JPH0870290A - 伝送装置の障害監視装置 - Google Patents
伝送装置の障害監視装置Info
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- JPH0870290A JPH0870290A JP6203146A JP20314694A JPH0870290A JP H0870290 A JPH0870290 A JP H0870290A JP 6203146 A JP6203146 A JP 6203146A JP 20314694 A JP20314694 A JP 20314694A JP H0870290 A JPH0870290 A JP H0870290A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L41/00—Arrangements for maintenance, administration or management of data switching networks, e.g. of packet switching networks
- H04L41/06—Management of faults, events, alarms or notifications
- H04L41/0631—Management of faults, events, alarms or notifications using root cause analysis; using analysis of correlation between notifications, alarms or events based on decision criteria, e.g. hierarchy, tree or time analysis
- H04L41/064—Management of faults, events, alarms or notifications using root cause analysis; using analysis of correlation between notifications, alarms or events based on decision criteria, e.g. hierarchy, tree or time analysis involving time analysis
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/02—Details
- H04J3/14—Monitoring arrangements
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/08—Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters
- H04L43/0805—Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability
- H04L43/0817—Monitoring or testing based on specific metrics, e.g. QoS, energy consumption or environmental parameters by checking availability by checking functioning
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は障害に対する影響度を安定して保守
者に通知する伝送装置の障害監視装置に関し、障害の変
化のない時の性能の高速化を実現し、判定処理を簡略化
するとともに、精度の高い判定を行う伝送装置の障害監
視装置を目的とする。 【構成】 入力記憶手段11は伝送装置のラインやパス
を表すデータを記憶する。そして、それらのデータが入
力するたびに比較手段12は入力記憶手段11に記憶さ
れている前回の状態と今回の状態とを比較する。仮にこ
の状態が変化がないということはすなわち今までの状態
と同じであるからして、障害の新たなる発生、あるいは
障害の解除等がなされなかった場合であり、障害発生な
しと判断する。一方、変化した場合には、障害判定手段
13が当該変化に対する障害を求め、障害記憶手段14
にデータをリンク構成にして格納する。変化がない限
り、単に前回入力データと今回入力データとを比較する
だけであり、通常のアイドル状態における処理が低下す
る。
者に通知する伝送装置の障害監視装置に関し、障害の変
化のない時の性能の高速化を実現し、判定処理を簡略化
するとともに、精度の高い判定を行う伝送装置の障害監
視装置を目的とする。 【構成】 入力記憶手段11は伝送装置のラインやパス
を表すデータを記憶する。そして、それらのデータが入
力するたびに比較手段12は入力記憶手段11に記憶さ
れている前回の状態と今回の状態とを比較する。仮にこ
の状態が変化がないということはすなわち今までの状態
と同じであるからして、障害の新たなる発生、あるいは
障害の解除等がなされなかった場合であり、障害発生な
しと判断する。一方、変化した場合には、障害判定手段
13が当該変化に対する障害を求め、障害記憶手段14
にデータをリンク構成にして格納する。変化がない限
り、単に前回入力データと今回入力データとを比較する
だけであり、通常のアイドル状態における処理が低下す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送装置に係り、
さらに詳しくは障害に対する影響度を安定して保守者に
通知する伝送装置の障害監視装置に関する。
さらに詳しくは障害に対する影響度を安定して保守者に
通知する伝送装置の障害監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報網の発展により伝送装置の伝
送容量が大容量化しつつある。例えば日本においては新
同期装置、北米におけるSONET装置、欧州その他に
おけるSDH装置等が挙げられる。
送容量が大容量化しつつある。例えば日本においては新
同期装置、北米におけるSONET装置、欧州その他に
おけるSDH装置等が挙げられる。
【0003】一方、それに伴って運用の管理や監視の制
度の綿密化が要求されている。例えば、従来の障害の監
視処理においては、単純に障害項目の発生、復旧のみを
認識するにとどまっていたが、現在ではその障害による
回線サービスに対する影響度を判定し、保守者に通知す
るといった処理が必要になっている。これに対し伝送装
置そのものの構成が複雑化しているので、前述のような
判定処理は著しく複雑化し、単純なアルゴリズムでは実
現が困難になってきている。
度の綿密化が要求されている。例えば、従来の障害の監
視処理においては、単純に障害項目の発生、復旧のみを
認識するにとどまっていたが、現在ではその障害による
回線サービスに対する影響度を判定し、保守者に通知す
るといった処理が必要になっている。これに対し伝送装
置そのものの構成が複雑化しているので、前述のような
判定処理は著しく複雑化し、単純なアルゴリズムでは実
現が困難になってきている。
【0004】以下ではSDH装置を用いて、従来の判定
について説明する。NSA(None Service Affect)は伝
送装置内の冗長機能等によって救済され、伝送サービス
に影響を与えないような障害を、SA(Service Affec
t)とは伝送サービスに影響を与えるような障害を意味
する。このような障害を判定する際には、冗長機能等を
判別しなければならなかった。
について説明する。NSA(None Service Affect)は伝
送装置内の冗長機能等によって救済され、伝送サービス
に影響を与えないような障害を、SA(Service Affec
t)とは伝送サービスに影響を与えるような障害を意味
する。このような障害を判定する際には、冗長機能等を
判別しなければならなかった。
【0005】一方、SDH装置はシェルフ内に12の伝
送スロットを有し、その伝送スロットに実装する伝送ユ
ニットの種類を選定することにより、さらにはTSIユ
ニットでクロスコネクトを行うことにより多様なインタ
フェースを実現している。
送スロットを有し、その伝送スロットに実装する伝送ユ
ニットの種類を選定することにより、さらにはTSIユ
ニットでクロスコネクトを行うことにより多様なインタ
フェースを実現している。
【0006】図16は各伝送ユニットに対するスロット
の説明図表である。伝送ユニットには例えばSTM4
(Synchronous Transport Module) 光ユニット、STM
1光ユニット、D1インタフェースユニットがある。例
えばSTM4光ユニットを図16に示す如くスロットS
4〜S7に割り当てることにより、2個あるいは4個の
STM4光ユニットが実装できる。STM4光ユニット
は冗長性を設けて設定される構成となっており、スロッ
トS5、スロットS7は冗長性有り無しにかかわらずS
TM4光ユニットを挿入する位置であり、スロット4、
スロット7は冗長性有りの時に冗長性の為のユニットを
実装する位置である。また、STM1光ユニットについ
ても同様であり、スロットS4〜S7内に挿入可能であ
り、スロットS5,S7には冗長性有り無しにかかわら
ず、必要とする容量分のユニットを挿入する。さらに、
スロットS4、スロットS6には冗長性有りの時にユニ
ット挿入する。また、STM1光ユニットにおいてはス
ロットS10〜S15においても同様に挿入が可能であ
る。
の説明図表である。伝送ユニットには例えばSTM4
(Synchronous Transport Module) 光ユニット、STM
1光ユニット、D1インタフェースユニットがある。例
えばSTM4光ユニットを図16に示す如くスロットS
4〜S7に割り当てることにより、2個あるいは4個の
STM4光ユニットが実装できる。STM4光ユニット
は冗長性を設けて設定される構成となっており、スロッ
トS5、スロットS7は冗長性有り無しにかかわらずS
TM4光ユニットを挿入する位置であり、スロット4、
スロット7は冗長性有りの時に冗長性の為のユニットを
実装する位置である。また、STM1光ユニットについ
ても同様であり、スロットS4〜S7内に挿入可能であ
り、スロットS5,S7には冗長性有り無しにかかわら
ず、必要とする容量分のユニットを挿入する。さらに、
スロットS4、スロットS6には冗長性有りの時にユニ
ット挿入する。また、STM1光ユニットにおいてはス
ロットS10〜S15においても同様に挿入が可能であ
る。
【0007】一方、D1インタフェースユニット(D1
CH)はスロットS11〜S14に挿入可能であり、ス
ロットS14にPT(Personal Telecommunication)が挿
入される。また、スロットS11〜S13にはWKが挿
入される。例えばWKとPTとが1対1であるならば、
スロットS13にWKを、WKとPTとが2対1である
ならばスロットS12、S13に、また3対1であるな
らばスロットS11,S12,S13にWKを設けてい
る。さらにこの他に冗長性を設けない、すなわちPTを
設けない場合もある。このような各ユニットに対し、そ
れぞれのユニットが障害を発生した場合、それぞれの障
害条件やユニットに対してSAの判定条件は異なってい
る。
CH)はスロットS11〜S14に挿入可能であり、ス
ロットS14にPT(Personal Telecommunication)が挿
入される。また、スロットS11〜S13にはWKが挿
入される。例えばWKとPTとが1対1であるならば、
スロットS13にWKを、WKとPTとが2対1である
ならばスロットS12、S13に、また3対1であるな
らばスロットS11,S12,S13にWKを設けてい
る。さらにこの他に冗長性を設けない、すなわちPTを
設けない場合もある。このような各ユニットに対し、そ
れぞれのユニットが障害を発生した場合、それぞれの障
害条件やユニットに対してSAの判定条件は異なってい
る。
【0008】図17は従来の各ユニットにおける障害と
SA判定条件の説明図表である。まず、各ユニットとそ
の障害について説明する。STM1光/STM4光ユニ
ットは光・電気変換を行うユニットである。このユニッ
トでは、STM1をSDHのAU4にまで分解する。こ
の分解過程でこのユニットはSDHのRS OHB M
S OHBを解析し、障害のチェックをする。このユニ
ットの障害は以下の如くである。
SA判定条件の説明図表である。まず、各ユニットとそ
の障害について説明する。STM1光/STM4光ユニ
ットは光・電気変換を行うユニットである。このユニッ
トでは、STM1をSDHのAU4にまで分解する。こ
の分解過程でこのユニットはSDHのRS OHB M
S OHBを解析し、障害のチェックをする。このユニ
ットの障害は以下の如くである。
【0009】RS部の障害には、LOS(光の信号入力
断)、LOF(STM1の信号の同期はずれ)、MIS
