JPH1023053A - 非同期(pdh)サブネットワークを含む同期(sdh)ネットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置 - Google Patents

非同期(pdh)サブネットワークを含む同期(sdh)ネットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置

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JPH1023053A
JPH1023053A JP8176512A JP17651296A JPH1023053A JP H1023053 A JPH1023053 A JP H1023053A JP 8176512 A JP8176512 A JP 8176512A JP 17651296 A JP17651296 A JP 17651296A JP H1023053 A JPH1023053 A JP H1023053A
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    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
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    • HELECTRICITY
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    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期網(SDH)におけるパス・スイッチ・
リング制御装置に関し、特に同期網(SDH)に非同期
(PDH)サブネットワークが含まれる場合に後者で発
生した障害を救済するパス・スイッチ・リング制御装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 前記装置は、入力されるPDH信号を監
視してそのPDH信号の品質の劣化を検出すると送信ア
ラーム信号を作成する送信アラーム検出部、前記送信ア
ラーム検出部からの送信アラーム信号のパスオーバヘッ
ド情報を生成するパスオーバヘッド生成部、そして前記
パスオーバヘッド生成部で生成されたパスオーバヘッド
情報をマッピング後のSDH信号のパスオーバヘッドに
挿入するパスオーバヘッド挿入部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SDH網(SD
H: Synchronous Digital Hierarchy )によるパス・ス
イッチ・リング(PSR: Path Switch Ring)方式に関
し、特に前記SDH伝送網にPDH網(PDH: Presio
chronous Digital Hierarchy)によるPDHサブネット
ワークを接続する場合に、前記PDHサブネットワーク
で発生した障害を救済できるパス・スイッチ・リング制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SDH伝送網においては、回線障害等を
救済するために信号伝送ラインを冗長構成とするMSP
(Multiplex Section Protection) 方式や、伝送路をリ
ング状に構成しVC (Virtual Container)パスで冗長性
を持たせるパススイッチリング方式(PSR)が用いら
れている。いずれの方式も伝送路の障害に対してサービ
スを継続するための方式であり、例えば前者のMSP方
式は大都市間を結ぶリニアな基幹系光ネットワークを構
築する場合に用いられ、また後者のPSR方式はその都
市内での複雑な伝送を行うネットワークに用いられる。
【0003】パス・スイッチ・リング・ネットワークで
は、例えばリング伝送路上でSDHインタフェースポイ
ントを備えた2つのネットワーク・エメント(NE)
a,bがそれぞれのSDHインタフェースポイントを介
してサービスを提供する場合、送信側のNEaは受信側
のNEbへ向かう時計回り及び反時計回りの両方のVC
パス上に同じ信号を送出し、また受信側のNEbでは前
記両方向から与えられる信号の何れかをパス・スイッチ
機能を使って例えば両者の回線品質の比較から高品質な
ものを選択する。この場合、一方の伝送路上(時計回り
又は反時計回り)で回線障害が発生しても、受信側のN
Ebでは前記パス・スイッチ(PSW)機能を使っても
う一方の正常な伝送路を選択するためサービスが継続さ
れる。
【0004】SDHフレームは、ディジタル信号を多重
化・クロスコネクティングする上での基本的な処理対象
であり、9オクテットのセクションオーバヘッド(SO
H)と261オクテットの仮想コンテナ(VC)からな
る。従来のパス・スイッチ・リング(PSR)方式は、
例えば仮想コンテナ4(VC−4)のパス・オーバーヘ
ッド(POH)に含まれる回線品質モニター用パリティ
ーバイト(B3)、パストレースバイト(J1)、そし
てシグナルラベルバイト(C2)を監視することで回線
品質が良好な側のパスを選択していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記リ
ング・ネットワークではサービスアクセスポイント以外
でのパス・スイッチ機能を用いたVCパスの終端は許さ
れていないことから、第1の問題点として、SDHリン
グ・ネットワークの冗長ルート(時計回り又は反時計回
り)の一部として既存のPDHネットワークを使用した
り、また前記冗長ルートを別のネットワークサプライヤ
ーのPDHネットワークに接続するような場合に、その
PDHネットワーク内で発生した障害がSDHネットワ
ーク側では検出できないという問題があった。この場合
にはSDHネットワーク側で適切なパスの選択が行われ
ず、サービス断が発生する。
【0006】また、第2の問題点として、前記PDHサ
ブネットワークにさらにクロス・コネクト装置(PDH
DXC: PDH Digital Exchange)が存在する場合には、
そのクロス・コネクト装置でパス設定誤りが発生する
と、その誤接続によって誤った信号がSDHネットワー
ク側のサービスアクセスポイントに与えられ、そのため
上記障害の検出が一層困難となるという問題があった。
【0007】さらに、第3の問題点として、前記PDH
サブネットワークにさらにSDHリング・サブネットワ
ークが内包的に接続されている場合には、PDHサブネ
ットワーク上で障害が発生すると前記障害信号がSDH
リング・サブネットワークの時計回り及び反時計回りの
両方に送出されるため、その受信側のネットワーク・エ
メント(NE)において各方向からの信号遅延によって
不必要なパス・スイッチング(PSW)や上位装置への
そのイベント通知等が発生するという問題があった。
【0008】さらにまた、第4の問題点として、SDH
ネットワークとPDHサブネットワークとの接続によっ
てその間を通過するパスにはPDH/SDH多重・分離
の際のマッピング/デマッピング・ジッタが発生し、そ
れが累積されて回線品質が劣化するという問題があっ
た。
