JPH0224921B2 - - Google Patents
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- JPH0224921B2 JPH0224921B2 JP55075874A JP7587480A JPH0224921B2 JP H0224921 B2 JPH0224921 B2 JP H0224921B2 JP 55075874 A JP55075874 A JP 55075874A JP 7587480 A JP7587480 A JP 7587480A JP H0224921 B2 JPH0224921 B2 JP H0224921B2
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- Japan
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- sheet
- brassiere cup
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41C—CORSETS; BRASSIERES
- A41C5/00—Machines, appliances, or methods for manufacturing corsets or brassieres
- A41C5/005—Machines, appliances, or methods for manufacturing corsets or brassieres by moulding
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41C—CORSETS; BRASSIERES
- A41C3/00—Brassieres
- A41C3/12—Component parts
- A41C3/14—Stiffening or bust-forming inserts
- A41C3/144—Pads
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04H—MAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
- D04H1/00—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres
- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/42—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties characterised by the use of certain kinds of fibres insofar as this use has no preponderant influence on the consolidation of the fleece
- D04H1/4326—Condensation or reaction polymers
- D04H1/435—Polyesters
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
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- D04H1/40—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties
- D04H1/58—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by applying, incorporating or activating chemical or thermoplastic bonding agents, e.g. adhesives
- D04H1/587—Non-woven fabrics formed wholly or mainly of staple fibres or like relatively short fibres from fleeces or layers composed of fibres without existing or potential cohesive properties by applying, incorporating or activating chemical or thermoplastic bonding agents, e.g. adhesives characterised by the bonding agents used
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はブラジヤーカツプを得るのに適したブ
ラジヤーカツプ素材及びその製造方法に関するも
のであり、特に圧力及び熱の作用で成型してブラ
ジヤーカツプを得るのに適したものである。
ラジヤーカツプ素材及びその製造方法に関するも
のであり、特に圧力及び熱の作用で成型してブラ
ジヤーカツプを得るのに適したものである。
従来より種々の方法でブラジヤーカツプが作ら
れている。例えばブロツク状の発泡ポリウレタン
を削つたり、くり抜いたりしてカツプ状のものを
