JP2000341309A - Sdh伝送ネットワーク - Google Patents

Sdh伝送ネットワーク

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JP2000341309A
JP2000341309A JP11153039A JP15303999A JP2000341309A JP 2000341309 A JP2000341309 A JP 2000341309A JP 11153039 A JP11153039 A JP 11153039A JP 15303999 A JP15303999 A JP 15303999A JP 2000341309 A JP2000341309 A JP 2000341309A
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JP11153039A
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Seiji Fukunaga
誠二 福永
Tatsuo Yamazaki
達夫 山崎
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NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易にクロスコネクト情報の設定変更が実現
でき、かつ、クロスコネクト情報の設定変更に際して回
線サービスに問題を生じさせないようにする。 【解決手段】 抽出回路61は、受信したSTMフレー
ム信号におけるSOHのあらかじめ決められた領域内の
フラグ情報の抽出を行う。挿入回路62は、SOHのあ
らかじめ決められた領域内にフラグ情報を挿入する。制
御回路63は、抽出されたフラグ情報が自NEに対する
要求であるか否かの判断を行い、他のNEに対する要求
であった場合には、フラグ情報をバイパスして隣接する
NEに送出する制御を行う。フラグ情報が自NEに対す
る要求であることを検知すると、そのフラグ情報に設定
されている使用クロスコネクト情報番号に従ってクロス
コネクト情報の変更処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング構成のSD
H伝送ネットワークに関し、特に、クロスコネクト情報
の変更が容易なSDH伝送ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】同期伝送ハイアラーキ(SDH)方式で
リング構成されたネットワークにおいて、各ノード(ネ
ットワークエレメント)はクロスコネクト部を含む。ク
ロスコネクト部は、所望のパス間のクロスコネクト処理
を行う。多数のネットワークエレメントを含むネットワ
ークでは、各ネットワークエレメントにおいて、伝送路
の障害や回線の増加等に伴って、クロスコネクト情報の
変更、追加、削除等が行われる場合がある。
【0003】クロスコネクト情報を簡便に変更する方法
として、オペレータが各ネットワークエレメントのクロ
スコネクト情報の設定を変更する方法がある。また、リ
ングネットワークにおいて、クロスコネクト情報を変更
する方法として、STM(Synchronous T
ransfer Module)フレーム信号を用いる
方法も提案されている。
【0004】その方法では、STMフレーム信号に、受
信した信号を分岐させるか通過させるかを示す情報を含
むヘッダを設け、各ネットワークエレメントは、信号中
のクロスコネクト情報によって、自局が中継局か終端局
かを識別してクロスコネクト設定を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オペレータが各ネット
ワークエレメントのクロスコネクト情報の設定を変更す
る方法では、全く同時に設定変更を行うのは困難である
から、各ネットワークエレメントにおける設定タイミン
グに時間差が生じてしまう。すると、設定変更の時間差
に起因して回線サービスに問題が生ずる可能性がある。
また、STMフレーム信号中のクロスコネクト情報によ
ってクロスコネクト情報の設定変更を行う方法は、ネッ
トワーク内で閉じたパスを持つシステムにしか適用でき
ない。すなわち、運用中のネットワークに対する複数の
ネットワークエレメントの増設や新規に連結されたリン