【0009】そこで本発明の目的は、上記各問題点に鑑
み、PDHのサブネットワークを含むSDHリングネッ
トワークにおいてPDHサブネットワークで上記のよう
な障害が発生した場合でもサービスを救済し、また上記
不必要なパス切替え動作を抑止し、さらに上記回線品質
の劣化の影響を回避するために、回線の正常時は自動的
にPDHサブネットワークを含まない側のパスを選択す
るSDHネットワークにおけるパス・スイッチ・リング
制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、PDHサブネ
ットワークを含むSDHネットワークにおけるパス・ス
イッチ・リング制御装置であって、前記装置は、前記S
DHネットワークとインタフェースする双方向の2つの
SDHインタフェース部、前記2つのSDHインタフェ
ース部で受信されたSDH信号が入力され、その内の何
れか1つを選択して出力するパススイッチング部、前記
パススイッチング部からのSDH信号をPDH信号にデ
マッピングし、そのPDH信号を出力する受信側機能
部、そして入力されたPDH信号をSDH信号にマッピ
ングし、そのSDH信号を前記2つのSDHインタフェ
ース部に送信信号として与える送信側機能部を基本的な
構成要素として備える。
【0011】本発明によれば、前記送信側機能部は、前
記入力されるPDH信号を監視してそのPDH信号の品
質の劣化を検出すると送信アラーム信号を作成する送信
アラーム検出部、前記送信アラーム検出部からの送信ア
ラーム信号のパスオーバヘッド情報を生成するパスオー
バヘッド生成部、そして前記パスオーバヘッド生成部で
生成されたパスオーバヘッド情報を前記マッピング後の
SDH信号のパスオーバヘッドに挿入するパスオーバヘ
ッド挿入部を有する。
【0012】前記送信側機能部は、さらに前記入力され
たPDH信号のフレーム信号の中から所定のトレースデ
ータを挿入したビット位置を検出し、そのトレースデー
タの読み込みタイミングを生成するフレーム検出部、そ
して前記フレーム検出部からのトレースデータ読み込み
タイミングに従って前記トレースデータを読み込み、そ
のトレースデータとトレースデータ受信期待値とを比較
して、それらが不一致のときに不一致アラーム信号を出
力するパストレース部を有し、前記送信アラーム検出部
は、さらに前記パストレース部からの前記不一致アラー
ム信号を含む前記送信アラーム信号を作成する。
【0013】前記パストレース部は、前記トレースデー
タとトレースデータ受信期待値との比較に代えて前記ト
レースデータをそのまま出力し、そして前記パスオーバ
ヘッド生成部は、前記パストレース部からのトレースデ
ータ及び前記送信アラーム信号のパスオーバヘッド情報
を生成する。また、前記パスオーバヘッド生成部は、さ
らに前記PDHサブネットワーク通過の判断のためのパ
ススイッチ機能有効メッセージが設定され、そのパスス
イッチ機能有効メッセージのパスオーバヘッド情報を生
成する。
【0014】また本発明によれば、前記パススイッチン
グ部は、前記2つのSDHインタフェース部で受信され
た各SDH信号のいずれか一方を選択するパススイッチ
部、前記2つのSDHインタフェース部で受信された各
SDH信号のパスオーバヘッドを監視し、前記PDHサ
ブネットワーク上のPDH信号の品質劣化を示す送信ア
ラーム情報を検出すると前記各受信信号対応に送信アラ
ーム検出信号を出力するパスモニタ部、そして前記パス
モニタ部から前記各受信信号対応の送信アラーム検出信
号が与えられ、前記送信アラームの非検出側を選択する
ように前記パススイッチ部の切り換え制御を行うパスス
イッチ制御部を有する。
【0015】前記パスモニタ部は、前記各SDH信号の
パスオーバヘッドを監視するのに代えて若しくはそれと
共に、前記各SDH信号の仮想コンテナ内の情報を監視
し、前記PDHサブネットワーク上のPDH信号の品質
劣化を示す送信アラーム情報を検出すると前記各受信信
号対応に送信アラーム検出信号を出力する。前記パスモ
ニタ部は、さらに前記パスモニタ部から前記パススイッ
チ制御部に与えられる前記各受信信号対応の送信アラー
ム検出信号を監視し、前記各送信アラーム検出信号が所
定時間以上継続しない場合には前記前記パススイッチ制
御部のスイッチ切り換え動作を禁止させるパスチェック
部を有する。
【0016】また、前記パスモニタ部は、前記PDHサ
ブネットワーク上のPDH信号の品質劣化を示す送信ア
ラーム情報を検出するのに代えて、前記PDHサブネッ
トワーク通過の判断のためのパススイッチ機能有効メッ
セージを検出するとパススイッチ機能有効メッセージ検
出信号を出力し、そして前記パススイッチ制御部は、前
記パススイッチ機能有効メッセージ検出信号が出力され
た側を選択するように前記パススイッチ部の切り換え制
御を行う。
【0017】さらに本発明によれば、前記受信側機能部
は、前記パススイッチング部からのSDH信号のパスオ
ーバヘッドを抽出し、前記パスオーバヘッドにおける所
定のパストレース情報を検出するパスオーバヘッド検出
部、前記パスオーバヘッド検出部で検出されたパストレ
ース情報に基づいてパストレースデータが設定されるト
レースメモリ部、前記デマッピングされたPDH信号か
らフレーム信号を検出し、前記PDH信号の所定のビッ
ト位置にパストレースデータを挿入するための挿入タイ
ミングを生成するフレーム検出部、そして前記PDH信
号を、前記フレーム検出部からの挿入タイミングに従っ
て前記トレースメモリ部からのパストレースデータを前
記PDH信号の所定のビット位置に順じ挿入してから出
力するトレース挿入部を有する。
【0018】また、前記パスオーバヘッド検出部で検出
されたパストレース情報が前記パストレースデータとし
て直接前記トレースメモリ部に設定されてもよい。な
お、前記パストレース情報は、SDH信号のパスオーバ
ヘッドにおけるパストレースバイト(J1)、シグナル
フェイルバイト(B3)、又はシグナルラベルバイト
(C2)である。
【0019】
【発明の実施の形態】先ず、本願発明の実施例を説明す
る前に図1〜4を使って関連技術について簡単に説明し
ておく。図1は、SDHパス・スイッチ・リングネット
ワークの一構成例を示したブロック図である。図1の例
では、SDHパス・スイッチ・リングネットワークの4
つのネットワーク・エレメント(NE)11〜14の
内、NE11とNE13との間でPDHインターフェー
スポイント1及び2を介したサービスが提供されてい
る。
【0020】ネットワークが正常な場合には、NE11
及びNE13はそれぞれNE12及びNE14の双方に
向かう仮想コンテナ(VC)パスへ同じ信号を送出し、
そして前記NE12及びNE14の両方から与えられる
同じ信号の内、回線品質のよい方をパス・スイッチ機能
(PSW)を使って選択受信する。また、NE11とN
E12との間で障害15が発生したような場合には、前
記NE11及びNE13は、共に前記パス・スイッチ機
能によりNE14経由の正常ルートを選択してサービス
を継続する。
【0021】図2は、SDHフレームの基本構造を示し
た図である。図2に示すように、SDHフレームは、デ
ィジタル信号を多重化・クロスコネクティングする上で
の基本的な処理対象であり、9オクテットのセクション