作つてこれをブラジヤーカツプとする方法、又は
楕円形の発泡ポリウレタン若しくは嵩高な不織布
を二枚用意し、楕円の長径に沿う周を縫い合わせ
ることによりカツプ状のものを作つてこれをブラ
ジヤーカツプとする方法、又はシート状の発泡ポ
リウレタン若しくは嵩高な不織布に圧力と熱の作
用で、具体的には成型金型を用いるのが一般的で
あるが、カツプ状に成型し、これをブラジヤーカ
ツプとする方法等が用いられている。このうち圧
力と熱の作用で成型してブラジヤーカツプを得る
方法は、他の方法に比較して奇麗なカツプ状とな
ること、及び手作業の工程が少なく生産が合理的
であること等の理由により近年盛んに用いられて
いる。
れている。例えばブロツク状の発泡ポリウレタン
を削つたり、くり抜いたりしてカツプ状のものを
作つてこれをブラジヤーカツプとする方法、又は
楕円形の発泡ポリウレタン若しくは嵩高な不織布
を二枚用意し、楕円の長径に沿う周を縫い合わせ
ることによりカツプ状のものを作つてこれをブラ
ジヤーカツプとする方法、又はシート状の発泡ポ
リウレタン若しくは嵩高な不織布に圧力と熱の作
用で、具体的には成型金型を用いるのが一般的で
あるが、カツプ状に成型し、これをブラジヤーカ
ツプとする方法等が用いられている。このうち圧
力と熱の作用で成型してブラジヤーカツプを得る
方法は、他の方法に比較して奇麗なカツプ状とな
ること、及び手作業の工程が少なく生産が合理的
であること等の理由により近年盛んに用いられて
いる。
ブラジヤーカツプは、バスト部の線を美しく見
せるために使用されるものであるから、中央部は
厚く、周辺部は薄くなつていることが要請され
る。然し乍ら上記の成型による方法は、被成型物
が一定の厚みを有するシート状の素材、例えば発
泡ポリウレタン、であるため中央部を厚く周辺部
を薄くするようにすると周辺部が硬くなつたブラ
ジヤーカツプしか得られず、身体になじみにく
く、その結果身体の動きによつてバスト部の線が
醜いものとなつてしまうという欠点があつた。ま
た上記の成型を成型金型８を用いて行なうと、例
えば第６図に示すように、凹型と凸型の周辺部が
より早く被成型物をはさみこみ、それを固定して
しまうため、被成型物の中央部は、金型の動きに
伴つて強く周辺方向にひきつられたり、又は金型
の中央部の形態に合致しないままとなり、その結
果ブラジヤーカツプの中央部の線が奇麗に表現さ
れないという欠点があつた。
せるために使用されるものであるから、中央部は
厚く、周辺部は薄くなつていることが要請され
る。然し乍ら上記の成型による方法は、被成型物
が一定の厚みを有するシート状の素材、例えば発
泡ポリウレタン、であるため中央部を厚く周辺部
を薄くするようにすると周辺部が硬くなつたブラ
ジヤーカツプしか得られず、身体になじみにく
く、その結果身体の動きによつてバスト部の線が
醜いものとなつてしまうという欠点があつた。ま
た上記の成型を成型金型８を用いて行なうと、例
えば第６図に示すように、凹型と凸型の周辺部が
より早く被成型物をはさみこみ、それを固定して
しまうため、被成型物の中央部は、金型の動きに
伴つて強く周辺方向にひきつられたり、又は金型
の中央部の形態に合致しないままとなり、その結
果ブラジヤーカツプの中央部の線が奇麗に表現さ
れないという欠点があつた。
そこでこのような欠点を解消するために、被成
型物であるブラジヤーカツプ素材として円盤状の
２枚の不織布の間に、この不織布よりも小さい挿
入片を介在させ、接着剤で貼り合わせたものが提
案されている（実公昭48−36019号公報）。このブ
ラジヤーカツプ素材は中央部が厚く周辺部が薄い
ため成型金型で成型する際には、問題は生じない
が、接着剤を使用しているため全体の風合が硬く
なること、及び挿入片により厚み差を設けている
ためなだらかな曲面を形成しないこと等のためブ
ラジヤーカツプとして用いた場合、身体になじみ
にくく、かつ奇麗なバスト部の線が得られないと
いう欠点があつた。更には生産上も張合せ工程が
必要なため合理的でない。
型物であるブラジヤーカツプ素材として円盤状の
２枚の不織布の間に、この不織布よりも小さい挿
入片を介在させ、接着剤で貼り合わせたものが提
案されている（実公昭48−36019号公報）。このブ
ラジヤーカツプ素材は中央部が厚く周辺部が薄い
ため成型金型で成型する際には、問題は生じない
が、接着剤を使用しているため全体の風合が硬く
なること、及び挿入片により厚み差を設けている
ためなだらかな曲面を形成しないこと等のためブ
ラジヤーカツプとして用いた場合、身体になじみ
にくく、かつ奇麗なバスト部の線が得られないと
いう欠点があつた。更には生産上も張合せ工程が
必要なため合理的でない。
本発明は上記した種々の欠点を一挙に解決すべ
くなされたものであり、ブラジヤーカツプ素材と
して厚み差を設けかつ全体に亘つて均一な見掛密
度を有するものを使用することにより圧力及び所
望により熱の作用で身体へのなじみがよく、バス
ト部の線が奇麗に表現されるブラジヤーカツプを
得ることができるようにしたものである。そして
本発明はこのように有用なブラジヤーカツプ素材
を得る方法をも与えるものである。
くなされたものであり、ブラジヤーカツプ素材と
して厚み差を設けかつ全体に亘つて均一な見掛密
度を有するものを使用することにより圧力及び所
望により熱の作用で身体へのなじみがよく、バス
