JPS59217713A - 軟質熱可塑性樹脂の製造方法 - Google Patents
軟質熱可塑性樹脂の製造方法Info
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- JPS59217713A JPS59217713A JP9157583A JP9157583A JPS59217713A JP S59217713 A JPS59217713 A JP S59217713A JP 9157583 A JP9157583 A JP 9157583A JP 9157583 A JP9157583 A JP 9157583A JP S59217713 A JPS59217713 A JP S59217713A
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- Japan
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- mvc
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- mixture
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、加工性の良好な軟質熱可塑性樹脂即ちウレタ
ン−塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法に関するもので
ある。
ン−塩化ビニル系共重合樹脂の製造方法に関するもので
ある。
従来、本発明の如きニジストマー成分を塩化ビニル単量
体(以下MVCと称する)に溶解し重合することにより
、軟質塩化ビニル系共重合体を得る方法として、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと称する)とMV
Cの共重合が知られている。かかるEVA/塩化ビニル
共重合体の製造法において、フィシュアイの少ない共重
合体を得る製造法として特開昭51−68692号公報
などの方法、即ち、EVAをあらかじめMVCに溶解せ
しめたのちに、油溶性重合開始剤と接触せしめ重合を行
う予備溶解方式が行なわれている。
体(以下MVCと称する)に溶解し重合することにより
、軟質塩化ビニル系共重合体を得る方法として、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(以下EVAと称する)とMV
Cの共重合が知られている。かかるEVA/塩化ビニル
共重合体の製造法において、フィシュアイの少ない共重
合体を得る製造法として特開昭51−68692号公報
などの方法、即ち、EVAをあらかじめMVCに溶解せ
しめたのちに、油溶性重合開始剤と接触せしめ重合を行
う予備溶解方式が行なわれている。
これに従い、ウレタン−塩化ビニル系共重合樹脂を製造
する際、あらかじめ、MVCに可溶なポリウレタンエラ
ストマーをMMCに溶解せしめたのちに、油溶性重合開
始剤を加えて重合を行なって得られた共重合体は、フィ
シュアイが多く加工性の悪いものであった。
する際、あらかじめ、MVCに可溶なポリウレタンエラ
ストマーをMMCに溶解せしめたのちに、油溶性重合開
始剤を加えて重合を行なって得られた共重合体は、フィ
シュアイが多く加工性の悪いものであった。
本発明者等は、これら従来の欠点に鑑み検討した結果本
発明を完成した。
発明を完成した。
即ち本発明は後記単量体又は単量体混合物に可溶な熱可
塑性ポリウレタンニジストマー(以下VC可溶型TPO
と称する)の共存下に、かつ水媒体、懸濁剤、油溶性重
合開始剤の存在下で、塩化ビニル単量体又は塩化ビニル
単量体及び塩化ビニル単量体と共重合可能でガラス転移
温度が30℃よりも低い単独重合体を与える単量体との
単量体混合物を重合させるに際し、あらかじめ塩化ビニ
ル単量体に油溶性重合開始剤(以下単に重合開始剤と称
する)を溶解し、次いでこれを前記熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーに接触させつつ重合を行なうことを特徴
とする軟質熱可塑性樹脂の製造方法である。
塑性ポリウレタンニジストマー(以下VC可溶型TPO
と称する)の共存下に、かつ水媒体、懸濁剤、油溶性重
合開始剤の存在下で、塩化ビニル単量体又は塩化ビニル
単量体及び塩化ビニル単量体と共重合可能でガラス転移
温度が30℃よりも低い単独重合体を与える単量体との
単量体混合物を重合させるに際し、あらかじめ塩化ビニ
ル単量体に油溶性重合開始剤(以下単に重合開始剤と称
する)を溶解し、次いでこれを前記熱可塑性ポリウレタ
