JP2009182551A - 無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラム - Google Patents

無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークにおいて、相互にクロスコネクト情報を利用することができない。
【解決手段】異なるハイアラーキの通信網(例えば同期(SDH)網と非同期(PDH)網)が混在するネットワークに接続される無線伝送装置であって、無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号(例えば送信SDH信号)のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力し、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号(例えば受信SDH信号)のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する制御手段を少なくとも備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラムに関する。特に、同期(SDH:Synchronous Digital Hierarchy)網と非同期(PDH:Plesiochronous Digital Hierarchy)網とが混在するネットワークで利用される無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラムに関する。
従来、クロスコネクト機能を持つSDH伝送装置で構成されたリングネットワークにおいて、SDH信号のオーバーヘッド領域は、各ノードにクロスコネクト情報を転送する目的で用いられている。
SDH信号のオーバーヘッド領域の利用に関して、例えば、特開2000−341309号公報には、SDH信号のSOH(Section Overhead)にフラグ情報を多重し、各NE(Network Element)へ転送する技術が記載されている。このフラグ情報は、NE番号やネットワーク番号、クロスコネクト情報等のNE情報を含んでおり、各NEはフラグ情報が自NEに対する要求であることを検知すると、そのフラグ情報に従ってクロスコネクト情報の変更処理を行う。
特開2000−341309号公報
このように、本発明に関連するクロスコネクト機能を持つSDH伝送装置は、SDH信号のSOH領域にクロスコネクト情報を多重しているため、クロスコネクト情報は、SDH信号を扱う同期(SDH)網のみに適用可能となる。そのため、同期(SDH)網と非同期(PDH)網とが混在するネットワークにおいて、非同期(PDH)網ではクロスコネクト情報を利用することができないという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークにおいて、相互にクロスコネクト情報を利用可能にする無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の無線伝送装置は、異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークに接続される無線伝送装置であって、無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力し、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する制御手段を少なくとも備えるものである。
また、本発明の無線伝送方法は、異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークにおける無線伝送方法であって、無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する第1の処理と、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する第2の処理と、を少なくとも行うものである。
また、本発明の制御プログラムは、異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークに接続される無線伝送装置で動作する制御プログラムであって、コンピュータを、無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力し、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する制御手段、として機能させるものである。
本発明の無線伝送装置及び無線伝送方法並びに制御プログラムによれば、異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークにおいて、相互にクロスコネクト情報を利用可能にすることができる。
その理由は、無線信号の送信時には、入力信号からクロスコネクト情報を分離し、無線フレームのオーバーヘッド領域に多重して送信する制御を行うからである。また、無線信号の受信時には、無線フレームのオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、出力信号に多重する制御を行うからである。
