JP2578704B2 - リング伝送網のループバック方法およびリング伝送装置 - Google Patents

リング伝送網のループバック方法およびリング伝送装置

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JP2578704B2
JP2578704B2 JP4066419A JP6641992A JP2578704B2 JP 2578704 B2 JP2578704 B2 JP 2578704B2 JP 4066419 A JP4066419 A JP 4066419A JP 6641992 A JP6641992 A JP 6641992A JP 2578704 B2 JP2578704 B2 JP 2578704B2
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    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリング伝送網を用いた情
報伝送に利用する。特に、パケット、ATM(非同期転
送モード)、STM(同期転送モード)などの情報を伝
送するリング伝送路において、伝送故障をループバック
で障害復旧するループバック方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図31および図32は従来のリング伝送
網のループバック方法を説明する図である。ここでは、
4ノードを二重リング伝送路で接続したリング伝送網を
例に説明する。これらの図は、パケット、STM、AT
Mのいずれの技術も説明できる上位概念を表す。
【0003】このリング伝送網は左廻りの現用リング伝
送路111と右廻りの予備リング伝送路112とにより
二重化され、その伝送路上に4つのノード113、11
4、115、116が配置される。各ノードには、それ
ぞれの符号にiを加えて表されるノード入力端子、oで
表されるノード出力端子、Aで表されるノードのリング
伝送路への挿入部(図面においては白丸で表されてい
る)、Dで表されるリング伝送路の分岐部(図面におい
ては黒丸で表されている)を備えている。
【0004】次に、この構成の二重リング伝送網でノー
ド115とノード116との間に伝送路故障150が発
生した場合のループバックによる復旧動作を説明する。
【0005】故障が発生すると、リング上にあるノード
113(通常、このノードは、リング管理ノードまたは
モニタノードと呼ばれる)は、伝送路故障を調べて、故
障個所の両端であるノード115、116を捜す。次い
で、故障端である二つのノード115、116の間の故
障に面した伝送路側で図32に示すようにループバック
を行って復旧する。
【0006】このループバック復旧方法の場合、伝送路
111、112の故障端を捜す操作が複雑となる結果、
ループバック動作が遅くなる欠点があった。すなわちリ
ング管理ノード(この例ではノード113)を起点に一
つずつループバックノードを遠くへもっていき、ループ
バックされた信号が来なかったノードから一つ手前に戻
したノードをループバックする。
【0007】この故障端を探す走査の手順を説明する。
【0008】ノード113は、左廻り現用リング伝送路
111上のノード113からの出力を右廻りの予備リン
グ伝送路112の入力に接続する。これでノード113
はループバックノードになる。そして、正常に予備リン
グ伝送路112から信号を受信できると、ループバック
を解除する。次に、ループバックノードを延ばすため
に、ノード113はノード114へループバック指令を
出す。ループバック指令を受け取ったノード114は左
廻り現用リング伝送路111のノード114の出力を右
廻りの予備リング伝送路112の入力に接続する。これ
により、ノード113から出た信号は、左廻り現用リン
グ伝送路111を通ってループバックノードであるノー
ド114で折り返され、右廻りの予備リング伝送路11
2に入り、ノード113に正常に戻ってくる。ノード1
13は、正常に予備リング伝送路112から信号を受信
できると、ノード114のループバック指令を解除す
る。ループバックノードを順次リング管理ノードから遠
くのノードに設定して同様の動作を行い、ノード115
から正常に受信できたときには、ノード116をループ
バックノードにする。しかし、伝送路故障150が間に
入っているので、予備リング伝送路112からは正常に
信号を受信できない。この原因には、ノード116がル
ープバック指令を受け取れない場合と、ノード116は
ループバックしたが伝送路故障150のため正常な信号
が戻ってこない場合がある。いずれにしろ正常な信号が
戻ってこないので、ノード116にループバック解除指
令を出し、1ノード手前のノード115に戻ってループ
バック指令を出してノード115をループバックノード
とする。
【0009】次に、逆方向に同様のループバック動作
(ただし、ノード113からの信号出力側の伝送路を予
備リング伝送路112とし、受信側の伝送路を現用リン
グ伝送路111とする)を繰り返す。まず、隣のノード
であるノート116がループバックノードとなるが、ノ
ード115ではループバックできないので、結果とし
て、ノード116が右廻りの予備リング伝送路112を
左廻り現用リング伝送路111の入力に接続し、そのノ
ード116がループバックノードとなる。これにより、
図32に示されるように、伝送路故障150で切断され
たノード115とノード116との間の左廻り現用リン
グ伝送路111が、二つのループバックノード115、
116によって右廻りの予備リング伝送路112に接続
