JPS58183716A - 可撓性ホ−ス - Google Patents

可撓性ホ−ス

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JPS58183716A
JPS58183716A JP6474582A JP6474582A JPS58183716A JP S58183716 A JPS58183716 A JP S58183716A JP 6474582 A JP6474582 A JP 6474582A JP 6474582 A JP6474582 A JP 6474582A JP S58183716 A JPS58183716 A JP S58183716A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride monomer
soluble
parts
weight
Prior art date
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JP6474582A
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English (en)
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JPH036926B2 (ja
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Yoshito Fujiki
藤木 芳人
Hideo Hayashi
秀雄 林
Toshiro Suganuma
菅沼 利朗
Yukiya Sakamoto
坂本 幸也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軟質熱可塑性樹脂を成形してなる可撓性ホース
に関するものである。
本発明において可撓性ホースとは、食品輸送用ホース、
工業用ホース、家庭用ホース及び農業用ホースを意味す
る。
従来可撓性ホースの素材としては合成ゴム、軟質PvC
等が使用されている。特に軟質PVCは耐候性、耐水性
、機械的特性等の優れた特性に加えて安価な点で上記可
撓性ホースに広く使用されているが、周知のように軟質
PVCは可撓性をも九せるために多量の可塑剤含有を必
要とする。この九め可塑剤を原因とした次のような問題
点がある。
1)食品輸送用ホースにおいては、可塑剤の溶出による
毒性及び製品の硬化が問題となる。
2)工業用ホースにおいては、可塑剤が油等に抽出され
たり、揮散して製品の特性に変動を与えるー 3)家庭用ホース、ガーデンホース、及び農業用ホース
においては、水又はセッケン水勢による可塑剤の抽出で
製品が硬化したり、又可塑剤のブリードによりべとつき
が生じ、製品価値を著しく低下せしめる。
本発明者らは、これらの問題点を解決する恵め、可塑剤
の含有を不要化する軟質熱可塑性樹脂を鋭意検討し、こ
の樹脂が可撓性ホースとして使用できることを見出し本
発明を完成した。
即ち本発明は塩化ビニル単量体に可溶であり、軟化点が
0〜100℃で後記琴量体又は勢量体混合#kJ100
重量部あたり10〜200重量部の熱可塑性ボリウレク
ンエラストマーの共存下に、塩化ビニル単量体又は塩化
ビニル単量体及びこれと共重合可能でガラス転移@度が
30℃より低い琳独重合体管与える単量体との単量体混
合物を水性媒体中で重合してなる軟質熱可塑性樹脂を成
形してなる可撓性ホースである。
本発明において使用される新規な軟質熱可塑性樹脂は、
塩化ビニル琳量体(以下MVCと称する)又FiMVc
及びこれと共重合可能でその単独重合体のガラス転移温
度が30℃よりも低い単量体との鵬量体1合物(以下こ
れらIMVC系単量体と総称する)100重量部を、M
MCに可溶で軟化点が0〜100℃の熱可塑性ポリウレ
タンニジストマー(以下MVC可溶型TPUと略す)1
0〜200重量部、及び水媒体、懸濁剤、油溶性重合開
始剤の存在下で重合するこのように本発明の軟質熱可塑
性樹脂は、MvC可溶11TPUをMVC系単量体に溶
解した状態で、MVC系単量体を重合する事によって製
造されるのであるが、この反応の性格は明確ではなく、
MMC可溶型TPU及びMVC系琳量体との間に威種の
化学的結合(即ち所謂グラフト共重合と称する反応。)
が生じる屯のと推定される。即ち配合時に於けるTPU
とPvCのボIJ 、−ブレンドと比較して、本発明に
よる生成重合体の有意義な改良、即ち加工成形性、柔軟
