JPH07131474A - 障害時パス切替機能を有する同期・非同期複合システム - Google Patents

障害時パス切替機能を有する同期・非同期複合システム

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JPH07131474A
JPH07131474A JP5278414A JP27841493A JPH07131474A JP H07131474 A JPH07131474 A JP H07131474A JP 5278414 A JP5278414 A JP 5278414A JP 27841493 A JP27841493 A JP 27841493A JP H07131474 A JPH07131474 A JP H07131474A
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fault
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Koichi Nishimura
浩一 西村
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    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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    • H04J2203/006Fault tolerance and recovery

Abstract

(57)【要約】 【目的】 障害時パス切替機能を有する同期・非同期複
合システムに関し、同期通信システムが有するルートダ
イバシティー機能を、非同期系の信号に障害が発生した
ときにも利用できるようにすることを目的とする。 【構成】 同期および非同期通信システム10,19を
接続する接続局13A,13A′内に設けられ、非同期
系の信号Saの断またはその信号に障害があることを示
す非同期AISを検出したとき、当該障害検出信号を、
同期系で認識可能な情報に変換してパス終端局13Bに
送信する非同期障害通知手段31および、パス終端局1
3B内に設けられ、非同期系で発生した障害検出信号を
検出して、または非同期障害通知手段31から送信され
た障害検出信号を受信して、リング状伝送路11,12
上に形成されたパスの切替えを行う非同期障害パス切替
手段32の少なくとも一方の手段を、同期・非同期複合
システム内に導入して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は同期通信システムと非同
期通信システムとを複合してなる同期・非同期複合シス
テムにおける障害時パス切替に関する。これまで通信ネ
ットワークは、非同期通信システム(スタッフ多重)を
もとに構築されてきたが、近年、各国のハイアラーキを
世界的に統一することを目的として、上記非同期通信シ
ステムとは異なる同期通信システム(同期多重)が提案
された。この新しいシステムは、ヨーロッパおよび日本
でSDH(SynchronousDigital Hierarchy)と呼ばれ、
北米でSONET (Synchronous Optical NETwork)と呼
ばれている。
【0002】このため、今後の通信ネットワークは、非
同期通信システムに同期通信システムを組み入れた同期
・非同期複合システムによって構築されるものと考えら
れる。本発明はこのような同期・非同期複合システムに
おける障害時の対策について述べる。
【0003】
【従来の技術】図13は同期通信システムの一般的な構
成例を示す図である。本図において、10が同期通信シ
ステム全体を表す。図示するとおり、同期通信システム
10は、リング状伝送路11および12により閉ループ
をなす、いわばリング構成を採る。このリング状伝送路
11,12には複数の局13A〜13Dが挿入される
(ただし、簡単のために4局のみ示す)。これら局は、
ネットワーク・ノードと称されており、各局(13)毎
に、パス信号(Path Signal)の“スルー”、“ドロッ
プ”または“インサート”を行う。“スルー”は、リン
グ状伝送路11上を走るパス信号がその局を通過してし
まうこと、“ドロップ”は、リング状伝送路11,12
上を走るパス信号のうち自局宛の信号を引き込むこと、
“インサート”は自局からのパス信号をリング状伝送路
11に送り出すことをそれぞれ表す。なお、パス信号の
伝送路となるパスは、伝送路11内に複数形成されてお
り、パスという単位で上記のドロップやインサート等が
行われ、また、パス毎に上記の閉ループが形成される。
【0004】本図を参照すると、同期通信システムに、
固有の特徴の1つとして、ルートダイバーシティーを挙
げることができる。すなわち、同図中、下側のリング状
伝送路12あるいはその一部に挿入される局13Dに障
害(図中、×印で表す)が発生したとすると、上記ルー
トダイバシティーの機能により、二重化されたパス信号
のうち、図中、上側のリング状伝送路11を走るパス信
号が、この場合パス終端局となる局13Bにて選択さ
れ、当該パス信号は障害から救済される。この選択は、