グネットワークに起因するクロスコネクト情報の設定変
更には適用できない。
【0006】本発明は、そのような課題を解決するため
のものであって、クロスコネクト情報の設定変更に際し
て回線サービスに問題を生じさせることを回避でき、か
つ、簡易にクロスコネクト情報の設定変更が実現できる
SDH伝送ネットワークを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるSDH伝送
ネットワークは、複数のネットワークエレメントがリン
グ状に接続されたSDH伝送ネットワークであって、各
ネットワークエレメントは、セクションオーバヘッドの
あらかじめ決められた領域に設定されているフラグ情報
をモニタし、フラグ情報が自装置に対するものであって
新たなクロスコネクト情報の設定を指示している場合に
は指示に応じてクロスコネクト情報を設定し、フラグ情
報が自装置に対するものでない場合にはフラグ情報を隣
接するネットワークエレメントにバイパスする制御手段
を含むことを特徴とする。
【0008】フラグ情報は、例えば、送信元ネットワー
クエレメント番号、送信先ネットワークエレメント番
号、使用クロスコネクト情報番号、および設定状態情報
を含み、各ネットワークエレメントは、複数のクロスコ
ネクト設定情報を記憶する情報格納部を有し、制御手段
は、フラグ情報における使用クロスコネクト情報番号に
対応したクロスコネクト設定情報を用いてクロスコネク
ト情報を設定するように構成されていてもよい。このよ
うな構成によれば、制御手段は、直ちに新たなクロスコ
ネクト情報を決定することができる。
【0009】複数のネットワークエレメントのうちの任
意の1つがマスタネットワークエレメントに割り当てら
れ、マスタネットワークエレメントは、入力手段と、入
力手段にネットワークエレメントのクロスコネクト情報
の設定指示が入力されると、その設定指示に応じた使用
クロスコネクト情報番号、自装置を示す番号を設定した
送信元ネットワークエレメント番号、クロスコネクト情
報設定対象のネットワークエレメントを示す番号を設定
した送信先ネットワークエレメント番号、および有効で
あることを示す設定状態情報を含むフラグ情報を隣接す
るネットワークエレメントに送出するフラグ情報送出手
段とを有するように構成されていてもよい。このような
構成によれば、オペレータは、任意のマスタネットワー
クエレメントから一括してネットワークエレメントのク
ロスコネクト情報の変更を行うことができる。その結
果、オペレータによる設定の時間差は生じない。
【0010】制御手段は、例えば、受信したセクション
オーバヘッド中のフラグ情報を抽出する抽出回路と、セ
クションオーバヘッドにフラグ情報を挿入する挿入回路
と、抽出されたフラグ情報中の送信先ネットワークエレ
メント番号が自装置を示し、かつ、設定状態情報が有効
であることを示している場合には情報格納部から該当す
るクロスコネクト設定状態情報を取り出すとともに、フ
ラグ情報中の送信先ネットワークエレメント番号が自装
置を示していない場合にはフラグ情報をそのまま挿入回
路に出力する制御回路とを備えた構成とされる。
【0011】そのような構成では、制御回路は、情報格
納部から該当するクロスコネクト設定情報を取り出して
クロスコネクト情報の設定処理を行った場合には、フラ
グ情報中の設定状態情報に設定完了を示す情報を設定し
て挿入回路に出力する。
【0012】また、マスタネットワークエレメントのフ
ラグ情報送出手段は、各ネットワークエレメントのクロ
スコネクト情報を変更する必要がない場合には設定状態
情報に無効を示す情報を設定するように構成されていて
もよい。このような構成によれば、各ネットワークエレ
メントが常時マスタ情報をモニタしている場合に、設定
状態情報が無効となっているフラグ情報を受信したとき
にはクロスコネクト情報をいじらず、その設定が維持さ
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明が適用されるSD
H伝送ネットワークの一構成例を示すシステム構成図で
ある。ネットワークマネジメントシステム(NMS)1
は、ネットワーク全体のクロスコネクト情報(Xc情
報)を有する情報格納部11を含む。ネットワーク内の
各ネットワークエレメント(NE)2〜5は、クロスコ
ネクト情報(Xc情報)を有する情報格納部21〜51
を含む。
【0014】NE2〜5は、STMフレーム信号をやり
