JPS5816965B2 - セツサクコウグ - Google Patents
セツサクコウグInfo
- Publication number
- JPS5816965B2 JPS5816965B2 JP48142237A JP14223773A JPS5816965B2 JP S5816965 B2 JPS5816965 B2 JP S5816965B2 JP 48142237 A JP48142237 A JP 48142237A JP 14223773 A JP14223773 A JP 14223773A JP S5816965 B2 JPS5816965 B2 JP S5816965B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- tip
- clamp piece
- cutting blade
- tool body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、工具本体に設けた基側面と基底面とを有す
る凹部に切刃チップを収容して、これを交換可能に前記
本体に締結する切削工具に関するものである。
る凹部に切刃チップを収容して、これを交換可能に前記
本体に締結する切削工具に関するものである。
従来、前記のような切削工具として、第１図に例示する
ように、工具本体２１の凹部に形成した基側面２１ａ、
２１ｂと基底面２１ｃとを基準面として、シム２２を介
して切刃チップ２３を前記凹部に収容し、別に工具本体
２１に締付ねじ２４で締付けられたクランプ駒２５によ
り、チップブレーカ板２６を介して切刃チップ２３を押
圧し、このチップ２３を本体２１に締結するものが知ら
れている。
ように、工具本体２１の凹部に形成した基側面２１ａ、
２１ｂと基底面２１ｃとを基準面として、シム２２を介
して切刃チップ２３を前記凹部に収容し、別に工具本体
２１に締付ねじ２４で締付けられたクランプ駒２５によ
り、チップブレーカ板２６を介して切刃チップ２３を押
圧し、このチップ２３を本体２１に締結するものが知ら
れている。
しかし、この切削工具は切刃チップの交換時に、レンチ
などの工具を用いて締付ねじ２４を緩めたり締付けたり
する必要があるため、交換作業に多大の労力を要し、し
かもチップ交換が迅速にできない欠点があった。
などの工具を用いて締付ねじ２４を緩めたり締付けたり
する必要があるため、交換作業に多大の労力を要し、し
かもチップ交換が迅速にできない欠点があった。
この発明は、切削抵抗力を利用して切刃チップを工具本
体に締結することにより、前述した従来のものの欠点を
解消して、切刃チップの交換作業を容易かつ迅速に行え
るようにし、併せて切刃チップ交換時に人体に与える障
害を取除けるようにした切削工具の提供を目的とするも
のである。
体に締結することにより、前述した従来のものの欠点を
解消して、切刃チップの交換作業を容易かつ迅速に行え
るようにし、併せて切刃チップ交換時に人体に与える障
害を取除けるようにした切削工具の提供を目的とするも
のである。
以下この発明の実施例を図面に基いて説明する。
第２図、第３図に示すように、工具本体１の先端上部に
は、基側面１ａ、Ｉｂと基底面１ｃとを有する切欠凹部
２が形成され、前記基側面１ ａ、 ｌｂと基底面１ｃ
とを基準面としてシム３がピン４で凹部２の前部に締付
固定され、前記シム３上に切刃チップ５が支持されてい
る。
は、基側面１ａ、Ｉｂと基底面１ｃとを有する切欠凹部
２が形成され、前記基側面１ ａ、 ｌｂと基底面１ｃ
とを基準面としてシム３がピン４で凹部２の前部に締付
固定され、前記シム３上に切刃チップ５が支持されてい
る。
前記凹部２の切刃チップ５の後面と対向する上部壁面に
は上方が前方に突出する傾斜面６が形成され、この傾斜
面６にクランプ駒７の傾斜面８が摺動可能に支持されて
いる。
は上方が前方に突出する傾斜面６が形成され、この傾斜
面６にクランプ駒７の傾斜面８が摺動可能に支持されて
いる。
このクランプ駒７の前部下面には切欠９が形成され、こ
の切欠９の上壁９ａには切刃チップ５の上面５ａの後部
が、また切欠９の上壁９ａと直交する端壁９ｂには切刃
チップ５の後面５ｂがそれぞれ支持されている。
の切欠９の上壁９ａには切刃チップ５の上面５ａの後部
が、また切欠９の上壁９ａと直交する端壁９ｂには切刃
チップ５の後面５ｂがそれぞれ支持されている。
更に工具本体１に摺動自在に嵌挿された連結ボルト１０
をクランプ駒７にねじ込み、このボルト１０の頭部１０
ａと本体１との間に介在されたコイルばね１１により、
クランプ駒７を傾斜面６．８に沿って下方に引張ｐ、工
具本体１の持運びなどの際に切刃チップ５が脱落しない
