JPH098762A - 中継装置 - Google Patents

中継装置

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JPH098762A
JPH098762A JP7148777A JP14877795A JPH098762A JP H098762 A JPH098762 A JP H098762A JP 7148777 A JP7148777 A JP 7148777A JP 14877795 A JP14877795 A JP 14877795A JP H098762 A JPH098762 A JP H098762A
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overhead
relay device
transmission
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和央 高津
Katsuichi Ohara
克一 大原
Kanta Yamamoto
幹太 山本
Yoshinori Nakamura
善律 中村
Toshito Echizenya
敏人 越前谷
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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    • H04J3/02Details
    • H04J3/08Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0028Local loop
    • H04J2203/0039Topology
    • H04J2203/0042Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J2203/00Aspects of optical multiplex systems other than those covered by H04J14/05 and H04J14/07
    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
    • H04J2203/0057Operations, administration and maintenance [OAM]
    • H04J2203/006Fault tolerance and recovery

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化、低消費電力化、及び低コスト化を図
ったリジェネレータの機能を有する中継装置を提供す
る。 【構成】 多重化された信号を双方向に伝送する伝送系
を2組有する通信システムにおける中継装置において、
前記2組の伝送系のいずれか一方の伝送系を選択し、こ
こを通る信号に含まれる管理情報を終端する手段を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信ネットワークに
関し、より詳細には同期光通信ネットワークで用いられ
る中継装置に関する。近年、広帯域サービスを実現する
ハイアラーキとして、SDH(SynchronousDigital Hi
erarchy )が国際標準化されている。例えば、例えば北
米で実用化されているSONET(Synchronous Optic
al NETwork )はこのようなハイアラーキの一例であ
る。
【0002】
【従来の技術】図27は、SONETの伝送系の一例を
示すブロック図である。ポイント・ツー・ポイントネッ
トワーク構成で対向する2つの回線終端装置(LTE:
Line Terminated Equipmen
t)LTE1とLTE2との間に、中継装置ADM(A
dd/Drop Multiplexer)が設けられ
ている。各回線終端装置LTE1、LTE2は多重化さ
れた光信号OC−N(OCはOptical Cont
ainerの略で、Nは任意の数)の高次群光インタフ
ェース(入出力インタフェース)を構成する。例えばO
C−12は622.08Mbpsの伝送速度を持つ。回
線終端装置LTE1とLTE2との間は、中継装置AD
Mを介して、2組の双方向(Bothway)光伝送系
L1、L2で接続されている。各光伝送系L1、L2に
おいて、いずれか一方の光伝送回線(光ファイバ)は現
用回線として用い、他方の光伝送回線は予備回線として
用いる。中継装置ADMは、主信号の再生中継及び抽出
・挿入(終端機能)する機能に加え、サービス信号を抽
出・挿入する機能(終端機能)を有する。サービス信号
には、保守者同士が通信する電話回線や、種々の監視制
御情報を含み、SONET伝送系の保守、監視に用い
る。このようなサービス信号は、伝送信号中のセクショ
ン・オーバヘッドSOHやライン・オーバヘッドLOH
を用いて伝送される。
【0003】SONETでは、セクション・オーバヘッ
ドSOHは中継装置間の中継セクションを管理するため
に用いられ、ライン・オーバヘッドLOHは回線終端装
置間の多重セクションを管理するために用いられる。後
述するように、セクション・オーバヘッドSOHは3行
9列構成で、ライン・オーバヘッドLOHは5行9列構
成である。セクション・オーバヘッドSOH及びライン
・オーバヘッドLOHは多重化されたディジタル信号の
先頭に付加される。なお、多重化装置間のパスを管理す
るパス・オーバヘッドも、保守監視に用いられる。
【0004】図28は、上記中継装置ADMの要部構成
を示すブロック図である。回線終端装置LTE1からの
伝送回線L1、L2に対しそれぞれインタフェースIN
F1、INF2が設けられ、回線終端装置LTE2から
の伝送回線L1、L2に対しそれぞれインタフェースI
NF3、INF4が設けられている。図28では、イン
タフェースINF1〜INF4のうち、オーバヘッドS
OH、LOH(サービス信号)を抽出する系を示してい
る。なお、オーバヘッドSOH、LOHを挿入する系は
省略してある。インタフェースINF1とINF2の出
力はそれぞれハイ・インピーダンス制御部Cを介して1
つにまとめられ、INF3とINF4の出力も同様にハ
イ・インピーダンス制御部Cを介して1つにまとめられ
ている。INF1とINF2のいずれか一方のハイ・イ
ンピーダンス制御部Cをハイ・インピーダンスに設定
し、INF3とINF4のいずれか一方のハイ・インピ
ーダンス制御部Cをハイ・インピーダンスに設定する。
換言すれば、INF1とINF2のいずれか一方が出力
するオーバヘッドSOH、LOHを取り出し、INF3
とINF4のいずれか一方が出力するSOH、LOHを
取り出す構成である。現用系と予備系とでは、同一の信
号が伝送されるので、いずれか一方を介して伝送される
信号のオーバヘッドSOH、LOHを抽出すれば十分で
ある。
【0005】上記中継装置ADMに類似した中継装置と
して、リジェネレータ(REG:Regenerato
r)と呼ばれるものがある。図29に示すように、リジ
ェネレータREGは、中継装置ADMと同様に、回線終
端装置LTE1とLTE2との間に設けられる。また、
リジェネレータREGを中継装置ADM間に設けること
もある。中継装置ADMとは異なり、リジェネレータR
EGは主信号及びライン・オーバヘッドLOHを抽出・
挿入する機能を持たない。
【0006】図30は、上記リジェネレータREGの要
部構成を示すブロック図である。図示するように、各回