されて復旧される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
このループバック動作は複雑で多くの手順を含み、復旧
に時間がかかっていた。
【0011】本発明は上述の問題を解消するもので、ル
ープバック復旧時の動作が簡単になり、時間もかからな
い二重リング伝送路でのループバック方式を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、二つのリング
伝送路の一方に現用パス、他方に予備パスを事前に設定
しておき、伝送路故障を検出したノードが独自にパスの
折り返しをすることでループバックを簡単かつ早急に行
う。
【0013】すなわち、本発明の第一の観点によると、
パス識別番号または周期フレームからのタイムスロット
位置により示されるパスに情報を伝送する伝送方向が互
いに異なる二つのリング伝送路で伝送情報をループバッ
クするリング伝送装置のループバック方法において、二
つのリング伝送路の一方に送信ノードと受信ノードとの
間の現用パスを設定し、その現用パスとは逆向きのリン
グ伝送路に、受信ノードまたはそれより現用パス側で一
つ上流のノードから受信ノードに至りその受信端が対応
する現用パスの受信端に多重される開いたリング状の予
備パスを設定し、伝送路に障害が発生したとき、その障
害を検出したノードにおいて、現用パスから対応する予
備パスへのループバックを行うことを特徴とする。
【0014】ここで開いたリング状の予備パスとは、リ
ング上にパスを設定し、そのパスには入力端と出力端と
があり、一旦出力された情報が再びそのパスの入力端に
入ることがないという意味である。
【0015】現用パスおよび予備パスは、各ノードのリ
ンクマップと呼ばれるテーブルに書き込むことにより設
定される。例えばATMの場合であれば、各ノードのテ
ーブルに、そのノードに入力されたセルのパス識別番号
に対してそのセルをどこに出力するかが書き込まれる。
設定されたパスで実際に通信が行われない限り通信容量
は不要であり、リング網内のすべての現用パスが同時に
ループバックすることを想定したパスの割り当てをする
必要はなく、STMに比べ伝送容量を効率的に使用する
ことができる。
【0016】現用パスは、二つのリング伝送路のあらか
じめ定められた一方だけに設定してもよく、二つのリン
グ伝送路のいずれか一方にパス毎に独立に設定してもよ
い。
【0017】ループバックは伝送路単位で行ってもよ
く、パス単位に行ってもよい。伝送路単位でループバッ
クする場合には、予備パスを示すパス識別番号またはタ
イムスロットとして、対応する現用パスと同一の番号ま
たは位置を割り当てることがよい。パス単位の場合に
は、同一の番号または位置を割り当ててもよく、別の番
号または位置を割り当ててもよい。
【0018】パス単位にループバックを行う場合に、現
用パスと予備パスとを区別することなくループバックし
てもよいが、現用パスと予備パスとを区別し、予備パス
は断、すなわち廃棄処理して現用パスのみをループバッ
クすることが望ましい。
【0019】また、障害が検出された伝送路側から入力
された予備パスは廃棄処理することが望ましい。
【0020】ループバックは故障伝送路の上流端のノー
ドのみで行ってもよく、故障伝送路の両側のノードで行
ってもよい。
【0021】本発明の第二の観点は上述の方法を利用す
る装置であり、伝送方向が互いに異なる二つのリング伝
送路と、この二つのリング伝送路上に配置された複数の
ノードとを備え、複数のノードにはそれぞれ、伝送情報
のパス識別番号または周期フレームからのタイムスロッ
ト位置により示されるパスにその伝送情報を接続する手
段を含むリング伝送装置において、二つのリング伝送路
は、その一方に送信ノードと受信ノードとの間の現用パ
スが設定され、その現用パスとは逆向きのリング伝送路
に、受信ノードまたはそれより現用パス側で一つ上流の
ノードから受信ノードに至りその受信端が現用パスの受
信端に多重される開いたリング状の予備パスが設定され
る構成であり、各ノードにはそれぞれ、伝送路の障害を
検出したとき、その伝送路に設定された現用パスの伝送
情報を対応する予備パスにループバックする手段が設け
られたことを特徴とする。
【0022】
【作用】現用パスとは逆向きのリングにその現用パスに
対応して予備パスを設定しておき、その予備パスは受信
側ノードで切断しておく。伝送路障害が発生すると、伝
送路障害を検出したノードは、現用パスから予備パスへ
信号を折り返す。折り返された伝送情報は、現用パスと
は逆向きのリングで受信側ノードに伝送される。受信ノ
ードは、この予備パスの受信側端から現用パスの受信側
端に受信出力を多重して出力する。
【0023】このように、管理ノードがループバック復
旧指令を行うことがなく、各ノードでループバック復旧
を行うことができ、障害検出とその対処としてのループ
バックが容易かつ早急にできる。
【0024】個々のパスを設定するには、 (1−1)一方のリング伝送路には現用パスのみ、他方
のリング伝送路には予備パスのみを設定する (1−2)現用パス毎に独立にいずれかのリング伝送路
に設定する のどちらかの方法を用いる。ループバック単位として
は、(2−1)伝送路単位 (2−2)パス単位ではあるが、現用パスと予備パスと
を区別しない (2−3)パス単位とし、現用パスはループバックする
が予備パスは廃棄する (2−4)パス単位とし、故障側からの予備パスは廃棄
する のいずれかとする。ループバック点としては、 (3−1)故障伝送路の上流端のみ (3−2)故障伝送路の両端 のどちらでもよい。これらの組み合わせとしては、 i. (1−1)、(2−1)または(2−2)、
