JPH0823342A - リング伝送路におけるプロテクション情報管理システム - Google Patents
リング伝送路におけるプロテクション情報管理システムInfo
- Publication number
- JPH0823342A JPH0823342A JP6154384A JP15438494A JPH0823342A JP H0823342 A JPH0823342 A JP H0823342A JP 6154384 A JP6154384 A JP 6154384A JP 15438494 A JP15438494 A JP 15438494A JP H0823342 A JPH0823342 A JP H0823342A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- node
- packet
- information
- ring
- protection information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リング伝送路内のノード間の連鎖情報と各ノ
ードのノードIDとからなるリングプロテクション情報
を用いて主信号のプロテクションが行われる場合、網構
成が変更になるとリングプロテクション情報の設定変更
が各ノードで必要になる。これを容易に自動的に行う。 【構成】 マスタノードaは、収集パケット100 を送出
し、各ノードb〜dは自ノードIDを収集パケット100
に挿入する。マスタノードaへ到着した収集パケットに
は連鎖情報が自動的に生成されており、よって、マスタ
ノードはこの連鎖情報をブロードキャスト通知パケット
200 で各ノードへ通知する。各ノードはこの通知パケッ
ト200 の連鎖情報を最新のものとして更新し保持する。
ードのノードIDとからなるリングプロテクション情報
を用いて主信号のプロテクションが行われる場合、網構
成が変更になるとリングプロテクション情報の設定変更
が各ノードで必要になる。これを容易に自動的に行う。 【構成】 マスタノードaは、収集パケット100 を送出
し、各ノードb〜dは自ノードIDを収集パケット100
に挿入する。マスタノードaへ到着した収集パケットに
は連鎖情報が自動的に生成されており、よって、マスタ
ノードはこの連鎖情報をブロードキャスト通知パケット
200 で各ノードへ通知する。各ノードはこの通知パケッ
ト200 の連鎖情報を最新のものとして更新し保持する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のノードが互いにリ
ング状伝送路により接続された通信システムのプロテク
ション情報管理システムに関するものである。
ング状伝送路により接続された通信システムのプロテク
ション情報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル伝送系において、伝送路障害
を救済するためのプロテクション方式としてループバッ
クスイッチを用いるリングシステムがある。このリング
システムには、システム構成時に使用される光ファイバ
の数により、2ファイバ方式と4ファイバ方式とに分類
され、またリングシステム内に障害がない状態でのトラ
フィックの流れにより、ラインスイッチド方式とパスス
イッチド方式とに分類される。
を救済するためのプロテクション方式としてループバッ
クスイッチを用いるリングシステムがある。このリング
システムには、システム構成時に使用される光ファイバ
の数により、2ファイバ方式と4ファイバ方式とに分類
され、またリングシステム内に障害がない状態でのトラ
フィックの流れにより、ラインスイッチド方式とパスス
イッチド方式とに分類される。
【0003】尚、これ等各技術については、文献「DE
FINITIONS OF RING ARCHITE
CTURES」,T1X1.5/90−179に開示さ
れている。
FINITIONS OF RING ARCHITE
CTURES」,T1X1.5/90−179に開示さ
れている。
【0004】BIDIRECTIONAL LINE
SWITCHED RING (以下、BLSRと略記
する)においては、リング内の各ノードはプロテクショ
ンを実行する上で必要な情報、すなわちリングプロテク
ション情報を各々管理し保持する必要がある。
SWITCHED RING (以下、BLSRと略記
する)においては、リング内の各ノードはプロテクショ
ンを実行する上で必要な情報、すなわちリングプロテク
ション情報を各々管理し保持する必要がある。
【0005】このリングプロテクション情報としては、
リング内のノードを特定するためのノードID情報、リ
ング内のノードの連鎖状態を示すノード連鎖情報、ノー
ド障害時等のミスコネクションの発生を防止するための
スケルチ情報がある。これ等のリングプロテクション情
報に関しては、「SONET BIDIRECTIO−