本発明による無線伝送装置は、同期(SDH)網と非同期(PDH)網とが混在するネットワークにおいて、無線信号の送信時には、入力されたSDH信号のPOH領域からクロスコネクト情報を分離し、分離したクロスコネクト情報を無線フレームのオーバーヘッド領域に多重して無線伝送路に送信する制御を行う。また、無線信号の受信時には、入力された無線フレームのオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、分離したクロスコネクト情報をSDH信号のPOH領域に多重して出力する制御を行う。
この制御を行う制御手段は、例えば、分離手段と、クロスコネクト処理手段と、クロスコネクト制御手段と、多重手段と、無線手段などで実現することができ、各手段は、ハードウェア又はソフトウェアとして構成することができる。
分離手段は、第1及び第2の実施例における無線フレーム分離回路、第1の実施例におけるSDHデマッピング回路、第2の実施例におけるPDHインタフェース回路などである。この分離手段は、無線信号の送信時には、入力されたSDH信号をデータ領域のデータ信号とオーバーヘッド領域のPOH信号とに分離して出力する。また、無線信号の受信時には、入力された無線フレーム信号をデータ領域のデータ信号とオーバーヘッド領域の無線オーバーヘッド信号とに分離して出力する。
クロスコネクト制御手段は、第1及び第2の実施例におけるクロスコネクト制御回路などである。このクロスコネクト制御手段は、無線信号の送信時には、入力されたPOH信号からクロスコネクト情報を分離し、クロスコネクト情報を用いてクロスコネクト処理手段を制御すると共に、抽出したクロスコネクト情報を多重して無線オーバーヘッド信号を出力する。また、無線信号の受信時には、入力された無線オーバーヘッド信号からクロスコネクト情報を分離し、クロスコネクト情報を用いてクロスコネクト処理手段を制御すると共に、抽出したクロスコネクト情報を多重してPOH信号を出力する。
クロスコネクト処理手段は、第1及び第2の実施例におけるクロスコネクト処理回路などである。このクロスコネクト処理手段は、クロスコネクト制御手段の制御に基づいて、入力されたデータ信号をクロスコネクトし、クロスコネクトデータ信号として出力する。
多重手段は、第1及び第2の実施例における無線フレーム多重回路、第1の実施例におけるSDHマッピング回路、第2の実施例におけるPDHインタフェース回路などである。この多重手段は、無線信号の送信時には、入力されたクロスコネクトデータ信号を無線フレームのデータ領域に多重し、入力された無線オーバーヘッド信号をオーバーヘッド領域に多重する。また、無線信号の受信時には、入力されたクロスコネクトデータ信号をSDH信号のデータ領域に多重し、入力されたPOH信号をオーバーヘッド領域に多重する。
無線手段は、第1及び第2の実施例における無線送信回路及び無線受信回路などである。この無線手段は、無線信号の送信時には、無線フレーム信号を変調して無線信号として出力し、無線信号の受信時には、無線信号を復調して無線フレーム信号として出力する。
このような手段を用いて、SDH信号のPOH領域に多重された情報を無線フレームのオーバーヘッド領域に多重することにより、同期(SDH)網の無線伝送装置でも非同期(PDH)網の無線伝送装置でもクロスコネクト情報を利用することが可能になる。以下、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の第1の実施例の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施例の無線伝送装置の構成を示すブロック図である。
本実施例の無線伝送装置は、SDHデマッピング回路10と、クロスコネクト処理回路11と、クロスコネクト制御回路12と、無線フレーム多重回路13と、無線送信回路14と、無線受信回路15と、無線フレーム分離回路16と、SDHマッピング回路17と、を含む。
SDHデマッピング回路10は、VC(Virtual Container)レイヤの情報を所定単位の情報に分解する処理(デマッピング処理と呼ぶ。)を行う手段である。ここでは、SDH入力コネクタ1から入力された送信SDH信号1aを規格で定められるVC−12レベルまで分解し、送信データ信号1bと送信POH信号1cとに分離する。
クロスコネクト処理回路11は、伝送路間の接続を制御する処理(クロスコネクト処理と呼ぶ。)を行う手段である。ここでは、クロスコネクト制御回路12からのクロスコネクト制御信号1dに従って、送信データ信号1b及び受信データ信号1mのクロスコネクト処理を行う。
クロスコネクト制御回路12は、クロスコネクト情報の抽出及びクロスコネクト処理回路11の制御を行う手段である。ここでは、送信POH信号1c及び受信無線オーバーヘッド信号1nからクロスコネクト情報を分離し、クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号1dを生成する。クロスコネクト情報とは、クロスコネクトの接続先と接続元の装置番号及びチャネル番号を記載した情報である。
無線フレーム多重回路13は、無線フレームに信号を多重する手段である。ここでは、無線フレームのデータ領域に送信クロスコネクトデータ信号1eを多重し、無線フレームのオーバーヘッド領域に送信無線オーバーヘッド信号1fを多重する。
無線送信回路14は、無線送信を実現する手段であり、送信無線フレーム信号1gに対して変調処理を行い、送信無線信号1hを無線伝送路へ出力する。なお、無線送信回路14は2方向の無線送信機能を有するものとしてもよい。