ト部の線が奇麗に表現されるブラジヤーカツプを
得ることができるようにしたものである。そして
本発明はこのように有用なブラジヤーカツプ素材
を得る方法をも与えるものである。
即ち本発明は弾性を有する結合材で構成繊維相
互間が結合されてなる嵩高な不織布又は発泡ポリ
ウレタンからなり、略々円盤状で、中央部が厚く
周辺部になるにつれ漸次薄くなるように形成さ
れ、かつ全体に亘つて見掛密度が均一である成型
用ブラジヤーカツプ素材、及びこの成型用ブラジ
ヤーカツプ素材の製造方法に関するものである。
互間が結合されてなる嵩高な不織布又は発泡ポリ
ウレタンからなり、略々円盤状で、中央部が厚く
周辺部になるにつれ漸次薄くなるように形成さ
れ、かつ全体に亘つて見掛密度が均一である成型
用ブラジヤーカツプ素材、及びこの成型用ブラジ
ヤーカツプ素材の製造方法に関するものである。
以下本発明を図面を参照しながら、詳細に説明
する。本発明のブラジヤーカツプ素材の製造方法
においては、まず第１図に示すような断面を有す
る型板１が２枚準備される。型板１は多数の山部
２が所定の間隔で設けられている。山部２間には
谷部３が成型されている。山部２は第１図に示す
ように千鳥状に配置されるのが好ましいが、２枚
の型板１の山部２と谷部３がうまく合致するよう
であればどのような配置のされ方であつてもさし
つかえない。
する。本発明のブラジヤーカツプ素材の製造方法
においては、まず第１図に示すような断面を有す
る型板１が２枚準備される。型板１は多数の山部
２が所定の間隔で設けられている。山部２間には
谷部３が成型されている。山部２は第１図に示す
ように千鳥状に配置されるのが好ましいが、２枚
の型板１の山部２と谷部３がうまく合致するよう
であればどのような配置のされ方であつてもさし
つかえない。
次に弾性を有する結合材で構成繊維相互間が結
合されてなる嵩高な不織布又は発泡ポリウレタン
よりなるシート状物４を準備する。シート状物４
は全体に亘つて均一な見掛密度を有するものでな
ければならない。見掛密度が不均一であると風合
差が生じブラジヤーカツプとしたときに好ましく
ない。シート状物４は型板１，１間に挟まれる。
これによりシート状物４は型板１，１の山部２、
谷部３に適応した形に変形する。この状態は第２
図に示した通りである。
合されてなる嵩高な不織布又は発泡ポリウレタン
よりなるシート状物４を準備する。シート状物４
は全体に亘つて均一な見掛密度を有するものでな
ければならない。見掛密度が不均一であると風合
差が生じブラジヤーカツプとしたときに好ましく
ない。シート状物４は型板１，１間に挟まれる。
これによりシート状物４は型板１，１の山部２、
谷部３に適応した形に変形する。この状態は第２
図に示した通りである。
次いで型板１，１間にカミソリ刃、ロール刃等
を通すことによつて切断手段を施し、シート状物
４を二枚に剥離する。第２図中５は剥離線を示し
ている。その後型板１，１を取り除くと第３図に
示すような多数の山部と谷部が交互に連続してな
るシート６が２枚得られる。弾性を有する結合材
で構成繊維相互間が結合されてなる嵩高な不織布
又は発泡ポリウレタンよりなるシート状物４は弾
力性に富んでいるので、変形させて剥離させた
後、型板１，１を取り除くと元の状態に戻り、剥
離線５はなだらかな曲線７を描き、型板１，１の
山部２及び谷部３と接していた面は平面を描き、
第３図に図示したような形態となる。シート状物
４は弾性を有する結合材で構成繊維相互間が結合
されてなる嵩高な不織布よりなるものを用いるの
が特に好ましい。これは上記嵩高な不織布が非常
に弾力性に富むため型板１，１を取り除いた際、
剥離線５がきわめてなだらかな曲線を描くからで
ある。
を通すことによつて切断手段を施し、シート状物
４を二枚に剥離する。第２図中５は剥離線を示し
ている。その後型板１，１を取り除くと第３図に
示すような多数の山部と谷部が交互に連続してな
るシート６が２枚得られる。弾性を有する結合材
で構成繊維相互間が結合されてなる嵩高な不織布
又は発泡ポリウレタンよりなるシート状物４は弾
力性に富んでいるので、変形させて剥離させた
後、型板１，１を取り除くと元の状態に戻り、剥
離線５はなだらかな曲線７を描き、型板１，１の
山部２及び谷部３と接していた面は平面を描き、
第３図に図示したような形態となる。シート状物
４は弾性を有する結合材で構成繊維相互間が結合
されてなる嵩高な不織布よりなるものを用いるの
が特に好ましい。これは上記嵩高な不織布が非常
に弾力性に富むため型板１，１を取り除いた際、
剥離線５がきわめてなだらかな曲線を描くからで
ある。
この後、前記の多数の山部と谷部が交互に連続
してなるシート６を各々の山部を中心に略々円盤
状に切断することによつて本発明のブラジヤーカ
ツプ素材が得られる。
してなるシート６を各々の山部を中心に略々円盤
状に切断することによつて本発明のブラジヤーカ
ツプ素材が得られる。
本発明のブラジヤーカツプ素材の製造方法にお
いて前記した型板１の代わりに、山部と谷部とが
所定間隔で設けられた型ロールを用いてもよい。
一対の型ロール間にシート状物を送り込むことに
より前記した型板と同様の作用を型ロールは奏す
るのである。また柔軟な長尺の型板を無端ベルト
となるように形成し、一対の回転する無端ベルト
間にシート状物を送り込み、連続的に多数の山部