NAL LINESWITCHED RING EQU
IPMENT GEN−ERIC CRITERI
A」,GR−1230−CORE,ISSUE1.に記
載されている。
リング内のノードを特定するためのノードID情報、リ
ング内のノードの連鎖状態を示すノード連鎖情報、ノー
ド障害時等のミスコネクションの発生を防止するための
スケルチ情報がある。これ等のリングプロテクション情
報に関しては、「SONET BIDIRECTIO−
NAL LINESWITCHED RING EQU
IPMENT GEN−ERIC CRITERI
A」,GR−1230−CORE,ISSUE1.に記
載されている。
【0006】リング内においては、各ノードが保有する
リングプロテクション情報の整合性が保証されていない
と、リングプロテクションが正しく実行できないことに
なる。
リングプロテクション情報の整合性が保証されていない
と、リングプロテクションが正しく実行できないことに
なる。
【0007】図7は従来のBLSRにおけるリングプロ
テクション情報の設定例を示す概略システム図である。
図において、ノードaはノードID=1、ノードbはノ
ードID=4、ノードcはノードID=2、ノードdは
ノードID=3であり、これ等4つのノードa〜dから
なるリングシステムの例である。尚、以後の説明におい
ては、リングプロテクション情報のうち、ノードID情
報及びノード連鎖情報の管理、保持について述べること
とする。
テクション情報の設定例を示す概略システム図である。
図において、ノードaはノードID=1、ノードbはノ
ードID=4、ノードcはノードID=2、ノードdは
ノードID=3であり、これ等4つのノードa〜dから
なるリングシステムの例である。尚、以後の説明におい
ては、リングプロテクション情報のうち、ノードID情
報及びノード連鎖情報の管理、保持について述べること
とする。
【0008】図7において、ノードID情報及びノード
連鎖情報は外部から入力されるコマンドにより各ノード
に夫々設定され、各ノードはこの設定されたリングプロ
テクション情報に基づいてリングプロテクションを実行
する様になっている。
連鎖情報は外部から入力されるコマンドにより各ノード
に夫々設定され、各ノードはこの設定されたリングプロ
テクション情報に基づいてリングプロテクションを実行
する様になっている。
【0009】例えば、ノードaには、ノードID=1と
ノード連鎖情報である(1−4−2−3)なる情報(ノ
ードID=1を始点として各ノードの接続順序がCW方
向にノードIDで連鎖状に示されている)が設定され
る。また、ノードbには、ノードID=4とノード連鎖
情報(4−2−3−1)が、ノードCには、ノードID
=2とノード連鎖情報(2−3−1−4)が、ノードd
には、ノードID=3とノード連鎖情報(3−1−4−
2)が夫々設定される。
ノード連鎖情報である(1−4−2−3)なる情報(ノ
ードID=1を始点として各ノードの接続順序がCW方
向にノードIDで連鎖状に示されている)が設定され
る。また、ノードbには、ノードID=4とノード連鎖
情報(4−2−3−1)が、ノードCには、ノードID
=2とノード連鎖情報(2−3−1−4)が、ノードd
には、ノードID=3とノード連鎖情報(3−1−4−
2)が夫々設定される。
【0010】この状態において、ノードbとノードcと
の間に新たにノードID=8なるノードが追加された場
合には、ノードa〜dのノード連鎖情報の更新及びノー
ドID=8のノードへのノード連鎖情報の設定が必要に
なる。例えば、この場合、ノードaにはノード連鎖情報
(1−4−8−2−3)が外部コマンドにより設定され
ることになる。
の間に新たにノードID=8なるノードが追加された場
合には、ノードa〜dのノード連鎖情報の更新及びノー
ドID=8のノードへのノード連鎖情報の設定が必要に
なる。例えば、この場合、ノードaにはノード連鎖情報
(1−4−8−2−3)が外部コマンドにより設定され
ることになる。
【0011】リングプロテクション情報の残りの1つで
あるスケルチ情報については、リング内の各ノードのク
ロスコネクト接続情報が更新、変更または削除された場
合に、各ノードの管理保持するスケルチ情報の更新が、
ノード毎に外部コマンドを用いて行われる。
あるスケルチ情報については、リング内の各ノードのク
ロスコネクト接続情報が更新、変更または削除された場
合に、各ノードの管理保持するスケルチ情報の更新が、
ノード毎に外部コマンドを用いて行われる。
【0012】ここで、クロスコネクト接続情報とは、各
ノードにおける回線接続情報のことである(英語でいう
CIRCUIT)。例えば、ノードaの時計廻りのライ
ンからの入力をライン1、反時計廻りのラインからの入
力をライン2とすれば、ライン1からの入力信号がノー
ドaをスルーしてライン2側に抜ける信号なのか、また
は、ノードaでドロップされる信号なのかを設定する情
報である。クロスコネクト情報は、パス単位に管理設定
される情報である。