とりするケーブルでリング状に接続されている。また、
この例では、NMS1は、NE2にLAN接続されてい
る。NMS1が有する各NE2〜5に関するXc情報
は、それぞれ、あらかじめ各NE2〜5にダウンロード
されている。すなわち、各NE2〜5は、自装置の情報
格納部11〜51において自装置用のXc情報を保持し
ている。各NE2〜5におけるXc情報は、システム構
成の変更に応じて生じうる各種のクロスコネクト設定情
報の集まりである。
【0015】図2は、NMS1と接続するNE2におけ
るフラグ情報のやりとりの例を示す説明図である。フラ
グ情報には、送信元NE番号、送信先NE番号、使用ク
ロスコネクト情報番号および設定状態が含まれる。使用
クロスコネクト情報番号は、Xc情報中の1つのクロス
コネクト設定情報を指定するための情報である。図2に
示すように、NE2は、複数個のフラグ情報を異なる経
路から得ることが可能である。
【0016】フラグ情報は、隣接するNEを介して得ら
れる情報であり、セクションオーバヘッド(SOH)の
あらかじめ決められた特定の領域に設定される情報であ
る。マスタNEとされるNEは、オペレータからの指示
を入力するための入力手段と、入力手段から入力された
指示に従ってフラグ情報を作成して出力するフラグ情報
送出手段を有する。なお、図2における矢印22〜25
は隣接するNEとのSOHのやりとりを示し、矢印2
6,27はNMS1との情報のやりとりを示すものであ
って、物理的なケーブルを示しているわけではない。
【0017】図3は、NMS1に接続されていないNE
3におけるフラグ情報のやりとりの例を示す説明図であ
る。NE3は、複数個のフラグ情報を外部から得ること
が可能である。なお、図3にはNE3が示されている
が、NE4,5の構成も同じであり、同様に複数個のフ
ラグ情報を外部から得ることができる。また、図3にお
ける矢印33〜36は隣接するNEとのSOHのやりと
りをものであって、物理的なケーブルを示しているわけ
ではない。
【0018】図4は、各NEの内部構成例を示すブロッ
ク図である。抽出回路61は、受信したSTMフレーム
信号におけるSOHのあらかじめ決められた領域内のフ
ラグ情報の抽出を行う。挿入回路62は、SOHのあら
かじめ決められた領域内にフラグ情報を挿入する。制御
回路63は、抽出されたフラグ情報が自NEに対する要
求であるか否かの判断を行い、他のNEに対する要求で
あった場合には、フラグ情報をバイパスして隣接するN
Eに送出する制御を行う。フラグ情報が自NEに対する
要求であるか否かは、フラグ情報に含まれる送信先NE
情報によって判断される。なお、図4における矢印7
1,72,76,77は隣接するNEとのSOHのやり
とりをものであって、物理的なケーブルを示しているわ
けではない。
【0019】各NEにおいて、情報格納部にはあらかじ
めクロスコネクト構成情報64が格納されている。クロ
スコネクト構成情報64は、n個のクロスコネクト情報
ブロックで構成されている。各クロスコネクト情報ブロ
ックには、異なるクロスコネクト設定情報(Xc情報#
1〜Xc情報n)が格納されている。なお、クロスコネ
クト構成情報64は、例えば、あらかじめNMS1から
各NEにダウンロードされる。ただし、各NEに対する
クロスコネクト構成情報64の設定は、他の手段によっ
ても可能である。
【0020】次に動作について説明する。ここでは、N
E2がマスタNEであるとして説明を行うが、マスタN
Eをネットワーク中の任意のNEに割り当てることが可
能である。マスタNEであるNE2は、図2に示された
矢印22,24の経路に対して、フラグ情報をSOHの
あらかじめ決められた特定の領域を用いて常時出力して
いる。ただし、通常は、NE2のフラグ情報送出手段
は、フラグ情報における設定情報を「無効」に設定して
いる。
【0021】オペレータは、ネットワーク内の各NEの
クロスコネクト情報の変更が必要になると、マスタNE
であるNE2において、変更指示操作を行う。変更指示
操作は、例えば、各NEにおける新たなクロスコネクト
設定情報に対応した番号を入力する操作である。
【0022】オペレータの操作に応じて、NE2は、使
用クロスコネクト情報番号を含み、送信元NE番号を自
装置番号とし、送信先NE番号をクロスコネクト情報の
変更が必要であるNEの装置番号とし、設定情報を「有
