JPS58183108A - 化粧用塗布具素材及びその製造方法 - Google Patents
化粧用塗布具素材及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS58183108A JPS58183108A JP6791582A JP6791582A JPS58183108A JP S58183108 A JPS58183108 A JP S58183108A JP 6791582 A JP6791582 A JP 6791582A JP 6791582 A JP6791582 A JP 6791582A JP S58183108 A JPS58183108 A JP S58183108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous elastic
- elastic material
- sheet
- roughened
- thickness
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、化粧用塗布具素材、特に多孔質弾性素材類(
ポリエステルペースのポリウレタンフォーム又は、ポリ
エーテルベースのポリウレタン等)よりなる素材および
その製造方法に関するものである。
ポリエステルペースのポリウレタンフォーム又は、ポリ
エーテルベースのポリウレタン等)よりなる素材および
その製造方法に関するものである。
従来よ抄化粧用鎗布具として、ゴム、発泡体やポリウレ
タン発泡体類が多く用いられている。その形状化加工方
法としては打抜き、研磨、接合、等があり形状としては
、パフ、筆、ハンカチーフなどに仕上げる。これらの製
品はゴム発泡体及びポリウレタン発泡体独特の弾性と多
孔性を有するものであり、弾性は使用感の点で、又多孔
性は化粧料の含みの良さの点で布帛や海綿に代り広く利
、用されるに至ったものである。
タン発泡体類が多く用いられている。その形状化加工方
法としては打抜き、研磨、接合、等があり形状としては
、パフ、筆、ハンカチーフなどに仕上げる。これらの製
品はゴム発泡体及びポリウレタン発泡体独特の弾性と多
孔性を有するものであり、弾性は使用感の点で、又多孔
性は化粧料の含みの良さの点で布帛や海綿に代り広く利
、用されるに至ったものである。
しかし近代化粧技術の進歩と相まって化粧料が多種多様
になりこれら多孔質素材を単に形状イヒ加工するのみで
は対応し得ない問題を生じた。すなわち化粧料の種類に
よりポリウレタン発泡体の加熱圧縮加工の程度により発
泡体の密度を化粧料の含み状態を良くし、また剛性を変
えて使用時の塗布具の腰の強さや表面状態の肌への感触
を変化させることが行われている。ところが多孔質素材
を加熱圧縮成形することにより発泡体のメ・ンシュは、
さらに細かくなり、表面がスキン状となるので化粧料に
よっては、化粧料の含みを恕<シ又化粧料が肌への塗布
時に滑り化粧むらを生ずる等、使用上の難点を免れない
憾みがあった。
になりこれら多孔質素材を単に形状イヒ加工するのみで
は対応し得ない問題を生じた。すなわち化粧料の種類に
よりポリウレタン発泡体の加熱圧縮加工の程度により発
泡体の密度を化粧料の含み状態を良くし、また剛性を変
えて使用時の塗布具の腰の強さや表面状態の肌への感触
を変化させることが行われている。ところが多孔質素材
を加熱圧縮成形することにより発泡体のメ・ンシュは、
さらに細かくなり、表面がスキン状となるので化粧料に
よっては、化粧料の含みを恕<シ又化粧料が肌への塗布
時に滑り化粧むらを生ずる等、使用上の難点を免れない
憾みがあった。
発明者らは、本発明による加工方法により・この難点を
カバーしさらに、多種多様か化粧料に対応出来る塗布具
として完成し得る素材を提供し得ポリウレタン等の素材
の加熱圧縮処理において塗布具表面に粗面化凹凸面を形
成するにあたり、従来の凹凸金型による加工方法では、
表面が金型面の平滑性によりスキン状になり、化粧料の
塗布具表面への捕捉および肌への塗布も不均一となる。
カバーしさらに、多種多様か化粧料に対応出来る塗布具
として完成し得る素材を提供し得ポリウレタン等の素材
の加熱圧縮処理において塗布具表面に粗面化凹凸面を形
成するにあたり、従来の凹凸金型による加工方法では、
表面が金型面の平滑性によりスキン状になり、化粧料の
塗布具表面への捕捉および肌への塗布も不均一となる。
これに反し本発明によれば多孔質素材を重ねて加熱圧縮
処理する事により表面がスキン状に々らず、粗面化凹凸
面が形成され化粧料の塗布具表面への、のりおよび肌へ
の塗布が非常に良好となる。
処理する事により表面がスキン状に々らず、粗面化凹凸
面が形成され化粧料の塗布具表面への、のりおよび肌へ
の塗布が非常に良好となる。
又、少量多品種の製造の場合においても気泡及び骨格の
異なる多孔質素材を利用する事により凹凸金型による加
工方法の如く個々に金型を製作するを要せずコストダウ
ンし得るのみならず、個性のある粗面化凹凸状態の製品
素材を提供し得るものである。
異なる多孔質素材を利用する事により凹凸金型による加
工方法の如く個々に金型を製作するを要せずコストダウ
ンし得るのみならず、個性のある粗面化凹凸状態の製品
素材を提供し得るものである。
本発明は最近の多種多様な化粧料に対応出来うる塗布具
素材として開発されたものであり、その目的は多孔質弾