(3−1) ii. (1−1)、(2−1)または(2−2)、
(3−2) iii. (1−1)、(2−3)または(2−4)、
(3−1) iv. (1−1)、(2−3)または(2−4)、
(3−2) v. (1−2)、(2−1) 、
(3−1) vi. (1−2)、(2−1) 、
(3−2) vii. (1−2)、(2−3)または(2−4)、
(3−1) viii.(1−2)、(2−3)または(2−4)、
(3−2) がある。ただし、vの組み合わせでは復旧不可能となる
ので実際には用いない。iの場合およびiiiの場合に
は、現用パスの設定されている伝送路のみをループバッ
クする。
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0026】図1および図2は本発明を実施したパス設
定の例を示す図であり、ノード数が6のリング伝送網に
おけるパス設定例を示す。図1はリング伝送路一周分の
予備パス設定例を示し、図2は予備パスを現用パス側で
一つ上流のノードから設定した例を示す。
【0027】このリング伝送網は、パス識別番号または
周期フレームからのタイムスロット位置により示される
パスに情報を伝送する伝送方向が互いに異なる二つのリ
ング伝送路31、32を備える。この二つのリング伝送
路31、32上には、複数(この例では6)のノード1
1〜16が配置される。
【0028】このリング伝送網において、ノード11を
送信ノードとし、ノード15を受信ノードとするとき、
二つのリング伝送路の一方、例えばリング伝送路31に
送信ノードと受信ノードとの間の現用パス21を設定す
る。また、その現用パス21とは逆向きのリング伝送路
32に、図1の場合には受信ノード15、図2の場合に
はそれより現用パス側で一つ上流のノード14を始点と
し、受信ノード15を終点とし、その受信端が現用パス
21の受信端に多重化部41により多重される開いたリ
ング状の予備パス22を設定する。このとき、予備パス
22を示すパス識別番号またはタイムスロット位置とし
て、対応する現用パス21と同一の番号または位置を割
り当てておく。
【0029】個々のパスを設定するには、一方のリング
伝送路には現用パスのみ、他方のリング伝送路には予備
パスのみを設定してもよく、現用パス毎に独立にいずれ
かのリング伝送路に設定してもよい。
【0030】このようなパス設定において、伝送路に障
害が発生したとき、その障害を検出したノードにおいて
現用パスから対応する予備パスへのループバックを行
う。このとき、受信側のノードでは、受信異常により伝
送路障害を検出できる。送信側のノードで伝送路障害を
検出してループバックを行う方法としては、以下の方法
がある。 (1)伝送路ループバックの場合 伝送路ループバックを行う場合は、受信異常を検出した
側のノードがループバックすると、相手側には信号が伝
送されずず、相手側でも受信異常となって障害を検出で
きる。したがって、故障に隣接する二つのノードがルー
プバックできる。 (2)伝送路のメンテナンス信号を利用する場合 ノード間(「セクション」という)のメンテナンス信号
について、1990年CCITT勧告G.709の2.
3.1節「セクション・メンテナンス・シグナルズ(Se
ction maintenance signals)」に規定されている。この
メンテナンス信号には相手側のノードの受信異常を自側
ノードへ折り返し伝送する信号が含まれており、FER
F(Far End Received Failure)として定義されてい
る。これを用いれば、送信側の伝送路断を相手側からの
FERFで検出できる。したがって、これらをトリガと
して故障に隣接する二つのノードがループバックでき
る。 (3)双方のリング伝送路に現用パスを割り当てている
場合 いずれか一方のリング伝送路の現用パスの受信異常を検
出して他方のリング伝送路の少なくとも現用パスをルー
プバックすると、相手側ではその他方のリング伝送路の
現用パスを受信できなくなる。これを検出すれば、少な
くとも現用パスをループバックすることができる。した
がって、隣接する二つのノードで少なくとも現用パスを
ループバックできる。
【0031】図3は6個のノード11ないし16を含む
ATM網におけるパス設定の具体例を示す。
【0032】ノード11〜16にはそれぞれリンクマッ
プが設けられ、入力伝送路または入力インタフェース毎
に、識別番号に対応する出力伝送路および出力パス(バ
ーチャル・パス)を記憶する。ここで、リンクマップの
うち外部からの入力に対応するものを「VPIテーブル
0」、伝送路「1」の入力に対応するものを「VPIテ
ーブル1」とする。
【0033】図3を参照して説明すると、識別番号
「1」をもつセルがノード11に入力されると、ノード
11ではVPIテーブル0を検索する。このとき伝送路
番号「1」およびパス識別番号「11」が読み出される
と、そのセルのパス識別番号を「11」に設定し、伝送
路「1」のパス識別番号「11」にラベル付けされたパ
スに送出する。伝送路「1」の次のノードであるノード
12では、パス識別番号「11」を用いてVPIテーブ
ル1を検索し、伝送路番号「1」およびパス識別番号
「12」が読み出されると、そのセルのパス識別番号を
「12」に設定し、伝送路「1」のラベル付けされたパ
ス「12」に送出する。同様のプロセスをノード13、
14でも行い、そのセルをノード15の入力伝送路
「1」に転送する。ノード15でVPIテーブル1から
伝送路番号「3」およびパス識別番号「2」が読み出さ
れると、そのセルのパス識別番号を「2」に設定し、外
部出力伝送路「3」のパス「2」に送出する。
