JPH05114838A - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JPH05114838A
JPH05114838A JP3274244A JP27424491A JPH05114838A JP H05114838 A JPH05114838 A JP H05114838A JP 3274244 A JP3274244 A JP 3274244A JP 27424491 A JP27424491 A JP 27424491A JP H05114838 A JPH05114838 A JP H05114838A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
noise
input
output signal
clock signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3274244A
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English (en)
Inventor
Hideo Taoka
英穂 田岡
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は入力信号に含まれるノイズを除去して
出力するノイズ除去回路を提供することを目的とする。 【構成】入力信号CLK1がインバータ回路1に入力さ
れ、前記インバータ回路1の出力信号がNAND回路2
の一方の入力端子に入力されるとともに、前記NAND
回路2の他方の入力端子には前記インバータ回路1の出
力信号がディレイ回路4を介して入力されて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はクロック信号等の入力
信号からノイズを除去するためのノイズ除去回路に関す
るものである。
【0002】半導体記憶装置の一種類であるデュアルポ
ートRAMでは高速化及び多ビット化が進み、共通のク
ロック信号で多ビットの出力信号が同時に出力される。
このようなデュアルポートRAMでは同時に出力される
出力信号により電源にノイズが発生し易く、この電源ノ
イズによりクロック信号に発生するノイズがこのクロッ
ク信号に基づいて動作する内部回路の誤動作の原因とな
るため、クロック信号でのノイズの発生を防止すること
が要請されている。
【0003】
【従来の技術】例えば従来のデュアルポートRAMで
は、図6に示すようにクロック信号発生回路から入力さ
れる共通のクロック信号CLKに基づいて多ビットの出
力信号OUTが出力される。このように多ビットの出力
信号が同時に出力されると、グランドGNDにそのレベ
ルが一時的に上昇するようなノイズN1が発生したり、
あるいは電源電圧にそのレベルが一時的に低下するよう
なノイズが発生することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにグランド
GNDあるいは電源に発生するノイズに基づいてクロッ
ク信号CLKにもノイズN2が発生する。すると、この
クロック信号CLKのノイズN2を内部回路が同クロッ
ク信号CLKの立ち下がり及び立ち上がりと誤認識して
誤動作することがあるという問題点があった。
【0005】この発明の目的は、入力信号に含まれるノ
イズを除去して出力し得るノイズ除去回路を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、入力信号CLK1がインバータ回
路1に入力され、前記インバータ回路1の出力信号がN
AND回路2の一方の入力端子に入力されるとともに、
前記NAND回路2の他方の入力端子には前記インバー
タ回路1の出力信号がディレイ回路4を介して入力され
ている。
【0007】また、図4に示すように前記ディレイ回路
4はインバータ回路1と抵抗Rとが直列に偶数段接続さ
れ、各インバータ回路1の入力端子とグランドGとが容
量Cを介して接続されている。
【0008】また、前記ディレイ回路4は遅延時間の異
なる回路が並列に接続されて構成される。
【0009】
【作用】NAND回路2の入力信号であるインバータ回
路1及びディレイ回路4の出力信号はディレイ回路によ
り時間差が生じるため、入力信号CLK1に含まれるノ
イズはNAND回路2により除去されて出力される。
【0010】
【実施例】以下、この発明を具体化したノイズ除去回路
の第一の実施例を図2に従って説明すると、クロック信
号発生回路から出力されるクロック信号CLK1はイン
バータ回路1aに入力され、同インバータ回路1aの出
力信号はNAND回路2の一方の入力端子に入力される
とともに、偶数段のインバータ回路1b〜1e及び各イ
ンバータ回路1b〜1e間に介在された抵抗Rと、イン
バータ回路1c〜1eの入力端子とグランドGとの間に
それぞれ接続された容量Cとから構成されるディレイ回