局13B内のパススイッチ17により行われる。
【0005】上記のような同期通信システム10が従前
の非同期通信システム19に組み入れられたとすると、
前者のシステム10は後者のシステム19より、非同期
系の信号(非同期ハイアラーキ信号)を受け取り、両シ
ステム間の接続局例えば局13Aより、パス終端局例え
ば局13Bへ伝送する。その非同期系の信号は図中Sa
として示され、局13A内の非同期・同期変換器14に
て、同期系のパス信号(同期ハイアラーキ信号)Ssに
変換された後、パス分岐部15にて2ルートに二重化さ
れ、リング状伝送路11,12に送出される。
【0006】パス終端局13Bは、上記2ルートにそれ
ぞれ対応したパスモニタ16を経由して、リング状伝送
路11からの信号Ssを上記のパススイッチ17に受信
する。パススイッチ17はいずれか一方のルートを選択
する。もし、選択中のパス信号に、パスモニタ16によ
って何らかの障害が検出されると、該パススイッチ17
は他方のルートに切り替える。なお、パスモニタ16
は、パス信号の断またはそのパス信号に障害があること
を示すパスAIS(Alarm Indication Signal)を検出す
ると起動され、パススイッチ17を切り替える。
【0007】パススイッチ17を経由した同期系のパス
信号Ssは、同期・非同期変換器18によって非同期系
の信号Saに戻され、非同期通信システムのもとに構築
された通信ネットワークに送り込まれる。図14は同期
および非同期通信システムが合流する従来の態様を示す
図である。同期・非同期複合システムにおける同期通信
システム10では上述したルートダイバーシティ機能が
備えられている(リング状伝送路11および12)。ま
た非同期通信システム19も、冗長ライン(一対の光フ
ァイバ)20により、同様のルートダイバーシティ機能
を備えている。なお、21はライン冗長生成部、22は
ライン冗長終端部である。このライン冗長終端部22の
一部は前述した接続局13Aの一部をなす。
【0008】図14から明らかなように、同期通信シス
テム10も、非同期通信システム19もそれぞれ個別に
はルートダイバーシティ機能による利益を享受できる。
ところがこれらシステム10および19の接続点にある
接続局13A内で発生した障害(図中、×印で示す)に
対してはルート予備を確保できない、という欠点があ
る。そこで、この欠点を改良した同期・非同期複合シス
テムが要求される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図15は図14に示す
システムの欠点を改良した同期・非同期複合システムを
表す図である。この図15の構成によれば、図14に示
す接続局13Aが二重化され、接続局13Aともう1つ
の接続局13A′が設置され、冗長ライン20aには接
続局13Aが、冗長ライン20bには接続局13A′が
接続されて、同期通信システム10と非同期通信システ
ム19との間の合流部分にもルートダイバーシティが形
成されることになる。
【0010】ところがこの図15に示すシステムには問
題がある。図15に示す構成を採用することによって、
同期通信システム10と非同期通信システム19との間
にまたがるルートダイバーシティが構成可能となる。こ
のように構成された複合システムのもとで、仮に同期通
信システム10内のリング状伝送路11(または12)
で障害が発生したとすると、既述したように、その障害
はパスモニタ16により検出され、パスモニタ16はパ
ススイッチ17をリング状伝送路12(または11)側
に切り替えて、システム10は該障害から救済される。
【0011】しかしながら障害が非同期通信システム1
9内の冗長ライン20a(または20b)で発生したと
しても、パススイッチ17はリング状伝送路12(また
は11)側には切り替わらない。したがって、非同期通
信システム19内で障害が発生したときは、同期・非同
期複合システムのルートダイバーシティ機能が発揮され
ない。すなわちルート予備の確保は行えない。上述し
た、図15に示すシステムの問題とはこのことである。
【0012】このような問題が生ずるのは、同期通信シ
ステム10側では、非同期通信システム19側で発生し
た障害が見えないからである。したがって本発明の目的
は、非同期系の信号に障害が発生したときにも、同期系
のパス信号に障害が発生したときと同様、ルート予備の
確保が行える、同期・非同期複合システムを提供するこ
とを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
を示す図である。なお、全図を通じて同様の構成要素に
は同一の参照番号または記号を付して示す。本発明が適
用される同期・非同期複合システムは、図示するとお
り、リング状伝送路11,12に挿入されるパス終端局
13Bを有し、パス終端局13B内には、同期系のパス
信号Ssの断またはそのパス信号に障害があることを示
す同期パスAISを検出したとき、リング状伝送路11
および12の一方から入力された同期系のパス信号を他
方から入力される同期系のパス信号に切り替えるパスス
イッチ17を含む同期通信システム10と、非同期系の
信号Saを伝送し、かつ、同期通信システム10に複合