【0034】図4はSTM網の場合の具体例を示す。
【0035】STM網では、周期フレームのタイムスロ
ット位置を用いてパスを識別し、リンクマップには、入
力フレームのタイムスロットに対応して出力伝送路およ
び出力タイムスロットが蓄えられる。伝送路番号「a」
およびスロット番号「b」が入力フレームのc番目のタ
イムスロットに対応して蓄えられているとすると、入力
フレームのc番目のタイムスロットで受信された情報
は、a番目の伝送路の出力フレームのb番目のタイムス
ロットで送出される。STMの場合は、リンクマップは
「VPIテーブル」の代わりに「アクセス・コントロー
ル・メモリ(ACM)」と呼ばれる。パス設定のプロセ
スはATMの場合と同等でる。
【0036】図5ないし図9はループバック単位による
ループバック方法の差異を示す図であり、図5、図6は
伝送路単位によるループバック、図7ないし図9はパス
単位によるループバックを示す。
【0037】伝送路単位によるループバック方法として
は、図5に示したように伝送路そのものを折り返して接
続することも可能であるが、図6に示したように、ノー
ド内の伝送路ループバックスイッチ51を用いることが
よい。
【0038】パス単位によるループバックは、ノード内
のパススイッチ52で行う。ノード13、14間で伝送
路障害が発生した場合のノード13の動作について説明
すると、図7に示す方法では、現用と予備とを区別せず
に、リング伝送路31上の現用パス31a、31bを同
一のパス識別番号またはタイムスロット位置により示さ
れるリング伝送路32上の予備パス32a、32bにル
ープバックし、リング伝送路31上の予備パス31c、
31dを同様にリング伝送路32上の現用パス32c、
32dにループバックする。図8に示す方法では、現用
パスと予備パスとを区別し、現用パス31a、31bの
みをループバックし、予備パス31c、31dについて
は廃棄する。図9に示す方法では、故障側からの予備パ
スを廃棄する。
【0039】図10および図11はループバック点を示
す図であり、図10は故障伝送路の上流端のみでループ
バックを行う例、図11は両端でループバックを行う例
を示す。上流端のみでループバックを行う場合には、障
害の発生していない伝送路、図10の例ではリング伝送
路32の現用パスはループバックしない。
【0040】図12ないし図16は、図1に示したパス
設定の状態で伝送路障害があった場合について、パス設
定、ループバック単位およびループバック点の組み合わ
せによる復旧例を示す。
【0041】図12に示す復旧例は、障害箇所の上流端
のみで伝送路単位または現用パスと予備パスとを区別せ
ずにループバックを行った場合、すなわち上述の組合せ
iの場合を示す。この方法は現用パスを一方のリング伝
送路のみに設定する場合に用いられ、例えばリング伝送
路31にノード13とノード14との間で障害があった
場合には、ノード13でリング伝送路31の現用パス2
1をリング伝送路32の予備パスに折り返す。
【0042】図13に示す復旧例は、上流端のみでパス
単位にループバックを行った場合、すなわち上述の組合
せiiiまたはviiの場合を示す。この場合には、現
用パスと予備パスとを区別し、現用パスのみをループバ
ックする。故障側からの予備パスについては廃棄するこ
とが望ましい。
【0043】図14に示す復旧例は、障害箇所の両端で
伝送路単位または現用パスと予備パスとを区別せずにル
ープバックを行った場合、すなわち上述の組合せiiま
たはviの場合を示す。ノード12、13間で障害があ
った場合には、ノード12、13がそれぞれループバッ
クを行う。
【0044】図15および図16にそれぞれ示す復旧例
は、障害箇所の両端でパス単位にループバックを行った
場合、すなわち上述の組合せivまたはviiiの場合
を示す。図15はノード12、13間の故障箇所に向か
う予備パス22をそのパスについての上流側のノード1
3で廃棄する例を示し、図16は、故障側からの予備パ
スをノード12で廃棄する例を示す。
【0045】図17は、図15または図16に示したパ
ス設定、特に図15に示したパス設定をATM網で実施
する場合の具体例を示し、図18はSTM網で実施する
場合の具体例を示す。これらの例における各リンクマッ
プには、個々のセルまたは個々のタイムスロットに対応
して、正常時用の一つの出力伝送路および一つの出力パ
スと、ループバック用に他の出力伝送路およびパスとが
蓄えられる。リンクマップに出力伝送路も出力パスも書
き込まれていない場合には、対応するパスは断となる。
【0046】宛先のノード15では、現用パスからの情
報と予備パスからの情報と論理加算する。STMの場合
には、二つのパスで別個にタイムスロットが割り当てら
れるので、それらが一致している可能性は少ない。そこ
で各ノードには、フレーム位置を一致させるためのフレ
ームアライナ回路と、それを論理加算するOR回路とが
設けられる。
【0047】図19および図21は多重故障時の復旧例
を示す。図1に示したパス設定の状態でノード12、1
3間とノード14、15間に伝送路障害が発生すると、
伝送路単位または現用パスと予備パスとを区別しないル
ープバックでは、図19に示すように、ノード13→左
回りのリング伝送路31→ノード14→右回りのリング
伝送路32→ノード13の経路でリングパスが発生する
可能性がある。これを避けるには、ノード11〜15の
それぞれが現用パスと予備パスとを区別できるようにし
ておき、図21に示すように、伝送路障害を検出したノ
ード13で予備パスを廃棄すればよい。
【0048】図20および図22は図19、図21に示
