JPS58177055A

JPS58177055A - 環状回線網加入方法

Info

Publication number: JPS58177055A
Application number: JP57060748A
Authority: JP
Inventors: Shigenori Kino; 茂徳木野
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-04-09
Filing date: 1982-04-09
Publication date: 1983-10-17
Also published as: JPH0125462B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、環状回線網において、新規に網に加入する
新規加入者のアドレス割り付は方法に関するものである
。

環状回線網の例を第１図に示す。図において、（１）は
環状回線網を構成するループ、下はそのデータ転送方向
、（２）はループアダプター、（３１（（３ｍ　）〜（
３１）は網に接続する加入局（以後ステーションと記す
）である。第１図に示した環状回線網の特徴は、ループ
の使用権を制御する中央局が存在せず、各ステーション
は、ループ（１）上を巡回する送信許可信号（以後環状
網の恒例に従ってトークンという名称によりこの信号を
表現する）を捕獲することによりデータの送信権を得る
点にある。

従来のこの種の環状回線網において、新規加入者の局番
（以後アドレスと表現する）選択方式は第２図に示す手
順で行われた。すなわち、新規に網に加入を希望する者
は、まず網管理者に対し、新規加入の申請を行う。申請
を受けた網管理者は、網加入者によって使われていない
アドレス（以後空きアドレスと称する。）を管理テーブ
ルより捜し出し、新規加入者に空きアドレスについて使
用許可を与える。網管理者は新規加入者のアドレスを登
録した後、新規加入者の加入工事について取り決めを行
う。新規加入者の加入工事を終えると、網管理者は網の
加入者全員に対し、新規加入者のアドレスを書面により
通知する。この後、網は新規加入者を含めて、従来と同
様のサービスを供給する。

従来の新規加入者へのアドレス選択方式は以上のように
行われていたため、第１図に示した通信網とは別に網管
理者が必要であり、端局の加入・離脱か頻繁に行われる
ような場合には網管理者の仕装置が増加し、新規加入者
の加入に時間を要するという欠点があった。さらに網加
入者に与えられる情報は新規加入者のアドレスだけであ
り、新規加入者の網上での位置（以後、位置情報と記す
）が不明であった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、網への新規加入者は網への加入工
事終了後、通信網を利用して通信網内の全加入者アドレ
スを検索し、自動的に空きアドレスの１つから自局のア
ドレスを決定すると同時に、新規加入者のアドレスと位
置情報を網の全加入者に通知することにより、即時的に
網加入が可能な環状回線網加入方法を提供することを目
的としている。

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、ステーション（３１）とステーション（３
ｂ）の間に新たにステーション（４）が加入する場合を
考える。各ステーションのアドレスは図中°　°で囲ん
だ８ｂｉｔのデータから成るものとする。まず新規加入
者は加入工事のためトークンを停止するよう最寄りのス
テーションに命令を与える。例えはこの局を（３ｂ）と
すると、局（３ｂ）がトークンを捕獲した時点で、加入
工事に取りかかる。工事が終了すると、新規加入者（４
）は例えば第３図に示すアドレス検索フレーム（５）を
送信する。

＠３図において、（６１はフレーム境界識別フィールド
、（７）は宛先アドレス情報フィールドで、ここにはオ
ールステーションアドレス（網内の全局にあてたフレー
ムメツセージであることを示す。）が書き込まれている
。（９）はアドレス検索コマンドが書き込まれたフ枦謔
ドで、Ｑ（Ｉは網内のステーション数をカウントするス
テーションカウンタフィールドであり、初期値は０であ
る。（ＬＤは各ステーションのアトとスを書き込むアド
レス書き込みフィ′　　−ルドであり、最初の状態では
このフィールｒには何も書き込まれていな°い。（２）
はフレームの伝送エラーをチェックするためのフレーム
チェックフィールドである。アドレス検索フレーム（５
）を送信する目的は各ステーションのアドレスを、アド
レス書き込みフィールドαＤに記入してもらうこと、ス
テーションカウンタフィールドＣＩＧを用いて網内のス
テーション数を知ることにある。第４図にループアダプ
タ（２）の構成例を示す。図において、０３はループ上
のデータを取り入れるループ入力端子、１４１はループ
上にデータを出力するループ出力端子、囮は受信フレー
ムのフレーム境界鯵別を行ったり、フレームチェックを
行い、フレーム内容をとす出すフレーム分解回路、αＧ
はフレーム内容に応じてアドレス情報を制御したり、ト
ークンの捕獲１発生を制御し、受信信号が環状回線網加
入のためのアドレス検索フレームか加入者番号通知用の
アドレス登録フレームかあるいは他の信号であるかを判
定する制御回路、迦はアドレス情報、即ち制御回路Ｏｅ
からの各加入局のアドレス番号と位置情報とを記憶する
メモリ、αりは送信データをフレーム化するフレーム組
み立て回路である。なお０秒ａ・はアンドゲート、■は
インバータ、（２Ｄはオアゲート、＠のはドライバであ
る。