せしめられる非同期通信システム19と、から構成さ
れ、このような同期・非同期複合システムに対し、非同
期障害通知手段31および非同期障害パス切替手段32
のうちの少なくとも一方を新たに導入する。なお、図1
では便宜上、手段31および手段32の双方を描いてい
る。
【0014】非同期障害通知手段31は、同期通信シス
テム10と非同期通信システム19とを2つのルートで
接続する2つの接続局13Aおよび13A′内にそれぞ
れ設けられ、非同期系の信号Saの断またはその信号に
障害があることを示す非同期AISまたは非同期系の信
号の断を検出したとき、当該障害検出信号を、同期系で
認識可能な情報に変換してパス終端局13Bに送信す
る。
【0015】非同期障害パス切替手段32は、パス終端
局13B内に設けられ、非同期障害通知手段31からの
前記障害検出信号を受信して、リング状伝送路11,1
2上に形成されたパスの切替えを行う。非同期障害通知
手段31が設置されない場合には、該非同期障害パス切
替手段32は、非同期AISまたは非同期系の信号の断
を検出したとき、リング状伝送路11,12上に形成さ
れたパスの切替えを行う。
【0016】
【作用】同期通信システム10内では認識することので
きない非同期系の信号の障害情報を、接続局13Aおよ
び13A′において、同期通信システム10内で認識で
きるような情報にそれぞれ変換して該同期通信システム
内に送出し、該同期通信システムに対しパス切替を促す
ようにする。あるいは、パス終端局13Bで非同期AI
Sまたは非同期系の信号の断を検出したとき、そのパス
切替えを行う(この場合、前記非同期障害通知手段31
は存在しない)。
【0017】
【実施例】図2は本発明に係る第1および第2の態様の
具体的な構成を示す図である。なお、図1の2つの接続
局13Aおよび13A′のうち、前者の局13Aのみを
本図の上段側に詳細に示し、これと同様の構成の局13
A′は単にブロックで表す。そして本図の下段側はパス
終端局13Bを示し、これらの局間はリング状伝送路1
1,12で接続される。
【0018】なお、本発明は前述のとおり、非同期障害
通知手段31および非同期障害パス切替手段32のうち
の少なくとも一方があれば実現可能であるが、図2にお
いては便宜上、これらの手段31および32の双方を描
いてある。図2における第1の態様は、非同期障害通知
手段31のみで、すなわち非同期障害パス切替手段32
を要することなくパスの切替えを行う場合であり、該非
同期障害通知手段31は、非同期AISまたは非同期系
の信号の断等の障害を検出した場合の障害検出信号を、
前記の同期パスAISの信号形態に変換して同期パスA
ISとなし、該同期パスAISを前記のパス終端局13
Bに送信するものであり、具体的にはパスAIS変換部
33からなる。パス終端局13Bでは、その変換して送
信された同期パスAISによっても前記のパススイッチ
17を切替え可能とする。
【0019】非同期障害通知手段31をまず起動するた
めの上記の障害検出信号は、非同期系の信号Saの断あ
るいは非同期AISを検出する既述の非同期信号断/A
IS検出器36によって出力される。かくして図2にお
ける第1の態様では、非同期障害通知手段31を設ける
ことにより、パス終端局13Bにおける既述のパスモニ
タ16が、非同期系の信号Saの障害検出信号を捕捉可
能となり、パススイッチ17の切替えができる。
【0020】上記第1の態様においてさらに詳細には、
接続局13Aおよび13A′内のパスAIS変換部33
は、非同期系の信号Saの断またはその信号に障害があ
ることを示す上記の障害検出信号を受信したときに既存
のパスAIS発生器35を駆動し、これにより発生した
パスAISを同期系のパス信号に乗せ換えるために、該
非同期系の信号を、該同期系のパス信号に変換する非同
期・同期変換器14から構成される。
【0021】すなわち、接続局13A(13A′)内の
非同期・同期変換器14が、正常通信時には通常のデー
タフォーマットよりなる通常フレームを生成して出力
し、異常時には特定のデータフォーマットよりなるAI
Sフレームを生成して出力する機能に着目し、非同期系
の信号の断あるいは非同期AISを前記検出器36で検
出したときには、この検出をトリガーとしてパスAIS
発生器35を起動し、非同期系に割り当てたAISフレ
ームを、該発生器35と変換器14とで生成して出力す
るようにする。
【0022】図2における第2の態様は、非同期障害パ
ス切替手段32のみで、すなわち非同期障害通知手段3
1を要することなく、パスの切替えを行う場合であり、
該非同期障害パス切替手段32は、パス終端局13B内
において、同期系のパス信号Ss内にマッピングされた
非同期系の信号Saを見て、非同期AISを検出したと
き、パススイッチ17を切り替える。この同期障害パス
切替手段32は、図中、非同期AIS検出部34として
具体的に示されている。
【0023】なお、パススイッチ17は上記の非同期A
IS検出部34の出力のみでなく、従来どおりパスモニ
タ16の出力によってもパスの切替え動作を行う。かく
して図2における第2の態様では、非同期障害パス切替
手段32を設けることにより、パス終端局13Bにおけ
る既述のパススイッチ17が、非同期系で障害が発生し