−STI(RSセクションのトレース誤り)がある。L
OFの障害ではRSOH内A1とA2で同期を取り、M
IS−STIの障害ではRSOHのL1バイトを使用
し、伝送装置間で任意の文字列を送信しあい、送信側と
受信側とで送信値と受信期待値とを設定し、受信値とそ
の期待値を比較する。これらは主に光ケーブルの接続誤
りを監視するためにある。
断)、LOF(STM1の信号の同期はずれ)、MIS
−STI(RSセクションのトレース誤り)がある。L
OFの障害ではRSOH内A1とA2で同期を取り、M
IS−STIの障害ではRSOHのL1バイトを使用
し、伝送装置間で任意の文字列を送信しあい、送信側と
受信側とで送信値と受信期待値とを設定し、受信値とそ
の期待値を比較する。これらは主に光ケーブルの接続誤
りを監視するためにある。
【0010】また更に、E−ERRは信号の劣化であ
り、MSのB2バイトを用いパリティチェックを行い、
ある一定値を越えた場合に発生する。SDは信号の劣化
であり、前述のE−ERRに比べエラー数が少ない障害
である。
り、MSのB2バイトを用いパリティチェックを行い、
ある一定値を越えた場合に発生する。SDは信号の劣化
であり、前述のE−ERRに比べエラー数が少ない障害
である。
【0011】E−ERRとSDは瞬間的(一秒内)なエ
ラー数をもとに監視を行うが、STEPはE−ERRや
SDより更に少ない閾値を越えた状態が、10秒以上連続
した場合に発生する障害である。DEPは、更に軽度な
エラー数を15分又は24時間単位に集計し、その値が閾値
を越えた場合に発生するものである。基本的にはSTE
PやDEPは、信号の断ではないが雑音が長い時間継続
する場合に発生する。
ラー数をもとに監視を行うが、STEPはE−ERRや
SDより更に少ない閾値を越えた状態が、10秒以上連続
した場合に発生する障害である。DEPは、更に軽度な
エラー数を15分又は24時間単位に集計し、その値が閾値
を越えた場合に発生するものである。基本的にはSTE
PやDEPは、信号の断ではないが雑音が長い時間継続
する場合に発生する。
【0012】AISは自局装置の先で信号断障害が発生
したことを意味する。伝送装置は、自局でLOS等の障
害を受けた場合、自局より先に対して送信すべき信号が
不定になるため、AIS信号を送出する。
したことを意味する。伝送装置は、自局でLOS等の障
害を受けた場合、自局より先に対して送信すべき信号が
不定になるため、AIS信号を送出する。
【0013】LOPはAU4ポインタの断を意味する。
上記障害は全て、光ケーブルから受信した信号に対する
障害である。TSIユニットは、光ユニットと2MVC
12ユニットとの間で信号を送る先をTU12単位で制
御するユニットである。光ユニットからAU4単位に信
号を受信し、VC4に分解し、更にTU12に分解し、
TU12単位にクロスコネクト(出力先の制御)し、任
意の2MVC12ユニットに信号を送信する。逆に2M
VC12ユニットから受けた信号を、TU12単位にク
ロスコネクトし、VC4からAU4にのせ、光ユニット
に送信する。このユニットの障害は、以下の如くであ
る。
上記障害は全て、光ケーブルから受信した信号に対する
障害である。TSIユニットは、光ユニットと2MVC
12ユニットとの間で信号を送る先をTU12単位で制
御するユニットである。光ユニットからAU4単位に信
号を受信し、VC4に分解し、更にTU12に分解し、
TU12単位にクロスコネクト(出力先の制御)し、任
意の2MVC12ユニットに信号を送信する。逆に2M
VC12ユニットから受けた信号を、TU12単位にク
ロスコネクトし、VC4からAU4にのせ、光ユニット
に送信する。このユニットの障害は、以下の如くであ
る。
【0014】AU AISはAU4レベルでのAIS信
号受信を意味する。すなわちこの装置の先でAU4の信
号断の障害があったことを意味する。VC4のMIS−
PT1はVC4のトレース値ミスマッチ、すなわちJ1
バイト上のトレース値と期待値との不一致の障害を、ま
たVC4のMIS−PSLはVC4のC2バイト値の異
常を意味する。
号受信を意味する。すなわちこの装置の先でAU4の信
号断の障害があったことを意味する。VC4のMIS−
PT1はVC4のトレース値ミスマッチ、すなわちJ1
バイト上のトレース値と期待値との不一致の障害を、ま
たVC4のMIS−PSLはVC4のC2バイト値の異
常を意味する。
【0015】HO−UNEQはVC4のC2バイト値が
00であることを表し、該当VC4には意味のある信号
がないことを意味する。LOMはVC4内TU信号の断
を、STEPは光のSTEPと同様の障害を、DEPは
光のDEPと同様の障害を意味する。また、TU LO
PはTU12ポートの断を表す。上記は全てTSIに入
力した方向の信号に対する障害である。
00であることを表し、該当VC4には意味のある信号
がないことを意味する。LOMはVC4内TU信号の断
を、STEPは光のSTEPと同様の障害を、DEPは
光のDEPと同様の障害を意味する。また、TU LO
PはTU12ポートの断を表す。上記は全てTSIに入
力した方向の信号に対する障害である。
【0016】また、2MVC12ユニットはTSIから
受けたTU12信号をVC12に分解し、VC12単位
にSW制御(パスSW)を行い、更にC12にして装置
外部に出力し、また、逆にPDH C12信号からTU
12を構築し、TSIに送出するユニットである。この
ユニットの障害は以下の如くである。
受けたTU12信号をVC12に分解し、VC12単位
にSW制御(パスSW)を行い、更にC12にして装置
外部に出力し、また、逆にPDH C12信号からTU
12を構築し、TSIに送出するユニットである。この
ユニットの障害は以下の如くである。
【0017】TU AISはTU12でのAIS信号を
表し、MIS−PT1はVC12内J2バイトによるト
レースミスマッチ障害を表している。MIS−PSLは
V5バイト内SIGNAL LABEL値異常を意味
し、VC12の信号種別を定義している。また、LO−
UNEQはVC12の信号が意味がないことを意味す
る。つまり該当VC12ペイロード上にトラフィックが
存在しないことを表している。STEPはV5バイト内
BIP−2のパリティエラーで、内容は光のSTEPと
同様である。DEPはV5バイト内BIP−2のパリテ
ィエラーで、内容は光のDETと同様である。BIP
MJはV5バイト内BIP−2のパリティエラーで、内
容は光のE−ERRと同様である。BIP MNはV5
バイト内BIP−2のパリティエラーで、内容は光のS
Dと同様である。尚、上記は全てTSIから受信方向の
信号に対する。
表し、MIS−PT1はVC12内J2バイトによるト
レースミスマッチ障害を表している。MIS−PSLは
V5バイト内SIGNAL LABEL値異常を意味
し、VC12の信号種別を定義している。また、LO−
UNEQはVC12の信号が意味がないことを意味す
る。つまり該当VC12ペイロード上にトラフィックが
存在しないことを表している。STEPはV5バイト内
BIP−2のパリティエラーで、内容は光のSTEPと
同様である。DEPはV5バイト内BIP−2のパリテ
ィエラーで、内容は光のDETと同様である。BIP
MJはV5バイト内BIP−2のパリティエラーで、内
容は光のE−ERRと同様である。BIP MNはV5
バイト内BIP−2のパリティエラーで、内容は光のS
Dと同様である。尚、上記は全てTSIから受信方向の
信号に対する。
【0018】また、全ユニット共通障害としてはEQP
T−FAIL、MISMNT Aがあり、このEQPT
−FAILはそのユニット内LSI故障やクロックの
断、つまりユニット故障を、またMISMNT Aはユ
ニットの誤実装を意味する。
T−FAIL、MISMNT Aがあり、このEQPT
−FAILはそのユニット内LSI故障やクロックの
断、つまりユニット故障を、またMISMNT Aはユ
ニットの誤実装を意味する。
【0019】STM1光ユニット、STM4光ユニット
における障害は前述したLOS,LOF,MIS−ST
I,E−ERR,SD,STEP,DEP,AIS,L
OP等においては、冗長時のWKならSA、また冗長時
のPTならWKにSTM1、STM4やS1CH,S4
CHのいずれかがあればSAと判断する。なお、この時
の判定はLINEにおける障害となる。また冗長時のW
K及び冗長でない場合は全接続先のパスの1つでも以下
であればSAと判断している。
における障害は前述したLOS,LOF,MIS−ST
I,E−ERR,SD,STEP,DEP,AIS,L
OP等においては、冗長時のWKならSA、また冗長時
のPTならWKにSTM1、STM4やS1CH,S4
CHのいずれかがあればSAと判断する。なお、この時
の判定はLINEにおける障害となる。また冗長時のW
K及び冗長でない場合は全接続先のパスの1つでも以下
であればSAと判断している。
【0020】(1) パスがPSR=Nのとき。 (2) パスが非運用のときは、運用側パスがSA状態の場
合。 (3) パスが運用のとき。
合。 (3) パスが運用のとき。
【0021】なお、S1CHユニット、S4CHユニッ
トにおける障害RMV(FAC OOS),FAIL,
MISMNT Aの時にも前述したSTM1光ユニット
やSTM4光ユニットと同様である。
トにおける障害RMV(FAC OOS),FAIL,
MISMNT Aの時にも前述したSTM1光ユニット
やSTM4光ユニットと同様である。
【0022】また、TSIユニットの障害がAU AI
Sである時や、VC4における,MIS−PTI,MI
S−PSL,HO−UNEQやLOM,STEP,DE
P,TU LOPの障害であった場合、全接続先のパス
の1つでも前述した3個の状態であれば、そのパスをS
Aと判定する。
Sである時や、VC4における,MIS−PTI,MI
S−PSL,HO−UNEQやLOM,STEP,DE
P,TU LOPの障害であった場合、全接続先のパス
の1つでも前述した3個の状態であれば、そのパスをS
Aと判定する。
【0023】また、TSIユニットにおける障害がEQ
PTのFAIL(EQPT DOS),MISMNT
Aである時には、WK側で発生すればSA、PT側の時
WK側にTSIユニットがあればSAとする。また、V
C4接続がある場合は、全接続先パスに1つでも以下の
条件があればSAへと判断する。
PTのFAIL(EQPT DOS),MISMNT
Aである時には、WK側で発生すればSA、PT側の時
WK側にTSIユニットがあればSAとする。また、V
C4接続がある場合は、全接続先パスに1つでも以下の
条件があればSAへと判断する。
【0024】(1) パスがPSR=Yでかつパスが非運用
のときは、運用側パスがSA状態 (2) パスがPSR=Yでパスが運用のとき 一方、2MVC12におけるTU AIS,MIS−P
TI,MIS−PSL,LO−UNEQ,STEP,D
EP,BIP MJ,BIP MNの障害であるなら
ば、全接続先パスの1つでも以下のものがあればSAと
判断する。
のときは、運用側パスがSA状態 (2) パスがPSR=Yでパスが運用のとき 一方、2MVC12におけるTU AIS,MIS−P
TI,MIS−PSL,LO−UNEQ,STEP,D
EP,BIP MJ,BIP MNの障害であるなら
ば、全接続先パスの1つでも以下のものがあればSAと
判断する。
【0025】(1) パスがPSR=Nの時。 (2) パスが非運用のときは、運用側パスがSA状態の場
合。 (3) パスが運用の時。
合。 (3) パスが運用の時。
【0026】さらに、2MVC12がEQPTのFAI
L(EQPT OOS),MISMNT Aの障害であ
るならば、WK側で発生すればSA、PT側の時全WK
の1つでも2MVC12のユニットがあればSAと判断
する。
L(EQPT OOS),MISMNT Aの障害であ
るならば、WK側で発生すればSA、PT側の時全WK
の1つでも2MVC12のユニットがあればSAと判断
する。
【0027】図18〜図23は障害時におけるNSAや
SAと判断する説明図である。図18はLINE障害時
にNSAと判断する説明図である。STM1 1,ST
M12とMSP(Multiplex Section Protection) 3に
接続している。また、MSP3はTSI(Time Switch
Interface)4に接続し、さらにTSI4はD1 5に接
続し、パスを構成している。図18においてはSTM1
1はMSP3,TSI4,D1 5を介して交換のC
PRに接続しパスを構成している。このパスに含まれな
いSTM1 2が接続するラインに障害が発生した場
合、その障害LOSをNSAと判断している。なぜなら
ば、他の接続に影響を与えないからである。
SAと判断する説明図である。図18はLINE障害時
にNSAと判断する説明図である。STM1 1,ST
M12とMSP(Multiplex Section Protection) 3に