ように予圧を与えている。
をクランプ駒７にねじ込み、このボルト１０の頭部１０
ａと本体１との間に介在されたコイルばね１１により、
クランプ駒７を傾斜面６．８に沿って下方に引張ｐ、工
具本体１の持運びなどの際に切刃チップ５が脱落しない
ように予圧を与えている。
次に以上のように構成された切削工具の作用について説
明する。
明する。
第４図に示すように切刃チップ５で被切削材１２を切削
する場合に、切削抵抗の主成分Ｆｔと送り分力Ｆｃとが
切刃チップ５に対して下方および後方に作用し、送り分
力Ｆｃによりクランプ駒７を介して、切刃本体１の傾斜
面６に沿う分力Ｆｃ１が斜下方に働く。
する場合に、切削抵抗の主成分Ｆｔと送り分力Ｆｃとが
切刃チップ５に対して下方および後方に作用し、送り分
力Ｆｃによりクランプ駒７を介して、切刃本体１の傾斜
面６に沿う分力Ｆｃ１が斜下方に働く。
また本体１の傾斜面６とクランプ駒７の傾斜面Ｂとの摩
擦抵抗μＦＣ２が送り分力Ｆｃの分力Ｆｃｌと反対方向
に作用し、この部分の主分力Ｆｔと平行な方向にＦｃ３
＝（Ｆｃｌ−μＦｃ２）Ｃｃｓ８（たソし８は主分力Ｆ
ｔと傾斜面６とがなす角）なる分力が働き−この分力Ｆ
ｃ３と同じ押圧力Ｆ ｃ ３’が切刃チップ５のすくい
面である上面５ａに作用し、切刃チップ５が工具本体１
に締結固定される。
擦抵抗μＦＣ２が送り分力Ｆｃの分力Ｆｃｌと反対方向
に作用し、この部分の主分力Ｆｔと平行な方向にＦｃ３
＝（Ｆｃｌ−μＦｃ２）Ｃｃｓ８（たソし８は主分力Ｆ
ｔと傾斜面６とがなす角）なる分力が働き−この分力Ｆ
ｃ３と同じ押圧力Ｆ ｃ ３’が切刃チップ５のすくい
面である上面５ａに作用し、切刃チップ５が工具本体１
に締結固定される。
また切刃チップ５を交換するには切削体７５＝７１７Ｄ
わっていない場合にはクランプ駒７はコイルばね１１の
ばね力でチップ５を押付げているだげであるから、前記
ばね力に抗してクランプ駒Ｉを上方に押しつつ容易にチ
ップを抜出しまたは挿込むことができる。
わっていない場合にはクランプ駒７はコイルばね１１の
ばね力でチップ５を押付げているだげであるから、前記
ばね力に抗してクランプ駒Ｉを上方に押しつつ容易にチ
ップを抜出しまたは挿込むことができる。
なお、この発明においてクランプ駒で直接切刃チップ上
面を支持する代りに、このチップ上面に配置した板を介
してチップを支持してもよく−またシムを用いることな
く切刃チップを直接凹部の基底面に支持するようにして
もよく、連結ボルトおよびばねも省略することもできる
。
面を支持する代りに、このチップ上面に配置した板を介
してチップを支持してもよく−またシムを用いることな
く切刃チップを直接凹部の基底面に支持するようにして
もよく、連結ボルトおよびばねも省略することもできる
。
以上説明したようにこの発明によれば、切刃チップの後
面と対向して上方が前方に突出する傾斜面を工具本体に
形成し、前記傾斜面に摺動可能に支持したクランプ駒で
前記チップの後面と上面後部とを支持することにより、
切刃チップに加わる切削抵抗力を利用して、締付ねじを
用いることなく、切刃チップを工具本体に締結固定する
ことができ、チップの交換をレンチのような工具を必要
とせず、迅速かつ容易に行なうことができ、とくに前述
した従来のものが人間の力で締付ねじを締めるため挙障
炎などの障害を人体に与える恐れがあったが、この発明
では人体に障害を与えることがなく、また従来のもので
は重切削時において作業中にレンチが切削中て入って見
失うことがあるが、この発明では切刃チップの交換にレ
ンチは不要であるからこれを探すためてチップ交換作業
に余分の時間がか＼ることもなくなるなどのすぐれた特
長を発揮できるのである。
面と対向して上方が前方に突出する傾斜面を工具本体に
形成し、前記傾斜面に摺動可能に支持したクランプ駒で
前記チップの後面と上面後部とを支持することにより、
切刃チップに加わる切削抵抗力を利用して、締付ねじを
用いることなく、切刃チップを工具本体に締結固定する
ことができ、チップの交換をレンチのような工具を必要
とせず、迅速かつ容易に行なうことができ、とくに前述
した従来のものが人間の力で締付ねじを締めるため挙障
炎などの障害を人体に与える恐れがあったが、この発明
では人体に障害を与えることがなく、また従来のもので
は重切削時において作業中にレンチが切削中て入って見
失うことがあるが、この発明では切刃チップの交換にレ
ンチは不要であるからこれを探すためてチップ交換作業
に余分の時間がか＼ることもなくなるなどのすぐれた特
長を発揮できるのである。
第１図は従来の切削工具の一例を示す斜視図、第２図は
この発明の一実施例を示す斜視図、第３図は同縦断正面