た場合にも動作することになる。
【0024】本発明に係る第3の態様は、非同期障害通
知手段31と非同期障害パス切替手段32の双方が対に
なって設けられ、かつ、これらが協同して動作し、パス
の切替えを実行するものである。次にこの第3の態様に
ついて図3を参照して説明する。この図3において、前
記の非同期障害通知手段31は、非同期信号断/AIS
検出器36からの障害検出信号を、パスオーバーヘッド
(POH)のデータとして作成するオーバーヘッドデー
タ作成部41からなり、非同期系の信号Saを同期系の
パス信号Ssに変換する既存の非同期・同期変換器14
において、その作成されたパスオーバーヘッドのデータ
を同期系のパス信号Ssに挿入して送信する。
【0025】この第3の態様では、前記の非同期障害通
知手段31を対となす、パス終端局13B内の前記の非
同期障害パス切替手段32を、前記のパスオーバーヘッ
ドのデータを読み取る既存のパスオーバーヘッドモニタ
42よって構成する。すなわち、第3の態様では、一般
にパス信号にはパスオーバーヘッドが付帯していること
に着目し、このパスオーバーヘッドの中に非同期系の障
害情報を乗せるようにしたものである。この障害情報は
受信局にもともと備えられているパスオーバーヘッドモ
ニタ42により検出できる。具体的には複数のパスオー
バーヘッドバイトのうち、特定の空きビット(1ビット
で可)に、正常時なら“0”を非同期系障害発生時なら
“1”を書き込むようにする。
【0026】図4は周知のパス信号の構成例を示す図で
ある。これは既述したSONETにおいて規定されてい
るものである。本図中、STS−1ペイロードキャパシ
ティーと記された部分に非同期系の信号Saがデータと
して書き込まれており、その左側に示すSTS−1PO
Hの中の一部に上述した非同期系障害情報を書き込むこ
とになる。なお、同図中、下方に示すSPEは、Syn
chronous Payload Envelope
の略である。
【0027】図5は本発明の第4の態様を示す図であ
る。この第5の態様において、前記の非同期障害通知手
段31は、同期・非同期複合システム全体を集中的に監
視・制御する既存の保守センタ45に対して非同期信号
断/AIS検出器36からの前記障害検出信号を転送す
るアラーム通報部46によって構成する。また、パス終
端局13B内の前記の非同期障害パス切替手段32は、
保守センタ45から転送されるパス切替指令信号に基づ
いてパススイッチ17の切替えを実行するパススイッチ
制御部47によって構成する。
【0028】すなわち、第4の態様は、同期通信システ
ム10も非同期通信システム19も一括して集中的に監
視・制御する保守センタ45が存在することに着目し、
この保守センタ45をインタフェースとして同期系と非
同期系の連係を図るようにしたものである。この連係は
通常、他の通信回線38および39を介して行われる。
【0029】図6は第4の態様で用いて好適な手段を示
す図である。本図の構成は図5の保守センタ45内に導
入して好適であり、特にマップメモリ48に特徴があ
る。すなわち、アラーム通報部46からの前記の障害検
出信号に含まれる情報であって当該障害に係るパスの発
信局およびその障害に係るチャネル番号を示す第1情報
と、その障害に係るパスの発信局およびその障害に係る
チャネル番号に関連するパス終端局およびチャネル番号
を示す第2情報の対をテーブルとして保持するマップメ
モリ48を、この保守センタ45内に設け、該マップメ
モリ48より前記のパス切替指令信号を読み出すように
する。
【0030】さらに具体的には、障害検出信号を受信し
て、これを処理し、保守センタ45内のディスプレイ
(図示せず)に表示するための既存のアラーム処理・表
示部51があって、判断部52はこれより障害検出の内
容を抽出し、マップメモリ48を参照しながらどの局の
何番チャネルを切り替えるべきか決定し、決定した内容
を該当の局へ、指令発生部53よりパス切替指令信号と
して転送する。
【0031】全ての局が非同期系の障害を通知する局で
ありまたパススイッチを実行する局であるということは
なく、非同期系の障害を通知する局(A局)と当該局の
故障パスに対応して切替えすべきパスを有する局(B
局)の数は実際には多くはなく、またそのA局のCH−
No.(チャネル番号)とそのB局のCH−No.との
対応関係も予め決められている。そこでその対応関係を
マップメモリ48にテーブルとして持ち、迅速なパス切
替えを実現する。
【0032】図7は本発明の第5の態様を示す図であ
る。この第5の態様が適用されるシステムは、リング状
伝送路11,12に挿入されるパス終端局13Bを有
し、該パス終端局13B内には、同期系のパス信号Ss
の断またはそのパス信号に障害があることを示すパスA
ISを検出したとき、リング状伝送路(11,12)の
一方から入力された該同期系のパス信号Ssを他方から
入力される該同期系のパス信号に切り替えるパススイッ
チ17を含む同期通信システム10と、非同期系の信号
Saを伝送し、かつ、同期通信システム10に複合せし
められる非同期通信システム19と、からなる複合通信
システムである。したがって、クロスコネクト装置6
2,62′を除けば既述の第1〜第4の態様と同じであ