接続している。また、MSP3はTSI(Time Switch
Interface)4に接続し、さらにTSI4はD1 5に接
続し、パスを構成している。図18においてはSTM1
1はMSP3,TSI4,D1 5を介して交換のC
PRに接続しパスを構成している。このパスに含まれな
いSTM1 2が接続するラインに障害が発生した場
合、その障害LOSをNSAと判断している。なぜなら
ば、他の接続に影響を与えないからである。
【0028】これに対し、図19はLINE障害時にS
Aと判断する説明図である。図19においてはSTM1
2とMSP3,TSI4,D1 5とが接続されてパ
スを構成している。この状態においてSTM1 2に障
害が発生した場合、この障害はLOSであるがSAと判
断する。すなわち、ライン障害時のLOSアラームに関
しては、そのラインがパスを構成していない時にはNS
Aと判断し、パスを構成する場合にはSAと判断する。
Aと判断する説明図である。図19においてはSTM1
2とMSP3,TSI4,D1 5とが接続されてパ
スを構成している。この状態においてSTM1 2に障
害が発生した場合、この障害はLOSであるがSAと判
断する。すなわち、ライン障害時のLOSアラームに関
しては、そのラインがパスを構成していない時にはNS
Aと判断し、パスを構成する場合にはSAと判断する。
【0029】すなわち、LINEの障害の場合は、それ
自身の障害発生ユニットと冗長構成をとるユニット内の
状態を確認し、両者に障害が発生するかまたは現在運用
中のユニット内に障害が発生した場合はSAとしてい
た。
自身の障害発生ユニットと冗長構成をとるユニット内の
状態を確認し、両者に障害が発生するかまたは現在運用
中のユニット内に障害が発生した場合はSAとしてい
た。
【0030】図20は前述した図19の構成すなわちS
TM1 1,STM1 2,MSP3,TSI4,D1
5の他にさらに冗長性を設け、MSP6,STM1
7,STM1 8を更に設けたものである。図20にお
いてはSTM1 2に障害が発生した場合にはLOSア
ラームをNSAと判断する。なぜならば、この障害が他
のパスに影響を与えていないからである。これに対し図
21の如く、TSI4中のパスに障害が発生した場合、
この障害はLOPであり、SAと判断する。これと同様
にこの時接続されているSTM1 2の障害LOSもS
Aと判断する。
TM1 1,STM1 2,MSP3,TSI4,D1
5の他にさらに冗長性を設け、MSP6,STM1
7,STM1 8を更に設けたものである。図20にお
いてはSTM1 2に障害が発生した場合にはLOSア
ラームをNSAと判断する。なぜならば、この障害が他
のパスに影響を与えていないからである。これに対し図
21の如く、TSI4中のパスに障害が発生した場合、
この障害はLOPであり、SAと判断する。これと同様
にこの時接続されているSTM1 2の障害LOSもS
Aと判断する。
【0031】すなわち、TSI内の2つの障害を調べ、
両者に障害が発生していた場合にはSAとしていた。ま
た、AISとLOP ALLMが両方で発生しているの
で、LOP ALLMをSAと処理していた。しかし、
LINEのLOS ALLMとLOPとの関係づけは処
理が複雑なためSAとすることができなかった。
両者に障害が発生していた場合にはSAとしていた。ま
た、AISとLOP ALLMが両方で発生しているの
で、LOP ALLMをSAと処理していた。しかし、
LINEのLOS ALLMとLOPとの関係づけは処
理が複雑なためSAとすることができなかった。
【0032】図22はチャンネル(CH)パス障害時に
NSAと判断する説明図である。この場合STM1 2
にLOSアラームが発生しているが、他のパスに影響を
与えていないのでNSAと判断する。これに対し、図2
3のチャンネル(CH)パス障害にSAと判断する説明
図に示す如く、例えばD1 5の接続側にMAJの障害
が発生した場合、このD1のMAJの障害はSAと判断
する。さらにこのD1に接続しているSTM1 2にも
障害が発生していた場合にはSAと判断する。なぜなら
ば、D1内において障害が発生した方に切り換えように
した場合、このSTM1 2の障害によって次のパスを
構成することが出来ないからである。
NSAと判断する説明図である。この場合STM1 2
にLOSアラームが発生しているが、他のパスに影響を
与えていないのでNSAと判断する。これに対し、図2
3のチャンネル(CH)パス障害にSAと判断する説明
図に示す如く、例えばD1 5の接続側にMAJの障害
が発生した場合、このD1のMAJの障害はSAと判断
する。さらにこのD1に接続しているSTM1 2にも
障害が発生していた場合にはSAと判断する。なぜなら
ば、D1内において障害が発生した方に切り換えように
した場合、このSTM1 2の障害によって次のパスを
構成することが出来ないからである。
【0033】同一ユニット内にとじてSA/NSA判定
を行っていたが、他ユニットの関係付けまでは困難なの
でラインのLOS ALLMはSAとすることが出来な
かった。すなわち、他ユニットとはつながっている先の
ユニットであり、そのユニットまでをも関連付けて行う
ことは直接は困難であった。
を行っていたが、他ユニットの関係付けまでは困難なの
でラインのLOS ALLMはSAとすることが出来な
かった。すなわち、他ユニットとはつながっている先の
ユニットであり、そのユニットまでをも関連付けて行う
ことは直接は困難であった。
【0034】以上のように様々な障害に対しSA並びに
NSAと判断している。前述した障害の判定はグループ
毎に従来行われていた。図24,図25は従来の障害の
収集処理のフローチャートである。図24の図25にお
ける並びには接続している接続詞を表している。障
害を検出するため収集処理の実行(START)を開始
すると、先ずステップST1でレジスタIを0に設定す
る。続いてステップST2でIO+Iレジスタの値で指
示される領域の内容をレジスタAに格納する処理を行
う。尚、後述するがIOがそれぞれの入出力の一番若い
アドレスを指しており、このレジスタIをインクリメン
トし、IOにレジスタIの値を加算することにより入出
力の領域の状態情報を順次読み出すことができる。この
IO+Iの値で入出力ポートをアクセスし、その入出力
ポートの内容をレジスタAに入れた後、ステップST3
でそのレジスタAをレジスタCR+Iで指示される領域
に格納する。レジスタCRは状態レジスタのポインタで
あり、先頭値を示しているのでレジスタCR+レジスタ
Iの値で指示される領域にIOポートの状態情報が格納
される。
NSAと判断している。前述した障害の判定はグループ
毎に従来行われていた。図24,図25は従来の障害の
収集処理のフローチャートである。図24の図25にお
ける並びには接続している接続詞を表している。障
害を検出するため収集処理の実行(START)を開始
すると、先ずステップST1でレジスタIを0に設定す
る。続いてステップST2でIO+Iレジスタの値で指
示される領域の内容をレジスタAに格納する処理を行
う。尚、後述するがIOがそれぞれの入出力の一番若い
アドレスを指しており、このレジスタIをインクリメン
トし、IOにレジスタIの値を加算することにより入出
力の領域の状態情報を順次読み出すことができる。この
IO+Iの値で入出力ポートをアクセスし、その入出力
ポートの内容をレジスタAに入れた後、ステップST3
でそのレジスタAをレジスタCR+Iで指示される領域
に格納する。レジスタCRは状態レジスタのポインタで
あり、先頭値を示しているのでレジスタCR+レジスタ
Iの値で指示される領域にIOポートの状態情報が格納
される。
【0035】続いてステップST4でレジスタの内容I
+1をレジスタIに格納する処理を行う。そして、レジ
スタIの値がNより小であるかをステップST5で判別
し、Nより小である時(YES)には再度ステップST
2により実行する。この順次の繰り返しによりIOのア
ドレスからN−1番目までのアドレスが読み出され、そ
れが順次CRで指示される先頭のアドレスから格納され
る。
+1をレジスタIに格納する処理を行う。そして、レジ
スタIの値がNより小であるかをステップST5で判別
し、Nより小である時(YES)には再度ステップST
2により実行する。この順次の繰り返しによりIOのア
ドレスからN−1番目までのアドレスが読み出され、そ
れが順次CRで指示される先頭のアドレスから格納され
る。
【0036】続いてステップST6で二次マスクパター
ンを作成する処理を行う。この二次マスクパターンの作
成処理はアラームをマスクするための処理であり、例え
ばNSAと判断した障害NSAを直接システムのダウン
に影響しないものであるのでマスクする。すなわち、必
要なAISのみを用いるため、自装置内でAISが発生
しても、そのAISをマスクするために二次マスクパタ
ーンを生成する。
ンを作成する処理を行う。この二次マスクパターンの作
成処理はアラームをマスクするための処理であり、例え
ばNSAと判断した障害NSAを直接システムのダウン
に影響しないものであるのでマスクする。すなわち、必
要なAISのみを用いるため、自装置内でAISが発生
しても、そのAISをマスクするために二次マスクパタ
ーンを生成する。
【0037】続いて再度ステップST7でレジスタIを
0に設定し、ステップST8で前述したレジスタCR+
レジスタIの値で指示される領域の内容をレジスタAに
入れる処理を行う。更にステップST9でレジスタAの
値と、MP+レジスタIの値で指示される領域の内容と
のAND論理を求め、その結果をレジスタAに入れる処
理を行う。なお、MPとは前述したステップST6によ
って処理された二次マスクパターンのマスク値が格納さ
れている先頭アドレスであり、このAND論理の結果に
よってマスクされた値がレジスタAに格納される。
0に設定し、ステップST8で前述したレジスタCR+
レジスタIの値で指示される領域の内容をレジスタAに
入れる処理を行う。更にステップST9でレジスタAの
値と、MP+レジスタIの値で指示される領域の内容と
のAND論理を求め、その結果をレジスタAに入れる処
理を行う。なお、MPとは前述したステップST6によ
って処理された二次マスクパターンのマスク値が格納さ
れている先頭アドレスであり、このAND論理の結果に
よってマスクされた値がレジスタAに格納される。
【0038】続いてステップST10でその結果すなわ
ちレジスタAの内容をレジスタCR2+レジスタIの値
で指示されるメモリ領域に格納する。そして、ステップ
ST11で再度レジスタIの内容を+1し、さらにST
12でその値がNより小であるかを判別し、小である時
には再度ステップST8より実行する。これによって、
入出力の領域から得られた状態情報にマスクパターンで
マスキングした結果をCR2のポインタより順次格納し
たこととなる。
ちレジスタAの内容をレジスタCR2+レジスタIの値
で指示されるメモリ領域に格納する。そして、ステップ
ST11で再度レジスタIの内容を+1し、さらにST
12でその値がNより小であるかを判別し、小である時
には再度ステップST8より実行する。これによって、
入出力の領域から得られた状態情報にマスクパターンで
マスキングした結果をCR2のポインタより順次格納し
たこととなる。
【0039】ステップST12の後には、再度レジスタ
Iを0とし、続いてステップST14においてIO+レ
ジスタIの値で指示される領域の前述した結果をレジス
タAに格納し、続いてステップST15でレジスタCR
2+レジスタIの値で指示されるメモリ領域にレジスタ
Aの内容を格納する。続いてステップST16におい
て、前述したレジスタAとポインタPR2+レジスタI
の値で指示される内容との排他的論理和を求め、その結
果をレジスタAに格納する。この結果が1の時変化した
ことになる。そして、ステップST17でレジスタAの
内容をXOR2+Iの領域に格納する。ここでXOR2
は排他的論理和を求めた結果が格納される先頭アドレス
である。さらに、ステップST18においてレジスタI
の値をインクリメントし、続いてステップST19でレ
ジスタIの内容がN以下であるかをST19で判別し、
N以下である時(YES)にはステップST14より再
度繰り返す。この判定により、前述した処理が順次繰り
返えされて、二次マスクされた結果と前回集めたものの
データとの間に変化があったかどうかが求められて、そ
の結果がXOR2で指示される領域に格納される。
Iを0とし、続いてステップST14においてIO+レ
ジスタIの値で指示される領域の前述した結果をレジス
タAに格納し、続いてステップST15でレジスタCR
2+レジスタIの値で指示されるメモリ領域にレジスタ
Aの内容を格納する。続いてステップST16におい
て、前述したレジスタAとポインタPR2+レジスタI
の値で指示される内容との排他的論理和を求め、その結
果をレジスタAに格納する。この結果が1の時変化した
