JPH07212382A - 通信システム - Google Patents
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- JPH07212382A JPH07212382A JP6281555A JP28155594A JPH07212382A JP H07212382 A JPH07212382 A JP H07212382A JP 6281555 A JP6281555 A JP 6281555A JP 28155594 A JP28155594 A JP 28155594A JP H07212382 A JPH07212382 A JP H07212382A
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- H04J3/02—Details
- H04J3/08—Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off
- H04J3/085—Intermediate station arrangements, e.g. for branching, for tapping-off for ring networks, e.g. SDH/SONET rings, self-healing rings, meashed SDH/SONET networks
-
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-
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- H04J2203/0028—Local loop
- H04J2203/0039—Topology
- H04J2203/0042—Ring
Landscapes
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
は障害を受けた低ビット伝送速度の信号を包含する見掛
け上高ビット伝送速度の信号が受け渡される可能性を最
小にする。 【構成】 リング100,101間接続された通信回線
が一方の共有ノード(第二通信回線)の第二リング・ノ
ードから前記双方向回線交換リングの他方の共有ノード
中のパス交換リングへ与えられるように条件付けが為さ
れる。第二通信回線の複製が多重化解除されて低レベル
のディジタル信号が得られ、これらのディジタル信号が
一対一のベースで第一リング・ノードからの対応する低
レベルのディジタル信号と評価される。それら評価され
た低レベルディジタル信号のうちで信号歪みが最も少な
いの各ディジタル信号が選択されて互いに複合され、新
たな第一通信回線が形成されて回線交換伝送パスへ挿入
される。
Description
関し、特に、双方向回線交換リング伝送システム間の相
互接続に関する。
に、通信接続性を維持することが増々重要になってきて
いる。この目的のために、双方向回線交換リング間で通
信回線を伝搬するために、リング間相互接続装置が提案
されている。リング間相互接続は基本的には第一リング
から第二リングへの通信回線のデュアルフィードであ
る。デュアルフィードとは、二つの異なる場所、即ち、
各々が第一リング及び第二リングの双方に対する各リン
グ・ノードを横断してこれら二つの共有された場所のう
ちの一つの障害をリング間交差通信回線が切り抜けるよ
うにするために必要な物理的多様性を提供するためのも
のである。上記第二リングは、第一リングからフィード
されている上記2個の通信回線の何らかのパラメータ若
しくは数個のパラメータの組に基づいて受信切換えを実
行する。上記同一の終端間のリング間交差通信回線のう
ちの他方向のリング間交差通信回線に関しては、上記第
二リングが通信回線を第一リングへデュアルフィードす
る。上記第一リングは第二リングからフィードされてい
る上記2個の信号の受信切換えを実行する。
igital Cross-Connection Sy
stem;以下、DCSと言う)、マルチプレクサ(m
ultiplexer;以下、MUXと言う)等のよう
に、上記各リングで使用されているものとは異なるディ
ジタル信号レベル、即ち、ビット伝送速度で相互接続が
為される要素を介在させる方法によって上記リング間通
信トラヒックを相互接続する必要があるときに問題が発
生する。例として、DS3信号中のDS1ディジタル信
号及びSTS-1 SONET信号中のVT SONET
信号がある。これらの構成では、もし一つのリングから
上記DCSやMUX或いは他のリング間接続装置への入
信時に障害が起きても、その障害は上記リング間接続装
置が単にDS1或いはVTの障害表示信号を挿入するだ
けであって、DS3或いはSTS-1の障害表示信号は
挿入しないので、他のリングによって認識されないこと
となる。この結果、何れかのリングへ受け渡された上記
リング間接続された信号、即ち、DS3やSTS-1が
「正常」であるように見えていても、実際には信号歪み
或いは障害を受けた低レベルのディジタル信号、即ち、
DS1信号或いはVT信号を包含している可能性があ
る。
ベルのディジタル信号中の低レベルディジタル信号のリ
ング間接続に関連する上記問題を回避する1つの試み
が、1993年3月1日付けの「SWB Ring In
terconnectionArchitecture
Issuues and Proposed Inter
im Solutions(SWBリング間接続アーキ
テクチャ問題と暫定解決案)」なる標題のT1標準化プ
ロジェクトT1X1.2に対する寄稿T1X1.2/9
3-013に記述されている。もし上掲の寄稿T1X
1.2/93-013に提案されているパス交換リング
の解決策が双方向回線交換リング間の相互接続に適用さ
れたとすると、その結果は上記共有された相互接続ノー
ド間で別のサービス帯域幅の使用を必要とし、且つ、上
記リング間接続装置により大きなインタフェース及び相
互接続容量の使用を必要とする非効率的な構成となる。
第一共有ノード及び第二共有ノードを使用して低レベル
のディジタル信号を双方向回線交換リングから別の双方
向回線交換リングへ相互接続することにより、信号歪み
或いは障害を受けた低レベル即ち低ビット伝送速度のデ
ィジタル信号を包含することがある見掛け上「正常」な
高レベル、即ち、高ビット伝送速度のディジタル信号が
受け渡される可能性に随伴する問題を解決する通信回線
を提供することを目的とする。
一の課題は、前記一つの双方向回線交換リングから別の
回線交換リングへ前記各共有ノードを介して通信回線を
デュアルフィードし、前記共有ノードのうちの第二リン
グ・ノードから同じリングの他方の共有ノード中の第一
リング・ノードへ与えられるべき少なくとも1個のリン
グ間接続された通信回線(第二通信回線)を条件付け
し、更に、第一リング・ノードを、少なくとも1個の与
えられた第二通信回線が通しの通信回線として選択され
る候補となるように条件付けすることによって克服され
る。
製が第一リング・ノード中で得られ、その複製から上記