した例をATMで行う場合の具体例を示す。
【0049】具体的なパス設定およびループバックの手
順を以下に詳しく説明する。
【0050】図23は4ノードを二重伝送路で接続して
配置したリング伝送網の構成を示す。ここでは、ループ
バックを伝送路単位で行う場合を例に説明する。
【0051】このリング伝送網は左廻りのリング伝送路
101および右廻りのリング伝送路102を備え、その
伝送路上にノード103〜106が配置される。各ノー
ドはそれぞれノード番号に付加された添字iとしてノー
ド入力端子、oとしてノード出力端子、A・Dとしてリ
ング伝送路へ挿入またはリング伝送路から分岐を行う挿
入分岐部、Dとしてリング伝送路の分岐部、Mとして現
用パスと予備パスを結合する多重部とを備えている。 (1) 二重リング伝送路への上り現用パス、下り現用
パス設定例 図23においてノード103とノード104との間のパ
ケットまたはセル(パケット通信では情報単位をパケッ
トと呼び、ATMではセルと呼ぶ。本発明はいずれの場
合にも適用できる)の通信は、現用パスとして、ノード
103の入力端子103i→挿入分岐部103A・D→
左廻りリング伝送路101→分岐部104D→多重部1
04M→ノード104の出力端子104oの方向(以下
「下り」という)と、ノード104の入力端子104i
→挿入分岐部104A・D→右廻りリング伝送路102
→分岐部103D→多重部103M→ノード103の出
力端子103oへの方向(以下「上り」という)とがあ
る。
【0052】この状態を図24、図25によって説明す
る。図23の下り方向の現用パス設定(太線)と予備パ
ス設定(太い破線)を図24に示す。また図23の上り
方向の現用パス設定(太線)と予備パス設定(太い破
線)を図25に示す。この図24と図25で使用する符
号は図23と同じである。説明に必要なノード103、
104は図示しているが、ノード105、ノード106
は省略している。101aは左廻りリング伝送路101
の現用パス割当て部分で、101rはその残りの部分で
ありパス設定はされていない。102bは右廻りリング
伝送路102の現用パス割当て部分で、102rはその
残りの部分でありパスの設定はなく、101bは左廻り
リング伝送路101の予備パス割当て部分である。この
パスの割当ての各ノード103、104、105、10
6での設定は、伝送経路を示すパス識別番号を持つパケ
ットまたはセルがノード103、104、105、10
6に入力された場合にどこに出力(リング伝送路、ノー
ド出力端子等)するかを指示するテーブル(リングマッ
プ)に書込むことで行われる。 (2) 下りの現用パス、予備パス設定例 図24において、ノード103とノード104との間の
下り方向パスは次のようになる。現用パス設定は図23
の説明と同じ(ノード103の入力端子103i→挿入
分岐部103A・D→左廻りリング伝送路101→分岐
部104D→多重部104M→ノード104の出力端子
104o)であるので省略する。図24において、予備
パスは右廻りリング伝送路102に設定する。ノード1
04では、そのリングパスを挿入分岐部104A・Dで
切り(図に×印で表す)、多重部104Mで現用パスと
パケットまたはセル多重してノード出力端子104oに
出力する。
【0053】この予備パスであるリングパスを切る理由
を次に説明する。リングパスを形成しておくと、何かの
原因(伝送路誤り、ノード処理誤り等)でリングパスの
伝送経路を示すパス識別番号を有するパケットまたはセ
ルが発生するとそれが永久にリングパスを巡回する。そ
の結果、誤り発生とともに巡回パケットまたはセルが増
加して伝送路の使用できる部分を圧迫することになる。
これを避けるためにリングパスを切っている。
【0054】また、下り方向の伝送経路を示すパス識別
番号としては現用パス、予備パスとも同じ番号を割り当
てる。これによって、現用パスが設定されたリング伝送
路101と予備パスが設定されたリング伝送路102が
ループバックにより1本の伝送路になった場合、バス識
別番号の変換なしで予備パスへの接続が可能になる。 (3) 上りの現用パス、予備パス設定例 同様に、図25においてノード103とノード104と
の間の上り方向パスは次のようになる。現用パス設定
は、図23の説明と同じ(ノード104の入力端子10
4i→挿入分岐部104A・D→右廻りリング伝送路1
02→分岐部103D→多重部103M→ノード103
の出力端子103o)であるので省略する。図25にお
いて、予備パスは左廻りリング伝送路101に設定す
る。ノード103では、そのリングパスを挿入分岐部1
03A・Dで切り(図25において×印で表す。)、多
重部103Mで現用パスとパケットまたはセルを多重し
てノード出力端子103oに出力する。また、上り方向
の伝送経路を示すパス識別番号としては、現用パス、予
備パスとも同じ番号とし、そのパス識別番号は下り方向
の伝送経路を示すパス識別番号と重複しないように割り
当てる。これは、伝送路折り返し時には上り下り伝送路
が直接接続されることになり、上りパスと下りパスとの
間の結合を避けるためには必須である。
【0055】次にループバック動作を説明する。 (4) 現用パス故障時のループバック動作例(下り方
向パス復旧) 図26を参照して下り方向のループバックによる復旧手
順を示す。この図26は、図25に示したパス設定状態
においてノード103とノード104との間のリング伝
送路101、102に伝送路断が発生し、ループバック
点110の両側で伝送路折り返しを行った状態を示す。
この伝送路折り返し(ループバック)は伝送路からの受
信信号断(受信信号レベル低下、受信タイミング信号送