線毎にインタフェースINF11〜INF14が設けら
れている。リジェネレータREGは中継装置ADMとは
異なり、必ずしも現用及び予備の両方を中継するとは限
らない。例えば、図31に示すように、リジェネレータ
REGは、LTE1とLTE2との間の現用系又は予備
系のいずれか一方を中継し、また回線終端装置LTE3
とLTE4の現用又は予備系のいずれか一方を中継す
る。従って、図28に示す構成とは異なり、リジェネレ
ータREGはハイ・インピーダンス制御部Cを持たな
い。すなわち、図30に示すように、4つのすべての伝
送回線からセクション・オーバヘッドを抽出する。な
お、前述したように、ライン・オーバヘッドは抽出せ
ず、スルーさせる。
【0007】図32は、従来のリジェネレータREGの
要部構成を示すブロック図である。図示するリジェネレ
ータREGは、2つの伝送系の各回線毎に設けられた高
次群インタフェース部10と、オーバヘッド処理部12
a、12b、12c、12dを有するオーバヘッド処理
機構12とを有する。高次群インタフェース部10で抽
出されたセクション・オーバヘッドSOHは、対応する
オーバヘッド処理部12a、12b、12c、12dに
送出され、ここで終端される。太い矢印で示した主信号
は、図示するようにスルー(再生中継であって終端しな
い)する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図32
に示すような従来のリジェネレータREGは、各回線毎
にオーバヘッド処理部12a〜12dを設けており、装
置の小型化、低消費電力化、低コスト化の妨げになって
いた。
【0009】従って、本発明は小型化、低消費電力化、
及び低コスト化を図ったリジェネレータの機能を有する
中継装置を提供することを目的する。また、本発明の別
の目的は、中継装置ADMに多少の改良を施すことで得
ることができる構成を有する、リジェネレータの機能を
持った中継装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下に示す
構成の本発明で達成される。請求項1に記載の発明は、
多重化された信号を双方向に伝送する伝送系を2組有す
る通信システムにおける中継装置において、前記2組の
伝送系のいずれか一方の伝送系を選択し、ここを通る信
号に含まれる管理情報を終端する手段を有する。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1記載
の前記手段は、選択されない他方の伝送系をハイ・イン
ピーダンス状態に設定する手段を有する。請求項3に記
載の発明では、請求項1記載の前記手段は2組の伝送系
に共通に設けられ、伝送されてきた管理情報を抽出し、
送出すべき管理情報を出力する手段を有する。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載の前記管理情報は、前記通信システムの中継セクショ
ンに関する管理情報を含むセクション・オーバヘッドで
ある。請求項5に記載の発明では、請求項1記載の前記
管理情報は、前記通信システムの中継セクションに関す
る管理情報を含むセクション・オーバヘッドであり、前
記通信システムの多重セクションに関する管理情報を終
端しない。
【0013】請求項6に記載の発明では、請求項1記載
の前記2組の伝送系の1つは、予備の伝送系を構成す
る。請求項7に記載の発明では、請求項1記載の前記手
段は、前記選択されている伝送系を通る信号中の所定の
情報を参照していずれか一方の組の伝送系を選択する手
段を有する。
【0014】請求項8に記載の発明では、請求項7にお
いて、前記通信システムの多重セクションを管理する管
理情報を終端して前記所定の情報を得る手段を有する。
請求項9に記載の発明では、前記管理情報中の所定の情
報とは、障害の発生により系を現用系から予備系に切り
替えたことを示す情報である。
【0015】請求項10に記載の発明は、多重化された
信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1組有す
る通信システムにおける中継装置において、前記伝送系
を通る信号に含まれ、かつ前記通信システムの中継セク
ションに関する管理情報を終端するかどうかの判断を、
前記中継システムの多重セクションに関する管理情報を
終端して該管理情報に基づき行う手段を有する。
【0016】請求項11に記載の発明では、請求項10
記載の前記手段は、多重セクションに関する管理情報を
パターン化し、このパターンを検出することで前記判断
を行う。請求項12に記載の発明では、請求項11記載
の前記中継装置は通信システムの予備伝送系を構成し、
前記パターン化された管理情報は、障害発生時の前記予
備伝送系への切り替え方式に依存する。
【0017】請求項13に記載の発明では、多重化され
た信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1組有
する通信システムにおける中継装置において、受信側に
設けられた第1のフレーム同期用スイッチと、送信側に
設けられた第2のフレーム同期用スイッチとを有し、第
1及び第2のフレーム同期用スイッチは連動して常に等
しい状態にある。
【0018】
【作用】請求項1〜9に記載の発明は、多重化された信
号を双方向に伝送する伝送系を2組有する通信システム
における中継装置において、前記2組の伝送系のいずれ
か一方の伝送系を選択し、ここを通る信号に含まれる管
理情報を終端するので、従来各組の伝送系毎に設けてい
た管理情報を終端する手段に比べ、小型化、低消費電力
化、及び低コスト化が可能になる。
【0019】請求項10〜12に記載の発明は、多重化
された信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1
組有する通信システムにおける中継装置において、前記
伝送系を通る信号に含まれ、かつ前記通信システムの中
継セクションに関する管理情報を終端するかどうかの判
断を、前記中継システムの多重セクションに関する管理
情報を終端して該管理情報に基づき行うので、障害発生
時等で管理情報の伝送不能状態を回避することができ
る。
【0020】請求項13に記載の発明では、多重化され
た信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1組有
する通信システムにおける中継装置において、受信側に
設けられた第1のフレーム同期用スイッチと、送信側に
設けられた第2のフレーム同期用スイッチとを有し、第
1及び第2のフレーム同期用スイッチは連動して常に等
しい状態にあるので、通信システム内の中継装置の数に
依存することなく、短時間にほぼ同時に各中継装置は信
号復旧状態となる。
【0021】
【実施例】図1は、本発明によるリジェネレータREG
の要部構成を示す図である。図示するように、各伝送回
線毎に、インタフェースINF15、INF16、IN
F17及びINF18を有する。例えば、光伝送系L1
を現用系として用い、光伝送系L2を予備系として用い
る。各インタフェースINF15〜INF18は、ハイ
・インピーダンス制御部Cを具備している。インタフェ
ースINF15とINF16のいずれか一方のハイ・イ
ンピーダンス制御部Cをハイ・インピーダンスに設定
し、インタフェースINF17とINF18のいずれか
一方のハイ・インピーダンス制御部Cをハイ・インピー
ダンスに設定する。すなわち、現用系と予備系のいずれ