と谷部が交互に連続してなるシート６を得ること
も可能である。
いて前記した型板１の代わりに、山部と谷部とが
所定間隔で設けられた型ロールを用いてもよい。
一対の型ロール間にシート状物を送り込むことに
より前記した型板と同様の作用を型ロールは奏す
るのである。また柔軟な長尺の型板を無端ベルト
となるように形成し、一対の回転する無端ベルト
間にシート状物を送り込み、連続的に多数の山部
と谷部が交互に連続してなるシート６を得ること
も可能である。
更に本発明のブラジヤーカツプ素材の製造方法
として出願人が前に提出したところの特願昭54−
153168号において開示した方法をとることもでき
る。この開示した方法のうち典型的な方法は、多
数の畝部と畝部間の谷部とよりなる一対の波板
を、畝部と谷部が合致するようにして、シート状
物を挟み、波板間にまず第１回目の切断手段を施
す。これによつて多数の畝を有する素材が得られ
る。次いでこの畝が波板の多数の畝部によつて圧
縮せられるようにして、一対の波板間に素材を挟
み、第２回目の切断手段を施す。これによつて畝
を有する素材から、多数の山部を有する第３図に
示すようなシートが得られ、各々の山部を中心に
略々円盤状に切断することによつてブラジヤーカ
ツプ素材が得られるのである。この方法に比べて
も前記した本発明の方法は一回の切断手段によつ
て多数の山部と谷部が交互に連続してなるシート
６が得られるという点で有利である。
として出願人が前に提出したところの特願昭54−
153168号において開示した方法をとることもでき
る。この開示した方法のうち典型的な方法は、多
数の畝部と畝部間の谷部とよりなる一対の波板
を、畝部と谷部が合致するようにして、シート状
物を挟み、波板間にまず第１回目の切断手段を施
す。これによつて多数の畝を有する素材が得られ
る。次いでこの畝が波板の多数の畝部によつて圧
縮せられるようにして、一対の波板間に素材を挟
み、第２回目の切断手段を施す。これによつて畝
を有する素材から、多数の山部を有する第３図に
示すようなシートが得られ、各々の山部を中心に
略々円盤状に切断することによつてブラジヤーカ
ツプ素材が得られるのである。この方法に比べて
も前記した本発明の方法は一回の切断手段によつ
て多数の山部と谷部が交互に連続してなるシート
６が得られるという点で有利である。
上述した製造方法によつて得られる本発明のブ
ラジヤーカツプ素材は、一つの平面と一つの曲面
より形成された略々円盤状の外形を有し、中央部
が厚く周辺部になるにつれ漸次薄くなるように形
成され、かつ全体に亘つて見掛密度が均一なもの
である。
ラジヤーカツプ素材は、一つの平面と一つの曲面
より形成された略々円盤状の外形を有し、中央部
が厚く周辺部になるにつれ漸次薄くなるように形
成され、かつ全体に亘つて見掛密度が均一なもの
である。
本発明の成型用ブラジヤーカツプ素材は種々の
方法で、圧力及び所望により熱を用いて成型され
る。成型手段として最も一般的なものは、圧力と
熱を併用するところの成型金型８による手段であ
る。本発明の成型用ブラジヤーカツプ素材は、ブ
ラジヤーカツプに要請される中央部と周辺部の厚
み差を元々有しているため、成型のさい無理な圧
縮がブラジヤーカツプ素材の如何なる部分にも施
されず、硬くなる部分が生じない。従つて全体に
柔らかく、風合差のないブラジヤーカツプが得ら
れる。また成型金型８によるときは、周辺部が薄
くなつているので従来ののように周辺部が先に固
定されてしまう（第６図）ことがなく中央部まで
奇麗な成型を行うことができる。これは第４図に
示したところにより明らかであろう。
方法で、圧力及び所望により熱を用いて成型され
る。成型手段として最も一般的なものは、圧力と
熱を併用するところの成型金型８による手段であ
る。本発明の成型用ブラジヤーカツプ素材は、ブ
ラジヤーカツプに要請される中央部と周辺部の厚
み差を元々有しているため、成型のさい無理な圧
縮がブラジヤーカツプ素材の如何なる部分にも施
されず、硬くなる部分が生じない。従つて全体に
柔らかく、風合差のないブラジヤーカツプが得ら
れる。また成型金型８によるときは、周辺部が薄
くなつているので従来ののように周辺部が先に固
定されてしまう（第６図）ことがなく中央部まで
奇麗な成型を行うことができる。これは第４図に
示したところにより明らかであろう。
また本発明の製造方法により得られたブラジヤ
ーカツプ素材の平面部をブラジヤーカツプの内側
となるように成型すると曲面部の線が特に強調さ
れ、奇麗なバスト部の線を持つブラジヤーカツプ
が得られる。
ーカツプ素材の平面部をブラジヤーカツプの内側
となるように成型すると曲面部の線が特に強調さ
れ、奇麗なバスト部の線を持つブラジヤーカツプ
が得られる。
以上のようにして得られたブラジヤーカツプは
第５図に示すような形態を有し、全体が略々同等
の風合を有し、なだらかな曲線をゆうしているの
で、身体になじみ易く、かつバスト部の線が奇麗
に表現されるものである。
第５図に示すような形態を有し、全体が略々同等
の風合を有し、なだらかな曲線をゆうしているの
で、身体になじみ易く、かつバスト部の線が奇麗
に表現されるものである。
次に実施例をあげて本発明を説明する。
実施例
ポリエステル繊維をカード法、エアレイ法等で
無作為に集積してなる繊維ウエブに、ポリアクリ
ル酸エステルエマルジヨンを噴霧し、次いで乾燥