ことになる。そして、ステップST17でレジスタAの
内容をXOR2+Iの領域に格納する。ここでXOR2
は排他的論理和を求めた結果が格納される先頭アドレス
である。さらに、ステップST18においてレジスタI
の値をインクリメントし、続いてステップST19でレ
ジスタIの内容がN以下であるかをST19で判別し、
N以下である時(YES)にはステップST14より再
度繰り返す。この判定により、前述した処理が順次繰り
返えされて、二次マスクされた結果と前回集めたものの
データとの間に変化があったかどうかが求められて、そ
の結果がXOR2で指示される領域に格納される。
【0040】続いてステップST20で再度レジスタI
の値を0とし、ステップST21でXOR2+レジスタ
Iの値で指示される内容をレジスタAに格納し、ステッ
プST22でレジスタが0であるかどうかを判別する。
0でない時すなわち変化があった時には処理指示テーブ
ルにレジスタIの値のグループナンバーを設定する(S
T23)。なお、レジスタAが0であるときには処理S
T23をジャンプする。このステップST23での処理
は変化グループ番号をもとにアラーム判断を行うための
ものである。
の値を0とし、ステップST21でXOR2+レジスタ
Iの値で指示される内容をレジスタAに格納し、ステッ
プST22でレジスタが0であるかどうかを判別する。
0でない時すなわち変化があった時には処理指示テーブ
ルにレジスタIの値のグループナンバーを設定する(S
T23)。なお、レジスタAが0であるときには処理S
T23をジャンプする。このステップST23での処理
は変化グループ番号をもとにアラーム判断を行うための
ものである。
【0041】続いてステップST24でレジスタIの内
容を+1し、再度ステップST25でレジスタIの内容
がNより小さいかを判別し、小さい時(YES)には再
度ステップST21より繰り返す。この順次の繰り返し
により、障害が発生したグループの内容が処理指示テー
ブルに格納される。
容を+1し、再度ステップST25でレジスタIの内容
がNより小さいかを判別し、小さい時(YES)には再
度ステップST21より繰り返す。この順次の繰り返し
により、障害が発生したグループの内容が処理指示テー
ブルに格納される。
【0042】さらに続いてステップST26でこの処理
指示テーブルに格納されたグループが0であるかを判別
し、0である時、すなわち何も設定されないときには前
述したステップS1より再度繰り返す。
指示テーブルに格納されたグループが0であるかを判別
し、0である時、すなわち何も設定されないときには前
述したステップS1より再度繰り返す。
【0043】一方、処理指示テーブルが0でない時(N
O)には、ステップST27でアラーム判定処理、ステ
ップST28で外部出力処理を行う。なお、ステップS
T27のアラーム判定処理、ステップST28の外部出
力処理は、図26のグループ毎の処理のフローチャート
に示す如く、各指示テーブルに指示された分、グループ
毎の処理をコールする。すなわちグループ単位でこれら
のアラーム判定並びに外部出力を行う。
O)には、ステップST27でアラーム判定処理、ステ
ップST28で外部出力処理を行う。なお、ステップS
T27のアラーム判定処理、ステップST28の外部出
力処理は、図26のグループ毎の処理のフローチャート
に示す如く、各指示テーブルに指示された分、グループ
毎の処理をコールする。すなわちグループ単位でこれら
のアラーム判定並びに外部出力を行う。
【0044】図27はアラーム判定処理のフローチャー
トである。アラーム判定はグループ毎に行うものであ
る。アラーム判定処理を実行すると、先ずステップST
31でグループ内の全アラームについて行うよう指示処
理を行い、そして運用中にアラームがあるか否かをステ
ップST32で判別し、無い時には前述した グループ
内の全アラームについて行う処理を繰り返す。
トである。アラーム判定はグループ毎に行うものであ
る。アラーム判定処理を実行すると、先ずステップST
31でグループ内の全アラームについて行うよう指示処
理を行い、そして運用中にアラームがあるか否かをステ
ップST32で判別し、無い時には前述した グループ
内の全アラームについて行う処理を繰り返す。
【0045】一方、運用中にアラームがある時(YE
S)には、ステップST33でSAフラグをONとする
処理を行い、続いてステップST34でグループ内の全
アラームについて行う処理を指示する。そしてステップ
ST35でSAフラグがONであるか否かを判別し、S
AフラグがONの時には、ステップST36でそのフラ
グがまだ発生中であるならばSAと判定する。また、S
AフラグがOFFの時、そのフラグがまだ発生中ならば
ステップST37でNSAと判定する。そして、ステッ
プST38でカレントバッファとの比較をし、変化があ
った場合にはカレントバッファを更新しその結果をステ
ップST39でバッファリングする(ST39)。また
変化がない時にはそのステップST39の処理をスキッ
プする。そして、その前述した処理をグループ内の全ア
ラームについて行う。
S)には、ステップST33でSAフラグをONとする
処理を行い、続いてステップST34でグループ内の全
アラームについて行う処理を指示する。そしてステップ
ST35でSAフラグがONであるか否かを判別し、S
AフラグがONの時には、ステップST36でそのフラ
グがまだ発生中であるならばSAと判定する。また、S
AフラグがOFFの時、そのフラグがまだ発生中ならば
ステップST37でNSAと判定する。そして、ステッ
プST38でカレントバッファとの比較をし、変化があ
った場合にはカレントバッファを更新しその結果をステ
ップST39でバッファリングする(ST39)。また
変化がない時にはそのステップST39の処理をスキッ
プする。そして、その前述した処理をグループ内の全ア
ラームについて行う。
【0046】以上のようなグループ内のアラームについ
て判定を行った後処理を終了する。
て判定を行った後処理を終了する。
【0047】
【発明が解決しようとする課題】前述した如く従来のデ
ータ伝送装置において、処理データ量が増大し高速化す
ると、装置がより複雑化、高度化するため、障害監視処
理、その他の処理が著しく増大し障害変化のないアイド
ル時の処理性能を高速化する必要が生じていた。さら
に、装置の構成が複雑化し障害のSA,NSA判定処理
の精度が高くなった結果、従来のように障害をパターン
化し、パターンそれぞれの処理を設ける方法では障害の
パターン数が大量になるという問題を有していた。さら
に回線の接続によるLINE側とパス側の総合的な判定
処理は不可能であった。このため、より単純でかつ効果
的なアルゴリズムが求められている。しかしながら、そ
のようなものは未だ得られておらず、総合的な判定処理
は行われていなかった。
ータ伝送装置において、処理データ量が増大し高速化す
ると、装置がより複雑化、高度化するため、障害監視処
理、その他の処理が著しく増大し障害変化のないアイド
ル時の処理性能を高速化する必要が生じていた。さら
に、装置の構成が複雑化し障害のSA,NSA判定処理
の精度が高くなった結果、従来のように障害をパターン
化し、パターンそれぞれの処理を設ける方法では障害の
パターン数が大量になるという問題を有していた。さら
に回線の接続によるLINE側とパス側の総合的な判定
処理は不可能であった。このため、より単純でかつ効果
的なアルゴリズムが求められている。しかしながら、そ
のようなものは未だ得られておらず、総合的な判定処理
は行われていなかった。
【0048】本発明は障害の変化のない時の性能の高速
化を実現し、判定処理を簡略化するとともに、精度の高
い判定を行う伝送装置の障害監視装置を目的とする。
化を実現し、判定処理を簡略化するとともに、精度の高
い判定を行う伝送装置の障害監視装置を目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。入力記憶手段11は伝送装置の状態を表
すデータを記憶する。
ック図である。入力記憶手段11は伝送装置の状態を表
すデータを記憶する。
【0050】比較手段12は前記入力記憶手段11に記
憶する前回の状態を表すデータと今回入力した状態を表
すデータとを比較する。障害判定手段13は前記比較手
段12で不一致と判定した際に障害を判定する。
憶する前回の状態を表すデータと今回入力した状態を表
すデータとを比較する。障害判定手段13は前記比較手
段12で不一致と判定した際に障害を判定する。
【0051】障害記憶手段14は障害判定手段13にお
いて判定した障害に係る情報のデータブロックをデータ
リンク構成にして記憶する。
いて判定した障害に係る情報のデータブロックをデータ
リンク構成にして記憶する。
【0052】
【作用】伝送装置において各パスやラインの状態を表す
生のデータに変化がないかぎり、二次マスク後のデータ
が変化することはあり得ない。このことから、本発明は
二次マスクする前の生のデータの収集データと前回値と
を比較することでアイドル時の二次マスク処理を省略し
ている。
生のデータに変化がないかぎり、二次マスク後のデータ
が変化することはあり得ない。このことから、本発明は
二次マスクする前の生のデータの収集データと前回値と
を比較することでアイドル時の二次マスク処理を省略し
ている。
【0053】すなわち、入力記憶手段11は伝送装置の
ラインやパスを表すデータを記憶する。そして、それら
のデータが入力するたびに比較手段12は入力記憶手段
11に記憶されている前回の状態と今回の状態とを比較
する。仮にこの状態が変化がないということはすなわち
今までの状態と同じであるからして、障害の新たなる発
生、あるいは障害の解除等がなされなかった場合であ
り、障害発生なしと判断する。一方、変化した場合に
は、障害判定手段13が当該変化に対する障害を求め、
障害記憶手段14にデータをリンク構成にして格納す
る。
ラインやパスを表すデータを記憶する。そして、それら
のデータが入力するたびに比較手段12は入力記憶手段
11に記憶されている前回の状態と今回の状態とを比較
する。仮にこの状態が変化がないということはすなわち
今までの状態と同じであるからして、障害の新たなる発
生、あるいは障害の解除等がなされなかった場合であ
り、障害発生なしと判断する。一方、変化した場合に
は、障害判定手段13が当該変化に対する障害を求め、
障害記憶手段14にデータをリンク構成にして格納す
る。
【0054】変化がない限り、単に前回入力データと今
回入力データとを比較するだけであり、通常のアイドル
状態における処理が低下する。また、障害が発生した場
合、障害記憶手段14に対しデータリンク構成で当該障
害に対する情報を格納しているので、障害単位での管理
となり、処理が単一化できる。
回入力データとを比較するだけであり、通常のアイドル
状態における処理が低下する。また、障害が発生した場
合、障害記憶手段14に対しデータリンク構成で当該障
害に対する情報を格納しているので、障害単位での管理
となり、処理が単一化できる。
【0055】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の実施例の構成図である。伝送装置2
0,21は電気・光変換や電気信号の多重化といった主
信号そのものを処理する主信号処理部20−2,21−
2とそれを監視制御する監視部20−1,21−1とよ
り構成される。監視部20−1,21−1は障害検出時
装置内ユニット上の例えばLEDを点灯するとともに、
監視している装置内の状況を監視装置22,23,24
に通知する。監視装置22,23は転送装置20,21
と例えばRS232Cのモデムインタフェースで接続さ
れ、接続されている伝送装置20,21のみの状況を保
守者に通知する。この監視装置は例えばパーソナルコン
ピュータ等の装置である。監視装置24は複数の伝送装
置20,21の状況を監視するもので、一般に伝送装置
集中監視装置とよばれ、例えばこれはワークステーショ
ン等が用いられている。なお、この監視装置24はX.
25等によって接続されている。
る。図2は本発明の実施例の構成図である。伝送装置2
0,21は電気・光変換や電気信号の多重化といった主
信号そのものを処理する主信号処理部20−2,21−
2とそれを監視制御する監視部20−1,21−1とよ
り構成される。監視部20−1,21−1は障害検出時
装置内ユニット上の例えばLEDを点灯するとともに、
監視している装置内の状況を監視装置22,23,24
に通知する。監視装置22,23は転送装置20,21
と例えばRS232Cのモデムインタフェースで接続さ
れ、接続されている伝送装置20,21のみの状況を保
守者に通知する。この監視装置は例えばパーソナルコン
ピュータ等の装置である。監視装置24は複数の伝送装
置20,21の状況を監視するもので、一般に伝送装置
集中監視装置とよばれ、例えばこれはワークステーショ
ン等が用いられている。なお、この監視装置24はX.