オーバヘッド(SOH)と261オクテットの仮想コン
テナ(VC−4)からなる。同期ディジタル網では、ネ
ットワークオペレーションを実行するにあたり、オペレ
ーション情報をセクションに対応するセクションオーバ
ヘッド(SOH)とパスに対応する1オクテットのパス
オーバヘッド(POH)とに分離し、それぞれを同期転
送モジュール(STM:Synchronous Transport Modul
e)及び仮想コンテナ(VC)に付与している。
【0022】管理ユニット(AU:Administrative Uni
t )4ポインタは、仮想コンテナ4(VC−4)の最初
のオクテットを識別するために用いられる。なお、仮想
コンテナ4(VC−4)のパスオーバヘッド(POH)
の内、図中のJ1(パストレース)、B3(シグナルフ
ェイル)、及びC2(シグナルラベル)の各バイトが本
願発明と関連して回線品質の判断のために用いられる。
【0023】図3は、本発明の対称である同期(SD
H)ネットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御
装置の一構成例を示したものである。図3には、具体例
としてクロスコネクト機能を有するADM(Add-Drop M
ultiplexing)装置を示している。前記装置は、大きくは
点線で囲まれた2方向(W:West,E:East)のSDH
インタフェース部、その2方向からの信号の内の1つを
選択するパススイッチング(PSW)部30、前記パス
スイッチング(PSW)部30で選択されたSDH信号
をPDH信号にデマッピングして出力する受信側機能部
50、そしてPDH信号をSDH信号にマッピングして
出力する送信側機能部40で構成される。
【0024】なお、前記各SDHインタフェース−E,
W部は、さらにSPI(SynchronousPhysical Interfac
e)部15,22、RST(Regenerator Section Termina
tion) 部16,21、MST(Multiplex Section Termi
nation) 部17,20、そしてMSA(Multiplex Secti
on Adaptation)部18,19からなり、それらはITU
−T G.783で規定するVC信号/STM−n信号
の多重分離機能を実行する。前記各部は本願発明と直接
関連しないためここではこれ以上説明しない。
【0025】図4は、図3に示すパススイッチング(P
SW)部30の基本ブロック図である。図4において、
パスモニタ部(PMON−W,E)302,303は、
図3に示すSDHインタフェース部を介してそれぞれ受
信したVCパス信号(VCIN−E,W)のパスオーバ
ヘッド(POH)をモニターし、その結果障害が検出さ
れるとそれぞれ対応するパス・アラーム信号(P−AL
M−W,E)をパススイッチ制御部(PSW CON
T)301に通知する。前記パス・アラーム信号には、
ITU−TG.783TABLE4−7,4−10で規
定されるパストレース・ミスマッチやシグナルラベル・
ミスマッチ等の各項目が含まれる。
【0026】また、図示されてない同期装置管理機能部
(SEMF:Synchronous Equipment Management Funct
ion)からは前記各パスモニタ部302,303へマイク
ロコンピュータインタフェース(μ−CONINF)を
介して前記アラーム項目の内のパストレース・ミスマッ
チやシグナルラベル・ミスマッチを検出するための受信
期待値が与えられる。パススイッチ制御部(PSW C
ONT)301は、前記各パス・アラーム信号(P−A
LM−W,E)の通知に従ってパススイッチ部(P−S
W)304を切り換える。その結果、前記パススイッチ
部304は2系統のVCパス信号(VCIN−W,VC
IN−E)の内のいずれか1つを選択出力(VCPSW
OUT)する。
【0027】以降では、前記基本構成を念頭に本願発明
によるパス・スイッチ・リング制御装置の実施例につい
て説明する。図5〜図15は、前述した第1の問題点を
解決するための本願発明によるパス・スイッチ・リング
制御装置の実施例を示したものである。図5は、PDH
サブネットワークを含むSDHネットワークの一例を示
している。
【0028】図5には、SDHリング・ネットワークの
一部に点線で囲むPDHサブネットワークが接続された
場合を示している。ここでのサービスアクセスポイント
は、SDHネットワーク側の2つのネットワーク・エレ
メント(SDH NE#1,4)61,64のA点及び
B点である。この場合、前記PDHサブネットワークと
接続するSDH側の各ネットワーク・エレメント(SD
H NE#2,3)62,63において、それらと対向
する各SDHネットワーク・エレメント(SDH NE
#1,4)61,64との間のVCパスは終端されるこ
とになる。
【0029】もし、サービスアクセスポイントAのネッ
トワーク・エレメント(SDH NE#1)61が反時
計回りでネットワーク・エレメント(SDH NE#
2)62からのパスを選択している時にPDHサブネッ
トワークのC点で障害が発生した場合、このままではネ
ットワーク・エレメント(SDH NE#1)61はそ
の障害を検出できない。従って、ネットワーク・エレメ
ント(SDH NE#1)61におけるパス切り換えは
行われず、サービスアクセスポイントB点からA点方向
のサービスは断状態となる。
【0030】図6は、本願発明によるパス・スイッチ・
リング制御装置の送信側機能部(図3の40)の第1の
実施例を示したものである。そして、図8は、図6の送
信側機能部の基本処理フロー図である。また、図7は、
本願発明によるパス・スイッチ・リング制御装置のパス
スイッチング部(図3の30)の第1の実施例を示した
ものである。そして、図9は、図7のパススイッチング
部の基本処理フロー図である。また、図10はP−AL
M処理の一例を、そして図11はS−ALM処理の一例
を示している。
【0031】図6に示す送信機能部は、図5の例ではネ
ットワーク・エレメント(SDHNE#2)62の送信
機能部40に対応する。図6の送信アラーム検出部(S
−ALMDET)413は、図5のPDHサブネットワ
ークから入力されるPDH信号(PDHIN)を監視
し、PDH信号の品質劣化を検出すると送信アラーム信
号(S−ALM)を作成する。図8の処理フローはこの
ことを示している。なお、前記送信アラーム信号には、
同期外れ(LOF: Loss of Frame )、警報信号(AI
S: Alarm Indication Signal )、信号エラー(SF:
Signal Failure)、そして信号劣化(SD: Signal Deg
radation)等のアラーム項目が含まれる。
【0032】パスオーバヘッド生成部(POH GE
N)414は、所定の入力情報をパスオーバヘッド(P
OH)に付加するものであり、その情報には従来の同期
装置管理機能部(SEMF)からマイクロコンピュータ
インタフェース(μ−CONINF)を介して与えられ
るシグナルラベル(C2)、パストレース(J1)情報
に加えて前記送信アラーム検出部(S−ALMDET)
413からの送信アラーム信号(S−ALM)や、出力
信号(VCOUT)からパリティ情報を生成するBIP