ノードにおける回線接続情報のことである(英語でいう
CIRCUIT)。例えば、ノードaの時計廻りのライ
ンからの入力をライン1、反時計廻りのラインからの入
力をライン2とすれば、ライン1からの入力信号がノー
ドaをスルーしてライン2側に抜ける信号なのか、また
は、ノードaでドロップされる信号なのかを設定する情
報である。クロスコネクト情報は、パス単位に管理設定
される情報である。
【0013】これに対して、スケルチ情報とは、リング
ネットワークにおいて、ノードaのライン1から入力さ
れた信号(パス)がどのノードからアップされ、どのノ
ードでドロップされるかを示す情報である。
ネットワークにおいて、ノードaのライン1から入力さ
れた信号(パス)がどのノードからアップされ、どのノ
ードでドロップされるかを示す情報である。
【0014】言い替えると、クロスコネクト接続情報は
ノード単位の回線管理情報であり、スケルチ情報はリン
グネットワーク単位の回線管理情報である。
ノード単位の回線管理情報であり、スケルチ情報はリン
グネットワーク単位の回線管理情報である。
【0015】BLSR(Bidirectional
Line Switched Ring)では、プロテ
クションを実施するために自ノードID、ノード連鎖情
報、スケルチ情報が必須となる。ノード連鎖情報は、自
ノードIDが設定されてさえいれば、生成可能な情報で
ある。また、同様に、スケルチ情報はクロスコネクト接
続情報が設定されていれば、生成可能な情報である。情
報に違いさえあれ、ノード連鎖情報、スケルチ情報の生
成は同一方式で生成可能となる。
Line Switched Ring)では、プロテ
クションを実施するために自ノードID、ノード連鎖情
報、スケルチ情報が必須となる。ノード連鎖情報は、自
ノードIDが設定されてさえいれば、生成可能な情報で
ある。また、同様に、スケルチ情報はクロスコネクト接
続情報が設定されていれば、生成可能な情報である。情
報に違いさえあれ、ノード連鎖情報、スケルチ情報の生
成は同一方式で生成可能となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図7に示したBLSR
においては、リング内にノードが追加または削除される
ことによってリングのトポロジーが変更になると、各ノ
ードのクロスコネクト接続情報に変更が生じるので、ノ
ード毎に外部コマンドを用いてリングプロテクション情
報の更新処理を行う必要があるという欠点がある。
においては、リング内にノードが追加または削除される
ことによってリングのトポロジーが変更になると、各ノ
ードのクロスコネクト接続情報に変更が生じるので、ノ
ード毎に外部コマンドを用いてリングプロテクション情
報の更新処理を行う必要があるという欠点がある。
【0017】本発明の目的は、リングプロテクション情
報の管理、更新処理を各ノードに設定されている情報に
基づき自動的に行うことが可能なリング伝送路における
プロテクション情報管理システムを提供することであ
る。
報の管理、更新処理を各ノードに設定されている情報に
基づき自動的に行うことが可能なリング伝送路における
プロテクション情報管理システムを提供することであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
ノードが互いにリング状伝送路により接続された通信シ
ステムのプロテクション情報管理システムであって、1
つのノードは、リングプロテクション情報を収集するた
めの収集パケットを発行して他のノードに対して送出す
る手段を有し、前記他のノードの各々は、前記収集パケ
ットの受信に応答して自ノードのリングプロテクション
情報を当該収集パケットに挿入して次段ノードへ送出す
る手段を有し、前記1つのノードは、更に前記収集パケ
ットの受信に応答してこの収集結果である最新のリング
プロテクション情報を他のノードに対して通知するため
の通知パケットを発行して送出する手段を有し、前記他
のノードの各々は、更に前記通知パケットの受信に応答
して前記最新のリングプロテクション情報の更新をなす
手段を有することを特徴とするリング伝送路におけるプ
ロテクション情報管理システムが得られる。
ノードが互いにリング状伝送路により接続された通信シ
ステムのプロテクション情報管理システムであって、1
つのノードは、リングプロテクション情報を収集するた
めの収集パケットを発行して他のノードに対して送出す
る手段を有し、前記他のノードの各々は、前記収集パケ
ットの受信に応答して自ノードのリングプロテクション
情報を当該収集パケットに挿入して次段ノードへ送出す
る手段を有し、前記1つのノードは、更に前記収集パケ
ットの受信に応答してこの収集結果である最新のリング
プロテクション情報を他のノードに対して通知するため
の通知パケットを発行して送出する手段を有し、前記他
のノードの各々は、更に前記通知パケットの受信に応答
して前記最新のリングプロテクション情報の更新をなす