か一方を選択して、ここを通る信号中のセクション・オ
ーバヘッドを抽出(終端)し、他方の伝送系を通る信号
中のセクション・オーバヘッドを終端しない。この結
果、図30に示す従来のリジェネレータREGに比べ、
処理すべきセクション・オーバヘッドの数は半分に軽減
され、装置の小型化、低消費電力化、及び低コスト化が
可能となる。
【0022】図2は、図1に示す構成を詳細に示すブロ
ック図である。以下、図2に示す構成を本発明の第1の
実施例として説明する。図2に示すように、各伝送回線
ごとに高次群インタフェース部20を設けてある。各高
次群インタフェース部20はそれぞれ、セクション・オ
ーバヘッドSOHの終端を制御するハイ・インピーダン
ス制御部21を有する。今、図2の左側に図示されてい
る2つの高次群インタフェース部20をウェスト側
(W)とし、右側に図示されている2つの高次群インタ
フェース部20をイースト側(E)とすると、ウェスト
側の2つのハイ・インピーダンス制御部21は同一のオ
ーバヘッド切り替え信号23で制御され、イースト側の
2つのハイ・インピーダンス制御部21は同一のオーバ
ヘッド切り替え信号23で制御されている。オーバヘッ
ド切り替え信号23の指示により、イースト側の2つの
ハイ・インピーダンス制御部21のいずれか一方がハイ
・インピーダンス状態に設定され、ウェスト側の2つの
ハイ・インピーダンス制御部21のいずれか一方がハイ
・インピーダンス状態に設定される。例えば、予備系に
設定されている伝送系L2をウェスト側及びイースト側
ともハイ・インピーダンス状態に設定する。なお、いず
れか一方のハイ・インピーダンス制御部21は、図示し
ないインバータを介して上記オーバヘッド切り替え信号
23を受け取る。
【0023】主信号は、図2の太い矢印のルートを通
る。すなわち、主信号はリジェネレータREGをスルー
する。ウェスト側(W)のハイ・インピーダンス制御部
21の出力は共通に接続され、オーバヘッド処理機構2
2のオーバヘッド処理部22aに接続されている。同様
に、イースト側(E)のハイ・インピーダンス制御部2
1の出力は共通に接続され、オーバヘッド処理機構22
のオーバヘッド処理部22bに接続されている。また、
オーバヘッド処理部22a及び22bから、主信号に挿
入されるべきセクション・オーバヘッドSOHが高次群
インタフェース部20に出力される。
【0024】このように、ウエスト側(W)の2つの伝
送回線に共通にオーバヘッド処理部22aを設け、イー
スト側(E)の2つの伝送回線に共通にオーバヘッド処
理部22bを設けているので、装置の小型化、低消費電
力化、及び低コスト化が可能となる。
【0025】以上説明した図1及び図2から、ウエスト
側(W)の2つの伝送回線に共通にオーバヘッド処理部
22aを設け、イースト側(E)の2つの伝送回線に共
通にオーバヘッド処理部22bを設ける構成は、既存の
中継装置ADMの構成に適合する。よって、既存の中継
装置ADMを流用して、リジェネレータREGを容易に
構成することができる。
【0026】図3は、中継装置ADMを用いてリジェネ
レータREGの機能を実現した構成を示すブロック図で
ある。なお、図3中、前述した構成要素と同一のものに
は同一の参照願号を付してある。太い矢印は主信号のル
ートを示している。主信号の各ルート上には、主信号用
ハイ・インピーダンス制御部21Aが設けられている。
セクション・オーバヘッドSOHのみオーバヘッド処理
機構22に送られ、主信号はスルー(再生中継)する。
【0027】図4は、図1ないし図3に示すリジェネレ
ータREGの要部の構成を示すブロック図である。伝送
系L1とL2のそれぞれの一方の伝送回線にかかる構成
を図示してある。伝送系L1からの光信号を光/電気変
換器(O/E)31で電気信号に変換し、これをシリア
ル/パラレル変換器(S/P)32でパラレル信号に変
換する。フレーム同期回路(SYNC)33はパラレル
信号のフレーム同期をとり、デスクランブラ(DSC
R)34はフレーム同期がとられたパラレル信号をデス
クランブルする。セクション・オーバヘッドSOHは、
抽出/挿入部(INS/DRP)35で抽出され、オー
バヘッド処理部(PROCESS)36で処理される。
例えば、伝送されてきた保守・監視情報はここで取り出
される。また、オーバヘッド処理部36は伝送すべきセ
クション・オーバヘッドを抽出/挿入部35に出力す
る。セクション・オーバヘッドが付加された伝送信号
は、スクランブラ(SCR)37でスクランブルされ
る。パラレル/シリアル変換部(P/S)38は、パラ
レル形式の伝送信号をシリアル形式に変換する。電気/
光変換部(E/O)39は、受け取ったシリアル形式の
電気信号を光信号に変換して、伝送系L1に送出する。
PLLシンセサイザ40は、シリアル/パラレル変換部
32で抽出したタイミング信号を内部発振器が生成する
タイミング信号と比較し、パラレル/シリアル変換部3
8の動作タイミングを生成する。
【0028】伝送系L2の光信号を処理する回路も、上
記抽出/挿入部35及びオーバヘッド処理部36を除
き、伝送系L1の処理回路と同様に構成されている。前
述したように、セクション・オーバヘッドを処理する回
路は、伝送系L1とL2で共用化されているので、抽出
/挿入部35及びオーバヘッド処理部36は伝送系L1
及びL2に共通に設けられている。伝送系L2のデスク
ランブラ34の出力信号は抽出/挿入部35に与えられ
る。図4の*1の部分に、前述のハイ・インピーダンス
制御部21が設けられている。また、抽出/挿入部35
の出力は、伝送系L2のスクランブラ37にも接続され
ている。図4の*2の部分に、前述のハイ・インピーダ
ンス制御部21が設けられている。なお、伝送系L2の
主信号はリジェネレータREGをスルーする(中継再
生)ので、図4では便宜上、デスクランブラ34から直
接スクランブラ37に主信号が伝送されるように図示し
てある。*1と*2に設けられているハイ・インピーダ
ンス制御部21の切り替え制御は、オーバヘッド処理部
36が出力するオーバヘッド切り替え信号(図3に示す
信号23に相当する)で制御される。なお、図4では、
便宜上、この切り替え信号の図示を省略してある。
【0029】図5は、図4に示す抽出/挿入部35の構
成を示す図である。セクション・オーバヘッド抽出部3
5aは、いずれか一方のデスクランブラ34からの信号
からセクション・オーバヘッドSOHを抽出する。ま
た、APS(Automatic Protectio
n Switch)抽出部35bは、K1及びK2バイ
トからなる自動保護スイッチAPSを抽出する。なお、
このAPS抽出部35bについての詳細は後述する。メ
モリ(MEM)35cは周波数調整用であり、主信号を
一時記憶する。セクション・オーバヘッド挿入部35d
は、オーバヘッド処理部36からのセクション・オーバ
ヘッドSOHを主信号の先頭に付加して、スクランブラ
37に出力する。なお、ブロック35eについては後述
し、ここではメモリ35cの出力はセクション・オーバ
ヘッド挿入部35dに直接与えられるとして考える。
【0030】以上、本発明の第1の実施例によるリジェ
ネレータREGを説明した。セクション・オーバヘッド
処理部は共通化されているので、装置の小型化、低消費
電力化、及び低コスト化が可能となる。次に、本発明の
第2の実施例について説明する。第1の実施例では、図
2に示すハイ・インピーダンス制御部21のインピーダ
ンス設定を、伝送系に発生した障害に基づいて動的に行
うことを主たる特徴としている。例えば、現用系に障害