効」としたフラグ情報を、矢印22,24の経路のうち
の一方で、隣接するNEに対して送出する。
【0023】各NEにおいて、図4に示された制御回路
63は、SOHのフラグ情報を常時モニタしている。例
えば、図3に示されたNEでは、矢印33,35の経路
からのフラグ情報を常にモニタしている。そして、一方
の経路からのフラグ情報において設定情報が「有効」に
なっていることを検知すると、そのフラグ情報に設定さ
れている使用クロスコネクト情報番号に従ってクロスコ
ネクト情報の変更処理が行われる。
【0024】フラグ情報を受信したNEにおいて、制御
回路63は、抽出回路61が抽出したフラグ情報が自N
E宛のものであるか否か判定し、他のNE宛のものであ
った場合には、フラグ情報をバイパスして隣接するNE
に送出する。フラグ情報が自NE宛のものであった場合
には、フラグ情報中の設定情報が「有効」であるか否か
判定する。設定情報が「有効」であったときには、フラ
グ情報中の使用クロスコネクト情報番号を取り出し、そ
の使用クロスコネクト情報番号に対応したクロスコネク
ト設定情報を情報格納部から取り出す。そして、クロス
コネクト設定情報を新たなクロスコネクト情報として自
装置に設定する。
【0025】設定完了後、制御回路63は、フラグ情報
を書き換えて設定完了をNE2に通知する。すなわち、
送信元NE番号を自装置番号とし、送信先NE番号をマ
スタNEであるNE2の装置番号とし、設定情報を「設
定完了」としたフラグ情報を、挿入回路62に出力す
る。挿入回路62は、そのようなフラグ情報をSOHに
挿入し隣接するNEに対して送出する。
【0026】NE2は、設定情報が「設定完了」となっ
たフラグ情報を受信すると、送出フラグ情報の設定情報
を「無効」にする。よって、以後、ネットワークを流れ
るフラグ情報において設定情報が「無効」になるので、
各NEにおいてクロスコネクト設定が維持される。な
お、フラグ情報の書き換えが可能なNEは、マスタNE
とクロスコネクト情報の変更対象である送信先のNEで
ある。
【0027】各NEは、フラグ情報のループを回避する
ために、受信したフラグ情報における送信元NE番号が
自装置の番号と一致した場合には、そのフラグ情報を廃
棄する。また、設定情報が「無効」となったフラグ情報
は、各NEにおいて受信されると廃棄されるようにして
もよい。その場合、ルーティング制御によってバイパス
されるフラグ情報は、設定情報が「有効」になっている
ものと「設定完了」になっているものに限定される。
【0028】次に、新規に連結を増設したリングネット
ワークに対するクロスコネクト情報の設定方法について
図5を参照して説明する。図5において、NE12〜N
E15を含むネットワークが、既存のNE2〜5を含む
ネットワークに連結されたとする。NE12〜NE15
は、Xc情報を格納する情報格納部121〜151を有
し、各情報格納部121〜151には、情報格納部に
は、あらかじめ図4に示されたようなクロスコネクト構
成情報64が格納されている。
【0029】図6は、図5に示されたNE5におけるフ
ラグ情報のルーティング制御を示す説明図である。NE
5は、矢印52で示された経路から受信したフラグ情報
が自装置宛のものではない場合、フラグ情報を矢印55
および矢印57の経路にバイパスする。なお、矢印52
〜57はSOHのやりとりの方向を示すものであって、
物理的なケーブルを示すものではない。
【0030】それぞれのNE12〜15のクロスコネク
ト構成情報64における各クロスコネクト情報ブロック
には、それぞれのNE12〜15に応じたクロスコネク
ト設定情報(Xc情報#1〜Xc情報n)が格納されて
いる。なお、クロスコネクト構成情報64を、例えば、
あらかじめNMS1から各NE12〜15にダウンロー
ドしてもよいし、他の手段によってもよい。
【0031】各NE12〜15は、STMでの接続によ
ってSOH内のフラグ情報のモニタを開始する。マスタ
NEをNE2であるとする。例えば、NE13のクロス
コネクト情報の設定に際して、オペレータは、マスタN
EであるNE2において、NE13のクロスコネクト情
報設定指示操作を行う。
【0032】オペレータの操作に応じて、NE2は、使
用クロスコネクト情報番号を含み、送信元NE番号を自
装置番号とし、送信先NE番号をNE13の装置番号と
し、設定情報を「有効」としたフラグ情報を、隣接する