(Bit Interleaved Parity)発生部415で生成されたB
IP−nの値(B3)が含まれる。
【0033】マッピング部(MAP)411は、PDH
入力信号をSDHVCフレームにマッピングする。そし
て、パスオーバヘッド挿入部(POHINS)412
は、前記パスオーバヘッド生成部(POH GEN)4
14からのパスオーバヘッド(POH)情報を前記マッ
ピング部(MAP)411からのVCパスのオーバヘッ
ドバイト(OHB)に挿入し、SDH信号として出力す
る(VCOUT)。
【0034】これにより、PDH入力信号に障害が発生
した時に対向する装置(図5の例ではネットワーク・エ
レメント(SDH NE#1)61)にアラームを転送
することができる。なお、送信アラーム信号(S−AL
M)を転送するオーバヘッドバイト(OHB)にはIT
U−TG.70Xで規定されている未定義のバイトが使
用される。また、未定義のオーバヘッドビットが多数あ
るレイヤーでは送信アラーム信号(S−ALM)を前述
したLOF,AIS,SF,そしてSDにそれぞれ分け
て転送してもよい。さらに、未定義のオーバヘッドビッ
トが少ないレイヤーではサービス断がすでに発生してい
るLOF,AIS,SFの論理和の1ビットとサービス
断ではないが品質が低下していることを示すSDの1ビ
ットの合計2ビットで転送しても良い。
【0035】図7のパススイッチング部は、図5の例で
ネットワーク・エレメント(SDHNE#1)61のパ
ススイッチング部30に対応する。なお、図7で引用符
号30Xが付されたブロックについては図4で説明して
あるためここでは更に説明しない。同様に、以降の各図
面を用いた説明で先に説明してあるものには同一の符号
を付しており、それらについては必要に応じて説明して
いる。
【0036】図7のパスモニタ部(PMON−W,E)
312,313は、図4のパスモニタ部(PMON−
W,E)302,303と同様にSDHインタフェース
部を介してそれぞれ受信したVCパス信号(VCIN−
E,W)のパスオーバヘッド(POH)をモニターする
が、その際に従来のパスアラーム信号(P−ALM−
W,E)に加えて図6で付加された送信アラーム信号
(S−ALM)も合わせて検出する機能(P/S−AL
M−W,E)を有する。
【0037】従って、本実施例ではパススイッチ部(P
−SW)304は、送信アラーム信号(S−ALM)に
対しても2系統のVCパス信号(VCIN−W,VCI
N−E)の内のいずれか1つを選択出力(VCPSWO
UT)するため、図5の例でPDH信号に障害が発生し
た場合にもネットワーク・エレメント(SDH NE#
1)61の側でサービス救済が可能となる。図9では、
先ずパス警報信号(P−ALM)信号の検出を行い(S
310)、P−ALM信号が検出された場合にはP−A
LM処理(S312、図10)を行い、P−ALM信号
が検出されない場合にはS−ALM処理(S311、図
11)を行っている。なお、図10でP−ALM信号と
合わせてS−ALM処理(図11)も行っている。
【0038】図12は、本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置のパススイッチング部の第2の実施例
を示したものである。そして、図13は、図12に示す
パススイッチング部の基本処理フロー図である。また、
図14はP−ALM処理の一例を、そして図15はR−
ALM処理の一例を示している。本実施例では、図6で
送信側機能部40に追加した送信警報検出部(S−AL
M DET)413に相当する機能を受信側のパススイ
ッチング部30に受信警報検出部(R−ALM DET
−E,W)325,326として新たに設ける。そし
て、前記受信警報検出部325,326で受信した各V
Cパス内のペイロード信号を監視し、PDH信号の品質
劣化を検出すると受信アラーム信号(R−ALM)を作
成する。
【0039】この場合、送信側においてPDH信号のL
OFが発生した場合はVCに多重されるペイロードデー
ターにはAISが挿入されるため、監視する状態はLO
F,AIS,SF,SDのみで良い。このように、本実
施例ではPDH信号に障害が発生した場合に、受信警報
検出部(R−ALM DET−E,W)325,326
による受信警報信号(R−ALM)によってパススイッ
チ部(P−SW)304が直接切り換えられるため、図
5の例でいえばネットワーク・エレメント(SDH N
E#1)61だけの制御でサービス救済が可能となる。
従って、図6に示したような送信側機能の追加は不要と
なる。
【0040】図13に示すように、各受信警報検出部3
25,326は、先ず従来のパスモニタ(PMON−
E,W)302,303でパス警報信号(P−ALM)
の検出を行う(S320)。P−ALM信号が検出され
た場合にはP−ALM処理(S322、図14)を行
い、P−ALM信号が検出されない場合には受信警報信
号(R−ALM)の処理を行う(S321、図15)。
なお、図14でP−ALM信号と合わせてR−ALM処
理(図15)も行っている。
【0041】次に、図16〜図23は、前述した第2の
問題点を解決するための本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置の実施例を示したものである。図16
は、図5のPDHサブネットワークを含むSDHネット
ワークであって、さらに前記PDHネットワークがクロ
ス・コネクト装置(PDH DXC)68を含む場合を
示している。この場合、これまでに述べた本願発明の第
1及び第2の実施例によって問題点1が解決したとして
も、本例のようにPDHサブネットワークにクロス・コ
ネクト装置68が存在し、そのクロス・コネクト装置6
8で設定誤りが生じたような場合には、SDHネットワ
ーク側の各終端ネットワーク・エレメント(SDH N
E#2,3)62,63の間で通信データの誤接続や消
失等が発生する。その結果、サービスアクセスポイント
A点、B点を有する各ネットワーク・エレメント(SD
H NE#1,4)61,64には障害検出すらできな
くなった誤った信号が与えられることになる。
【0042】図17は、本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置の受信側機能部50(図3)の第1の
実施例を示したものである。また、図18は、図17と
対応する本願発明によるパス・スイッチ・リング制御装
置の送信側機能部40(図3)の第2の実施例を示した
ものである。そして、図19は、図18の送信側機能部
の基本処理フローの一例を示している。
【0043】図17の受信側機能部は、図16の例で例
えばネットワーク・エレメント(SDHNE#3)63
の受信側機能部50に対応する。図17において、メモ
リ部(MEM−1)512は、VC入力信号(VCI
N)を一時バッファリングし、図2で示したAUポイン
タが指示するパスオーバヘッド(POH)の先頭位置か
らPOH部分を抽出する。パスオーバヘッド検出部(P
OH DET)511は、その抽出されたPOHデータ
内のJ1、C2、そしてB3バイト等を分離する。デマ
ッピング部(DMAP)513は、デマッピング処理に
より前記メモリ部512内のVC信号からPDHサブネ