低レベルのディジタル信号を得るために多重化を解除さ
れる。続いて上記少なくとも1個の第二通信回線中の前
記低レベルのディジタル信号が、第一リング・ノードと
関連する前記リング間接続装置から与えられている対応
する通信回線(第一通信回線)中の対応する低レベルデ
ィジタル信号と、一対一で2個一組で評価される。それ
ら選択された低レベルディジタル信号は複合されて新た
な第一通信回線になり、この新たな第一通信回線が第一
リング・ノード中でセレクタを介して伝送パスへ引き入
れられる。
は、前記第二通信回線を供する前記共有ノード中の前記
リング間接続装置にインタコネクト或いはその他の障害
があるとき、第二通信回線が第一リング・ノード中で通
しの通信回線として選択されないよう保護するために、
正常時には前記新たな第一通信回線を選択するように逆
にバイアスされる。第一リング・ノード及び第二リング
・ノードに対する条件付けは、前記低レベルディジタル
信号及びそれらの評価と選択とを得るための多重化解
除、及び必要な多重化のみが前記双方向回線交換リング
の第一リング・ノード中で為され、双方の中では為され
ないようにしたものである。
その第二通信回線が多重化解除されて、その結果低レベ
ルディジタル信号が得られる。第一及びこれに対応する
第二の低レベルディジタル信号が一対一に2個一組で評
価され、各組の「最善の」信号が決定される。次に、決
定された最善の低レベルディジタル信号が、セレクタに
よって選択され、二重化されて新たな第一通信回線に入
る。前記新たな第一通信回線は次に、通常第一リング・
ノードの中で選択され伝送パスに加えられる。しかしな
がら、第一リング・ノードに障害がある場合には、セレ
クタは終端リング・ノードへの少なくとも一つの通信回
路を選択する。そして障害が克服された場合、セレクタ
は終端リング・ノードへ向かう新たな第一通信回線を自
動的に選択する。
続する双方向回線交換リング100を示している。この
実施例では、双方向回線交換リング100にリング・ノ
ード110乃至115が包含され、もう一方の双方向回
線交換リング101にリング・ノード120乃至125
が包含されている。リング・ノード112と120と
は、双方向回線交換リング100と双方向回線交換リン
グ101との間に通信回線を相互接続するための第一共
有ノード130を構成している。同様に、リング・ノー
ド114と125とは、双方向回線交換リング100と
101との間に通信回線を相互接続するための別の共有
ノード131を構成している。この実施例では、共有ノ
ード130中のリング・ノード112と120とが、リ
ング間接続装置、即ち、DCS132によって相互接続
された状態で示されている。
ード114と125とが、リング間接続装置、即ち、D
CS133によって相互接続された状態で示されてい
る。DCS132及び133の双方はこの技術分野で知
られている種類の所謂広帯域交差接続システムであり、
1989年9月にベル通信研究所から発行された「Wi
deband and Broadband Digit
al Cross-Connect Systems Ge
neric Requirements andObje
ctives(広帯域ディジタル交差接続システムの一
般的な要件と目標)」なる標題の技術基準TR-TSY-
000233、第二号に記載されている。なお、通信回
線のリング間接続を実現するために、同様に他の広帯域
リング間接続装置を使用することができることは明らか
で有る。他のそのようなリング間接続装置の一つに広帯
域ディジタル・マルチプレックス・システム、例えば、
エイ・ティ・アンド・ティ(AT&T)社からサービス
が供されているDDM-2000多重通信システムが有
る。
ス116によって反時計回りに相互接続され、且つ、伝
送パス117によって時計回りに相互接続されて双方向
回線交換リング100を構成している。この実施例で
は、伝送パス116及び117は光ファイバで構成され
ており、各々は1本の光ファイバか或いは2本の光ファ
イバを包含している。即ち、双方向回線交換リング10
0は2線光ファイバ・システムかまたは4線光ファイバ
・システムかの何れかである。2線光ファイバ・システ
ムでは、伝送パス116及び117の光ファイバの各々
にサービス帯域幅と保護帯域幅とが包含される。4線光
ファイバ・システムでは、伝送パス116及び117の
各々にサービス帯域幅用の光ファイバと保護帯域幅用の
別の光ファイバとが包含される。なお、このような双方
向回線交換リング伝送システムは公知なシステムであ
る。同様に、リング・ノード120乃至125は伝送パ
ス128および伝送パス129によって相互接続され、
双方向回線交換リング101を構成している。
プ・ディジタル信号フォーマットでのディジタル信号の
伝送が想定されている。しかし、本発明は同様に他のデ
ィジタル信号フォーマット、例えば、CCITT同期デ
ィジタル階層(Synchronous Digita
l Hierarchy;以下、SDHと言う)ディジ
タル信号フォーマットに適用することもできることは明
きらかであろう。この実施例では、光OC-N SONE
Tディジタル信号フォーマットが双方向回線交換リング
100中の伝送パス116及び117を通って伝送さ
れ、且つ、同様な或いは何らかの他のディジタル信号が
パス交換リング101中の伝送パス128を通って伝送
されるために使用されているものと想定されている。上
記SONETディジタル信号フォーマットは、1990
年9月にベル通信研究所から発行された「Synchr
onous Optical Network (SON
ET)Transport Systems:Comm
on Generic Criteria(同期光網-S
ONET-トランスポート・システム:共通一般規
準)」なる標題の技術勧告TA-NWT-000253、
第6号に記載されている。
はその入信点及び出力点が特定のリングに有しているS
ONET STS-3ディジタル信号であると見なす。し
かし、説明の簡潔化及び明瞭化のために、上記リング間
接続は高レベル信号としてSTS-1 SONET信号を
使用し、低レベル信号としてVT SONET信号を使
用して説明される。なお、既述の如く、他のディジタル
信号フォーマットを同様に使用することができる。その
ようなディジタル信号フォーマットの別の例に公知なD
S3ディジタル信号及びDS1ディジタル信号が有る。
更に、SDHSTM低位ディジタル信号フォーマット及
びSDH VC低位ディジタル信号フォーマットを同様
に使用することができる。
は、保護切換え動作に対する実行要求及び確認応答が双
方向回線交換リング100のための伝送パス116及び
117の、そしてリング101のための伝送パス128
及び129の各々の上の自動保護交換チャネル(APS
チャネル)で伝送される。このAPSチャネルは、SO
NETフォーマットでは、K1及びK2バイトのSON
ET付加保護帯域幅を持っている。K1バイトは通信回
線の交換動作要求を表示している。上記K1バイトのう
ちの最初の4ビットは交換タイプを表示し、最後の4ビ
