。
第6図はシュミット回路を・相補型MO8I−ランジス
タによって構成した回路例を示したものである。
以上に1つのICに分周回路一段を入れる場合について
説明したが、電子楽器のシステム構成上IIC内に2段
あるいは3段、4段と入れてもよ;い。
その構成例を第7図及び第8図に示す。第7図は、一括
加算型で3段構成としたもの、第8図は遂次加算型で3
段構成としたもの、第8図は遂次加算型で4段構成とし
たものである。
なお、回路中の参照番号は第3図中に示したものと同じ
でνある。
このように1つのICに数段の分局器を構成する場合で
もシュミット回路は入力に1回路だけでよい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば:鋸歯
状波分周器をIC化する場合、矩形波の入力端子や出力
端子を設けることなく、スパイクノイズのみならず外来
ノイズに強い構成とすることができる。
また、鋸歯状波入力信号の立上りや立下りが少々悪くと
も、また、回路の時間遅れが生じても、これらが原因と
なる分周ミスをなくすことができる。
従って、IC化された鋸歯状波分周回路は縦続接続が可
能であり、電子楽器用として数段の鋸歯状波分周回路を
有するICを構成すれば、あらゆるランクの電子楽器に
必要なだけ用いることができる。
また、本発明を用いずに鋸歯状波分周回路をIC化して
縦続接続し、安定な分周出力を得ようとするならば、1
回路あたり矩形波分周器専用の入出力端子としてさらに
2本のピンが必要であり、したがってIC内に3回路を
作るとすれば当然のことながら本発明を用いる場合に比
べて6ピン多く必要となり、このことからも明らかなよ
うに、本発明は安定に動作する鋸歯状波分局器を少ない
ピン数でIC化できるので各種性能を持ったすべての電
子楽器に対し、コストアップすることなく利用すること
ができる。
本発明は電子楽器以外にも広く利用できるものでありそ
の応用はきわめて広い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路構成図、第2図は第1図の主要部
の波形を示す図、第3図は本発明の回路構成図、第4図
は第3図の鋸歯状波分局器を説明する為の波形図、第5
図は本発明において最も理想的なヒステリシスカーブを
示す図、第6図は本発明を構成する為のシュミットトリ
ガ−回路の具体例、第7図及び第8図はそれぞれ本発明
による鋸歯状波分周装置を3段、および4段構成にした
場合の構成例である。 1・・・・・・鋸歯状波入力端子、2・・・・・・鋸歯
状波分周出力端子、3・・・・・・矩形波分周器、4・
・・・・・インピーダンス変換器、5・・・・・・シュ
ミットトリガ−回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鋸歯状波入力信号をシュミツl−トIJガー回路を
    介して矩形波分周器に加え、上記矩形波分周器からその
    繰り返し周波数が上記鋸歯状波入力信号の繰り返し周波
    数の1/2となるような分局矩形波を出力し、この分周
    矩形波と上記鋸歯状波入力信号を振幅比率1:1で加算
    して上記鋸歯状波入力信号を分周した鋸歯状波を得るよ
    うに構成するとともに、上記鋸歯状波入力信号の振幅を
    Vrefとしたとき、上記シュミットトリガ−回路のオ
    ン電圧を3/4Vref付近に、オフ電圧を1/4Vr
    ef付近に設定したことを特徴とする鋸歯状波分周装置
JP51002125A 1976-01-12 1976-01-12 鋸歯状波分周装置 Expired JPS5818813B2 (ja)

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JP51002125A JPS5818813B2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 鋸歯状波分周装置

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JP51002125A JPS5818813B2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 鋸歯状波分周装置

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Publication Number Publication Date
JPS5286048A JPS5286048A (en) 1977-07-16
JPS5818813B2 true JPS5818813B2 (ja) 1983-04-14

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ID=11520614

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925387A (ja) * 1972-06-07 1974-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4925387A (ja) * 1972-06-07 1974-03-06

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JPS5286048A (en) 1977-07-16

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