手段を有することを特徴とするリング伝送路におけるプ
ロテクション情報管理システムが得られる。
【0019】
【作用】予め指定された1つのノード(マスタノード)
が定期的にリングプロテクション情報収集バケットを発
行して各ノードへ送出し、この収集パケットを受けた各
ノード(スレーブノード)は自ノードに設定されている
リングプロテクション情報生成へ必要な情報をこの収集
パケットへ挿入し次段ノードへ再送する。そして、全て
のノードにより情報が挿入された収集パケットを受信し
た当該1つのノードは、リングプロテクション情報更新
のための情報を通知する通知パケットをブロードキャス
トにより各ノードへ送出し、各ノードはこの通知を受け
て自ノードのリングプロテクション情報の更新保持を行
うものである。
が定期的にリングプロテクション情報収集バケットを発
行して各ノードへ送出し、この収集パケットを受けた各
ノード(スレーブノード)は自ノードに設定されている
リングプロテクション情報生成へ必要な情報をこの収集
パケットへ挿入し次段ノードへ再送する。そして、全て
のノードにより情報が挿入された収集パケットを受信し
た当該1つのノードは、リングプロテクション情報更新
のための情報を通知する通知パケットをブロードキャス
トにより各ノードへ送出し、各ノードはこの通知を受け
て自ノードのリングプロテクション情報の更新保持を行
うものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0021】図1は本発明の実施例の各ノードのブロッ
ク図であり、トリガ検出部10は外部からのトリガ入力
を検出して収集パケット処理部11に対して起動をかけ
るものである。
ク図であり、トリガ検出部10は外部からのトリガ入力
を検出して収集パケット処理部11に対して起動をかけ
るものである。
【0022】収集パケット処理部11は、この起動に応
答して、リングプロテクション収集のための収集パケッ
トを生成して送出し、また自ノードが発行した収集パケ
ットを受信すると、連鎖情報処理部12に対して起動を
かけるものである。更に、受信した収集パケットが自ノ
ードの発行のものでない場合には、自ノードIDを当該
収集パケットに挿入して次段ノードへ送出するものであ
る。
答して、リングプロテクション収集のための収集パケッ
トを生成して送出し、また自ノードが発行した収集パケ
ットを受信すると、連鎖情報処理部12に対して起動を
かけるものである。更に、受信した収集パケットが自ノ
ードの発行のものでない場合には、自ノードIDを当該
収集パケットに挿入して次段ノードへ送出するものであ
る。
【0023】連鎖情報処理部12は、収集パケット処理
部11からの起動に応答して、連鎖情報を他ノードへ通
知するための通知パケットを生成してブロードキャスト
にて送出し、また受信した通知パケットに挿入されてい
る連鎖情報を検出して連鎖情報格納部13内の連鎖情報
の更新を行うものである。
部11からの起動に応答して、連鎖情報を他ノードへ通
知するための通知パケットを生成してブロードキャスト
にて送出し、また受信した通知パケットに挿入されてい
る連鎖情報を検出して連鎖情報格納部13内の連鎖情報
の更新を行うものである。
【0024】図2は図1の収集パケット処理部11の動
作の詳細を示すフローチャートであり、図4(A)の収
集パケット100の流れと共に説明する。尚、図4
(A)の例では、ノードaがマスタノードであり、他の
ノードb〜dがスレーブノードであることが予め定めら
れているものとする。
作の詳細を示すフローチャートであり、図4(A)の収
集パケット100の流れと共に説明する。尚、図4
(A)の例では、ノードaがマスタノードであり、他の
ノードb〜dがスレーブノードであることが予め定めら
れているものとする。
【0025】マスタノードaにおいては、定期的にトリ
ガが外部より供給される。この定期的トリガに応答して
(21)、マスタノードaの収集パケット処理部11は
連鎖情報生成のためのノードIDを収集するパケット1
00を生成して送出する(22)。
ガが外部より供給される。この定期的トリガに応答して
(21)、マスタノードaの収集パケット処理部11は
連鎖情報生成のためのノードIDを収集するパケット1
00を生成して送出する(22)。
【0026】スレーブノードb〜dの各収集パケット処
理部11は収集パケット100を受信すると(25)、
自ノードIDを収集パケット100の前部から順に挿入
して(26)、下流ノードへ収集パケット100を順次
送出するのである(27)。
理部11は収集パケット100を受信すると(25)、
自ノードIDを収集パケット100の前部から順に挿入
して(26)、下流ノードへ収集パケット100を順次
送出するのである(27)。
【0027】マスタノードaの収集パケット処理部11
では、自ノードが送出した収集パケット100であるこ
とを検出すると(23)、収集結果を連鎖情報処理部1
3へ通知する(24)。尚、パケットが収集パケットで