ットはリング・ノード識別コード(Identific
ation;以下、IDと言う)を表示している。K2
バイトは要求された保護切換え動作の確認応答を表示し
ている。上記K2バイトのうちの最初の4ビットはその
リング・ノードIDを表示し、最後の4ビットは実行さ
れる動作を表示している。
0乃至125の各々には引き入れ・取り出しマルチプレ
クサ(Add-Drop Multiplexer;以
下、ADMと言う)が包含されている。このようなAD
Mの構成は公知である。SONETに基づくADMの一
般的要件は、ベル通信研究所から発行された「SONE
T ADD-DROP Multiplex Equipm
ent (SONET ADM)GENERIC CRI
TERIA(SONET引き入れ・取り出しマルチプレ
ックス装置の一般要件)」なる標題の技術基準TR-T
SY-000496の1989年9月に発行された第二
号と1991年9月に発行された補遺1に記載されてい
る。この実施例では、上記ADMは信号を上記リング・
ノードを介して通し、信号を上記リング・ノードにおい
て引き入れ、信号を上記リング・ノードにおいて取り出
し、信号を保護切換えの間に橋絡し、更に信号を上記リ
ング・ノードにおいて保護切換えの間に折り返し切換え
が為されるように動作する。
・ノード110乃至115及びリング・ノード120乃
至125の各々は、それらリング・ノードにおいて引き
入れ或いは取り出しが為され、若しくは引き出し及び取
り出しが為されている通信回線及び上記リング・ノード
を貫流する通信回線を包含する全ての能動状態にある通
信回線の識別情報を持つように条件付けが為される。更
に、共有ノード130及び131で終端されているそれ
らのリング間相互接続通信回線はそのような通信回線と
して条件付けが為されている。例えば、折り返し切換え
リング・ノード111に対する条件付けは、図5及び図
6に示され、且つ、以下に記載されている。ここで、留
意すべき点として、リング・ノード111は共有ノード
130中のリング・ノード112に対する上記折り返し
切換えリング・ノードである。この目的のため、リング
・ノード111は、リング・ノード112に障害が有る
ときに、別の共有ノード131中のリング・ノード11
4へリング・ノード112で終端されている何れかのリ
ング間相互接続通信回線に対する第二通信回線接続を供
するように条件付けが為されている。この第二通信回線
は、リング・ノード112で終端されている通信回線が
リング・ノード114へ制御可能な状態で折り返し切換
えされるようにし、且つ、それら通信回線を制御可能な
状態でスケルチしないようにすることによって、通信回
線毎のベースで確立される。
びリング・ノード120乃至125を詳細に示すブロッ
ク図である。この実施例では、左側(L)から右側
(R)へのディジタル信号の伝送方向は伝送パス116
上のサービス帯域幅及び保護帯域幅中で想定されてい
る。その中でのリング・ノード及びADMの動作は伝送
パス117上のサービス帯域幅及び保護帯域幅における
右側(R)から左側(L)へのディジタル信号の伝送方
向に対するものと同様になることは明らかであろう。具
体的には、このリング・ノードで入るOC-N SONE
T光信号を受信器201へ供する伝送パス116が示さ
れている。なお、OCの添え字Nは、例えば、3、12
或いは48なる数を表わしている。受信器201には、
光/電気(Optical/Electrical;以
下、O/E)インタフェース202及び少なくとも1個
のSTS-M SONETディジタル信号(以下、単にS
TS-M信号と言う)を生じるデマルチプレクサ(以
下、DEMUXと言う)203が包含されている。この
ようなO/Eインタフェース202及びDEMUX20
3は公知である。この実施例では、STSの添え字Mは
3であると想定され、上記添え字NはMより大きい数、
即ち、4以上の数である。DEMUX203から出力さ
れた上記STS-M信号はスケルチャ204へ与えら
れ、スケルチャ204は制御装置205の制御の下で、
特定の入信通信回線を制御可能な状態でスケルチ、即
ち、閉塞する。このスケルチャ204は図3及び図4に
詳細に示されており、その動作は以下に記載されてい
る。その後、STS-M信号はスケルチされたものもス
ケルチされなかったものも分配器206へ与えられる。
M信号を複製し、それら複製された信号を複数個の個別
出力として供する。このような分配器は公知である。分
配器206は3個の同一のSTS-M信号を生成し、第
一のSTS-M信号を3:1セレクタ207の入力端へ
与え、第二のSTS-M信号を2:1セレクタ208の
入力端へ与え、第3のSTS-M信号を3:1セレクタ
209の入力端へ与える。3:1セレクタ207から出
力されたSTS-M信号はスケルチャ204と同一構成
のスケルチャ210へ与えられる。スケルチャ210は
制御装置205の制御の下で特定の出信通信回線をスケ
ルチするために使用されている。スケルチャ210から
出力されたSTS-M信号は送信器211へ与えられ、
その中のマルチプレクサ(以下、MUXと言う)212
へ与えられる。MUX212の出力は電気的なOC-N
ディジタル信号であり、電気/光(Electrica
l/Optical;以下、E/Oと言う)インタフェ
ース213を介して伝送パス116へインタフェースさ
れる。そのようなマルチプレクサやE/Oインタフェー
スは周知である。
-N光信号が伝送パス117を介して受信器214へ与
えられてその中のO/Eインタフェース215へ与えら
れる。続いて、DEMUX216がSTS-M信号を生
じ、この信号はスケルチャ217を介して分配器218
へ与えられる。分配器218はSTS-M信号を複数
個、この実施例では4個の同一のSTS-M信号に複製
する。第一のSTS-M信号は3:1セレクタ207の
入力端へ与えられ、第二のSTS-M信号は2:1セレ
クタ208の入力端へ与えられ、第3のSTS-M信号
は3:1セレクタ209の入力端へ与えられ、第4のS
TS-M信号はMUX221へ与えられる。3:1セレ
クタ209の出力はスケルチャ219を介して送信器2
20へ与えられる。送信器220内では、STS-M信
号はMUX221により多重化されて電気的なOC-N
信号になり、続いてE/Oインタフェース222を経て
そのOC-N光信号が伝送パス117へ与えられる。
218は上記別の共有ノード131からの第二通信回線
を通しの通信回線の候補として供し、且つ、これら第二
通信回線を制御装置205の制御の下でインタフェース
231を通じて取り出す。なお、ここで留意すべき点と
して、それら通信回線はSONET STS-3ディジタ
ル信号であるが、インタフェース231及び224はS
ONET STS-1ディジタル信号を取り出す。同様
に、それらSTS-1ディジタル信号はインタフェース
231及び224で周知の方法で複合され、STS-3
ディジタル信号が作成される。更に、ここで留意すべき
点として、2:1セレクタ208はSTS-1レベルで
選択を行なう。この目的のため、2:1セレクタ208