25等によって接続されている。
【0056】伝送装置20,21の監視部20−1,2
1−1は主信号処理部20−2,21−2の障害を常に
監視するものであり、後述する手順により主信号処理部
20−2,21−2の障害がSAであるかあるはNSA
であるかを判別する。なお、監視部20−1,21−1
はこのSA,NSA以外の障害をも監視している。
1−1は主信号処理部20−2,21−2の障害を常に
監視するものであり、後述する手順により主信号処理部
20−2,21−2の障害がSAであるかあるはNSA
であるかを判別する。なお、監視部20−1,21−1
はこのSA,NSA以外の障害をも監視している。
【0057】図3は伝送装置の詳細な構成図である。な
お、図3では伝送装置20を詳細に表しているが伝送装
置21も同様である。前述した如く伝送装置20は監視
部20−1と20−2とよりなり、それらはバスライン
20−3を介して構成されている。監視部20−1はC
PU,ROM、RAMよりなり、それらはそれぞれバス
20−3に接続している。ROMには監視用のプログラ
ムが格納されており、CPUはそのプログラムを実行し
バスに接続されている伝送ユニットの状態をそれぞれ監
視する。なお、RAMはCPUがワークとして使用する
領域である。
お、図3では伝送装置20を詳細に表しているが伝送装
置21も同様である。前述した如く伝送装置20は監視
部20−1と20−2とよりなり、それらはバスライン
20−3を介して構成されている。監視部20−1はC
PU,ROM、RAMよりなり、それらはそれぞれバス
20−3に接続している。ROMには監視用のプログラ
ムが格納されており、CPUはそのプログラムを実行し
バスに接続されている伝送ユニットの状態をそれぞれ監
視する。なお、RAMはCPUがワークとして使用する
領域である。
【0058】伝送ユニット20−2のそれぞれのユニッ
トはバス20−3に接続されており、各ユニット単位で
CPUがその状態を監視している。例えば伝送ユニット
はCPUバス20−3のI/O領域に設けられ、このI
/O領域をアクセスすることによりCPUはその状態を
判断している。なお、これは後述するが、本発明の実施
例においては伝送ユニット内の状況が変化したか否かを
判別し、変化した時に異常障害発生や障害復旧を判別し
ている。すなわち、収集処理,二次マスク処理,データ
リンク構築処理,アラーム判定処理,外部出力処理をこ
の監視部20−1,21−1で行っている。以下ではそ
れらの処理について説明する。
トはバス20−3に接続されており、各ユニット単位で
CPUがその状態を監視している。例えば伝送ユニット
はCPUバス20−3のI/O領域に設けられ、このI
/O領域をアクセスすることによりCPUはその状態を
判断している。なお、これは後述するが、本発明の実施
例においては伝送ユニット内の状況が変化したか否かを
判別し、変化した時に異常障害発生や障害復旧を判別し
ている。すなわち、収集処理,二次マスク処理,データ
リンク構築処理,アラーム判定処理,外部出力処理をこ
の監視部20−1,21−1で行っている。以下ではそ
れらの処理について説明する。
【0059】図4は本発明の実施例の収集処理のフロー
チャートである。図4においては、伝送ユニットの状態
の変化有り、無しを判定する。処理を開始すると先ずス
テップST100でレジスタIを0にする。続いてステ
ップST101でIO+レジスタIの値で指示される入
出力領域をアクセスし、その結果をレジスタAに格納す
る。ここで、IOは入出力回路がアドレスされている先
頭アドレスを指示している。ステップST102でレジ
スタAの内容をSR+レジスタIの値で指示されるメモ
リ、すなわちRAMのワーク領域に格納する。続いて、
レジスタIの内容を+1し、その結果をレジスタIに格
納する処理を実行し、ステップST103でレジスタI
の値がNより小さいかを判別する。IがNより小さい時
(YES)には再度ステップST101より実行する。
IがNより小さくない時(NO)には、再度ステップS
T105でレジスタIの内容を0にし、続いてステップ
ST106でCR+レジスタIの値で指示される領域の
内容をレジスタAに格納する処理を行う。
チャートである。図4においては、伝送ユニットの状態
の変化有り、無しを判定する。処理を開始すると先ずス
テップST100でレジスタIを0にする。続いてステ
ップST101でIO+レジスタIの値で指示される入
出力領域をアクセスし、その結果をレジスタAに格納す
る。ここで、IOは入出力回路がアドレスされている先
頭アドレスを指示している。ステップST102でレジ
スタAの内容をSR+レジスタIの値で指示されるメモ
リ、すなわちRAMのワーク領域に格納する。続いて、
レジスタIの内容を+1し、その結果をレジスタIに格
納する処理を実行し、ステップST103でレジスタI
の値がNより小さいかを判別する。IがNより小さい時
(YES)には再度ステップST101より実行する。
IがNより小さくない時(NO)には、再度ステップS
T105でレジスタIの内容を0にし、続いてステップ
ST106でCR+レジスタIの値で指示される領域の
内容をレジスタAに格納する処理を行う。
【0060】前述したステップST100〜ST104
における処理は状態情報をIO領域から読み取り、CR
で指示されるRAMの領域に順次格納する処理である。
続いてステップST106の処理の実行によりレジスタ
Aにその読み取ったデータが格納される。そして、ステ
ップST107でレジスタAとPR+レジスタIの値で
指示される内容との排他的論理和を求め、それをレジス
タAに格納する。PRは前回の状態情報を格納する先頭
アドレスであり、その前回情報と今回取り込んだデータ
とが異なるか否かの変化を排他的論理和によって求めて
いる。なお、このステップの処理は排他的論理和に限ら
ず、例えば単なるコンペアでもよい。続いてステップS
T108でレジスタAの内容すなわち排他的論理で求め
た結果をXOR+レジスタIの値で指示されるRAM領
域に格納し、ステップST109でレジスタIの内容に
+1した結果をIにする処理を行い、ステップST11
0でレジスタIがNより小であるかを判別する。そし
て、小であるときにはステップST106より再度実行
する。なお、XORは排他的論理を求めた結果を格納す
る先頭アドレスである。
における処理は状態情報をIO領域から読み取り、CR
で指示されるRAMの領域に順次格納する処理である。
続いてステップST106の処理の実行によりレジスタ
Aにその読み取ったデータが格納される。そして、ステ
ップST107でレジスタAとPR+レジスタIの値で
指示される内容との排他的論理和を求め、それをレジス
タAに格納する。PRは前回の状態情報を格納する先頭
アドレスであり、その前回情報と今回取り込んだデータ
とが異なるか否かの変化を排他的論理和によって求めて
いる。なお、このステップの処理は排他的論理和に限ら
ず、例えば単なるコンペアでもよい。続いてステップS
T108でレジスタAの内容すなわち排他的論理で求め
た結果をXOR+レジスタIの値で指示されるRAM領
域に格納し、ステップST109でレジスタIの内容に
+1した結果をIにする処理を行い、ステップST11
0でレジスタIがNより小であるかを判別する。そし
て、小であるときにはステップST106より再度実行
する。なお、XORは排他的論理を求めた結果を格納す
る先頭アドレスである。
【0061】前述したステップST100からステップ
ST104の間によって得られた結果はCRで先頭が指
示される領域からRAMに格納されるが、ステップST
107において読み出すPRで格納領域の先頭が指示さ
れた情報は前回の情報であり、ステップST100から
ステップST104で求めたCRで先頭が指示された情
報は次回の時にこのCRの値がPRの値となって用いら
れる。そして、変化があるか否かをステップST105
〜ST110で求め、その結果をXORで指示される領
域に格納する。
ST104の間によって得られた結果はCRで先頭が指
示される領域からRAMに格納されるが、ステップST
107において読み出すPRで格納領域の先頭が指示さ
れた情報は前回の情報であり、ステップST100から
ステップST104で求めたCRで先頭が指示された情
報は次回の時にこのCRの値がPRの値となって用いら
れる。そして、変化があるか否かをステップST105
〜ST110で求め、その結果をXORで指示される領
域に格納する。
【0062】続いて再度ステップST111でレジスタ
を0とし、ステップS112においてXOR+レジスタ
Iの値で指示される情報をレジスタAに格納し、レジス
タAが0であるかをステップST113で求める。レジ
スタAが0である時(YES)には、再度ステップST
114でレジスタIの値を+1し、ステップST115
でIがNより小さいかを判別し、小さい時には(YE
S)再度ステップST112より実行す。
を0とし、ステップS112においてXOR+レジスタ
Iの値で指示される情報をレジスタAに格納し、レジス
タAが0であるかをステップST113で求める。レジ
スタAが0である時(YES)には、再度ステップST
114でレジスタIの値を+1し、ステップST115
でIがNより小さいかを判別し、小さい時には(YE
S)再度ステップST112より実行す。
【0063】この一連の動作が繰り返され、レジスタI
の内容がNとなった時に変化無しとして結論がでる。ま
たレジスタAが0でない時(ステップST13でNO)
には変化有りという結論となる。
の内容がNとなった時に変化無しとして結論がでる。ま
たレジスタAが0でない時(ステップST13でNO)
には変化有りという結論となる。
【0064】以上のような通常の状態変化を求めている
ので、マスク処理等は必要とせず処理の簡素化が計れ
る。一方、本発明の実施例においては出力ラインとチャ
ンネル単位に状態フラグを設ていける。そして障害発生
ラインとチャンネルの冗長状態と、前述して定義した接
続先のフラグのみをもとに障害判定を行う。
ので、マスク処理等は必要とせず処理の簡素化が計れ
る。一方、本発明の実施例においては出力ラインとチャ
ンネル単位に状態フラグを設ていける。そして障害発生
ラインとチャンネルの冗長状態と、前述して定義した接
続先のフラグのみをもとに障害判定を行う。
【0065】図5はその障害判定を行う処理のフローチ
ャートである。この処理を実行するとまず、フラグが1
であるかをステップST120で判別する。フラグが1
である時(YES)には対象アラームはSAと判断しさ
らに接続先フラグを1とする(ステップST121)。
続いて条件2のステップST122においてバスが冗長
であるかを判別する。図5は障害が発生した場合に判断
する処理であり、バスが冗長でない時にはステップST
121を実行し、対象アラームをSAとする。さらにバ
ス冗長である時(YES)にはそのバスが使用中である
か運用中であるかを判別し、運用中である時にはステッ
プST121によってSAと判定する。また運用中でな
い時にはNSAとする。
ャートである。この処理を実行するとまず、フラグが1
であるかをステップST120で判別する。フラグが1
である時(YES)には対象アラームはSAと判断しさ
らに接続先フラグを1とする(ステップST121)。
続いて条件2のステップST122においてバスが冗長
であるかを判別する。図5は障害が発生した場合に判断
する処理であり、バスが冗長でない時にはステップST
121を実行し、対象アラームをSAとする。さらにバ
ス冗長である時(YES)にはそのバスが使用中である
か運用中であるかを判別し、運用中である時にはステッ
プST121によってSAと判定する。また運用中でな
い時にはNSAとする。
【0066】以上のような判断を、障害が1回発生した
際に連続して2回行うことにより、第1回目にフラグが
1となり、さらに接続先のフラグが1であるならば次フ
ラグも1となりSAと判別される。例えば、複数の障害
が発生したならば、それぞれの障害に対して全処理を二
度実施することによって特定のパターンが限定でき複雑
な判定処理が不要となる。
際に連続して2回行うことにより、第1回目にフラグが
1となり、さらに接続先のフラグが1であるならば次フ
ラグも1となりSAと判別される。例えば、複数の障害
が発生したならば、それぞれの障害に対して全処理を二
度実施することによって特定のパターンが限定でき複雑
な判定処理が不要となる。
【0067】図6(a),(b),(c) は上述した障害判定の説
明図である。まず、図6(a) の障害の場合について説明
する。なお、図中の装置は例えばD1等の装置である。
明図である。まず、図6(a) の障害の場合について説明
する。なお、図中の装置は例えばD1等の装置である。
【0068】まず、フラグが0である場合(チェック最
初に行う時、すなわち第1回目の時にはフラグは0とし
ている)、X1という障害について、X1の障害が発生
しているLINEの障害先のフラグが1であるかを判断
する(条件1)。これはNOである。また、パスが冗長
であるかを判断する(条件2)。これは内部設定によっ
て決定されるものであり、この場合YESとなる。また
パス運用中であるかを判断する(条件3)と非運用とな
る。つまり、NOとなる。従って、図5に示す障害判定
の処理では、発生したX1の障害は一旦NSAと判断さ
れる。一方、X2という障害についても同様に行い、X
2の障害が発生しているLINEの接続先のフラグが1
であるかを判別し(条件1)、フラグが1ではない(N
O)ので、続いてバス冗長かを判別(条件2)する。こ
れはバス冗長であるのでYESとなり、さらにバス運用
中であるかを判別する(条件3)。この場合パスは運用
中であるからYESとなる。従って、N2の障害はSA
になり、フラグに1が設定される。上述のX1という障
害更にX2という障害に対しもう一度同様の処理を実施
する。X1の障害が発生しているLINEの先はX2と
いう障害で1となっている。従って、X1の障害はSA
になる。更にX2の障害に対して実行すると、X2の障
害が発生しているラインの接続先のフラグは1かの判断
で1になるからYESとなり、従ってX2の障害もSA
となる。
初に行う時、すなわち第1回目の時にはフラグは0とし
ている)、X1という障害について、X1の障害が発生
しているLINEの障害先のフラグが1であるかを判断
する(条件1)。これはNOである。また、パスが冗長
であるかを判断する(条件2)。これは内部設定によっ
て決定されるものであり、この場合YESとなる。また
パス運用中であるかを判断する(条件3)と非運用とな
る。つまり、NOとなる。従って、図5に示す障害判定
の処理では、発生したX1の障害は一旦NSAと判断さ
れる。一方、X2という障害についても同様に行い、X
2の障害が発生しているLINEの接続先のフラグが1
であるかを判別し(条件1)、フラグが1ではない(N
O)ので、続いてバス冗長かを判別(条件2)する。こ
れはバス冗長であるのでYESとなり、さらにバス運用
中であるかを判別する(条件3)。この場合パスは運用
中であるからYESとなる。従って、N2の障害はSA
になり、フラグに1が設定される。上述のX1という障