し、重量150ｇ／m2、厚み20mmの嵩高な不織布を
得た。この不織布は構成繊維であるポリエステル
繊維間が、弾性を有する結合材であるポリアクリ
ル酸エステル樹脂で結合されているため、非常に
良好な弾力性を示した。この嵩高な不織布を第２
図に示す如く一対の型板間に挟み、カミソリ刃等
の切断手段で二枚に剥離する。そして第３図に示
すような多数の山部と谷部が交互に連続してなる
シートを得る。ブラジヤーカツプ一個分のブラジ
ヤーカツプ素材はその中央部の厚み15mm、周辺部
の厚みは５mmであるように調整した。これを第４
図に示す成型金型を用い、温度170℃、圧力0.5
Kg／cmで30秒間熱圧プレスしてブラジヤーカツプ
を得た。このブラジヤーカツプは全体の風合が
略々同等で、なだらかな曲線を有しているため、
身体になじみ易く、バスト部の線が奇麗に表現さ
れるものであつた。
無作為に集積してなる繊維ウエブに、ポリアクリ
ル酸エステルエマルジヨンを噴霧し、次いで乾燥
し、重量150ｇ／m2、厚み20mmの嵩高な不織布を
得た。この不織布は構成繊維であるポリエステル
繊維間が、弾性を有する結合材であるポリアクリ
ル酸エステル樹脂で結合されているため、非常に
良好な弾力性を示した。この嵩高な不織布を第２
図に示す如く一対の型板間に挟み、カミソリ刃等
の切断手段で二枚に剥離する。そして第３図に示
すような多数の山部と谷部が交互に連続してなる
シートを得る。ブラジヤーカツプ一個分のブラジ
ヤーカツプ素材はその中央部の厚み15mm、周辺部
の厚みは５mmであるように調整した。これを第４
図に示す成型金型を用い、温度170℃、圧力0.5
Kg／cmで30秒間熱圧プレスしてブラジヤーカツプ
を得た。このブラジヤーカツプは全体の風合が
略々同等で、なだらかな曲線を有しているため、
身体になじみ易く、バスト部の線が奇麗に表現さ
れるものであつた。
第１図は型板１の斜視図で２は山部、３は谷部
を示す。第２図は一対の型板１，１によつて弾性
を有する結合材で構成繊維相互間が結合されてな
る嵩高な不織布又は発泡ポリウレタンからなるシ
ート状物４が挟みこまれた状態を示し、５は切断
手段によつて形成された剥離線である。第３図は
多数の山部と谷部が交互に連続してなるシート６
であり、７は剥離線５が復元することによつて形
成された曲線である。第４図は成型金型８を用い
て成型する状態を示し、第５図は得られたブラジ
ヤーカツプを示している。第６図は厚みの均一な
シート状物を成型金型８によつて成型するときの
状態を示したものである。
を示す。第２図は一対の型板１，１によつて弾性
を有する結合材で構成繊維相互間が結合されてな
る嵩高な不織布又は発泡ポリウレタンからなるシ
ート状物４が挟みこまれた状態を示し、５は切断
手段によつて形成された剥離線である。第３図は
多数の山部と谷部が交互に連続してなるシート６
であり、７は剥離線５が復元することによつて形
成された曲線である。第４図は成型金型８を用い
て成型する状態を示し、第５図は得られたブラジ
ヤーカツプを示している。第６図は厚みの均一な
シート状物を成型金型８によつて成型するときの
状態を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 弾性を有する結合材で構成繊維相互間が結合
されてなる嵩高な不織布又は発泡ポリウレタンか
らなり、略々円盤状で、中央部が厚く周辺部にな
るにつれ漸次薄くなるように形成され、かつ全体
に亘つて見掛密度が均一である成型用ブラジヤー
カツプ素材。 ２ 多数の山部と谷部が交互に連続してなる一対
の型板又は型ロールを準備し、一方の型板又は型
ロールの山部が他方の型板又は型ロールの谷部に
合致するようにして、弾性を有する結合材で構成
繊維相互間が結合されてなる嵩高な不織布又は発
泡ポリウレタンからなるシート状物を挟み、前記
シート状物を型板又は型ロールの山部及び谷部に
沿うように変形せしめ、前記一対の型板又は型ロ
ール間に切断手段を施して前記シート状物を二枚
に剥離せしめた後に、該剥離されたシート状物に
形成された山部を中心に略々円盤状に切断するこ
とを特徴とする全体に亘つて見掛密度が均一な成
型用ブラジヤーカツプ素材の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587480A JPS575903A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Molding brassiere cup material and manufacture |
| DE3120875A DE3120875C2 (de) | 1980-06-04 | 1981-05-26 | Formeinlage für einen Büstenhalter und Verfahren zur Herstellung der Formeinlage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7587480A JPS575903A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Molding brassiere cup material and manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS575903A JPS575903A (en) | 1982-01-12 |