性等の点において優れている事から推察される。
本発明におけるMVC可溶11TPUとは、本発明にお
ける軟質熱可塑性樹脂を製造する重合条件下において、
実質的KMVC系埜量体に溶解するものであり、軟化点
が100〜0℃、打着しくけ60〜30cの物である。
軟化点100℃を超える物は、MVC系革量体に溶解し
づらくなり、又0℃未満のものでけ、得られ九生成重合
体の引張強度、耐熱性が悪くなる。又MVC町溶型TP
Uは原料として、脂肪族ジインシアネートe使用し九無
黄変タイプが好ましい。
無黄変タイプは紫外線安定性が喪いのに対し、無黄変タ
イプ以外のものは、重合後得られる生成重合体が着色す
る傾向がある。本発明に有効なM゛VC町溶型TPUと
して、適切な例としては、大日本インキ化学工業(東製
の商品名バンデソクス’r−5265、パンデノクスT
 −525等がある。
本発明において、MVC可溶型TPUの共存割合は、仕
込時MVC又はMY(4%量体100重量部に対して、
10〜200重量部、好ましくは20〜150重量部で
ある。
MVC又tiMVC系jl量体100重量sK対して、
MVC可溶alTPU40重量部未満では、得られる生
成重合体は、満足すべき軟らかさが得られず、一方20
0重量部を超えると、重合速度が遅くなったりして好ま
しくない。
本発明では、生成重合体中のMVC可smTPO含量が
、好着しくけ]0〜80重量%、さらに好ましくFil
 7〜65重量%である。これは10重量−未満では、
満足すべき暁らかさが得られにくく、一方80重量−を
超えると、耐熱性が悪くな抄ヤすく又コスト4高くなり
、経済的にも好着しくないからである。
本発明において、MVCと共重合可能で、その単独重合
体のガラス転移温度が30℃よ抄も低い単量体とし′C
は、エチレン、プロピレンなどのオレフィン類、塩化ビ
ニリデンなどのハロゲン化ビニリデン類、酢酸ビニルな
どのビニルエステルa、n  2デルビニルエーテルな
どのビニルエーテル類、アク゛リル酸ブチル、アクリル
酸−2−エチyヘキシルなどのアクリル酸エステル類、
メタクリル@−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸
エステル類などが挙げられる。
又、その使用量は、MVC系購量体中、好ましくは50
重量−以下、さらに好ましくは30重量−以下である。
これは50重量−を超えると、得られる生成重合体の加
工成形性、耐熱性などが悪くなるためである。
本発明において採用される重合方法は懸−重合法、乳化
重合法のいずれでもよいが、懸濁重合法において使用さ
れる懸濁剤は公知の懸濁剤であればよい。例えば部分ケ
ン化ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリアクリ
ル酸、ビニルエーテル−無水!レイン酸共重合体、ゼラ
チン等が使用され、これらは単独又は併用してもよい。
又、これらの使用量は、水媒体に対し04012重量−
1i度である。
本発明に於いて使用する油溶性重合開始剤は公知の重合
開始剤であればよい。例えばアゾビスイソプチルパ゛レ
ロニトリルなどのアゾ化合物、ラウリルパーオキサイド
、ジ−2エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t
−ブチルパーオキシピバレートなどの有機過酸化物があ
る。
その使用量は仕込時のMVCi!、琳量体に対し、0.
01〜2重量慢1i&である。
本発明に於ける、水媒体/(MVC可溶型TPU+MV
C系薬量体)の仕込比は1/1〜3/1が良い。これは
、鉄地が1/1未満では重合が不安定にな、d、又鉄地
が3/1を超えるのは経済的に有利でない為である。
重合温度は30〜70℃、好ましくは40〜60℃が良
い。これは、30℃未満では重合速度が遅くなる傾向が
あり、工業的に有利でない。
又70℃を超えると得られる生成重合体の耐熱性等が悪
くなりがちで好ましくない。
尚、本発@に於いては、トリクレン、メルカプトエタノ
ール勢の公知の連鎖移動剤を使用しても差しつかえない
本発明に於ける軟質熱可塑性樹脂は、PvCの加工分野
で使用されている添加剤、例えば安定剤、充填剤、難燃
剤、顔料等を添加する事ができる。
本発明に於ける軟質熱可塑性樹脂の加工方法は、PvC
の加工分野で使用されている加工法、例えば押出成形法
等を採用することができる。
本発明で使用する新規な軟質熱可塑性樹脂は、無可塑で
4柔軟性を有し、無毒性、耐水性、耐熱性、耐寒性、耐