害更にX2という障害に対しもう一度同様の処理を実施
する。X1の障害が発生しているLINEの先はX2と
いう障害で1となっている。従って、X1の障害はSA
になる。更にX2の障害に対して実行すると、X2の障
害が発生しているラインの接続先のフラグは1かの判断
で1になるからYESとなり、従ってX2の障害もSA
となる。
【0069】次に、図6(b) の障害について説明する。
まず、フラグを0と設定した後、X1という障害につい
て同様に前述した条件1、条件2、条件3の処理を行
う。すなわち、障害が発生してLINEの接続先のフラ
グが1かの判断(条件1)ではNOとなり、続いてパス
が冗長であるかの判断(条件2)ではYESとなり、パ
ス運用中であるかの判断(条件3)ではパスはX2の方
向に向いているから、非運用(NO)となる。従って、
X1の障害は一旦NSになる。また、X2という障害に
ついても同様に実施し、条件1でNO、条件2でYE
S、条件3でYESとなる。従って、条件3において、
パス運用中であるのでX2の障害はSAになり、フラグ
に1が設定される。
まず、フラグを0と設定した後、X1という障害につい
て同様に前述した条件1、条件2、条件3の処理を行
う。すなわち、障害が発生してLINEの接続先のフラ
グが1かの判断(条件1)ではNOとなり、続いてパス
が冗長であるかの判断(条件2)ではYESとなり、パ
ス運用中であるかの判断(条件3)ではパスはX2の方
向に向いているから、非運用(NO)となる。従って、
X1の障害は一旦NSになる。また、X2という障害に
ついても同様に実施し、条件1でNO、条件2でYE
S、条件3でYESとなる。従って、条件3において、
パス運用中であるのでX2の障害はSAになり、フラグ
に1が設定される。
【0070】再度前述した処理をもう一度実施すること
により、条件1においてX1の障害が発生して第2の接
続先フラグは1かの判断(条件1)でYESとなり、従
ってX1の障害はSAになる。更にX2の障害に対し
て、もう一度行い、条件1のX2の障害発生している接
続先のフラグが1であるか(条件1)で先に1回目で1
と判定しているため、X2の障害はSAとなる。
により、条件1においてX1の障害が発生して第2の接
続先フラグは1かの判断(条件1)でYESとなり、従
ってX1の障害はSAになる。更にX2の障害に対し
て、もう一度行い、条件1のX2の障害発生している接
続先のフラグが1であるか(条件1)で先に1回目で1
と判定しているため、X2の障害はSAとなる。
【0071】続いて、図6(c) の場合について説明す
る。フラグが立っていないので、条件1の判断ではNO
となり、続いて条件2のパス冗長かの判断でYES、条
件3のパス運用中かの判断でYESとなってX1の障害
はSAになる。
る。フラグが立っていないので、条件1の判断ではNO
となり、続いて条件2のパス冗長かの判断でYES、条
件3のパス運用中かの判断でYESとなってX1の障害
はSAになる。
【0072】さらに、X1という障害について再度実施
する。この場合、条件1でX1の障害が発生しているラ
インの接続先フラグは1であるかでYESとなり、従っ
てX1の障害もSAとなる。
する。この場合、条件1でX1の障害が発生しているラ
インの接続先フラグは1であるかでYESとなり、従っ
てX1の障害もSAとなる。
【0073】以上のような図5における判断をそれぞれ
の障害についてそれぞれ2回、すなわち障害X1と障害
X2とでそれぞれ実施し、さらにそれらを2回行うこと
により、適確にSA,NSAを判断することができる。
の障害についてそれぞれ2回、すなわち障害X1と障害
X2とでそれぞれ実施し、さらにそれらを2回行うこと
により、適確にSA,NSAを判断することができる。
【0074】なお、図5においては記していないが、上
記図5の処理を行う場合フラグは一度0としておき、そ
の処理をそれぞれに対して2回行うことにより、結果的
にSAとNSAとを判断することができる。
記図5の処理を行う場合フラグは一度0としておき、そ
の処理をそれぞれに対して2回行うことにより、結果的
にSAとNSAとを判断することができる。
【0075】前述した如く入出力状態に変化が無かった
時に障害発生無しと判断し、変化があった時には第1か
ら第3の条件によってどのような障害であるか、すなわ
ちNSAであるかSAであるかを判定している。
時に障害発生無しと判断し、変化があった時には第1か
ら第3の条件によってどのような障害であるか、すなわ
ちNSAであるかSAであるかを判定している。
【0076】さらに本発明の実施例においては、障害に
対する処理のグループ化による分類法を避け、現在発生
中の障害のみを一時的に取り扱えるようにしている。図
7は本発明の実施例の障害に対するデータリンク構成図
である。
対する処理のグループ化による分類法を避け、現在発生
中の障害のみを一時的に取り扱えるようにしている。図
7は本発明の実施例の障害に対するデータリンク構成図
である。
【0077】従来、グループ内で発生している全ての障
害の発生状態を調べていたが、本発明はグループという
分類を避けているため障害のみを一時的に取り扱えるよ
うになっている。すなわち発生データリンク構成とし、
例えば図7の如く障害Aが発生した場合にリンクスター
トを障害Aの情報が格納される時アドレスとし、その障
害Aの情報の他に他の障害Bがある時にはネクストポイ
ンタに障害Bの格納されているアドレスを格納する。こ
れによって障害Bの情報はその障害Aの情報のネクスト
ポインタで指示される領域に格納される。障害A,Bの
他に更に他の障害情報がある時には情報のネクストポイ
ンタにそのアドレスが格納される。すなわち障害Cは障
害Bのネクストポインタで指示される領域に格納され
る。同じく障害Cの情報の他に更に他の障害がある時に
はネクストポインタにそのアドレスが格納される。順次
このようなリンク構成にすることにより、データリンク
構成で障害の管理が行えることとなる。すなわち、障害
の発生したものに対してのみその障害を管理することと
なる。
害の発生状態を調べていたが、本発明はグループという
分類を避けているため障害のみを一時的に取り扱えるよ
うになっている。すなわち発生データリンク構成とし、
例えば図7の如く障害Aが発生した場合にリンクスター
トを障害Aの情報が格納される時アドレスとし、その障
害Aの情報の他に他の障害Bがある時にはネクストポイ
ンタに障害Bの格納されているアドレスを格納する。こ
れによって障害Bの情報はその障害Aの情報のネクスト
ポインタで指示される領域に格納される。障害A,Bの
他に更に他の障害情報がある時には情報のネクストポイ
ンタにそのアドレスが格納される。すなわち障害Cは障
害Bのネクストポインタで指示される領域に格納され
る。同じく障害Cの情報の他に更に他の障害がある時に
はネクストポインタにそのアドレスが格納される。順次
このようなリンク構成にすることにより、データリンク
構成で障害の管理が行えることとなる。すなわち、障害
の発生したものに対してのみその障害を管理することと
なる。
【0078】前述では障害監視装置における障害発生時
の判定並びに障害の発生した後のSAであるかNSAで
あるかの判定、更には障害に対する処理のデータリンク
構成について説明した。従来この様な処理はなされては
おらず、これらの処理により伝送装置の障害に対して新
しい処理が可能となる。
の判定並びに障害の発生した後のSAであるかNSAで
あるかの判定、更には障害に対する処理のデータリンク
構成について説明した。従来この様な処理はなされては
おらず、これらの処理により伝送装置の障害に対して新
しい処理が可能となる。
【0079】以下では障害にかかる全処理を詳細に説明
をする。図8は障害にかかる全処理の説明図である。入
出力回路(I/O)15より状態情報を収集すると、排
他的論理オア回路16では前回収集した情報を格納して
いる全体収集テーブル19より情報を読み出し、その情
報と入出力回路(I/O)15より収集した状態情報と
の排他的論理オアを求め、そしてその結果をXORテー
ブル18に格納するとともに、求めた排他的論理オアの
結果のオア加算値をXORのOR値メモリ17に格納す
る。
をする。図8は障害にかかる全処理の説明図である。入
出力回路(I/O)15より状態情報を収集すると、排
他的論理オア回路16では前回収集した情報を格納して
いる全体収集テーブル19より情報を読み出し、その情
報と入出力回路(I/O)15より収集した状態情報と
の排他的論理オアを求め、そしてその結果をXORテー
ブル18に格納するとともに、求めた排他的論理オアの
結果のオア加算値をXORのOR値メモリ17に格納す
る。
【0080】また更に今回の収集した情報を今回収集テ
ーブル20に格納する。この収集処理の中で、XORの
OR値メモリ17に0が格納された場合はそれ以前の変
化がないことを表している。すなわち、この値が0の時
は障害が発生していないとし以後の処理は行わない。
ーブル20に格納する。この収集処理の中で、XORの
OR値メモリ17に0が格納された場合はそれ以前の変
化がないことを表している。すなわち、この値が0の時
は障害が発生していないとし以後の処理は行わない。
【0081】XORのOR値メモリ17が0でない時す
なわち1であった場合、二次マスク処理を行う。二次マ
スク処理では二次マスクパターンメモリ21に格納され
ている情報と今回収集テーブル20に収集されている情
報とのアンド論理をアンド回路22で求め、今回二次マ
スクテーブル23に格納する。そして排他的論理オア回
路25により今回二次マスクテーブル23に格納された
情報と前回二次マスクテーブル24に格納された情報と
の排他的論理オアを求め、その結果をXORテーブル2
6に格納すると共に、XORのOR値メモリ27に、排
他的論理オアの結果のオア加算値を格納する。このXO
RのOR値メモリ27の内容が0であったならば次の処
理を省略する。
なわち1であった場合、二次マスク処理を行う。二次マ
スク処理では二次マスクパターンメモリ21に格納され
ている情報と今回収集テーブル20に収集されている情
報とのアンド論理をアンド回路22で求め、今回二次マ
スクテーブル23に格納する。そして排他的論理オア回
路25により今回二次マスクテーブル23に格納された
情報と前回二次マスクテーブル24に格納された情報と
の排他的論理オアを求め、その結果をXORテーブル2
6に格納すると共に、XORのOR値メモリ27に、排
他的論理オアの結果のオア加算値を格納する。このXO
RのOR値メモリ27の内容が0であったならば次の処
理を省略する。
【0082】一方、このXORのOR値メモリ27の内
容が0でなかったならば、データリンク構築処理を行
う。このデータリンク構築処理で得られた結果は、先ず
発生データリンクAXに対しそのデータリンクAXでポ
イントされている情報が発生中Aを指示する。発生中A
にはその障害情報と次のポインタを有しており、発生中
Bをここでポイントする。発生中B並びに発生中C、回
復D、新規E等も順次ポイントされている。そして発生
中Dであった信号の情報が回復となった時には、復旧デ
ータリンクAYに対して回復Dがポイントされ、発生デ
ータリンクAXよりこのリンク構成が削除される。そし
て例えば前述した二次マスク処理によって障害発生があ
ったと判断された際には、その新規Eな情報が発生デー
タリンクAXの最終位置にリンクされる。このようなデ
ータリンク構築処理がなされた後、アラーム判定処理に
よってリンク上のデータを加工するとともに外部出力処
理を実行する。
容が0でなかったならば、データリンク構築処理を行
う。このデータリンク構築処理で得られた結果は、先ず
発生データリンクAXに対しそのデータリンクAXでポ
イントされている情報が発生中Aを指示する。発生中A
にはその障害情報と次のポインタを有しており、発生中
Bをここでポイントする。発生中B並びに発生中C、回
復D、新規E等も順次ポイントされている。そして発生
中Dであった信号の情報が回復となった時には、復旧デ
ータリンクAYに対して回復Dがポイントされ、発生デ
ータリンクAXよりこのリンク構成が削除される。そし
て例えば前述した二次マスク処理によって障害発生があ
ったと判断された際には、その新規Eな情報が発生デー
タリンクAXの最終位置にリンクされる。このようなデ
ータリンク構築処理がなされた後、アラーム判定処理に
よってリンク上のデータを加工するとともに外部出力処
理を実行する。
【0083】図8では全処理の流れを説明したが、以下
ではそれぞれの処理をさらに詳細に説明する。図9は収
集処理のフローチャートである。図4においては、順次
取り込み、その後にそれぞれに対して排他的論理オアを
求めて変化有り/無しの判別を行っていたが、図9の収
集処理においてはそれを読み込む単位で順次行ってい
る。
ではそれぞれの処理をさらに詳細に説明する。図9は収
集処理のフローチャートである。図4においては、順次
取り込み、その後にそれぞれに対して排他的論理オアを
求めて変化有り/無しの判別を行っていたが、図9の収
集処理においてはそれを読み込む単位で順次行ってい
る。
【0084】収集処理を開始すると先ずステップST1
30でレジスタBを0とする。続いてステップST13
1でレジスタIを0とする。続いて、ステップST13
2でIO+レジスタIの値で指示される領域を読み出
し、レジスタAに格納する。そして、ステップST13
3でレジスタAに格納されている内容をCR+レジスタ
Iの値で指示されている領域に格納する。続いて、ステ
ップST134でレジスタAとレジスタPR+レジスタ
Iの値で指示されている領域の排他的論理ORを求め、
それをレジスタAに格納する。さらにステップST13
5でそのレジスタAの結果をXOR+Iで指示される位
置に格納する。続いて、レジスタAとレジスタBの論理
オアを求め、その結果をレジスタBに格納する。続いて
ステップST137でレジスタIの内容に+1を行い、
その結果をレジスタIに格納する処理を行い、さらにス
テップST138でレジスタIの値がNより小であるか
を判別する。ステップST138で小であると判別した
ときにはステップST130により再度実行する。
30でレジスタBを0とする。続いてステップST13
1でレジスタIを0とする。続いて、ステップST13
2でIO+レジスタIの値で指示される領域を読み出
し、レジスタAに格納する。そして、ステップST13
3でレジスタAに格納されている内容をCR+レジスタ
Iの値で指示されている領域に格納する。続いて、ステ
ップST134でレジスタAとレジスタPR+レジスタ
Iの値で指示されている領域の排他的論理ORを求め、
それをレジスタAに格納する。さらにステップST13
5でそのレジスタAの結果をXOR+Iで指示される位
置に格納する。続いて、レジスタAとレジスタBの論理
オアを求め、その結果をレジスタBに格納する。続いて
ステップST137でレジスタIの内容に+1を行い、
その結果をレジスタIに格納する処理を行い、さらにス
テップST138でレジスタIの値がNより小であるか
を判別する。ステップST138で小であると判別した
ときにはステップST130により再度実行する。
【0085】本発明の前述した収集処理のフローにおい