無線受信回路15は、無線受信を実現する手段であり、無線伝送路から入力された受信無線信号1jを受信し、復調処理を行う。なお、無線受信回路15は無線送信回路14と同様に2方向の無線受信機能を有するものとしてもよい。
無線フレーム分離回路16は、無線フレームから信号を分離する手段である。ここでは、入力された受信無線フレーム信号1kをETSI(欧州通信規格協会)が策定した規格で定められる2MbpsのE1単位に分離し、受信データ信号1mと受信無線オーバーヘッド信号1nとに分離する。
SDHマッピング回路17は、所定単位の情報をVCに収容する処理(マッピングと呼ぶ。)を行う手段である。ここでは、SDH信号のデータ領域に受信クロスコネクトデータ信号1pを多重し、SDH信号のオーバーヘッド領域に受信POH信号1qを多重する。
図2は、上記クロスコネクト制御回路12の詳細構成を示すブロック図である。クロスコネクト制御回路12は、パスオーバーヘッド分離回路20と、無線オーバーヘッド分離回路21と、オペレータ入力回路22と、クロスコネクト制御信号生成回路23と、無線オーバーヘッド多重回路24と、パスオーバーヘッド多重回路25と、を含む。
パスオーバーヘッド分離回路20は、送信POH信号1cからクロスコネクト情報を分離し、送信SDHクロスコネクト情報信号2aを出力する手段である。無線オーバーヘッド分離回路21は、受信無線オーバーヘッド信号1nからクロスコネクト情報を分離し、受信無線クロスコネクト情報信号2bを出力する手段である。オペレータ入力回路22は、クロスコネクト制御回路12の入力インタフェースである。
クロスコネクト制御信号生成回路23は、送信SDHクロスコネクト情報信号2a及び受信無線クロスコネクト情報信号2bから接続先装置番号及びチャネル番号を抽出し、クロスコネクト制御信号1dを生成すると共に、送信無線クロスコネクト情報信号2d及び受信SDHクロスコネクト情報信号2eを生成する手段である。また、クロスコネクト制御信号生成回路23は、無線信号の受信時には、抽出した接続先装置番号と自装置の装置番号との照合を行う。
無線オーバーヘッド多重回路24は、送信無線クロスコネクト情報信号2dを多重して送信無線オーバーヘッド信号1fを出力する手段である。パスオーバーヘッド多重回路25は、受信SDHクロスコネクト情報信号2eを多重して受信POH信号1qを出力する手段である。
なお、図1及び図2では、上記各手段を回路として構成しているが、コンピュータを、上記各手段として機能させる制御プログラムとして構成し、該制御プログラムを無線伝送装置上で動作させてもよい。
次に、図1の回路の動作について図を参照して説明する。
まず、送信SDH信号1aがSDHコネクタ1から入力されてから、送信無線信号1hが無線伝送路へ送信されるまでの動作について説明する。
SDHデマッピング回路10は、SDHコネクタ1より入力された送信SDH信号1aからクロック信号の抽出を行い、送信SDH信号1aを分解する。そして、SDHデマッピング回路10は、SDH信号のデータ領域を送信データ信号1bとしてクロスコネクト処理回路11へ出力する。また、SDH信号のPOH領域を送信POH信号1cとしてクロスコネクト制御回路12へ出力する。
クロスコネクト制御回路12は、SDHデマッピング回路10より入力された送信POH信号1cからクロスコネクト情報を分離し、クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号1dを生成し、クロスコネクト処理回路11へ出力する。また、送信無線オーバーヘッド信号1fを生成し、無線フレーム多重回路13へ出力する。
クロスコネクト処理回路11は、クロスコネクト制御回路12より入力されたクロスコネクト制御信号1dに基づいて、SDHデマッピング回路10より入力された送信データ信号1bに対してクロスコネクト処理を行う。そして、送信クロスコネクトデータ信号1eとして無線フレーム多重回路13へ出力する。
無線フレーム多重回路13は、クロスコネクト処理回路11より入力された送信クロスコネクトデータ信号1eを無線フレームのデータ領域に多重する。また、クロスコネクト制御回路12より入力された送信無線オーバーヘッド信号1fを無線フレームのオーバーヘッド領域に多重する。そして、送信無線フレーム信号1gを無線送信回路14へ出力する。
無線送信回路14は、無線フレーム多重回路13より入力された送信無線フレーム信号1gを変調し、送信無線信号1hを無線伝送路へ出力する。
次に、受信無線信号1jが無線伝送路から受信されてから、受信SDH信号1rがSDH出力コネクタ2へ出力されるまでの動作について説明する。
無線受信回路15は、無線伝送路から受信無線信号1jを受信して復調し、受信無線フレーム信号1kを無線フレーム分離回路16へ出力する。
無線フレーム分離回路16は、無線受信回路15より入力された受信無線フレーム信号1kを分離する。そして、無線フレーム分離回路16は、無線フレームのデータ領域を受信データ信号1mとしてクロスコネクト処理回路11へ出力する。また、無線フレームのオーバーヘッド領域を受信無線オーバーヘッド信号1nとしてクロスコネクト制御回路12へ出力する。
クロスコネクト制御回路12は、無線フレーム分離回路16より入力された受信無線オーバーヘッド信号1nからクロスコネクト情報を分離し、クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号1dを生成し、クロスコネクト処理回路11へ出力する。また、受信POH信号1qを生成し、SDHマッピング回路17へ出力する。