出等)で逆方向リング伝送路に切り換える(対向する二
重リング間を接続する)ことである。このため、一方の
伝送路が正常であっても他方のリング伝送路に切り換え
るので、他方のリング伝送路も伝送路断になり、その結
果、正常側のリングの受信側も受信信号断となり、同様
に伝送路を折り返すことになる。ここで伝送路断の両側
で伝送路折り返し(ループバック点110)ができる。
そして、図24を参照して説明したように、左廻リング
伝送路101の現用パスと右廻りリング伝送路102の
予備パスとに同じ番号を割り当てていることにより、伝
送経路を示すパス識別番号の変更なしで予備パスに接続
することができる。
【0056】その結果、折り返し後のループバックパス
は、ノード103の入力端子103i→挿入分岐部10
3A・D→左廻りリング伝送路101の現用パス割当て
部分101a→伝送路断によるループバック点110→
右廻りリング伝送路102の予備パス割当て部分102
b→挿入分岐部104A・D→多重部104M→ノード
104の出力端子104oとなり、予備パス部分を用い
てパスの復旧ができる。なお、ループバックの結果発生
する残留パス(挿入分岐部104A・Dで切った点
(×)→伝送路断によるループバック点110→分岐部
104D→多重部104M)にはこの部分へに入力する
パスがないので復旧パスには悪影響はない。 (5) 現用パス故障時のループバック動作例(上り方
向パス復旧) 図27を用いて下り方向のループバックによる復旧手順
を示す。、この図は、図24に示したパス設定状態にお
いてノード103とノード104との間のリング伝送路
101、102に伝送路断が発生し、ループバック点1
10の両側で伝送路折り返しを行った状態を示す。この
伝送路折り返しの説明は「下り方向パス復旧」での説明
でリング伝送路101をリング伝送路102に、リング
伝送路102をリング伝送路101に、ノード103を
ノード104に、ノード104をノード103に、右を
左に、左を右に置き換えるのと同じなのでその説明は省
略する。
【0057】以上説明したように、ループバック動作に
おいて特にノード間に制御信号の通信なしでパス復旧が
可能であるため、高速でループバック復旧ができる。
【0058】次に予備パス故障時の動作例を説明する。 (6)予備パス故障時の動作(下り方向パス動作) 図28に下り方向の右廻りリング伝送路102の予備パ
スに伝送路故障が発生した例を示す。この図28は、図
24に示したパス設定状態においてノード103とノー
ド104との間のリング伝送路101、102に伝送路
断が発生し、ループバック点120の両側で伝送路折り
返しを行った状態を示す。現用パス(ノード103の入
力端子103i→挿入分岐部103A・D→左廻りリン
グ伝送路101→分岐部104D→多重部104M→ノ
ード104の出力端子104o)には影響がなく、パス
を確保できる。伝送路断によるループバック点120の
両側で伝送路折り返しを行うと、右廻りリング伝送路1
02の予備パスは、左廻りリング伝送路101の現用パ
ス割当てした残りの部分101rに接続される。しか
し、この残りの部分101rには現用伝送経路を示すパ
ス識別番号の設定をしていないため、現用パスとの接続
は行われない。これにより、予備パスに伝送路故障が発
生しても現用パスには悪影響はない。 (7)予備パス故障時の動作(上り方向パス動作) 図29に上り方向の左廻りリング伝送路101の予備パ
スに伝送路故障が発生した例を示す。この図29は、図
24に示したパス設定状態においてノード103とノー
ド104との間のリング伝送路101、102に伝送路
断が発生し、ループバック点120の両側で伝送路折り
返しを行った状態を示す。この場合の動作は上述の
(6)下り方向パス動作の説明におけるリング伝送路1
01をリング伝送路102に、リング伝送路102をリ
ング伝送路101に、ノード103をノード104に、
ノード104をノード103に、右を左に、左を右に置
き換えると同じなので省略する。
【0059】以上説明した説明はノード103、ノード
104についてであったが、ノード105、ノード10
6にも同様であり、多ノードリングについても同様に適
用できる。またリング上での伝送経路を示すパス識別番
号の重複がないようにパスを割り当てれば任意のループ
バック復旧が可能なパス設定ができる。 (8)多重伝送路故障時のループバック動作 これは、図26に示した状態と図28に示した状態、も
しくは図27に示した状態と図29に示した状態が同時
に発生した場合(伝送路断によるループバック点110
と伝送路断によるループバック点120)に対応する。
この場合には、現用パス、予備パスが共に切断されるの
でループバック復旧は不可能である。その場合、異常パ
スの発生が問題になる。しかし、下り方向パスについて
は、左廻りリング伝送路101の現用パス割当てした残
りの部分101rに現用伝送経路を示すパス識別番号の
設定をしていないので、現用パスとの接続は行われな
い。さらに上り方向パスについては、右廻りリング伝送
路102の現用パス割当てした残りの部分102rに対
しても現用伝送経路を示すパス識別番号の設定をしてい
ないので、現用パスとの接続が行われないことにより、
不要なパス接続は発生しない。
【0060】このパス設定を利用して、ループバック点
120で折り返して、パスを設定していない伝送路端1
30、140に送られてきたパケットまたはセルが到着
すると、それはパスが設定されていないので消去される
が、そのパケットまたはセルの伝送経路を示すパス識別
番号を調べることにより、切断されたパスが判明でき
る。
【0061】なお、この説明で、ノード103、105