あるか通知パケットであるか、また自ノード発行か否か
の判断は、各パケットのヘッダ部にそれ等を示す情報を
予め書込んでおくことにより可能である。
では、自ノードが送出した収集パケット100であるこ
とを検出すると(23)、収集結果を連鎖情報処理部1
3へ通知する(24)。尚、パケットが収集パケットで
あるか通知パケットであるか、また自ノード発行か否か
の判断は、各パケットのヘッダ部にそれ等を示す情報を
予め書込んでおくことにより可能である。
【0028】図3は図1の連鎖情報処理部12の動作の
詳細を示すフローチャートであり、図4(B)の通知パ
ケット200の流れと共に説明する。尚、図4(B)の
例では、図4(A)の場合と同様にノードaがマスタノ
ード、ノードb〜dがスレーブノードである。
詳細を示すフローチャートであり、図4(B)の通知パ
ケット200の流れと共に説明する。尚、図4(B)の
例では、図4(A)の場合と同様にノードaがマスタノ
ード、ノードb〜dがスレーブノードである。
【0029】マスタノードaにおいては、連鎖情報処理
部12が収集パケット処理部11より通知を受けると
(31)、収集結果である連鎖情報にて連鎖情報格納部
13の格納情報を更新すると共に、他のスレーブノード
b〜dへこれを通知すべく通知バケット200を生成し
てブロードキャストにて送出する(33)。
部12が収集パケット処理部11より通知を受けると
(31)、収集結果である連鎖情報にて連鎖情報格納部
13の格納情報を更新すると共に、他のスレーブノード
b〜dへこれを通知すべく通知バケット200を生成し
てブロードキャストにて送出する(33)。
【0030】スレーブノードb〜dにおいては、連鎖情
報処理部12が通知バケット200を受信すると(3
4)、この通知パケットに含まれている最新の連鎖情報
を用いて連鎖情報格納部13の格納情報を更新する(3
5)。
報処理部12が通知バケット200を受信すると(3
4)、この通知パケットに含まれている最新の連鎖情報
を用いて連鎖情報格納部13の格納情報を更新する(3
5)。
【0031】マスタノードaにおいて定期的にトリガを
発行するのみで、常に各ノードの連鎖情報が最新のもの
に設定され保存されていることになる。
発行するのみで、常に各ノードの連鎖情報が最新のもの
に設定され保存されていることになる。
【0032】他の情報例として、特定のノードをマスタ
ノードとして予め定めておくことなく、任意のノードに
おいて外部よりトリガを定期的に供給するようにすれ
ば、同様な動作及び効果が得られることになる。
ノードとして予め定めておくことなく、任意のノードに
おいて外部よりトリガを定期的に供給するようにすれ
ば、同様な動作及び効果が得られることになる。
【0033】図5は本発明の別の実施例の動作を説明す
る図であり、ノードbとcとの間で双方向ラインに障害
が発生し、復旧した場合、この復旧タイミングをトリガ
として、ノードb,cが収集パケットの送出を開始する
場合の例である。この例でも、収集が完了すると、ノー
ド連鎖情報通知パケットを各ノードへ通知することにな
る。
る図であり、ノードbとcとの間で双方向ラインに障害
が発生し、復旧した場合、この復旧タイミングをトリガ
として、ノードb,cが収集パケットの送出を開始する
場合の例である。この例でも、収集が完了すると、ノー
ド連鎖情報通知パケットを各ノードへ通知することにな
る。
【0034】図6は本発明の更に他の実施例の動作を説
明する図であり、ノードcにおいて、外部からの入力コ
マンドによりノードIDが登録または更新されたタイミ
ングでトリガ生成し、このトリガ検出に応答してノード
cが収集パケット100を生成送出し、収集結果を連鎖
情報通知パケットで各ノードに通知するものである。
明する図であり、ノードcにおいて、外部からの入力コ
マンドによりノードIDが登録または更新されたタイミ
ングでトリガ生成し、このトリガ検出に応答してノード
cが収集パケット100を生成送出し、収集結果を連鎖
情報通知パケットで各ノードに通知するものである。
【0035】尚、収集パケットの送出トリガとしては、
クロスコネクト接続情報の更新タイミングも当然考えら
れる。また、スケルチ情報の収集の場合は、ノード連鎖
情報に必要なノードIDの収集の代りに各ノードのクロ
スコネクト情報を収集するものであり、収集情報が異な
る以外は、前述の各実施例と同じである。
クロスコネクト接続情報の更新タイミングも当然考えら
れる。また、スケルチ情報の収集の場合は、ノード連鎖
情報に必要なノードIDの収集の代りに各ノードのクロ
スコネクト情報を収集するものであり、収集情報が異な
る以外は、前述の各実施例と同じである。
【0036】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、BLSR
のプロテクションに必要なリングプロテクション情報の
自動生成が可能となり、かつリング内各ノードが管理保