クロスコネクト処理回路11は、クロスコネクト制御回路12より入力されたクロスコネクト制御信号1dに基づいて、無線フレーム分離回路16より入力された受信データ信号1mに対してクロスコネクト処理を行う。そして、受信クロスコネクトデータ信号1pをSDHマッピング回路17へ出力する。
SDHマッピング回路17は、クロスコネクト処理回路11より入力された受信クロスコネクトデータ信号1pをSDH信号のデータ領域に多重する。また、SDHマッピング回路17は、クロスコネクト制御回路12より入力された受信POH信号1qをSDH信号のオーバーヘッド領域に多重する。そして、SDHマッピング回路17は、受信SDH信号1rをSDH出力コネクタ2へ出力する。
次に、クロスコネクト処理回路11及びクロスコネクト制御回路12の動作を含めたクロスコネクト処理の流れについて、図1、図3乃至図5を参照して説明する。
なお、本実施例では、一例として、図5に示すように無線伝送装置をリング状に接続した非同期(PDH)網の無線ネットワーク構成とする。図5に示す5a、5b、5c、5dはSDHインタフェースコネクタを示しており、500、501、502、503は無線伝送路を示している。また、50、51、52、53は図1に示す無線伝送装置を示している。また、図5では、本実施例の一例としてクロスコネクト処理により接続されている信号を実線及び点線で示している。
また、本実施例ではクロスコネクト情報に多重される接続先の装置番号及びチャネル番号により、同期(SDH)網又は非同期(PDH)網へのクロスコネクト処理を判断する。ここで、クロスコネクト情報に多重されるチャネル番号は、SDHデマッピング回路10又はSDHマッピング回路17でSDH信号にデマッピング/マッピング処理されるVC−12のチャネル番号か、無線フレーム多重回路13又は無線フレーム分離回路16で無線フレームに多重/分離されるE1信号のチャネル番号である。
まず、SDHデマッピング回路10より出力される送信データ信号1b及び送信POH信号1cに関する処理について、図1、図2、図3及び図5を用いて説明する。本動作は、図5の無線伝送装置50及び52、53の実線で示されている動作を表している。
まず、クロスコネクト制御回路12(パスオーバーヘッド分離回路20)は、SDHデマッピング回路10より入力された送信POH信号1cから、VC−12ごとのクロスコネクト情報を抽出する(ステップA1)。
次に、クロスコネクト制御回路12(クロスコネクト制御信号生成回路23)は、クロスコネクト情報から接続先の装置番号及びチャネル番号を抽出し、確認する。そして、クロスコネクト制御回路12(クロスコネクト制御信号生成回路23)は、接続先の装置番号及びチャネル番号に基づいてクロスコネクト制御信号1dを生成し、クロスコネクト処理回路11に出力する。また、クロスコネクト制御回路12(無線オーバーヘッド多重回路24)は、分離したクロスコネクト情報を多重して送信無線オーバーヘッド信号1fとして無線フレーム多重回路13に出力する(ステップA2)。
次に、クロスコネクト処理回路11は、クロスコネクト制御信号1dに基づいて、送信データ信号1bを、送信クロスコネクトデータ信号1eとして、非同期(PDH)網へクロスコネクト処理を行い、送信クロスコネクトデータ信号1eを無線フレーム多重回路13に出力する(ステップA3)。
次に、無線フレーム多重回路13は、無線フレームのデータ領域に、送信クロスコネクトデータ信号1eとして、VC−12のデータ領域に多重された送信データ信号1bを多重する。また、無線フレーム多重回路13は、無線フレームのオーバーヘッド領域に、送信無線オーバーヘッド信号1fとして、VC−12のPOH領域に多重された送信POH信号1cを多重する(ステップA4)。
続いて、無線フレーム分離回路16より出力される受信データ信号1m及び受信無線オーバーヘッド信号1nに関する処理について、図1、図2、図4及び図5を用いて説明する。
まず、クロスコネクト制御回路12(無線オーバーヘッド分離回路21)は、無線フレーム分離回路16より入力された受信無線オーバーヘッド信号1nから、無線フレームに多重されたE1チャネルごとのクロスコネクト情報を分離する。そして、クロスコネクト制御回路12(クロスコネクト制御信号生成回路23)は、クロスコネクト情報から接続先の装置番号及びチャネル番号を抽出する(ステップB1)。
次に、クロスコネクト制御回路12(クロスコネクト制御信号生成回路23)は、ステップB1にて抽出した接続先の装置番号及びチャネル番号と自装置の装置番号の照合を行う(ステップB2)。
次に、ステップB1にて抽出した接続先の装置番号と自装置の装置番号とが一致した場合、クロスコネクト制御信号生成回路23は、クロスコネクト制御信号1dを生成してクロスコネクト処理回路11に出力する。クロスコネクト処理回路11は、受信データ信号1mを受信クロスコネクトデータ信号1pとして同期(SDH)網にクロスコネクト処理を行い、受信クロスコネクトデータ信号1pをSDHマッピング回路17に出力する。また、クロスコネクト制御回路12(パスオーバーヘッド多重回路25)は、分離したクロスコネクト情報を多重して受信POH信号1qとしてSDHマッピング回路17に出力する(ステップB3)。
次に、SDHマッピング回路17は、VC−12のデータ領域に、受信クロスコネクトデータ信号1pとして、無線フレームのデータ領域に多重された受信データ信号1mを多重する。また、SDHマッピング回路17は、VC−12のPOH領域に、受信POH信号1qとして、無線フレームのオーバーヘッド領域に多重された受信無線オーバーヘッド信号1nを多重する(ステップB4)。本動作は、図5の無線伝送装置50及び52、53の実線で示される動作を表している。