先に述べたアドレス検索フレーム（５）が送られてきた
場合の各局のループアダプター（２）の動作は次の通り
である。

アドレス検索フレーム（５）はループ入力端子０３、ド
ライバの、フレーム分解回路−を経て、制御回路Ｏｅへ
送られる。制御回路αｅはアドレス検索コマンド（９）
を確認すると、アンドゲートα（至）を閉じて、フレー
ムデータを取り込む。続いてステーションカウンタフィ
ールドαＧの内容に１を加える。この値をＸとすると、
アドレス書込みフィールドαＢの（Ｘｘ８）ｂｉｔめか
らＢｂｉｔを使って自局のアドレスを書き込む。その後
宛先アドレスフィールド（７）、フレーム制御情報（８
）、アドレス検索コマンド（９）、ステーションカウン
タフィールド叫、アドレス書込みフィールドＵυの順に
フレーム組立回路Ｑ７＋にデータを送り、フレーム化さ
れたデータはアンドゲートａｔｎ、オアゲート（社）、
ドライバ（ハ）を経てループ出力端子０Φへと出力され
る。

こうして環状網を一周してきたアドレス検索フレーム（
５）は全加入者のアドレス情報を持っており、このフレ
ーム（５）は新規加入局ステーション（４）に取り込ま
れる。ステーション（４）のループアダプタ（２）は制
御装置αＧにより空きアドレスの検索を行い、自ら、自
局のアドレスを決定する。例えば第１図の場合１０００
０００１とする。決定した自局アドレスと、受信したア
ドレス検索フレーム（５）から得られた各局のアドレス
は、順序を守ったままメモリ（至）に記憶される。こう
して各局の位置情報とアドレスが記憶され、網内の局数
もステーションカウンタフィールドαＧの内容に自局骨
の１を加えて記憶される。続いてステーション（４）は
アドレス登録７Ｌ／−ム＠を送出する。アドレス登録フ
レーム（至）において、フレーム境界識別フィールド（
６）、宛先アドレスフィールド（７１，７レーム制御情
報ｆｓ＋の部分は、アドレス検索フレーム（５）と同じ
である。ステーションカウンタフィールドαＧには網内
の全ステーション数が、またアドレス書込みフィールド
αυにはステーション（３ｂ）〜（３ａ）のアドレスお
よびステーション（ｊ）のアドレスが環状網の順序通り
にそれぞれ書き込まれている。

アドレス登録フレーム−を受信した各局はアドレス登録
コマンド□□□を受けつけてもアンドゲート（１８を閉
じず、アドレス登録フレーム囚はループ入力端子０３Ｊ
、ドライバ＠、アンドグートａ３オアゲート（社）、ド
ライバ□□□を通ってループ出力端子αＱへと送られ、
次の局へ向う。

一方、アドレス登録フレーム（至）はフレーム分解回路
（１５１を経て、制御装置αｅにもとりこまれる。藪制
御装置０Ｉ１９はステーションカウントフィールドαＧの値とアドレス書き込み
フィールドｌの値を順序を保ってメモリ（至）に記憶す
る。網に接続されたステーション数と、そのアドレスお
よび位置情報は以後のデータ送信の際に利用される。