ては、各処理すなわち、取り込み、排他的論理OR、障
害有り/無しの判別を、順次1回のアクセス単位で行う
のではなく、一連のIOに対して実行するようになされ
ていた。図9の収集処理においては、1回の読み取りで
次回に使われるべき情報の格納(取り込み)、前回の求
めた値との比較(排他的論理OR)、さらにはその変化
があるかの判定(障害有り/無しの判別)を順次行って
いる。よって、ステップST132〜ステップST13
8を実行した時にはレジスタBに0あるいはそれ以外の
値が格納されている。0であるということは変化がない
ことであるので、レジスタBが0であるかを判別するこ
とにより障害が発生したかを判定することができる。よ
って、図9の収集処理のフローチャートにおいては、ス
テップST138の後にステップST139によってレ
ジスタBが0であるかを判定し、0である時(YES)
には変化無しと判断する。またレジスタBが0でない時
(NO)には変化有りと判断しステップST140によ
って二次マスク処理を実行する。そしてステップST1
41でWAIT処理を行い再度ステップST130より
実行する。
ては、各処理すなわち、取り込み、排他的論理OR、障
害有り/無しの判別を、順次1回のアクセス単位で行う
のではなく、一連のIOに対して実行するようになされ
ていた。図9の収集処理においては、1回の読み取りで
次回に使われるべき情報の格納(取り込み)、前回の求
めた値との比較(排他的論理OR)、さらにはその変化
があるかの判定(障害有り/無しの判別)を順次行って
いる。よって、ステップST132〜ステップST13
8を実行した時にはレジスタBに0あるいはそれ以外の
値が格納されている。0であるということは変化がない
ことであるので、レジスタBが0であるかを判別するこ
とにより障害が発生したかを判定することができる。よ
って、図9の収集処理のフローチャートにおいては、ス
テップST138の後にステップST139によってレ
ジスタBが0であるかを判定し、0である時(YES)
には変化無しと判断する。またレジスタBが0でない時
(NO)には変化有りと判断しステップST140によ
って二次マスク処理を実行する。そしてステップST1
41でWAIT処理を行い再度ステップST130より
実行する。
【0086】前述したステップST139において、レ
ジスタBが0でないと判別した時には、障害が発生した
時と障害等が復旧したことを表しており、二次マスク処
理はこれらの判定を行う為の処理である。
ジスタBが0でないと判別した時には、障害が発生した
時と障害等が復旧したことを表しており、二次マスク処
理はこれらの判定を行う為の処理である。
【0087】以上のような繰り返しにより収集処理が成
される。図10は前述した収集処理における二次マスク
処理のフローチャートである。先ずこの処理を開始する
とステップST151で二次マスクパターンを作成す
る。この二次マスクパターン作成処理は従来の二次マス
クパターン処理と同様である。続いてステップST15
2でレジスタBを0にし、さらにステップST153で
レジスタIを0とする。続いて、ステップST154で
前述した収集処理によって得られたCR+レジスタIの
値をレジスタAに格納し、ステップST155でレジス
タAとMP+レジスタIの値すなわちマスクパターンが
格納されている値とのアンド論理を求める。そしてステ
ップST156でその結果をCR2+Iのメモリ領域に
格納する。さらにステップST157でレジスタAと前
回のマスクパターンで得られた結果との排他的論理オア
を求め、さらにステップST158でその結果をXOR
に+レジスタIの値の領域に格納する。
される。図10は前述した収集処理における二次マスク
処理のフローチャートである。先ずこの処理を開始する
とステップST151で二次マスクパターンを作成す
る。この二次マスクパターン作成処理は従来の二次マス
クパターン処理と同様である。続いてステップST15
2でレジスタBを0にし、さらにステップST153で
レジスタIを0とする。続いて、ステップST154で
前述した収集処理によって得られたCR+レジスタIの
値をレジスタAに格納し、ステップST155でレジス
タAとMP+レジスタIの値すなわちマスクパターンが
格納されている値とのアンド論理を求める。そしてステ
ップST156でその結果をCR2+Iのメモリ領域に
格納する。さらにステップST157でレジスタAと前
回のマスクパターンで得られた結果との排他的論理オア
を求め、さらにステップST158でその結果をXOR
に+レジスタIの値の領域に格納する。
【0088】続いてステップST159でレジスタAと
レジスタBとの論理和を求め、その結果をレジスタBに
格納する。そして、ステップST160でレジスタIの
内容を+1し、ステップST161でそのレジスタIの
内容がN値より小さいかを判別し、小さい時(YES)
にはステップST154より再度実行する。
レジスタBとの論理和を求め、その結果をレジスタBに
格納する。そして、ステップST160でレジスタIの
内容を+1し、ステップST161でそのレジスタIの
内容がN値より小さいかを判別し、小さい時(YES)
にはステップST154より再度実行する。
【0089】一方、ステップST161においてIがN
より小さくない時(NO)には、ステップST162で
レジスタBが0であるかを判別する。レジスタBが0で
ある時にはマスクパターンを作成した際に障害が発生し
てなかったことであり、この時には処理を終了する。
より小さくない時(NO)には、ステップST162で
レジスタBが0であるかを判別する。レジスタBが0で
ある時にはマスクパターンを作成した際に障害が発生し
てなかったことであり、この時には処理を終了する。
【0090】また、レジスタBが0でない時(NO)に
は、ステップST163でデータリンク構築処理で障害
情報を格納し、続いてステップST164でアラーム判
定処理を行い、さらにその結果を外部出力処理ST16
5で行う。そして全処理を終了する。
は、ステップST163でデータリンク構築処理で障害
情報を格納し、続いてステップST164でアラーム判
定処理を行い、さらにその結果を外部出力処理ST16
5で行う。そして全処理を終了する。
【0091】図11はデータリンク構築処理のフローチ
ャートである。データ構築処理を開始すると、先ずステ
ップST170でレジスタIを0とする処理を行い、次
にステップST171でXOR2+レジスタIの値をレ
ジスタAに格納する処理を行う。さらにステップST1
72で、レジスタAの内容が0であるか否かを判別す
る。レジスタAが0でない時には何かの変化があったこ
とであるので、ステップST173でCR2+レジスタ
Iの値の領域に格納されている情報をレジスタAに格納
し、ステップST174でレジスタAが0であるかを判
別する。
ャートである。データ構築処理を開始すると、先ずステ
ップST170でレジスタIを0とする処理を行い、次
にステップST171でXOR2+レジスタIの値をレ
ジスタAに格納する処理を行う。さらにステップST1
72で、レジスタAの内容が0であるか否かを判別す
る。レジスタAが0でない時には何かの変化があったこ
とであるので、ステップST173でCR2+レジスタ
Iの値の領域に格納されている情報をレジスタAに格納
し、ステップST174でレジスタAが0であるかを判
別する。
【0092】ステップST174の判定はアラームが発
生したか或いは発生中のアラームが再発したかを判定す
るものである。また、ステップST174で0でないと
判別した時にはステップST175でレジスタIで指示
されるアラームデータを発生データリンクの最後につな
ぐ処理を行う。
生したか或いは発生中のアラームが再発したかを判定す
るものである。また、ステップST174で0でないと
判別した時にはステップST175でレジスタIで指示
されるアラームデータを発生データリンクの最後につな
ぐ処理を行う。
【0093】一方、ステップST174でレジスタが0
であると判別した時には、ステップST176において
発生データリンクからレジスタIで指示されるアラーム
を求める。そしてステップST177で発生データリン
クからレジスタIで指示されるアラームを外す。そし
て、ステップST178でレジスタIで指示されるアラ
ームを復旧データリンクの最後に接続する。ステップS
T172でレジスタAが0であると判別した時、さらに
はステップST175,ST179を終了した時にはス
テップST180でレジスタIの値を+1し、ステップ
ST181でレジスタIがNより小であるかを判別し、
小である時には再度ステップST171より実行する。
であると判別した時には、ステップST176において
発生データリンクからレジスタIで指示されるアラーム
を求める。そしてステップST177で発生データリン
クからレジスタIで指示されるアラームを外す。そし
て、ステップST178でレジスタIで指示されるアラ
ームを復旧データリンクの最後に接続する。ステップS
T172でレジスタAが0であると判別した時、さらに
はステップST175,ST179を終了した時にはス
テップST180でレジスタIの値を+1し、ステップ
ST181でレジスタIがNより小であるかを判別し、
小である時には再度ステップST171より実行する。
【0094】尚、前述したステップST175はデータ
へのリンクの接続並びにステップST176〜ST17
9はそれを外すためのもの、更には復旧データリンクの
最後に接続する処理である。
へのリンクの接続並びにステップST176〜ST17
9はそれを外すためのもの、更には復旧データリンクの
最後に接続する処理である。
【0095】以上のような処理によりデータリンクの構
築処理がなされる。図12はアラーム判定処理のフロー
チャートである。アラーム判定処理を実行開始すると、
グループフラグ、ラインフラグ、バスフラグをステップ
ST190でクリアし、次にステップST191で2回
行う処理を指示する。さらにステップST192で全発
生データリンク分行う指示を出す。
築処理がなされる。図12はアラーム判定処理のフロー
チャートである。アラーム判定処理を実行開始すると、
グループフラグ、ラインフラグ、バスフラグをステップ
ST190でクリアし、次にステップST191で2回
行う処理を指示する。さらにステップST192で全発
生データリンク分行う指示を出す。
【0096】続いてステップST193でデータリンク
のアラーム種別を判別する。対象アラームが図17にお
ける,のアラームであるならばユニット冗長処理を
ステップST194で行う。また、対象アラームが,
の時にはライン処理をステップST195で行い、続
いてステップST196でラインバス処理を行う。
のアラーム種別を判別する。対象アラームが図17にお
ける,のアラームであるならばユニット冗長処理を
ステップST194で行う。また、対象アラームが,
の時にはライン処理をステップST195で行い、続
いてステップST196でラインバス処理を行う。
【0097】対象アラームがである時にはTST処理
をステップST197で行う。また、対象アラームが
である時にはD1CH処理をステップST198で行
う。この処理は2回にわたって全データ分なされる。こ
の2回の繰り返しにより、例えば接続先がどうであるか
を判定することができ、従来得られなかった制度のよい
判定を行うことができる。
をステップST197で行う。また、対象アラームが
である時にはD1CH処理をステップST198で行
う。この処理は2回にわたって全データ分なされる。こ
の2回の繰り返しにより、例えば接続先がどうであるか
を判定することができ、従来得られなかった制度のよい
判定を行うことができる。
【0098】図13はユニット冗長処理のフローチャー
トである。ユニット冗長処理は各チェック対応での処理
と同様であり、ユニット毎における判定である。このユ
ニット冗長処理を開始するとグループフラグが1である
かをステップST200で判別し1の時にはステップS
T201によって対象アラームはSAと判断しフラグを
1とする。また、グループフラグが0の時には、冗長構
成がある否かをステップST202で判別し、無い時に
は対象アラームをSAと判定する。また、冗長である時
にはユニットが運用中であるかをステップST203で
判別し、運用中である時には同じくステップST201
で対象アラームはSAであると判定する。また、ユニッ
ト運用中でない時には終了する。以上のような処理によ
りSAと判断したフラグ1を得ることができる。
トである。ユニット冗長処理は各チェック対応での処理
と同様であり、ユニット毎における判定である。このユ
ニット冗長処理を開始するとグループフラグが1である
かをステップST200で判別し1の時にはステップS
T201によって対象アラームはSAと判断しフラグを
1とする。また、グループフラグが0の時には、冗長構
成がある否かをステップST202で判別し、無い時に
は対象アラームをSAと判定する。また、冗長である時
にはユニットが運用中であるかをステップST203で
判別し、運用中である時には同じくステップST201
で対象アラームはSAであると判定する。また、ユニッ
ト運用中でない時には終了する。以上のような処理によ
りSAと判断したフラグ1を得ることができる。
【0099】図14はラインパス処理のフローチャート
である。このラインパス処理のフローを実行すると、全
接続先で行う処理をステップST210で指示し、続い
て接続先がパスまたはラインフラグ1であるかをステッ
プST211で判別し、ライン先である時(Y)には対
象アラームはSAとして接続先フラグを1とする。また
接続先パスまたはラインフラグが1でない時(N)に
は、PSRがYであるか否かを判別しPSRがYでない
時(N)には対象アラームはSAとしてステップST2
12で接続フラグを1とする。また、PSRがYである
時には、続いてステップST214でパス運用中である
かを判別し、運用中であるときにはステップST212
によって再度対象アラームはSAであると判別するとと
もに接続フラグを1とする。また、バス運用中でない時
には何もしない。
である。このラインパス処理のフローを実行すると、全
接続先で行う処理をステップST210で指示し、続い
て接続先がパスまたはラインフラグ1であるかをステッ
プST211で判別し、ライン先である時(Y)には対
象アラームはSAとして接続先フラグを1とする。また
接続先パスまたはラインフラグが1でない時(N)に
は、PSRがYであるか否かを判別しPSRがYでない
時(N)には対象アラームはSAとしてステップST2
12で接続フラグを1とする。また、PSRがYである
時には、続いてステップST214でパス運用中である
かを判別し、運用中であるときにはステップST212
によって再度対象アラームはSAであると判別するとと
もに接続フラグを1とする。また、バス運用中でない時
には何もしない。
【0100】以上のような全チャンネルの全接続先で行
うことによりラインパス処理のフローの処理が終了す
る。図15はチャンネルパス処理のフローチャートであ
る。処理を開始すると自パスフラグが1であるかをステ
ップST220で判別し、自パスフラグが1である時