ンエラストマーに接触させつつ重合を行なうことを特徴
とする軟質熱可塑性樹脂の製造方法である。
本発明において、MVCにあらかじめ油溶性重合開始剤
を溶解し、ついでこれをMVC可溶型TPLIに接触さ
せる具体的な方法として次の様な方法が考えられるが、
これに限定されるものではない。
を溶解し、ついでこれをMVC可溶型TPLIに接触さ
せる具体的な方法として次の様な方法が考えられるが、
これに限定されるものではない。
0)あらかじめ油溶性重合開始剤をMVCに加圧状態で
攪拌溶解して調整した、油溶性重合開始剤/MVC溶液
を所定量のMVC可溶型TPU、水、懸濁剤、その他添
加剤を入れた重合槽に加え、所定の温度で攪拌重合する
方法。
攪拌溶解して調整した、油溶性重合開始剤/MVC溶液
を所定量のMVC可溶型TPU、水、懸濁剤、その他添
加剤を入れた重合槽に加え、所定の温度で攪拌重合する
方法。
(2)所定量のMVC可溶型TPU、水、懸濁剤、その
他添加剤を入れた重合槽に、攪拌を停止した状態で、即
ち、MVC可溶型TPLIが沈降した状態で、重合槽上
部から、MVCを圧入し、MVC可溶型TPUとMVC
を接触させない様に加える。
他添加剤を入れた重合槽に、攪拌を停止した状態で、即
ち、MVC可溶型TPLIが沈降した状態で、重合槽上
部から、MVCを圧入し、MVC可溶型TPUとMVC
を接触させない様に加える。
ついで重合開始剤を重合槽上部から、MVC層上に圧入
添加し、MVCに重合開始剤を溶解させた後、所定の温
度で攪拌重合する方法。
添加し、MVCに重合開始剤を溶解させた後、所定の温
度で攪拌重合する方法。
(3)所定量のMVC可溶型TPU、水、懸濁剤、その
他添加剤を入れた重合槽に、攪拌を停止した状態で重合
開始剤を水層上に、添加し、ついでMVCを重合槽上部
から圧入、し、MVC可溶型TPUとMVCが接触する
以前に重合開始剤をMVCに溶解させた後、所定の温度
で攪拌重合する方法。
他添加剤を入れた重合槽に、攪拌を停止した状態で重合
開始剤を水層上に、添加し、ついでMVCを重合槽上部
から圧入、し、MVC可溶型TPUとMVCが接触する
以前に重合開始剤をMVCに溶解させた後、所定の温度
で攪拌重合する方法。
この方法において、重合開始剤が比較的水に溶解しやす
いもの、例えばジー(2−エトキシエチル)パーオキシ
ジカーボネートを用いる場合は、重合開始剤を溶解する
溶媒例えばトルエン、アセトンを用いて重合開始剤を溶
解し、これを添加するのが好ましい。その場合重合開始
剤の濃度は10重量−以下が好ましい。
いもの、例えばジー(2−エトキシエチル)パーオキシ
ジカーボネートを用いる場合は、重合開始剤を溶解する
溶媒例えばトルエン、アセトンを用いて重合開始剤を溶
解し、これを添加するのが好ましい。その場合重合開始
剤の濃度は10重量−以下が好ましい。
本発明におけるMVC可溶型TPUとは、本発明を実施
する重合条件下において、実質的にMVC又はMV’C
系単量体に溶解するものであり、軟化点が20〜100
℃のものが好ましく、30〜60℃のものがさらに好ま
しい。軟化点100℃を越える物は、MVC又はMVC
系単量量体に溶解しづらくなり、又20℃未満のもので
は得られた生成重合体の引張強度、耐熱性、耐油性が悪
くなりやすい。本発明でいう軟化点とは、次のような条
件下で、島津高下式フローテスタによる温度てい漕法に
おいて求められる軟化温度をいう。
する重合条件下において、実質的にMVC又はMV’C
系単量体に溶解するものであり、軟化点が20〜100
℃のものが好ましく、30〜60℃のものがさらに好ま
しい。軟化点100℃を越える物は、MVC又はMVC
系単量量体に溶解しづらくなり、又20℃未満のもので
は得られた生成重合体の引張強度、耐熱性、耐油性が悪
くなりやすい。本発明でいう軟化点とは、次のような条
件下で、島津高下式フローテスタによる温度てい漕法に
おいて求められる軟化温度をいう。
島津高下式フローテスタの測定条件
ノズ/l/(7)寸法: 1mmgIIX2miL荷
重 :30kg 昇温速度:3℃/分 又MVC可溶型TPOは原料として、脂肪族ジイソシア
ネートを使用した無黄変タイプが好ましい。
重 :30kg 昇温速度:3℃/分 又MVC可溶型TPOは原料として、脂肪族ジイソシア
ネートを使用した無黄変タイプが好ましい。
無黄変タイプは紫外線安定性が良いのに対し、無黄変タ
イプ以外のものは、重合後得られる生成重合体が着色す
る傾向がある。本発明で用いるMVC可溶型TPUは主
に、ポリエステルジオール又はポリエーテルジオールと
脂肪族シイツクアネートからなっている。
イプ以外のものは、重合後得られる生成重合体が着色す