では左廻りリング伝送路101に挿入分岐部、右廻りリ
ング伝送路102に分岐部、ノード104、106では
その逆であったが、この挿入分岐部と分岐部を入れ換え
ても同様に現用パスと予備パスは設定できる。また一つ
のノードにノード103とノード104の構成を合わせ
持っても同様のパス設定は可能である。
【0062】ただし、この例では、現用伝送路のみに現
用パスを設定しているため、最短経路設定ができず、隣
接ノード間においても最長経路を設定する場合があり、
遅延時間を考慮したパス設定はできない。そこで、最短
経路での設定を可能とするには、どちらのリング伝送路
にも現用パスおよび予備パスをパス毎に独立に設定すれ
ばよい。そのためには、各ノードで伝送路とパス識別番
号とから現用パスと予備パスとを識別し、現用パスから
予備パスについてはループバックし、予備パスから現用
パスへのループバックは行わないようにする。このよう
な例について、図30を参照して説明する。
【0063】この例において、リング伝送路は左廻りリ
ング伝送路131と右廻りリング伝送路132とにより
二重化され、その伝送路上にノード133〜136が配
置される。ノード133には、入力端子133iと、出
力端子133oと、リング伝送路への情報の送出および
伝送路からの情報の分岐を行う挿入分岐部133A・D
と、リング伝送路から情報を受け取るための分岐部13
3Dと、現用パスと予備パスとを結合する多重部133
Mとを備える。ノード134、135、136も同様に
それぞれ、入力端子134i、135i、136i、出
力端子134o、135o、136o、挿入分岐部13
4A・D、135A・D、136A・D、分岐部134
D、135D、136D、および多重部134M、13
5M、136Mを備える。ノード133〜136のそれ
ぞれのリンクマップテーブルには現用パスか予備パスか
を識別する識別子を設けておき、予備パスであればルー
プバックを行わないことにしておく。
【0064】この構成において、ノード136を送信ノ
ード、ノード135を受信ノードとし、左廻り伝送路1
31に現用パスを設定し、右廻り伝送路132に予備パ
スを設定したとする。この場合に、ノード134とノー
ド135との間に加えてノード133、136間にも伝
送路障害が発生したとする。この場合、パス識別番号が
同一のものをループバックするだけでは、ノード133
→ノード134→ループバック点130→ノード134
→ノード133→ループバック点140→ノード133
の閉じたリングパスが発生してしまう。そこで、ノード
134、133でそれぞれ現用パスと予備パスとを識別
し、現用パスから予備パスへのループバック接続は行
い、予備パスから現用パスへの接続は禁止する。これに
より、この場合の経路は、ノード133→ノード134
→ループバック点130→ノード134→ノード133
→パスが設定されていない伝送路端となり、閉じたリン
グパスは生じない。したがって、パケットまたはセルの
周回は生じない。また、左廻りリング伝送路131の残
りの部分131rにはパスが設定されていないので、こ
の部分で二箇所以上のループバック点が発生しても、閉
じたリングパスは発生しない。
【0065】以上の具体例の説明では、パケットまたは
セルを用いたループバック法で説明したが、周期フレー
ム構成を用いた同期伝送(STM)においても、周期フ
レーム信号からの位置を伝送経路を示すパス識別番号に
用いればよい。その場合には、多重部を周期フレーム多
重でその多重は周期フレーム内の伝送情報を論理OR接
続とし、予備パスの挿入分岐部で切断した送信端側の周
期フレーム内の伝送情報を全て論理「0」とすると、上
述したループバックが適用できる。また、網トポロジー
としてリングを示したが、メッシュ網においてもそれを
連接したリングに分解できる部分には本発明を同様に実
施できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のループバ
ック方式では、伝送路断の発生後、ループバックにかか
わるノード間の制御なしでループバック復旧が実現でき
るところに最大の利点がある。これにより、高速のルー
プバック復旧ができる。これは、複雑な手順がないた
め、高速の復旧が容易に実現できることも意味する。こ
のため、各ノードの伝送路終端には、伝送路故障を検出
するとループバックする機能と事前に予備リングパスを
設定しておくという簡単な措置で対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したパス設定の例を示す図であ
り、リング伝送路一周分の予備パス設定例を示す図。
【図2】本発明を実施したパス設定の例を示す図であ
り、予備パスを現用パス側で一つ上流のノードから設定
した例を示す図。
【図3】ATM網におけるパス設定の具体例を示す図。
【図4】STM網におけるパス設定の具体例を示す図。
【図5】伝送路折り返しによる伝送路単位のループバッ
クを示す図。
【図6】伝送路ループバックスイッチによる伝送路単位
のループバックを示す図。
【図7】現用パスと予備パスとを区別しないパス単位の
ループバックを示す図。
【図8】予備パスを廃棄するパス単位のループバックを
示す図。
【図9】故障側からの予備パスを廃棄するパス単位のル
ープバックを示す図。
【図10】故障伝送路の上流端のみでループバックを行
う例を示す図。
【図11】故障伝送路の両端でループバックを行う例を
示す図。
【図12】障害箇所の上流端のみで伝送路単位または現
用パスと予備パスとを区別せずにループバックを行った
復旧例を示す図。
【図13】上流端のみでパス単位にループバックを行っ