性素材から各種塗布具を製造するにあたって形状を任意
に、しかもその工程において発泡体の見掛密度及び剛性
を自在にコントロールし表面に粗面化凹凸面を形成する
事により各種の化粧料の塗布に対応し得る機能1優れた
化粧用塗布具を、提供し得しめるものである。
素材として開発されたものであり、その目的は多孔質弾
性素材から各種塗布具を製造するにあたって形状を任意
に、しかもその工程において発泡体の見掛密度及び剛性
を自在にコントロールし表面に粗面化凹凸面を形成する
事により各種の化粧料の塗布に対応し得る機能1優れた
化粧用塗布具を、提供し得しめるものである。
以下、実施例にもとづいて説明すると、実施例 1゜
セル数(細腕数)70個、(25,4へ直線上のセル数
)のポリウレタンフォームシート11厚み10%、巾5
00X%長さ1.0OO%を用いて、厚み6%、巾50
0.%、長さ1.000’X(0片面に粗面化凹凸面を
形成した化粧用パフ素材を製造するにあたり、セル数2
0個〜30個の厚み2.5 %〜3.0%、巾500%
、長さ1.000%のウレタン7オームシート2を第2
図のように重ねる。重ねたシーYを板面1300〜20
0℃にセットした熱プレス機にてシート1が6%の状態
で約5〜7分間加熱圧縮されるようにプレスし、該プレ
ス処理111分間以内に第3図のように1と2を分離し
第4図のように厚み6%の片面が粗面化凹凸面に形成さ
れたシート状パフ素材に仕上げる。
)のポリウレタンフォームシート11厚み10%、巾5
00X%長さ1.0OO%を用いて、厚み6%、巾50
0.%、長さ1.000’X(0片面に粗面化凹凸面を
形成した化粧用パフ素材を製造するにあたり、セル数2
0個〜30個の厚み2.5 %〜3.0%、巾500%
、長さ1.000%のウレタン7オームシート2を第2
図のように重ねる。重ねたシーYを板面1300〜20
0℃にセットした熱プレス機にてシート1が6%の状態
で約5〜7分間加熱圧縮されるようにプレスし、該プレ
ス処理111分間以内に第3図のように1と2を分離し
第4図のように厚み6%の片面が粗面化凹凸面に形成さ
れたシート状パフ素材に仕上げる。
実施例 2゜
セル数(細胞1)so僻、厚み10t1巾500’X。
長さ1.000%のポリウレタン7オームシート3を用
いて厚み6%、巾500九、長さ1.000%の両面に
粗面化凹凸面を有する化粧用パフ素材を製造するにあた
り、第6図に示すセル数20個〜30個、厚み2゜5九
〜3.0%、巾soo%、長さt、oooxのウレタン
7オームシート4を、第7図のように3の上下に重ねる
。サンドインチ状に重ねたシート4を板面130°〜2
00℃にセットした熱プレス機にてシート3が6%の状
態となるよう約7〜10分間加熱圧縮処理を行なう。
いて厚み6%、巾500九、長さ1.000%の両面に
粗面化凹凸面を有する化粧用パフ素材を製造するにあた
り、第6図に示すセル数20個〜30個、厚み2゜5九
〜3.0%、巾soo%、長さt、oooxのウレタン
7オームシート4を、第7図のように3の上下に重ねる
。サンドインチ状に重ねたシート4を板面130°〜2
00℃にセットした熱プレス機にてシート3が6%の状
態となるよう約7〜10分間加熱圧縮処理を行なう。
上記の処理後1分間以内に第8図のようにシート3より
シート4を分離し第9図のように厚み6鬼の両面に粗面
化凹凸面が形成されたシート状パフ素材に仕上げた。
シート4を分離し第9図のように厚み6鬼の両面に粗面
化凹凸面が形成されたシート状パフ素材に仕上げた。
実施例 3゜
セル数55個、厚み6%、巾5oox、長さx、oo6
%のポリウレタン7オームシー)5を用いて、厚み3へ
、巾500%1長さ1.000%の片面に粗面化凹凸面
を有する化粧落し用のバンカ゛チーフ状塗布具素材を製
造するにあたり第1O!i!!llノセル数30個〜3
5個、厚み2%、巾500%。
%のポリウレタン7オームシー)5を用いて、厚み3へ
、巾500%1長さ1.000%の片面に粗面化凹凸面
を有する化粧落し用のバンカ゛チーフ状塗布具素材を製
造するにあたり第1O!i!!llノセル数30個〜3
5個、厚み2%、巾500%。
長さ1.000%のウレタンフオームを第11図のよう
にシート5に重ねる。重ねたシート5,6を板面130
°〜200℃にセットした熱プレス機にてシート5が3
Xの状態となるよう約2分〜4分間加熱圧縮処理を行う
。処理後1分間以内に第12図のように5と6を分離し
、第9図のように、厚み3への片面に粗面化凹凸面を形
成したシート状バンカ誉−7状化粧落し用素材に仕上げ
た。
にシート5に重ねる。重ねたシート5,6を板面130
°〜200℃にセットした熱プレス機にてシート5が3
Xの状態となるよう約2分〜4分間加熱圧縮処理を行う
。処理後1分間以内に第12図のように5と6を分離し
、第9図のように、厚み3への片面に粗面化凹凸面を形
成したシート状バンカ誉−7状化粧落し用素材に仕上げ
た。
本発明は以上の如く、巣位面積当りの気泡数の少ない多
孔質弾性素材が圧迫かつ加熱されその表面の粗面化凹凸
面による窪みが多孔質弾性素材本体の表面に凹凸面とし
て形成された化粧用塗布具素材を特徴とするものであり
、該素材を用いて打抜きあるいは一部の研磨または、他
の素材との接合により、付加価値の高い製品を低廉に供
し得るものである。
孔質弾性素材が圧迫かつ加熱されその表面の粗面化凹凸