が発生した場合に、予備系を現用系に設定するととも
に、これに応じてハイ・インピーダンス制御部21の設
定も切り替える。
【0031】ここで、伝送回線の切り替えについて図6
を参照して説明する。図6(A)は、ユニ・ディレクシ
ョナル(Unidirectional)切り替え方式
を示し、図6(B)はバイ・ディレクショナル(Bid
irectional)切り替え方式を示す。図6
(A)において、現用伝送系L1の伝送回線に”×”で
示す障害が発生した場合、ユニ・ディレクショナル切り
替え方式では、障害を受信側(この例の場合、LTE
2)で検出し、障害が発生した伝送回線に対応する予備
系L2の伝送回線を現用系に切り替える。図6(B)に
示すバイ・ディレクショナル切り替え方式では、上記と
同様の障害が発生した場合、受信側の回線終端装置LT
E2がこれを検出し、伝送系L2の2つの伝送回線を現
用系に切り替える。すなわち、障害が発生していない伝
送系L1の伝送回線も、伝送系L2の対応する伝送回線
に切り替える。
【0032】第2の実施例におけるハイ・インピーダン
ス制御部21の切り替え制御は、図6(A)及び(B)
のいずれにも対応できる。障害発生時、回線終端装置L
TE間で伝送されるAPSバイト(K1、K2)をリジ
ェネレータREGがモニタすることで、回線の切り替え
が終了したこと(APSプロトコルの完了)を検出し、
自動的にセクション・オーバヘッドSOHの終端を現用
から予備に切り替える。
【0033】ここで、APSバイトを説明するために、
セクション・オーバヘッドSOH及びパス・オーバヘッ
ドPOHについて説明する。図7(A)はセクション・
オーバヘッドSOH及びラインオーバヘッドLOHを示
す図で、図7(B)はパス・オーバヘッドPOHを示す
図である。公知のように、セクション・オーバヘッドS
OHは、3行9列構成であり、ライン・オーバヘッドL
OHは5行9列構成である。また、パス・オーバヘッド
POHは9行1列構成である。
【0034】図8に、伝送信号のフォーマットを示す。
パス・オーバヘッドPOH及びライン・オーバヘッドL
OHは、先頭にパス・オーバヘッドPOHを有するペイ
ロードと呼ばれる主信号の先頭に付加される。AUポイ
ンタは、ペイロード中にある多重化された情報の1単位
の先頭を示す。
【0035】図9に、セクション・オーバヘッドSOH
及びライン・オーバヘッドLOHを構成する記号の定義
を示す。前述したように、セクション・オーバヘッドS
OHは中継装置(ADMやREG)間の管理に使用さ
れ、ライン・オーバヘッドLOHは回線終端装置LTE
間の管理に使用される。前述のAPSバイトはライン・
オーバヘッドLOHに含まれ、K1、K2バイトで構成
される。K1バイトは切り替え系の制御に関する情報で
あり、K2バイトは多重セクション状態の転送に関する
情報である。
【0036】図10に、K1バイト及びK2バイトの詳
細を示す。これらのバイトはライン・オーバヘッドLO
Hの一部であり、通常は回線終端装置LTEで終端さ
れ、公知のAPSプロトコルに従った制御が行われる。
K1バイトは、リクエスト・タイプ(Type of
Request)及びスイッチング・リクエスト・チャ
ネル(Switching Request Chan
nel)情報を含む。K2バイトは、ブリッジング・チ
ャネル(Bridging Channel)、1+1
/1:1、オペレーション・モード(Mode of
Operation)情報を含む。
【0037】リクエスト・タイプには、回線(ライン)
切り替えのステータス、コンディション、外部制御内容
が示してある。スイッチング・リクエスト・チャネルに
は、回線のTail−end(受信側)装置において
の、スイッチングが行われる現用回線番号(例えば0〜
15)が示してある。ブリッジング・チャネルには、回
線のTail−head(送信側)装置においての、ブ
リッジングが行われる現用回線番号(例えば0〜15)
が示してある。1+1/1:1の情報には、システム・
アーキテクチャが1+1か1:nかの情報が示してあ
る。オペレーション・モードにはユニ・ディレクショナ
ル、バイ・ディレクショナル、回線AIS(Line
Alarm Indication Signal:L
AISともいう)、回線FERF(Far End R
eceive Failure:LFERFともいう)
の情報が挿入される。
【0038】次に、図11を参照して、本発明の第2の
実施例の動作について説明する。前述したリジェネレー
タREGで上記APSバイト(K1、K2)をモニタ
し、障害の発生等で回線が切り替ったときに、リジェネ
レータREGで終端すべきセクション・オーバヘッドS
OHを切り替える。
【0039】まず、リジェネレータREGは、回線終端
装置LTE1側の現用回線で発生した信号断(LOS:
Loss of Signal)を検出して、LTE2
側の現用回線に回線障害表示信号LAIS(Line
Alarm Indication Signal)を
送出する。この信号は、図5に示すブロック35eが生
成する。LTE2は回線障害表示信号LAISを検出
し、予備(Protect)回線に切り替えるための切
り替え要求(スイッチンング・リクエスト)を発生す
る。この切り替え要求はK1バイトのスイッチング・リ
クエスト・チャネルを1に設定し、K2バイトのブリッ
ジング・チャネルを0に設定することで行われる。回線
終端装置LTE2からの切り替え要求はリジェネレータ
REGをスルーし、LTE1はこれを受信する。
【0040】LTE1は所定の処理を行ってその要求が
有効であると判断した場合に、予備回線へブリッジング
(切り替え)し、K1バイトのスイッチング・リクエス
ト・チャネルを1に設定し、K2バイトのブリッジング
・チャネルを1に設定する。リジェネレータREGは、
予備回線を介して受信した上記”1、1”をモニタする
(図の*1)。このK1、K2バイトは図5に示すAP
S抽出部35bで抽出され、オーバヘッド処理部でこれ
らの値が判定される。
【0041】また上記K1、K2バイトは回線終端装置
LTE2に送出され、受信される。ブリッジング情報を
受信したLTE2は現用回線を予備側に切り替え、スイ
ッチング・リクエスト・チャネル及びブリッジング・リ
クエスト・チャネルを予備側に維持した情報を送り続け
る。リジェネレータREGは、LTE2から予備回線を
介して上記”1、1”をモニタすると(図の*2)、受
信APSバイトの示すスイッチング・リクエスト・チャ
ネル及びブリッジング・チャネルがLTE1とLTE2
で一致したことを確認して、受信すべきセクション・オ
ーバヘッドSOHを予備側に切り替える(ハイ・インピ
ーダンスの設定を予備側に切り替える)。
【0042】このようにして、障害発生等に起因した回
線切り替えが行われても、セクション・オーバヘッドS
OHを正常に送受信することができる。次に、本発明の
第3の実施例について説明する。第3の実施例は、障害
の発生等に回線を切り替えた際、セクション・オーバヘ
ッドSOH中の情報の一部をリジェネレータREGで終
端することなくスルーさせることで、無用なアラームの
発生や通信の遮断を回避することを意図している。
【0043】図12は、ポイント・ツー・ポイントネッ
トワーク構成で対向する回線終端装置LTE1とLTE
2において、現用系は直結し、予備系はリジェネレータ
REGを介して接続されている構成を示している。図
中、LTE1及びLTE2において、TXw、TXpは
それぞれ現用系及び予備系の送信部を示し、RXw及び