る。しかも、接続局13Aおよび13A′はそれぞれク
ロスコネクト装置62および62′を介してリング状伝
送路(11,12)に接続する。
【0033】クロスコネクト装置62,62′は回線の
方路を可変に設定する役割を果す装置であり、一度設定
すると、システム構成が変更されるまでそのまま固定で
ある。したがって、既述のパススイッチ17とかなり近
い動きを、接続局13A,13A′側で行う。第5の態
様はこの点に着目したものであり、図示するクロスコネ
クト制御手段63(局13A′にもある)を設けたこと
を特徴とするものである。このクロスコネクト制御手段
63は、クロスコネクト装置62を備え、かつ、同期通
信システム10と前記非同期通信システム19とを接続
する接続局13A内に設けられ、非同期系の信号Saの
断またはその信号に障害があることを示す非同期AIS
を検出したとき、クロスコネクト装置62,62′での
クロスコネクト設定を変更するものである。
【0034】第1〜第4の態様では接続局13A,13
A′からの指示でパス終端局13Bにおいてパス切替え
を行うものであったが、この第5の態様では接続局13
A,13A′が非同期系での障害検出を行うと、自ら回
線切替えを行うようにする。相手の状況を無視して切替
えるので、所期のルート予備を確保できないこともあり
得るが、構成はきわめてシンプルである。
【0035】図8は図7における実際のリング構成、す
なわち2重化リングを示す図である。図7の構成を説明
するには、本図のように実際の2重化リング構成を示し
た方が理解し易い。ただし、ループの流れのみを取り出
して示す。既述のライン冗長生成部21からの同一の入
力信号Saは、図8において、円PおよびQで囲んで示
したクロスコネクト機能部により、伝送信号の“スル
ー”、“ドロップ”あるいは“インサート”が行われ、
これらクロスコネクト機能部でのクロスコネクト設定
を、図示する実線のようにしておけば、パス終端局13
Bでは当該信号Saについてのルートダイバシティが確
保される。
【0036】ここで、仮に図中の冗長ライン20bに断
線が生じたものとすると、局13Aを経由する冗長ライ
ン20aからの信号Saを、局13A′側を経由して局
13Bに与え、断線障害から救済するようにする。この
場合、クロスコネクト装置62′内の円Qにおけるクロ
スコネクト設定は、局13A′内のクロスコネクト設定
手段により上記の“インサート”から“スルー”に切り
替えられる。
【0037】図9は本発明の第6の態様を示す図であ
る。この第6の態様が適用される同期・非同期複合シス
テムは、第5の態様を示す図7のシステムとほぼ同じで
ある。第5の態様ではクロスコネクト装置62,62′
を接続局13A,13A′に設置したが、第6の態様で
は同様のクロスコネクト装置をパス終端局13Bに設置
する(図中の参照番号61)。
【0038】すなわち、第6の態様のクロスコネクト制
御手段64は、パス終端局13B内に設けられ、非同期
系の信号Saに障害があることを示す非同期AISを、
非同期AIS検出部34にて検出したとき、クロスコネ
クト装置61でのクロスコネクト設定を変更する。図9
において、パススイッチ17が図示の接続状態にあっ
て、かつ、今まで、クロスコネクト装置61内のルート
“b”から入力していたパス信号に非同期AISが含ま
れているとき、その非同期AISを検出部34により検
出してクロスコネクト制御手段64を動作させる。手段
64はクロスコネクト装置61内のルートを上記“b”
からルート“c”に設定変更し、今まで局13Aから受
信していたのと同一の入力信号を、他方の局13A′か
ら受け取るようにする(図15を参照)。
【0039】また、今までルート“a”を採っていた側
は、ルート“d”に設定変更する。図10は本発明の第
7の態様を示す図である。この第7の態様は、上述の第
6の態様(図9)を、既述の第3の態様(図3)を利用
して実現したものである。すなわち、接続局13Aまた
は13A′では、非同期信号断/AIS検出器36から
の非同期系障害検出信号を、パスオーバーヘッドのデー
タとしてオーバーヘッドデータ作成部41(非同期障害
通知手段31)にて作成し、これをパス信号に乗せてパ
ス終端局(図10の13B)に送る。このパス終端局1
3Bでは、パスオーバーヘッドモニタ42で、パスオー
バーヘッド内の障害検出信号を検知し、クロスコネクト
制御手段64を駆動して、図9の場合のように、クロス
コネクト装置61でのクロスコネクト設定を変更する。
【0040】図11は本発明の第8の態様を示す図であ
る。この第8の態様は、上述した第7の態様(図10)
の変形に相当し、この第7の態様における非同期系障害
検出の通知ならびに制御を、既述の第4の態様(図5)
に則り行うものである。すなわち、まず、同期通信シス
テム10と非同期通信システム19とを接続する接続局
13A内に設けられ、非同期系の信号Saの断またはそ
の信号に障害があることを示す非同期AISを検出した
とき、当該障害検出信号を、パス終端局13Bに送信す
る非同期障害通知手段31を備え、ここに該非同期障害
通知手段を、複合通信システム全体を集中的に監視・制
御する既存の保守センタ45に対してその障害検出信号
を転送するアラーム通報部46によって構成する。