面による窪みが多孔質弾性素材本体の表面に凹凸面とし
て形成された化粧用塗布具素材を特徴とするものであり
、該素材を用いて打抜きあるいは一部の研磨または、他
の素材との接合により、付加価値の高い製品を低廉に供
し得るものである。
第1図ないし第4図は本発明の実施例1.の工程の略示
正面図、第5図かいし第9図は実施例2.の工程略示正
面図、第1O図ないし第13図は実施例3.の工程の略
示正面図である。 1.3.5・・・多孔質弾性素材本体、2,4.6・・
・第2の多孔質弾性素材 第1図 第5図 1 第9図 「=召] う 1J10図 第111g4 匍2図 01−〒=コ
正面図、第5図かいし第9図は実施例2.の工程略示正
面図、第1O図ないし第13図は実施例3.の工程の略
示正面図である。 1.3.5・・・多孔質弾性素材本体、2,4.6・・
・第2の多孔質弾性素材 第1図 第5図 1 第9図 「=召] う 1J10図 第111g4 匍2図 01−〒=コ
Claims (2)
- (1) 単位面積当りの気泡数の少ない多孔質弾性素
材の表面の粗面化凹凸面が圧迫かつ、加熱されその表面
の粗面化凹凸面による窪みが多孔質弾性素材本体の表面
に凹凸面として形成された化粧用塗布具素材 - (2)通気性を有する多孔質弾性素材に気泡及び骨格の
異なる第2の多孔質弾性素材を重ねて加熱圧縮しつつ固
定化処理を行ったのち第2の多孔質弾性素材を剥離する
ことを特徴とする托粧用塗布具素材の製造方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6791582A JPS58183108A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 化粧用塗布具素材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6791582A JPS58183108A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 化粧用塗布具素材及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58183108A true JPS58183108A (ja) | 1983-10-26 |
JPH0255042B2 JPH0255042B2 (ja) | 1990-11-26 |
Family
ID=13358673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6791582A Granted JPS58183108A (ja) | 1982-04-22 | 1982-04-22 | 化粧用塗布具素材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58183108A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115417U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-03 | ||
JPH0232718U (ja) * | 1988-08-19 | 1990-03-01 | ||
JPH0473313U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-26 | ||
JPH055015U (ja) * | 1991-07-08 | 1993-01-26 | 日本パフ株式会社 | 化粧用スポンジパフ |
JP2008029820A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-02-14 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 化粧用スポンジパフの製造方法 |
-
1982
- 1982-04-22 JP JP6791582A patent/JPS58183108A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01115417U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-08-03 | ||
JPH0232718U (ja) * | 1988-08-19 | 1990-03-01 | ||
JPH053157Y2 (ja) * | 1988-08-19 | 1993-01-26 | ||
JPH0473313U (ja) * | 1990-11-02 | 1992-06-26 | ||
JPH055015U (ja) * | 1991-07-08 | 1993-01-26 | 日本パフ株式会社 | 化粧用スポンジパフ |
JP2008029820A (ja) * | 2006-07-07 | 2008-02-14 | Nishikawa Rubber Co Ltd | 化粧用スポンジパフの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255042B2 (ja) | 1990-11-26 |
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