RXpはそれぞれ現用系及び予備系の受信部を示す。ま
た、SWは予備回線スイッチを示し、前述のユニ・ディ
レクショナル切り替えを実現する。リジェネレータRE
GのTX及びRXはそれぞれ送信部及び受信部を示し、
PROCESSはセクション・オーバヘッド処理部を示
している。また#1、#2は現用回線、#3〜#6は予
備回線を示す。
【0044】図12に示すリジェネレータREGは2つ
の双方向(Bothway)伝送系を収容するが、図1
2では一方のみ示している。このようなリジェネレータ
を図12に示すように使用する場合、LTE1とLTE
2が直結されていることに対応して、セクション・オー
バヘッドSOHをスルーに設定することができる。以
下、図12に示すリジェネレータREGは、通常時、セ
クション・オーバヘッドSOHをスルーさせる構成であ
るものとして説明する。
【0045】図12の”×”で示す現用回線#2上に障
害(一次障害)が発生すると、図11を参照して説明し
た手順と同様の手順で、現用系から予備系に回線を切り
替える。この切り替えにより、リジェネレータREGで
終端するセクション・オーバヘッドSOHも予備側に切
り替えられるが、もしこのオーバヘッド中のデータ通信
用D1〜D3バイト(図7(A)及び図9参照)を終端
してしまうとLTE1の予備側の受信部RXp及び予備
回線#3に接続されたリジェネレータREGの受信部R
XでDCCアラームが発生してしまう。データ通信用D
1〜D3バイト(これをDCCとも言う)は、いわゆる
ハンド・シェイク方式で通信されるので、受信側からア
クノリッジ信号が受信できないと通信が成立せず、DC
Cアラームとなる。
【0046】現用回線#2の障害を検出した回線終端装
置LTE2は予備回線スイッチSWを予備側に切り替え
る。LTE1からの信号は予備回線#3及びリジェネレ
ータREG、及び予備回線#5を介してLTE2の予備
側受信部RXpで受信される。リジェネレータREG
は、セクション・オーバヘッドSOHを終端するので、
D1〜D3バイトもここで終端される。従って、LTE
1からのD1〜D3バイトに対するアクノリッジが得ら
れず、LTE1の受信部RXpでDCCアラームが発生
する。同様に、回線#3に接続されたリジェネレータR
EGの受信部RXでもDCCアラームが発生する。
【0047】よって、予備回線スイッチSWがユニ・デ
ィレクショナル切り替え方式で動作する場合で、現用回
線に障害が発生した場合には、D1〜D3バイトがリジ
ェネレータREGをスルーするようにする。なお、この
手順については後述する。なお、D1〜D3バイトのみ
ならず、セクション・オーバヘッドSOHのE1バイト
(音声打ち合わせ)、F1バイト(故障特定)、B1バ
イト(誤り監視)もリジェネレータREGで終端するこ
となくスルーさせれば、これらの情報が途絶えることを
回避することができる。
【0048】図13は、回線終端装置LTE1、LTE
2の予備回線スイッチSWがユニ・ディレクショナル切
り替え方式で動作し、現用回線#1に1次障害が発生
し、現用回線#2に2次障害が発生した場合を示す。通
常、リジェネレータREGはセクション・オーバヘッド
SOHをスルーさせるように設定されている。これらの
障害を検出した回線終端装置LTE1、LTE2はそれ
ぞれ予備回線スイッチSWを予備側に切り替える。この
場合にも、セクション・オーバヘッドSOHのD1〜D
3バイト、E1バイト、F1バイト、B1バイトを両方
向ともリジェネレータREGで終端するように制御する
ことで、リジェネレータREGとLTE1、LTE2と
の間における上記バイトで実現される機能を保証するこ
とができる。なお、図13の場合の手順についても後述
する。
【0049】図14は、回線終端装置LTE1、LTE
2の予備回線スイッチSWがバイ・ディレクショナル切
り替え方式で動作し、現用回線#1に1次障害が発生し
た場合を示す。通常、リジェネレータREGはセクショ
ン・オーバヘッドSOHをスルーさせるように設定され
ている。図14に示す構成の場合には、現用回線#1に
発生した障害を検出したLTE1の予備回線スイッチS
Wを予備側に切り替えるとともに、障害が発生していな
い現用回線#2に代えて、LTE2の予備回線スイッチ
SWが予備側に切り替わる。この場合にも、セクション
・オーバヘッドSOHのD1〜D3バイト、E1バイ
ト、F1バイト、B1バイトを両方向ともリジェネレー
タREGで終端するように制御することで、リジェネレ
ータREGとLTE1、LTE2との間における上記バ
イトで実現される機能を保証することができる。なお、
図13の場合の手順についても後述する。
【0050】図15、図16及び図17は図12、図1
3及び図14の動作を示すフローチャートである。図1
5と図16はI−I線で結合し、図16と図17はII
−II線で結合する。なお、このフローチャートは、図
4及び図5に示すリジェネレータREGの各部で行われ
る処理である。図15は、回線#3から信号を入力し、
回線#6に出力する処理である。図17は、回線#5か
ら信号を入力し、回線#6に出力する処理である。図1
6は、図15及び図17の処理で参照されるテーブルを
含むステップを示す。
【0051】回線#3から受信した光信号を図4の光/
電気変換部31でシリアル形式の電気信号に変換し(ス
テップST1)、次にシリアル/パラレル変換部32で
パラレル形式に変換する(ステップST3)。そしてフ
レーム同期部33でフレーム同期をとり(ステップST
5)、デスクランブラ34がステップST7とST9を
実行する。ステップST7で、デスクランブラ34はセ
クション・オーバヘッドSOHをデスクランブルする。
ステップST9で、デスクランブラ34はライン・オー
バヘッドLOHをデスクランブルし、ステップST11
でK1及びK2バイトを読み込む。そして、図16に示
すステップST13で処理部36はK1、K2バイトの
値から3つのパターンPT#1、PT#2、PT#3の
どのパターンが示されているかを判断する。図15で
は、ステップST14のセクション・オーバヘッド切り
替え処理でラインA又はBのいずれかが選択され、図1
7に示すステップST15ではラインC又はDのいずれ
かが選択される。この選択を図5を参照して説明する
と、ラインB又はCが選択された場合にはメモリ35c
から読み出されたセクション・オーバヘッドSOHはセ
クション・オーバヘッド挿入部35dをスルーし、ライ
ンA又はDが選択された場合には処理部36からのセク
ション・オーバヘッドSOHがスクランブラ37に出力
される。
【0052】ステップST13でパターンが特定される
と、ステップST14で対応するラインを選択する。ラ
インAの場合には、ステップST16で処理部36が行
うE1、F1、DCC(D1〜D3)、B1バイトの読
み出し、書き込み処理を行う。ステップST16の処理
後、又はステップST14の処理後、ステップST18
でスクランブラ37によりセクション・オーバヘッドS
OHをスクランブルする。そして、ステップST20で
変換部38によりパラレル/シリアル変換処理を行った
後、ステップST22で電気/光変換部39により光信
号に変換して、回線#6に送出する。
【0053】図17に示す処理も、図15に示す処理と
同様である。すなわち、図17の各ステップSTnは図
15のステップSTn−1に相当する。図16の処理に
ついて説明する。図12に示す構成において、回線終端
装置LTE1、LTE2が現用側回線#1、#2で運用