NE5に対して送出する。NE5は、フラグ情報を受信
すると、そのフラグ情報が他NE宛であることを判断
し、隣接する2つのNE4,13に対してフラグ情報を
バイパスするルーティング制御を行う。
【0033】NE13は、フラグ情報が自装置宛である
ことを判定し、フラグ情報に含まれる使用クロスコネク
ト情報番号に該当するクロスコネクト設定情報を情報格
納部から取り出す。そして取り出したクロスコネクト設
定情報を自装置のクロスコネクト情報として設定する。
そして、クロスコネクト情報の変更が完了したことを示
す「設定完了」が設定情報に設定されたフラグ情報をN
E2宛に送出する。
【0034】以上のように、上記の実施の形態では、S
OHのフラグ情報をモニタする機構が各NEに設けられ
ている。従って、STM接続されているNE間で閉じた
パスが存在していなくても、各NEは、SOHをモニタ
することによってクロスコネクト設定情報に関するやり
とりを行うことができる。すなわち、NE間で閉じたパ
スが存在していなくても、任意のNE(マスタNE)か
ら他のNEに対してクロスコネクト設定指示やクロスコ
ネクト変更指示を行うことができる。
【0035】従来のSTMフレーム信号中の情報でクロ
スコネクト情報の設定や変更を行う方法ではNE間で閉
じたパスが存在していない場合にはクロスコネクト情報
の設定や変更を行うことができず、その結果運用中のネ
ットワークに対して複数のNEを増設するときや新規に
リングネットワークを連結するときには、追加された各
NEに対するクロスコネクト情報の設定を行うことがで
きなかった。そのために、回線の増設時などに、現用の
サービスを中断してパスを再設定する等の処理を行う必
要があった。しかし、上記の実施の形態では、運用中の
ネットワークに対して増設された複数のNEに対しても
クロスコネクト情報の設定を行うことができるので、回
線の増設時などに、現用サービスを中断することなくク
ロスコネクト情報の設定を行うことができる。
【0036】また、上記の実施の形態では、クロスコネ
クト情報の変更は、運用中のSOHにおけるあらかじめ
決められた領域であるフラグ情報に含まれる使用クロス
コネクト情報番号によって行われるので、複数のNEに
おけるクロスコネクト情報を変更する場合でも、各NE
間での情報設定時刻のずれを小さくすることができる。
【0037】さらに、各NEのクロスコネクト情報の変
更を、任意に割り当てることが可能なマスタNEから一
括して行うことができる。よって、オペレータの作業工
程を低減することができる。なお、オペレータがNMS
1において各ネットワークエレメントのクロスコネクト
情報の設定変更を行い、変更後のクロスコネクト情報を
各ネットワークエレメントにダウンロードする方法と比
べても、複数のNEにおけるクロスコネクト情報を変更
する際の各NE間での情報設定時刻のずれは小さくな
り、回線サービスに対する影響を小さくすることができ
る。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、SDH伝送ネットワー
クを、各ネットワークエレメントが、セクションオーバ
ヘッドのあらかじめ決められた領域に設定されているフ
ラグ情報をモニタし、フラグ情報が自装置に対するもの
であって新たなクロスコネクト情報の設定を指示してい
る場合には指示に応じてクロスコネクト情報を設定し、
フラグ情報が自装置に対するものでない場合にはフラグ
情報を隣接するネットワークエレメントにバイパスする
ように構成したので、簡易にクロスコネクト情報の設定
変更が実現でき、かつ、クロスコネクト情報の設定変更
に際して回線サービスに問題を生じさせることがないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されるSDH伝送ネットワーク
の一構成例を示すシステム構成図である。
【図2】 NMSと接続するNEにおけるフラグ情報の
やりとりの例を示す説明図である。
【図3】 NMSに接続されていないNEにおけるフラ
グ情報のやりとりの例を示す説明図である。
【図4】 各NEの内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図5】 連結が増設されたリングネットワークを示す
システム構成図である。
【図6】 図5に示されたNE5におけるフラグ情報の