る傾向がある。本発明で用いるMVC可溶型TPUは主
に、ポリエステルジオール又はポリエーテルジオールと
脂肪族シイツクアネートからなっている。
ポリエステルジオールはアジピン酸系ポリエステルジオ
ールであり、脂肪族ジイソシアネートはテトラメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート又
はヘキサメチレンジイソシアネートである。
ールであり、脂肪族ジイソシアネートはテトラメチレン
ジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシアネート又
はヘキサメチレンジイソシアネートである。
本発明における20重量%メチルエチルケトン溶液粘度
(以下20%MEK粘度と称する)は、25℃において
B型粘度計(■東京計器製作所)を用いて測定(4号ロ
ーター、60 r、p、m) した粘度であり、MVC
可溶型TPυの20%MEK粘度は30〜3000cp
sが好ましく、50〜1000cpsがさらに好ましく
、100〜400cpsが特に好ましい。20チMEK
粘勧zs o o 。
(以下20%MEK粘度と称する)は、25℃において
B型粘度計(■東京計器製作所)を用いて測定(4号ロ
ーター、60 r、p、m) した粘度であり、MVC
可溶型TPυの20%MEK粘度は30〜3000cp
sが好ましく、50〜1000cpsがさらに好ましく
、100〜400cpsが特に好ましい。20チMEK
粘勧zs o o 。
cpsを越えるものは、MVC又はMY、C系単量体に
溶解しづらくなり、又30 cps未溝のものは得られ
た生成重合体の引張強度、耐熱性゛が悪くなる。
溶解しづらくなり、又30 cps未溝のものは得られ
た生成重合体の引張強度、耐熱性゛が悪くなる。
本発明に有効なMVC可溶型TPUとして、適切な種類
の1つとしては、大日本インキ化学工業■製の商品名パ
ンデックスT−5265、パンデックスT−525等が
あり、軟化点は各々53℃、47℃である。
の1つとしては、大日本インキ化学工業■製の商品名パ
ンデックスT−5265、パンデックスT−525等が
あり、軟化点は各々53℃、47℃である。
本発明において、MVC可溶型TPUは、仕込時MVC
又はMVC系単量体100重量部に対して、好ましくは
10〜200重量部、さらに好ましくは20〜150重
量部で重合を開始する。
又はMVC系単量体100重量部に対して、好ましくは
10〜200重量部、さらに好ましくは20〜150重
量部で重合を開始する。
MVC又は、MVC系単量体100重量部に対して、M
VC可溶型TPU10重量部未満では、得られる生成重
合体は、満足すべき軟らかさが得られにくく、一方20
0重量部をこえると、重合速度が遅くなったりして好ま
しくない。
VC可溶型TPU10重量部未満では、得られる生成重
合体は、満足すべき軟らかさが得られにくく、一方20
0重量部をこえると、重合速度が遅くなったりして好ま
しくない。
本発明では、生成重合体中の、MVC可溶型TPO含量
が好ましくは10〜80重量%、さらに好ましくは17
〜65重量%が良い。10重量%未満では、満足すべき
軟らかさが得られにくい。
が好ましくは10〜80重量%、さらに好ましくは17
〜65重量%が良い。10重量%未満では、満足すべき
軟らかさが得られにくい。
一方80重量%をこえると、耐熱性が悪くなりやすく又
コストも高くなり経済的にも好ましくない。
コストも高くなり経済的にも好ましくない。
本発明において、MVCと共重合可能で、その単独重合
体のガラス転移温度が50℃よりも低い単量体としては
、エチレン、プロピレンナトノオレフィ71. 塩化ビ
ニリデンなどのハロゲン化ビニIJ テン類、酢酸ビニ
ルなどのビニルエステル類、n−ブチルビニルエーテル
、イソブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテルな
どのビニルエーテル類、アクリル酸ブチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エステル類、メ
タクリル酸−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エ
ステル類などが挙げられる。
体のガラス転移温度が50℃よりも低い単量体としては
、エチレン、プロピレンナトノオレフィ71. 塩化ビ
ニリデンなどのハロゲン化ビニIJ テン類、酢酸ビニ
ルなどのビニルエステル類、n−ブチルビニルエーテル
、イソブチルビニルエーテル、セチルビニルエーテルな
どのビニルエーテル類、アクリル酸ブチル、アクリル酸