ットワークへ送出するPDH信号を抽出する。
【0044】フレーム検出部(FRAME DET)5
15は、前記PDH信号のフレームを検出してパストレ
ースデータを挿入するためのPDHフレームの中のスペ
アビット(未定義ビット)の位置を検出し、その挿入タ
イミング(TRC INSTMG)を作成する。トレー
スメモリ部(TRC MEM)514には、マイクロコ
ンピュータインタフェース(μ−CONINF)を介し
て前記パスオーバヘッド検出部511で抽出されたパス
トレース情報(J1)がトレース挿入データ(TRC
INS DATA)として設定され、そのデータは前記
フレーム検出部515からの挿入タイミング(TRC
INSTMG)に従って1ビットずつ出力される。トレ
ース挿入部(TRC INS)は、前記挿入タイミング
に対応するPDH出力信号(PDHOUT)のスペアビ
ット位置にトレースメモリ部514からのトレース挿入
データを挿入していく。
【0045】図18の送信側機能部は、図16の例では
例えばネットワーク・エレメント(SDHNE#2)6
2の送信側機能部40と対応する。図18は、図6で示
した送信側機能部の第1の実施例とフレーム検出部(F
RAME DET)421及びパストレース検出部(P
−TRC DET)422だけが異なる。以降ではそれ
らについてだけ説明する。フレーム検出部(FRAME
DET)421は、受信したPDHフレームの中から
トレースデータを挿入したスペアビットの位置を検出し
てそのトレースデータの読み込みタイミング(P−TR
CTMG)を作成する。
【0046】パストレース検出部(P−TRCDET)
422は、前記読み込みタイミングに従ってトレースデ
ータを取り込み、マイクロコンピュータインタフェース
(μ−CONINF)を介して設定されたトレースデー
タの受信期待値と比較する。そして前記比較結果が不一
致の場合には不一致アラーム信号(MIS−TRCAL
M)を出力する。図19にはその基本処理フローが示さ
れている。先ず前記パストレース受信期待値が設定され
(S420)、そしてそれと実際に受信したパストレー
ス受信値(S421)とを比較し(S422)、その結
果不一致の場合に送信アラーム信号が送出される(S4
23)。
【0047】このように、本実施例における送信アラー
ム検出部(S−ALMDET)413では、送信アラー
ム信号(S−ALM)の要因として新たに前記不一致ア
ラーム信号(MIS−TRCALM)が追加されてい
る。従って、本実施例によればPDHサブネットワーク
がクロス・コネクト装置(PDH DXC)68を含
み、その誤設定等によって回線誤接続が生じたような場
合でも、前記トレース情報の不一致による送信アラーム
信号(S−ALM)がSDHネットワーク内のサービス
アクセスポイント(本例ではSDH NE#1のA点)
に送出される。その結果、前記ネットワーク・エレメン
トはそのパススイッチ部304を切り換えて前記PDH
サブネットワークを含まない側のパスルートを選択する
ことが可能となる。
【0048】図20は、本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置の受信側機能部50(図3)の第2の
実施例を示したものである。また、図21は、本願発明
によるパス・スイッチ・リング制御装置の送信側機能部
40(図3)の第3の実施例を示したものである。図2
0及び図21とも、前述した図17及び図18の別の実
施態様を示している。そして、図22と図23は、それ
ぞれ図20の受信側機能部と図21の送信側機能部の基
本処理フローの一例を示したものである。
【0049】図20の受信側機能部では、そのパスオー
バヘッド検出部(POH DET)521が図17のパ
スオーバヘッド検出部511と分離されたトレース情報
(J1)を受信側機能部50の内部でシステム側を通さ
ずに直接受信トレースデータ(RCV TRC DAT
A)521としてトレースメモリ部(TRCMEM)5
14に与える点が異なる。それ以外については図17と
同様である。図22に示すように、トレースデータ(J
1)を受信すると(S520)、その受信トレースデー
タ(RCV TRCDATA)521はトレースメモリ
部514及びトレース挿入部(TRCINS)516を
介してPDHデータのスペアビットに挿入されて送出さ
れる(S521)。
【0050】図21の送信側機能部では、そのパストレ
ース検出部(P−TRCDET)432が図18のパス
トレース検出部(P−TRCDET)422と前記読み
込みタイミングに従ってトレースデータを取り込み、そ
れを受信期待値と比較することなくそのままトレースデ
ータ(TRC DATA)431としてパスオーバヘッ
ド生成部(POH GEN)414に与える点が異な
る。図23に示すように、受信されたトレースデータ
(S430)はパスオーバヘッド(POH)に挿入され
て送出される(S431)。
【0051】このように、本実施例ではパストレース検
出部432における不一致トレースアラーム(MIS−
TRC ALM)検出機能は不要となっている。この機
能はSDHネットワーク内のサービスアクセスポイント
(本例ではSDH NE#1のA点)におけるパスモニ
タ部(PMON−E,W)312、313で、受信され
た前記トレースデータ(TRCDATA)とマイクロコ
ンピュータインタフェース(μ−CONINF)を介し
て設定されたトレースデータの受信期待値との比較によ
って実行され、それによってパススイッチ部304が切
り換えられる。このように、本実施例も前述した実施例
と同様にPDHサブネットワーク内で回線の誤接続が発
生してもパススイッチの切り換えが可能となる。
【0052】次に、図24〜図37は、前述した第3及
び第4の問題点を解決するための本願発明によるパス・
スイッチ・リング制御装置の実施例を示したものであ
る。図24は、PDHサブネットワーク内にさらにSD
Hサブネットワークが接続された構成例を示したもので
ある。本構成は、先に述べた問題点3及び4と関連して
おり、これまで述べた問題点1及び2が上記本願発明に
よって解決されたとしても依然として以下の問題が生じ
得る。
【0053】第3の問題点でいえば、PDHサブネット
ワーク#1のD点で障害が発生した場合を考えると、内
包するSDHサブネットワークにおけるネットワーク・
エレメント(SDHNE#8)72がその対向する2つ
のネットワーク・エレメント(SDHNE#7,9)7
1,73から受信する信号は共にサービス不可能な信号
となる。この場合、終端ネットワーク・エレメント72
におけるパスは現状保持されるはずであるが、実際には
2つのパスルート間の信号遅延時間の相違によって不必
要なパスの切り換えが発生し、さらにそのイベント通知
が同期装置管理機能部(SEMF)に対して行われる。
【0054】また第4の問題点でいえば、本例ではパス
信号はSDHネットワークからPDHサブネットワーク
へ、さらにそのPDHサブネットワークからSDHサブ
ネットワークへと伝送され、そしてそれとは逆の伝送に
よって最初のSDHネットワークへ戻るというように複
数のSDH−PDHネットワーク間を通過することにな
る。そのため、その間に実行されるPDH/SDH多重