た復旧例を示す図。
【図14】障害箇所の両端で伝送路単位または現用パス
と予備パスとを区別せずにループバックを行った復旧例
を示す図。
【図15】障害箇所の両端でパス単位にループバックを
行い、故障箇所に向かう予備パスを廃棄する復旧例を示
す図。
【図16】障害箇所の両端でパス単位にループバックを
行い、故障側からの予備パスを廃棄する復旧例を示す
図。
【図17】ATM網で実施する場合の具体例を示す図。
【図18】STM網で実施する場合の具体例を示す図。
【図19】多重故障時の復旧例であり、リングパスの発
生を示す図。
【図20】ATM網での復旧例を示す図。
【図21】多重故障時の復旧例であり、リングパスの発
生を防止した例を示す図。
【図22】ATM網での復旧例を示す図。
【図23】具体的なパス設定およびループバックの手順
を示す図であり、ループバックを伝送路単位で行う場合
の例を示す図。
【図24】下り方向の現用パス設定と予備パス設定を示
す図。
【図25】上り方向の現用パス設定と予備パス設定を示
す図。
【図26】下り方向のループバック復旧を示す図。
【図27】上り方向のループバック復旧を示す図。
【図28】下り方向の右廻りリング伝送路の予備パスに
伝送路故障が発生した例を示す図。
【図29】上り方向の左廻りリング伝送路の予備パスに
伝送路故障が発生した例を示す図。
【図30】予備パスから現用パスへのループバックは行
わない場合の多重故障の復旧例を示す図。
【図31】従来のリング伝送網の構成を示す図。
【図32】従来のリング伝送網のループバック復旧を示
す図。
【符号の説明】
11〜16、103〜106、113〜116、133
〜136 ノード 21 現用パス 22 予備パス 31、32、101、102、111、112、13
1、132 リング伝送路 41 多重化部 51 伝送路ループバックスイッチ 52 パススイッチ 110、120 伝送路断によるループバック点 130、140 伝送路端 150 伝送路故障 i 入力端子 o 出力端子 A 挿入部 D 分岐部 A・D 挿入分岐部 M 多重部

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パス識別番号または周期フレームからの
    タイムスロット位置により示されるパスに情報を伝送す
    る伝送方向が互いに異なる二つのリング伝送路で伝送情
    報をループバックするリング伝送網のループバック方法
    において、 前記二つのリング伝送路の一方にその伝送路上の送信ノ
    ードと受信ノードとの間の現用パスを設定し、 その現用パスとは逆向きのリング伝送路に、前記受信ノ
    ードまたはそれより現用パス側で一つ上流のノードから
    前記受信ノードに至りその受信端が前記現用パスの受信
    端に多重される開いたリング状の予備パスを設定し、 伝送路に障害が発生したとき、その障害を検出したノー
    ドにおいて、現用パスから対応する予備パスへのループ
    バックを行うことを特徴とするリング伝送網のループバ
    ック方法。
  2. 【請求項2】 現用パスは二つのリング伝送路のあらか
    じめ定められた一方に設定する請求項1記載のリング伝
    送網のループバック方法。
  3. 【請求項3】 現用パスは二つのリング伝送路のいずれ
    か一方にパス毎に独立に設定する請求項1記載のリング
    伝送網のループバック方法。
  4. 【請求項4】 予備パスを示すパス識別番号またはタイ
    ムスロットとして対応する現用パスと同一の番号または
    位置を割り当て、ループバックは伝送路単位で行う請求
    項2または3記載のリング伝送網のループバック方法。
  5. 【請求項5】 ループバックはパス単位に行う請求項2
    または3記載のリング伝送網のループバック方法。
  6. 【請求項6】 現用パスをループバックし、予備パスは
    廃棄処理する請求項5記載のリング伝送網のループバッ
    ク方法。
  7. 【請求項7】 障害が検出された伝送路側から入力され
    た予備パスは廃棄処理する請求項5記載のリング伝送網
    のループバック方法。
  8. 【請求項8】 ループバックは故障伝送路の上流端のノ
    ードで行う請求項1記載のリング伝送網のループバック
    方法。
  9. 【請求項9】 ループバックは故障伝送路の両側のノー
    ドで行う請求項1記載のリング伝送網のループバック方
    法。
  10. 【請求項10】 伝送方向が互いに異なる二つのリング
    伝送路と、 この二つのリング伝送路上に配置された複数のノードと
    を備え、 前記複数のノードにはそれぞれ、伝送情報のパス識別番
    号または周期フレームからのタイムスロット位置により
    示されるパスにその伝送情報を接続する手段を含むリン
    グ伝送装置において、 前記二つのリング伝送路は、その一方に送信ノードと受
    信ノードとの間の現用パスが設定され、その現用パスと
    は逆向きのリング伝送路に、前記受信ノードまたはそれ
    より現用パス側で一つ上流のノードから前記受信ノード
    に至りその受信端が前記現用パスの受信端に多重される
    開いたリング状の予備パスが設定される構成であり、 前記複数のノードにはそれぞれ、伝送路の障害を検出し
    たときにその伝送路に設定された現用パスの伝送情報を
    対応する予備パスにループバックする手段が設けられた
    ことを特徴とするリング伝送装置。
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