また、ステップB2にて抽出したクロスコネクト情報の接続先の装置番号と自装置の装置番号とが不一致の場合、クロスコネクト制御信号生成回路23は、クロスコネクト制御信号1dを生成してクロスコネクト処理回路11に出力する。クロスコネクト処理回路11は、受信データ信号1mを送信クロスコネクトデータ信号1eとして非同期(PDH)網へクロスコネクト処理を行う(ステップB5)。
次に、無線フレーム多重回路13は、無線フレームのデータ領域に、送信クロスコネクトデータ信号1eとして、受信データ信号1mを多重する。また、無線フレームのオーバーヘッド領域に、送信無線オーバーヘッド信号1fとして、受信無線オーバーヘッド信号1nを多重する(ステップB6)。そして、無線送信回路14は、送信無線信号1hを他の無線伝送装置へ転送し、送信無線信号1hを受信した他の無線伝送装置で同様の処理が行われる。本動作は、図5の無線伝送装置51の実線で示される動作を表している。
以上、本実施例によれば、SDHのインタフェースを持つ非同期(PDH)網の無線伝送装置において、SDH信号のPOH領域に多重されたクロスコネクト情報を廃棄することなく、無線対向局への転送が可能になる。その理由は、SDH信号のPOH領域に多重された信号を無線フレームのオーバーヘッド領域に多重することにより、無線対向局の無線伝送装置でもSDH信号のPOH領域に多重された信号を受信できるためである。
また、自局の無線伝送装置において対向局の無線伝送装置と接続される無線フレームに多重されたE1チャネルのクロスコネクト情報の把握が可能になる。その理由は、無線フレームのオーバーヘッド領域に無線フレームに多重されたE1チャネルごとのクロスコネクト情報を多重することにより、自局の無線伝送装置でも対向局の無線伝送装置のクロスコネクト情報を受信できるためである。
また、各無線伝送装置において自動でクロスコネクトの設定が可能になる。その理由は、SDH信号のPOH領域及び無線フレームのオーバーヘッド領域にVC−12又は無線フレームに多重されたE1チャネルごとのクロスコネクトの接続先と接続元の装置番号及びチャネル番号を記載したクロスコネクト情報を多重する。そして、各無線伝送装置にて受信したクロスコネクト情報の照合を行うことにより、自動でクロスコネクトの設定が可能になるためである。
また、各無線伝送装置においてクロスコネクトの誤接続確認が可能になる。その理由は、SDH信号のPOH領域及び無線フレームのオーバーヘッド領域にVC−12又は無線フレームに多重されたE1チャネルごとのクロスコネクトの接続先と接続元の装置番号及びチャネル番号を記載したクロスコネクト情報を多重する。そして、各無線伝送装置にて受信したクロスコネクト情報の照合を行うことにより、VC−12又は無線フレームに多重されたE1チャネルごとにクロスコネクトの誤接続確認が可能になるためである。
次に、本発明の第2の実施例について、図6を用いて説明する。
図6を参照すると、第2の実施例の無線伝送装置は、図1で示されているSDHデマッピング回路10及びSDHマッピング回路17がPDHインタフェース回路60、67に変更されている。
PDHインタフェース回路60では、入力された送信PDH信号6aに対してインタフェース変換を行い、図1の送信データ信号1bと同レベルの信号を生成する。また、PDHインタフェース回路67では、図1の受信クロスコネクトデータ信号1pと同レベルの信号をインタフェース変換し、受信PDH信号6rを出力する。なお、本図で示している61、62、63、64、65、66は、図1の11、12、13、14、15、16と同様の機能を有している。
このように本実施例では、第1の実施例と同様に、クロスコネクト制御回路62で生成されたクロスコネクト情報が、無線フレームのオーバーヘッド領域に多重されて無線対向局へ転送され、無線対向局は、無線フレームのオーバーヘッド領域に多重されたクロスコネクト情報をクロスコネクト制御回路62にて処理する。このため、自局の無線伝送装置において対向局の無線伝送装置におけるクロスコネクト情報の把握及び設定変更が可能になる。
なお、無線伝送装置の各手段及びクロスコネクト制御回路の各手段の構成は例示であり、同様の処理が可能であれば、任意に統合/分離することができる。例えば、SDHデマッピング回路と無線フレーム分離回路とを分離手段として統合したり、SDHデマッピング回路とSDHマッピング回路とを分離/多重手段として統合するなど、適宜変更可能である。
また、上記各実施例では、同期(SDH)網と非同期(PDH)網とが混在するネットワークに接続される無線伝送装置に関して記載したが、本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、オーバーヘッド領域に記載される情報が異なる複数のネットワークに接続される無線伝送装置に対して同様に適用することができる。
本発明は、同期(SDH)網と非同期(PDH)網とが混在するネットワークに接続される無線伝送装置に限らず、データ形式の異なる複数の通信網が混在するネットワークに接続される任意の無線伝送装置に利用可能である。