・分離処理によってマッピング/デマッピング・ジッタ
が発生し、それらが累積されて回線品質が劣化すること
になる。
【0055】図25は、本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置のパススイッチング部30(図3)の
第3の実施例を示している。図26は、図25のパスス
イッチング部の基本処理フローの一例を示したものであ
る。また、図27から図29は、図26における各P,
S,及びR−ALM処理の一例を示したものである。
【0056】図25のパススイッチング部は、図24の
例で例えば各サービスアクセスポイントA,B点を有す
るネットワーク・エレメント(SDHNE#1,4)6
1,64のパススイッチング部30に対応する。図25
のパススイッチング部30は、先に述べた第1及び第2
の実施例(図7及び12)を含み、それにさらにパスチ
ェック部(P−CHECK)332を新たに付加したも
のであり、またパススイッチ制御部(PSW CON
T)331の機能を一部変更したものである。
【0057】前記パスチェック部332は、今までに述
べた各アラーム信号(P−ALM,S−ALM,及びR
−ALM)の連続性を監視するものである。これは、ア
ラーム信号検出直後のパススイッチ部304のスイッチ
切り換え動作を禁止するためであり、そのため所定の監
視時間以内に他方のパスにアラームが発生しない間は制
御キャンセル信号(CONT CAN)333をパスス
イッチ制御部(PSWCONT)331に与える。前記
パススイッチ制御部331は、その制御キャンセル信号
(CONT CAN)333が与えられている間はパス
の切り換え制御がディスエイブルされ、そのままのスイ
ッチ切り換え状態が保持される。これによって、SDH
サブネットワークにおける遅延時間の相違等による不必
要なパスの切り換えが抑止される。
【0058】図26は、前記パススイッチの制御フロー
例を示したものであり、先ず各アラーム信号の発生を検
出する(S330〜332)。そして、各アラームの検
出毎にその連続性を監視し(S333,336,及び3
39)、所定の監視時間内にアラームが復旧した時は最
初のフローに戻り(S334,337,33A)、その
時間の経過後(S335,338,33B)に各アラー
ムに対応したパススイッチの切り換え処理を実行する
(S33C)。図27〜図29は前記各アラーム対応の
処理例が示されている。
【0059】図30は、本願発明によるパス・スイッチ
・リング制御装置の送信側機能部40(図3)の第4の
実施例を示したものである。図31は、本願発明による
パス・スイッチ・リング制御装置のパススイッチング部
30(図3)の第4の実施例を示したものである。図3
2は、図30の送信側機能部の基本処理フロー例を示し
たものである。図33は、図31のパススイッチング部
の基本処理フロー例を示したものである。また、図34
〜図37は、図33における各P,S,R及びP−AC
T処理の一例を示したものである。
【0060】図30の送信側機能部は、図24の例で例
えばサービスアクセスポイントA点のネットワーク・エ
レメント(SDHNE#1)61の送信側機能部40に
対応する。図30では、パスオーバヘッド生成部(PO
H GEN)444にマイクロコンピュータインタフェ
ース部(μ−CONINF)を介してPDHサブネット
ワークを通過するか否かの判断のために使用されるパス
スイッチ機能有効メッセージ(P−ACT)が設定され
る。図32に示すように、本機能を使用する場合にはP
−ACT=Yが設定され(S441)、反対に使用しな
い場合にはP−ACT=Nが設定される(S442)。
前記メッセージは、パスオーバヘッド挿入部(POHI
NS)412でパスオーバヘッド(POH)に挿入され
てSDHリングネットワークの両方向のパスに出力され
る(VCOUT−E,W)。
【0061】図31のパススイッチング部30は、図3
0の説明に対応するとサービスアクセスポイントB点の
ネットワーク・エレメント(SDHNE#4)64のパ
ススイッチング部30に対応する。図31のパスモニタ
部(PMON−E,W)342,343は、さらに図3
0でパスオーバヘッドに付加されたパススイッチ機能有
効メッセージ(P−ACT)を監視する。そして、各入
力信号(VCIN−E,W)から前記メッセージを検出
すると、それに対応するP−ACT信号をパススイッチ
制御部(PSW CONT)341に与える。前記パス
スイッチ制御部341は、いずれか一方のパスにP−A
CT信号が検出された場合にのみ自動的にそのパスを選
択する。図31に示すように、パススイッチング部30
は前記P−ACT信号を含む各アラーム信号を検出し、
図34〜図37に示す各対応する処理を実行する。
【0062】本実施例のP−ACTメッセージは、PS
W機能を持たないVCパスの終端装置では無視され、そ
してメッセージの生成は行われない。従って、図24で
サービスアクセスポイントA点のネットワーク・エレメ
ント(SDHNE#1)61が対向するネットワーク・
エレメント(SDHNE#2及び5)62,65の両方
向にP−ACTメッセージを送出した場合に、サービス
アクセスポイントB点のネットワーク・エレメント(S
DHNE#4)64は一方のネットワーク・エレメント
65からくるVCパスのP−ACTメッセージを検出す
るが、他方のPDHサブネットワークを通過したネット
ワーク・エレメント(SDHNE#3)63からくるV
CパスにはP−ACTメッセージは存在せずそれを検出
することはできない。
【0063】その結果、サービスアクセスポイントB点
のネットワーク・エレメント64は、両方のパスが正常
な場合はPDHネットワークを含まないSDHネットワ
ーク側のパスを自動的に選択することになる。なお、P
−ACTメッセージは1又は0の2値でよいため、未定
義パスオーバヘッド(POH)の中の1ビットだけを使
用すればよい。これによって、PDHサブネットワーク
を含むSDHネットワークにおいてジッターの少ないパ
スを自動的に選択することが可能となる。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればPD
Hサブネットワークを含むSDHリングネットワークに
おいて、PDHサブネットワークの障害に対してもパス
・スイッチ切り換えによりサービス断の回避が可能とな
り、又、正常時は回線品質のよいルートを自動的に選択
でき、既存のPDH装置を有効に活用するという点にお
いて経済的なネットワークアプリケーションを提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】SDHパス・スイッチ・リングネットワークの
一構成例を示したブロック図である。
【図2】SDHフレームの基本構造を示した図である。
【図3】SDHネットワークにおけるパス・スイッチ・
リング制御装置の構成例を示した図である。
【図4】図3に示すパススイッチング(PSW)部の基
本ブロック図である。
【図5】PDHサブネットワークを含むSDHネットワ
ークの一構成例を示した図である。
【図6】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御装