【0041】また、パス終端局13B内に設けられ、保
守センタ45から転送されるクロスコネクト設定変更指
令信号に基づいてクロスコネクト装置61でのクロスコ
ネクト設定を変更するクロスコネクト制御手段64を備
える。図12は第8の態様(図11)で用いて好適な手
段を示す図である。この構成は既に述べた図6の構成と
ほぼ同じである。すなわち、アラーム通報部46からの
前記の障害検出信号に含まれる情報であって当該障害に
係るパスの発信局およびその障害に係るチャネル番号を
示す第1情報と、その障害に係るパスの発信局およびそ
の障害に係るチャネル番号に関連するパス終端局および
クロスコネクト設定を示す第2情報の対をテーブルとし
て保持するマップメモリ68を、保守センタ45内に設
け、該マップメモリ68よりクロスコネクト設定変更指
令信号を読み出すようにする。
【0042】本図中のアラーム処理・表示部71、判断
部72および指令発生部73の各機能は、図6における
アラーム処理・表示部51、判断部52および指令発生
部53の各機能とほぼ同じである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期通信システムと非同期通信システムとが複合せしめら
れている同期・非同期複合システムにおいて、非同期系
の信号に障害が発生したときも、同期通信システム内に
おいて、同期系のパス信号に障害が発生したときと同様
にルート予備が確保され、一層信頼性の高い、かつ、高
品質な通信システムが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明に係る第1および第2の態様の具体的な
構成を説明するための図である。
【図3】本発明に係る第3の態様の具体的構成を示す図
である。
【図4】周知のパス信号の構成例を示す図である。
【図5】本発明の第4の態様を示す図である。
【図6】第4の態様で用いて好適な手段を示す図であ
る。
【図7】本発明の第5の態様を示す図である。
【図8】図7に示す2重化リングを具体例で示す図であ
る。
【図9】本発明の第6の態様を示す図である。
【図10】本発明の第7の態様を示す図である。
【図11】本発明の第8の態様を示す図である。
【図12】第8の態様で用いて好適な手段を示す図であ
る。
【図13】同期通信システムの一般的な構成例を示す図
である。
【図14】同期および非同期通信システムが合流する従
来の態様例を示す図である。
【図15】図14のシステムの欠点を改良した同期・非
同期複合システムを示す図である。
【符号の説明】
10…同期通信システム 11,12…リング状伝送路 13A〜13D…局 14…非同期・同期変換器 15…パス分岐部 16…パスモニタ 17…パススイッチ 18…同期・非同期変換器 19…非同期通信システム 31…非同期障害通知手段 32…非同期障害パス切替手段 33…パスAIS変換部 34…非同期AIS検出部 35…パスAIS発生器 36…非同期信号断/AIS検出器 41…オーバーヘッドデータ作成部 42…パスオーバーヘッドモニタ 45…保守センタ 46…アラーム通報部 47…パススイッチ制御部 48…マップメモリ 61,62,62′…クロスコネクト装置 63…クロスコネクト制御手段 64…クロスコネクト制御手段 68…マップメモリ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状伝送路(11,12)に挿入さ
    れるパス終端局(13B)を有し、該パス終端局内に
    は、同期系のパス信号の断またはそのパス信号に異常が
    あることを示す同期パスAISを検出したとき、前記リ
    ング状伝送路の一方から入力された該同期系のパス信号
    を他方から入力される該同期系のパス信号に切り替える
    パススイッチ(17)を含む同期通信システム(10)
    と、 非同期系の信号を伝送し、かつ、前記同期通信システム
    に複合せしめられる非同期通信システム(19)と、か
    らなる複合通信システムにおいて、 前記同期通信システムと前記非同期通信システムとを2
    つのルートで接続する2つの接続局(13A,13
    A′)内に設けられ、前記非同期系の信号に障害がある
    ことを示す非同期AISまたその信号の断を検出したと
    き、当該障害検出信号を、前記同期系で認識可能な情報
    に変換して前記パス終端局に送信する非同期障害通知手
    段(31)および、 前記パス終端局内に設けられ、前記障害検出信号を前記
    同期系のパス信号の中から検出しまたは前記非同期障害
    通知手段から送信された前記障害検出信号を受信して、
    前記リング状伝送路上に形成されたパスの切替えを行う
    非同期障害パス切替手段(32)の2つの手段(31,
    32)の少なくとも一方を備えることを特徴とする障害
    時パス切替機能を有する同期・非同期複合システム。
  2. 【請求項2】 前記非同期障害通知手段(31)および
    前記非同期障害パス切替手段(32)のうち該非同期障
    害通知手段のみを備え、該非同期障害通知手段は、前記
    障害検出信号を受信したとき、これを前記同期パスAI