で上記STS-3ディジタル信号が多重化解除されて3
個のSTS-1ディジタル信号が得られ、これらSTS-
1ディジタル信号が選択され、再び多重化されてSTS
-3ディジタル信号になり、インタフェース224へ与
えられる。3:1セレクタ209は、正常時には制御装
置205の制御の下で逆にバイアスされてインタフェー
ス224から与えられているSTS-M信号を選択す
る。
リング・ノード112に障害が有るとき、通信回線のス
ケルチを行なわせ、且つ、通信回線を共有ノード131
内のリング・ノード114へ接続することが選択的に可
能となるように動作する。制御装置205は、バス22
3を介してDEMUX203及び216並びにMUX2
12及び221と交信し、且つ、バス227を介してイ
ンタフェース224と交信する。具体的には、制御装置
205は入信ディジタル信号を監視して、信号喪失、ア
ラーム状態、アラーム表示信号(Alarm Indi
cation Signal;以下、AISと言う)の
有無、SONETフォーマットKバイト等を判定する。
更に、制御装置205は、後述する実施例のように、保
護切換え目的で適当なKバイトのメッセージの挿入を行
なう。
ルチを実現し、且つ、リング・ノード112内で終端さ
れている通信回線の代わりに、通信回線をリング・ノー
ド114へ接続することが選択的に可能となるようにす
るために、制御装置205は双方向回線交換リング10
0中の全リング・ノードのID、及び、リング間相互接
続ノードで終端している通信回線や、リング・ノードで
引き入れまたは取り出しされる通信回線或いは引き入れ
及び取り出しされる通信回線を含めて、それらリング・
ノードを貫流する全通信回線を伝送パス228を介して
条件付けが為される利点がある。リング・ノード112
に障害が有るときに行なわれる通信回線のスケルチ及び
リング・ノード114への通信回線の接続が選択的に可
能となるようにすることは、制御装置205の制御の下
で後述のようにして行なわれる。更に、制御装置205
は、インタフェース231を介して共有ノード131の
第二リング・ノード(図1参照)から与えられる第二通
信回線の取り出しを制御し、且つ、正常時にはインタフ
ェース224からのSTS-M信号が伝送パス117へ
引き入れられるように選択するように3:1セレクタ2
09の逆バイアスを制御する。異常状態、即ち、インタ
フェース224から与えられているSTS-M信号に障
害等がある状態の下では、3:1セレクタ209はリン
グ・ノード114から与えられている第二通信回線、即
ち、インタフェース231へ与えられている第二通信回
線を選択するように制御される。この異常状態が修復さ
れるかそれとも緩和されると、3:1セレクタ209は
自動的にインタフェース224から新たな第一通信回線
を選択する状態に復回する。
は、使用されている特定のリング間接続装置とのインタ
フェースを行なうために使用されている。先に示したよ
うに、この実施例では、インタフェース224と231
とが双方とも周知の方法でSTS-3ディジタル信号と
STS-1ディジタル信号との間のインタフェースを行
なう。具体的には、そのリング・ノードで取り出される
べきSTS-3ディジタル信号は制御装置205の制御
の下で分配器206か若しくは分配器218の何れか一
方から2:1セレクタ208を介してインタフェース2
24へ与えられる。このSTS-3ディジタル信号はイ
ンタフェース224で多重化解除され、3個のSTS-
1信号(R)として回線パス230へ与えられる。
ース231へ与えられているSTS-3第二通信回線
は、制御装置205の制御の下でそのインタフェース2
31で多重化解除され、3個のSTS-1信号(R’)
として回線パス233へ与えられる。このリング・ノー
ドで引き入れられるべき信号(T)はインタフェース2
24へ与えられ、このインタフェース224で必要に応
じてSTS-Mディジタル信号フォーマットに変換され
る。続いてこのSTS-Mディジタル信号は分配器22
6へ与えられ、そこで複製される。これら複製されたS
TS-Mディジタル信号は分配器226によって3:1
セレクタ207の入力端と3:1セレクタ209の入力
端とへ与えられる。この実施例では、3:1セレクタ2
07及び3:1セレクタ209は制御装置205の制御
の下で、伝送パス116か若しくは117の何れか一方
へサービス帯域幅または保護帯域幅での伝送のために引
き入れられている信号を選択する。
は、このリング・ノードで引き入れられるべき二重ディ
ジタル信号のための正常な伝送パスは伝送パス116及
び、例えば、左方向へ向かう伝送パス117のサービス
帯域幅内にある。もし保護切換えが存在したとすれば、
インタフェース224を介して引き入れられている信号
(T)は分配器226を介して橋絡され、3:1セレク
タ207により制御装置205の制御の下で伝送パス1
16の保護帯域幅に選定されることとなろう。同様に、
もし折り返し保護スイッチが有り、且つ、そのリング・
ノードが障害を受けたリング・ノードに隣接していたと
すれば、そのリング・ノードで取り出されるべき信号
(R)は伝送パス117の保護帯域幅内で受信され、分
配器218から2:1セレクタ208を介してインタフ
ェース224へ切り換えられることとなろう。或いは、
取り出されるべきその信号(R)は、その障害が有るリ
ング・ノードと隣接しているリング・ノード内で伝送パ
ス117の保護帯域幅から伝送パス116のサービス帯
域幅へ切り換えられ、通常の方法でそのリング・ノード
で受信されることとなろう。従って、伝送パス116か
ら取り出される信号(R)は分配器206及び2:1セ
レクタ208を介してインタフェース224へ与えられ
る。
タフェース224の状態及びそのインタフェース224
へ与えられているディジタル信号の制御及び監視を行な
い、且つ、バス232を介してインタフェース231の
制御及び監視を行なう。具体的には、制御装置205は
信号喪失、符号化違背等に関してインタフェース224
の監視を行なう。
・ノードでのディジタル信号の貫流、引き入れ、取り出
し、橋絡、或いは、折り返し切換えを行なうことができ
る。共有ノード130のリング・ノード112内では、
第一伝送方向の全二重通信回線の取り出し及び受け渡し
が制御装置205の制御の下で分配器206及び3:1
セレクタ207によって実現される。この目的のため、
分配器206は上記STS-Mディジタル信号を複製
し、その結果得られたSTS-Mディジタル信号のうち
の一方を2:1セレクタ208へ与え、他方のSTS-
Mディジタル信号を3:1セレクタ207へ供する。こ
のようにして、同一のSTS-Mディジタル信号がリン
グ・ノード112で取り出され、且つ、リング・ノード
114へ受け渡されるようにすることができる。もし、
リング・ノード112中のインタフェース224或いは
インタフェース224へのチャネル切り換え二重リンク
に障害が生じても、リング・ノード114内で正常なS
TS-Mディジタル信号が依然として共有ノード131
内のパス交換リング101の125へ与えられる。