持している情報の定期的整合チェックが可能となるとい
う効果がある。
のプロテクションに必要なリングプロテクション情報の
自動生成が可能となり、かつリング内各ノードが管理保
持している情報の定期的整合チェックが可能となるとい
う効果がある。
【図1】本発明の実施例のノードのブロック図である。
【図2】図1の収集パケット処理部11の動作フロー図
である。
である。
【図3】図1の連鎖情報処理部12の動作フロー図であ
る。
る。
【図4】(A)は本発明の一実施例における収集パケッ
トの送出処理を示す図、(B)は同じく通知パケットの
送出処理を示す図である。
トの送出処理を示す図、(B)は同じく通知パケットの
送出処理を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例の動作を説明する図であ
る。
る。
【図6】本発明の別の実施例の動作を説明する図であ
る。
る。
【図7】従来のリングシステムのリングプロテクション
情報管理システムを説明する図である。
情報管理システムを説明する図である。
a〜d ノード 10 トリガ検出部 11 収集パケット処理部 12 連鎖情報処理部 13 連鎖情報格納部
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のノードが互いにリング状伝送路に
より接続された通信システムのプロテクション情報管理
システムであって、 1つのノードは、リングプロテクション情報を収集する
ための収集パケットを発行して他のノードに対して送出
する手段を有し、 前記他のノードの各々は、前記収集パケットの受信に応
答して自ノードのリングプロテクション情報を当該収集
パケットに挿入して次段ノードへ送出する手段を有し、 前記1つのノードは、更に前記収集パケットの受信に応
答してこの収集結果である最新のリングプロテクション
情報を他のノードに対して通知するための通知パケット
を発行して送出する手段を有し、 前記他のノードの各々は、更に前記通知パケットの受信
に応答して前記最新のリングプロテクション情報の更新
をなす手段を有することを特徴とするリング伝送路にお
けるプロテクション情報管理システム。 - 【請求項2】 前記1つのノードは予め定められたマス
タノードであり、前記他のノードはスレーブノードであ
ることを特徴とする請求項1記載のリング伝送路におけ
るプロテクション情報管理システム。 - 【請求項3】 前記1つのノードは、外部よりトリガ供
給を受けたノードであり、このトリガ供給に応答して前
記収集パケットを発行して他のノードに対して送出する
よう構成されていることを特徴とする請求項1または2
記載のリング伝送路におけるプロテクション情報管理シ
ステム。 - 【請求項4】 前記トリガは定期的に発行されるように
なっていることを特徴とする請求項3記載のリング伝送
路におけるプロテクション情報管理システム。 - 【請求項5】 前記トリガは、障害の復旧やリングプロ
テクション情報変更命令に応答して生成されることを特
徴とする請求項3記載のリング伝送路におけるプロテク
ション情報管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154384A JP2687883B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | リング伝送路におけるプロテクション情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6154384A JP2687883B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | リング伝送路におけるプロテクション情報管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0823342A true JPH0823342A (ja) | 1996-01-23 |
JP2687883B2 JP2687883B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=15582963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6154384A Expired - Lifetime JP2687883B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | リング伝送路におけるプロテクション情報管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2687883B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019667A1 (fr) * | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede et systeme servant a detecter la defaillance d'un reseau annulaire |