−2−エチルヘキシルなどのアクリル酸エステル類、メ
タクリル酸−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エ
ステル類などが挙げられる。
又、その使用量は、MVC系単量体中、好ましくは50
重量−以下、さらに好ましくは30重量%以下である。
重量−以下、さらに好ましくは30重量%以下である。
これは50重量%をこえると、得られる生成重合体の加
工成形性、耐熱性、耐油性、透明性などが悪くなるため
である。
工成形性、耐熱性、耐油性、透明性などが悪くなるため
である。
本発明に於いて使用される懸濁剤は、公知の懸濁剤であ
ればよい。例えば部分ケン化ポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロール、ポリアクリル酸、ビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体、ゼラチン、リン酸カルシウム等が使
用され、これらは単独又は併用してもよい。
ればよい。例えば部分ケン化ポリビニルアルコール、メ
チルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチル
セルロール、ポリアクリル酸、ビニルエーテル−無水マ
レイン酸共重合体、ゼラチン、リン酸カルシウム等が使
用され、これらは単独又は併用してもよい。
また、これらの使用量は、水媒体に対し0.01〜2重
量%程度である。
量%程度である。
本発明に於いて使用する重合開始剤は公知の重合開始剤
であればよい。例えば、アゾビスイソブチルバレロニト
リルなどのアゾ化合物、ラウリルパーオキサイド、ジ−
2エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t−プチ
ルパーオキシピパル−ト、ジー(2−エトキシエチル)
パーオキシジカーボネートなどの有機過酸化物がある。
であればよい。例えば、アゾビスイソブチルバレロニト
リルなどのアゾ化合物、ラウリルパーオキサイド、ジ−
2エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t−プチ
ルパーオキシピパル−ト、ジー(2−エトキシエチル)
パーオキシジカーボネートなどの有機過酸化物がある。
その使用量は仕込時のMVC又はMVC系単量体に対し
、0.01〜2重量−程度である。
、0.01〜2重量−程度である。
本発明に於ける、水媒体/(MVC可溶型TPU十MV
C又はMVC系単量体)の仕込比は1/1〜3/1が良
い。これは、核化が1/1未満では重合が不安定になり
、又核化が3/1をこえるのは経済的に有利でない為で
ある。
C又はMVC系単量体)の仕込比は1/1〜3/1が良
い。これは、核化が1/1未満では重合が不安定になり
、又核化が3/1をこえるのは経済的に有利でない為で
ある。
重合温度は30〜70℃、好ましくは40°〜60℃が
良い。これは、30℃未満では重合速度が遅くなる傾向
があり、工業的に有利でない。又70℃をこえると得ら
れる生成重合体の耐熱性等が悪くなりがちで好ましくな
い。
良い。これは、30℃未満では重合速度が遅くなる傾向
があり、工業的に有利でない。又70℃をこえると得ら
れる生成重合体の耐熱性等が悪くなりがちで好ましくな
い。
尚、本発明に於ては、トリクロルエチレン、メルカプト
エタノール等の公知の連鎖移動剤を使用しても差しつか
えない。
エタノール等の公知の連鎖移動剤を使用しても差しつか
えない。
本発明によれば、フィッシュアイの少ない加工性の優れ
た軟質熱可塑性樹脂が容易に得られ、工業的に極めて有
用である。
た軟質熱可塑性樹脂が容易に得られ、工業的に極めて有
用である。
次に実施例および比較例をあげて本発明をさらに具体的
に説明する。
に説明する。
以下の実施例における物性評価は下記に従い実施した。
即ち、得られた生成重合体100重量部(以下単に部E
略す)に、エポキシ化大豆油3部、ステアリン酸バリウ
ム1部、ステアリン酸亜鉛1部を混合し、オープンロー
ルで160℃、5分間混練して厚み0.3鬼のシートを
作製し、25cII当たり大きさ0.1鬼以上のフイシ
ュアイを数えた。
略す)に、エポキシ化大豆油3部、ステアリン酸バリウ
ム1部、ステアリン酸亜鉛1部を混合し、オープンロー
ルで160℃、5分間混練して厚み0.3鬼のシートを
作製し、25cII当たり大きさ0.1鬼以上のフイシ
ュアイを数えた。
実施例1
内容積2000Aのステンレス製オートクレーブに、攪
拌を停止した状態でMVC可溶型TPU(犬日本インキ
化学工業■製パンデックスT−5265)40部と純水