路4を介して前記NAND回路2aの他方の入力端子に
入力されている。
【0011】このように構成されたノイズ除去回路で
は、クロック信号発生回路からクロック信号CLK1が
入力されると、図3に示すようにインバータ回路1aか
らクロック信号CLKを反転させた出力信号SG1が出
力され、その出力信号SG1がNAND回路2に入力さ
れる。
【0012】また、前記出力信号SG1は前記ディレイ
回路4を介して出力信号SG2としてインバータ回路1
eから出力されてNAND回路2の他方の入力端子に入
力される。そして、この出力信号SG2は前記出力信号
SG1に対し各インバータ回路1b〜1e、抵抗R及び
容量Cにより設定される遅延時間に基づいて遅延してい
る。従って、NAND回路2の出力信号CLK2はイン
バータ回路1aの出力信号SG1の立ち下がりに基づい
て立ち上がり、インバータ回路1eの出力信号の立ち上
がりに基づいて立ち下がる。
【0013】従って、クロック信号CLK1にノイズN
3が発生しても、そのノイズN3に基づいて出力信号S
G1,SG2に発生するノイズN4,N5に上記遅延時
間に基づく時間差が生じる。この結果、NAND回路2
の動作により同NAND回路2の出力信号CLK2には
ノイズの混入が防止され、この出力信号CLK2を内部
クロック信号として使用すれば、クロック信号のノイズ
による内部回路の誤動作を防止することができる。
【0014】次に、この発明を具体化した第二の実施例
を図4に従って説明すると、この実施例は出力信号SG
1を二段のインバータ回路1f,1gと抵抗R及び容量
Cを介して出力信号SG3としてNAND回路2aに出
力する回路を前記第一の実施例のディレイ回路に対し並
列に加えてディレイ回路4が構成され、前記実施例と同
様に出力信号SG1,SG2,SG3の時間差により入
力されるクロックCLK1にノイズが混入してもNAN
D回路2の出力信号CLK2ではそのノイズが除去され
て出力される。
【0015】また、図5に示すように入力信号CLK1
を二段のインバータ回路1h,1iを介してNOR回路
3の一方の入力端子に入力し、前記第一の実施例と同様
なディレイ回路4の出力信号SG2をNOR回路3の他
方の入力端子に入力し、NOR回路3の出力信号をイン
バータ回路1jを介して出力信号CLK2として出力す
ると、前記第一の実施例と同様な効果を得ることができ
る。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は入力信
号に含まれるノイズを除去して出力し得るノイズ除去回
路を提供することができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第一の実施例を示す回路図である。
【図3】第一の実施例の動作を示す波形図である。
【図4】第二の実施例を示す回路図である。
【図5】第三の実施例を示す回路図である。
【図6】従来例の動作を示す波形図である。
【符号の説明】
1 インバータ回路 2 NAND回路 4 ディレイ回路 CLK1 入力信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号(CLK1)をインバータ回路
    (1)に入力し、前記インバータ回路(1)の出力信号
    をNAND回路(2)の一方の入力端子に入力するとと
    もに、前記NAND回路(2)の他方の入力端子には前
    記インバータ回路(1)の出力信号をディレイ回路
    (4)を介して入力したことを特徴とするノイズ除去回
    路。
  2. 【請求項2】 前記ディレイ回路(4)はインバータ回
    路(1)と抵抗(R)とを直列に偶数段接続し、各イン
    バータ回路(1)の入力端子とグランド(G)とを容量
    (C)を介して接続して構成したことを特徴とする請求
    項1記載のノイズ除去回路。
  3. 【請求項3】 前記ディレイ回路(4)は遅延時間の異
    なる回路を並列に接続して構成したことを特徴とする請
    求項1記載のノイズ除去回路。
JP3274244A 1991-10-22 1991-10-22 ノイズ除去回路 Withdrawn JPH05114838A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6445753B1 (en) 1997-08-04 2002-09-03 Infineon Technologies Ag Method and circuit configuration for processing digital signals
JP2007179450A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toshiba Corp 半導体集積回路
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Effective date: 19990107