アドレス登録フレーム（至）が、こうして環状網を１周
してくると、新規加入ステーション（４）はループアダ
プタ（２）のアンドゲートα榎を閉じて、アドレス登録
フレーム（支）を取り込んだ後、トークンを網に向けて
出力する。なお先にステーション（３ｂ）に捕獲された
トークンは廃棄される。以後は新規加入ステーション（
４）が加入する前と同じ手法により、網運営が行われる
。

なお、上記実施例では、各局のアドレスを８ｂｉｔとし
たが、これはｇｂｉｔより大きい値でもよい。

また、新規加入者の加入工事が必要ない場合、例えば、
既に以前設定したループアダプタ（２）を使用する場合
にはトークンを捕獲した後で、アドレス検索フレーム（
５）の送信にうつればよい。アドレス検索フレーム（５
）、アドレス登録フレーム（至）の各フィールドについ
ては、不要と思えば、例えばフレーム制御情報（８）を
省いてもよい。位置情報が不要な場合には、アドレス登
録フレーム■は新規加入者のステーションアドレスだけ
でもよい。また、メモリ■については書き込みが可能な
記憶媒体ならディスク、不揮発性ＲＡＭ等でもよい。ま
た新規加入者の自局アドレスは自動的に加入端末（３）
に表示されるか、ＬＥＤ表示によって使用者に伝えるこ
ともできる。

以上のように、本発明によれば新規加入者が通信網を利
用して網内の各局のアドレスを検索し、自ら自局アドレ
スを選択するため、網とは別の網管理者を必要とせず、
かつ網管理のための特別な局を必要としない。また加入
工事が済んだ新規加入者は直ちに網内の１ステーシヨン
として動作可能である。

さらに、従来から網に加入しているステーションがアド
レスを変更したい場合にも、全く同様の手段により、ア
ドレス変更が容易に行える。新規加入者は、こうして環
状網に加入する際に自局のアドレスを全く意識せずに加
入できるとともに、新規加入端末が環上のどこに接続さ
れたかの位置情報も各局は知ることができる。また、網
から離脱したステーションのアドレスは自動的に消去さ
れてゆく。

【図面の簡単な説明】

第１図は環状網の構成を示す図、第２図は従来のアドレ
ス登録方式を示すフローチャート図、第３図はアドレス
検索フレームの一構成例を示す図、第４図は本発明の一
実施例による環状網におけるループアダプタの構成例を
示す図、第５図はアドレス登録フレームの構成例を示す
図である。（１）・・・ループ、（３１）〜（３７）・・・加入局
、（２）・・・ループアダプタ、（１３・・・ループ入
力端子、αＦ・・制御回路、■・・・メモリ、−・・・
フレーム分解回路、（１７１・・・フレーム組立回路、
（１４Ｊ・・・ループ出力端子、（５）・・・アドレス
検索フレーム、（至）・・・アドレス登録フレーム、（
４）・・・新規加入者。なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。代　理　人　　　　葛　　野　　信　　−第１図２５第２図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）通話路を構成するループと、複数の加入局と、こ
の複数の加入局と上記ループとを接続する複数のループ
アダプタとを備えた環状回線網において、上記ループア
ダプタはループ上のデータを取り入れるループ入力端子
と、このループ入力端子からの受信フレームを分解して
フレーム内容をとり出すフレーム分解回路と、このフレ
ーム分解回路からのフレーム内容に応じて受信フレーム
が環状回線網加入のためのアドレス検索フレームか加入
者番号通信用のアドレス登録フレームかあるいハ他の信
号であるかを判定する制御回路と、この制御回路からの
各加入局のアドレス番号と位置情報とを記憶するメモリ
と、上記制御回路からの各加入局の送信データをフレー
ム化するフレーム組み立て回路と、このフレーム組み立
て回路からのデータを上記ループ上に出力するループ出
力端子とを備え、新規加入者はアドレス検索フレームを
発信し各加入局で各局のアドレスを該フレームに記入さ
せ、上記ループを一周して戻ってきた該フレームの内容
から未使用のアドレスを選択して該アドレスを自局アド
レスとし、該自局アドレスをアドレス登録フレームを用
いて各加入局に通知し、該自局アドレスを各局のメモリ
に登録させることを特徴とする環状回線網加入方法。