本発明の第1の実施例に係る無線伝送装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る無線伝送装置のクロスコネクト制御回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る無線伝送装置の送信時の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る無線伝送装置の受信時の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る無線伝送装置のネットワーク構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る無線伝送装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 SDH入力コネクタ
1a 送信SDH信号
1b、6b 送信データ信号
1c、6c 送信POH信号
1d、6d クロスコネクト制御信号
1e、6e 送信クロスコネクトデータ信号
1f、6f 送信無線オーバーヘッド信号
1g、6g 送信無線フレーム信号
1h、6h 送信無線信号
1j、6j 受信無線信号
1k、6k 受信無線フレーム信号
1m、6m 受信データ信号
1n、6n 受信無線オーバーヘッド信号
1p、6p 受信クロスコネクトデータ信号
1q、6q 受信POH信号
1r 受信SDH信号
2 SDH出力コネクタ
2a 送信SDHクロスコネクト情報信号
2b 受信無線クロスコネクト情報信号
2c オペレータ制御信号
2d 送信無線クロスコネクト情報信号
2e 受信無線クロスコネクト情報信号
5a、5b、5c、5d SDHインタフェースコネクタ
6a 送信PDH信号
6r 受信PDH信号
10 SDHデマッピング回路
11、61 クロスコネクト処理回路
12、62 クロスコネクト制御回路
13、63 無線フレーム多重回路
14、64 無線送信回路
15、65 無線受信回路
16、66 無線フレーム分離回路
17 SDHマッピング回路
20 パスオーバーヘッド分離回路
21 無線オーバーヘッド分離回路
22 オペレータ入力回路
23 クロスコネクト制御信号生成回路
24 無線オーバーヘッド多重回路
25 パスオーバーヘッド多重回路
50、51、52、53 無線伝送装置
60 PDHインタフェース回路
67 PDHインタフェース回路
500、501、502、503 無線伝送路

Claims (26)

  1. 異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークに接続される無線伝送装置であって、
    無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力し、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する制御手段を少なくとも備えることを特徴とする無線伝送装置。
  2. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、同期(SDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、SDH信号であることを特徴とする請求項1に記載の無線伝送装置。
  3. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、非同期(PDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、PDH信号であることを特徴とする請求項1に記載の無線伝送装置。
  4. 前記クロスコネクト情報は、無線信号の送信時に、前記SDH信号のPOH(Path Overhead)領域から分離され、無線信号の受信時に、前記SDH信号のPOH領域に多重されることを特徴とする請求項2に記載の無線伝送装置。
  5. 前記SDH信号は、データ領域とPOH(Path Overhead)領域に分離され、
    前記POH領域は、前記クロスコネクト情報を多重または分離し、
    前記データ領域は、クロスコネクトされるデータ信号を多重または分離することを特徴とする請求項2に記載の無線伝送装置。
  6. 前記送信無線フレーム信号は、第1のデータ領域と第1のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の送信時に、前記第1のデータ領域にクロスコネクトされるデータ信号が多重され、前記第1のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報が多重され、
    前記受信無線フレーム信号は、第2のデータ領域と第2のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の受信時に、前記第2のデータ領域から前記データ信号が分離され、前記第2のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報が分離されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の無線伝送装置。
  7. 前記制御手段は、
    無線信号の送信時に、送信SDH信号を前記データ領域の送信データ信号と前記POH領域の送信POH信号とに分離して出力し、無線信号の受信時に、前記受信無線フレーム信号を前記第2のデータ領域の受信データ信号と前記第2のオーバーヘッド領域の受信無線オーバーヘッド信号とに分離して出力する分離手段と、