している場合において、リジェネレータREGのセクシ
ョン・オーバヘッドSOHはスルー設定である。回線#
2に障害が発生した場合でも、図16に示すステップS
T13においてライン・オーバヘッドLOHのK1、K
2からパターンPT#1を検出することで、セクション
・オーバヘッドSOHをスルーさせる。
【0054】図13に示す構成において、回線終端装置
LTE1、LTE2が現用側回線#1、#2で運用して
いる場合において、リジェネレータREGのセクション
・オーバヘッドSOHはスルー設定である。また、回線
#1、#2に障害が発生した場合、図16に示すステッ
プST13においてライン・オーバヘッドLOHのK
1、K2からパターンPT#2を検出することによっ
て、セクション・オーバヘッドを終端させる。よって、
リジェネレータREGと回線終端装置LTE1、LTE
2間でD1〜D3バイト、E1バイト、F1バイト、B
1バイトを用いて行われる情報伝達が可能になる。
【0055】図14に示す構成において、回線終端装置
LTE1、LTE2が現用側回線#1、#2で運用して
いる場合において、リジェネレータREGのセクション
・オーバヘッドSOHはスルー設定である。また、回線
#1、#2に障害が発生した場合、図16に示すステッ
プST13においてライン・オーバヘッドLOHのK
1、K2からパターンPT#3を検出することによっ
て、セクション・オーバヘッドを終端させる。よって、
リジェネレータREGと回線終端装置LTE1、LTE
2間でD1〜D3バイト、E1バイト、F1バイト、B
1バイトを用いて行われる情報伝達が可能になる。
【0056】次に、本発明の第4の実施例を説明する。
第4の実施例は、リジェネレータを用いてパス・スイッ
チ・リング(PSR)を構成する場合に関する。図18
は、パス・スイッチ・リング構成の一例を示すブロック
図である。2つの中継装置ADM−AとADM−Dとの
間に、2つのリジェネレータREG−BとREG−Cと
が設けられている。中継装置ADM−AとADM−D
は、回線終端装置LTEであってもよい。リジェネレー
タREG−B、REG−Cはそれぞれ2組の双方向伝送
系を収容する。各リジェネレータREG−B、REG−
Cにおいて、セクション・オーバヘッドSOHは一方の
双方向伝送系のみで終端し、他方はスルーさせる。図1
8では、スルーを1−W、2−Wで示し、終端を1−
P、2−Pで示している。また、発生したデータが自分
に戻ってこないように、中継装置ADM−Aの1−P側
をマスタに設定して、オーバヘッド・データリンクを予
め切断(図18の×で示す)しておく。中継装置ADM
−Dの1−P側はスレーブに設定される。すなわち、セ
クション・オーバヘッドSOHは、各リジェネレータR
EG−B、REG−Cで終端される。
【0057】図19は、パス・スイッチ・リング構成の
別の例を示すブロック図である。中継装置ADM−Aと
ADM−Dとは一方において直結され、他方においてリ
ジェネレータREG−B、REG−Cを介して接続され
ている。また、中継装置ADM−EとADM−Fとは一
方において直結され、他方においてリジェネレータRE
G−B、REG−Cを介して接続されている。これによ
り、図示するように2つのリングRING1、RING
2が形成されている。中継装置ADM−Aの1−P側及
びADM−Eの1−P側で、オーバヘッド・データリン
クは予め切断(図中の×で示す)されている。
【0058】図18及び図19に示すパス・スイッチ・
リング構成では、障害が発生した場合、障害を検出した
装置で障害側のオーバヘッド・データリンクを切断し、
マスタ側の切断箇所を復旧させるために、障害通知信号
をセクション・オーバヘッドSOH中のF1バイト(図
9参照)を使用している。
【0059】図19に示す構成において、図20に示す
ように、リジェネレータREG−B、REG−Cの入っ
た系の伝送回線が☆で示す位置で断線した場合を考え
る。この場合、リジェネレータREG−Cの入力は断と
なるが、リジェネレータREG−Cの対応する系はスル
ーに設定されているので、リジェネレータREG−Cか
らセクション・オーバヘッドSOHを使って障害情報を
リジェネレータREG−Bを介して中継装置ADM−A
に伝送することができない。よって、中継装置ADM−
Dが孤立してしまう。
【0060】本発明の第4の実施例は、上記問題点を解
消することを意図している。図21は、本発明の第4の
実施例による再ルーティング手順を示す図である。この
再ルーティング手順によれば、セクション・オーバヘッ
ドSOHをスルーするリジェネレータREGでは、これ
に接続されるセクション・オーバヘッドSOHを終端す
る装置にローカル障害情報を送り、これを検出したセク
ション・オーバヘッドSOHを終端する装置でオーバヘ
ッド・データリンクの切断、障害通知信号の発生を行
う。
【0061】図21において、図20と同じ位置☆で障
害が発生した場合、この伝送系のセクション・オーバヘ
ッドSOHをスルーさせるリジェネレータREG−Cは
入力断を隣りのリジェネレータREG−Bにローカルに
通知する(*で示す矢印)。リジェネレータREG−B
はこれを検出し、オーバヘッド・データリンク切断(×
の位置)、障害通知信号(F1バイト)の発生を行う。
【0062】上述のローカル障害情報は、リジェネレー
タREG−Cの障害に対応する系はスルーなので、後続
のリジェネレータREG−Bは障害時に自動的に送られ
るパターンを認識してリジェネレータREG−Cの入力
障害検出を行う。入力障害時にリジェネレータREG−
Cからは回線障害表示信号LAIS(Line Ala
rm Indication Signal)が出力さ
れる。この時のセクション・オーバヘッドSOHは規定
できないため、オール’0’(F1バイトも’0’)で
ある。
【0063】なお、回線障害表示信号LAISは、前述
した図5に示すブロック35eが発生する。メモリ35
cから所定時間データの出力がないと、ブロック35e
がLAIS信号を出力する。以上の構成から、図22に
示すように、オーバヘッド・スルーのリジェネレータR
EG−Cに接続されるオーバヘッド終端のリジェネレー
タREG−Bは、LAISとF1=0(障害通知情報な
し)を検出し、これが検出された場合にはオーバヘッド
・データリンク切断(×の位置)、障害通知信号(F1
=1)の発生を行う。
【0064】また、図22には、オーバヘッド終端のリ
ジェネレータREGに入力障害が発生した場合も示して
ある。この場合には、リジェネレータREGがこの入力
障害を検出して、オーバヘッド・データリンクの切断
(×の位置)を行い、障害通知信号F1を1に設定する
(F1=1)。この障害通知信号は上記LAISととも
に送出され、図22の例ではオーバヘッド・スルーのリ
ジェネレータREGをスルーして、後続の装置に送出さ
れる。
【0065】図23は、図21の構成において、図21
を参照して説明した障害に加え、リジェネレータREG
−Cのセクション・オーバヘッドを終端する系に入力障
害が発生した場合の再ルーティング手順を示す。リジェ
ネレータREG−Cのセクション・オーバヘッドを終端
する系の入力障害が発生すると、オーバヘッド・データ
リンクの切断(×の位置)を行い、障害通知信号F1を
1に設定する(F1=1)。この障害通知信号は上記L
AISとともに送出され、オーバヘッド・スルーのリジ
ェネレータREGをスルーして、中継装置ADM−Eに
送出される。中継装置ADM−EではF1=1であるこ
とを検出して、いままで切断されていた(×)オーバヘ