US6885676B2 (en) | 1999-12-08 | 2005-04-26 | Nec Corporation | Broadcasting control system and method in ATM ring network |
JP2009284486A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Hangzhou H3C Technologies Co Ltd | リングネットワークルーティング方法およびリングネットワークノード |
WO2020240811A1 (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 株式会社エニイワイヤ | 短絡位置検出システム |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879871A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | 東芝セラミツクス株式会社 | スピネル・炭化珪素系耐火物 |
JPS58177055A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | 環状回線網加入方法 |
JPS6055755A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-04-01 | Mitsubishi Electric Corp | ル−プ伝送装置 |
JPH01171343A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Shikoku Nippon Denki Software Kk | ループ型ネットワークシステムの接続順調査方式 |
JPH0213871A (ja) * | 1988-04-08 | 1990-01-18 | Varian Assoc Inc | 分散集中静電容量観察コイル用二重同調回路 |
JPH03232339A (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-16 | Nec Corp | データ伝送装置のヘルスチェック方式 |
JPH03259644A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-19 | Hitachi Ltd | ネットワーク管理方式 |
JPH053486A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Nec Corp | データ伝送システム |
JPH0583280A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | ネツトワーク監視方式 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP6154384A patent/JP2687883B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5879871A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-13 | 東芝セラミツクス株式会社 | スピネル・炭化珪素系耐火物 |
JPS58177055A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-17 | Mitsubishi Electric Corp | 環状回線網加入方法 |
JPS6055755A (ja) * | 1983-09-06 | 1985-04-01 | Mitsubishi Electric Corp | ル−プ伝送装置 |
JPH01171343A (ja) * | 1987-12-25 | 1989-07-06 | Shikoku Nippon Denki Software Kk | ループ型ネットワークシステムの接続順調査方式 |
JPH0213871A (ja) * | 1988-04-08 | 1990-01-18 | Varian Assoc Inc | 分散集中静電容量観察コイル用二重同調回路 |
JPH03232339A (ja) * | 1990-02-07 | 1991-10-16 | Nec Corp | データ伝送装置のヘルスチェック方式 |
JPH03259644A (ja) * | 1990-03-09 | 1991-11-19 | Hitachi Ltd | ネットワーク管理方式 |
JPH053486A (ja) * | 1991-06-25 | 1993-01-08 | Nec Corp | データ伝送システム |