    前記送信POH信号及び前記受信無線オーバーヘッド信号から前記クロスコネクト情報を分離し、前記クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号を出力する共に、送信無線オーバーヘッド信号及び受信POH信号を出力するクロスコネクト制御手段と、
    前記クロスコネクト制御信号に基づいて、送信データ信号及び前記受信データ信号のクロスコネクト処理を行い、送信クロスコネクトデータ信号及び受信クロスコネクトデータ信号を出力するクロスコネクト処理手段と、
    無線信号の送信時に、前記送信無線フレーム信号の前記第1のデータ領域に前記送信クロスコネクトデータ信号を多重し、前記第1のオーバーヘッド領域に前記送信無線オーバーヘッド信号を多重して出力し、無線信号の受信時に、受信SDH信号の前記データ領域に前記受信クロスコネクトデータ信号を多重し、前記POH領域に前記受信POH信号を多重して出力する多重手段と、を少なくとも備えることを特徴とする請求項6に記載の無線伝送装置。
  8. 前記クロスコネクト制御手段は、
    前記送信POH信号及び前記受信無線オーバーヘッド信号から前記クロスコネクト情報を分離するオーバーヘッド分離手段と、
    前記クロスコネクト情報から接続先の装置番号及びチャネル番号を抽出し、前記接続先の装置番号及びチャネル番号に基づいて前記クロスコネクト制御信号を生成するクロスコネクト制御信号生成手段と、を少なくとも備えることを特徴とする請求項7に記載の無線伝送装置。
  9. 前記クロスコネクト制御信号生成手段は、無線信号の受信時に、前記接続先の装置番号と自装置の装置番号とを照合し、一致しない場合に、前記多重手段に前記送信無線オーバーヘッド信号を出力し、
    前記クロスコネクト処理手段は、前記多重手段に前記送信クロスコネクトデータ信号を出力することを特徴とする請求項8に記載の無線伝送装置。
  10. 前記制御手段は、前記送信POH信号からVC−12レベルの前記クロスコネクト情報を抽出し、前記受信無線オーバーヘッド信号からE1チャネルごとの前記クロスコネクト情報を抽出することを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の無線伝送装置。
  11. 異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークにおける無線伝送方法であって、
    無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する第1の処理と、
    無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する第2の処理と、を少なくとも行うことを特徴とする無線伝送方法。
  12. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、同期(SDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、SDH信号であることを特徴とする請求項11に記載の無線伝送方法。
  13. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、非同期(PDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、PDH信号であることを特徴とする請求項11に記載の無線伝送方法。
  14. 前記クロスコネクト情報は、無線信号の送信時に、前記SDH信号のPOH(Path Overhead)領域から分離され、無線信号の受信時に、前記SDH信号のPOH領域に多重されることを特徴とする請求項12に記載の無線伝送方法。
  15. 前記SDH信号は、データ領域とPOH(Path Overhead)領域に分離され、
    前記POH領域は、前記クロスコネクト情報を多重または分離し、
    前記データ領域は、クロスコネクトされるデータ信号を多重または分離することを特徴とする請求項12に記載の無線伝送方法。
  16. 前記送信無線フレーム信号は、第1のデータ領域と第1のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の送信時に、前記第1のデータ領域にクロスコネクトされるデータ信号が多重され、前記第1のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報が多重され、
    前記受信無線フレーム信号は、第2のデータ領域と第2のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の受信時に、前記第2のデータ領域から前記データ信号が分離され、前記第2のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報が分離されることを特徴とする請求項11乃至15のいずれかに記載の無線伝送方法。
  17. 前記第1の処理は、
    送信SDH信号を前記データ領域の送信データ信号と前記POH領域の送信POH信号とに分離して出力する第1のステップと、
    前記送信POH信号から前記クロスコネクト情報を分離し、前記クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号を出力する共に、送信無線オーバーヘッド信号を出力する第2のステップと、
    前記クロスコネクト制御信号に基づいて、前記送信データ信号のクロスコネクト処理を行い、送信クロスコネクトデータ信号を出力する第3のステップと、