図、第４図は要部の作用説明用の断面図である。 １・・・・・・工具本体、１ａ、１ｂ・・・・・・基側
面、１ｃ・・・・・・基底面、２・・・・・・凹部、５
・・・・・・切刃チップ、６・・・・・・工具本体の傾
斜面、７・・・・・・クランプ駒、８・・・・・・クラ
ンプ１駒の傾斜面。
この発明の一実施例を示す斜視図、第３図は同縦断正面
図、第４図は要部の作用説明用の断面図である。 １・・・・・・工具本体、１ａ、１ｂ・・・・・・基側
面、１ｃ・・・・・・基底面、２・・・・・・凹部、５
・・・・・・切刃チップ、６・・・・・・工具本体の傾
斜面、７・・・・・・クランプ駒、８・・・・・・クラ
ンプ１駒の傾斜面。
Claims (1)
- １ 工具本体に基側面と基底面とを有する凹部を設け、
上方が前方に突出する傾斜面を前記凹部に収容する切刃
チップの後面と対向させて前記本体に形成し、前記傾斜
面に摺動可能にクランプ駒に切刃チップの後面および上
面後部を直接または前記チップ上に置かれた板を介して
支持され、さらに工具本体に摺動自在に嵌挿された連結
ボルトをクランプ駒にねじ込み、該ボルトの頭部と本体
との間に介在されたコイルばねにより、クランプ駒を傾
斜面に沿って下方に引張り、切刃チップを押圧する押圧
力により、この切刃チップを押圧して工具本体に締結す
るようにしたことを特徴とする切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48142237A JPS5816965B2 (ja) | 1973-12-17 | 1973-12-17 | セツサクコウグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP48142237A JPS5816965B2 (ja) | 1973-12-17 | 1973-12-17 | セツサクコウグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5091090A JPS5091090A (ja) | 1975-07-21 |
| JPS5816965B2 true JPS5816965B2 (ja) | 1983-04-04 |
Family
ID=15310606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP48142237A Expired JPS5816965B2 (ja) | 1973-12-17 | 1973-12-17 | セツサクコウグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5816965B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6017641B2 (ja) * | 1976-05-26 | 1985-05-04 | 三菱マテリアル株式会社 | スロ−アウエイチツプの固定装置 |
| JPS52144892A (en) * | 1976-05-28 | 1977-12-02 | Mitsubishi Metal Corp | Fixing device for throw-away tip |
| JPS5811449Y2 (ja) * | 1979-03-29 | 1983-03-04 | 川崎製鉄株式会社 | 切削工具類におけるチツプブレ−カの取付け装置 |
| JP5196951B2 (ja) * | 2007-10-30 | 2013-05-15 | 京セラ株式会社 | 切削工具及び切削方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3643309A (en) * | 1969-06-18 | 1972-02-22 | Feldmuehle Ag | Tool arrangement for a machine tool |
-
1973
- 1973-12-17 JP JP48142237A patent/JPS5816965B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3643309A (en) * | 1969-06-18 | 1972-02-22 | Feldmuehle Ag | Tool arrangement for a machine tool |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5091090A (ja) | 1975-07-21 |
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