置の送信側機能部第1の実施例を示した図である。
【図7】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御装
置のパススイッチング部の第1の実施例を示した図であ
る。
【図8】図6の送信側機能部の基本処理フロー図であ
る。
【図9】図7のパススイッチング部の基本処理フロー図
である。
【図10】P−ALM処理の一例を示した図である。
【図11】S−ALM処理の一例を示した図である。
【図12】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置のパススイッチング部の第2の実施例を示した図で
ある。
【図13】図12のパススイッチング部の基本処理フロ
ー図である。
【図14】P−ALM処理の一例を示した図である。
【図15】R−ALM処理の一例を示した図である。
【図16】クロス・コネクト装置を伴うPDHサブネッ
トワークを含むSDHネットワークの一例を示した図で
ある。
【図17】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置の受信側機能部の第1の実施例を示した図である。
【図18】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置の送信側機能部の第2の実施例を示した図である。
【図19】図18の送信側機能部の基本処理フローの一
例を示した図である。
【図20】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置の受信側機能部の第2の実施例を示した図である。
【図21】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置の送信側機能部の第3の実施例を示した図である。
【図22】図20の受信側機能部の基本処理フローの一
例を示した図である。
【図23】図21の送信側機能部の基本処理フローの一
例を示した図である。
【図24】PDHサブネットワーク内にさらにSDHサ
ブネットワークが接続されたSDHネットワーク構成例
を示した図である。
【図25】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置のパススイッチング部の第3の実施例を示した図で
ある。
【図26】図25のパススイッチング部の基本処理フロ
ー例を示した図である。
【図27】図26におけるP−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図28】図26におけるS−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図29】図26におけるR−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図30】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置の送信側機能部の第4の実施例を示した図である。
【図31】本願発明によるパス・スイッチ・リング制御
装置のパススイッチング部の第4の実施例を示した図で
ある。
【図32】図30の送信側機能部の基本処理フロー例を
示した図である。
【図33】図31のパススイッチング部の基本処理フロ
ー例を示した図である。
【図34】図33におけるP−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図35】図33におけるS−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図36】図33におけるR−ALM処理の一例を示し
た図である。
【図37】図33におけるP−ACT処理の一例を示し
た図である。
【符号の説明】
11〜14…ネットワーク・エレメント 30…パススイッチング部 15,22…同期物理インタフェース 16,21…再生終端部 17,20…多重終端部 18,19…多重適合部 302,303…パスモニタ部 301…パススイッチ制御部 304…パススイッチ部 411…マッピング部 412…パスオーバヘッド挿入部 413…送信アラーム検出部 414…パスオーバヘッド生成部 415…ビットパリティエラー生成部 325,326…受信アラーム検出部 61〜65,70〜73…SDHネットワーク・エレメ
ント 66,67,69,74…PDHネットワーク・エレメ
ント 68…クロスコネクト装置 511…パスオーバヘッド検出部 512…メモリ部 513…デマッピング部 514…トレースメモリ部 515…フレーム検出部 516…トレース挿入部 422…パス・トレース検出部 332…パスチェック部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期(以下PDHという)サブネット
    ワークを含む同期(以下SDHという)ネットワークに
    おけるパス・スイッチ・リング制御装置であって、 前記SDHネットワークとインタフェースするSDHイ
    ンタフェース部、 前記SDHインタフェース部からのSDH信号をPDH
    信号にデマッピングし、そのPDH信号を出力する受信
    側機能部、そして入力されたPDH信号をSDH信号に
    マッピングし、そのSDH信号を前記2つのSDHイン
    タフェース部に送信信号として与える送信側機能部を備
    え、 前記送信側機能部は、前記入力されるPDH信号を監視
    してそのPDH信号の品質の劣化を検出すると送信アラ
    ーム信号を作成する送信アラーム検出部、 前記送信アラーム検出部からの送信アラーム信号のパス
    オーバヘッド情報を生成するパスオーバヘッド生成部、
    そして前記パスオーバヘッド生成部で生成されたパスオ
    ーバヘッド情報を前記マッピング後のSDH信号のパス
    オーバヘッドに挿入するパスオーバヘッド挿入部を有す
    ることを特徴とするパス・スイッチ・リング制御装置。
  2. 【請求項2】 前記送信側機能部は、さらに前記入力さ
    れたPDH信号のフレーム信号の中から所定のトレース
    データを挿入したビット位置を検出し、そのトレースデ
    ータの読み込みタイミングを生成するフレーム検出部、
    そして前記フレーム検出部からのトレースデータ読み込
    みタイミングに従って前記トレースデータを読み込み、
    そのトレースデータとトレースデータ受信期待値とを比
    較して、それらが不一致のときに不一致アラーム信号を
    出力するパストレース部を有し、 前記送信アラーム検出部は、さらに前記パストレース部
    からの前記不一致アラーム信号を含む前記送信アラーム
    信号を作成する請求項1記載のパス・スイッチ・リング
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記パストレース部は、前記トレースデ
    ータとトレースデータ受信期待値との比較に代えて前記
    トレースデータをそのまま出力し、そして前記パスオー
    バヘッド生成部は、前記パストレース部からのトレース