信しているSTS-Mディジタル信号の折り返し切換え
は、制御装置205によって3:1セレクタ209が分
配器206からのSTS-Mディジタル信号を選択する
ように制御され、その信号がスケルチャ219を介して
送信器220へ与えられることにより行なわれる。続い
て、送信器220からOC-N光信号が伝送パス117
の保護帯域幅へ与えられる。ここで留意すべき点とし
て、第一リング・ノードとして使用されるとき、3:1
セレクタ207が必ず3:1セレクタ209と同一の-
Mディジタル信号を選択するように条件付けが為される
ように、折り返し切換えが3:1セレクタ209を介し
て為されている。この折り返し切換え動作では、もし信
号が伝送パス116へサービス帯域幅で入信している場
合、通信回線がそのリング・ノードで引き入れ或いは取
り出しされ、若しくは引き入れ及び取り出しされている
場合を除き、その信号が伝送パス117へは保護帯域幅
で折り返し切換えされ、その逆も同様である。もし信号
が伝送パス116へ保護帯域幅で入信している場合、そ
の信号が伝送パス117へはサービス帯域幅で折り返し
切換えされ、その逆も同様である。
信号はインタフェース224から与えられ、分配器22
6で複製され、3:1セレクタ207か或いは3:1セ
レクタ209の何れかにより制御装置205の制御の下
で選択されて、それぞれ伝送パス116または117へ
引き入れられる。なお、ここで留意すべき点として、
3:1セレクタ209は制御装置205の制御の下で、
正常時にはインタフェース224から与えられているS
TS-Mディジタル信号を選択するようにバイアスされ
ている。更に、もしこのリング・ノード中でリング間接
続装置かまたはそれらへのチャネル切換え装置(han
d-off)或いはそれらの双方に障害が有った場合、
分配器218を介して与えられた第二通信回線が3:1
セレクタ209により制御装置205の制御の下で通し
の通信回線として選択されることとなる。
ィジタル信号は2:1セレクタ208により制御装置2
05の制御の下で分配器206(即ち、伝送パス11
6)か若しくは分配器218(即ち、伝送パス117)
の何れかから選択される。伝送パス117上に入信して
いる信号に対する貫流機能及び折り返し機能は伝送パス
116上に入信している信号に対するものと同等であ
る。共有ノード130のリング・ノード112では、リ
ング・ノード112中のインタフェース224か或いは
チャネル切り換え二重リンクの何れかに障害が有ると
き、リング・ノード112へ引き入れられるように意図
された通信回線の代わりに、共有ノード131のリング
・ノード114からの全二重通信回線の複製が、制御装
置205の制御の下でリング・ノード114からの入信
信号を選択している3:1セレクタ209により制御装
置205の制御の下で実現される。ここにおいて、ノー
ドが第二ノードとして使用されている場合、特別な機能
や条件付けは必要ない。
回線交換リング100の第一相互接続リング・ノード内
で終端している通信回線ではなく、障害が有るリング・
ノード内で終端している各通信回線を、その障害が有る
リング・ノードに隣接する折り返し切換えリング・ノー
ド内で選択・決定可能な方法でスケルチすることによっ
て、双方向回線交換リング100内で回避される。或る
通信回線に対する第一相互接続リング・ノードは、その
通信回線を第二相互接続リング・ノードへ分配し、且
つ、その第二相互接続リング・ノードからの通信回線を
制御可能な状態で選択するように条件付けが為されてい
る。この実施例では、上記第一相互接続リング・ノード
は通信回線をパス交換リング101内へ或いはパス交換
リング101外へ伝搬するためのリング・ノードであ
る。この目的のため、双方向回線交換リング100中の
各リング・ノードは代表的にはスケルチャ204、21
0、217及び219を介して制御装置205の制御の
下で所望のスケルチを行なわせるように設置されてい
る。この実施例では、入信通信回線及び出信通信回線の
双方ともスケルチされるが、しかし、出信通信回線は必
ずしもスケルチされる必要は無い。
12に障害が有るとき、共有ノード130内のリング・
ノード112に隣接するリング・ノード112及び11
3が、リング・ノード112内で終端される通信回線の
代わりに、第二通信回線を第二共有ノード131内のリ
ング・ノード114へ接続することが選択的に可能とな
るように条件付けが為されている。この第二通信回線の
接続は、リング・ノード112に障害が有るとき、リン
グ・ノード112内で終端している通信回線が隣接する
リング・ノード111及び113内でスケルチされない
ようにすることによって実現される。そのかわりに、そ
れらの第一共有ノード130内のリング・ノード112
で終端している通信回線がリング・ノード111及び1
13中で折り返し切換えされ、第二共有ノード131中
のリング・ノード114へ与えられる。しかし、ここで
留意すべき点として、もし共有ノード131中のリング
・ノード114か或いは双方向回線交換リング100中
でその通信回線を終端しているリング・ノードの何れか
に同様に既に障害が生じている場合には、リング・ノー
ド112内で終端している通信回線がスケルチされる。
すブロック図である。具体的には、そのSTS-Mディ
ジタル信号はDEMUX301へ与えられ、ここでその
STS-Mディジタル信号が多重化解除されてその構成
要素であるM個のSTS-1ディジタル信号302-1乃
至302-Mに分離される。これらSTS-1ディジタル
信号はM個のAIS挿入ユンイット303-1乃至30
3-Mへ一対一の対応ベースで与えられる。これらAI
S挿入ユンイット303-1乃至-Mは制御装置205の
制御の下で、上記AISをスケルチされるべき、各通信
回線に包含されている上記STS-1ディジタル信号、
即ち、STS-Mディジタル信号中に挿入する。AIS
挿入ユンイット303の詳細は図4を参照して以下に説
明されている。その後、上記M個のSTS-1ディジタ
ル信号302-1乃至302-MがMUX304で多重化
され、所望のSTS-Mディジタル信号が得られる。こ
のSTS-Mディジタル信号を得るための多重化技術の
詳細は上記の技術勧告TA-NWT-000253に記載
されている。
細に示すブロック図である。具体的には、図示の如く、
STS-1ディジタル信号がAIS発生器401及び
2:1セレクタ402の一方の入力端へ与えられてい
る。AIS発生器401はAISをそのSTS-1ディ
ジタル信号に挿入するように動作する。上記技術勧告T
A-NWT-000253に示されているように、STS
パスのAISは、STS-1付加バイトH1、H2及び
H3と全STS同期ペイロード・エンベロープ(Syn
chronous Payload Envelope;
以下、SPEと言う)のバイトのビットが全て“1”で
ある信号である。2:1セレクタ402は制御装置20
5の制御の下で入信STS-1ディジタル信号か或いは
AIS発生器401からのAISが挿入されたSTS-
1ディジタル信号の何れかを選択して出力する。