    Sの信号形態に変換して同期パスAISとなし、該同期
    パスAISを前記パス終端局(13B)に送信するパス
    AIS変換部(33)からなり、該パス終端局では、そ
    の変換して送信された同期パスAISによっても前記パ
    ススイッチ(17)を切替え可能とする請求項1に記載
    の同期・非同期複合システム。
  3. 【請求項3】 前記非同期障害通知手段(31)を起動
    するための前記障害検出信号を、非同期系の信号の断あ
    るいは非同期AISを検出する非同期信号断/AIS検
    出器(36)によって出力する請求項2に記載の同期・
    非同期複合システム。
  4. 【請求項4】 前記パスAIS変換部(33)は、前記
    障害検出信号を受信したときパスAISを発生するパス
    AIS発生器(35)と、発生した該パスAISを同期
    パスAISとして前記同期系のパス信号に乗せ換えるた
    めに、該非同期系の信号を、該同期系のパス信号に変換
    する非同期・同期変換器(14)とからなる請求項2に
    記載の同期・非同期複合システム。
  5. 【請求項5】 前記非同期障害通知手段(31)および
    前記非同期障害パス切替手段(32)のうち該非同期障
    害パス切替手段のみを備え、該非同期障害パス切替手段
    は、前記2つの接続局(13A,13A′)のいずれか
    一方から、前記同期系のパス信号内にマッピングして送
    信された前記障害検出信号を検出する非同期AIS検出
    部(34)からなり、該非同期AIS検出部は該障害検
    出信号の検出時に、前記パスモニタ(16)と同様に、
    前記パススイッチ(17)を切り替える請求項1に記載
    の同期・非同期複合システム。
  6. 【請求項6】 前記非同期障害通知手段(31)および
    前記非同期障害パス切替手段(32)を対にして備え、
    該非同期障害通知手段(31)は、前記障害検出信号
    を、パスオーバーヘッドのデータとして作成するオーバ
    ーヘッドデータ作成部(41)からなり、前記非同期系
    の信号を前記同期系のパス信号に変換する非同期・同期
    変換器(14)において、作成された前記パスオーバー
    ヘッドのデータを前記同期系のパス信号に挿入して送信
    する請求項1に記載の同期・非同期複合システム。
  7. 【請求項7】 前記パス終端局(13B)内の前記非同
    期障害パス切替手段(32)を、前記パスオーバーヘッ
    ドのデータを読み取るパスオーバーヘッドモニタ(4
    2)よって構成する請求項6に記載の同期・非同期複合
    システム。
  8. 【請求項8】 前記非同期障害通知手段(31)および
    前記非同期障害パス切替手段(32)を対にして備え、
    該非同期障害通知手段(31)を、前記同期・非同期複
    合システム全体を集中的に監視・制御する既存の保守セ
    ンタ(45)に対して前記障害検出信号を転送するアラ
    ーム通報部(46)によって構成し、また、 該非同期障害パス切替手段(32)を、前記保守センタ
    から転送されるパス切替指令信号に基づいて前記パスス
    イッチ(17)の切替えを実行するパススイッチ制御部
    (47)によって構成する請求項1に記載の同期・非同
    期複合システム。
  9. 【請求項9】 前記アラーム通報部(46)からの前記
    障害検出信号に含まれる情報であって当該障害に係るパ
    スの発信局およびその障害に係るチャネル番号を示す第
    1情報と、その障害に係るパスの発信局およびその障害
    に係るチャネル番号に関連するパス終端局およびチャネ
    ル番号を示す第2情報の対をテーブルとして保持するマ
    ップメモリ(48)を、前記保守センタ(45)内に設
    け、該マップメモリより前記スイッチ切替指令信号を読
    み出す請求項8に記載の同期・非同期複合システム。
  10. 【請求項10】 リング状伝送路(11,12)に挿入
    されるパス終端局(13B)を有し、該パス終端局内に
    は、同期系のパス信号の断またはそのパス信号に障害が
    あることを示すパスAISを検出したとき、前記リング
    状伝送路の一方から入力された該同期系のパス信号を他
    方から入力される該同期系のパス信号に切り替えるパス
    スイッチ(17)を含む同期通信システム(10)と、 非同期系の信号を伝送し、かつ、前記同期通信システム
    に複合せしめられる非同期通信システム(19)と、か
    らなる複合通信システムにおいて、 前記同期通信システムと前記非同期通信システムとを2
    つのルートで接続する2つの局であって、かつ、各々が
    クロスコネクト(62,62′)を具備する2つの接続
    局(13A,13A′)内に設けられ、前記非同期系の
    信号の断またはその信号に障害があることを示す障害検
    出信号が発生したとき、前記クロスコネクト装置(6
    2,62′)でのクロスコネクト設定を変更するクロス
    コネクト制御手段(63)を備えることを特徴とする障