200部、部分ケン化ポリビニルアルコール(日本合成
■製ゴーセノールKH−17)0.8部を、仕込み、内
部の空気なN。
拌を停止した状態でMVC可溶型TPU(犬日本インキ
化学工業■製パンデックスT−5265)40部と純水
200部、部分ケン化ポリビニルアルコール(日本合成
■製ゴーセノールKH−17)0.8部を、仕込み、内
部の空気なN。
で置換した後、攪拌を停止したままオートクレーブ上部
からMVC60部を仕込んだ。ついでジー壬 2−工濠ルヘキシルパーオキシジカーボネート0,05
部をMVC層上に仕込み、重合開始剤をMVCに拡散溶
解させるため、30分静置した。
からMVC60部を仕込んだ。ついでジー壬 2−工濠ルヘキシルパーオキシジカーボネート0,05
部をMVC層上に仕込み、重合開始剤をMVCに拡散溶
解させるため、30分静置した。
しかる後、攪拌を開始し58℃で15時間反応させた。
反応後未反応単量体を除去し、これを脱水乾燥し、粉末
状の重合体90部を得た。この重合体を使用したシート
のフィシュアイ試験結果を表−1に示す。
状の重合体90部を得た。この重合体を使用したシート
のフィシュアイ試験結果を表−1に示す。
実施例2
内容積2000Jのステンレス製オートクレーブに、攪
拌停止した状態でMVC可溶型TPU(パンデックスT
−5265)40部と純水200部、部分ケン化ポリビ
ニルアルコール(KH−17)0.8部を仕込み、オー
トクレーブ内が静止した状態になった後、ジ−2エチル
へキシルバーオキシジカーボネー) 0.05部を水面
上に加える。ついで内部の空気をN、で置換した後、攪
拌を停止したまま、オートクレーブ上部からMVC60
部を仕込んだ。開始剤をMVCに拡散溶解させるため3
0分放置した。しかるのち、攪拌を開始し58℃で15
時間反応させて重合体90部を得た。この重合体を使用
したシートのフィシュアイ試験結果を表−1に示す。
拌停止した状態でMVC可溶型TPU(パンデックスT
−5265)40部と純水200部、部分ケン化ポリビ
ニルアルコール(KH−17)0.8部を仕込み、オー
トクレーブ内が静止した状態になった後、ジ−2エチル
へキシルバーオキシジカーボネー) 0.05部を水面
上に加える。ついで内部の空気をN、で置換した後、攪
拌を停止したまま、オートクレーブ上部からMVC60
部を仕込んだ。開始剤をMVCに拡散溶解させるため3
0分放置した。しかるのち、攪拌を開始し58℃で15
時間反応させて重合体90部を得た。この重合体を使用
したシートのフィシュアイ試験結果を表−1に示す。
比較例1
予備溶解方式、即ち内容積200 OAのステンレス製
オートクレーブに、MVC可溶型TPU(バンプ、クス
T−5265)40部と純水200部、部分ケン化ポリ
ビニルアルコール(ゴーセノ1 −ルKH−17)0.8部を仕込み、内部の空気をN、
で置換した後、攪拌下MVC60部を仕込み、58℃で
3時間攪拌溶解させた。その後ジ−2エチルへキシルパ
ーオキシジカーボネート0.05部を加えて58℃で1
5時間反応させ重合体90部を得た。フィシュアイ試験
結果を表−1に示す。
オートクレーブに、MVC可溶型TPU(バンプ、クス
T−5265)40部と純水200部、部分ケン化ポリ
ビニルアルコール(ゴーセノ1 −ルKH−17)0.8部を仕込み、内部の空気をN、
で置換した後、攪拌下MVC60部を仕込み、58℃で
3時間攪拌溶解させた。その後ジ−2エチルへキシルパ
ーオキシジカーボネート0.05部を加えて58℃で1
5時間反応させ重合体90部を得た。フィシュアイ試験
結果を表−1に示す。
比較例2
一般的な懸濁重合法、即ち内容積20 ODAのステン
レス製オートクレーブに、純水200部、部分ケン化ポ
リビニルアルコール(ゴーセノールKH−17) 0.
8ヲ仕込ミ、攪拌下MVC可溶型TPU(バンプ、クス
T−5265)40部とジ−2エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート0.05部仕込み、内部の空気をN2
で置換した後、攪拌下MVC60部を仕込み、直ちに5
8℃で15時間反応させ重合体90部を得た。フイシュ
アイ試験結果を表−1に示す。
レス製オートクレーブに、純水200部、部分ケン化ポ
リビニルアルコール(ゴーセノールKH−17) 0.
8ヲ仕込ミ、攪拌下MVC可溶型TPU(バンプ、クス
T−5265)40部とジ−2エチルヘキシルパーオキ
シジカーボネート0.05部仕込み、内部の空気をN2
で置換した後、攪拌下MVC60部を仕込み、直ちに5
8℃で15時間反応させ重合体90部を得た。フイシュ
アイ試験結果を表−1に示す。