するリング・ノード110乃至115のIDを包含する
テーブルを示す図である。これらリング・ノードIDは
制御装置205(図2参照)のメモリに伝送パス228
を介して条件付けが為されている検索テーブルに格納さ
れている。
リング・ノード110の、リング・ノード110乃至1
15の反時計回り方向における能動状態にある全通信回
線のIDを包含するテーブルの一例である。これら能動
状態にある通信回線には、リング・ノード111で引き
入れられるものや取り出されるもの、或いはリング・ノ
ード111を貫流するもの、更に相互接続リング・ノー
ドで終端しているものが包含されている。このリング・
ノード111におけるこれら能動状態にある通信回線の
IDを包含しているこのテーブルは制御装置205のメ
モリ中の検索テーブルに伝送パス228を介して条件付
けが為されている。図6のテーブルにはSTS-M通信
回線番号(#)a乃至d、通信回線の入信点、即ち、こ
の通信回線に対するA端(始端)を包含するリング・ノ
ード、通信回線の出力点、即ち、この通信回線に対する
Z端(終端)を包含するリング・ノード、及びこの通信
回線が相互接続通信回線であるか否かが示されている。
グ100とパス交換リング101との双方に終端してい
るものである。共有ノード130のリング・ノード11
2で終端されている通信回線が、共有ノード131のリ
ング・ノード114へ分配され、且つ、リング間相互接
続通信回線であるように条件付けが為されたもの中で識
別された状態で示されている。従って、図6の通信回線
IDテーブルは、STS-M(a)がリング・ノード1
10で双方向回線交換リング100に入り、リング・ノ
ード111で出ており、このSTS-M(a)が相互接
続通信回線ではないことを示している。また、STS-
M(b)がリング・ノード111で双方向回線交換リン
グ100に入り、リング・ノード113で出ており、こ
のSTS-M(b)が相互接続通信回線ではないことを
示している。また、STS-M(c)がリング・ノード
110で双方向回線交換リング100に入り、正常時に
はリング・ノード112で出ており、このSTS-M
(c)が相互接続通信回線であることを示している。
合、このリング・ノード112で終端している通信回線
は隣接するリング・ノード111及び113ではスケル
チされないが、折り返し切換えを介してリング・ノード
114へ与えられることとなる。しかし、同様にそのリ
ング・ノードに対するリング・ノード114も双方向回
線交換リング100で通信回線が終端しているリング・
ノードもこれまでに障害が生じていないことが前提とさ
れている。STS-M(d)はリング・ノード111で
双方向回線交換リング100に入り、リング・ノード1
15で出ている。A端(始端)に指定されているリング
・ノードは入信点と見なされ、Z端(終端)に指定され
ているリング・ノードは出信点と見なされているが、個
々の通信回線がそのようなリング・ノードで入信点と出
信点とを持つ全二重通信回線であってもよいことは明ら
かであろう。なお、ここで留意すべき点として、ここま
では上記リング・ノードで引き入れ或いは取り出しさ
れ、若しくは引き入れ及び取り出しされる通信回線だけ
がここで条件付けされている。更に、ここで留意すべき
点として、リング・ノード112は、それが正常時には
回線パス229及びインタフェース224(図2参照)
を介してそのリング・ノードへ与えられている通信回線
を引き入れることとなるように条件付けが為されてい
る。
置への回線パス、インタフェース224或いは回線パス
229に障害が有ると、リング・ノード114から与え
られている通し通信回線候補が3:1セレクタ209
(図2参照)を介して選択される。なお、既述の如く、
この復回選択は正常で新規なリング間相互接続されたS
TS-M通信回線がリング・ノード112中の伝送パス
に引き入れられるので重要である。しかし、その障害が
除去されると、リング・ノード112が再度回線パス2
29及びインタフェース224を介して与えられている
通信回線を引き入れるように復回することとなる。
ルチ、及び障害が有るリング・ノード112中で終端し
ている通信回線の代わりに第二二重通信回線接続をリン
グ・ノード114に対して行なうようにする選択的な条
件付けが為されるようにするために、リング・ノードの
動作を制御する際における制御装置205の動作を例示
するフロー・チャートである。具体的には、この処理は
ステップ701で開始される。次に、動作ブロック70
2で入信OC-Nの上記Kバイトが観察されるようにさ
れ、且つ、そのリング・ノードのIDがそこで処理され
る。続いて、その処理されたリング・ノードIDが1つ
以上のリング・ノードに既に障害が生じていることを表
示しているかどうかを判定するテストが条件分岐点70
3で為される。なお、既述の如く、或るリング・ノード
の障害はノード装置の障害及びファイバの切断等によっ
て引き起こされる所謂ノード孤立の障害を包含するもの
として定義されている。障害状態の具体例については後
述する。
ドIDがリング・ノードに障害が無いことを表示してい
れば、その障害はリング・ノード以外でのものであり、
動作ブロック704で通常の双方向リングの橋絡及び切
り換えが為されるようにされる。その後、この処理は7
05で終了する。もし上記処理されたリング・ノードI
Dがリング・ノードに多数の障害が有ることを表示して
いれば、動作ブロック706で上記障害が有るリング・
ノードのIDがメモリ中のリング・ノードID検索テー
ブルから得られるようにされる。続いて制御フローは動
作ブロック707へ移され、この707でその影響を受
けた通信回線のIDがメモリ中の通信回線ID検索テー
ブルから得られるようにされる。もしステップ703で
リング・ノードに1個の障害が有ることが表示されてい
れば、障害が有るリング・ノードのIDが既に分かって
おり、従って制御フローは直接ステップ707へ移され
る。その影響を受けた通信回線が一旦識別されると、7
08でスケルチャ204、217及び219(図2参
照)のうちの適当なスケルチャが、この実施例では、こ
のリング・ノード中のそれら識別された通信回線をスケ
ルチするようにされる。
ング・ノードで終端され、このリング・ノード中で能動
状態にある全通信回線がスケルチされる。分配通信回線
をスケルチする目的では最初のA端(始端)及び最後の
Z端(終端)のみがスケルチ動作をトリガするために使
用される。或る相互接続通信回線は、スケルチ目的で、
双方向回線交換リング100中のその一端からその第一
共有ノード及び第二共有ノードへの分配通信回線への分
配通信回線のように取り扱われる。動作ブロック704
で、障害が有るリング・ノードで終端していない通信回
線が該リングを正常にするために橋絡及び切り換えが為
されるようにされる。その後、この処理はステップ70
5で終了する。
おける正常時のリング間相互接続通信回線の接続を簡略
化して示す図である。具体的には、この通信回線接続は
リング・ノード110、上記A端(始端)、及びそのリ
ング・ノード112の間で為されている。従って、上記