    データ及び前記送信アラーム信号のパスオーバヘッド情
    報を生成する請求項2記載のパス・スイッチ・リング制
    御装置。
  4. 【請求項4】 PDHサブネットワークを含むSDHネ
    ットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置で
    あって、 前記SDHネットワークとインタフェースするSDHイ
    ンタフェース部、 前記SDHインタフェース部からのSDH信号をPDH
    信号にデマッピングし、そのPDH信号を出力する受信
    側機能部、そして入力されたPDH信号をSDH信号に
    マッピングし、そのSDH信号を前記2つのSDHイン
    タフェース部に送信信号として与える送信側機能部を備
    え、 前記送信側機能部は、前記入力されるPDH信号を監視
    してそのPDH信号の品質の劣化を検出すると送信アラ
    ーム信号を作成する送信アラーム検出部、 前記送信アラーム検出部からの送信アラーム信号のパス
    オーバヘッド情報を生成し、さらに前記PDHサブネッ
    トワーク通過判断のためのパススイッチ機能有効メッセ
    ージが設定され、そのパススイッチ機能有効メッセージ
    のパスオーバヘッド情報を生成するパスオーバヘッド生
    成部、そして前記パスオーバヘッド生成部で生成された
    パスオーバヘッド情報を前記マッピング後のSDH信号
    のパスオーバヘッドに挿入するパスオーバヘッド挿入部
    を有することを特徴とするパス・スイッチ・リング制御
    装置。
  5. 【請求項5】 PDHサブネットワークを含むSDHネ
    ットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置で
    あって、 前記SDHネットワークとインタフェースする双方向の
    2つのSDHインタフェース部、 前記2つのSDHインタフェース部で受信されたSDH
    信号が入力され、その内の何れか1つを選択して出力す
    るパススイッチング部、 前記パススイッチング部からのSDH信号をPDH信号
    にデマッピングし、そのPDH信号を出力する受信側機
    能部、そして入力されたPDH信号をSDH信号にマッ
    ピングし、そのSDH信号を前記2つのSDHインタフ
    ェース部に送信信号として与える送信側機能部を備え、 前記パススイッチング部は、前記2つのSDHインタフ
    ェース部で受信された各SDH信号のいずれか一方を選
    択するパススイッチ部、 前記2つのSDHインタフェース部で受信された各SD
    H信号のパスオーバヘッドを監視し、前記PDHサブネ
    ットワーク上のPDH信号の品質劣化を示す送信アラー
    ム情報を検出すると前記各受信信号対応に送信アラーム
    検出信号を出力するパスモニタ部、そして前記パスモニ
    タ部から前記各受信信号対応の送信アラーム検出信号が
    与えられ、前記送信アラームの非検出側を選択するよう
    に前記パススイッチ部の切り換え制御を行うパススイッ
    チ制御部を有することを特徴とするパス・スイッチ・リ
    ング制御装置。
  6. 【請求項6】 前記パスモニタ部は、前記各SDH信号
    のパスオーバヘッドを監視するのに代えて若しくはそれ
    と共に、前記各SDH信号の仮想コンテナ内の情報を監
    視し、前記PDHサブネットワーク上のPDH信号の品
    質劣化を示す送信アラーム情報を検出すると前記各受信
    信号対応に送信アラーム検出信号を出力する請求項5記
    載のパス・スイッチ・リング制御装置。
  7. 【請求項7】 前記パスモニタ部は、さらに前記パスモ
    ニタ部から前記パススイッチ制御部に与えられる前記各
    受信信号対応の送信アラーム検出信号を監視し、前記各
    送信アラーム検出信号が所定時間以上継続しない場合に
    は前記前記パススイッチ制御部のスイッチ切り換え動作
    を禁止させるパスチェック部を有する請求項5又は6記
    載のパス・スイッチ・リング制御装置。
  8. 【請求項8】 前記パスモニタ部は、前記PDHサブネ
    ットワーク上のPDH信号の品質劣化を示す送信アラー
    ム情報を検出するのに代えて、前記PDHサブネットワ
    ーク通過の判断のためのパススイッチ機能有効メッセー
    ジを検出するとパススイッチ機能有効メッセージ検出信
    号を出力し、そして前記パススイッチ制御部は、前記パ
    ススイッチ機能有効メッセージ検出信号が出力された側
    を選択するように前記パススイッチ部の切り換え制御を
    行う請求項1記載のパス・スイッチ・リング制御装置。
  9. 【請求項9】 PDHサブネットワークを含むSDHネ
    ットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置で
    あって、 前記SDHネットワークとインタフェースする双方向の
    2つのSDHインタフェース部、 前記2つのSDHインタフェース部で受信されたSDH
    信号が入力され、その内の何れか1つを選択して出力す
    るパススイッチング部、 前記パススイッチング部からのSDH信号をPDH信号
    にデマッピングし、そのPDH信号を出力する受信側機
    能部、そして入力されたPDH信号をSDH信号にマッ
    ピングし、そのSDH信号を前記2つのSDHインタフ
    ェース部に送信信号として与える送信側機能部を備え、 前記受信側機能部は、前記パススイッチング部からのS
    DH信号のパスオーバヘッドを抽出し、前記パスオーバ
    ヘッドにおける所定のパストレース情報を検出するパス
    オーバヘッド検出部、 前記パスオーバヘッド検出部で検出されたパストレース
    情報に基づいてパストレースデータが設定されるトレー
    スメモリ部、 前記デマッピングされたPDH信号からフレーム信号を
    検出し、前記PDH信号の所定のビット位置にパストレ
    ースデータを挿入するための挿入タイミングを生成する
    フレーム検出部、そして前記PDH信号を、前記フレー
    ム検出部からの挿入タイミングに従って前記トレースメ
    モリ部からのパストレースデータを前記PDH信号の所
    定のビット位置に順じ挿入してから出力するトレース挿
    入部を有することを特徴とするパス・スイッチ・リング
    制御装置。
  10. 【請求項10】 前記パスオーバヘッド検出部で検出さ
    れたパストレース情報が前記パストレースデータとして
    直接前記トレースメモリ部に設定される請求項9記載の
    パス・スイッチ・リング制御装置。
  11. 【請求項11】 前記パストレース情報は、SDH信号
    のパスオーバヘッドにおけるパストレースバイト(J
    1)、シグナルフェイルバイト(B3)、又はシグナル
    ラベルバイト(C2)である請求項9記載のパス・スイ
    ッチ・リング制御装置。
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