JPS5822329B2 - 薄シ−ト用シボロ−ル - Google Patents

薄シ−ト用シボロ−ル

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Publication number
JPS5822329B2
JPS5822329B2 JP4320480A JP4320480A JPS5822329B2 JP S5822329 B2 JPS5822329 B2 JP S5822329B2 JP 4320480 A JP4320480 A JP 4320480A JP 4320480 A JP4320480 A JP 4320480A JP S5822329 B2 JPS5822329 B2 JP S5822329B2
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JP
Japan
Prior art keywords
roll
rubber
sheet
shibor
thin sheets
Prior art date
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Expired
Application number
JP4320480A
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English (en)
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JPS56139916A (en
Inventor
翠川克夫
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Individual
Original Assignee
Individual
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はつや消しプラスチックシートを製造するための
シンポロールに関するものである。
従来は第1図に示すように、押出機1より押し出された
プラスチックシート2を1対の金属シンポロール3,4
により転圧してつや消しシートを形成していた。
しかし このように金属ロールを用いる場合、特に薄い
シートは断裂を生じたりして製造することができず、そ
の限界は厚さが0.4mmであった。
これより薄いつや消しシートが省資源、コストダウン、
特殊用途等のために要望されてきた。
また金属ロールでは十分なつや消し効果も得られなかっ
た。
そこで、第2図に示すように、金属シンポロール5とゴ
ムロール6との間に押し出されたシート2をピンチして
つや消しシートを作成することが提案された。
しかし、この場合にも次のような種々の問題が生じてき
た。
まず、第一に困るのはゴムロールと薄いプラスチックシ
ートとの相互粘着性により巻取が第2図に点線8で示す
ようにシートが巻きついて移動したりして良好なる製品
が得られないことがわかった。
そこで、給水手段7によりゴムロール6上に水膜を形成
して粘着性を取り除いてやると、せっかく形成したつや
消しシートが平坦化してしまい、その結果シートにつや
が出てしまうという矛盾を生じてしまうのである。
従って、本発明の目的は以上述べたような従来のシボロ
ールの欠点を解消し、品質の均一なつやけしプラスチッ
クシートを製造することができるシボロールを提供しよ
うとするにある。
次に、本発明による特に薄物シートの製造に好適なロー
ルを添付図面につき詳細に説明する。
本発明によるロール10と金属シボロール9とを用いて
押出機1より押し出されたプラスチックシート2につや
消し処理を施す例を第3図に示す。
本発明によるロール10は、第3図に示す実施例では金
属石11上に多孔体12を巻回したものである。
この多孔体12はゴムと炭酸カルシウムとの混合物をつ
くり、これを所要形状に成形した後酸処理する。
すると、炭酸カルシウムは酸との反応により溶脱する。
この結果、炭酸カルシウムの溶脱した孔が多数あるゴム
の多孔体が形成される。
このゴム多孔体の表面を梨地加工して金属石11に巻き
つけてロール10を形成する。
ロール10のゴム多孔体12を形成するのに用いる炭酸
カルシウムとしては適度な微粉が望ましい。
炭酸カルシウムの抜けた孔が毛管作用を果す程度のもの
が良い。
そして、炭酸カルシウムの対ゴム混合比は最大限で70
〜80体積係であることが確認された。
酸処理としては手近な塩酸処理がよいようである。
また、梨地加工するのはシートのつや消し加工の要求度
により異なる。
本発明によるロール10と金属シボロール9とを用いて
つや消しプラスチックシートを製造する場合には、適当
な給水手段13をロール10に接触させてゴム多孔体に
水分を含ましめるようにするのが好適である。
このように構成することにより、プラスチックシートは
シート送りの緩みまたは反転、つや消しではなくつや出
し作用等の従来問題となった第2図に示すような例の現
象を生ぜず、連続的に均質なシートを製造することがで
きるようになる。
また、従来薄すぎて製造が不能であったo−4mrrt
JU下の薄いプラスチックのつや消しシートを満足いく
要求度で製造を可能にすることが確認された。
このように本発明のロールを用いれば極めて薄いプラス
チックつや消しシートが製造でき、省資源のみならず別
途の広い用途に用いられるのである。
【図面の簡単な説明】
第1および2図は従来構成例の線図的側面図、第3図は
本発明によるロールを用いた構成例の線図的側面図であ
る。 1・・・押出機、2・・・プラスチックシート、3,4
゜5.9・・・金属シボロール、6・・・ゴムロール、
7゜13・・・給水手段、10・・・本発明の多孔ゴム
巻付シボロール、11・・・金属石、12・・・多孔ゴ
ム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ゴムと炭酸カルシウムとの混合体を酸処理し。 表面を梨地とした多孔体によりロール表面を構成したこ
    とを特徴とする薄シート用シンポロール。
JP4320480A 1980-04-02 1980-04-02 薄シ−ト用シボロ−ル Expired JPS5822329B2 (ja)

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JPS56139916A JPS56139916A (en) 1981-10-31
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