全二重通信回線の一部分(TA)がリング・ノード11
0で双方向回線交換リング100へ入り、伝送パス11
6のサービス帯域幅内でリング・ノード111を通り、
リング・ノード112へ与えられる。その通信回線の上
記受信された部分は正常時にはRPとしてリング・ノー
ド112内でチャネル切換えが行なわれる。しかし、そ
の受信された部分はまた、RSとしてそのリング・ノー
ド114で同様に受信されるようにリング・ノード11
3に沿って渡される。同様に、上記全二重通信回線の別
の部分(TP)が正常時にはそのリング・ノード112
で双方向回線交換リング100に入り、伝送パス117
のサービス帯域幅へ与えられるように選択される。伝送
パス117内で、この通信回線の部分(TP)はリング
・ノード111を貫流し、リング・ノード110でRA
として受信される。更に、この通信回線の部分はTSと
してリング・ノード114から伝送パス117のサービ
ス帯域幅内でリング・ノード113を介して与えられ、
リング・ノード112において伝送のために選択される
べき候補として利用できるようになる。
ノード112で単方向通信回線R'Pとして取り出され
る。このようにしてこの単方向通信回線R'Pが利用でき
るようになると、その結果、低レベルのディジタル信号
が比較目的及び選択目的で得られるようになる。上記で
示されているように、もしリング・ノード112内で上
記チャネル切換えリンクに障害が生じていると、通信回
線の上記部分TSの選択が為される。なお、ここで留意
すべき点として、リング・ノード112は正常時にはリ
ング・ノード114からの上記通信回線の部分TSを選
択するように条件付けが為されるようにすることができ
る。
ング・ノード112内で上記チャネル切換えリンクに通
信回線障害が生じている場合には、その影響を受けた通
信回線或いはその一部がその通信回線に関するリング・
ノード114内で得られるように次々に分配されてい
る。具体的には、もし上記チャネル切換えリンクの受信
された部分(RP)がリング・ノード112内で損傷を
受けていれば、この受信された部分(RP)は分配器2
06及び3:1セレクタ207(図2参照)を次々に経
由して渡され、リング・ノード114内でRSとしてチ
ャネル切換えが為されるように選択される。同様に、も
しリング・ノード112内で上記チャネル切換えリンク
の伝送部分(TP)に障害が生じていれば、リング・ノ
ード112内の制御装置205によって3:1セレクタ
209(図2参照)がリング・ノード114からの通信
回線の上記伝送部分(TS)を選択するように制御され
る。
包含するDCSを示すブロック図である。なお、ここで
は、説明の簡潔化及び明瞭化のために、一方向の信号伝
送のみを示し、且つ、1個のディジタル信号についての
み検討する。当業分野の技術者には、双方向回線交換リ
ング100方向への反対の伝送方向について同様な装置
が有り、それに相応して大きな数のディジタル信号が正
常時にはそのようなDCSによって相互接続されること
は明らかであろう。なお、既述の如く、この実施例で
は、SONET STS-1ディジタル信号が低いVTデ
ィジタル信号のレベルで相互接続されている。具体的に
は、STS-1信号(T')がパス交換リング101中の
リング・ノード120(図1参照)からDCS132へ
与えられ、更にその中のDEMUX901へ与えられて
いる。
を公知な方法で多重化解除し、VT信号を得る。これら
VT信号はタイム・スロット交換器(Time Slo
t Interchanger;以下、TSIと言う)
902へ与えられ、そこで制御装置903の制御の下で
相互接続される。続いて、それら相互接続されたVT信
号は一対一のベースで2:1セレクタ904-1乃至9
04-Yへ与えられる。なお、Yは上記STS-1信号に
よって伝搬されているVT信号の数である。同様に、共
有ノード131中のリング・ノード114から与えられ
た対応するリング間相互接続されたSTS-1信号
(R')がDEMUX905で多重化解除され、TSI
902から2:1セレクタ904へ与えられている上記
各VT信号と一対一のベースで対応しているVT信号が
得られる。
一対一のベースで2:1セレクタ904-1乃至904-
Yの各他方の入力端へ与えられる。制御装置903は、
2個一組のベースで、この実施例ではDEMUX901
と2:1セレクタ904との双方で、各対中で最良のV
T信号を判定するためにそれらVT信号を評価し、続い
て2:1セレクタ904でその最良のVT信号が選択さ
れるようにする。この評価には、信号喪失、AIS、ビ
ット誤り率の何れか1つ或いは複数のものに関するVT
信号の監視を包含することができる。それらVT信号の
選択は、信号歪み及び障害、或いはそれらの何れか一方
を受けたVT信号は選択されないものである。その後、
選択された各VT信号はMUX906で複合され、所望
のリング間相互接続されたSTS-1信号(T)が得ら
れる。
構成を示すブロック図である。具体的には、DCS13
2を構成するDCS1001及びセレクタ・ユニット1
002が図示されている。なお、ここでは、説明の簡潔
化及び明瞭化のために、一方向の信号伝送のみを示し、
且つ、1個のディジタル信号についてのみ検討する。当
業分野の技術者には、同様な反対方向の伝送が有り、そ
れに相応して大きな数のディジタル信号が正常時にはそ
のようなDCSによって相互接続されることは明らかで
あろう。なお、既述の如く、この実施例では、SONE
T STS-1ディジタル信号が低いVTディジタル信号
のレベルで相互接続されている。DCS1001は制御
装置1003、DEMUX1004、TSI1005及
びMUX1006を包含し、公知の方法で上記VTディ
ジタル信号のレベルでSTS-1信号を相互接続するよ
うに動作する。具体的には、STS-1信号(T')がパ
ス交換リング101中のリング・ノード120(図1参
照)から1001へ与えられ、更にその中のDEMUX
1004へ与えられている。
(T')を公知な方法で多重化解除し、VT信号を得
る。これらVT信号はTSI1005へ与えられ、そこ
で制御装置1003の制御の下で相互接続される。続い
て、それら相互接続されたVT信号がMUX1006へ
与えられ、そこで複合されてSTS-1信号(T'')が
得られる。この相互接続されたSTS-1信号T''はセ
レクタ・ユニット1002へ与えられ、更にその中のD
EMUX1007へ与えられる。DEMUX1007で
上記相互接続されたSTS-1信号T''が多重化解除さ
れ、上記VT信号が得られる。これらVT信号は一対一
のベースで2:1セレクタ1008-1乃至1008-Y
の各第一入力端へ与えられる。なお、Yは上記STS-
1信号によって伝搬されているVT信号の数である。同
様に、共有ノード131中のリング・ノード114から
与えられた対応するリング間相互接続されたSTS-1
信号(R')がDEMUX1009で多重化解除され、
DEMUX1007から2:1セレクタ1008へ与え
られている上記各VT信号と一対一のベースで対応して
いるVT信号が得られる。