(Y)にはステップST221で対象アラームはSAと
判断しパスフラグを1に設定する。自パスフラグが1で
ない時(N)にはステップST222でPSR=Yであ
るかを判別し、PSRがYでない時(N)にはステップ
ST221を実行する。ステップST222でPSR=
Yと判別した時(Y)にはパス運用中であるかをステッ
プST223で判別し、パス運用中である時には再度対
象アラームはSAとする。また、パス運用中でない時
(N)にはステップST222で対象アラームはNSA
と判定する。以上のようなパス並びにラインフラグの設
定により、これらの処理を2回全グループ並びにライン
パスに対して行うことによりSA並びにNSAの判断を
行うことができる。
うことによりラインパス処理のフローの処理が終了す
る。図15はチャンネルパス処理のフローチャートであ
る。処理を開始すると自パスフラグが1であるかをステ
ップST220で判別し、自パスフラグが1である時
(Y)にはステップST221で対象アラームはSAと
判断しパスフラグを1に設定する。自パスフラグが1で
ない時(N)にはステップST222でPSR=Yであ
るかを判別し、PSRがYでない時(N)にはステップ
ST221を実行する。ステップST222でPSR=
Yと判別した時(Y)にはパス運用中であるかをステッ
プST223で判別し、パス運用中である時には再度対
象アラームはSAとする。また、パス運用中でない時
(N)にはステップST222で対象アラームはNSA
と判定する。以上のようなパス並びにラインフラグの設
定により、これらの処理を2回全グループ並びにライン
パスに対して行うことによりSA並びにNSAの判断を
行うことができる。
【0101】前述した図12に示したLINE処理は図
13に示したUNIT冗長処理と同様であり、TSI処
理は図14に示したLINEパス処理と同様である。な
お、これは,のALMはUNIT12のみ係わるも
のであり、のALMはLINEパスに係わるものであ
るからである。
13に示したUNIT冗長処理と同様であり、TSI処
理は図14に示したLINEパス処理と同様である。な
お、これは,のALMはUNIT12のみ係わるも
のであり、のALMはLINEパスに係わるものであ
るからである。
【0102】以上のように、本発明のSA,NSAの判
断の処理は各部において共通化できると共に、その判断
も簡単であるので、高速化することができる。また、そ
のSA,NSAの判断の前においても、障害ありか否か
を単に比較のみで行っているので、その処理も高速化す
ることができる。
断の処理は各部において共通化できると共に、その判断
も簡単であるので、高速化することができる。また、そ
のSA,NSAの判断の前においても、障害ありか否か
を単に比較のみで行っているので、その処理も高速化す
ることができる。
【0103】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、アイ
ドル時の処理が高速化されるとともに制度の高い判定処
理を行うことができる。これにより、システムが高速で
あっても精度の高い障害監視をサポートすることが可能
となる。
ドル時の処理が高速化されるとともに制度の高い判定処
理を行うことができる。これにより、システムが高速で
あっても精度の高い障害監視をサポートすることが可能
となる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】伝送装置の詳細な構成図である。
【図4】本発明の実施例の収集処理のフローチャートで
ある。
ある。
【図5】本発明の実施例の条件によって障害判定を行う
処理のフローチャートである。
処理のフローチャートである。
【図6】(a),(b),(c) は判定の説明図である。
【図7】本発明の実施例の障害に対する処理のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】障害に係る全処理の説明図である。
【図9】収集処理のフローチャートである。
【図10】二次マスクの処理のフローチャートである。
【図11】データリンク構築処理のフローチャートであ
る。
る。
【図12】アラーム判定処理のフローチャートである。
【図13】UNIT冗長処理のフローチャートである。
【図14】LINEパス処理のフローチャートである。
【図15】CHパス処理のフローチャートである。
【図16】ユニットに対するスロットの説明図表であ
る。
る。
【図17】従来の各ユニットにおける障害とSA判定条
件の説明図表である。
件の説明図表である。
【図18】LINE障害時にNSAと判断する説明図で
ある。
ある。
【図19】LINE障害時にSAと判断する説明図であ
る。
る。
【図20】TSIパス障害時にNSAと判断する説明図
である。
である。
【図21】TSIパス障害時にSAと判断する説明図で
ある。
ある。
【図22】CHパス障害時にNSAと判断する説明であ
る。
る。
【図23】CHパス障害時にSAと判断する説明であ
る。
る。
【図24】従来の収集処理のフローチャート(その1)
である。
である。
【図25】従来の収集処理のフローチャート(その2)
である。
である。
【図26】グループ毎の処理のフローチャートである。
【図27】アラーム判定処理のフローチャートである。
11 入力記憶手段 12 比較手段 13 障害判定手段 14 障害記憶手段
Claims (10)
- 【請求項1】 伝送装置の状態を表すデータを記憶する
入力記憶手段と、 該入力記憶手段に記憶する前回の状態を表すデータと今
回入力した状態を表すデータとを比較する比較手段と、 該比較手段で不一致と判定した際に障害と判定する障害
判定手段とより成ることを特徴とする伝送装置の障害監
視装置。 - 【請求項2】 伝送装置の状態を表すデータを記憶する
入力記憶手段と、 該入力記憶手段に記憶する前回の状態を表すデータと今
回入力した状態を表すデータとを比較する比較手段と、 該比較手段で不一致と判定した際に障害と判定する障害
判定手段と、 該障害判定手段で障害と判定した際に、該障害に係る情
報のデータブロックをデータリンク構成にして記憶する
データリンク手段とより成ることを特徴とする伝送装置
の障害監視装置。 - 【請求項3】 前記比較手段における比較は、排他的論
理和であることを特徴とする請求項1あるいは2記載の
伝送装置の障害監視装置。 - 【請求項4】 前記排他的論理和は複数チャンネルに対
応して同時に行われることを特徴とする請求項3記載の
伝送装置の障害監視装置。 - 【請求項5】 前記比較手段は前記排他的論理和の結果
を論理和し、該論理和の結果が真の時に障害ありと判定
することを特徴とする請求項3記載の伝送装置の障害監
視装置。 - 【請求項6】 前記障害判定手段は、LINEとチャン
ネルに対応して設けた障害フラグのうち、接続している
LINEやチャンネルの少なくとも一方のフラグが立っ
ている時に当該障害をService Affectと判断することを
特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の伝送装置の
障害監視装置。 - 【請求項7】 前記接続している回線のフラグが立って
いない時、当該回線を構成するチャンネルのパスが冗長
であるかを判別して、パスが冗長でないなら当該障害を
Service Affectと判断することを特徴とする請求項6記
載の伝送装置の障害監視装置。 - 【請求項8】 前記判別でパスが冗長である時、当該パ
スが運用中であるかを判別して、当該パスが運用中であ
るなら当該障害をService Affectと判断することを特徴
とする請求項7記載の伝送装置の障害監視装置。 - 【請求項9】 前記障害判定手段は、回線に対応して設
けた障害フラグが立っているか第1に判別し、フラグが
立っていない時に当該回線に係るチャンネルのパスが冗
長であるかを第2に判別し、パスが冗長であった時に当
該パスが運用中であるかを第3に判別し、パス運用中で
ない時、None Service Affect と判断することを特徴と
する請求項1あるいは2記載の伝送装置の障害監視装
置。 - 【請求項10】 障害が発生した際に、前記第1、第
2、第3の判別を2回繰り返し行い、回線を構成する相
手の状態を含めて判断することを特徴とする請求項9記
載の伝送装置の障害監視装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203146A JPH0870290A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 伝送装置の障害監視装置 |
US08/520,744 US5701293A (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Trouble surveillance apparatus for a transmission system |
GB9517586A GB2292872B (en) | 1994-08-29 | 1995-08-29 | Trouble surveillance apparatus for a transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6203146A JPH0870290A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 伝送装置の障害監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870290A true JPH0870290A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16469186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6203146A Pending JPH0870290A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 伝送装置の障害監視装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5701293A (ja) |
JP (1) | JPH0870290A (ja) |
GB (1) | GB2292872B (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
US8427299B2 (en) | 2008-12-16 | 2013-04-23 | Nec Corporation | Alarm processing circuit and alarm processing method |
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---|---|---|---|---|
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JP3775859B2 (ja) * | 1996-07-05 | 2006-05-17 | 富士通株式会社 | 非同期(pdh)サブネットワークを含む同期(sdh)ネットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置 |
ITTO980323A1 (it) | 1998-04-15 | 1999-10-15 | Alsthom Cge Alcatel | Metodo e circuito per la rivelazione di disuguaglianze nei pacchetti d i identificazione di traccia in trame sdh. |
US6278535B1 (en) | 1998-05-06 | 2001-08-21 | Ciena Corporation | SONET Jo byte message monitoring system |
US6591377B1 (en) * | 1999-11-24 | 2003-07-08 | Unisys Corporation | Method for comparing system states at different points in time |
US7006508B2 (en) * | 2000-04-07 | 2006-02-28 | Motorola, Inc. | Communication network with a collection gateway and method for providing surveillance services |
US6810016B1 (en) * | 2000-05-05 | 2004-10-26 | Cisco Technology, Inc. | Trunking alarm aggregation method and apparatus |
KR100578219B1 (ko) * | 2004-12-30 | 2006-05-12 | 주식회사 하이닉스반도체 | 온-칩 데이터 전송 제어장치 및 그 제어방법 |
FI20050625A0 (fi) | 2005-06-13 | 2005-06-13 | Nokia Corp | Binääriluokkaan perustuva valvonta |
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DE69015967T3 (de) * | 1989-05-19 | 2000-07-27 | Concord Communications, Inc. | Passiver netzwerkmonitor und entsprechendes überwachungsverfahren. |
JPH0720165B2 (ja) * | 1989-07-26 | 1995-03-06 | 株式会社東芝 | 通信装置 |
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-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203146A patent/JPH0870290A/ja active Pending
-
1995
- 1995-08-29 GB GB9517586A patent/GB2292872B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-08-29 US US08/520,744 patent/US5701293A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5701293A (en) | 1997-12-23 |
GB9517586D0 (en) | 1995-11-01 |
GB2292872A (en) | 1996-03-06 |
GB2292872B (en) | 1999-03-10 |
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