2
表−1
特許出願人
東亜合成化学工業株式会社
Claims (1)
- 1、 後記単量体又は単量体混合物に可溶な熱可塑性ポ
リウレタンエラストマーの共存下に、かつ水媒体、懸濁
剤、油溶性重合開始剤の存在下で、塩化ビニル単量体又
は塩化ビニル単量体及び塩化ビニル単量体と共重合可能
でガラス転移温度が60℃よりも低い単独重合体を与え
る単量体との単量体混合物を重合させるに際し、あらか
じめ塩化ビニル単量体に油溶性重合開始剤を溶解し、次
いでこれを前記熱可塑性ポリウレタンニジストマーに接
触させつつ重合を行なうことを特徴とする軟質熱可塑性
樹脂の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157583A JPS59217713A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 軟質熱可塑性樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9157583A JPS59217713A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 軟質熱可塑性樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59217713A true JPS59217713A (ja) | 1984-12-07 |
JPS6313441B2 JPS6313441B2 (ja) | 1988-03-25 |
Family
ID=14030330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9157583A Granted JPS59217713A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 軟質熱可塑性樹脂の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59217713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5145909A (en) * | 1988-07-19 | 1992-09-08 | Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Halogen-containing thermoplastic resin composition |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837019A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | 塩化ビニル重合体の製造方法 |
JPS5840312A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-09 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | 軟質熱可塑性樹脂の製造方法 |
JPS5842611A (ja) * | 1981-09-09 | 1983-03-12 | Denki Kagaku Kogyo Kk | 塩化ビニルグラフト共重合体の製法 |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP9157583A patent/JPS59217713A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5837019A (ja) * | 1981-08-28 | 1983-03-04 | Dainippon Ink & Chem Inc | 塩化ビニル重合体の製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5145909A (en) * | 1988-07-19 | 1992-09-08 | Nippon Gohsei Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Halogen-containing thermoplastic resin composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6313441B2 (ja) | 1988-03-25 |
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