ッド・データリンクを接続する(○)。
【0066】なお、オーバヘッド・データリンクの切断
・接続は、例えば図3に示すハイ・インピーダンス制御
部21、21Aの制御で実現できる。次に、本発明の第
5の実施例について説明する。図4に示す構成におい
て、フレーム同期部33は並列信号のフレーム同期を内
部のバイト・スイッチを用いて行う。例えば、シリアル
/パラレル変換器32から8ビットのデータD1〜D8
が出力された場合、この1バイトの先頭データは本来D
0とすれば、フレーム同期部33はフレーム同期処理を
行い、8ビットのパラレルデータD0〜D7を出力す
る。通常、図4に示すように、フレーム同期部を構成す
るバイト・スイッチは受信側のみに設けられ、送信側に
はない。しかしながら、受信側にのみバイト・スイッチ
を設けた場合には、発生した障害が復旧した後、システ
ム全体で同期が回復するまで(信号復旧)に多くの時間
を要してしまう。この問題点を、図24を参照して説明
する。
【0067】今、図24(A)に示す多重化伝送システ
ムを考える。このシステムは、回線終端装置LTE1と
LTE2との間に3つのリジェネレータREG1、RE
G2、REG3が設けられている。各リジェネレータR
EG1、REG2、REG3はそれぞれ送信側にのみバ
イト・スイッチを有する。図24(B)は、リジェネレ
ータREG1、REG2、REG3及び回線終端装置L
TE2の動作を示すタイミング図である。図24(B)
中、”OOF”は同期外れ(Out of Fram
e)を示し、”LOF”は信号喪失(Loss of
Signal)を示す。”LAIS”は前述した回線障
害表示信号である。なお、図24(A)を参照して中継
セクションと多重セクションとを説明すると、中継セク
ションとは、各リジェネレータ間及びリジェネレータと
回線終端装置との間のセクションを意味し、多重セクシ
ョンとは回線終端装置LTE1とLTE2との間のセク
ションを意味する。
【0068】今、図24(A)の×で示す位置に障害が
発生した場合、リジェネレータREG1では前方保護時
間t\s1\s経過後フレーム同期がはずれる。同様に、他
のリジェネレータREG2、REG3及び回線終端装置
LTE2でも同時刻にフレーム同期がはずれる。障害が
復旧すると、リジェネレータREG1では同期引き込み
(ハンチング)処理に要する時間と後方保護時間との和
t\s2\s経過後、フレーム同期が再び確立する。しかし
ながら、リジェネレータREG2、REG3及び回線終
端装置LTE2では、手前のリジェネレータREG1の
同期が引き込むたびに、リジェネレータから出力される
フレームの位置が変わるため、一旦同期を引き込みはす
るが、再び同期がはずれ、障害が復旧してからリジェネ
レータの段数分だけ信号復旧までに時間を要する。前述
した例でリジェネレータREGのフレーム同期部がパラ
レルデータD1〜D8を入力してD0〜D7を出力する
場合、他のリジェネレータREGのフレーム同期部も同
様に動作するが、障害から復旧した時点で例えばリジェ
ネレータREG1のフレーム同期部がパラレルデータD
3〜D10を入力してD0〜D7を出力するようになっ
た場合、他のリジェネレータは直ちにこれに追従できな
い。
【0069】この問題点を解消するために、本発明の第
5の実施例では図25に示すようにリジェネレータRE
Gを構成する。図25において、図4に示す構成要素と
同一のものには同一の参照番号を付している。なお、図
4に示すフレーム同期部33を、図25では内部に含ま
れるバイト・スイッチ(BSW)41をその他の部分を
分けて図示してある。また、図4では省略していた受信
側タイミング信号発生部(PGR)43も図25には図
示してある。
【0070】図25に示す構成の特徴は、送信側にもバ
イト・スイッチ(BSW)42を設け、これをフレーム
同期部33で受信側のバイト・スイッチ(BSW)41
と同一タイミングで制御する(連動させる)ことにあ
る。このため、スイッチ41と42は、正常時にはスイ
ッチ状態が一致する。例えばバイト・スイッチ41がパ
ラレル・データD1〜D8を入力してD0〜D7を出力
する場合、バイト・スイッチ42はD0〜D7を入力し
てD1〜D8を出力するように動作する。これにより、
受信側及び送信側でフレーム位置が同一タイミングで同
一となる。よって、これ以降のリジェネレータREGで
は、同一タイミングで受信側及び送信側のフレーム位置
を決定することができ、フレーム位置は変わらない。
【0071】図26は、図24(A)に示す各リジェネ
レータが図25に示す構成を有する場合において、同様
の障害が発生した場合の動作を示す図である。図示する
ように、各リジェネレータREG1〜REG3及び回線
終端装置LTE2では同一タイミングで動作し、同時刻
に信号復旧が可能となる。すなわち、図24に示す場合
のように、リジェネレータの段数に依存しない。
【0072】以上、本発明の実施例を説明した。本発明
は上記実施例に限定されるものではなく、請求の範囲に
記載の範囲内において、種々の変形・改良が等業者によ
って可能である。例えば、上記実施例を適宜組み合わせ
ることができる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では以下の
効果が得られる。請求項1〜9に記載の発明は、多重化
された信号を双方向に伝送する伝送系を2組有する通信
システムにおける中継装置において、前記2組の伝送系
のいずれか一方の伝送系を選択し、ここを通る信号に含
まれる管理情報を終端するので、従来各組の伝送系毎に
設けていた管理情報を終端する手段に比べ、小型化、低
消費電力化、及び低コスト化が可能になる。
【0074】請求項10〜12に記載の発明は、多重化
された信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1
組有する通信システムにおける中継装置において、前記
伝送系を通る信号に含まれ、かつ前記通信システムの中
継セクションに関する管理情報を終端するかどうかの判
断を、前記中継システムの多重セクションに関する管理
情報を終端して該管理情報に基づき行うので、障害発生
時等で管理情報の伝送不能状態を回避することができ
る。
【0075】請求項13に記載の発明では、多重化され
た信号を双方向に伝送する伝送系をすくなくとも1組有
する通信システムにおける中継装置において、受信側に
設けられた第1のフレーム同期用スイッチと、送信側に
設けられた第2のフレーム同期用スイッチとを有し、第
1及び第2のフレーム同期用スイッチは連動して常に等
しい状態にあるので、通信システム内の中継装置の数に
依存することなく、短時間にほぼ同時に各中継装置は信
号復旧状態となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリジェネレータREGの要部構成
を示す図である。
【図2】図1に示す構成を詳細に示すブロック図であ
る。
【図3】中継装置ADMを用いてリジェネレータREG
の機能を実現した構成を示すブロック図である。
【図4】図1ないし図3に示すリジェネレータREGの
要部の構成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す抽出/挿入部35の構成を示す図で
ある。
【図6】伝送回線の切り替え方式を説明するための図で
ある。
【図7】セクション・オーバヘッドSOH及びラインオ
ーバヘッドLOH(同図(A))、並びにパス・オーバ
ヘッドPOH(同図(B))を示す図である。