候性、耐油性、耐薬品性、透明性の点に優れており、可
撓性ホース用材料として好適なものであり、この樹脂を
成形してなる可撓性ホースは工業的に極めて有用である
〇例えば醸造用ホースにおいて、従来の軟質PvCでは
酒中のアルコールにより可塑剤が抽出され衛生上好まし
くなく、又製品の硬化、機械的特翻 性等の低下から長時間の使用が不可能であるが、本発明
の軟質熱可塑性1uirt使用するととによりこのよう
な問題点は解決される。
又、洗濯機の排水ホースに本発明の軟質熱可塑性樹脂を
使用すれば、セッケン水による可塑剤 剤の抽出が全くないため、長時間の使用に耐える0 次に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する。
実施例中の部はすべて重量部である。
ホースの引張試験、水圧試験、老化試験、浸セキ試験は
JIS K 6771で測定し、耐寒性、耐油性はJI
S K6301で測定し友。
ホースの溶出試験は次のようにして測定した5すなわち
、フィルムを20優エタノールに各々の温度で、各々の
時間で浸セキし、溶出液をクロロホルムで抽出し、その
抽出液を直接ガスクロマトグラフィに注入して、溶出物
の定量を行゛ なった。
実施例1 内容積10tのステンレス製オートクレーブに、MvC
可溶!1TPU(大日本インキ化学工業(東側パンデツ
クスT−5265)30部と純水zoog、部分ケン化
ポリビニルアルコール(日本合成(東側ゴーセノールK
H−17)o、sg、ジ−2エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート0.05部を仕込み、内部の空気上Nで
置換し九のち、MVC70部を仕込んだ。58℃で15
時間反応させた後、未反応巣量体會除□去し、これを脱
水乾燥し、粉末状の重合体90部管得た。
得られ走電合体100部に対して、ステアリン酸バリウ
ム1.5部、ステアリン酸亜鉛0.5部を配合し、Pv
C用押出機を使って170℃で内径25.0Xl、厚さ
3.0Xのホースを成形し友。
このホースの溶出試験結果を第1表に、tた物性を第2
表に示す。
比較例1 ポリ塩化ビニル(P=1050)100部に対して、ジ
オクチルフタレート50部、ステアリン酸バリウム1.
5部、ステアリン酸亜鉛0,5部を配合し、実施例1と
同様の方法でホースを成形し次。このホースの溶出試験
結果を第1表に、また物性を第2表に示す。
第1表 ND  : 0.059I)rn未満   準位: p
pm尚、溶出物はガスクーマドグラ7ィ分析によりジオ
クチルフタレートであることが判明した0/

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩化ビニル埜量体に可溶であ抄、軟化点がo−1o
    o℃で後記檗量体又は薬量体温合物100重量部あたり
    10〜200重量部の熱可塑性ポリウレタンエラストマ
    ーの共存下に、塩化ビニル巣量体又は塩化ビニル単量体
    及びこれと共重合可能でガラス転移温度が30℃より低
    い琳独重合体を与える単量体との檗量体混合物を、水性
    媒体中で重合してなる軟質熱可塑性樹脂を成形してなる
    可撓性ホース。
JP6474582A 1982-04-20 1982-04-20 可撓性ホ−ス Granted JPS58183716A (ja)

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JPH036926B2 JPH036926B2 (ja) 1991-01-31

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01128086U (ja) * 1988-02-26 1989-08-31
JP2015045379A (ja) * 2013-08-29 2015-03-12 タイガースポリマー株式会社 可撓性ホース及び可撓性ホース用熱可塑性樹脂組成物

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4828593A (ja) * 1971-08-19 1973-04-16
JPS5837019A (ja) * 1981-08-28 1983-03-04 Dainippon Ink & Chem Inc 塩化ビニル重合体の製造方法

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