| JPH0224921B2 true JPH0224921B2 (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=13588847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7587480A Granted JPS575903A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Molding brassiere cup material and manufacture |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS575903A (ja) |
| DE (1) | DE3120875C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62141106A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-24 | ヒロココシノインタ−ナシヨナル株式会社 | 被服用肩パツド |
| DE19523920C1 (de) * | 1995-06-30 | 1996-10-02 | Umwelt Technics Nord Gmbh | Büstenhaltereinlage |
| CN101427851A (zh) * | 2008-11-17 | 2009-05-13 | 苏州美山子制衣有限公司 | 削棉模具及其削棉方法 |
| MX2015010266A (es) | 2013-02-09 | 2016-07-08 | José Gerónimo De La Lama Gomez | Producto moldeado de filamantos entrelazados. |
Citations (2)
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| JPS50100372A (ja) * | 1974-01-14 | 1975-08-08 | ||
| JPS538247U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-24 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1154263B (de) * | 1955-11-21 | 1963-09-12 | Helmut Sandler & Co Schulterpo | Vorrichtung zur Herstellung plattenfoermiger Profilteile aus poroesen und elastischen Werkstoffen |
| DE1759611U (de) * | 1956-03-02 | 1958-01-09 | Wilhelm Dr Scheermesser | Profilschneidemaschine. |
| NL280575A (ja) * | 1961-07-08 | 1900-01-01 | ||
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| DE1920586A1 (de) * | 1969-04-23 | 1970-10-29 | Rathgeber Fa Karl | Verfahren zur Herstellung von Miederkoerbchen mit nahtlosem Innenfutter |
| GB1470928A (en) * | 1975-09-03 | 1977-04-21 | Hk Bonding Fab Co Ltd | Articles of clothing |
| GB1577099A (en) * | 1978-05-26 | 1980-10-15 | Khan & Co Luton Ltd | Brassiere cup moulding |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7587480A patent/JPS575903A/ja active Granted
-
1981
- 1981-05-26 DE DE3120875A patent/DE3120875C2/de not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50100372A (ja) * | 1974-01-14 | 1975-08-08 | ||
| JPS538247U (ja) * | 1976-07-05 | 1978-01-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3120875A1 (de) | 1982-01-14 |
| DE3120875C2 (de) | 1985-06-27 |
| JPS575903A (en) | 1982-01-12 |
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