    前記送信無線フレーム信号の前記第1のデータ領域に前記送信クロスコネクトデータ信号を多重し、前記第1のオーバーヘッド領域に前記送信無線オーバーヘッド信号を多重して出力する第4のステップと、を含み、
    前記第2の処理は、
    前記受信無線フレーム信号を前記第2のデータ領域の受信データ信号と前記第2のオーバーヘッド領域の受信無線オーバーヘッド信号とに分離して出力する第5のステップと、
    前記受信無線オーバーヘッド信号から前記クロスコネクト情報を分離し、前記クロスコネクト情報に基づいてクロスコネクト制御信号を出力する共に、受信POH信号を出力する第6のステップと、
    前記クロスコネクト制御信号に基づいて、前記受信データ信号のクロスコネクト処理を行い、受信クロスコネクトデータ信号を出力する第7のステップと、
    受信SDH信号の前記データ領域に前記受信クロスコネクトデータ信号を多重し、前記POH領域に前記受信POH信号を多重して出力する第8のステップと、を含むことを特徴とする請求項16に記載の無線伝送方法。
  18. 前記第2のステップ及び前記第6のステップは、
    前記送信POH信号及び前記受信無線オーバーヘッド信号から前記クロスコネクト情報を分離する分離ステップと、
    前記クロスコネクト情報から接続先の装置番号及びチャネル番号を抽出し、前記接続先の装置番号及びチャネル番号に基づいて前記クロスコネクト制御信号を生成する制御ステップと、を含むことを特徴とする請求項17に記載の無線伝送方法。
  19. 前記制御ステップでは、無線信号の受信時に、前記接続先の装置番号と自装置の装置番号とを照合し、
    前記接続先の装置番号と前記自装置の装置番号とが一致しない場合は、
    前記第6のステップでは、前記送信無線オーバーヘッド信号を出力し、
    前記第7のステップでは、前記送信クロスコネクトデータ信号を出力し、
    前記第8のステップでは、前記送信無線フレーム信号の前記第1のデータ領域に前記送信クロスコネクトデータ信号を多重し、前記第1のオーバーヘッド領域に前記送信無線オーバーヘッド信号を多重して出力することを特徴とする請求項18に記載の無線伝送方法。
  20. 前記第1の処理では、前記送信POH信号からVC−12レベルの前記クロスコネクト情報を抽出し、前記第2の処理では、前記受信無線オーバーヘッド信号からE1チャネルごとの前記クロスコネクト情報を抽出することを特徴とする請求項17乃至19のいずれかに記載の無線伝送方法。
  21. 異なるハイアラーキの通信網が混在するネットワークに接続される無線伝送装置で動作する制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    無線信号の送信時に、入力された送信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域からクロスコネクト情報を分離し、送信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力し、無線信号の受信時に、入力された受信無線フレーム信号のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報を分離し、受信ハイアラーキ信号のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報を多重して出力する制御手段、として機能させることを特徴とする制御プログラム。
  22. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、同期(SDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、SDH信号であることを特徴とする請求項21に記載の制御プログラム。
  23. 前記異なるハイアラーキの通信網の一つが、非同期(PDH)網であり、前記ハイアラーキ信号が、PDH信号であることを特徴とする請求項21に記載の制御プログラム。
  24. 前記クロスコネクト情報は、無線信号の送信時に、前記SDH信号のPOH(Path Overhead)領域から分離され、無線信号の受信時に、前記SDH信号のPOH領域に多重されることを特徴とする請求項22に記載の制御プログラム。
  25. 前記SDH信号は、データ領域とPOH(Path Overhead)領域に分離され、
    前記POH領域は、前記クロスコネクト情報を多重または分離し、
    前記データ領域は、クロスコネクトされるデータ信号を多重または分離することを特徴とする請求項22に記載の制御プログラム。
  26. 前記送信無線フレーム信号は、第1のデータ領域と第1のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の送信時に、前記第1のデータ領域にクロスコネクトされるデータ信号が多重され、前記第1のオーバーヘッド領域に前記クロスコネクト情報が多重され、
    前記受信無線フレーム信号は、第2のデータ領域と第2のオーバーヘッド領域に分離され、無線信号の受信時に、前記第2のデータ領域から前記データ信号が分離され、前記第2のオーバーヘッド領域から前記クロスコネクト情報が分離されることを特徴とする請求項21乃至25のいずれかに記載の制御プログラム。
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