は一対一のベースで2:1セレクタ1008-1乃至1
008-Yの各第二入力端へ与えられる。制御装置10
10は、2個一組のベースで、この実施例ではDEMU
X1007と2:1セレクタ1008との双方で、各対
中で最良のVT信号を判定するためにそれらVT信号を
評価し、続いて2:1セレクタ1008でその最良のV
T信号が選択されるようにする。この評価には、モニタ
ー方法によるVT信号の監視を包含することができる。
それらVT信号の選択は、信号歪み及び障害、或いはそ
れらの何れか一方を受けたVT信号は選択されないもの
である。その後、選択された各VT信号はMUX101
1で複合され、所望のリング間相互接続されたSTS-
1信号(T)が得られる。
とも第一共有ノード及び第二共有ノードを使用して、低
レベルのディジタル信号を双方向回線交換リングから別
の双方向回線交換リングへリング間相互接続することに
起因して、信号歪み或いは障害を受けた低レベル即ち低
ビット伝送速度のディジタル信号を包含することがある
見掛け上「正常」な高レベル、即ち、高ビット伝送速度
のディジタル信号が受け渡される可能性を最小にするこ
とができる効果を有する。
例を示すものである。他の構成が当技術分野の技術者に
よって本発明の精神及び範囲から逸脱することなく案出
可能である。第一のリング間接続された通信回線及び第
二のリング間接続された通信回線からの低レベルディジ
タル信号の評価及び選択もまた上記第一リング・ノード
に包含されることは明らかである。
は発明の理解を容易にするためのものであり、特許請求
の範囲を制限するように理解されるべきものではない。
交換リング伝送システムと相互接続する双方向回線交換
リング伝送システムを示すブロック図である。
リング・ノードを詳細に示すブロック図である。
ケルチャを詳細に示すブロック図である。
挿入ユニットを詳細に示すブロック図である。
ング・ノードIDテーブルの例を示す図である。
1に対する図2の制御装置のメモリに包含されている通
信回線IDテーブルの例を示す図である。
示するフロー・チャートである。
る双方向回線交換リング100の「正常」動作を例示す
る図である。
CSを示すブロック図である。
付属装置を示すブロック図である。
にいわゆるチャネル切換えリンクの障害が存在している
双方向回線交換リング100の動作を例示する図であ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 通信回線を双方向回線交換リングに沿い
互いに反対方向に伝搬するための第一通信パス及び第二
通信パスを包含する第一の双方向回線交換リング伝送シ
ステムと、 通信回線を双方向回線交換リングに沿い互いに反対方向
に伝搬するための第一通信パス及び第二通信パスを包含
する第二の双方向回線交換リング伝送システム、とを有
し、 前記通信回線の各々が、第一ビットの伝送速度を持ち、
且つ、それぞれが前記第一ビット伝送速度より低いビッ
ト伝送速度を持つ複数個のディジタル信号を包含し、 更に、 前記第一及び第二の双方向回線交換リング伝送システム
の各々に第一リング・ノードを持ち、且つ、前記各第一
リング・ノード間に差し挟まれ前記低ビット伝送速度デ
ィジタル信号を前記第一ビット伝送速度で各第一通信回
線中に配置する第一リング間接続装置を持つ第一相互接
続ノードと、 前記第一及び第二の双方向回線交換リング伝送システム
の各々に第二リング・ノードを持ち、且つ、前記各第二
リング・ノード間に差し挟まれ前記低ビット伝送速度デ
ィジタル信号を前記第一ビット伝送速度で各第一通信回
線中に配置する第二リング間接続装置を持つ第二相互接
続ノード、とを有し、 前記相互接続ノードの一方が第一相互接続リング・ノー
ドであり、前記相互接続ノードの他方が第二相互接続リ
ング・ノードである通信システムにおいて、この通信シ
ステムが更に、 第一リング間接続装置から与えられている第一のリング
間接続された通信回線と対応する少なくとも1個の第二
のリング間接続された通信回線を同一の双方向回線交換
リング伝送システム中の第一リング・ノードへ供するよ
うに条件付けが為された第二リング・ノードと、 前記少なくとも1個の第二のリング間接続された通信回
線を多重化解除して複数個の低ビット伝送速度ディジタ
ル信号を得る手段と、 前記対応する第一通信回線の対応する前記各低ビット伝
送速度ディジタル信号との2個一組のベースで前記第二
通信回線からの前記低ビット伝送速度ディジタル信号を
所定の規準に従って評価する手段と、 前記評価の結果に応じて前記1対の信号中で前記低ビッ
ト伝送速度ディジタル信号のうちより良好なものを選択
して、各1対の信号中で信号歪みが最も少ない低ビット
伝送速度ディジタル信号を判定する手段と、 選択された前記各低ビット伝送速度ディジタル信号を複
合して新たな第一通信回線を得る手段と、 正常時には前記新たな第一通信回線を前記同一の双方向
回線交換リング伝送システム中の通信パスに挿入する手
段、とを有し、 前記低ビット伝送速度ディジタル信号の評価及び選択が
前記パス交換リング伝送システム中の前記相互接続リン
グ・ノードのうちの前記第一相互接続リング・ノード中
でのみ実行されることを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】 前記挿入手段が、正常状態中では前記新
たな第一通信回線を選択し、異常状態では前記対応する
第二通信回線を選択する第一可制御セレクタ手段を包含
することを特徴とする、請求項1に記載の通信システ
ム。 - 【請求項3】 前記挿入手段が、更に、前記異常状態か
ら前記正常状態への復帰の際に前記新たな第一通信回線
の選択へ前記第一選択手段が自動的に復回するように該
第二選択手段を制御する手段を包含することを特徴とす
る、請求項2に記載の通信システム。 - 【請求項4】 前記双方向回線交換リング伝送システム
からの各通信回線が、各々、前記第一リング間接続装置
及び第二リング間接続装置へ与えられ、それら第一リン
グ間接続装置及び第二リング間接続装置中で低ビット伝
送速度ディジタル信号のリング間接続を行なうことを特
徴とする、請求項3に記載の通信システム。 - 【請求項5】 前記各通信回線がSONET STSタ
イプ・ディジタル信号で構成され、前記各低ビット伝送
速度ディジタル信号がSONET VTタイプ・ディジ
タル信号で構成されることを特徴とする、請求項4に記
載の通信システム。 - 【請求項6】 前記各通信回線がDS3ディジタル信号
で構成され、前記各低ビット伝送速度ディジタル信号が
DS1ディジタル信号で構成されることを特徴とする、
請求項4に記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記各通信回線がSDH STMタイプ
・ディジタル信号で構成され、前記各低ビット伝送速度
ディジタル信号がSDH VC低位ディジタル信号で構
成されることを特徴とする、請求項4に記載の通信シス
テム。
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