    害時パス切替機能を有する同期・非同期複合システム。
  11. 【請求項11】 リング状伝送路(11,12)に、ク
    ロスコネクト装置(61)を介し、挿入されるパス終端
    局(13B)を有し、該パス終端局内には、同期系のパ
    ス信号の断またはそのパス信号に障害があることを示す
    パスAISを検出したとき、前記リング状伝送路の一方
    から入力された該同期系のパス信号を他方から入力され
    る該同期系のパス信号に切り替えるパススイッチ(1
    7)を含む同期通信システム(10)と、 非同期系の信号を伝送し、かつ、前記同期通信システム
    に複合せしめられる非同期通信システム(19)と、か
    らなる複合通信システムにおいて、 前記パス終端局(13B)内に設けられ、前記非同期系
    の信号に障害があることを示す非同期AISを検出した
    とき、前記クロスコネクト装置(61)でのクロスコネ
    クト設定を変更するクロスコネクト制御手段(64)を
    備えることを特徴とする障害時パス切替機能を有する同
    期・非同期複合システム。
  12. 【請求項12】 リング状伝送路(11,12)に、ク
    ロスコネクト装置(61)を介し、挿入されるパス終端
    局(13B)を有し、該パス終端局内には、同期系のパ
    ス信号に障害が含まれていることを検出したとき、前記
    リング状伝送路の一方から入力された該同期系のパス信
    号を他方から入力される該同期系のパス信号に切り替え
    るパススイッチ(17)を含む同期通信システム(1
    0)と、 非同期系の信号を伝送し、かつ、前記同期通信システム
    に複合せしめられる非同期通信システム(19)と、か
    らなる複合通信システムにおいて、 前記同期通信システムと前記非同期通信システムとを2
    つのルートで接続する2つの接続局(13A,13
    A′)内にそれぞれ設けられ、前記非同期系の信号の断
    またはその信号に障害があることを示す障害検出信号が
    発生したとき、該障害検出信号をパスオーバーヘッドの
    データとして作成するオーバーヘッドデータ作成部(4
    1)を備え、 前記パス終端局内に設けられ、前記パス信号に乗せて送
    信された前記パスオーバーヘッド内の障害検出信号を検
    出するパスオーバーヘッドモニタ(42)と、同じく該
    パス終端局内に設けられ、該パスオーバーヘッドモニタ
    (42)の出力により前記クロスコネクト装置でのクロ
    スコネクト設定を変更するクロスコネクト制御手段(6
    4)を備えることを特徴とする障害時パス切替機能を有
    する同期・非同期複合システム。
  13. 【請求項13】 リング状伝送路(11,12)に、ク
    ロスコネクト装置(61)を介し、挿入されるパス終端
    局(13B)を有し、該パス終端局内には、同期系のパ
    ス信号の断またはそのパス信号に障害があることを示す
    パスAISを検出したとき、前記リング状伝送路の一方
    から入力された該同期系のパス信号を他方から入力され
    る該同期系のパス信号に切り替えるパススイッチ(1
    7)を含む同期通信システム(10)と、 非同期系の信号を伝送し、かつ、前記同期通信システム
    に複合せしめられる非同期通信システム(19)と、か
    らなる複合通信システムにおいて、 前記同期通信システムと前記非同期通信システムとを2
    つのルートで接続する2つの接続局(13A,13
    A′)内にそれぞれ設けられ、前記非同期系の信号の断
    またはその信号に障害があることを示す非同期AISを
    検出したとき、当該障害検出信号を、前記パス終端局に
    送信する非同期障害通知手段(31)を備え、かつ、該
    非同期障害通知手段を、前記複合通信システム全体を集
    中的に監視・制御する既存の保守センタ(45)に対し
    て前記障害検出信号を転送するアラーム通報部(46)
    によって構成し、また、 前記パス終端局内に設けられ、前記保守センタから転送
    されるクロスコネクト設定変更指令信号に基づいて前記
    クロスコネクト装置(61)でのクロスコネクト設定を
    変更するクロスコネクト制御手段(64)を備えること
    を特徴とする障害時パス切替機能を有する同期・非同期
    複合システム。
  14. 【請求項14】 前記アラーム通報部(46)からの前
    記障害検出信号に含まれる情報であって当該障害に係る
    パスの発信局およびその障害に係るチャネル番号を示す
    第1情報と、その障害に係るパスの発信局およびその障
    害に係るチャネル番号に関連するパス終端局およびクロ
    スコネクト設定を示す第2情報の対をテーブルとして保
    持するマップメモリ(68)を、前記保守センタ(4
    5)内に設け、該マップメモリより前記クロスコネクト
    設定変更指令信号を読み出す請求項12に記載の同期・
    非同期複合システム。
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