ルーティング制御を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ネットワークマネジメントシステム(NMS) 2,3,4,5,12,13,14,15 ネットワー
クエレメント(NE) 11,21,31,41,51,121,131,14
1,151 情報格納部 61 抽出回路 62 挿入回路 63 制御回路 64 クロスコネクト構成情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 達夫 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA14 CC06 KK01 LL02 MM08 QQ01 SS24 TT01 5K031 AA08 AA12 AA14 CB12 EB08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のネットワークエレメントがリング
    状に接続されたSDH伝送ネットワークにおいて、 各ネットワークエレメントは、セクションオーバヘッド
    のあらかじめ決められた領域に設定されているフラグ情
    報をモニタし、フラグ情報が自装置に対するものであっ
    て新たなクロスコネクト情報の設定を指示している場合
    には指示に応じてクロスコネクト情報を設定し、フラグ
    情報が自装置に対するものでない場合にはフラグ情報を
    隣接するネットワークエレメントにバイパスする制御手
    段を含むことを特徴とするSDH伝送ネットワーク。
  2. 【請求項2】 フラグ情報は、送信元ネットワークエレ
    メント番号、送信先ネットワークエレメント番号、使用
    クロスコネクト情報番号、および設定状態情報を含み、 各ネットワークエレメントは、複数のクロスコネクト設
    定情報を記憶する情報格納部を有し、制御手段は、フラ
    グ情報における使用クロスコネクト情報番号に対応した
    クロスコネクト設定情報を用いてクロスコネクト情報を
    設定する請求項1記載のSDH伝送ネットワーク。
  3. 【請求項3】 複数のネットワークエレメントのうちの
    1つがマスタネットワークエレメントに割り当てられ、 マスタネットワークエレメントは、入力手段と、入力手
    段にネットワークエレメントのクロスコネクト情報の設
    定指示が入力されると、その設定指示に応じた使用クロ
    スコネクト情報番号、自装置を示す番号を設定した送信
    元ネットワークエレメント番号、クロスコネクト情報設
    定対象のネットワークエレメントを示す番号を設定した
    送信先ネットワークエレメント番号、および有効である
    ことを示す設定状態情報を含むフラグ情報を隣接するネ
    ットワークエレメントに送出するフラグ情報送出手段と
    を有する請求項2記載のSDH伝送ネットワーク。
  4. 【請求項4】 制御手段は、受信したセクションオーバ
    ヘッド中のフラグ情報を抽出する抽出回路と、セクショ
    ンオーバヘッドにフラグ情報を挿入する挿入回路と、抽
    出されたフラグ情報中の送信先ネットワークエレメント
    番号が自装置を示し、かつ、設定状態情報が有効である
    ことを示している場合には情報格納部から該当するクロ
    スコネクト設定状態情報を取り出すとともに、フラグ情
    報中の送信先ネットワークエレメント番号が自装置を示
    していない場合にはフラグ情報をそのまま挿入回路に出
    力する制御回路とを備えた請求項2または請求項3記載
    のSDH伝送ネットワーク。
  5. 【請求項5】 制御回路は、情報格納部から該当するク
    ロスコネクト設定情報を取り出してクロスコネクト情報
    の設定処理を行った場合には、フラグ情報中の設定状態
    情報に設定完了を示す情報を設定して挿入回路に出力す
    る請求項4記載のSDH伝送ネットワーク。
  6. 【請求項6】 マスタネットワークエレメントのフラグ
    情報送出手段は、各ネットワークエレメントのクロスコ
    ネクト情報を変更する必要がない場合には設定状態情報
    に無効を示す情報を設定する請求項5記載のSDH伝送
    ネットワーク。
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