【図8】伝送信号のフォーマットを示す図である。
【図9】セクション・オーバヘッドSOH及びライン・
オーバヘッドLOHを構成する記号の定義を示す図であ
る。
【図10】K1バイト及びK2バイトの詳細を示す図で
ある。
【図11】本発明の第2の実施例を説明するための図で
ある。
【図12】ポイント・ツー・ポイントネットワーク構成
で対向する回線終端装置LTE1とLTE2において、
現用系は直結し、予備系はリジェネレータREGを介し
て接続されている構成を示す図である。
【図13】回線終端装置LTE1、LTE2の予備回線
スイッチSWがユニ・ディレクショナル切り替え方式で
動作し、現用回線#1に1次障害が発生し、現用回線#
2に2次障害が発生した場合を示す図である。
【図14】回線終端装置LTE1、LTE2の予備回線
スイッチSWがバイ・ディレクショナル切り替え方式で
動作し、現用回線#1に1次障害が発生した場合を示す
図である。
【図15】図12、図13及び図14の動作を示すフロ
ーチャート(その1)である。
【図16】図12、図13及び図14の動作を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図17】図12、図13及び図14の動作を示すフロ
ーチャート(その3)である。
【図18】パス・スイッチ・リング構成の一例を示すブ
ロック図である。
【図19】パス・スイッチ・リング構成の別の例を示す
ブロック図である。
【図20】図19において、リジェネレータREG−C
の入った系の伝送回線が☆で示す位置で断線した場合を
説明するための図である。
【図21】本発明の第4の実施例による再ルーティング
手順を示す図である。
【図22】本発明の第4の実施例による再ルーティング
手順を示す図である。
【図23】図21に示す障害に加え、リジェネレータR
EG−Cのセクション・オーバヘッドを終端する系に入
力障害が発生した場合の再ルーティング手順を示す。
【図24】フレーム同期はずれ、復旧に関する従来構成
を説明するための図である。
【図25】本発明の第5の実施例によりリジェネレータ
の構成を示す図である。
【図26】図25に示すリジェネレータを用いた場合の
フレーム同期はずれ、復旧に関する動作を説明するため
の図である。
【図27】SONETの伝送系の一例を示すブロック図
である。
【図28】図27に示す中継装置ADMの要部構成を示
すブロック図である。
【図29】中継装置ADMとは異なる使用の中継装置で
あるリジェネレータREGを用いた伝送系の一例を示す
ブロック図である。
【図30】上記リジェネレータREGの要部構成を示す
ブロック図である。
【図31】リジェネレータを用いた伝送系の別の構成例
を示すブロック図である。
【図32】従来のリジェネレータREGの要部構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10 高次群インタフェース部 12 オーバヘッド処理機構 12a、12b、12c、12d オーバヘッド処理
部 20 高次群インタフェース部 21 ハイ・インピーダンス制御部21 22 オーバヘッド処理機構 22a、22b オーバヘッド処理部 23 オーバヘッド切り替え信号
フロントページの続き (72)発明者 山本 幹太 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中村 善律 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタルテクノロジ株式会社 内 (72)発明者 越前谷 敏人 東京都中央区新川1丁目26番9号 中央エ ンジニアリング株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重化された信号を双方向に伝送する伝
    送系を2組有する通信システムにおける中継装置におい
    て、 前記2組の伝送系のいずれか一方の伝送系を選択し、こ
    こを通る信号に含まれる管理情報を終端する手段を有す
    ることを特徴とする中継装置。
  2. 【請求項2】 前記手段は、選択されない他方の伝送系
    をハイ・インピーダンス状態に設定する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の中継装置。
  3. 【請求項3】 前記手段は2組の伝送系に共通に設けら
    れ、伝送されてきた管理情報を抽出し、送出すべき管理
    情報を出力する手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の中継装置。
  4. 【請求項4】 前記管理情報は、前記通信システムの中
    継セクションに関する管理情報を含むセクション・オー
    バヘッドであることを特徴とする請求項1記載の中継装
    置。
  5. 【請求項5】 前記管理情報は、前記通信システムの中
    継セクションに関する管理情報を含むセクション・オー
    バヘッドであり、前記通信システムの多重セクションに
    関する管理情報を終端しないことを特徴とする請求項1
    記載の中継装置。
  6. 【請求項6】 前記2組の伝送系の1つは、予備の伝送
    系を構成することを特徴とする請求項1記載の中継装
    置。
  7. 【請求項7】 前記手段は、前記選択されている伝送系
    を通る信号中の所定の情報を参照していずれか一方の組
    の伝送系を選択する手段を有することを特徴とする請求
    項1記載の中継装置。
  8. 【請求項8】 前記通信システムの多重セクションを管
    理する管理情報を終端して前記所定の情報を得る手段を
    有することを特徴とする請求項7記載の中継装置。
  9. 【請求項9】 前記管理情報中の所定の情報とは、障害
    の発生により系を現用系から予備系に切り替えたことを
    示す情報であることを特徴とする請求項8記載の中継装
    置。
  10. 【請求項10】 多重化された信号を双方向に伝送する
    伝送系をすくなくとも1組有する通信システムにおける
    中継装置において、 前記伝送系を通る信号に含まれ、かつ前記通信システム
    の中継セクションに関する管理情報を終端するかどうか
    の判断を、前記中継システムの多重セクションに関する
    管理情報を終端して該管理情報に基づき行う手段を有す
    ることを特徴とする中継装置。
  11. 【請求項11】 前記手段は、多重セクションに関する
    管理情報をパターン化し、このパターンを検出すること
    で前記判断を行うことを特徴とする請求項10記載の中
    継装置。
  12. 【請求項12】 前記中継装置は通信システムの予備伝
    送系を構成し、前記パターン化された管理情報は、障害
    発生時の前記予備伝送系への切り替え方式に依存するこ
    とを特徴とする請求項11記載の中継装置。
  13. 【請求項13】 多重化された信号を双方向に伝送する
    伝送系をすくなくとも1組有する通信システムにおける
    中継装置において、 受信側に設けられた第1のフレーム同期用スイッチと、 送信側に設けられた第2のフレーム同期用スイッチとを
    有し、 第1及び第2のフレーム同期用スイッチは連動して常に
    等しい状態にあることを特徴とする中継装置。
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