JPH0583280A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | ネツトワーク監視方式 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000019667A1 (fr) * | 1998-09-28 | 2000-04-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Procede et systeme servant a detecter la defaillance d'un reseau annulaire |
US6885676B2 (en) | 1999-12-08 | 2005-04-26 | Nec Corporation | Broadcasting control system and method in ATM ring network |
JP2009284486A (ja) * | 2008-05-20 | 2009-12-03 | Hangzhou H3C Technologies Co Ltd | リングネットワークルーティング方法およびリングネットワークノード |
WO2020240811A1 (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 株式会社エニイワイヤ | 短絡位置検出システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2687883B2 (ja) | 1997-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU751936B2 (en) | Transmitter-based path protection switching in a ring network | |
US6246667B1 (en) | Backwards-compatible failure restoration in bidirectional multiplex section-switched ring transmission systems | |
US5636203A (en) | Method and system for identifying fault locations in a communications network | |
EP2458797B1 (en) | Method, device and system for updating ring network topology information | |
JP3195461B2 (ja) | リングノード | |
US20040114530A1 (en) | Topology discovery in a dual ring network | |
JPH0758765A (ja) | リング網のノード間情報収集方式 | |
JP2005260927A (ja) | イーサネット自動保護スイッチング | |
WO1999011090A1 (en) | Protection switching trigger generation | |
JPH0795225A (ja) | 双方向リングネットワーク制御方式 | |
US6895024B1 (en) | Efficient implementation of 1+1 port redundancy through the use of ATM multicast | |
US7391720B1 (en) | Local span mesh restoration (LSMR) | |
JP4427079B2 (ja) | 光ネットワークアプリケーション用のスケルチテーブルの自動更新 | |
JP2687883B2 (ja) | リング伝送路におけるプロテクション情報管理システム | |
US6560245B1 (en) | Telecommunications system | |
US7355967B2 (en) | Transmission device | |
JP2001016240A (ja) | 光リングネットワーク | |
JP2000341309A (ja) | Sdh伝送ネットワーク | |
KR100298968B1 (ko) | 링 전송시스템의 일반화된 결정성 스퀠칭 | |
JP3505406B2 (ja) | リングネットワークシステムおよび伝送装置 | |
JP4447429B2 (ja) | ネットワークノード監視経路復旧方法及び伝送装置 | |
JP2003520525A (ja) | 通信ネットワークの分散復旧方法とシステム | |
JP2882338B2 (ja) | 片方向パス切替リングのパス選択方式 | |
JPH10322377A (ja) | リング形パス選択方式 | |
JP3787810B2 (ja) | リング伝送システムのスケルチ方法 |